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熊澤尚人監督脚本、上野樹里、林遣都、ファン・ペイチャ。原作はパリュスあや子の小説「隣人X」。隣人XとはSFでもなんでもなくただのギミックだったとは。しかもそのギミックさえホツレだらけでキレイにたためなかったとは。さらにギミックだったとしてそのギミックを通して描こうとした世界やメッセージも雑で中途半端。もっと繊細に緻密に描写できてたら案外と面白い作品だったかも。惜しいかな、上っ面だけのペラッペラっす、原作はどうなんかな。
2024.05.23
瀬田なつき監督脚本、橋本愛、永野芽郁、染谷将太。井の頭公園を舞台に繰り広げられる物語。最初はけっこうイケるかもだったけど途中で嫌いかもになりさらに半分過ぎたくらいで退屈になりそこからなだれ込むようにアホらし感があふれラストはなんだかペラペラな青春映画だったなぁという印象のみが残ったのでした。めっちゃいいところは井の頭公園でアコギを弾き語る青年が短い時間ながら2シーン出てくるのですがこれがなんと、あの、アニメ「オッドタクシー」のスカートとPUNPEEの、スカート澤部さん、これはサプライズ。そして、永野の亡き父が恋人のために作ったラブソングを聴いて「ケメ子の歌」(ザ・ダーツ1968年)を思い浮かべてしまった。ま、しょーがないっす、合掌。しかし井の頭、ひっろ!と思ったら昔遊んだ万代池公園といっしょくらいやった。ちなみにエンディングテーマ曲は相対性理論の「弁天様はスピリチュア」。バンドもやくしまるえつこもよく知らんけど昔ツイミー(もしくはいなまぐろ)を知ったきっかけで見た相対性理論「LOVEずっきゅん」のMVはめっちゃ好き。
2024.05.15
渡辺一貴監督、高橋一生、飯豊まりえ、木村文乃。原作は荒木飛呂彦。木村文乃ひとり勝ち。話はテレビドラマと同じくつまんない。映像がちょい見たい気分に惹かれて見てしまうけど。それよりも本作を見ていて思い出した。一ノ関圭の漫画「茶箱広重」(1981年ビッグコミック掲載)の実写が見たい。「茶箱広重」久しぶりに思い出せて良かった。
2024.05.13
深田晃司監督脚本、木村文乃、永山絢斗、山崎紘菜、神野三鈴、田口トモロヲ。なんかね、準備万端、結果を御覧じろみたいで、メッセージが効率よく伝わるストーリーをリアルが香る環境とキャラ設定に展開して、さぁあなたはどう思うとか言われても、なんとも思わんとしか言いようがない。ラストの微妙に離れて散歩する木村文乃と永山絢斗夫婦を俯瞰で見せられても、ああ、やってるなぁとしか。見てるうちにどんどん気持ちが醒めてくるそんな作品どした。
2024.04.29
三木康一郎監督、中条あやみ、志尊淳、真野恵里菜。原作は福山リョウコの同名漫画。ラスト、ライブ会場に向かう時くらいタクシーに乗ればいいのになぜ走る。当時、バンドのメンバーがCDデビューしたらしいけど、それを言うなら脱走した女囚バンドのロードムービー「バンディッツ」(1997年カーチャ・フォン・ガルニエ監督)を思い出す。彼女たちはツアーライブしたとか。当時、CDを買ったし。アルバムの中からお気に入りの「Another Sad Song」をご紹介。思うに音楽映画とか広告屋の映画などはどうも危ない。本職のところがどうもマズイ。そんな気がする天候不純で体調絶不調の今日この頃なのでした。
2024.04.28
東伸児監督脚本、林遣都、市原悦子、藤井美菜、綿引勝彦、相島一之。原作は乃南アサの同名小説。これだけは言っておきたい。ばあちゃんちの柴犬が顔も体型もめっちゃ可愛い。話は両親に捨てられ日々を女性を襲う通り魔として日銭を稼ぐ林だったがある日女性を刺して逃亡中に脅した車から宮崎県椎葉村の山中に捨てられそこで偶然にもバイクで転倒した市原悦子を助けばあちゃんちに居候することになる。そこで何やかやと人の心に触れ自分の罪にも心痛める出会いがあり、村の警察署に自首する。3年後、刑を終えて村に帰ってきた林はばあちゃんちに明かりが灯っているのを見つけて完。内容はまったく違うけど阪本順治監督の「大鹿村騒動記」(2011年、原田芳雄、大楠道代、岸部一徳、石橋蓮司)を思い出した。こちらもぜひ。
2024.04.27
