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平川雄一朗監督、市原隼人、金子ノブアキ、浅利陽介、蓮佛美沙子、石橋蓮司。原作は誉田哲也。映画じゃなくwebドラマだったらしい。さすがにわかりやすいのを通り越すとこうなるかという典型。見終わってウィキ見てわかったけどさすが誉田哲也原作。話が進むにつれどんどん安っぽくショボくなる内容と絵づら。犠牲になったのはけっこう豪華な役者陣かも。(221210)
2023.01.03
阪元裕吾監督脚本、髙石あかり、伊澤彩織、ラバーガール、秋谷百音。犬がフローリングで歩く音のモノマネ。焼きたてバゲットの匂いに癒される。炊きあがる炊飯器のご飯の匂いに癒されるのは「殺しの烙印」(1967年鈴木清順監督、宍戸錠)でしたが。めちゃ面白い、ぜひぜひ。続編も楽しみ。(221209)
2023.01.02
英勉監督、Snow Man、髙橋ひかる、桜田ひより、八木莉可子。桜田ひよりのチビ太にありったけのザブトンあげて。揖保ノ糸のCMの娘、八木莉可子っていうねんや。という映画でした。話は予想外やったけどテレビアニメほどぶっ飛んでなかったな。面白くなりそうでなんなかったな。
2022.12.30
松本花奈監督、北村匠海、黒島結菜、佐津川愛美。原作はカツセマサヒコの同名小説。書類の判子欄に隣の偉いさんの判子に敬意を表すため左に判子を傾けて押すお辞儀判子ってウケる。初めて聞いた。後はありがちエピソードのオンパレで姑息な並び替え編集マジックのあるあるサプライズもありがち。こんなお手軽詰め合わせ作品になにをどうしろと。でもちょい出の佐津川愛美さん、相変わらずうまい。そして終わり頃、感傷に浸って「人生のマジックアワー」って恥ずっ。
2022.12.28
飯塚健監督脚本、満島真之介、佐々木希、松坂桃李。原作は2ちゃんねるへの書き込みを小学館が書籍化。今見たら豪華キャスト陣。これは「電車男」の流れなのかとウィキしたら「電車男」で沸いたのは2005年だった。けっこう続いたんすね、2チャンネルからの出版の流れ。当時は満島慎之助のキャラが痛くて見る気が失せてたんで9年ぶり。「見栄を張るなら意地を張れよ」ピザ配達の谷村美月の名言。佐藤二朗のキャラメルコーンおじさんのコスプレうけた。でも後半の展開は好きじゃない。いしいひさいちの「バイトくん」で安下宿共斗会議が綿密に立てた計画の第一歩で失敗するのが好きだ。なので佐々木希PVとしてどうぞ。
2022.12.27
中村義洋監督、竹内結子、阿部寛、堺雅人。原作は海堂尊の同名小説。女性版田口先生もいいっすね。原作はどっちなんでしょ、読んでないから知りません。本作の田口先生の雰囲気からすると女性の方がええかも。
2022.12.25
森永健次郎監督、芦川いづみ、浅丘ルリ子、吉永小百合、和泉雅子。高度成長期のこの時代の日本ていいっすね。物語はさておいても街並みや建物、部屋の調度とかを見るだけでも楽しい。もちろん、キャラ違いの美しい4姉妹も合わせて目の保養じゃ〜。しかしこんな終わりが待っているなんて。浅丘ルリ子と吉永小百合の決意の結末、まさか始まりの時にこんなラストが想像できたでしょうか、面白かった。
2022.12.21
佐久間紀佳監督、原田知世、田中圭、西野七瀬、横浜流星。考えるのは嫌いなんでこれでもかの考察強制には向いてないっす。ただただ、西野七瀬のひとりタイタニックとか鮫の口から死体が落ちるぞとか思いながらボーッと見てるだけ。劇場で二人以上で見た人は見ながら話したりしたんだろうか、終わって食べながら飲みながら感想を話したんだろうか。家で見た人はもっと盛り上がるんだろうか。それも向いてない。しかし西野七瀬の十字架はどうやって吊るしたんだろう、解説されてたっけ?
