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田中亮監督、竹野内豊、黒木華、斎藤工、西野七瀬、田中みな実、吉田羊。原作は浅見理都の同名漫画。なんてこたない話でした。手垢ついてる割に、人殺しや放火に鈍感すぎて、みんないい人ってね。ラストは早送りでボーッと見てたんで早くも忘れた。テレビ録画だったんでなんかめっちゃ多いCMの中に本編が埋もれてるみたいな雰囲気でした。
2024.01.20
デヴィッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、キャリー・クーン、キム・ディケンズ、タイラー・ペリー。原作はギリアン・フリンの同名小説。10年前の衝撃はわからんが、今見た感想はつまんなくはないけど長い割にあんまりでした。しかしアメリカの捜査は大味ですなぁ。ラストは、書くのも面倒なんで思い出さなくてもいいっす。
2024.01.19
ジェイ・ローチ監督、シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビー、ジョン・リスゴー、マルコム・マクダウェル。昔からシャーリーズ・セロンとニコール・キッドマンをよく間違える。そこにナオミ・ワッツも。本筋から逸れるけどテレビ放送で見たんで、テロップで能登半島地震の第一報が流れ、そのテロップが重なる度に震度が大きくなるのが結果を知ってるだけに(録画を見たのは6日)ドキドキした。映画に戻って、かつての名作ドキュメンタリー映画「デブラ・ウィンガーを探して」(2002年ロザンナ・アークエット監督、パトリシア・アークエット)を思い出した。どちらもぜひ。
2024.01.16
前田哲監督、広瀬すず、大西利空、高良健吾、當真あみ、北村有起哉、坂井真紀、生瀬勝久。原作は田島列島の同名漫画。ヘビーでウェットだと勝手に思い込んでたらドライでライトだった。底に沈んでるもんを感じるのは人それぞれっすけど。ダブル不倫で駆け落ちして破局した二つの家族の、不倫母の娘と不倫父の息子が10年後にシェアハウスで出会ってからの物語。シェアハウスの感じがドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」となんかダブって邪魔。ラストは広瀬が母親(坂井真紀)に大西と会いに行き結果は散々だったが気持ちにケリがつき、広瀬はシェアハウスを出ていく。その途中、彼女を追いかけた大西の告白を受け新しい始まりの予感で完。エグイ話なのに案外あっさりとして広瀬の母親、坂井真紀の妙なリアルさだけが際立ってた、さすがっす。北村有起哉の妻は息子が独り立ちしたら熟年離婚しそうかなぁ。卵かけカレーは僕も昔よくやった。僕はご飯もろともぐちゃぐちゃに混ぜる派ですけど。美味いっす。
2024.01.09
水田伸生監督、多部未華子、倍賞美津子、要潤、北村匠海、金井克子、志賀廣太郎、小林聡美。韓国映画「怪しい彼女」(2014年)のリメイク。ひょんなことから婆さん(倍賞美津子)から二十歳(多部未華子)に若返ったカツ婆の周りを幸せに巻き込んでの青春全速力物語。昭和のヒットソングをカバーする多部未華子の歌声が見どころ。ラストは孫とバンドを組んだフェス当日、交通事故にあった孫を救うため多部はライブ後に輸血をし元の婆さんに。その後めでたく孫のバンドはプロデビューし、そのリハ見学を抜け出した婆さんはベスパに乗って迎えにきた若返った幼なじみの次郎と颯爽と走り去って完。では多部未華子さんが披露するヒットソングの原楽曲を紹介。「見上げてごらん夜の星を」(1963年)、「真っ赤な太陽」(1967年)、「悲しくてやりきれない」(1968年)です。
2024.01.06
塚原あゆ子監督、目黒蓮、今田美桜、髙石あかり、石橋蓮司。原作は顎木あくみの同名小説。予告編を見た時から何気に有村架純だと思ってたけど今田美桜でした。それにしても異能話をラブストーリーのおかずにしてしまうとは。せめて五分五分にしてほしかったなぁ。二つをバラバラにしたらどっちもよくあるフツーの話やし。いや、フツー以下ですけど。ラストは今田美桜には強烈な異能があることがわかり、その力で目黒蓮を救い、二人はめでたく結婚を約束するけど、その裏で鶴木家の御曹司・鶴木新は謎のカラス仮面の人物と会い、謎仮面が今田美桜を迎えに行くと告げ、不気味に続編を予感させて完。
2024.01.05