レクシー・アレクサンダー監督、レイ・スティーヴンソン、ジュリー・ベンツ。顔面は吹っ飛び首はブチ切れ体は爆発し脳天はカチ割られる、貧乏なバットマンとナチュラルボーン悪党の単純なスプラッターバトルムービー。2009年、まだこの手の表現(人間で)はよかったのか、ギリの時代?見てはないけど(今さら見たいとも思わんけど)一作目はドルフ・ラングレンらしかったので、そちらはなんだか面白そうだ。
2024.04.24
スティーヴン・セイント・レジャー監督、ガイ・ピアース、マギー・グレイス。30分ちょっとかで早々に離脱。なんかやってることが2079年設定とは思えない。合掌。
2024.04.21
ジェイソン・ライトマン監督、キャリー・クーン、フィン・ウルフハード、マッケナ・グレイス。思いっきりオリジナルに寄せてきたなぁ、孫たち大活躍で娘と雪解け。設定復活で血脈の代替わりっす。ちょっとダレたけど、マシュマロマン、お久です。
2024.04.10
西谷弘監督、福山雅治、柴咲コウ、北村一輝。原作は東野圭吾の同名小説。僕はテレビドラマのテイストでいいっすけど。どうも馴染みません。「怪奇大作戦」のままでいておくれ(とはいえ「怪奇大作戦」の方が面白いんすけど)。ストーリーもなんかねやから。そっちは誰かに任せてここはひとつ、よろしくお願いしたかった。残念。
2024.04.04
品川ヒロシ監督脚本、倉悠貴、醍醐虎汰朗、与田祐希、渡辺満里奈、杉本哲太。原作は井口達也・みずたまことの同名漫画。うーん、とりあえず「ベイビーわるきゅーれ」「ベイビーわるきゅーれ2ベイビー」(2021年・2023年阪元裕吾監督脚本、髙石あかり、伊澤彩織)の圧勝。っちゅーかヤンキー映画の楽しみ方を知らんだけかもわからんけど。
2024.04.03
渡辺謙作監督脚本、長谷川博己、綾瀬はるか、伊佐山ひろ子、広岡由里子、占部房子、上原奈美、麻生久美子。原作は髙橋秀実の同名エッセイ。なんか変な映画。主人公の名前が小鳥遊で冒頭でひとネタあるところから一気に残念感が漂う。以降、ツボが違うのかわからんがやっぱり性格が合わん、ラストまで。しかしスクールの生徒のおばちゃんたちは名優揃いです。ラストは長谷川博己が新しい一歩に向けて告白をしてスクールに戻って次は50mを目指そうとプールから笑顔で顔を出したアップで完。しかし薄くて長くて共感も難しい変な映画でした。
2024.04.01
北村龍平監督、のん、門脇麦、大島優子、高良健吾、寺島しのぶ、柴咲コウ、三田佳子、永瀬正敏。原作は髙橋ツトムの漫画「天間荘の三姉妹 スカイハイ」。全部の空気が間違ってる気がする。そして長尺。ラストは住民全員が大女将寺島しのぶの一喝で往生する決意を固め天間荘の宴のあと天に昇り、天間荘家族も遅れて往生する。一人残されたのんは柴咲コウに「おいきなさい」と送られ生きる道へ。現世で水族館のイルカショーのトレーナーとなってプールでジャンプして完。「スカイハイ」なら柴咲コウじゃなくて釈由美子でもよかったやん。ちゅーか釈由美子でええやん。
2024.03.27
篠原哲雄監督、山崎まさよし、尾野真千子、北村匠海、中村ゆり、竹原ピストル、滝藤賢一。原作は横山秀夫の同名小説。うーん、おもんなかった。話がつまらんのか運びがイマイチなのか、見てる僕が鈍いのか、ラストシーンも忘れていいっす。双子といえばいつも思い出すのが横溝正史の金田一耕助シリーズ短編「人面瘡」。これは面白かった記憶(なんか覚えてないけど瘡の原因がヘェ〜と当時は新鮮だった)、ぜひ。
2024.03.21
真利子哲也監督脚本、岩瀬亮、内田慈、各国の人々。オムニバス映画「緊急事態宣言」の第5話。世界各国の自粛生活ドキュメントを5月初旬から6月1日までひたすらに撮り続けた記録。でもこれはきっとみんなが考えたことだろう。で、世界に友達がいてできるプラットホームがあるのならリアルタイムで動画を見たかった。いや、そんなのがすでに当時あちこちで公開されていたのかも。だって、今見たらそれは記録に成り下がってるから。記憶だから。僕にはあまり意味がない。でも面白かったっすけど(しかしドキュメンタリー風なのも混ざり込んでる?)。しかし他作品に比べて本作だけ長尺なのはいかが?妙な特別感があろうがなかろうがくすぶったりするんすが。心が狭いんすか?四角四面なんすか?そうならそこまでして見るほどでも、てな感じっす。
2024.03.19
