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イランの映画、シンプルアクシデントを観ました。カンヌ国際映画祭の最高賞であるパルムドールを受賞した作品です。かつて、不当な理由で投獄されたワヒドは、そのときにであった残忍な看守と、ある事故をきっかけに思いがけない形で出会います。しかし、当時は目隠しされていたために姿を見たことはなく、手がかりはその看守が義足だったことでした。ほんとうにその看守だったのか、物語はその謎をめぐって動き始めます。分野でいえばミステリーなのでしょうが、そのバックグラウンドは「憎しみ」と「赦し」という深いテーマがあります。それは人と人との関係だけでなく、国と国との関係にもあてはまるでしょう。イランは現在、アメリカとイスラエルの侵攻によって戦場となっています。イスラエルによるガザ侵攻、ロシアとウクライナの戦争ほかにも多くの地域で紛争が起きています。憎しみの連鎖はいつになれば止まるのでしょうか。そして、自身が当事者になったときに、その憎しみを止められるのでしょうか。映画の問いかけているテーマは重いです。なお、イランは今回の戦争以前に政治的に国民への弾圧が強い状態が続いていて、国民からの反発で政府が弱体化していたことも今回、攻め込まれた要因の一つとなっています。表現の自由に厳しい環境で、この作品を作ったこと自体がすごいです。
2026.05.18
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GWに入ったしサービスデイだったので、しばらくぶりに映画を観ました。「プラダを着た悪魔2」、ファッション雑誌の鬼編集長ミランダ(メリルストリープ)と、ファッションにほとんど気を遣わなかった新入りアンディ(アン・ハサウェイ)との緊張感ただよう掛け合いで大ヒットした映画の続編です。前作はなんと20年前なのですね。時代はすっかり変わりましたが、ミランダは相変わらずかっこいいです。アンディも20年のキャリアを積んで、洗練された女性になっています。内容にふれるとネタバレになるので控えますが、「かっこいい映画」という印象でした。私もふだんは適当な服を着ていますが、こうして映画の登場人物たちがそれぞれ洗練されたファッションをしているとちょっと反省します。仕事でも私生活でも、自身の気持ちや会う相手への気配りとか、ファッションはとても大切な意味を持っているのですね。私は、ミランダの片腕としてサポートするナイジェルがちょうど同じくらいの年代なのですが、さすがにファッション雑誌の要職についているので洗練されています。彼はあまり派手な姿はしないので、地味な私でも、ちょっと真似できそうです(ブランド品は無理だけど)。きっと女性たちはミランダやアンディなど、それぞれのファッションの隅々までもっと深く楽しめるのでしょう。もちろんファッションだけでなく、生き方のかっこよさも素敵な映画でした。
2026.05.02
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