2022.12.20
ピーター・ランデズマン監督、ジェームズ・バッジ・デール、ザック・エフロン、ビリー・ボブ・ソーントン、ジャッキー・ウィーヴァー。暗殺される直前からの物語。パレードを撮影していたアマチュア・カメラマン、シークレットサービスとダラス市警とFBI。処置をしたパークランドパークランド記念病院の医師と看護師。フィルム争奪とマスコミ。そしてオズワルド容疑者の暗殺。さらに混沌としていく雲行きと待ち受ける暗い未来。できれば4日間を1日目、2日目とかテロップを入れて欲しかったなぁ。そしてここから210807に投稿した「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」(2017年)のエピソードにつながるのです。
2022.12.19
大九明子監督、じろう(シソンヌ)脚本、松雪泰子、黒木華、清水尋也。原作は川嶋佳子(シソンヌじろう)の同名小説。じろう(シソンヌ)脚本に驚きました。コントで見かけたこともあるけどあれが川嶋佳子なのかなぁとうっすらと思い出すけど違うかも。小説になってたんすね。映画の設定は20190320から20200911までの日記です。めちゃいい。そんで、松雪泰子と高岡早紀の相違って何だろうとか考えてしまいました。
2022.12.17
橋本昌和監督。面白かった。今回はゲスト声優が変に出しゃばらなくて良かった。構成が「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」っぽくて、設定は「嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」にも似て、でもかすかべ防衛隊は出番なしかと寂しく思いきやクライマックスで大活躍。ちょっと「スター・ウォーズ」と「20世紀少年」かすってるし。「ゴーストバスターズ」もしんちゃんのタコの足でチョイかすり。そもそものもののけの術は「ライラの冒険 黄金の羅針盤」っぽい。しかし、ボーちゃんのトリケラトプスはさすがっす。そしてまたヒロシの名言出ました。「おまえがいないと意味がないんだ!」かっこいい。ではまだの人、ヨロチクビー。
2022.12.14
中尾浩之監督脚本、要潤、夏帆、上島竜兵、時任三郎。テレビドラマは知ってたけど一話を丸々見たことはなし。それがまさか映画になっていたとは。しかしコレほんまに上映されたのかなぁ、レンタルとかの二次狙いか。おもんない、とりあえずおもんない。ふと思い出した、大昔のアメリカのテレビドラマ「タイムトンネル」とはどんなドラマだったんだろ?渦巻きがグルングルン(これがタイムトンネル)の中へ人が入って行くのだがあの人たちは何者だったのか?とウィキすると、未完成のタイムトンネルに入った若き科学者と彼を追って入った若い科学者の現代に戻れない時間放浪の冒険物語だった。
2022.12.13
宮木正悟監督、森川葵、中村アン、上杉柊平、石田明。想像してたのとぜんぜんちゃう話だった。ま、そりゃそうですわな。ラストのお花畑すぎるファンタジーにはビビった。せめて後半からホラーになってくれれば。そりゃできん話ですわな。A.I. の声、斎藤工だったのか、ずっと要潤だと思ってた。
2022.12.12
小林啓一監督、神尾楓珠、西野七瀬、平祐奈、馬場ふみか。原作は秋★枝による同名漫画。オフビートのジェットコースター。そんでずっと喋ってる、誰かが誰かと喋ってる、ノンBGM感、まじBGMあったっけの感想(冒頭除いて)。さらにシン・ゴジラ以来のアップの効果スゴッ。で、名言「恋って二人でしたいよね、やっぱ」、いただきました。ぜひぜひ。
2022.12.05