三木聡監督脚本、夏帆、ふせえり、松浦祐也、長野克弘、麻生久美子。オムニバス映画「緊急事態宣言」の第4話。不倫で仕事を失ってしまった女優夏帆が妙なボトルメールを受け取って新作映画の主演としてリモートで監督からの演技指導を受ける話。ところが監督はすでに亡くなっていて〜。あ〜、やっぱ三木監督だ、苦手な奴だ。風呂敷広げたまんまだ〜。ちなみにバナナは皮を剥いてラップに包んで冷凍するのが正解っす。あ、風鈴が部屋に戻ってた不思議も夏帆が叫ぶたびに人が死ぬとか言われても1ミリもおもろくないっす。
2024.03.18
非同期テック部(ムロツヨシ 真鍋大度 上田誠)監督脚本、ムロツヨシ、柴咲コウ、きたろう、阿佐ヶ谷姉妹。オムニバス映画「緊急事態宣言」の第3話。企画脚本がヨーロッパ企画。そんで昔からヨーロッパ企画が苦手だ。で、どうも何が面白いんだかの本作も見終わってヨーロッパ企画だと知ったので腑に落ちた。でもリモコンで顔が変わるのはちょっと面白いのでそこだけ見ればいいっすよ。中国の「変面」とかテレビのザッピングみたいにパパパパパっと変えられたら面白い?しかし柴咲コウはどういう設定であちこちのモノに移れたんだ、事故死したから霊なのか、どうでもええけど。で、ラストはあれもこれもが映画でハイ見てる人が騙されてました、のよくある展開でさらにムロが変面リモコンを押したところで完。結局ムロは?てなことみたいやけどどーでもいいっす。
2024.03.17
園子温監督脚本、斎藤工、田口主将、中條サエ子。オムニバス映画「緊急事態宣言」の第2話。コロナ禍が過ぎて5年。さらに凶悪なウィルスに曝され自粛生活は20年30年と延長に延長を重ね、主人公の斎藤は生まれて一度も人を見たことがない。おまけにソーシャルディスタンスは50メートル以上。そんな未来の物語。年に数回の外出の日、キスの音を初めて聞いた斎藤は糸電話で女性と出会い、それから今までの生活が色褪せる。しかし2度目に会った時、女性は感染していてキスされた斎藤も感染する。3度目、斎藤は倒れてる女性を助け、ただ生きてるだけじゃダメなんだと気づいた顔のアップで完。でも舞台が似て非なる世界なんできっとパラレルワールドなんでしょうか。嫌いじゃないっす。
2024.03.16
中野量太監督脚本、渡辺真起子、岸井ゆきの、青木柚。オムニバス映画「緊急事態宣言」の第一話。青木柚をずっと神木隆之介と勘違いしてました。離れ離れに暮らすそれぞれの部屋から岸井ゆきのの誕生日をオンラインで祝う家族。父は19時に帰宅する予定。ラスト、渡辺真起子の元へ父の遺骨がデリバリーで届く。しかしそれが本当に父の遺骨かどうか誰にもわからない。そしてまたチャイムが鳴って。父が帰ってきたのか、それとも?三人とも玄関に走って完。なんか異国で戦死した兵隊さんの遺骨のエピソードを思い出した。やっぱ戦争だったのか。
2024.03.15
橋本直樹監督、新津ちせ、有村架純、有村架純、笈田ヨシ。原作は伊集院静の同名短編小説。犬と暮らしたことがある人ならぜひ。猫ではこうはいきますまいて。ラストの幻の電車に乗ってみんな逝っちゃうというのはイマイチ響きませんでしたけど、ルーのアップの顔、ちょいコワッ。そしてどこからかふわりと現れるルース。犬ですねぇ、そゆとこ。そんでフセさんが入院してた病院の若い看護師たち。あれが普通だとは思うけど、ま、あんな人ばっかなら僕は入院するのヤですなぁ。でもこれからの社会、めっちゃあんな人ばかりで埋まりそうな予感がプンプン、応用の効く人が皆無で、というか応用を効かせたら罰せられる社会になりそうで、きな臭いぞ。きなこ臭かったら良かったのに。
2024.03.13
廣木隆一監督、大泉洋、有村架純、目黒蓮、伊藤沙莉、田中圭、柴咲コウ。原作は佐藤正午の同名小説。いやいやいや共感も共鳴も共振もできず。みんながみんな生まれ変わりになるとあっちこっちでめちゃややこしい。それがフツーになるともう生まれ変わりの同窓会できるやん。そんなアホなですやん。凶悪犯もリーインカーネーション?子供は親を選んで生まれてくるんだよとか言はれると、もう親ガチャがハズレとか言えませんな、お前が選んだ結果っすから。逆に親は子ガチャがハズレって言えますわな。ラストは大泉の母親のヘルパーの娘が柴咲コウの生まれ変わりだったというオチで完。家族全員、因縁の生まれ変わりっていうのどうっすか。
2024.03.10
