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バマコの週末は熱い。マリは音楽の国。木曜日の夜に出かけたライブハウスでは、アマチュアバンドが演奏していました。木曜日なのでお客さんもまばら。典型的なバンバラのリズムが軽快です。しかし、Mさんには今ひとつ(?)だったらしく、友達がいると言って建物の外に出ると、テーブルを囲んで数人のマリ人がお酒を飲んでいました。その中の一人を、『彼はこう見えても、マリではビッグスターなんだよ』と、紹介してくれました。なんの灯りもなく、真っ暗闇の中、ひたすら彼らは飲んでしゃべっていました。私には見えないけど、彼らには見えるんだろうなぁ…暗くても。そのビッグスター、翌日このライブハウスで出番がある『かも』知れない、と笑う。ビッグスターなのに、翌日の出番があるかどうかも分からないなんて、、、彼曰く、『この国は何でも適当なんだよ』。そう言えば、ここでドリンクを頼んだ時に、Mさんは私のためにファンタオレンジを注文してくれたのだけど、 『ファンタオレンジがなかったから、代わりにこれを持ってきたよ』と言って、リンゴ味のジュースを目の前でポンッと栓を開けたのでした。一般的に、お客さん(私)にこれでいいか確認してから開けると思いきや、ここではそんな常識(?)は通用しないらしい。ま、ここはアフリカだし。金曜日の夜は、Mさんの友人から招待を受けて夕食をご馳走になりました。『ここは店か???』と、言ってしまった位の豪邸。ご主人は以前日本にも住んでいた事があるそうで、挨拶程度の日本語を話します。バマコでは建築家として成功されていて、バマコ市内の所々で彼の作品を見る事ができます。婦人とフランス人の建築家(らしい)と5人でTOYOTAの四駆に乗り、出かけました。ジャングル(じゃないけど)のような獣道を延々と時速15キロ位(!)で走ります。真っ暗闇の中から人が出てきてびっくりしたり、(いないけど)象やキリンが出て来そう!と思ったり。時々歯磨きをしながら歩いている人がヌッと出てきたり。そんな道を進むと、まさに異空間のリゾートが。 異常に広い敷地内には、ゆっくり休めるような所が点在している。手のひらくらいのかえるを発見。『毒があるから絶対に触っちゃダメ!と言われた。『何じゃ、こりゃ~』ニジェール川沿いにあるこのリゾートは、在マリの外国人やフランス人の御用達って感じ。食事も予約のみ。多分、初めて行く場合は誰かの紹介とかでなければお断りのご様子。メニューも価格なんて書かれていません。ここに来る人には、そんなのは必要ないのでしょうね。 B級な私たちは、そんな場違いな場所での食事にちょっとだけストレスを感じて、(食事はとても美味しかったです)その後、夜中の12時を回っていたけれど、またまた昨日とは違うライブハウスへと向かったのでした。すごい!すごい!!!これよ、これっ!!!すっごく盛り上がっています。典型的なスタイルでのバンドの演奏、あふれんばかりの踊る人々。音楽もサイコー。 座る場所もない位、たくさんの人で溢れかえっています。すると、一人で来てビールを飲んでいた青年が、私に自分が座っていた丸太のイス(か?)を譲ってくれました。 席を譲ってくれた好青年!音楽が始まるとダンスの輪の中に入って踊りまくり、戻って来て『セ・ボ~ン』と言いまくっては私に握手と拍手を求める。愉快だ~。一番踊り狂っていた青年 バンドで歌っているおじさんは、一瞬サリフ・ケイタかと思った。けど、違った。でも、すっごくよかった。ハイチの出身だそうです。 コラを演奏していたミュージシャンは、マリで一番有名(=世界で一番有名)な人。本当は写真なんか撮ったらダメなのだけど、Mさんが一緒だったので撮らせてもらいました。翌日の土曜日は、またまた違うライブハウスへ。そこはたまたま○周年記念で、無料なのにワンドリンク付。演奏するバンドのメンバーの二人が、Mさんが最初にいたバンドで一緒だったらしい。その一人がとてもフレンドリーで、とても楽しい。私の事もかまってくれる(かまってもらえるのが非常に嬉しい)。前日の夜とはまた異なる空間。音楽はカリブ音楽。客層も大人で、男性はスーツ着用の方が多い。女性もフォーマルな感じの衣装。音楽が始まると、男性が女性を誘ってサルサを踊りだす。小指位の細さしかなさそうな10cmは下らないヒールのサンダルで軽快に踊る姿を見ていると、(私なら一瞬にして複雑骨折だな。)と、心の中で思うのでした。こんな感じでバマコの週末の夜は更けていきました。