月川翔監督脚本、森田涼花、前山剛久、牧田哲也。原作はkagen。月川監督のデビューまもない頃の作品らしいっすけど、確かにこの前見た「携帯彼女」とは出来が違う。ま、原作ものなんで限界はあると思うけど。しかし「携帯彼女」(2011年)はガラケーで本作はスマホ。恐怖ネタとなるのは拡張現実、ARの世界、今ならポケモンGOの世界っすか、やったことないけど。そこに怨霊が祟ってみたいな話なのかな。若干違うけど(めっちゃちゃうけど)なんでかデンゼル・ワシントンの「悪魔を憐れむ歌」(1998年グレゴリー・ホブリット監督)を思い出してしまいました。
2022.12.04
和田誠監督、真田広之、ミッシェル・リー、柄本明、岸部一徳。原作は和田誠オリジナルストーリー。21年前かぁ、どうも進展がまどろっこしい。始まりはけっこうワクワクしたけど、W主演のミッシェル・リーの動きのテンポ感も手伝ってその気持ちが続かなかったっす、残念。ちなみに冒頭の大竹しのぶリクエストの「月の砂漠」がそんなところで伏線回収かとちょっと感心。さらに勘の悪い僕もラストシーンを簡単に予想できて大当たりして嬉しかったのでした。これも若干のカッコつけ映画スタイルのおかげっすかね。
2022.12.03
石井輝男監督、宇津井健、筑紫あけみ、三原葉子。売春防止法施行の余波で新興のコールガール組織が拡大。そのネットワークを探るエリート刑事宇津井健。話そのものはなんてことないっすけど、タイトルがスゲェ。国内外の売春組織の橋渡しをすることから女体桟橋って。しかし、潜入捜査中の刑事の恋人がコールガールとして鉢合わせする悲劇、半世紀以上も変わらん(もちろん応用、アレンジあり)鉄板エピソード。この雛形、本作がルーツっぽいのかな。
2022.12.02
石井輝男監督、 宇津井健、 三ツ矢歌子、三原葉子、天知茂。モノクロ。タイトルからいいっすよね。浅草のストリップ劇場フランス座を舞台にダンサー連続殺人、それに絡む麻薬密輸、隅田川湖畔のアパートと当時ならではの水上移動商店のカラクリ、マンホールの秘密と悲惨な末路。今見ると役者陣すごい。宇津井健めちゃ太い。そして木賃宿の旅館「天国」は一泊30円。現代換算でいくらかな。面白かった。画像は映画のワンシーン、アパートの窓から紐付きのザルを上下して水上移動商店から物を買うダンサーや住人たち。アパートの真下に船が着いてます。江戸時代から続いてるらしいです。
2022.12.01
安里麻里監督、鈴木愛理、竹富聖花、馬場徹。原作はkagen。ケータイ小説サイトから映像化された作品で「携帯彼氏」(2009年)の続編らしい。てっきり秋元康原案みたいな作品だと思ってた。それにしてもめっちゃおもんない。それはともかく一昔前はケータイ小説サイト流行ってたなぁ、とか思って検索したら今も人気みたいです、ぜんぜん知らん世界です。そんで元々の「携帯彼氏」をウィキしたら結構な役者陣。こっちはそれなりに面白いのかもなぁ。
2022.11.30
今関あきよし監督、未来穂香、小山田将、水野勝。始まりからじんわりと漂うタダならなさ。足りないのに余計、そんな演出が気になる。ラーメン屋でもバスの車中も辺り構わず音がうるさい8ミリ(シングルエイト)を回すオッサンってめちゃジコチュー。そして全部自分の蒔いた種なのに救いようのないオッサンの愚痴を聞かされるようなイヤな雰囲気。なんか最後まで煮え切らないアンバランス。老若男女で明らかに印象が異なる作品なのか。僕の感想は、ロケ地にされた愛のトンネルもタイヘンだ、かなぁ。
2022.11.29
藤田陽一監督。6つ子の中の誰かの思い出の世界に迷いこむミステリー。なんかクレヨンしんちゃんでありそうなストーリー。卒業式で仰げば尊しを歌うシーン。すっかり歌われなくなったと思ってたんでちょっと驚いた、やるなぁ。ヤケ酒のあと家でタバコを吸うシーンもなかなか好感。テレビアニメとは違った味わいでこれはこれで良かった。けど、ちょっとマイルド。