酒井麻衣監督、白岩瑠姫、久間田琳加、箭内夢菜、鶴田真由。原作は汐見夏衛の同名小説。冒頭はでかい家のてっぺんのめっちゃええからくり部屋やなぁとか。その奥の奥の部屋から久間田が下りてきて朝食に着くのはみんなと別のテーブル(実はここまで久間田の心模様の象徴)。そこは母親の再婚先の義父のお店と住居が兼用のでかい家なのでした。で、白岩といろいろあって(同級生だったとか綺麗なペンの持ち主だったとか変わりすぎた久間田とか小児癌だったとか)、前半に隠されていたことがクライマックス母親鶴田のファインプレイで明らかとなり、前半、白岩に手を引かれた久間田が今度は白岩の手を引き上げ校舎の屋上に朝焼けを描く結果に。そして久間田は家族と一緒のテーブルで食事をし義父をお父さんと呼ぶ。ラストは5年後。仕事の帰り(なのか?)オープン準備中のギャラリーに導かれた久間田は戻ってきた白岩に呼ばれ振り返った顔のアップで完。でもまぁ、テンプレの二人はどうでもええけど久間田の親友の箭内に座布団2枚あげて。
2024.03.08
清水崇監督、三吉彩花、坂東龍汰、高嶋政伸、高島礼子、石橋蓮司。なんじゃこりゃ、ですわ。ラスト、三吉彩花が牙を出して舌舐めずり的ポーズをするも「?」しかなかった。だって犬がらみ、犬と交配的な話なんかすっかり忘れてるし。ついでにタイトルも忘れてるし。弱いっす、テーマ弱すぎっす。ネットに頼りすぎっす。しかしシーズーの血を継いでりゃまかり間違っても残虐にはなりまへん。温和でちょっと意固地な血脈、どうっすか。
2024.03.07
原田眞人監督、安藤サクラ、山田涼介、生瀬勝久、宇崎竜童。原作は黒川博行の小説「勁草」。長い。そしておもんない。おもろなるはずやのにおもんない。ラスト、月曜日に走ってる巫女に化けて逃走する安藤サクラの笑い顔で完。それはまぁ、ええじゃないかに紛れて逃げる竜馬三人組(「竜馬暗殺」1974年黒木和雄監督、原田芳雄)みたいでええねんけど、まぁおもんない。なんで。
2024.03.04
アンディ・テナント監督、ジェニファー・アニストン、ジェラルド・バトラー。元NY市警で今は賞金稼ぎのジェラルドと記者で元妻のジェニファー。ジェニファーが裁判に出頭しなかったことからジェラルドに追われる羽目になり、おまけに警察内部の犯罪にも巻き込まれる二人が繰り広げるドタバタアクションラブコメディ。ゴルフ場でのひと騒ぎシーンでビージーズの「ステイン・アライヴ」(1978年)がかかったのにちょっとびっくり。けっこう面白かったけどウィキによるとめっちゃ酷評されたらしい。ジェニファー・アニストンのじゃじゃ馬っぷり、いいっすけどね。ラストは元妻ジェニファーを収監し報酬を獲得したジェラルドも自分を侮辱した警官を殴り元妻の隣の独房に入れられ、檻を挟んでキスしてめでたしめでたしの完。
2024.03.01
柳瀬観監督、浜田光夫、松原智恵子、舟木一夫、堺正章。地方出身のトラック乗りの青年がバスガイドに恋をして寝る間もデートも惜しんで働き独立を夢見る物語。ラストは無理が祟ってトラックが手に入る寸前で事故を起こし運転もできなくなる。自暴自棄の中、仲間に励まされ恋人と共に出直す決意をして完。すごかったのが浜田が入院した病室でおよそ14人部屋。びっくりっす。映画の象徴となるのが石油コンビナートから休まず吹き上がる炎の煙突。まるで休むことなく働き続ける自分たちのよう。それにしても松原智恵子めちゃ可愛い。主題歌を歌う舟木一夫が浜田光夫と同郷の親友役で出演。
2024.02.29
原恵一監督、當真あみ、北村匠海、板垣李光人、吉柳咲良、横溝菜帆、高山みなみ、梶裕貴、芦田愛菜。原作は辻村深月の同名小説。ゲームはしないのでよくわからんけど、オンラインゲームのタイムリープバージョンみたい。ゲームの舞台は「かがみの孤城」。ほんま、まさか時代が違うとは。考え始めたら頭がクラクラしそうやけど、この設定、なかなか好きです。でも、そもそものそこがわかれへん。城はなんなのか。狼って何。結末は実は決まってたのか。あ、考えんとこ。どーせ的外れ、考察の趣味なし。原監督じゃないけど久しぶりに「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」(2004年水島努監督)を見たくなった。
2024.02.28
