ポケベル(ページャー)や
アメリカのジョー・バイデン政権はイスラエルによる住民虐殺を防衛のためだと弁護しているが、 イスラエル軍の高官はハアレツ紙に対し、アメリカがイスラエル軍に武器を供給していなければ、数カ月以上同軍が戦争を続けることは困難だったと語っている 。外部から見ても、そう言う結論になる。ガザでの虐殺やレバノンへの攻撃はウクライナでの戦闘と同様、バイデン政権が後ろ盾になっている。バイデン政権が和平を望んでいるとは言えない。
ソ連が消滅して以来、アメリカを戦争へと導いているのはシオニストの一派であるネオコン。ジョージ・H・W・ブッシュ政権の時点で国防総省は国務省と同様、ネオコンに支配されていたのだが、2003年頃までは統合参謀本部がブレーキ役になっていた。そのブレーキは軍事産業のカネで効かなくなってきたが、ロシアとの核戦争が目前に迫ってきた現在、国防総省が再びブレーキ役になっている。
イスラエルによるレバノン攻撃に対し、ヒズボラはレバノン国境から80キロメートルほどイスラエル領内へ入った場所にあるハイファ南部の海軍基地にドローン攻撃を仕掛けたと伝えられた。ヒズボラの発表によると、9月25日、ハイファよりさらに遠いテル・アビブ郊外のモサド本部に向かってカデル 1弾道ミサイルを発射したと発表している。イスラエルでは報道管制が敷かれているため被害状況は不明だが、ベンヤミン・ネタニヤフ首相は国連総会への出発を延期したようで、延期せざるをえない状況が生じているのだろう。
イスラエルは戦乱を広げ、アメリカの好戦派が軍事介入しやすい状況を作りたいのかもしれないが、そうなるとイエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)やイラクの抵抗グループもイスラエルに対する攻撃を本格化させる可能性がある。 アンサール・アッラーはすでにテル・アビブを極超音速ミサイル攻撃している。
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【 Sakurai’s Substack 】