2022.11.28
𠮷田恵輔監督脚本、松山ケンイチ、木村文乃、柄本時生、東出昌大。思い返せば𠮷田監督作品けっこう見てます。ウィキしたら本作で8本目だった。良かったです。あしたのジョーはここにもそこにもジムの外にも小学生にも美容師にも爺婆にもそれぞれの心の中に芽生えて、その人たちだけが一人ひとりの泪橋を渡って人生は続くのです。ラストの松山ケンイチのシャドーボクシングが沁みるです。ちな、ブルーでボクシングとくると大昔の「青コーナー、ペプシ」(だったと思う)の広告を思い出すのです。で、薄々勘づいてたことながら僕の中にはジョーはいない気がするのです。では、泪橋で検索してたら偶然見つけためっちゃパワフルなバンド、T字路s 「泪橋」をどうぞ、かっこいい。
2022.11.27
阿部はりか監督脚本、中尾有伽、青木柚、越後はる香、若杉凩。今や高校生は中学生にお株を奪われてしまったような。14歳っすか。だから高校生は恋愛カテゴリの中で悪あがきしてるのか。メイン舞台となる渋谷(やったかな)の廃ビルの屋上、面白いデザインやったなぁ。これを見つけただけでほぼ成功。タイトル「暁闇」の読みは「ぎょうあん」「あかつきやみ」、タイトルとしては「ぎょうあん」、意味は「月が出ていない夜の明け方。また、その暗さ。」。知らなかったので勉強になった。その雰囲気は溢れ出してたけど、それ故パターンとしてわかりやすすぎたのが残念と年寄りは思うのです。
2022.11.26
黒澤明監督、三船俊郎、森雅之、香川京子、三橋達也、加藤武。めちゃ面白い。葬儀を車内から監視するシーンで、葬儀の読経シーンに車内で流されるキャバレーで隠し録りされた喧騒と証拠となる会話の音声がBGMとして流れる演出は秀逸。そこから転がり始める復讐劇は誰が笑うのか。ぜひぜひぜひ。
2022.11.25
杉井ギサブロー監督、原作は宮沢賢治の小説、原案はますむらひろしの漫画、脚本は別役実。原作も漫画も読んだことがありません。めっちゃ大切なことは義理や人情や世間体や約束なんかの外にある。しかしこれ、犬でやったら雰囲気がけっこう変わってたのかなぁ。犬はサイズも性格もピンキリっすから。全員シーズー(毛色・柄違い)っちゅーのを見てみたい。
2022.11.24
塚本晋也監督脚本、浅野忠信、柄本奈美、KIKI、串田和美、りりィ、岸部一徳。死んだら即行で成仏しちゃう、喪中、忌中のない浄土真宗なんで、あの世の海辺とかでウロウロしてるのがわかりません。おもんなかったなぁ。公開当時ならなんか思ったんだろうか、いや、その可能性もないなぁ。
2022.11.23
徳永清孝監督、福田雄一脚本、蛭子能収、トリンドル玲奈、柳楽優弥、佐藤二朗、やべきょうすけ、北原里英、中尾明慶、安田顕、橋本マナミ。豪華なキャストを従えて主演が蛭子能収。その若き日が千鳥の大悟。このふたり、デストロイヤー。特に蛭子さん、破壊力がレベチ。周りが手練れだけに浮き方が際立ってギャップを楽しむ暇なくツラいっす。裏切り者の柳楽優弥もこの作品に限って歩く後ろ姿がおかしい。みんな歩く姿がおかしい、素なのかな。でもそれもこれも含めてけっこう不思議に面白いのです。しかし出てくるやくざ、誰も刺青してないねん、予算が尽きたのか。
2022.11.22
井口昇監督、中川翔子、武田梨奈、市道真央。原作は大槻ケンヂの小説「縫製人間ヌイグルマー」。大昔、関西の深夜ラジオでタイアップの現状を嘆いてたオーケンさんが懐かしい。井口監督にしてはスプラッタ控え目。でも左腕がマシンガンのゴスロリガールが登場する「片腕マシンガール」(2008年)が蘇る。右脚がマシンガンのロバート・ロドリゲス監督「プラネット・テラー in グラインドハウス」(2007年)もぜひぜひ。終盤の恥ずかしパワーでチクビームって公開当時でも苦笑いしたのか。それにしてもゾンビを音楽で操るアイデアはどこの誰がルーツなんでしょ?ドラマ「セーラーゾンビ」しか思いつかん。そんなはずはないわな(笑)