中田秀夫監督、橋本環奈、重岡大毅、堀田真由、倉悠貴、MEGUMI、清水ミチコ、長谷川忍。原作は清水カルマの同名小説。めっちゃ低予算な構成なのはしみじみとわかる。薄い予算に対してキャラは濃い。その濃いキャラがコントへ誘うのだ。もう、どっちへ行きたいんだかで迷走してみんな逝ってしまった。ラスト、重岡大毅が息子を生き返らせようと庭で呪文を唱えるけど、いや、アンタに能力はないやろと。でも息子にはあるから生き返る予兆で完。え〜〜〜〜っ。というわけで昔々のギター少年なら必ず練習したナルシソ・イエペス「禁じられた遊び」を。さわりのさわりなら弾けます。
2024.01.04
朝倉加葉子監督脚本、ゆるめるモ!。まさかのあの。このグループ所属だったんすね。知ったのが衝撃のラヴィット派っすから。と思えばなかなかの芸歴。というわけでアイドル映画です。森であのが睡眠薬自殺を図るが死ねず目覚めて帰るところを撃たれて死亡。しかし清掃員グループに蘇生の儀式をうけ生き返るが自分の意志で死にたいと言う。メンバーはその願いを叶えるため試行錯誤するがそこにあのを撃った悪の手が迫る。ラストは何回も生き返ってきたあのに死期が迫り「死にたいことは生きたいことだった」と告げ屋上でメンバーと共に踊って完。演技がアレなんでアレやけど話は面白いと思ったのでした。
2024.01.02
石井聰亙監督脚本、市川実和子。市川実和子、または市川系じゃなければ見てられないかも。結末もなんそれやし。とか言ったところで予告編もないので、とりあえず市川実和子ファンは見て損はなし。出ずっぱりなんで。気分はイメージビデオ、に近い。しかしガスター10、18年以上の歴史があるんすね。
2023.12.29
竹葉リサ監督脚本、中村蒼、 野崎萌香、青木さやか、池田鉄洋、高橋由美子、斎藤工、小日向文世。お友達映画なのかな?ある日、春子の部屋のテレビが覚醒して人間になり、超常現象好きの春子は春子超常現象研究所を開設。しかしテレビは家族がいたことを思い出すがそれはテレビドラマの記憶で落ち込む。テレビはすべてを捨てて家を出てドサ回りの怪しい巡業一座に。とかいろいろあってクライマックスは春子とテレビの結婚式。そこにテレビで一儲けを企む旅回り一家が乱入し闘いの末に二人は逃走、しかしテレビは川で転けて身体が消滅し死んでしまう。さらにUFOの助けも断る。ラストは父と兄と同居した春子、テレビは本来のテレビとして鎮座していて完。8年前とはいえさすがにこれはないと見始めた時から思ったのでした。40年前ならあったかも。合掌。
2023.12.25
竹村謙太郎監督、高橋文哉、桜田ひより、茅島みずき、曽田陵介、齊藤なぎさ。原作は櫻いいよの同名小説。みんなスロットル半開きでやってる感じ。底までベタ押ししてるのはマキシマム ザ ホルモン(CD参戦)だけかも。エキシビションシネマな雰囲気。ひとつ気になったこと、そう言えば教室のカーテンって洗濯してたのかなぁ。もちろんしてたんだろうけど学生時代、気にしたこともなかった。夏休みとかに業者に出してたのかな。それは置いといてとにかく平和な学園恋愛ドラマでした。ラストはエンドロールの後に大人になった桜田がラジオブースでパーソナリティーとして働く場面。ラジオが終わって高橋とデートする姿。二人の会話から齊藤と曽田が結婚することがわかって完。いやぁ、「あの頃、君を追いかけた」(2018年)の足元にも及びませんなぁ。
2023.12.21
Tony Sebastian Ukpo監督、Haruka Abe、Junichi Kajioka、Vera Chok。雰囲気映画でつまらん。なんだかできそこないの押井守監督みたい(押井監督が面白いと思ってるわけじゃないけど)。英語シーンもチンプンカンプン(それはこっちの都合か?)でさらにイラッす。日本向きじゃないみたいやし、こりゃ見たこっちの選択ミスなんすね。中途離脱でラストに辿り着けず。
2023.12.19
ドラマですけど単発でほぼ映画なんで映画カテゴリに入れました。岸善幸監督脚本、妻夫木聡、豊嶋花、夏帆、新井浩文、ムロツヨシ、満島ひかり、八千草薫。原作は角田光代の同名小説。原作は知ってたけど、何度も前を通り過ぎながら手にしなかった。老眼になる前に読んどきゃよかった。ドラマ、めっちゃ面白かった。別居中の父親に誘拐された小五の娘のおかしく切なく愛おしいロードムービー。具体的には語られないエピソードのひとつひとつがだからこそ沁みてくる。ラスト、誘拐された時は冷めていた父への想いが、やがて離れたくないに変化し、駅で別れる時にはいつまでも手を振る父を振り返って「かっこいい」と思えるまでになった。旅は不思議だ、そして小五はタフだ。