リー・タマホリ監督、ニコラス・ケイジ、ジュリアン・ムーア、ジェシカ・ビール。原作はフィリップ・K・ディックの小説「ゴールデン・マン」。ウィキによると原作とはまったく別物の話らしい。原作も知らないんでそれと関係なくめっちゃつまらんかった。なんかみんなめっちゃポンコツやねん。設定もなんだかなぁっす。ラスト、すでに忘れた。
2024.02.24
マイケル・ペトローニ監督、エイドリアン・ブロディ、クロエ・ベイリス。自分の不注意から娘を事故で亡くした精神分析医のピーター。彼の前に現れた一人の少女から彼の患者すべてが彼の子供時代に起こした列車事故の犠牲者で死人だとわかる。さらにその曖昧な記憶を辿るうちに、実は事故に隠された父親のおぞましい殺人が明らかになる。すべてを思い出した彼は父親に反撃されパトカーで拉致されるが、ラスト、霊の力もあり父親とともにパトカーは列車に衝突する。そして少女の霊は静かに去っていく。という展開であるけど霊より驚いたのはクライマックス、パトカーと衝突した列車が止まりもせずそのまま走り去ったこと。すごいな、オーストラリア。そんで、結末に驚愕の真実が〜の煽りっすが「まあまあようある結末」でした。もうちょっとおもろなった気はするけど残念。しかしオーストラリアであれアメリカであれ衝突した列車は走りすぎていく。あれ、止まれないから遥か先で停車してるのかな。
2024.02.19
倉田準二監督、渡瀬恒彦、沢野火子、牧冬吉、諸口あきら。富士山麓に巨大化した最古の恐竜プレシオサウルスと怪鳥ランフォリンクスが蘇り、この二匹の死闘と共に富士山の噴火と大地震が起こり、その只中にいた渡瀬恒彦と沢野火子は炎の中、倒木にぶら下がり互いの手をしっかりと握ったアップで完。二人が助かったのかどうかはわからない結末。個人的には久しぶりに諸口あきらが見られて懐かしかった。牧冬吉(白影)も久しぶりでした。古代生物だけにランフォリンクスもわりと正確、口ばし見たらウソやと思ったけどホンマやった。
2024.02.17
イム・サンユン監督、ソ・ジソブ, クァク・ドウォン, キム・ドンジュン、イ・ミヨン。会社員を装ったプロの殺し屋が昔憧れた歌手で今はシングルマザーのイ・ミヨンに出会い、会社を退職し平凡な幸せを願う。が当然そんな夢は叶うはずもなく、ラストは全社員を敵にまわし凄惨な銃撃戦の後、生き残ったイ・ミヨンの息子で殺し屋バイトだったフンを逃し自分は血だらけの顔で服装を整え警察に囲まれた玄関ドアへ向かう。デスクに置かれた血に染まった退職届が映し出され、そこで、何も知らずにこの会社の面接を受けた日を思い出す。電車の窓に自分を映しながら面接の練習をし、思い立って電車を降り履歴書の写真を笑顔で撮り直すシーンで完。
2024.02.15
前田哲監督、松山ケンイチ、長澤まさみ、鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、藤田弓子、柄本明。原作は葉真中顕の小説「ロスト・ケア」。高齢者42人を毒殺した若白髪のヘルパー松山ケンイチと高級老人ホームで母が暮らす検事の長澤まさみとの心揺らぐ葛藤。明らかになる長澤まさみの父の末路と松山ケンイチの殺害の一歩となった父柄本明との凄惨な介護の悲劇。戸田菜穂の怒号、坂井真紀の穏やかな笑み、ラスト、柄本明の折鶴に隠された慟哭のメッセージ、そしてすべてを洗い流すような、藤田弓子が娘長澤まさみの頭を撫でながら歌う「空に星があるように」(1966年・荒木一郎作詞作曲歌唱)。ロストケアとは?そして憧れの人に錯乱するほど裏切られた新人ヘルパーはデリヘル嬢になった。ぜひぜひ。
2024.02.14
安里麻里監督脚本、中条あやみ、森川葵、小島藤子、中村ゆり、浅香航大、中越典子、美保純。原作は大塚英志の小説「零 〜ゼロ〜 女の子だけがかかる呪い」。なんでそうなった?がイマイチしっくりと入ってこないっす。ま、それはおっさん特有の病かもわからんからしゃーないとして(伝説の始まりは美保純で美保の犠牲が双子の中条姉妹でそれを供養したのが浅香で浅香を守ったのが姉の中村で浅香の勘違いで中条が殺されかけ森川が助けとかいう話、多分)、けど俳優は今から見ると豪華で、ずっと不可思議な存在(世間の人気度がわからない気分)だった中条あやみがなんだかわかった感じになってきた。ラストは卒業を迎えて、森川が中条の写真を撮ろうとファインダーを覗くと死んだ友達たちが中条を囲んでいて、森川は撮るのをやめ「大人になってから撮りに帰る」と中条に微笑んで唇触れずのキスで完。
