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神戸屋のシャルロットスティックミルク、357kcal。210216に初めて食べた時は喉の調子が悪く生地が詰まる感じで味わう気持ちが凹んでたらしい。しかしパッケージもハロウィンバージョンの今回は喉も好調でくどくないミルクに生地の触感も食感も好感。今年はシリーズをコンプリするのじゃ。
2023.10.19
1929(昭和4)年「晶子詩篇全集」1月20日。朗読時間約19分。なんだかさっぱりわからんのもあればこんな感じとなんとなく雰囲気だけでも理解できるのもあり珍しく全部はっきりくっきり刺さるのもあり。目を閉じて聞いていてもけっこういい感じです。与謝野晶子について何にも知りませんけど、たった19分の間にもいろんな与謝野さんを垣間見られる面白さはすごい。嗚呼こんな人だったんだと俄かはすぐにわかった気になるので、我ながらその薄っぺらさには呆れます。ぜひ一聴を。
2023.10.18
白石和彌監督、阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典、宮﨑優、中山美穂。原作は櫛木理宇の同名小説。クライマックスの阿部サダヲと岡田健史の会話の攻防はけっこうドキドキした。ああ言うたらこう言うのすり替え、承認欲求の褒め殺し、詰めあいのラリーですけど。一種の試合っすよね。ラストはすべてが終わったと安心した後、岡田健史の恋人となった宮﨑優でさえもが阿部サダヲのマインドコントロール下にあったとわかり呆然と完。見事なまでのオリの中からのマイコン包囲網。なにはともあれ爪を剥がすシーンとか酷い場面は苦手だと改めて身に染みた。
2023.10.17
ヤマザキのふっくらバーガー、283kcal。低カロリーでおまけにたんぱく質およそ12g。こりゃいいっす。あんぱんシリーズよりも低カロリー高たんぱくだったとはびっくり。見かけで判断したらアカンのは人だけやおまへんなぁ、美味いだけやなく勉強になりますぅ。
2023.10.16
1958(昭和33)年「あまカラ」10月号初出。朗読時間約8分。村松梢風、初めて名前を聞く作家です、もち一作も読んだことないっす。猫にやる食事のコラムですが、冒頭の七年前に子猫を海に捨てた事件が頭から離れず、話が素直に入ってけえへん。その割に母猫が死んだ時に大泣きするってどんな性格やねん、と思ったが、ひょっとして海に捨てるとは漁港あたりとかに捨ててきたという意味合いか?と、話が終わってから気づいた。それにしても去勢手術、餌代、砂換え、定期診断などなどお金もかかっただろうけど裕福な作家だったんすね。
2023.10.15
あわしま堂のひとくち焼いも切餅、228kcal。201116以来3年ぶりの投稿。3年経っても大まかな感想は変わりませんなぁ。味はあっさり美味いからタイトルさえ変えればこのモヤモヤは解消するのになぁ。でも焼き芋ありきっぽいから暴言やわなぁ。そこを乗り越えてうまいこと言ったのネーミングを来年よろしく。そんな無茶苦茶、アカンわなぁ。
2023.10.14
前田哲監督、松坂桃李、二階堂ふみ、相葉裕樹、菅田将暉、松田美由紀。原作はやまだないとの同名漫画。ま〜〜〜〜ったくわからん。漫画はもっと筋が通ってるのかな、読まんけどね。ラスト、松坂桃李はバイクで誕生日を迎える菅田将暉に会いに行く途中で転倒し気を失う。そして誕生日会場で松坂を置いて小学生と走り去る菅田の夢をみる。夜に意識が戻り二階堂からの心配する電話がかかり、同じ頃、菅田は施設を抜け出し紙の王冠を捨て道路を駆けていく足元で完。だからと言って、だな。
2023.10.13
