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今年5月に読み始めた『 脳科学捜査官 真田夏希』。 勢いに任せて読み進め、11月には既刊22冊を全て読み終えました。 (読み始めた時点では、20巻までしか発行されていませんでした) 今は、続巻が出るのを楽しみに待っているところです。 さて、以前の記事にも書いたように、 このシリーズは、第1巻と第18巻以外は全て「色に関わる表題」が添えられています。 その代わり、各巻の表題に「発行順の数字」が示されておらず、 どの巻がどの順番で発行されたかが、タイトルを見ただけではパッと分からない……。そこで、お話の順番が一目で分かるよう、まとめのページを作ることにしました。目当てのタイトルをクリックすると、そのお話の記事が読めるようにしています。01 脳科学捜査官 真田夏希02 脳科学捜査官 真田夏希 イノセント・ブルー03 脳科学捜査官 真田夏希 イミテーション・ホワイト04 脳科学捜査官 真田夏希 クライシス・レッド05 脳科学捜査官 真田夏希 ドラスティック・イエロー06 脳科学捜査官 真田夏希 パッショネイト・オレンジ07 脳科学捜査官 真田夏希 デンジャラス・ゴールド08 脳科学捜査官 真田夏希 エキサイティング・シルバー09 脳科学捜査官 真田夏希 ストレンジ・ピンク10 脳科学捜査官 真田夏希 エピソード・ブラック11 脳科学捜査官 真田夏希 ヘリテージ・グリーン12 脳科学捜査官 真田夏希 クリミナル・ブラウン13 脳科学捜査官 真田夏希 ナスティ・パープル14 脳科学捜査官 真田夏希 イリーガル・マゼンタ15 脳科学捜査官 真田夏希 サイレント・ターコイズ16 脳科学捜査官 真田夏希 シリアス・グレー17 脳科学捜査官 真田夏希 エキセントリック・ヴァーミリオン18 脳科学捜査官 真田夏希 アナザーサイドストーリー19 脳科学捜査官 真田夏希 インテンス・ウルトラマリン20 脳科学捜査官 真田夏希 ノスタルジック・サンフラワー21 脳科学捜査官 真田夏希 ジャスティス・エボニー22 脳科学捜査官 真田夏希 ブリリアント・アイボリー
2024.12.29
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角田光代さんによる『源氏物語』の現代語訳第2巻。 今巻には、「紅葉賀」から「明石」までが収録されています。 これまで女性に関してやりたい放題だった源氏が、その奔放さが災いし、 遂に都を追われ、須磨・明石で失意の日々を過ごすことに。 ***七帖 紅葉賀(もみじが) 藤壺に遠ざけられた源氏は、その思いを紫の上に向けるようになり、葵の上とは一層疎遠に。藤壺は出産した皇子が源氏に生き写しで恐れ慄くが、秘密を知らぬ帝は皇子をかわいがる。その頃、源氏は年配の源典侍から執拗に言い寄られ、それを知った頭の中将も典侍と懇ろな仲に。ある日、頭の中将は源氏が典侍と過ごす部屋に忍び込むと、源氏を大いにからかうのだった。八帖 花宴(はなのえん)桜の宴で詩や舞を披露して賞賛された20歳の源氏に、弘徽殿女御は憎しみを募らせる。終宴後、源氏は弘徽殿に忍び込み、朧月夜と扇だけを取り交わして別れる。朧月夜は、右大臣の娘で、弘徽殿女御の妹でもあり、東宮に輿入れする予定の女性だった。源氏は、右大臣家の宴に招かれると姫君たちの居室に向かい、朧月夜を探し当てる。九帖 葵(あおい)桐壺帝が譲位し、弘徽殿女御が産んだ皇子が朱雀帝になると、右大臣家がその権勢を強める。源氏に冷遇された六条御息所は、娘が斎宮に定められると、娘と共に伊勢に下向しようと考える。葵祭の日、六条御息所の車は葵の上の車と鉢合わせして騒動となり、御息所は病に伏せる。一方、葵の上は物の怪に取り憑かれて出産後に急逝、源氏は悲しみにくれる。しかし、喪が明けて二条院に戻ると、美しく成長した紫の上と男女の契りを結ぶ。十帖 賢木(さかき)源氏は、伊勢下向を決心した六条御息所が暮らす野宮を訪ね、別れを惜しむ。桐壺院崩御後、朧月夜は尚侍として朱雀帝の寵愛を受けていたが、源氏への思いを絶ち切れない。源氏は、新しく斎院となった朝顔の君に、そして朧月夜にと、とりとめのない恋に悩む。一方、源氏の執心が強まることを思い悩んだ藤壺は、桐壺院の一周忌法要後に出家する。