2024.02.13
前田和男監督、間宮祥太朗、石井杏奈、矢本悠馬、眞島秀和、石橋蓮司、ウーイェイよしたか。原作は島崎藤村の同名小説。部落差別の話らしいとはぼんやり知ってたけど読んだことがなかったんで改めてこんな話だったのかと知った。話は明治後期の信州、父親の言いつけで部落の出自を隠して小学校教師になった丑松は、悩み葛藤の末、出自をあかし教師を辞め生徒と親友に見送られて愛する人と東京へ旅たつ。与謝野晶子もほとんど知らんかったけど青空文庫と朗読サイトで知るようになったのが最近で、劇中で間宮と石井が発売されたばかりの文芸誌「明星」に掲載された与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」を読むシーンがあり時代背景が具体的な映像としてここで繋がった。しかし、寺男役のウーイェイよしたかを見たときは「え、まさか」と思ったけどなかなか適役でした。もう何年も漫才も「せやねん」も見てないけど。そんで泉谷しげるの「暗闇街丑松通」(1974年アルバム「黄金狂時代」収録)と勝手にダブってた。ついでに「ひねくれ子守唄」(1971年デビューアルバム「泉谷しげる登場」収録)も思い出したのでした。
2024.02.10
北野武監督脚本、ビートたけし、西田敏行、三浦友和、加瀬亮、中野英雄、松重豊、小日向文世。びっくり。前作ラストで死んだと思ってたビートたけしが生きて出所して中野英雄と組んでリベンジとは。今回は話がわかりやすくなって名演も含みめちゃ面白かった。ベテラン、大御所はもちろん、特にインテリヤクザの加瀬亮は見応え充分。回すもの、回してるつもりのもの、その禍々しい渦をド直球で破壊するもの、ラストは殺された中野英雄の葬儀に小日向文世の案内で訪れたビートたけしが調子良く絡む小日向を撃って完。今更ながらぜひ。
2024.02.07
瑠東東一郎監督、岸優太、竜星涼、田中圭、高良健吾、尾上松也。原作は小沢としおの同名漫画。なんか遅ればせながら見た「アウトレイジ 」の高校生バージョンみたいな。すでに売れてる名の知れた俳優や芸人が高校生になって喧嘩するみたいな。漫画も当然知らんので余計におもんなかった。その上に120分もある。90分でええやん。辛かったっす。ラストは、忘れてもへっちゃらっす。
2024.02.06
北野武監督脚本、ビートたけし、椎名桔平、三浦友和、石橋蓮司。遅ればせながらの今っす。男前も個性派も一線級の俳優がみんなヤクザやってます。一番はそれを見せたかったのかなぁ。出演者もそれをやりたかったりして。でも昔の映画に比べて顔のバリエーションが少ないんすけど。昔の映画ってもっと悪い顔があれもこれもどっさりフルバリで勢揃いでしたけど。ま、昔と言えば仁義なきシリーズとかのヤクザ映画はあんまり見てないんであれっすけど。しかし組の名前をいろいろ言われてもハナから覚えられないんで途中から誰がなんだかわかんなくなってきたよ。でもおもろい。石橋蓮司のDr.レクターばりの顔面マスクでの目だけ演技はさすが!とワロた。ラストは三浦友和が大勝利で小日向文世もめでたく出世しての部下に後を継がせて旨味温存、ビートたけしは刑務所で中野英雄に刺されて完。
2024.02.03
山下敦弘監督、宮藤脚本、岡田将生、清原果耶、荒川良々。2021年公開の台湾映画「1秒先の彼女」(チェン・ユーシュン監督)のリメイク。日本版は男女が逆のキャラ設定。しかしつまりません。岡田将生にイラッとしすぎて体に悪い。で、話も人物もみんな変。さらに時が止まっても風は吹いていてなのに鳥は空中で止まってる。これをどう考えればええのやら。ま、ラストは岡田が天橋立の郵便局へ異動して清原の手紙を待つが清原はその頃トラックと事故って入院中。そして待ち焦がれた頃、清原が訪れて切手を買い、岡田の父からの頼みだったパピコを渡す。二人笑いあって完。ま、なんちゅーか岡田がウザかった。話はつまらんかったしピンときませんでした。韓国と同じく台湾テイストマジックか、合掌。
2024.01.31