監督、武田玲奈、小西桜子、しゅはまはるみ、佐野岳。原作は「2ちゃんねる」スレ。話は噂もまったく知らんかった。それ、昔、「サイキック青年団」で竹内義和氏が言ってた神隠しを知るのは神隠しにあった者だけ説。いや、ちょっとちゃうか。字が違ったらどうなるの、佐目島とか冷め島とか。同音異語の場合。ま、突っ込んでも詮無いことっすけど。そんで亮の部屋にファクス電話、イマドキの若者が持ってるのかなぁ、僕でさえ処分したのに。武田玲奈はマジックマウス。めっちゃ電池の減り早いっす。ラストは、騒ぎの途中であゆみの部屋に入ったマンションの管理人しゅはまはるみが、当時リモートで話した全員が集団失踪事件としてニュースになったことを友人と話していて鮫島事件の名を出した途端にドアがノックされ完。出来は「きさらぎ駅」の勝ちかなぁ。それよりテレビの不思議話再現ビデオの方が映画やドラマとして成立してなくても見るには面白いかも。
2023.10.12
あわしま堂の栗あん餅と草団子、234kcal。口の中でほのかに広がる栗の味わいと懐かしい草団子の食感。新鮮さと郷愁を愉しむひととき。秋があるうちにしっとり味わいませう。
2023.10.11
1925(大正14)年「文藝時代」8月初出。朗読時間約15分。川端康成が発起人の文芸雑誌「文藝時代」、当時いくらしたのでしょう、誰が読んでいたのでしょう。山手の人か。その日の10銭に困る人は読まないでしょう。話に出てくる女学園の女学生か。いや、なんかウィキ読んでたらそんな気もしない。時代背景とかいろいろ無知なもんで、そんなこんなで感想は書けないっす。自分に合掌。ラストはなけなしの金をタワシ売りの老婆(物乞いは禁止されてるので)に渡す。でもなんちゅーかなぁっす。
2023.10.10
1947(昭和22)年10月初出。朗読時間約10分。電車の割り込みの話、かまいたちの漫才、コンビニレジ列の割り込みを思い出した。あれは義務放棄だったのか。とか思いながら聴いてたらいつのまにか未開人と一緒だとボロカスにディスられていた。でも抗議してぐちゃぐちゃ絡まれたり運悪く殴られたりするの嫌やもんなぁ。時に死んだりするし。それでも義務は果たさなきゃならんのか、日本人の未来のために。80年、何も変わってませんけど。変わってないけど日本は復興し科学も発展を遂げた。そして、僕はひきこもりが楽しい。
2023.10.09
初出不明。朗読時間約11分。人間の顔の黒子はほとんど左側にあって、右にあるのはまれだというのは本当だろうか。ゆえに右黒子は幸運を呼ぶらしい。なので右黒子を持つ人と結婚した人はその幸運に乗っかるか、幸運を呼ぶ餌になるか、という話。フリは充分っす。
2023.10.08
スタイルワンのミニクロワッサン、370kcal。ヤマザキ製。しっとり過ぎてパリッ感がいっこもない。これはクロワッサンちゃうやん。クロワッサンに擬態したふにゃふにゃパンやん。棒チョコ入りミニクロワッサンは美味かったのに。チョココーティングマジックあなどれん。リピなしで。
2023.10.07
阪本順治監督脚本、豊川悦司、安藤政信、風祭ゆき。なんだこりゃ。らしからぬ作品とは言えらしからぬ過ぎる。「究極の孤独」を題材にしてるらしいけど、わからん。ただ豊川悦司が暮らす廃病院に続く道の細い岩穴をくぐるシーンが子宮(母体)に戻り、またくぐって煩わしい社会に出ていく、その繰り返しのようで、なかなかのロケーションだなとか思ったけど、勝手に感心してるだけで真相は謎っす。ラストは豊川が義弟に殺され、廃病院を訪れた孤独な少女は一人たたずむアンドロイドに抱きしめられて(抱きしめて?)完。ちな、少女の視覚描写から少女もまたアンドロイドなのかという疑惑。なんなんでしょ?もっと言えば豊川の遺体検証で右太腿に飛び出すボルトっぽいものがあったような。もうどうでもええわ。
2023.10.06
あわしま堂の月もちとあんころ餅、220kcal。和菓子はこのシリーズでいいっす。しかし月もちとは何ぞや。検索したら月餅と月もち。月餅はげっぺいで有名な中国の焼き菓子。月もちはあわしま堂オリジナルっぽくて小豆こしあんを黄色のもち米生地で包んだ月をイメージした和菓子みたい。4個100円そこそこの和菓子開発に賭ける前線。新商品のプレゼン見てみたいっす。