2009.02.21
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朝、窓の外を見ると目に映るものがすべて茶色かった。アフリカの布を巻きつけて頭に荷物を乗せて行きかう女性たち。 あ~、やっぱりここはアフリカなのね!長旅ですっかりお疲れ気味の私は、昼過ぎまでベッドでゴロゴロ。立ち上がろうとしても、フラフラしている。今回の旅のテーマは『のんびりリラックス』。そう、いつもの私の旅のテーマ(食べつくす)とはちょっと違う。検疫や数少ない資料によると、生野菜は高級ホテルのレストランでも食べるなとか、水道水を飲む場合は、沸騰したらさらに10分間沸騰させろとか、料理は熱いうちに食べなければだめだとか、乳製品はとるなとか、カットフルーツは食べるなとか、そんなような情報ばかりだったので、さすがの私も怖気づいていたのでした。出発1週間前には、疲労とストレスで全身にひどいジンマシンが出てしまい、2回も点滴を打ってしまったという状態もあって、『これは私にゆっくりしてきなさいと言うお告げなんだわ』と、都合の良いように解釈した私は、バマコではゆっくり休養を取ろう!と、誓ったのでした。 左の建物には、麦を打つ(こねる?)機械があり、時間になると順番を待つ行列ができる。そして、バマコに来て4日目。毎日出掛けるのは早くて午後3時。出掛ける一番の目的は食事。食事のついでにお散歩したり、博物館に連れて行ってもらったり。昨日はとうとう夜の7時半過ぎからの外出で、その前は一歩も外に出なかった…のんびりし過ぎ?『せっかくアフリカに来ているのにもったいない!』はい、私もそう思います。でも、それがまたいいんです。贅沢でしょ?もともとスケジュールいっぱいで行動するのは(食べること以外は)苦手。いつもその日の朝に『今日は何しようかな~』って考えて行動したり、『暇だな~』って、本を読んだりしているのが好き。そこに暮らしているかのように過ごすのが、私の旅のスタイル(理想だけど)。M邸は、中心部から遠くて一人でなかなか行動しづらい場所にあります。教育を受けている人はフランス語を話せるけど、そうじゃない人はバンバラ語という部族の言葉を話します。あいにく私はフランス語はさっぱりわからないので、交渉しなければならないタクシーを捕まえても、交渉すらできない。中心部まで行ったとしても、この家の場所はかなり分かり辛いので、帰ってこられない???SOTORAMA(ソートラマ)という小型のバスもあるけれど、Mさんには、『乗らない方が良い』と言われている(彼も乗った事がないらしい)。 洗濯をする女性。大きな洗濯板を使って外で洗濯をするのは一般的。 近所のお散歩も、なかなか難しい。M邸は鍵が何個も付けられていて、同じ建物の1階にあるお店にお水を買いに行くのにもすべての鍵をかけて出掛けます。私の感覚から言うと、その内の一個じゃダメ?って感じです。この家の前にもそこら辺の木などを集めて作ったような家(?)があったり、貧富の差が激しいことが分かります。出掛けた時に、近くのお店へ行ったりタクシーから外を見た感じでも、この地区には欧米人の一人も見かけません。まして、アジア系の私は相当目立つはず。夕べも、近所のお店へ行った時に『彼女は外国人だね?』って言われたそうです。見るからに紛れもない外国人だよね~。って、二人でちょっと笑ってしまった。 アパートのお向かいは工事中。家かと思っていた建物は、労働者達の休憩所だった。マリの人は、アジア系の人を見ると中国人だと思うそうです。博物館でも、下働きの女性に話しかけられて、Mさんが日本人だと言っても、教育を受けていないので、日本そのものが分からなくて通じませんでした。で、面倒だからって私の事を中国人だと言ってしまったらしい。。。それが可笑しかったらしくて、二日たった今でも思い出して笑っています。ちっ。こんな感じで、私は12日間をここで過ごすのだろうか、本当に?それもまた良いか。とりあえず、帰ったらフランス語でも勉強してみようかな?って、また来る気かよっちなみに、レストランでは生野菜(さすがに葉っぱ類は除く)は食べるし、水道水は電気ポットで沸かしてすぐ飲むし、ヨーグルトも牛乳もゴクゴク飲んだり食べたりしている私でした。
2009.02.20