マリオ・カイアーノ監督、アンソニー・ステファン、エドゥアルド・ファヤルド、ルチアナ・ギリ。マカロニウェスタン。銀行強盗団に妻を犯され殺された保安官の復讐。しかししかし、銃声が鳴り響いてるのに、馬が荒野を疾走してるのに眠くて眠くてしょうがない。主題歌は詩も含めて熱唱するもなんかカッコよくない。熱唱でカッコいいのは例えば「南から来た用心棒」(1966年ミケーレ・ルーポ監督ジュリアーノ・ジェンマ主演)のテーマみたいな。ラストの復讐を果たして去る時もサルーンの女主人が撃たれてるのにさっさと行ってしまう歯切れの悪さ、尾を引くモヤモヤ感。なんだかなぁっす。
2024.01.30
今村昌平監督、役所広司、清水美砂、倍賞美津子、北村有起哉、北村和夫、小島聖。原作は辺見庸の同名小説等。身体に「水」が溜まると万引きの虫が騒ぎ出し、「水」が引くと悪い虫も治る不思議な女性清水美砂。その母倍賞美津子も同じ体質だったらしい。そしてその母娘の住む古い屋敷に亡きホームレスの師北村和夫から教わった金の仏像を探しにきた失業中の男役所広司。漁港の人手不足から役所広司をバイトで雇う社長の息子北村有起哉。昔、清水美砂の死んだ恋人と因縁があったチンピラのガダルカナル・タカ。そのチンピラを知り合いの北村有起哉がボコボコに。そして古い屋敷の前の川で釣りをする三人の爺さんはみんな若い頃、美人だった倍賞美津子が好きだった。その川には清水美砂の「水」が流れおち、なぜかいろんな魚が寄ってくる。そして今日も倍賞美津子は家の前で椅子に座り人待ち顔。狭い世界で幾層にも重なった年月と心が交わり絡まり搾り出た魂の叫びがラストの消波ブロックから噴き出る「水」へ爆発する。脱水症が心配っす。ぜひぜひ。北村親子の共演(一緒のシーンはないけど)も必見。そして富山弁はなんだか土佐弁っぽい、不思議。
2024.01.28
松木彩監督、鈴木亮平、賀来賢人、中条あやみ、要潤、仲里依紗、石田ゆり子。嗚呼何と言うことでしょう、そこには臆病な新人がとか、近隣のあらゆる救急車輌がとか、クールなエリートがやがてとか、観光客の中学生が進み出てとか、風前の灯火の命が奇跡的にとか、全編そんなリピだかリフだかのミニタワーリングインフェルノ。第一作の「ポセイドン・アドベンチャー」(1973年ロナルド・ニーム監督、ジーン・ハックマン、アーネスト・ボーグナイン)が好きな身にはいろいろと辛い、染みついた浪花節も含めて。ちなみに爆破犯の今野浩喜はどうなった?締めでけっこう大事やと思うけどそこはシカトやったかも。「コンノ、そこに愛はあるのんか」、合掌。
2024.01.24
エリザベス・バンクス監督脚本、クリステン・スチュワート、ナオミ・スコット、エラ・バリンスカ、エリザベス・バンクス、パトリック・スチュワート。テレビドラマから延々と続いてる設定がいいっすよね。マジ面白いし、よく出来てるし。テレビで見るまで映画が続いてたのも知らんかったけど。自分の中ではドリュー・バリモアで終わってたけど。ラストはナオミ・スコットのエンジェルとしてのこれからの活躍ありきの完なんで当然シリーズは続くはず。っちゅーか公開から5年、え、続編はないのか。え〜〜〜、007と双璧のシリーズになってほしいっす。
2024.01.23
田中亮監督、竹野内豊、黒木華、斎藤工、西野七瀬、田中みな実、吉田羊。原作は浅見理都の同名漫画。なんてこたない話でした。手垢ついてる割に、人殺しや放火に鈍感すぎて、みんないい人ってね。ラストは早送りでボーッと見てたんで早くも忘れた。テレビ録画だったんでなんかめっちゃ多いCMの中に本編が埋もれてるみたいな雰囲気でした。
2024.01.20
デヴィッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、キャリー・クーン、キム・ディケンズ、タイラー・ペリー。原作はギリアン・フリンの同名小説。10年前の衝撃はわからんが、今見た感想はつまんなくはないけど長い割にあんまりでした。しかしアメリカの捜査は大味ですなぁ。ラストは、書くのも面倒なんで思い出さなくてもいいっす。
2024.01.19
ジェイ・ローチ監督、シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビー、ジョン・リスゴー、マルコム・マクダウェル。昔からシャーリーズ・セロンとニコール・キッドマンをよく間違える。そこにナオミ・ワッツも。本筋から逸れるけどテレビ放送で見たんで、テロップで能登半島地震の第一報が流れ、そのテロップが重なる度に震度が大きくなるのが結果を知ってるだけに(録画を見たのは6日)ドキドキした。映画に戻って、かつての名作ドキュメンタリー映画「デブラ・ウィンガーを探して」(2002年ロザンナ・アークエット監督、パトリシア・アークエット)を思い出した。どちらもぜひ。