2023.10.05
1939(昭和14)年「林芙美子選集」。朗読時間約11分。ロンドンの下宿住まい、パリでのカフェライフ、日本の夏の朝食、自身が発明したパンとの組み合わせ食材、旅先での朝飯の悪口、美味い思い出を実名公表で、北京での話など和洋中とりまぜとても文章が楽しそう。今と何も変わりませんやん。変わらんけど筆力は完全にこっちの圧倒勝利。なんだ、いまの雑誌とかって1世紀前の真似っこやったんやとものの10分で嫌と言うほどわかったのでした。
2023.10.04
岩塚製菓のバンザイ山椒あられ、140kcal。前からだじゃれネーミングで気になってたけど小袋を見つけたので買ってみた。子供や辛いのが苦手な人は要注意的な注書きがあったけど、辛いの苦手な僕でもそれほどやなかった。ほとんどご無沙汰の山椒の香りと味わいが新鮮で美味い。しかし年寄りなんで噛むと歯が痛い時や食べた夜に歯が痛む時がある。噛み合わせた時にね。ま、安静にしてたら治るんすけど。リビングストックスナックで。
2023.10.03
神戸屋のチョコフランス、344kcal。うーん、チョコクリームをフランス生地に挟んだから今日は新しくチョコフランス記念日ゆーてる場合か。挟まんほうが美味いかも。問題は生地なんやから。生地を換え名前を変え姿も変えクリームを立たせる方向で。とは言えクリームもフツーなんすよね。だから神戸屋のチョコパンです。あ、もうあるね、でもこっちもチョコは美味いのに生地が「うーん」っぽい。どっちにしろ残念。良い出会いを祈る。
2023.10.02
キングフーズのはったい粉、100g391kcalで120g入り。この前見た映画「哥(うた)」(1972年)で昔々を思い出したはったい粉、作ってみた。はったい粉40gにスティックシュガー3g、お湯150cc。けっこうなボリュームだ。そんで160kcal弱。初はったい粉は遠い記憶とは大違いで甘さが足りんかった。お湯も200ccいけたかなぁ、ユルユルになるかな。甘みは糖質も考えたらこれで手を打ちたい(大さじ一杯とかは無理っす)。しかし定番になるかは審議が必要。たまに口寂しい時に簡単に作れるヘルシーおやつっちゅうところで落ち着くかな。
2023.10.01
1927(昭和2)年「探偵趣味」3月初出。朗読時間約7分。え〜っと、なんのことですか。こういうユーモアは知らんぷりです、苦手です。しかし主人公は何をしてる人か知らんけど、100万円を奪った犯人探し(自分が使っちまったんすけどね)に訪ね歩くのが社会学者やら法律学者やら心理学者やら高僧やら占い師やら最後に名探偵となかなか人脈が多彩で羨ましい(あ、大衆社会を構成するピンキリのあんなことやこんなことか)。しかし一番に社会学者をあげるとはこの時代では珍しいんちゃうの?ちゃうのかなぁ?そして二人とも探し疲れて餓死してしまうってインポッシブルドリーマーな二人連れやん、超ダークギャグやん。まだ見ぬ犯人とは永遠の責任逃れ。メタファなら主人公、探偵、夫人、それぞれ誰なんでしょ、何なんでしょ。話の輪に入りたくないっす。
2023.09.30
1899(明治32)年「ホトトギス」3月初出。朗読時間約8分。八百屋お七の恋に同情する快心のコラムです。正岡子規と言えばただ一句「瓶にさす 藤の花ぶさ みじかければ たたみの上に とどかざりけり」しか知りませんけど。そんでこれを機会と検索したらず〜っと思い込んでた意味と違ってた。ま、そんな自分が聞いて思わず拍手したのでした。ではP-MODEL「美術館で会った人だろ」(1979年1stアルバム「IN A MODEL ROOM」収録)をどうぞ。
2023.09.29