さらに、源氏は朧月夜との逢瀬の現場を右大臣に目撃され、右大臣家の激しい怒りをかうことに。十一帖 花散里(はなちるさと)恋愛だけでなく、世間一般の動きまでもが困ったことになり、源氏は世の中全てが厭わしくなる。そんな中、故桐壺帝の女御であった女性の邸を訪れ、故桐壺帝の思い出などを語り合い、その後、かつて宮中でちょっとした逢瀬を交わした女御の妹・花散里を訪ねる。十二帖 須磨(すま)源氏は自ら隠棲することを決意し、故桐壺帝の御陵を訪ねた後、紫の上を都に残し旅立つ。須磨では、わびしさから紫の上や藤壺、朧月夜、六条御息所らに手紙をしたためる。都の人々も源氏不在を嘆いていたが、弘徽殿大后を恐れ、便りをする者もいなくなってしまう。そんな中、宰相となった頭の中将が訪ねて来て、二人は漢詩を作り合って夜を明かす。その頃、明石の入道は、この機を逃さず娘を源氏に縁づかせようと画策していた。そして、心身の穢れを祓うべく水辺で禊ぎをしていた源氏に、いきなり暴風雨が襲いかかる。十三帖 明石(あかし)風雨が静まった頃、うとうとした源氏の夢枕に故桐壺帝が立ち、この浦を立ち去るよう告げる。翌朝、明石の入道が源氏を迎えに船を用意して現れ、源氏は明石に移ることに。源氏は、入道の娘・明石の君と結ばれるが、その後、紫の上を思って明石の君を冷遇。しかし、明石の君が懐妊すると、再び心を寄せるようになる。一方、都では眼病を患った朱雀帝が、源氏への不遇が原因と考え、京へ帰還するよう命じる。 2年ぶりに都に戻った源氏は、権大納言に昇進し、久々に宮中に参内したのだった。***角田光代さんによる「文庫版あとがき」が秀逸です。角田さんの訳でしか六条御息所を知らない私には、読み進めている段階から、彼女が悪人だとはとても思えませんでした。おそらく、角田さんの六条御息所に対する想いが、文面から伝わってきたからでしょう。一方、源氏の行為に想像を絶するショックを受けたはずの紫の姫君については、なぜ、途中から拒絶する姿勢が全く消え失せてしまったのだろうと疑問を抱いていました。しかし、この「文庫版あとがき」を読んで、スッキリと解決することが出来ました。また、朝顔や明石の女君についての考察も、納得の一言です。
2024.12.29
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優莉匡太を野放しにする矢幡政権に対し、諸外国の非難が殺到。 最後通牒を突きつけられた矢幡政権は、瑠那や伊桜里を逮捕しようとする。 瑠那は亜樹凪と共に伊桜里を児童養護施設から救出すると、阿宗神社へと向かう。 が、警官に連行されようとしていた義父母は、閻魔棒によって射殺されてしまう。 一方、恩河日登美は、危機管理センターの全機能を乗っ取ることに成功すると、 SLRMを竹島より朝鮮半島寄りの排他的経済水域外に向けて発射。 矢幡はバックストップ・システム用い、着弾地点を何とか排他的経済水域内に留めたものの、 残り12発のSLRM発射への懸念から、瑠那や伊桜里の逮捕を中止する。日暮里高校に登校した瑠那は、匡太のメッセージを受け、伊桜里と共に学校を去ろうとするが、死ね死ね隊に拉致されたところを亜樹凪に救われた蓮實が現れ、SLRMによる危機について話す。 瑠那は一人グラウンドへと向かい6人の閻魔棒と対峙、危機に陥るも伊桜里に救われる。伊桜里はトランシーバー越しに、匡太へ決別を宣言。結衣は紗崎玲奈に総理官邸付近の空き物件調査を依頼し、該当する52件の物件資料を受取ると、ハッキング拠点の調査は凜香に任せ、総理官邸へと向かう。が、ロビーでUAVに攻撃されて釘付け状態となり、さらにそこで日登美と対峙することに。しかし、一進一退の息詰まる攻防が続く中、日登美が突如戦線を離脱してしまう。それは、凜香がハッキング拠点の奪回に成功しつつある証だった。凜香の前に日登美と結衣が現れ、更なる戦闘が続く中、日暮里高校にSLRMが発射されてしまう。矢幡は、オペレーションルームに一人残ってバックストップ・システムを操作し続け、モニター越しに結衣と言葉を交わしつつ、着弾地点を総理官邸へと移動させたのだった。 ***矢幡も、今回ばかりは生還は難しそうですね。それにしても、最後の結衣の姿が痛々しすぎました……巻末にも、次巻に関する予告は一切なし。いよいよ完結が迫っているのでしょうか?
