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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2014.08.30
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 1つ目は1958年前後、神武景気後のなべ底不況の時期。
 2つ目は1986年前後、2度に渡る石油危機後の円高不況の時期。
 3つめが1998年以降、1991年にバブル景気が終わり、景気が後退した時期。

 1998年は前年比35%増と、自殺者数が一挙に三万人台に急増した年で、
 それ以降、現在に至るまで、自殺者数はほぼ横ばいで推移し続けている。
 本著は各種統計を、APC分析等を駆使して、
 「自殺しやすい世代」や「自殺の地域差、性差」について考察したものである。

そして、その上で、国・地域・個人の自殺予防対策を紹介している。

まだ、その効果が大きくは表れていないのが現状である。

『なぜうつ病の人が増えたのか』 では、
1999年からの、うつ病患者数・メンタル休職者数・抗うつ薬の売上額の急増を、
同年に導入されたSSRIに関連して、製薬会社が医療関係者や一般大衆に向け、
精力的なキャンペーンを繰り返したためと指摘していた。

しかし1999年は、前年比35%増と、自殺者数が一挙に三万人台に急増した年の翌年でもある。
本著では、「お父さん、眠れてる?」の不眠やうつ病への気付きを促すキャンペーンを、
2010年に打ち出された「いのちを守る自殺対策緊急プラン」の一例として
紹介しているところが、たいへん興味深かった。





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Last updated  2014.08.30 18:29:48 コメントを書く
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