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朝9時半のエールフランスで成田からパリへ。パリで乗り継いでマリの首都バマコへ。久しぶりに長い時間飛行機に乗ったわ。飛行機はぼ満席。私を含めてほとんどが日本人。 出発直前にMさんの電話が繋がらないという事件が起こって、頭の中が真っ白に。まずい。迎えに来てくれなかったらどうしよう?←全然信用してない?とりあえずPCメールで連絡を入れた。虫除けとか買おうと思っていたのに、そんなこともすっかりどこかへ飛んでいってしまった。飛行機の中ではガッツリ寝ようと思って寝不足気味で出陣したのに、そんなこんなで全然寝られずに。しかも、もうすぐパリに到着という時に、預けたスーツケースのダイヤルロックをぐちゃぐちゃにした記憶が全くないことに気付き、心臓がバクバクしてきた。乗り換えをする広いシャルルドゴール空港では、運良くバマコ行きと同じターミナルに到着。よかった。乗換えなんてもう何十年も(!?)やってないからちゃんとできるか心配だったの。って、かなり小心者の私。 シャルルドゴールのトイレはとてもスタイリッシュバマコ行きのゲートの確認をして、インターネットができるところを探した。探すまでもなく、いたるところにあった。ゲーム専用もあって、暇つぶしにはもってこいね。さて、まずとっとと確認しなければならないことが私にはある。来てる来てる、Mさんからのメールの返事が。『ちゃんと迎えに行くから大丈夫だよ』よかった~。安心したので、疲れがどっと出た。イスに横になって、時間まで寝てよ~っと。すると、『マダ~ム』という声が。目を開けると、隣にアフリカ人のおじさんがいて、『どこに行くんだ?』『バマコよ♪』おじさんが指差す方向を見ると、すでに搭乗が始まっていた、、、『お、おじさん、ありがとうー!』機内では、私がMさんに頼まれて持ってきたラジカセを上部の棚に突っ込む。すると隣の席だというアフリカ人の男性が、自分の荷物が入らない!って、いちゃもんつけてきたけど、早いもん勝ちだもんね~。それに私フランス語わからないし。お向かいの棚に入れたらどうかしらん?って言ったら、しぶしぶ入れてた。お向かいは十分なスペースがあるんだからいいじゃない。←意地悪?そして、バマコ行きの機内食のおいしいこと!成田→パリ行きよりずっとおいしかった。でも、写真撮るの忘れてた。 成田→パリの機内食そうこうしているうちにバマコに到着!空港内に入ると、入国カードが渡された。機内で配ってくれ!小さい空港施設の中に人がごった返している。入国審査は他の人より早かった気が。やっぱり私って悪い人に見えないのね。見る目あるわね、あの係員。ここからはクリアしなければならない難関が。一つ目は、ターンテーブルから出てくるスーツケースをgetすること。Mさんからは、日本みたいにお行儀よくないから、見つけても取りに行くことすらできない。と言われている。二つ目はは、一般の人は空港施設内には入れないので、『MASUMI』と書いた紙を持ってくれる人が見つからなければ、外に出たところにポリスがいるから、その横に立って絶対に動かないでいて、と言われていた。大丈夫か私?まず、一つ目の荷物をいかに早くgetするか模索していたところ、後ろから『MASUMI!』と呼ばれた気がして振り向く。知らないアフリカ人ばっかり(当たり前か)、気のせいね。『MASUMI!』やっぱり呼ばれてる?キョロキョロしてると、私の名前が書かれた紙を持っているお方がいました!どうして私が『MASUMI』だってわかったんだ?でも、周りを見渡してもアジア人は私くらいなもんだから、すぐわかるか。(後で聞いたら、小さい日本人だって伝えていたらしい)機内持ち込みのラジカセを預かってもらって、いざスーツケースを!人と人のわずかな隙間から見えたー!私のスーツケース!!『しっつれい~』ってな感じで、周りの大きい人たちのわきの下をすり抜けて(私は非常に小柄な方だった)、難なく難関二つをクリア。空港施設を出る時にもセキュリティーチェックが。私のスーツケースがつかまってしまった。『食べ物入ってるか?』『(店の残り物の)クッキー達』『???』クッキーが通じなかったので、フランス語わからないし~って顔をしたら、『もういいから行け!』と言われて開けられる事もなく外へ。出てすぐに、Mさんがいてくれてホッと一安心。すぐにタクシーに乗り込んで家路へ。街灯もほとんどないので、雰囲気はよくわからない。ただ、車の窓を開けて走っていたので、とても埃っぽい。こうして、あんなに心配していたアフリカはマリに無事到着したのでした。ちなみに、スーツケースのロックのダイヤルは、やっぱりグチャグチャにしていなかった。無事に手元に戻ったのは奇跡だ!