2022.11.19
廣木隆一監督、中村麻美、柴咲コウ、鈴木一真。ゴミフェチからゴミストーカー、そしてマジストーカーへと変貌を遂げ、遂には思いをとげた途端に正体を晒され悲しみの果てにゴミを担いで夢の島へ。そんな濃い話が清々しく終わるのは若くてキレイな女性が主人公だから。これ、男の話ならエライコッチャでっせ。猟奇と犯罪のにおいプンプン。だから廣木監督作品は大抵微妙に消化不良なのです。監督作品の中では「さよなら歌舞伎町」「ここは退屈迎えに来て」がお薦めっす。
2022.11.18
佐藤肇監督、西村晃、春川ますみ、渥美清。タクシー運転手が浮気常習癖の嫁と組んで、死んだふりの妻を乗せた霊柩車で浮気相手をまわり一儲けを企む話。ところが裏切り裏切られ裏をかきかかれ最後にはマジの殺しあい。霊柩車の運転手までいっちょかみで、その果てに旦那は霊柩車で自由を夢見て逃亡。そんなこととは露知らず運命の鍵を握るポルシェのオープンカーが後を追うように畦道をひた走る。果たして欲望のてんやわんやの結末は!
2022.11.17
面白いは面白いけど維新好きの心まで持ってかれるにはほど遠いんすよね。で、見ていくほどにアクションシーンも飽きてくる。あの新撰組のペラッペラの上衣も、あれ、ビジュアル的にはどうあれ動くには邪魔なんでは?エピソードもいまいちピンとこず。隠れ家の夜のシーンが照明とか美術が頑張りすぎてまるで囲炉裏のあるオシャレなマンションのリビングみたいで笑った。幕末といえば、このブログで機会あるごとに飽きずに紹介してる「竜馬暗殺」(黒木和雄監督1974年、原田芳雄、石橋蓮司、桃井かおり、松田優作、中川梨絵)をぜひご覧あれ。
2022.11.15
鈴井貴久監督原案脚本、安田顕、三輪明日美、北村一輝、大泉洋、小池栄子、田口トモロヲ。「水曜どうでしょう」のミスターこと鈴井監督の第一回監督作品。主演は「水曜どうでしょう」でONちゃんの着ぐるみに入ってた安田顕扮する新米巡査。そしてこの頃はまだガラケー主流で、大泉洋扮する雇われマスターが足として愛用してるのがキックボード。で、まさか21年後の大河の頼朝と政子がデートクラブで共演してたとは。さらに驚いたことにけっこうベタでした、話も撮影も演出も。ま、そこがちょっとほろ苦くて優しくてうざくて悲しいさりげない日々にあってるのかもですが。気になるのはラスト近く、マンホールを見つけて願い事を流すシーンで田口トモロヲ扮するタクシー運転手に頼まれた願い事がすっかり忘れられてる気がしたけど気のせいか。マジなら映画全体を揺るがすミスターの凡ミスなのでは。でわでわ。
2022.11.14
上田慎一郎監督脚本、大澤数人、河野宏紀。190901の投稿で「カメラを止めるな」を何が面白いのかわからんと書いてたけど、2作目の本作もどこかで見た感でどこかで見たのよりつまんない印象。だって、本作より前にドラマや映画などどこかでたぶん幾度も見てるんだもの。きっと相性が悪いんだと思うけど。ラストのどんでんも既視感たっぷりで、そこまで色々と引きずるんだと茫然としました。似たようなアイデアでも面白いのは国内外問わずいっぱいあるのに、やっぱり縁がないんだなぁと思うのでした。
2022.11.13
飯塚健監督脚本原作、中川大志、岡山天音、関めぐみ、森田想、角田晃広。さすが監督、めっちゃくちゃいい。ドラマ「REPLAY & DESTROY」(2015年)を彷彿とさせる会話と空気感。それに行きつけの中華料理店の名前がどっちも「再見」やし。ラスト、電波はあの世とこの世をつなぐというけれどホンマなんや、良かった。ぜひぜひぜひぜひぜひ!