神戸屋のミルクフランス、336kcal。なんかフツーなんですけど。ミルクフランスとか言われるとクイッとイメージが上がりますか?あくまでタイトルの見た目だけですが。そしてフツー。あいかわらず生地は雑目。これから寒くなるんでホットコーヒーとかカフェオレにぽちゃんと浸けて食べたら食感も味も変わって美味いかも。行儀ワルッとか言う人もいるのかなぁ、ま、そんな人はそんなお仲間同士で。とりあえずリピなしで。
2023.09.28
1912(明治45)年6月初出。朗読時間約9分。万年筆が丸善で1日100本くらい売れる時代の、万年筆にそれほど愛のなかった漱石の使いっぷりと考察。ちなみに漱石はペリカン製を使っていた(相性が悪かった)のでした。111年後の今、丸善では1日何本の万年筆が売れてるのかなぁ。今また第何次かブームが来てるのかな。ぜひ一聴を。
2023.09.27
1942(昭和17)年6月初出。朗読時間約12分。映画「この世界の片隅に」と同じ頃、同じ世代の娘。戦争が一大決心をさせた娘の心と暮らし。二十歳の娘が死ぬほど嫌な世間話の危険を顧みず、駅のベンチで探していたものとは。って、そんなん娘だけじゃないっすから、おっさんもっすから、戦後70余年の現代もっすから、愛国の上着に本心を隠してなどないけど。世間話、めっちゃ苦手でよく喋る散髪屋も嫌い(野球興味ないし)。娘は待ち人に逢えたのか、あと3〜4年は待たなくちゃならんのかも。その娘はきっと日本のあらゆる駅で姿を変え顔を変え、失ったものを取り返せるその日を待っていたんでしょね。
2023.09.26
ヤマザキの厚切りおいもロール、347kcal。開けてさつまいもの香りがいい感じまでは良かったけどホイップか生か知らんけどクリームがくどい、さつまいもをはるかに超えてくるチョーKY。さらに後味もしつこ。お前いらんねん。おいもが主役や。悪目立ちでどや顔はブーメランフラグやで。リピなしで。
2023.09.25
実相寺昭雄監督、岸田森、八並映子、篠田三郎、田村亮 桜井浩子。円谷ドラマ「怪奇大作戦」や「ウルトラQ」で馴染みの役者が出ていてリアルで見てないから新鮮。監督つながりっすか。桜井浩子さんの大人演技、初かも。時代は万博も終わり、まだまだめっちゃ不便。そして流線型のケンメリ。篠田三郎が常食するはったい粉、懐かしい。子供の頃よく食べた。いわば六文銭の「夏・二人で」(1972年アルバム「キングサーモンのいる島」収録)の頃。ラストは義兄から飯を食うなと命令された篠田が空腹でフラフラになりながら森山家の山の案内を命じられ、虚無僧の幻覚に導かれ石段途中で転落死する顔のアップで完。形さえ守れば魂はいつでも入れられる、みたいな篠田の叫びが印象的。いわば空洞です。でもなによりの収穫は記憶の奥からはったい粉を思い出せたのが一番の嬉しさ。早速買ってこよ♪
2023.09.24
ヤマザキのふわふわホットケーキサンドはちみつ&マーガリン、387kcal。昨日投稿のプリン風味に比べはちみつ&マーガリンになるとカロリーも通常運転。生地も昨日のプリン風味と違いいつものホットケーキと同じような。しかしマーガリンがしょっぱい。はちみつもくどいような。なんかまろやかさがないような。ふわふわが自慢のくせに気が強いってどないやねん。リピなしで。
2023.09.23
ヤマザキのふわふわホットケーキサンドプリン風味、317kcal。生地がふわふわというよりは分厚くて口中の唾液を全部持ってかれるようなスポンジみたい。そんで分厚いゆえかソロバン玉のカタチみたいで上下の生地が重なる面積が少なく当然そこに挟まるプリン風味とやらのボリュームも少なく味わえるもんじゃない。そして喉が詰まりそうになる。救いはカロリーが少ないことだがもちろんそんなことがリピの動機にはならんのだ。リピなしで。
2023.09.22
