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60年代~70年代ポップスの文化ある起業家の第二の創業を身近に見つめながら、その事業から30~40年前の時代を思い出していた。まだまだ精神的にも身体的にも若いつもりであるが、時間の経過というのはまったくもって事実そのものだ。そういえばこんな本があったなと思い出し引っ張り出してきた。私がこよなく愛した本だが気が付けば30年ぶりのページめくりだった。 「TAKE IVY」この本を開くと、当時にタイムスリップし、その時々がさっきの出来事のように思い起こせる。この本から大いなる影響を受けていたことが分かったし、この本と出会っていなければ今日にいたる私の人生のスタンスあるいはスタイルが大きく違っていただろう。アメリカンポップス、ジャパニーズポップス、アイビー、トラッド、ニュートラハマトラ私は現役だったビートルズを知っている。これは最高にラッキーなことだ。当時の横浜の関内も知っているし、今とは違う渋谷のしっとりとした雰囲気の中で楽しんだこともラッキーなことだと思う。赤坂ももっと華やいだ街だった。以前は今のような思考ではなく、そこにある地域性なり真髄というのか街でも音楽でもそんなものを感じながらそれを共有しあっていたように思う。間違いなくそうだった。もっとも現在でも、現代の何かを若者は共有しあっているのだろう。それがビートルズの音楽のようなスタンダードになりえるようなより深いレベルのものに触れていることを祈るばかりだ。全国の若者は渋谷を目指す。現在の渋谷は渋谷本来のものではないと思う。田舎から集まった若者たちが積み上げた積み木細工のファッションだ。もちろんそれもよいだろう。昔から東京は田舎から来たものがつくりあげた街だから。ただ、以前の渋谷は哲学的とは言わないがもっと文化的な街だった。いつからこんなことになってしまったんだ・・東急文化会館もないし。これも時代の流れというのかな。下北沢や代官山、横浜の関内はなんとか持ちこたえているかな。
2006/08/27
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メルブック登録1000人突破!ありがたいものだ。今年3月からハマムラさんとシンチャンにそそのかされて(大笑)発信しはじめたメルブックの配信登録者数が1000人を越えていた。多い時には月に70名増えた。このところ友人の起業家の新たな創業を紹介したりと、だんだんと自分のことでないところに関心が向いてきているが、(決してネタがつきたわけではない!)深夜に1時間あまりで原稿を仕上げてしまうのだが、取り上げたいというのか紹介したいという人が山ほどいらっしゃることに気づいた。ということで楽天日記はなかなか手が廻らなくなってきている。建築家としての仕事と、深夜の一時とはいえメルブックの執筆となるとそれで精一杯だ。何にしても1000人突破はただ事ではない。頑張らねば!この調子でいくと来年年明けには1500人近くにはなるかも?しれない。とりあえず年に1000人の登録を目標としよう。ハマムラさんが提案してくれているのだが、読者の方からの情報メルブックをつくってみようと思っている。登録の方々は全国津々浦々なので、その土地でしか分からない情報を全国に紹介できればと思っている。メルブック
2006/08/25
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塩見縄手の家 実施設計完了建物はそう古くはない。外部も内部も大幅なリニューアルとなる。松江歴史資料館の建設地に程近い場所で、松江城の大手前広場にも近い。紛れもなく松江市の中心部に位置するこの住まいの計画はおよそ3年の時を経ていよいよ実施設計が完了した。このまま順調にいけば年末には完成となるだろう。
2006/08/22
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出雲大社の古民家再生 設計完了初めてお会いしてから2年。ようやく実施設計が完了した。22日には業者との契約式が行なわれる。どの物件のクライアント(施主)もそうだが、初めてお会いしてから今日までにかなり建築に詳しくなられた。古民家ということでかなり詳細に建物調査を行なった。この地方独特の大和(やまと)天井があるなど、出雲づくりの様式そのものだ。いよいよ現代建築として概念としての新築を果たすときがきた。
2006/08/19
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淡路島の古民家再生も大詰め昨年の8月から手がけている淡路島の古民家再生もいよいよ大詰めとなってきた。今だから話せること、今はまだ話せない裏話など枚挙に暇(いとま)がない。とにかく淡路島は難しい。というより、ようやくその地方の癖が分かってきた。今後物件の依頼があった場合は惑うことなく進めることができるだろう。やはりそれぞれの地方の癖はあるものだ。しかしそれは工務店レベルの癖であって、職人の世界を見れば全国どこも変わらない。つまり、できるだけ職人あるいは専門業者と付き合えばよいということだろう。他の地域でも物件が進んでいるが、地元の業者が立派に工事を進めてくれている。つまりは、工務店が職人と心ひとつになっているかどうかだ。会社といってもマンパワー。経営者の考えが反映される。淡路島の古民家は遠くから職人が結集してくれた。来月の10日ごろが竣工だが、淡路島でも見ごたえのある古民家再生になっていると自負している。
2006/08/15
