クリミアのセバストポリはロシア海軍の黒海艦隊が拠点にしている基地がある。10月29日の早朝、そのセバストポリをキエフ政権が9機のUAV(無人機)と7隻の無人艦による攻撃を受け、UAVは全て撃墜、無人艦も破壊したとロシア政府は発表した。その発表によると、攻撃を実行したのはウクライナの第73海軍特殊作戦センター隊員だが、その隊員を訓練したのはオチャコフにいるイギリスの専門家だという。この攻撃を受け、ロシア政府はウクライナの穀物を船で輸出できることを決めた合意を停止すると発表した。
9月26日から27日にノード・ストリームとノード・ストリーム2から天然ガスの流出が発見されたが、ロシア国防省はこれらのパイプラインを破壊したのはイギリス海軍だとも10月29日に発表している。
10月8日にはクリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア橋(ケルチ橋)で爆破事件 があり、自動車用道路の桁ふたつが落下、ディーゼル燃料を運んでいた列車7両に引火した。当初、トラックに積まれていた爆発物による自爆テロだと見られていたが、トラックはダミーで、橋に爆弾が仕掛けられていたという情報もある。
実際、トラックにはプラスチック爆弾が仕掛けられていたようだが、それだけでなく橋に爆弾が仕掛けられていたとする情報が事実なら、そのトラックが通過するタイミングで橋が爆破されたということになるだろう。その時に列車の電子システムが乗っ取られ、列車を停止させる信号が出たとする証言がある。
爆弾テロを実行したのはウクライナのSBU(ウクライナ保安庁)だとロシア政府は主張しているが、 計画したのはイギリスの対外情報機関MI6(SIS)だという情報 も流れている。また爆弾の運搬に穀物の輸送船が使われたとも言われている。破壊工作の容疑者を逮捕する映像をロシアは公表しているが、それを見ると捜査官は放射性物質の有無を調べているようだった。
MI6はイギリスの金融界、通称「シティ」との関係が深く、アメリカの情報機関CIAの教師的な存在でもある。イギリスは19世紀から世界を制覇するためにロシアを制圧しようとしてきたが、その中心にも金融資本が存在している。
世界制覇を目指す長期戦略をまとめ、1904年に発表した学者がハルフォード・マッキンダー。今では「地政学の父」と呼ばれている。この戦略をアメリカの支配層が踏襲、ジョージ・ケナンの「封じ込め政策」やズビグネフ・ブレジンスキーの「グランド・チェスボード」もその理論に基づいている。
その戦略が考えられた当時、ビクトリア女王の助言者としてイギリスを動かしていたグループが存在する。その中心的な存在はセシル・ローズで、そのほかローズのスポンサーだったネイサン・ロスチャイルド、ローズの親友で 霊的な世界に関心を持っていた ウィリアム・ステッド、そして 女王の相談相手として知られている レジナルド・ブレットが含まれていた。アルフレッド・ミルナーやウィンストン・チャーチルはその後継者だが、現在でもイギリスやアメリカを動かしているのはローズ人脈だと言われている。その人脈にイギリス首相やアメリカ大統領の系譜は動かされているということだ。
ローズは優生学の信奉者として知られ、アングロ・サクソンを最も高貴な人種だと考えていた。こうした優生学的な思想を彼は1877年に書いた「信仰告白」で明らかにしている。それによると、優秀なアングロ・サクソンが支配地域を広げることは義務だというが、それは「劣等人類」と見なされた人びとの殺戮につながる。
ローズが「信仰告白」を書く13年前、トーマス・ハクスリーを中心として「Xクラブ」が作られている。その中には支配階級の優越性を主張する社会ダーウィン主義を提唱したハーバート・スペンサー、チャールズ・ダーウィンの親友だったジョセフ・フッカー、このダーウィンのいとこであるジョン・ラボックも含まれていた。彼らの思想の根底には優生学やの人口論があった。
人口削減を主張する人は今も少なくない。例えば、CNNを創設したテッド・ターナーやマイクロソフトの創設者のビル・ゲーツ。ターナーによると、地球の環境問題を引き起こしている主な原因は多すぎる人口にあり、環境問題を解決するには人口を減らさなければならない。
ターナーは1996年、「理想的」な人口は今より95%削減した2億2500万人から3億人だと語り、2008年にはテンプル大学で世界の人口を20億人、現在の約3割まで減らすとしていた。
ビル・ゲーツはパンデミック騒動を仕掛けたひとりだが、2010年2月、TEDでの講演でワクチンの開発、健康管理、医療サービスで人口を10~15%減らせると語っている。彼にとって「ワクチン」は人口を減らす道具のようだ。実際、「COVID-19ワクチン」は深刻な副作用があり、人類の存続にとって重要な精子や卵子にダメージを与えるという報告もある。
ローズ人脈は明治維新を仕掛け、サウジアラビアやイスラエルを作った。イスラエルが「建国」される際、 1948年にシオニストはパレスチナ人が使っていた飲料の井戸に毒物や病原体を入れたとことを示す文書が存在する とイスラエルのハーレツ紙が伝えている。