2023.12.17
坂本浩一監督、平野宏周、西銘駿、長野じゅりあ。えーーー、サメはーーー。と野次ってたら最後の最後ででかいのが仕止められて苦悶の大ジャンプ。と思いきやメガシャークが地上に地中に空に大暴れのクライマックスで主人公が飛んで襲ってくるところで腹を一刀両断。出番は少ないけどサメ好き忍者好きのアメリカ人は大満足なんかな。主要登場人物の顔が男女とも類似してややこしかったけどこれはオッサン病だと自覚してる。でもまぁこれはこれでおもろかった。
2023.12.05
澤井信一郎監督、石原真理子、石黒賢、伊武雅刀、宮崎美子、藤田弓子。原作は高橋留美子の同名漫画。とはいえ本作は登場人物以外はオリジナルストーリー。僕は漫画もかじった程度で詳しくはないし、当時は公開されたのも知らんかった。しかしなるほど原作っぽくないのはわかるし、めちゃ変で所々生々しい。で面白い。いろいろあって、ラストは四谷と朱美が心中したと一の瀬から五代に知らされ響子と共に現場に駆けつけると心中したのは田中邦衛と萬田久子でおまけに二人は一刻館の時計部屋に戻り再生の決意をしていた。五代も一刻館に戻ることになり、住民の再生の物語が始まる予感で完。なんかね、一刻館が魂の再生の場所、イマドキのパワースポット、もっと言うと一刻館という墓場で住人はホントはみんな死んでるのかもと妄想するような作品なのでした。
2023.11.28
石原海監督脚本、篠宮由香利、鈴村悠、竹下かおり、石田清志郎。イマドキはこんな映画はどこでどう探して見に行くんやろ?プガジャもLマガもないのに。昔読んでたTVブロスにも載ってないでしょ。噂の真相はとっくに死んでるし。今や何も読まないし作品や映画館なんて検索もしない。それはさておき感想、彼女を妊娠させた無職の甥は金持ちでアル中で狂人の叔母に金をせびり、その叔母は甥の彼女を怪しく若い連中が居候する館のパーティに誘い、彼女は叔母の男セカイとパーティを抜け出し一夜を過ごす。そのセカイの肩は立っていても驚くほど左が下がっていて、ふと坂本龍馬の逸話を思い出す。詳しくは司馬遼太郎「竜馬がゆく」をご覧あれ。で、甥の元に帰った彼女は独りになりたいと飛び出し、ラストは愛について語る彼女のアップとモノローグで完。で、名言、「パーティーなんて抜け出すためにあるんだよ」とか「幸せは楽しいとは限らない」とか。ま、続けることにめんどくさくなったんっすね、きっと(冒頭シーンで言ってるけど)。というわけで京子叔母さんの勝ち。
2023.11.26
増村保造監督、若尾文子、川口浩、宮口精二、船越英二。原作は源氏鶏太の同名小説。長男が社長、次男が重役?の三原家3兄弟に野々宮家の3姉妹(既に長女は長男、次女は次男の嫁)が嫁ぐミラクルラブストーリー(長女の暗躍あり)。ラストは長女の画策も手伝ってめでたく三男三女が結ばれ「最高殊勲夫人は長女」と認める結果に。結婚式でのツーショットスナップ(DVDジャケット)で完。友達を映画に誘うBG(OL)からアンソニー・パーキンスの名前が。当時は青春スターだったらしい。僕は後に見た「サイコ」(1960年アルフレッド・ヒッチコック監督)しか覚えがないけど。そして夜のサンドイッチマンが聾啞だったり。まだまだ普通にもの乞いの傷痍軍人とかが街角にいた時代ですね。そしてテレビはドラマが生放送の時代。本番前に主役がしゃっくりでみんな大慌て。物価はラーメン70円が頃合いの値段らしい。ちなみに社長のホステスとの浮気話を盗み聞きした秘書に払った口止め料が5,000円。現代ならいくらっすか、けっこう高額な気もする。しかし若尾文子、きれい。
2023.11.25
小川紗良監督脚本、小川未祐、花田琉愛、芹澤興人。養護施設「星の子の家」で、自分と似たような不幸を背負う花18歳と晴海6歳の物語。ラストは晴海を実家から連れ去って騒動を起こした花が、自身の母との面会が迫る日、飼っていた金魚をコップにすくい海へ放す。その時、施設へ戻ってきた晴海が駆け寄り花と抱きあって完。そして僕が「なにをしてくれんねや、無茶苦茶や、死んでまうわ」と金魚の叫びを代弁して合掌。花たちのメタファともいえる金魚がいる金魚鉢はブクブクポンプ付き。金魚、ブクブク装置入れたほうがええんか?昭和育ちは水だけでOKやと思てた。なるほど、映画の金魚鉢はホースを通す穴が開いた仕様だった。ハイスペックでんな。そんで、花の母親の事件が和歌山毒入りカレー事件と似ているのがわざわざ「そこ突いてくるか」みたいな感じで、その安易さ(他の事件を創作しても作品に影響はないと思うが)が本編全ての姿勢を語ってるようで残念でした。