神戸屋のたっぷりホイップクリームパン、330kcal。ま、美味いけど、シンプルに昔ながらのクリームパンでいいような。カロリーも少ないし。と、昭和生まれは遠い目をするのでした。リピはないなぁ。では吉田拓郎「夏休み」(1971年)どうぞ。
2023.09.21
1946(昭和21)年「世界」2月初出。朗読時間約12分。開戦から3年の3月の話。東京空襲の余波で盛岡にも火災が起き、筆者が連絡船で青森に渡り盛岡に着いたら駅が焼けていた。雑多な人で上野へは帰れず、そこから始まる雪降る中での命がけの宿探し。やっとこせ拾ってくれた宿屋の女将との不思議な引力。そこから思い至る市井の底力。とかく外圧に弱いと言われるけど、人の邪念が交錯する組織とかじゃなく、モヤっと漂う市井の空気を主体のないカタチとして外圧にまで昇華させることってできるんちゃうの、ITとかAIの今ならとかとノーテンキに思ってしまうのでした。
2023.09.20
1924(大正13)年「新青年」8月初出。朗読時間約14分。若かりし頃に自らの出世のために冤罪の罪人を斬首台に送り込んだ検事。今や自責の念で老い病のため死の床にある。彼に呼ばれた検事は暗い屋根裏部屋で告白を受ける。しかし、検事は知っていた、やはり彼が真犯人であったことを。ま、それはともかく、やっぱり裁判は自ら望んでその職を選んだ人たちの覚悟の魂でやってもらいたい。
2023.09.19
敷島パンの栗のパンケーキ、366kcal。開封した瞬間、くどそうな匂いがキツッ。え、栗ってこんな感じっすか。もうこりゃ個人の栗歴と好き度と経験によりけりだと思うけど栗歴のあっさい僕には栗感ゼロ、なんやねんコレ状況。やっぱ栗と言えばヤマザキのマロン&マロンが浮かぶけど、越えていけそれを越えていけそこをby吉田拓郎「人生を語らず」(1974年アルバム「今はまだ人生を語らず」収録)。短い秋の栗戦争、いつか秋がなくなる前に屍の山を乗り越えて出てほしい、アッと驚くスーパースター。
2023.09.18
ヤマザキの5つに切ったロールケーキマロン、391kcal。どこにマロン、どこがマロン、どこへマロン、どうしたマロン、どないやねんマロン、どついたろかマロン、すまん言い過ぎたマロン。でもマロンさえ突っ込まなければフツーに美味いんでリピはありです。マロンに合掌。
2023.09.17
1931(昭和6)年「北海タイムス」9月初出。朗読時間約8分。北海道。無蓋馬車に向かい同士に乗り合わせた二人の同い年くらいの爺婆。チェーンスモーカーの爺さんの煙が婆さんの顔に吹きかかる。それを謝りながらタバコをやめられない爺と構わないと許す婆。少年の頃から覚えたタバコ。チェーンスモーカーになった理由がロマンチックで、さらにその結末が途中からもしやとわかってしまうけどドラマチック。お手製の指輪というおまけ付き。
2023.09.16
1948(昭和23)年「こども朝日」3月初出。朗読時間約18分。山の頂にじっとしているのに飽きたとんび岩と山小屋で飼われるのが嫌になった犬のタローの、自由を求めて谷間の村を目指す冒険物語。結果は散々な結末で、嗚呼、動かなきゃ良かった〜と後悔しきり。しかししかし、実は実はの結末が。林芙美子はこの話で何を伝えたかったんだろ?最近「放浪記」をカタツムリの速度でボチボチ読み始めたけど、そこを考えると余計にそう思うのかなぁ。でもまぁ、居るところで咲けなのかな。タローの本音は如何に。
2023.09.15
せんこう花火Eを捨てDへちょい不自由※ちなみにせんこう花火とは吉田拓郎「せんこう花火」のことです。
2023.09.14
神戸屋の熊本県産和栗のモンブランコロネ、264kcal。なんか濃い。栗感がどや顔でそれゆえ人工的雰囲気も感じて苦手。こーゆー前向きなベクトルの方向違い感、僕は平行線っす。あ~栗は難しい。ちなみに過去何回も書いてるけど〇〇産のなんちゃらとかゆー売り文句、効果あるのかなぁ、僕にはまったく響きませんけど。リピなしで。
2023.09.13