2022.11.12
瀬々敬久監督、佐藤健、阿部寛、清原果耶。原作は中山七里の同名ミステリー小説。東日本大震災と生活保護と職員のジレンマと、そして沸々と時が過ぎて暴発したように起きる連続猟奇殺人事件。本筋はもちろん枝葉末節(ま、関係はあるけど)の様々なエピソードがいいっす。それぞれのドラマが短時間で重いところが秀逸。メッセージはそこにこそありの好みの展開。ぜひぜひ。ところで瀬々監督といえばロックバンド「頭脳警察」のファンですが、監督が撮った映画「ドキュメンタリー 頭脳警察」(2009年)を紹介しときます。僕は両方ファンなのです。
2022.11.09
蜷川実花監督、神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗、玉城ティナ。原作はCLAMPの漫画「XXXHOLiC」。しょーもな。それにしてもラスト、柴咲コウの蝶の羽の付け根が下過ぎて、そればっか気になってしかたなかったっす。
2022.11.08
森田和樹監督脚本、笠松将、祷キララ、木下ほうか。吃音でいじめられる男子高校生と快楽殺人に目覚めた同じクラスの女子生徒の殺人ロードムービー。笑いながらクラスメイトを初めて刺すシーンに「レザボア・ドッグス」(クエンティン・タランティーノ監督脚本1993年)で踊りながら警官の耳を切るマイケル・マドセンを思い出した。イマドキこんな青春映画を撮る監督がいるとは。そして見ながらファンファーレが鳴り響いてる自分が恐い(笑)ぜひぜひ。昼から公園で飲んでる男子高校生の無職アル中のおじさんと職安へ行けと叱咤する娘の親子が事件後も相変わらずで、けっこう良い家族してて救いなんすねぇ。
2022.11.07
吉田浩太監督脚本、芹澤興人、橋本マナミ、さとうほなみ、武田梨奈。なんか「今じゃない」感です。平成でも後期なら無理かも。そんな、テーマが今さらのオムニバス3部作。どうしたらええんや。芹澤興人さんはじめ俳優陣はとても良かったのに。
2022.11.06
真壁幸紀監督、尾上松也、百田夏菜子、石田ニコル、柿澤勇人。原作は大谷紀子氏の同名漫画。公開時、ミュージカルかなんかわからん変な映画やってるで~ってSNSとかで評判にもならんかったんかな。舞台は金魚すくいで有名な奈良県の辺鄙な田舎町。最近はドラマやCMでベタが流行ってるようですが金魚もいいもんです。しかも金魚すくいの金魚って観賞用に選ばれなかった敗者なんだとか。心地よかったですけど、めっちゃ歌うけど、変化球っすけど、公開当時、ユラッともグラッとも揺れんかったのか、ま、揺らしがある意味地味っちゃ地味っすけどね。それなら届かなくて残念。僕には久しぶりに派手な揺れやったけど、ぜひぜひ。また、見る機会があればミュージカルありレビューありの先陣、異色アクション時代劇「真田風雲録」(加藤泰監督1963年、中村錦之助、ジェリー藤尾、ミッキー・カーチス、渡辺美佐子)も見てびっくりしてください。
2022.11.04
ヤマザキのふわふわホットケーキサンドメープル&マーガリン、387kcal。今年の春から我が家の定番となってるフジパンのホットケーキメープル&マーガリンと比べてホットケーキがやや荒く色も濃い目。味はおんなじっぽい。フジパンの代替にはなるかなぁ。カロリーはフジパンより少ないけど、でも生地の差でフジパンの勝ち〜。
