鈴木 セイヤ 0
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まだ2月も半ばすぎにもかかわらず、春みたいな陽気。そんな陽気に思わず誘われて、笠松競馬場に出かけてみました。 3連休のあととあって、競馬場全体にノンビリした雰囲気。そんな中で、懐かしい面々に会うことが出来ました。 メインのウインター争覇には、金沢から転厩初戦のオンユアマークが、休み明けで登場。 ホッカイドウ競馬で2歳時を過ごしたあと、南関東では重賞常連。重賞勝ちは2002年の東京記念1つだけでしたが、度々上位を脅かし、馬券にも貢献していたのが、このオンユアマーク。 南関東から佐賀に転じたあとは、04,05年と九州大賞典を連覇。昨年の佐賀記念G3では強豪相手に3着と快走を見せたこの馬ですが…3月にはがくれ大賞典を勝った後の特別戦で5着と敗れて休養。新たな活躍の舞台を東海に求めてきたようです。 まだ能力試験も余裕のない内容、調教もそれほど動かなかったらしく、今日のところは殿負けを喫してしまいました。実績が実績だけに、新天地での活躍にも期待したいところです。 同じレースには、やはり南関東で重賞勝ちの実績があるトミケンマイルズも出走。1900mの距離が長かったか、伸び切れず4着と敗れましたが、すでに笠松でも2勝をマークして、重賞タイトルもまだまだ視野に入る活躍を見せています。 もう1頭はこの馬。いまでも頑張ってます!レジェンドハンター。 私が笠松を訪れるのは、恐らく3年ぶり。丁度このレジェンドハンターが、当時まだ笠松にあった交流重賞の全日本サラブレッドカップG3を制した時でした(2003年11月)。狙ったわけじゃなかったのですが、新聞買って見てみると、最終レースのA2特別に出てるじゃないですか! レースは、道中3番手から楽に前を捉えるスピードに加えて、後続も競り負かすファイト溢れる走りを披露。見事に23個目の勝利を奪いました。まだまだ強いわ~。 当時笠松所属だった安藤勝己騎手が騎乗してJRAに参戦し、デイリー杯優勝、朝日杯2着と華々しい活躍を遂げたのは、今からもう7年以上も昔、20世紀末のことです。10歳になっても、まだまだ私たちの夢を乗せて走ってくれているレジェンドハンター。今日は会えて良かった。まだ目の前で勝ってくれるとは、私との相性もいいのかも知れません。 馬券取れなかったけど…(泣)。 笠松競馬場の中のたたずまいは、3年前に来たときとあまり変わりはありませんでした。ただ1軒だけ、よく言えばお洒落な、言い方を変えれば少々場違いな?飲食店が出来ているのを発見。 ちゃんとしたコーヒーを飲ませてくれるカフェ。洋食系の食事(カレー、オムライス、パスタ)や甘味(ホットケーキ、東海名物・小倉トーストもあり)も揃ってます。ビールはハイネケンにギネス。黒ビールを出す店というのは、公営競技場では珍しいですよね。(大井にはあったかな?) この写真の右の方には、串カツとかドテとか、焼きそばとか餅とか、同じようなメニューを出す店が何軒も並んでいるわけですけど、いくら「公営競技場っぽい」とは言っても、判で押したように同じメニューじゃ辟易とします。こういう店を出す試みは是非広まって欲しい!コーヒー好きの私にとっては、本当に有り難いお店です。今日は昼食・おやつと2度にわたってここでお金を使いました。他のお客さんも、入れ替わり立ち替わりで食事をしたり、コーヒーを頼んだりしておりました。 同じような「場違いカフェ」は、名古屋競輪場でも目にしました。次はどこが続いてくれるでしょうか?
