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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2014.08.24
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カテゴリ: 文芸

 一気にスッキリと繋がってくれました。
 もちろん、色んな作品が先に世に送り出された後、
 それらで描かれていなかった時間を埋め合わすべく、
 後出しジャンケンで書かれた作品なわけですが、
 それにしても、よく出来ています。

『極北ラプソディ』 は、もちろん、
『ジェネラル・ルージュの凱旋』 『ジェネラル・ルージュの伝説』
『螺鈿迷宮』 『ケルベロスの肖像』 『輝天炎上』 と言った作品群を、
より深みのある作品に変化させることに成功しています。

私は、海堂さんの数ある作品の中でも、
『ブラックペアン1988』 『ブレイズメス1990』 と本作、
いわゆる、バブル三部作(「ブラックペアン」シリーズ)が、最も優れていると思います。
それは、「医療」の根幹に関わる問題を扱っているからでしょうか。

本作でも、相変わらず、速見先生はカッコイイ。
天城先生も、相変わらず華麗だけれど、今回は弱みも覗かせ、人間味が増した感じ。
でも、今回一番カッコ良かったのは、桜宮市民病院・鏡部長。


世良先生は、何だか常に災難続きの人生で、ちょっと可哀想になります。
でも、ジュノの中には、確かにドクトル・アマギという松明の火が燃え続けているのです。
そして、その松明の火を受け継いだのは、ジュノだけではないはず……
文庫化されたら、そこにどんな「解説」が書かれるか、楽しみです。





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Last updated  2014.08.24 11:47:15 コメントを書く
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