2024.12.22
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『朽ちないサクラ』の続編。 「25歳で、広報広聴課の事務職として米崎県警に採用。4年後退職。 30で県警採用試験に合格。警察学校を経て、31で有田署宮城野交番勤務。 32で有田署交通課。点数を稼いで、33で刑事に登用、か」(p.21)刑事になって1年、捜査支援分析センター機動分析係配属を志望した森口泉は、筆記試験は出来たものの、追跡実技テストは失敗、面接は不合格を覚悟させられるものとなった。しかし、面接官の一人だった機動分析係長・黒瀬仁人警部が、泉の超人的記憶力に気付き、強引に採用してくれたため、念願かなって5人のメンバーと行動を共にすることに。しかし、メンバーたちは泉のことを「スペカン」、即ち「スペシャル捜査官」と呼ぶ。 「そのスペシャルはいい意味じゃないよ。 刑事になってすぐに県警に配属されたのも、ここのメンバーになったのも、 強い引きがあったから。森口さんは特別扱いという意味」(p.54)それでも、着任早々当て逃げ事件を起こした車両を映像確認する中で見つけ出し、能力を発揮。が、時を置かず、会計課の金庫に保管されていた約1億円の現金が紛失するという事件が発覚。機動分析係のメンバーも、本部周辺の監視カメラの映像を手分けして調べ始める。泉は、黒瀬の指名で会計課課員の事情聴取に同行すると共に、刑事部捜査一課長・阿久津一と捜査支援分析センター長・宮東譲との打ち合わせの場にも同行。捜査が進み、容疑者として自主退職して間もない前会計課課長・保科賢吾が浮かび上がると、泉は、黒瀬、阿久津、宮東との再度の打合せの場で「ソトニ」が事件関与していると知らされる。その後、黒瀬は生活安全課少年係長・林に、詐欺事件の受け子リスト提供を要求。が、その直後、保科死亡の一報が入り、現場に一番乗りしたのが「サクラ」だったと知らされる。すると、黒瀬は収賄及び犯人隠蔽の疑いで突如謹慎処分が下され、リスト受領を泉に託すことに。泉は本部長室に呼び出され、大須賀本部長や志鎌副本部長らから黒瀬について訊かれるも、「知らない」で押し通し、メンバーらと共にリストに掲載された少年たちを追う。そして、遂に本部長の息子・大須賀光大に辿り着いたのだった。 *** ソトニとは、警視庁公安部外事第2課の隠語だ。 公安部は公安警察を担う組織で、テロやスパイ活動、反政府組織対策といった、 国家の秩序と安全を脅かす危険がある捜査に従事している。 外事第2課は、アジア圏内が管轄だ。(p.240)本部で発生した事件には、中国の詐欺グループが絡んでいました。そして、詐欺事件に関わっている人物と、数人の人物を介し本部長の息子は繋がっていたのです。最後は、泉がラスボスと直接対峙することになりますが、これは流石に少々無理があるかと。黒瀬が泉を重用するところまでは理解出来ますが、最後の大詰めに新米一人で挑ませるのは……さらに、今回のお話の軸とも言える黒瀬の仲間に対する思いや拘りも、もう一つピンとこない。そして、決定的なのは主人公たる泉のキャラクター設定で、共感しきれずもどかしさが残ります。
2024.12.22
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初めて読む柚月さんの作品。 表紙には、杉咲花さんや萩原利久さん、豊原功補さん、安田顕さんの写真が。 今年6月に映画が全国公開されていますが、私はまだ観ていません。 既に、動画がネット配信されているようです。 ***女子大生の長岡愛梨(21)が、フリーターの安西秀人(34)に刃物で刺され死亡した。安西のストーカー行為に危機感を感じた愛梨の両親は、平井中央署生活安全課に相談するも、なかなか被害届を受理してもらえなかったが、受理期日を1週間後としてやっと受理してもらえた。