2023.11.23
ジョン・ワッツ監督、トム・ホランド、トビー・マグワイア、ウィレム・デフォー、ベネディクト・カンバーバッチ、 アルフレッド・モリーナ。予想はしてたけど、馴染めんわ。こんなもんのどこがおもろいねん。トビー・マグワイアにこんなメタバースなんかで思い出話をしてほしくなかったわ。良かったのはただひとつ、トビー・マグワイアだけ生身から糸を噴射してるのが改めてわかったことだけ。で、結局はとんだマッチポンパーマンの話だった。あ、MITで思い出した昔々の有名な話、オセロだった頃の松嶋尚美がキラキラアフロでMITって摂津にあるんやろと言って大爆笑した。マジ、お腹よじれた。
2023.11.21
長久允監督脚本、二宮慶多、水野哲志、奥村門土、中島セナ。この手の作品もちょいちょい顔を出して無くなりませんなぁ。とにかくこの手の映画は毎度のこととは言えちょい出の役者がみんな豪華。監督がCMプランナーだから余計にか。話は両親が死んでも泣けない4人が偶然に火葬場で知り合い、大人から逃げ、バンドを組み、大人の企みで売れ初ツアーで見捨てられ解散。ラストは盗んだゴミ収集車でヒカリの両親が死んだ現地へ向かいガス欠で止まり、緑の中を歩く俯瞰の図でエンド。こんなん見るならwowaka 『ワールズエンド・ダンスホール』feat. 初音ミク&巡音ルカを聴いておけばダイジョーブ、たった3分半ですべて解決。しかし中島セナの雰囲気が奈良美智の女の子に被ったなぁ。レシートを巻いてタバコみたいに吸ったら印字インクも吸ってタバコより健康に悪いんちゃう。そして会話でカフカの「城」が出てきた、苦笑い。青空文庫で読めます。
2023.11.16
中田秀夫監督、藤原竜也、山田孝之、石原さとみ、太賀、 藤井美菜。冒頭ちょっとしてシーズーが3秒ほど俯瞰で映る、あいかわらずオモロ可愛い奴だ。そして超能力で人間を操る男と何故か不死身で操れない男とのバトルが繰り返され、ラスト、劇場で石原さとみを救うため追いかける山田孝之、その後を追う藤原竜也、螺旋階段の手すりが腐食していて落ちる藤原、その手をつかむ山田。が結果二人とも落下し藤原は警察に拘束され山田は不死身で元気。そして僕が「なんぼなんでもあんな劇場の螺旋階段の手すりが腐って折れるほどほっとけへんわなぁ」と呟いて完。なんか昔のバラエティ「鉾vs盾」みたいやなぁと。それならコレより「童夢」撮れば良かったのに。
2023.11.13
英勉監督、森崎ウィン、emma、堀田茜、桜田ひより、清水尋也、六角精児。始まってすぐ森崎ウィンが自宅の庭に吸いかけの火のついたタバコを捨てるシーン、意味わからん。森崎の性格の雑さを表してるのか?そして桜田ひより、嫉妬の殺人ジェットコースター。さらに診療内科医の霧島役が六角精児でちょっとウケる。しかし彼がベムだったとラストで判明。さらにクライマックスの森崎のノープランな狂いっぷりに呆れる。しかしなによりかにより妖怪人間は陸軍の人間兵器とかいう困った時の手垢設定と狂う理由が不明の森崎についていけずただただアホらしく無理くりな展開に呆れるばかり。ラストは焼殺したベム(六角)を喰らい妖怪人間に変身した森崎が妻と息子を追い詰めるが変身したベラに最後の最後で殺られ、森をさまようベラの絶望の呟きとアニメソングのささやきで完。なぜ歌うベラ。そして桜田ひよりさん、お疲れっす。
2023.11.09
ジョン・ワッツ監督、トム・ホランド、サミュエル・L・ジャクソン、ゼンデイヤ、ジェイク・ジレンホール。ワシは一体なにを長々と見せられとるんや、おもんないことこの上なし。ひとつ発見は、このスパイダーマンは手首に装着したノズルから糸を出してる、コミック通りに。サム・ライミ監督のスパイダーマンは手首から直に噴射してたと思うけど。ホンマ、アベンジャーズになってから馴染めん、つまらん、おもんない、そやからあんまり見てないけど。これがアベンジャーズ絡みとかすっかり忘れてた。合掌。ちなみに所蔵の池上遼一劇画「スパイダーマン」サンコミックス3巻(朝日ソノラマ1976年刊)にはミステリオが登場するのだ。
2023.11.07
