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kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2018.03.11
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カテゴリ: 社会・政治・時事
​ 本著は2018年1月に発行されたものですが、
 実際には、『政治と宗教のしくみがよくわかる本』として
 2013年6月に出版されたものを、タイトル変更して新書版で再発行したものです。
 なので、中身は5年ほど前の内容。

 冒頭の「すぐわかる本書のエッセンス!」を読めば、
 本著にどんなことが書かれているか、概略が掴めるようになっています。
 26項目も示されていますから、全体像がほぼわかります。
 それらの事柄に興味があれば、本著を読む価値はあると思います。


宗教の肩書についてや、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教、
日本の仏教や新興宗教、宗教団体、葬式と戒名について述べられています。
肩書や戒名、新宗教の教義について記された知識は、持っていて損はないものです。

第2章「よくわかる世の中のしくみ ~○○信仰~」では、
バーナム効果やピグマリオン効果、プラセボ効果の観点から宗教や占いについて述べ、
アメリカにおける大学設立や博士号取得の実態が述べられます。
世間ではどんなものが評価され、売れるのかも記されています。

第3章「よくわかる政治と社会のしくみ」では、
ゴーストライターやフリーメイソン、組織依存について述べられています。

  近代社会は、「正しいか?正しくないか?」がわからない
  相対的(懐疑的)な価値観で運営されています。

  その断言がカリスマになれる理由です。(中略)
  単純化できないのが、社会でしょう。  
  しかし、相対的な社会では、「強いリーダーシップ」を求める傾向にあります。
  私は、国民の責任放棄だと考えていますが、
  それでも社会は強いリーダーシップを求めるのです。

  歴史から学べばわかりますが、
  カリスマが断言し、社会の大多数が賛成したことは、間違っていますから、
  疑うべきです。
  社会の大多数が賛成することは、まず、怪しいと確信した方がいいと思います。(p.155)

この部分の記述だけでなく、
それまでに述べられてきた、宗教や政治等の様々なトピックが結びついてきて
上記の著者の提言は、深く考えさせられるものでした。
確かに断言する人が世間受けし、民意(?)を得てしまいがちだと感じます。

第4章「よくわかる宗教と自己啓発セミナーの元ネタのしくみ」は、
わずか10ページ程の紙幅で、他章で述べられたことと重複している所も多いです。
それに比し、巻末付属の「よくわかる世界の宗教事典」は、
50ページ程も費やされていますが、まさに事典で、読み進めるにはかなり骨が折れます。

   ***

他書では、なかなかそこまで言及されていないような事柄が、
かなりズバッと記されているため、とても興味深い一冊です。
ただし、全てをそのまま素直に受け入れて良いかというと……
読む者の力量が問われる一冊であるとも言えるでしょう。





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Last updated  2018.03.11 22:29:35コメント(0) | コメントを書く
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