1900(明治33)年2月号初出。朗読時間約16分。朗読は女優の宮崎美子さん。短い朗読をと検索してたまたま流れ着いたのです。が、それはともかく泉鏡花。さすがの朗読ですが文章が頭に入ってこん。大体こんな感じ、雰囲気はわかるもんの具体ではないのでぜんぜん怖くない。怪談が苦手なのに怖くない。それはなぜかと問われたら、あ〜アホやから。困ったもんです。
2023.09.12
深川栄洋監督、新垣結衣、大泉洋、中村蒼、福島リラ。原作は加納朋子の小説「ささら さや」。なんだかイマイチ、イマニ、イマサン。話も画面構図・構成も消化不良な感じ。ラストはクライマックスに息子に乗り移り、最後にと取っておいた憑依しやすい体質の中村蒼に乗り移った大泉洋がついに成仏して完。ちな、大泉洋の父親石橋凌が実はいい人なのもご期待通り、あ〜。
2023.09.11
スタイルワンの棒チョコ入りミニクロワッサン、375kcal。ヤマザキ製です。クロワッサンと言えば見た目と軽さに比べかなりの高カロリー、という印象が強く避けてた。しかし、375kcalならリーズナブルかもと食べてみた。ちな、クロワッサンは好きで昔は食べてたのです。ほのかにチョコの味わいがなかなか美味い。5個を繰り返して視覚的に食べる動作も一個まとめて食べるより満腹感には好効果かも。というわけでリピありっす。
2023.09.10
野尻克己監督脚本、岸部一徳、原日出子、木竜麻生、大森南朋。ひきこもり息子の首吊りから始まり、発見した母親が記憶喪失となり、息子はアルゼンチンで働いてることになり、母娘の闇が迫り、めでたい席で娘が全部ぶちまけた末にラストは入水自殺を図り母が助け、なんだかスッキリし、生前、息子が結婚まで考えてたソープのイヴちゃんの家を尋ね家族全員で贈り物を抱えて車で出るところで完。統一が迫る東ドイツの母と姉弟と周りの人々の小さな愛の物語「グッバイ、レーニン!」(ヴォルフガング・ベッカー監督2004年)を思い出した。そしてアルゼンチンといえばお薦めの映画は「ボンボン」(カルロス・ソリン監督2007年)。ドゴ・アルヘンティーノという人間によって作られた究極の狩猟犬を初めて見た映画。ま、ボンボンはトホホ犬なんすけど。注目株の女優らしい木竜麻生(きりゅうまい)さん、漢字も読みも戸惑いすぎて頭に入ってけぇへん。漢字のカタチで覚えるしかないっす。
2023.09.10
1919(大正8)年「赤い鳥」9月号初出。朗読時間約14分。小学生が通学途中に貧しくて盲目の納豆売りの60歳過ぎに見えるおばあさんを騙す話。子供たちが痛い目にあう結末はもちろんですが、本題はその後の菊池少年の罪滅ぼしのエピソード。終わりよければなんとやら。仲良くなったんだろうなぁ。とは思うけど、他の悪ガキ連中はどうしたんでしょ。その後も一緒に通学して知らん顔だったのかな。そこ、書いて欲しかった。ちなみに大正8年は前年に第一次世界大戦が終結し、カルピスが発売された年です。
2023.09.08
塚原あゆ子監督、有村架純、松本若菜、石田ゆり子。原作は川口俊和の小説「コーヒーが冷めないうちに」「この嘘がばれないうちに」。ま、泣くには泣いたけど、泣けばいいってもんじゃなし。ある意味、ウルトラマンシステムのタイムリープ、縛りは強いけど。ほんのちょっと最近見た「プリデスティネーション」(2015年)が脳裏をかすった、何もかも全然ちゃうけど。好みはプリデスっすけど。結末の「え、なんでそれできたの?」の解答は有村架純の腹部エコーを見た伊藤健太郎の閃きからエンドロールの終わりに明かされる長い長い時間の末の、父プランナーと母娘のチームワーク。でも映画館でエンドロールが流れると同時に立ち上がる派の人はモヤモヤを抱えたまま一生を終わるに違いない。なので僕はこんなまとめ方が好みじゃないっす。そして、基本、良い人しか出てこないのでその辺はある意味覚悟が必要です。ちな、喫茶店の名前は何故に「フニクリフニクラ」?