J・ブレイクソン監督、クロエ・グレース・モレッツ、ニック・ロビンソン、ロン・リビングストン。原作はリック・ヤンシーの同名小説。冒頭にギザギザUFOをドンと出して話の設定を客に理解させた後は人間のみのドラマ展開。安上がりっす。うまくアテレコしたらぜんぜん違う話になりそう。昔、そんなCMが流行ったなぁ。ラストは、軍がアザーズに支配されてるとわかり弟を奪還し逃亡するもそこから進展はなく、野営の地でのヒロインの覚悟を語るモノローグで完。これは安上がりにもほどがある。ぼったくりでっせ。
2023.11.06
関川秀雄監督、新藤兼人脚本、中村賀津雄、佐久間良子、中原ひとみ、久保菜穂子、三國連太郎。東京から長崎に向かう夜行特急を舞台に、中村賀津雄と佐久間良子の恋模様を軸とし、自殺未遂、血清を運ぶ看護婦、台風落石による緊急停止、名人スリの密かな漢気、殺し屋の暗躍、恋の成就と失恋など次々と巻き起こる人間模様を描く。なんでこの時代の女優はめちゃ美しいんでしょ。時代の発するエネルギーか?ラストは30分遅れで長崎に無事到着し、中村と佐久間は長崎で結婚することを決め三國に仲人を依頼するところで完。美人、ハンサム、強面、ブサイク、傲慢、気弱、ゴマスリ、いろんな顔を見てるだけでも愉し。
2023.11.05
池田千尋監督、上白石萌音、山崎紘菜、渡辺真起子、山本耕史。なんか手垢のついたお約束の雛形を衣装だけ着せ替えてハイできました的な青春映画。深掘らず単調な展開の繰り返しを見せられた感満載。とりあえずラストは事業の契約までたどり着いてそこで天才上白石が飽きたと告げ山崎がわかったと別れたところに上白石のスマホが鳴って喜びの舞いで完。嗚呼、溜息そして合掌。
2023.11.04
シドニー・ルメット監督、シャロン・ストーン、ジーン・ルーク・フィゲロア、ジェレミー・ノーサム、ジョージ・C・スコット。ろくでなしの恋人の罪を被って3年ぶりに保護観察で仮出所したグロリアと彼女の恋人であるマフィア一味に家族を殺された5歳の少年との逃亡劇。二人の掛け合いと垣間見えるグロリアの強さと弱さ、美貌とファッションが見所。ラストは一味に拐われた少年を取り戻し、一旦は神父に紹介された寄宿学校に預けるも思い直して少年を連れ戻しマイアミへ旅立って完。
2023.11.02
熊切和嘉監督、竹原ピストル、安藤政信、坂井真紀、佐藤めぐみ、若松孝二。原作は古泉智浩の同名漫画短編集。テレビに繋いだ室内アンテナの映りのいいベストポジション探し、やってたなぁ。懐かし。ラストは警察に追われる元野球部ベンチの竹原と元野球部エースのクズ巡査安藤がグランドで勝負し竹原のホームランで安藤が車で去る竹原と坂井を見逃して完。坂井真紀と酒井美紀の違い、よくわかるわぁ。しかしこういう匂いの映画はいつまで作られんだろ、まさかの永遠に不滅か?
2023.10.31
ニヨ・テ・チャウ監督、ティジャン・マレイ、ナデシュダ・ブレニケ、ビクター・シェフェ。まぁまぁ予定通り、白雪姫は王子とくっついて完ですが、王子ってボンボンのままだったなぁ。前に見た「白雪姫と鏡の女王」の感想では王子って白雪姫と結婚して婿養子に入ったの?って書いてたけど、何も覚えてない。ちなみに国民、山腹に女王の顔彫るの早ッ。
2023.10.29
波多野貴文監督、佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊、中村倫也、井之脇海。原作は秦建日子「サイレント・トーキョー And so this is Xmas」。話としてはそんなに面白くない。展開も深くも拡がりもなく人物描写も浅い。ただただクライマックスのレインボーブリッジを走る車内の佐藤浩市と石田ゆり子の自白会話と転落に引っ張るけどイマイチ説得力がね。ラストはニュースで爆破現場で目撃された石田ゆり子の顔のアップ映像と共に行方不明と告げて完。ちなみに秦作品は一冊くらいしか読んでないけど苦手っす。
2023.10.28
三木聡監督脚本、成田凌、前田敦子、片山友希、六角精児。三木作品なら仕方がない、苦手だし。キャットフード「猫人間」を与えられてめっちゃ悲しげな犬ケルベロスの表情がいい。六角精児の森のオーケストラの指揮、絵柄がなかなかいいっす。で、結局はなんなん、夢の妄想、パラレルワールドの重層、三木作品ならそんなこと考えても無駄やし。なのでラストは書けまへん、合掌。
2023.10.25