しかし、被害届が受理された2日後、愛梨は殺害されてしまったのだった。後日、被害届の受理が遅れた背景には、所轄署職員の慰安旅行があったとのスクープ記事が。それは、米崎県警広報広聴課・森口泉が、親友を前に不用意な一言を漏らしてしまった際、米崎新聞社記者である津村千佳に、絶対に記事にしないようにと固く口止めした内容だった。詰め寄る泉に「泉から押された裏切り者の烙印を、必ず消して見せるわ」と千佳は答えた。しかし、千佳は遺体となって上野川に浮かぶ。泉は、元公安刑事の広報広聴課長・富樫隆幸や捜査一課長・梶山浩介から事情聴取を受けた後、慰安旅行について教えてくれた平井中央署生活安全課刑事・磯川俊一に捜査協力を依頼する。そして、磯川は千佳が訪れていた小先市出身の元生活安全課臨時職員・百瀬美咲に辿り着く。百瀬美咲も既に亡くなっていたものの、泉は富樫から安西がカルト教団関係者だと情報を得る。安西が公安にマークされていたと知り、磯川は愛梨の一件を担当した辺見学巡査長に会いに行く。その後、辺見は辞職、梶山は富樫の支援を得てカルト教信者・浅羽弘毅(38)に辿り着くが、浅羽は事故死、残された千佳の監視記録と押収品から被疑者死亡で書類送検されることに。しかし、泉は千佳の監視記録に疑念を抱き、富樫と向き合うことになるが、富樫は「警察辞めてもいいぞ。この仕事は理不尽なことが多すぎる」の言葉を残し立ち去る。泉は、現在の事務職員ではなく、犯罪捜査に直接関わる警察官になるため、一旦警察を辞めて警察官試験を受検し直すと、磯川に決意を伝えるのだった。 *** 「サクラってのは、公安警察の暗号名だ。 もっともいまは、ゼロって呼ぶやつの方が多いがな。 少なくとも、俺たちが警察学校に入ったころはサクラだった」(p.303)これは、梶山が呟いた言葉の意味が分からない泉に、富樫が説明をした言葉。次に読む予定の『月下のサクラ』は、無事警察官となった泉が活躍するお話のようです。
2024.12.14
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副題は「観光立国の実像と虚像」。 著者は城西国際大学観光学部教授の佐滝剛弘さん。 5年程前に『観光亡国論』というオーバーツーリズムに関する一冊を読みましたが、 コロナ禍を経た現在は、新たな課題が次々に浮かび上がってきているようです。 ***第1部 崩壊 - 「観光立国」の実態を検証する第1章 「観光立国」の現場を見る 日本行きの日系機は外国人でぎっしりで、入国審査窓口は訪日外国人で大混雑。 太宰府天満宮は韓国人が席巻、築地場外市場の高級グルメや沖縄の離島にも外国人が殺到。 国際観光都市・京都では路線バス問題が深刻で、鎌倉では観光客に歩くことを勧める場面も。 そして、北海道は観光客により平穏な市民生活が崩壊の危機に瀕している。第2章 データが語る「観光立国」 日本へのインバウンドはコロナ禍を経て順調に復活し、「日本の中の外国」も出現。 そして、日本が旅行先に選ばれる最大の理由は「円安」。 しかし、中国からのインバウンドは戻っておらず、人口世界一となったインドも当面は…… 第3章 メディアが増幅する観光 メディアと観光の関係は変化しつつあるが、テレビではインバウンド報道がとても盛ん。 しかし、一面的な報道には危うさがあり、示されるデータにも注意が必要。 日本人は「世界が認めた」という言葉に弱く、今やスマホなしでは観光が出来なくなっている。第4章 海外旅行をしなくなった国でも「観光立国」なのか 日本人の海外渡航の回復は遅れており、パスポート保有率は低下の一途を辿っている。 日本人は外に目を向けなくなってしまっている。