2022.11.01
Yuki Saito監督、福本莉子、松田元太、横田真悠。原作は櫻いいよ著の同名小説。お馴染みタイムループものでした。結末は「へっ?」でしたが、新解釈っすか?ま、それはこっちに置いといて、高校からネクタイってめんどくさくないのかなぁと私服育ちは思うのでした。今はみんなスーツの方がいいのか?時代は変わる。そして、額縁やフォトスタンドはガラスが入ってない割れないモノを選んだほうがいいっす。我が家はガラス製フレームを全部物入れに収納しました。ま、食器棚とか本棚とかガラスですけど(笑)しかしヒロインの家、めちゃでかい。で、でかい家の洒落た階段って他の映画やドラマでもほとんど本作のような感じが多い、と思う。映画には登場しないお父さん、何屋さんなんでしょう?
2022.10.29
瀧川元気監督、井頭愛海、板垣瑞生、桜田ひより。原作は中村航 「鬼ガール!! ツノは出るけど女優めざしますっ!」。なにゆーとんねんっちゅー話ですわ。ワケわからへん。すべての要素で全スベり。淀川センセイはどんな映画にもいいところがあるとおっしゃったけど(例えばタクシーから降りる姿だけが美しかったなど)、マジなんもなかった。青春映画ですらなかった。何も始まってない輩がワーワー騒いでるだけって。口直しにめっちゃ面白い「鬼がつくった国・日本」(小松和彦・内藤正敏共著1991年)の一読をお薦め。
2022.10.28
鈴木雅之監督、窪田正孝、本田翼、広瀬アリス。原作は横幕智裕・モリタイシによる同名漫画。始まりのナレーションから変、導入から締めまで辻褄を合わせるムリヤリ感、キーワード「壁」にこだわってなに言ってんだか。タイトルの出し方もなんじゃこりゃ。そしてこれが映画の出来のすべてだった。奥行きゼロっす。
2022.10.27
鈴木清順監督、長門裕之、吉行和子、芦田伸介。原作は菊村到の同名小説。中身が濃いサスペンス&ミステリー&ジェットコースターシネマ、ラストまで疾走してめちゃ面白い。昭和35年当時の芦田伸介の設定は定年を迎えた55歳。当時は定年も若かった。で、退職金300万円。その後、悪事に手を染めて引っ越した横浜の邸宅が450万円の時代。新興宗教も絡んで、ウダツの上がらなかった真面目な会社員が墜ちたダークサイドをその娘と恋人の新聞記者が追う。超レアな吉行和子さんのスキップも見られます。画像は、無理心中があった連れ込み宿に駆けつけたパトカーと救急車、二台ともまるっこくて可愛いっす。機会があればぜひ。
2022.10.24
今泉力哉監督、三浦春馬、多部未華子、原田泰造。原作は伊坂幸太郎の同名小説。見終わって原作が伊坂幸太郎と知ったけど、作家もこういう構成も苦手だった。途中でもしやと気づいたけど流れで付き合ってしまった。ふと公開当時、見終わって劇場から出てくる人はどんな表情をしてたんだろうとか思ってしまった。三浦春馬扮する青年、事あるごとになんかイラッとする。そういうキャラ設定なのか僕だけの感じなのかはわからないけど。そして10年間も同じ歌を同じ路上で歌い続けるストリートミュージシャン(石崎ひゅーいだと思ってた)、どんな暮らしぶり。ではパンタ「ナハト・ムジーク」と遠藤賢司「カレーライス」をどうぞ。
2022.10.23