白石和彌監督、阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典、宮﨑優、中山美穂。原作は櫛木理宇の同名小説。クライマックスの阿部サダヲと岡田健史の会話の攻防はけっこうドキドキした。ああ言うたらこう言うのすり替え、承認欲求の褒め殺し、詰めあいのラリーですけど。一種の試合っすよね。ラストはすべてが終わったと安心した後、岡田健史の恋人となった宮﨑優でさえもが阿部サダヲのマインドコントロール下にあったとわかり呆然と完。見事なまでのオリの中からのマイコン包囲網。なにはともあれ爪を剥がすシーンとか酷い場面は苦手だと改めて身に染みた。
2023.10.17
前田哲監督、松坂桃李、二階堂ふみ、相葉裕樹、菅田将暉、松田美由紀。原作はやまだないとの同名漫画。ま〜〜〜〜ったくわからん。漫画はもっと筋が通ってるのかな、読まんけどね。ラスト、松坂桃李はバイクで誕生日を迎える菅田将暉に会いに行く途中で転倒し気を失う。そして誕生日会場で松坂を置いて小学生と走り去る菅田の夢をみる。夜に意識が戻り二階堂からの心配する電話がかかり、同じ頃、菅田は施設を抜け出し紙の王冠を捨て道路を駆けていく足元で完。だからと言って、だな。
2023.10.13
監督、武田玲奈、小西桜子、しゅはまはるみ、佐野岳。原作は「2ちゃんねる」スレ。話は噂もまったく知らんかった。それ、昔、「サイキック青年団」で竹内義和氏が言ってた神隠しを知るのは神隠しにあった者だけ説。いや、ちょっとちゃうか。字が違ったらどうなるの、佐目島とか冷め島とか。同音異語の場合。ま、突っ込んでも詮無いことっすけど。そんで亮の部屋にファクス電話、イマドキの若者が持ってるのかなぁ、僕でさえ処分したのに。武田玲奈はマジックマウス。めっちゃ電池の減り早いっす。ラストは、騒ぎの途中であゆみの部屋に入ったマンションの管理人しゅはまはるみが、当時リモートで話した全員が集団失踪事件としてニュースになったことを友人と話していて鮫島事件の名を出した途端にドアがノックされ完。出来は「きさらぎ駅」の勝ちかなぁ。それよりテレビの不思議話再現ビデオの方が映画やドラマとして成立してなくても見るには面白いかも。
2023.10.12
阪本順治監督脚本、豊川悦司、安藤政信、風祭ゆき。なんだこりゃ。らしからぬ作品とは言えらしからぬ過ぎる。「究極の孤独」を題材にしてるらしいけど、わからん。ただ豊川悦司が暮らす廃病院に続く道の細い岩穴をくぐるシーンが子宮(母体)に戻り、またくぐって煩わしい社会に出ていく、その繰り返しのようで、なかなかのロケーションだなとか思ったけど、勝手に感心してるだけで真相は謎っす。ラストは豊川が義弟に殺され、廃病院を訪れた孤独な少女は一人たたずむアンドロイドに抱きしめられて(抱きしめて?)完。ちな、少女の視覚描写から少女もまたアンドロイドなのかという疑惑。なんなんでしょ?もっと言えば豊川の遺体検証で右太腿に飛び出すボルトっぽいものがあったような。もうどうでもええわ。
2023.10.06
実相寺昭雄監督、岸田森、八並映子、篠田三郎、田村亮 桜井浩子。円谷ドラマ「怪奇大作戦」や「ウルトラQ」で馴染みの役者が出ていてリアルで見てないから新鮮。監督つながりっすか。桜井浩子さんの大人演技、初かも。時代は万博も終わり、まだまだめっちゃ不便。そして流線型のケンメリ。篠田三郎が常食するはったい粉、懐かしい。子供の頃よく食べた。いわば六文銭の「夏・二人で」(1972年アルバム「キングサーモンのいる島」収録)の頃。ラストは義兄から飯を食うなと命令された篠田が空腹でフラフラになりながら森山家の山の案内を命じられ、虚無僧の幻覚に導かれ石段途中で転落死する顔のアップで完。形さえ守れば魂はいつでも入れられる、みたいな篠田の叫びが印象的。いわば空洞です。でもなによりの収穫は記憶の奥からはったい粉を思い出せたのが一番の嬉しさ。早速買ってこよ♪
2023.09.24
深川栄洋監督、新垣結衣、大泉洋、中村蒼、福島リラ。原作は加納朋子の小説「ささら さや」。なんだかイマイチ、イマニ、イマサン。話も画面構図・構成も消化不良な感じ。ラストはクライマックスに息子に乗り移り、最後にと取っておいた憑依しやすい体質の中村蒼に乗り移った大泉洋がついに成仏して完。ちな、大泉洋の父親石橋凌が実はいい人なのもご期待通り、あ〜。
2023.09.11