2009.02.18
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西アフリカはマリ共和国へちょっと行ってくることにした。ついにあたくしもアフリカ大陸上陸だわ!できれば一度は行ってみたいと思っていたけれど、実際に行くとなれば、これがなかなか決断することができない国。と言っても、行こう!と思ってからチケットの手配をするまでは早かった。今回は、友人のマリ人Mさんが2年前から冬の間は首都バマコに帰っているので、このチャンスを逃すか!という勢いでアフリカ大陸上陸を決めたわけです。アフリカなんて、、、一日でも若いうちに行っておかなければ!!!さて、アフリカに上陸するに当たっては色々と準備をしなければならないことがあります。とても重要なのは、「ワクチン接種」。黄熱・破傷風・A型肝炎などなど、色々ありますが、黄熱ワクチンは必ず摂取し、その証明書(イエローカード)がなければ入国できない。という決まりがあります(国によって違うので、各国大使館のHP等で確認してください)。このワクチン、北海道では小樽(月2回)・千歳空港(月1回)でしか摂取することができません。しかも、複数のワクチンを接種したい場合は、最低2週間の間隔を空けなければなりません。私が接種したかった11月下旬は、12月の初めにインフルエンザの予防接種を予定していたので、できなかったのです。なので、お正月明けの1月7日にはるばる小樽まで行ってきました。北海道に来られた事がある方はお分かりでしょうが、常呂町から小樽市、遠いんです。私の場合、最寄のJR遠軽駅まで父に車で送ってもらい(約1時間)、そこからJRで4時間弱で札幌へ。札幌から小樽まで30分くらいでしょうか。札幌までのJRも一日に数本だし、冬なので吹雪く可能性も考えて2泊3日で行って来ました。父は、私がアフリカに行くというよりも、ワクチンのために小樽まで行かなければならない事にすごく驚いていました。小樽遠い~~~小樽の検疫では、私を含めて5名のワクチン接種希望者が。意外と多いんだなぁ、と思ったらこれは少ないらしい。1月下旬からガーナの孤児院へボランティアに行くという青年がいました。まだ二十歳くらい。私が二十歳の頃って、そんなことこれっぽっちも考えていなかったから、感心してしまった。帰国が私と同じくらいなので、情報交換しましょうってメールアドレスの交換をしました。ちなみにワクチンは、生ワクチンで薄いピンク色をしていました。そして、痛かった。もうひとつ、マリ入国に必要なものはビザ。ビザなんて、大昔前にオーストラリアへワーキングホリデーに行った時にとった以来。実を言うと、ビザなんて頭になかった。日本人が観光で行くような国のほとんどは、数日間ならノービザなので思いも付きませんでした。昨年ハノイに一緒に行ったKに言われて、ハッとしてしまった。よかった、早くに気付いて。ビザ取得は、大使館のHPから申請書をダウンロードして、必要事項を記入し、申請料とパスポートを一緒に大使館に郵送すれば、数日後にビザの判が押されたパスポートが戻ってきます。便利だ。昔は申請書を送ってもらうところから始めなければならなかったのに。ダウンロードだって。。。エールフランスのHPからチケットを予約して、準備完了。だけど、検疫で病気の話などを聞いてから、すっかり怖気づいている私。初めて海外へ行った時(オーストラリア)より緊張している。例えば、生野菜は高級ホテルのレストランでも食べない方がいいとか、やむなく水道水を飲む時は、沸騰してから更に10分以上沸騰させるとか、等など。タイやベトナムの屋台で平気で水や氷を飲んでいた私でも、アメーバ赤痢が怖いとか何とか、しつこいくらい友人のKに泣き言を言っていた。結構小心者なのです、私。でも、どうにかなるさ。ね?
2009.02.18
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2月14日(土)~3月6日(金)まで、長いお休みを頂きます。ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
2009.02.08
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