第5章 「インバウンド富裕層の増加は日本を潤す」は本当か 京都で激増する富裕層向け外資系ホテルは、地方にも進出しているが、 そのことが、食の価格の高騰を引き起こし、人口減の引き金にまでなっている。 「外食」の場が乗っ取られ、町中華も大行列で、広島のお好み焼き店では人数制限まで。第2部 消滅 - 持続可能に導く背景第6章 観光立国の夢を打ち砕く気候変動と情勢不安 気候変動と情勢不安が世界を襲い、鉄道や道路は自然災害で大きな打撃を受けている。 復興が進んでも観光の完全復活は至難の業で、観光に行ける国はなくなっていく。第7章 観光どころではない深刻な人手不足 人手不足が値上げへとつながり、それが需要減退を招くという悪循環に陥っている。 路線バスの休止が相次ぎ、「鉄道の代替はバスで」が難しくなり、観光列車すらも運休に。 みどりの窓口が減り、JRの駅では切符がなかなか買えない状況まで発生している。 人口減が引き起こす「地方消滅」は「観光消滅」へと繋がっていく。第3部 未来 - 観光政策は見直されるべきか第8章 観光業界への手厚い助成の是非 観光業界はコロナで大打撃を受け、「Go To トラベル」や「全国旅行支援」が実施された。 また、2024年の能登半島地震では「北陸応援割」が実施されたが、予約殺到で混乱した。 こういった支援は、観光業界だけに前のめりにならないよう心を砕くべきだ。第9章 世界遺産は誰のためのものか 世界遺産には熱い視線が注がれているが、登録されればハッピーになるとは限らない。 富岡製糸場や宗像市・福津市のように、その「陰」の部分が現れて来ることもある。 世界遺産登録の意義については、観光振興の面からだけでなく、改めて考え直す必要がある。第10章 二重価格は観光公害を救うのか 裕福な観光客に相応の負担を強いる二重価格だが、バスがさらに遅延する状況も生んでいる。 ヴェネツィアには乗り場を分けるヴァポレットがあり、京都市も観光特急バスの試みを開始。 宿泊税、入島料などの拡大がもたらす影響についても、注意深く見守っていく必要がある。第11章 五輪や万博は観光客誘致の起爆剤となるのか オリンピックや万博の集客効果は、いかほどのものなのか?終章 観光を地域や私たちのプラスにするために 「観光」を再定義し、その意義を明確にする必要がある。 そして、観光を支える市民を大切にし、観光を平和の礎としていきたい。
2024.12.14
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マーズ聖は、ルッチに現状を確認すると、ヨークと共にベガパンクの行方を追う。 一方、巨兵海賊団の助力を得たルフィたちは、五老星の脅威を潜り抜けながら、 島を脱出すべくエッグヘッド北東海岸を目指して突き進む。 指令室では、ステューシーがエジソンと共にバリア解除の瞬間に備えていた。 そして、遂にベガパンクが世界に向けた配信で語り始める。 先日、全世界を襲う異例の地震で海面が上昇、ルルシア王国が跡形もなく消え去ったが、 その地震を引き起こしたのは、自身の研究の集大成”マザーフレイム”の一欠片が盗まれ、 それが古代兵器を起動させてしまったせいだと謝罪する。さらに、ベガパンクは、世界政府により禁じられている「歴史の本文」の解読を進め、今から900年前と800年前との間にある「空白の100年」について知ってしまったと告白。それは、この海で初めて海賊と呼ばれた男”ジョイボーイ”の敗北で、幕を下ろしたが、驚異的に文明が発達した国に住んでいた彼の敵は、「世界政府」の前身である連合軍だった。その戦いの最中に起きた天変地異により、千年前の世界は海の底へと沈んでしまったが、世界を海に沈めた「古代兵器」は、今もなお現存し、再び起動の時を待っているという。