野尻克己監督脚本、岸部一徳、原日出子、木竜麻生、大森南朋。ひきこもり息子の首吊りから始まり、発見した母親が記憶喪失となり、息子はアルゼンチンで働いてることになり、母娘の闇が迫り、めでたい席で娘が全部ぶちまけた末にラストは入水自殺を図り母が助け、なんだかスッキリし、生前、息子が結婚まで考えてたソープのイヴちゃんの家を尋ね家族全員で贈り物を抱えて車で出るところで完。統一が迫る東ドイツの母と姉弟と周りの人々の小さな愛の物語「グッバイ、レーニン!」(ヴォルフガング・ベッカー監督2004年)を思い出した。そしてアルゼンチンといえばお薦めの映画は「ボンボン」(カルロス・ソリン監督2007年)。ドゴ・アルヘンティーノという人間によって作られた究極の狩猟犬を初めて見た映画。ま、ボンボンはトホホ犬なんすけど。注目株の女優らしい木竜麻生(きりゅうまい)さん、漢字も読みも戸惑いすぎて頭に入ってけぇへん。漢字のカタチで覚えるしかないっす。
2023.09.10
塚原あゆ子監督、有村架純、松本若菜、石田ゆり子。原作は川口俊和の小説「コーヒーが冷めないうちに」「この嘘がばれないうちに」。ま、泣くには泣いたけど、泣けばいいってもんじゃなし。ある意味、ウルトラマンシステムのタイムリープ、縛りは強いけど。ほんのちょっと最近見た「プリデスティネーション」(2015年)が脳裏をかすった、何もかも全然ちゃうけど。好みはプリデスっすけど。結末の「え、なんでそれできたの?」の解答は有村架純の腹部エコーを見た伊藤健太郎の閃きからエンドロールの終わりに明かされる長い長い時間の末の、父プランナーと母娘のチームワーク。でも映画館でエンドロールが流れると同時に立ち上がる派の人はモヤモヤを抱えたまま一生を終わるに違いない。なので僕はこんなまとめ方が好みじゃないっす。そして、基本、良い人しか出てこないのでその辺はある意味覚悟が必要です。ちな、喫茶店の名前は何故に「フニクリフニクラ」?
2023.09.07
オリヴァー・デイリー監督脚本原作、アレックス・ニューステッター、ベッキー・G。これ、ロードショー料金はアメリカでなんぼなんでしょ?そしてロボット犬は想像してたよりめっちゃ弱かった。弱点ありすぎ。加えて、吠えるとか唸るとか火が恐いとか耳を畳むとか犬っぽさ満載、軍用なのに。さらに何より素人でも修理できるって。ラストは二人がハスキー犬の仔犬と遊ぶビーチで、アクセルを呼ぶタグのスイッチを入れると、起動の応答が聞こえて完。そしてソッコー削除。
2023.09.04
ハラルド・ズワルト監督、リリー・コリンズ、ジェイミー・キャンベル・バウアー、ロバート・シーハン。原作はカサンドラ・クレアの小説「シャドウハンター 骨の街」。つかみは良かったのに途中で呑気な三角関係勃発でジェットのテンポが狂い、立て直すも恋した恩人が兄だったりと妙な要素が絡まってうざくなる。そして、なんかハンターたち能力者のタトゥーがダサい。ラストは聖杯の奪い合いから母の救出、父親を蹴り飛ばして中世の異界タイムマシンみたいなものに放り込み凍って爆発し雪で埋もれたり。そして日常に戻ったヒロインにはハンターとしての能力が。迎えにきた兄とバイクに乗りシャドウハンターの旅に出て完。ところで何で聖杯やねん。
2023.09.03
藤井道人監督脚本、横浜流星、黒木華。刑事中村獅童の「本当にゴミ処理施設が必要なのか」の問いかけに兄の村長古田新太が「世の中必要なもんだけで回ってるわけじゃないだろう」と答える。これがすべて。祭り当日に能面をつけたけっこうな村民が湧いてきたのには驚いた、姿じゃなくその数に。過疎ちゃうやん。また、横浜流星がへたりこんだ位置に能面が掛けてある(普通は高い位置に掛けてあるイメージ)のが不自然だったなとか(演出の流れでそうなったような)。ラストは横浜流星が村長の古田新太を絞殺し屋敷に火をつけ出てきたところを刑事の中村獅童と鉢合わせ。過去の因縁が今にリンクする結末。エンドロール後、黒木華の弟恵一が一人村を出ていくところで完。なんか遠浅やった。
2023.09.02
高橋名月監督、久保史緒里、萩原利久。原作は山本中学の同名漫画。いきなりのオカルト始まりで恐い系かと思いきや広島弁満載の地縛霊ライトゴーストラブファンタジーだった。彼女が亡くなった詳細を知りたかったのにすっ飛ばされて残念。そこ外されるとけっこうモヤモヤするんですけど。結局彼女は成仏し、ラストシーンはデートした時に休館だった映画館に彼が再び訪れた時、隣のとなりに座った女子高生が彼女(生まれ変わったのか?女子高生に取り憑いたのか?気にしちゃダメなんか?)で彼を見て微笑むアップで完。広島弁といえば吉田拓郎「HAVE A NICE DAY」「唇をかみしめて」(1982年)っすが女性の広島弁も耳あたりがなかなかいいです。
