《櫻井ジャーナル》

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巣鴨信用金庫
店番号:002(大塚支店)
預金種目:普通
口座番号:0002105
口座名:櫻井春彦

2013.10.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 オリエントコーポレーションを経由してみずほ銀行が広域暴力団へ融資していたのだという。みずほ銀行といえば、第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行が統合されて作られた金融機関。2000年にこの3行は持ち株会社のみずほホールディングスを設立、その完全子会社になり、02年に3行がみずほ銀行として統合されたわけである。

 過去に銀行が何をしてきたかを考えれば、今回のケースも驚くほどのことではない。今回の取り引きは第一勧銀に根があるようだが、例えば、富士銀行にも興銀にも怪しげな過去がある。例えば1990年代には、富士銀行の支店幹部が架空の預金証書を発行、ノンバンクから約2600億円を引き出し、東洋信用金庫が発行した架空の預金証書を利用して興銀系の金融機関が約1500億円を出したことが明らかになっている。マネー・ロンダリングを行っていた疑いが濃厚なのだが、東洋信金が架空の預金証書を渡した大阪の料亭経営者、尾上縫は広域暴力団、山口組のダミーだったと言われている。

 山口組は住友銀行(2001年から三井住友銀行)とも関係が深かった。一連の取り引きでは、伊藤寿永光、許永中、池田保次が暗躍する。池田は山口組の総本部長だった岸本才三の下にいた人物だと言われ、伊藤は同組のナンバー2だった宅見勝と親しくしていたという。岸本も宅見も「山口組の金庫番」と呼ばれた時期がある。なお、宅見は1997年に「新神戸オリエンタルホテル」のティーラウンジで射殺されている。

 住友銀行の絡む出来事で最も注目されたのは、おそらく平和相互銀行の買収だろう。この相互銀行は「政治家の財布」とも呼ばれていたが、さらにさかのぼると略奪財宝の噂が出てくる。

 略奪財宝のうち、持ち運びが簡単なダイヤモンドは降伏する直前、ある憲兵が日本へ運び込み、敗戦のどさくさの中、千葉銀行へ預けたと言われている。この千葉銀行は平和相銀と同様、川崎財閥の系統。住友銀行の平和相銀買収では同財閥の資産管理会社である川崎定徳が登場する。

 外国の銀行も腐敗している。例えば、 2006年にはワチョビアという金融機関が麻薬資金をロンダリングしていた事実 が浮かび上がり、この銀行を2年後にウェルズ・ファーゴが吸収している。

 麻薬をはじめとする犯罪絡みの資金だけでなく、巨大企業や富豪たちは資産を隠し、課税から逃れるためにオフショア市場/タックス・ヘイブンを利用する。こうしたタックス・ヘイブンの近代的ネットワークは、1970年代からロンドンのシティを中心に広がってきた。

 1980年代に入ると強者総取りの新自由主義が各国で導入され、富の集中が加速度的に進む。勿論、集まったカネを巨大企業や富豪たちが社会へ還元するはずもなく、投機市場へ流れていく。そして金融が肥大化、「カジノ経済」と呼ばれる状況が生まれた。



 2008年に投資銀行のリーマン・ブラザースが倒産、金融システムが揺らいだ。いわゆる「リーマン・ショック」だ。

 そのときに金融機関を救済、庶民につけが回されることになる。「大きすぎて潰せない」だけでなく、「大きすぎて罪に問えない」ということで、責任者たちは責任を大して問われず、今でも天文学的な額の収入を得ている。この金融破綻も原因は闇金システムにある。BRICSがさほど深手を負わなかったのは、闇金システムにさほど浸食されていなかったからだと言われている。

 リーマン・ショックの際、 イギリスでは無政府状態になることも想定 、外出禁止令を出し、軍隊を出動させることも議論したという。

 闇金システムが健在である以上、さらに大きな金融破綻は不可避。アメリカの国土安全保障省は4、5年の間に16億発という膨大な数量の弾丸を購入する計画だというが、これは暴動に備えてのことだと疑う人もいる。





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最終更新日  2013.10.11 12:52:24


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