800年前の戦いはまだ続いており、「空白の100年」はまだ謎に満ちているものの、その全てを知っているのが、海賊王の一団だとも告げる。200年前にマリージョアを襲撃し、今は配信電伝虫を守るべく工場層にいた鉄の巨人が、 五老星による総攻撃を受けたため、ベガパンクの配信は一旦途切れてしまう。しかし、ボニーがルフィに促され自らの能力を発揮、総がかりでマーズ聖を吹き飛ばすと、鉄の巨人がウォーキュリー聖を、アトラスがナス寿郎聖を防ぐ中、船は遂に海に向け跳躍。そして、ボニーはルフィと共に放った”ニカパンチ”でサターン聖を粉砕。さらに、配信を再開したベガパンクは、次の言葉を言い放つ。 「それ」を手に入れる者に!! 世界の運命は委ねられるのじゃ!! ”ひとつなぎの大秘宝”を!!! 手に入れた者に!!! ***この「それ」というのが、今のところ不明なわけですが、その前に出てきた、ベガパンクの次の言葉が、何か手掛かりになるのかもしれません。 「古代兵器」は過去に3つ存在し…!! ジョイボーイはそれを後世に受け継ごうとしている!! そんなものをなぜ!? まだ沈め足らぬか!? 誰が「悪」で 誰が「正義」じゃ!? -その全てが開示される日は来る!! その時こそ”世界沈没”が危惧される時と私は警告する!!!全てが明らかになるのは、まだまだ先のようですが、それでも少しは方向性が見えてきたような気がします。
2024.12.08
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『沈黙のパレード』に続くガリレオシリーズ第10弾(長編は6作目)。 巻末には短篇「重命る(かさなる)」が特別収録されています。 これは「オール読物」2023年12月号に掲載された40頁程のお話で、 水死体となった末期癌患者の、遺産相続に対する執念を描いたものです。 ***秋田県の小さな村の高校を卒業後、千葉の紡績工場で働き始めた女性。都会生活にも慣れ、20歳を過ぎた頃、銀座でハンドバッグをひったくられてしまう。それを取り戻してくれた弘司との交際が始まり、やがて身籠るが、弘司は脳出血で急死。女性は出産した女児を手作りの人形と共に籠の中に入れ、児童養護施設前に置いて立ち去る。上野の生花店で働く島内園香は、母・千鶴子と木造アパートに二人で住んでいた。千鶴子は、かつて児童福祉施設に勤めていたシングルマザーだったが、クモ膜下出血で急死。園香は生花店の顧客・上辻亮太と交際するようになり、その後アパートで二人の生活が始まる。時は流れ、上辻の遺体が南房総沖で見つかるが、行方不明届を出した園香は姿を消していた。草薙俊平と内海薫は、園香の行方を追って、アパートの大家・田村、生花店の店長・青山、園香と共に京都旅行に行っていた岡谷真紀を訪ね、アパートで3冊の絵本が見つかったことから、園香が絵本作家のアサヒ・ナナ(本名・松永奈江)と行動を共にしているのではないかと考える。そして、出版社の編集者・藤崎から見せられた絵本の参考文献欄に湯川学の名を見つけることに。その頃、湯川は実家に戻り、病状が悪化した母親を世話する父親のサポートをしていた。草薙は湯川を訪ね捜査協力を依頼、湯川は薫と共に千鶴子が務めていた児童養護施設を訪ね、10歳の園香が写った画像について、半年程前に調査に来た中年女性がいたことを知る。一方、草薙は上辻に繋がる銀座のクラブ『VOWM』のママ・根岸秀美を訪ねていた。 ***この後、島内園香と松永奈江の逃避行の背景が明らかとなり、さらには、根岸秀美と上辻との間で何が起こっていたのかも明らかになっていきます。そして、大どんでん返しの、千鶴子と人形の関係判明。しかし何より驚かされたのは、湯川の出自公開ですね。
2024.12.01
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