佐藤雅道監督、南野陽子、阿部寛。原作は大和和紀の同名漫画。大正感ってのはあんまり感じませんがテンポ良くてアイドル映画としてよく出来ていて面白かった。ま、今では演技派の主演二人で脇も安定っすから安心安全っす。未見の人は騙されたと思ってぜひぜひ。
2022.10.20
武正晴監督、村上虹郎、日南響子。原作は中村文則氏の同名小説。人は人知れず銃を拾ったらどうなるか。という物語ですが、そんなことよりこの映画の存在する意味がわからない。なぜ今作らなければならなかったのか、どの空間にプカプカ浮いてるのか。真面目な顔をしてる分だけ余計に困ったもんです。それとも困った人は僕のほうなのか。そんなことはないと信じたい。ラスト、カラーになる意味だけ教えてほしい。夢見心地から一気に現実がなだれ込んできた、とか無しっすよ。
2022.10.19
及川中監督、中越典子、古田新太、大谷直子、板谷由夏。原作は大石圭。呪いのマンション、リゾート地のコンドミニアムっぽいお洒落な外観に比べて中は暗くて湿っぽくてエレベーターもドアもキッチンも部屋も貧相。こんなアンバランスなマンションがあるはずないっす。ま、外観と中は別物なんでしょうけど。怖いもの苦手ですけどこれは全然大丈夫でした、ただ飛び降り自殺するだけっすから。映像も音もまったくビビリなし、へっちゃら。それにしてもキャストが豪華なのに演出と話がキャストに追いつかず。15年前なのでひょっとしたら今思うほど豪華感がなかったのかもしれんけど。そりゃそうか。
2022.10.18
増村保造監督、宇津井健、叶順子、神山繁。出世目前のエリート熱血若手検事とやり手悪徳弁護士の法定対決。しかしソファで寝っ転がっていい加減に見てると、「ひとみ」という苗字の男(神山繁)と名前の女性(これが誰かわからん)がいて、それがもうどっちの「ひとみ」を言ってるのかなんだかわかんなくなって、どうしてそんなこんがらがる設定にしたんだかと自分のいい加減さを棚に上げて腹が立ってきた。原作がそうでも読むのと聞くのとでは違うんで、名前、変えて欲しかったなぁ。しかしこの検事、捜査しまくりでまるで「HERO」のルーツのようっす。もしくは2時間ドラマ高橋英樹の「捜査検事」シリーズかも。そして宇津井健と神山繁といえば後の人気テレビドラマ「ザ・ガードマン」を思い出すなぁ。
2022.10.15
細田守監督脚本原作、中村佳穂、成田凌、染谷将太。見ていて思い浮かんだものをできるだけ順を追って思い出してみる。平沢進の音楽。例えば「妄想代理人」(今敏監督、2004年)から「夢の島思念公園」。次に「パプリカ」(今敏監督、筒井康隆原作、2006年)、そしてアニメ「時をかける少女」(細田守監督、筒井康隆原作、2006年)、で「フィフス・エレメント」(リュック・ベッソン監督、1997年)、「ハウルの動く城」(宮崎駿監督、2004年)、そんで「美女と野獣」(ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、1991年)、なぜかEテレ「ムジカ・ピッコリーノ」、クライマックス前の前にあっ!「ダイハツムーブキャンバス」、で、クライマックス終わりであのお父さんが部屋に戻って自殺してたらどうなるんかなぁ、とか。そんなことを思ったのでした。
2022.10.12
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