ブラッドノック蒸溜所は1817年創業のローランドの蒸溜所で、スコットランドで最も南に位置しています。20世紀に入ってからオーナー変更や蒸溜設備の撤去などを乗り越えてきましたが、1993年にUD社が操業を停止し翌94年に個人所有に。しかし観光事業を主としていたこともありウイスキーの生産は年間10万Lを上限とされていました。現オーナーに変わったのは2015年、オーストラリアの実業家デヴィッド・プライアー氏が購入し、ほぼ全ての設備を入れ替えて2017年に生産を再開しました。また2019年のビジターセンターオープン時には当時のチャールズ皇太子(現国王)がセレモニーに列席しています。マスターディスティラーはマッカランでもマスターディスティラーを務めていた若き俊才、ニック・サヴェージ博士。2019年の就任後、8カ月かけてすべての保有するすべての原酒の状態をチェックしています。
熟成庫の中からホグスヘッド4樽を厳選し、1stフィルマンサニージャシェリーカスク2樽に移し替えてさらに熟成させています。後熟期間は16年程度と非常に長く、軽やかなマンサニージャシェリーとブラッドノックの特徴であるリンゴや草原を思わせるフレーバーが好相性。カスクストレングスでボトリング、総生産数1,000本のみの限定品です。
【テイスティングコメント】
香りはハチミツ、爽やかなシトラスと切りたての青草、繊細でフローラル。味わいはパルマスミレの花のフレーバーがひろがり、新鮮なリンゴとほのかなウッドスパイス。口の中に甘みがゆきわたり、爽やかなフィニッシュへ続きます。
ブラッドノック 2005 19年 マンサニージャシェリーカスク 50,9度 700ML
44000円(税込)