2023.08.31
森田芳光監督脚本、小雪、黒谷友香、小池栄子、仲村トオル。東京から北海道の地元に帰ってきたマヤ。彼女が昔の同級生の願いに打出の小槌の如く資金を出す。その金の出所は?それは株売買の成功だった。が、それで巻き起こる悲喜劇。ラストはマヤが病院の特別病棟みたいなスペースに寝たきりで入院してる母親に東京に戻ることを告げに訪れたシーンで母親が喋り始め、車椅子の母親を押しながら退院するシーン。そこに母娘を背後から眺める謎の男仲村トオルの姿があった。結局はなんだったんだか。つまんなかったんでどうでもいいのでした。
2023.08.30
ダニエル・ベンマヨール監督、テイラー・ロートナー、マリー・アヴゲロプロス。いまどきバルクール?感はあったけど。善良な市民としては練習や逃亡中に車の屋根を踏まれたんじゃたまらん。それにやっぱ効率悪そうやん、バルクール。なんで流行ったんでしょ。Xスポーツ犯罪アクションものもよく似た流行(大昔にあったなぁ)?ラストはチャイナマフィアに借金のカタに取られた父親の形見ポンティアックも取り返し、彼女と旅に出るといういつもながらの終わりっす。にしても裏稼業でバルクールやる捜査官っちゅーのも効率悪そうで意味わからん。
2023.08.26
内田英治監督脚本、阿部寛、清野菜名、磯村勇斗。冒頭、アポ電強盗のツカミはめちゃ良かったけどそこまで。にしても阿部寛、ドラムの上達チョー早すぎ。ラストは定期演奏会での演奏終了の阿部寛のアップ。都合良く滞りない話に肩透かしな気分すが、おかげで自由劇場の「上海バンスキング」を思い出した。芝居が終わった後に劇団員がロビーに出てきて生演奏でお見送りしてくれたのがめちゃ忘れられないっす。
2023.08.25
阪元裕吾監督脚本、髙石あかり、伊澤彩織、丞威、濱田龍臣。殺し屋協会、ちゃんとしてますわ。一作目より若干ヌルかったっすけど、それはそれで他の要素が熟したということで。ぜひ。ラストはソファでダベる二人の餃子パーティ雑談。王将ぎょうざの皮つまみギザなしタイプが話題に。僕は551の焼売が好きっすけど。
2023.08.24
鈴木清順監督、川地民夫、野川由美子。原作は田村泰次郎の同名小説。愛憎あふれる日本人慰安婦野川由美子の生きるバイタリティがめっちゃ凄い。川地民生との手榴弾心中を余儀なく選び、さらにその死さえ無にされるラストは哀しいけどその事実は彼女を知る人の胸の奥に焼き印の如く熱く仕舞われた。ぜひぜひ。朝鮮人慰安婦が主人公だった原作の結末はどんな感じなのかなぁ、読まへんけど気にはなるなぁ。
2023.08.23
塩田明彦監督、佐伯日菜子、尾野真千子、山中聡、津田寛治。発端、なんでそうなるのかがわからんままとりあえず面白いんでずっと見てる感じ。尾野真千子がテープ起こしのバイトで使ってるノートがAppleノートパソコン、黒、スクエアっぽい。けど23年前だから妙な曲線デザインが残ってるぽいなぁ。ホタテ貝のiBook G3クラムシェルとスクエアタイプiBook PowerPC G3は使ってたけど。ラストは尾野真千子が佐伯日菜子を乗せた車で暴走し二人は大怪我。佐伯に押され車椅子で退院した尾野は、佐伯にビールを買ってくると歩道橋に置き去りにされエンド。自滅した車を調べれば二人は捕まるはずではと思いながらもどーでも良くなったのでした。音楽、良かったなぁ。
2023.08.21
なるせゆうせい監督、加藤小夏、定本楓馬、蒼木陣、北川尚弥。原作は消費増税反対botちゃんの解説漫画「こんなに危ない!?消費増税」。どうやらMMT理論とかいうのに則っての経済青春映画らしい。なんだか「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(2011年・田中誠監督・前田敦子)を思い出した。話はあれよあれよと進んで面白かったけど、政経オンチな僕にはピンとこず、政府も財務省もMMT理論も日銀も顔がイヤだ。ラストはお世話になってる親戚のシャッター商店街にある食堂のデリバリーを始めてリュックを背負って自転車で軽快に届けに行くのだった。お薦め。
2023.08.20
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