2024.01.16
前田哲監督、広瀬すず、大西利空、高良健吾、當真あみ、北村有起哉、坂井真紀、生瀬勝久。原作は田島列島の同名漫画。ヘビーでウェットだと勝手に思い込んでたらドライでライトだった。底に沈んでるもんを感じるのは人それぞれっすけど。ダブル不倫で駆け落ちして破局した二つの家族の、不倫母の娘と不倫父の息子が10年後にシェアハウスで出会ってからの物語。シェアハウスの感じがドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」となんかダブって邪魔。ラストは広瀬が母親(坂井真紀)に大西と会いに行き結果は散々だったが気持ちにケリがつき、広瀬はシェアハウスを出ていく。その途中、彼女を追いかけた大西の告白を受け新しい始まりの予感で完。エグイ話なのに案外あっさりとして広瀬の母親、坂井真紀の妙なリアルさだけが際立ってた、さすがっす。北村有起哉の妻は息子が独り立ちしたら熟年離婚しそうかなぁ。卵かけカレーは僕も昔よくやった。僕はご飯もろともぐちゃぐちゃに混ぜる派ですけど。美味いっす。
2024.01.09
水田伸生監督、多部未華子、倍賞美津子、要潤、北村匠海、金井克子、志賀廣太郎、小林聡美。韓国映画「怪しい彼女」(2014年)のリメイク。ひょんなことから婆さん(倍賞美津子)から二十歳(多部未華子)に若返ったカツ婆の周りを幸せに巻き込んでの青春全速力物語。昭和のヒットソングをカバーする多部未華子の歌声が見どころ。ラストは孫とバンドを組んだフェス当日、交通事故にあった孫を救うため多部はライブ後に輸血をし元の婆さんに。その後めでたく孫のバンドはプロデビューし、そのリハ見学を抜け出した婆さんはベスパに乗って迎えにきた若返った幼なじみの次郎と颯爽と走り去って完。では多部未華子さんが披露するヒットソングの原楽曲を紹介。「見上げてごらん夜の星を」(1963年)、「真っ赤な太陽」(1967年)、「悲しくてやりきれない」(1968年)です。
2024.01.06
塚原あゆ子監督、目黒蓮、今田美桜、髙石あかり、石橋蓮司。原作は顎木あくみの同名小説。予告編を見た時から何気に有村架純だと思ってたけど今田美桜でした。それにしても異能話をラブストーリーのおかずにしてしまうとは。せめて五分五分にしてほしかったなぁ。二つをバラバラにしたらどっちもよくあるフツーの話やし。いや、フツー以下ですけど。ラストは今田美桜には強烈な異能があることがわかり、その力で目黒蓮を救い、二人はめでたく結婚を約束するけど、その裏で鶴木家の御曹司・鶴木新は謎のカラス仮面の人物と会い、謎仮面が今田美桜を迎えに行くと告げ、不気味に続編を予感させて完。
2024.01.05
中田秀夫監督、橋本環奈、重岡大毅、堀田真由、倉悠貴、MEGUMI、清水ミチコ、長谷川忍。原作は清水カルマの同名小説。めっちゃ低予算な構成なのはしみじみとわかる。薄い予算に対してキャラは濃い。その濃いキャラがコントへ誘うのだ。もう、どっちへ行きたいんだかで迷走してみんな逝ってしまった。ラスト、重岡大毅が息子を生き返らせようと庭で呪文を唱えるけど、いや、アンタに能力はないやろと。でも息子にはあるから生き返る予兆で完。え〜〜〜〜っ。というわけで昔々のギター少年なら必ず練習したナルシソ・イエペス「禁じられた遊び」を。さわりのさわりなら弾けます。
2024.01.04
朝倉加葉子監督脚本、ゆるめるモ!。まさかのあの。このグループ所属だったんすね。知ったのが衝撃のラヴィット派っすから。と思えばなかなかの芸歴。というわけでアイドル映画です。森であのが睡眠薬自殺を図るが死ねず目覚めて帰るところを撃たれて死亡。しかし清掃員グループに蘇生の儀式をうけ生き返るが自分の意志で死にたいと言う。メンバーはその願いを叶えるため試行錯誤するがそこにあのを撃った悪の手が迫る。ラストは何回も生き返ってきたあのに死期が迫り「死にたいことは生きたいことだった」と告げ屋上でメンバーと共に踊って完。演技がアレなんでアレやけど話は面白いと思ったのでした。
2024.01.02
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