2023.09.07
フジパンのホイップツイスト、452kcal。ホイップクリームをサンドした満足感のあるパンです、というそのまんまのヤケクソな解説コピーに笑た。日本はそんなに腹が減ってるのか。ひねりがキレイな生地の表面の微妙なしっとり感が気になるも指がベタつくほどやなく、ホイップクリームもくどくなく後味がイヤに尾を引くほどボリューミーでもないところに好感。しかし言うほど満足感はなかったなぁ、期待値が高過ぎたか。僕なりには程好いボリュームでしたが、そうなるとカロリーが高過ぎる。うーん、リピは難しいか。
2023.09.05
オリヴァー・デイリー監督脚本原作、アレックス・ニューステッター、ベッキー・G。これ、ロードショー料金はアメリカでなんぼなんでしょ?そしてロボット犬は想像してたよりめっちゃ弱かった。弱点ありすぎ。加えて、吠えるとか唸るとか火が恐いとか耳を畳むとか犬っぽさ満載、軍用なのに。さらに何より素人でも修理できるって。ラストは二人がハスキー犬の仔犬と遊ぶビーチで、アクセルを呼ぶタグのスイッチを入れると、起動の応答が聞こえて完。そしてソッコー削除。
2023.09.04
ハラルド・ズワルト監督、リリー・コリンズ、ジェイミー・キャンベル・バウアー、ロバート・シーハン。原作はカサンドラ・クレアの小説「シャドウハンター 骨の街」。つかみは良かったのに途中で呑気な三角関係勃発でジェットのテンポが狂い、立て直すも恋した恩人が兄だったりと妙な要素が絡まってうざくなる。そして、なんかハンターたち能力者のタトゥーがダサい。ラストは聖杯の奪い合いから母の救出、父親を蹴り飛ばして中世の異界タイムマシンみたいなものに放り込み凍って爆発し雪で埋もれたり。そして日常に戻ったヒロインにはハンターとしての能力が。迎えにきた兄とバイクに乗りシャドウハンターの旅に出て完。ところで何で聖杯やねん。
2023.09.03
藤井道人監督脚本、横浜流星、黒木華。刑事中村獅童の「本当にゴミ処理施設が必要なのか」の問いかけに兄の村長古田新太が「世の中必要なもんだけで回ってるわけじゃないだろう」と答える。これがすべて。祭り当日に能面をつけたけっこうな村民が湧いてきたのには驚いた、姿じゃなくその数に。過疎ちゃうやん。また、横浜流星がへたりこんだ位置に能面が掛けてある(普通は高い位置に掛けてあるイメージ)のが不自然だったなとか(演出の流れでそうなったような)。ラストは横浜流星が村長の古田新太を絞殺し屋敷に火をつけ出てきたところを刑事の中村獅童と鉢合わせ。過去の因縁が今にリンクする結末。エンドロール後、黒木華の弟恵一が一人村を出ていくところで完。なんか遠浅やった。
2023.09.02
神戸屋の癖になるUMAMIパンふじっ子塩こんぶ、229kcal。こんな生地が作れるなら塩こんぶとかチーズとか余計な味付けを抜いてフランスシリーズに採用しておくれ。フランスシリーズがぶっちぎりで美味くなること間違いなし。ま、それはそれとして、癖にはなれへんなぁ。色々ぶちこんでる割にパンチに欠けるのは何でやねん。昆布とチーズの後味が地味に尾をひくし。不味くもないけどリピするほどの癖パワーもない。低カロリーが嬉しいけど、頑張りすぎのパッケージがツラいっす。
2023.09.01
高橋名月監督、久保史緒里、萩原利久。原作は山本中学の同名漫画。いきなりのオカルト始まりで恐い系かと思いきや広島弁満載の地縛霊ライトゴーストラブファンタジーだった。彼女が亡くなった詳細を知りたかったのにすっ飛ばされて残念。そこ外されるとけっこうモヤモヤするんですけど。結局彼女は成仏し、ラストシーンはデートした時に休館だった映画館に彼が再び訪れた時、隣のとなりに座った女子高生が彼女(生まれ変わったのか?女子高生に取り憑いたのか?気にしちゃダメなんか?)で彼を見て微笑むアップで完。広島弁といえば吉田拓郎「HAVE A NICE DAY」「唇をかみしめて」(1982年)っすが女性の広島弁も耳あたりがなかなかいいです。
2023.08.31
森田芳光監督脚本、小雪、黒谷友香、小池栄子、仲村トオル。東京から北海道の地元に帰ってきたマヤ。彼女が昔の同級生の願いに打出の小槌の如く資金を出す。その金の出所は?それは株売買の成功だった。が、それで巻き起こる悲喜劇。ラストはマヤが病院の特別病棟みたいなスペースに寝たきりで入院してる母親に東京に戻ることを告げに訪れたシーンで母親が喋り始め、車椅子の母親を押しながら退院するシーン。そこに母娘を背後から眺める謎の男仲村トオルの姿があった。結局はなんだったんだか。つまんなかったんでどうでもいいのでした。
2023.08.30
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