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メルブック発信一時の勢いはなくなったものの定期的にマイペースでメルブックを発信している。忙しい最中によくできるねと言われるが、本業とは別の趣味の世界のことであればわざわざ時間をかけなければいけないだろう。しかし、建築家としてのメルブックなので、日ごろ思っていること、やっていることなどを書けばよいので人様が思うほど大変ではない。このところの出張で身体は気ぜわしかったが、頭はいたって穏やかで、飛行機の中は恰好の検証作業ができるワークスペースなのだ。寝てるか仕事してるかのどちらかなのだが、北海道までの往復ではおよそ4時間の飛行時間となる。一切電話もかからず、集中できるというのはまったく好都合な時間だ。メルブックやワークショップなどの発信ものの原案はかなりの数の原稿をしたためることができる。物件も色々進行中だが、住宅以外の物件も増えてきている。住宅は建築の原点でありこれからも数多く手がけていきたいと思う。住宅以外の物件も人間にまつわるものであるかぎりやはり住宅思想で考えるべきだろう。メルブックは住宅のことを主に書いているが、すべての建築に通じることなのだ。今回のメルブック 住宅建築の玉手箱では、模型による検証の大切さを書いている。
2006/08/13
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小樽も終盤 昨日北海道に入り、夜は施主の配慮で定山渓で関係者と一夜を過ごした。 いよいよ小樽の物件の工事も終盤を迎え、小樽訪問も あと2回となった。 本日は盆が近いせいか飛行機乗り継ぎでストレ‐ト に帰れない。千歳空港→伊丹空港経由、新大阪からJRでの 帰県となる。最終便なので曜日が代わってからの帰宅だ。 明日は福山で打ち合わせだ。
2006/08/11
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休みなし世の中盆休みだというのに休みなしだ。8/10~8/11 小樽の現場打ち合わせ8/12 福山の現場打ち合わせ8/13 淡路島の現場打ち合わせ8/14 松江で計画打ち合わせ8/15 オフ? さ~頑張るぞ!
2006/08/09
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イマジナリーアーキテクチュア建築家の仕事は、クライアント(施主)からの設計依頼があってこそ成り立つものだ。しかし、時として誰からも頼まれない建築を創造することがある。設計コンペもどちらかというとその部類に入るのかもしれない。明確に設計を依頼されているわけではなく、故に建築家の本質をさらけ出すことで設計を成立させていく。私には5年越しのイマジナリーアーキテクチュアがある。2年前にそれは出来上がっていたのだが、世に出すまでに私がそれを封印してしまっていた。たまたま来られた記者の目にとまり経済誌に紹介されたりもしたが、実際には表に出さなかった。模型は事務所の壁に吊り下げられ、初めて来所された方は必ず話題にされる。このところ、このプロジェクトに参加された方から、あの建築を封印してはいけない、という言葉をもらったり、当初、頼みもしないのに計画させてくれと言ったときに渋っておられた地主さんが、「あの建築はよかったよ。もし建てられる方がおられるのであれば土地を譲ってもよい。」と改めて言ってくださったりと、ここへきて建築自体が自ら動き出そうとしているようだ。私は、建築家の情報発信としてメルブックを発行しているが、メルブック・ワークショップでこの建築を紹介することにした。もし、この建築に生命体としての意思が宿っているとすればこの建築が実現へ向けて動き出すことになるだろう。この建築を生み出した建築家としては、コンペへの参加のような心境だ。当選するか落選するか・・・何はともあれ、建築家としての私自身にとっての取って置きの場所に創られた取って置きの建築が世に出るのだ。建つか建たないかは別にしてたとえイメージの中の建築であっても、私の中ではその建築はすでに存在している。
2006/08/07
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東京 温泉津昨夜東京から帰県した。一昨日の東京交流会は大変な盛り上がりをみせた。この模様はメルブックでいずれ配信することとなる。表参道ヒルズへ行った。すでに客足は落ち着いていて、店舗もしのぎを削っていた。ダイナミックな建築のありようにしばし時間を忘れてしまった。自由さの中に不自由さ、若干の迷路性があり、面白い建築であった。本日は温泉津(ゆのつ)へ行く。リニューアル設計に向けての建物最終調査だ。非常に複雑な建物なので、数度にわたる調査が必要だ。それにしても古建築のリニューアルも多く手がけるようになったためか、以前と比べるとスムーズにポイントがつかめる。
2006/08/04
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東京交流会明日は東工大で産学官交流会が行われる。20数名の参加者になる予定だ。3年前、ソフトビジネスパーク島根に集う仲間たちとはじめた交流会は、いよいよ東京交流会ということにまでなってきた。一昨年、交流会の仲間とともにシンポジウムを開催した。建築家の安藤忠雄氏も協力してくれた。基調講演、シンポジウム、レセプションのすべてに参加いただいた。参加者の方々と親しく談笑されていた安藤忠雄氏の姿が今でも目に浮かぶ。楽屋では大いに話しに花が咲いた。東京交流会がどのようなものになっていくのかは分からないが、肩書きを見ればすごい方々が参加される。なんにしても出会わなければ何も始まらない。交流会は出会いの場だ。産学官交流会は、肩書きをはずして集うところに意義がある。何より楽しいひと時になればよい。 ( 写真は、松江での産学官交流会の模様 )
2006/08/01
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