2007年02月13日
まずは速報から。 本日、オーストラリアのBALLARAT競馬場5レース。吉原寛人JC騎乗の「YUKIMURA」が2着と健闘を見せました。 ネットからリアルタイムでレースを見ていたのですが、本当に惜しかった~。12頭立て1600mのレースで、好スタートから道中3番手外目。タイミングを計って4コーナーからゴーサインを出し、吉原JCの叱咤に応えて最後までジワジワと差を詰めたのですが、最後クビの上げ下げでわずかに届きませんでした。 このYUKIMURAは南半球産のフジキセキ産駒で、今日がデビュー2戦目。初戦は大敗を喫したためか今回全くの人気薄だったのですが、それを覆す好走を見せました。馬にも変わり身があったんでしょうし、吉原JCの手腕によるところも勿論大きいのではないかと。 よく考えたら吉原JC、たまにJRAで騎乗するときも同じような形で、人気薄の馬をよく着に持ってきてくれますし。とにかく「追い出したら後ろの馬に抜かせない」そんな迫力ある騎乗振りが、彼の持ち味じゃないかと勝手に思っています。 楽天競馬のブログ「ひろせん」によると、明日も騎乗があるとのこと。楽しみにしたいと思います。 さて、そのオーストラリアでは、今年のグローバルスプリントチャレンジ第1戦となるライトニングステークス(芝1000m)が行われました。時は2月3日、場所はいつもレースが行われるフレミントン競馬場が改修工事中のため、今年はムーニーバレー競馬場が舞台となりました。コックスプレートが行われる競馬場として知られていますね。 レースの映像を探しに探して、本日現在まだネット経由で見ることが出来る場所を発見!勝ったミスアンドレッティの強さをご堪能下さい。 最大の見せ場は、好位の内で脚を溜めていた彼女が直線入口で馬の間を割ってくるシーン。同じところを狙って来た馬を「どかして」突っ込んでいった逞しい戦い振りは、「速いだけでは勝てない」かの地の短距離戦の厳しさと凄さ、そして彼女の強さを見せつけられた思いがしました。 1番人気に応えて快勝したミスアンドレッティは、これでG1を2勝目。実は無類のムーニーバレー巧者で、昨年は1200mのマニカトS(G1)を1分9秒29でレコード勝ちしており、今回の勝ち時計57秒22も1000mのコースレコード。このコースでの強さを改めて印象づけた格好です。 実はグローバルスプリントチャレンジの第2戦・オーストラリアSは、元々ムーニーバレーの1200m。今年は2戦とも同地での開催となったのも、彼女にとっては追い風で、2月17日に行われるこのレースでも、早くも彼女の連勝濃厚と見る向きも多いようです。 報道によると、シリーズ第3戦と第4戦が行われるアスコット競馬場の関係者も、早くも彼女にラブコールを送っているようですよ。 シリーズのチャンピオンになるためには3カ国に出走、ボーナスの100万米ドルを得るには4カ国全部でG1を勝たねばならないだけに、このミスアンドレッティが順調に活躍すれば、昨年のテイクオーバーターゲット(昨年のライトニングステークスから快進撃が始まりました)同様、日本にやってくる可能性は極めて高いでしょう。逆に、ムーニーバレーで彼女を負かす馬が現れれば、今度はその馬がチャンピオンとして台頭するという楽しみも十分! 次の一戦、2月17日のオーストラリアSの行方から、目が離せません。 一方、心配なのが秋に遠征馬を迎え撃つ立場の日本短距離陣。レースの度に勝ち馬が次々と入れ替わり、戦国模様の争いが続いています。スター候補は生まれていても、それがスターへと成長するかどうかはこれからの戦い次第。日本の短距離界を背負うような馬の出現を、今年は期待したいところです。
2007年02月06日
昨年のアメリカ・ケンタッキーダービーを勝ったバーバロ(Barbaro)が、とうとう天に召されました。 ご存じのように、デビューから無傷の6連勝でケンタッキーダービーを制した彼。6馬身半という圧倒的な勝ち振りから3冠制覇濃厚と目され、大々的な注目を集めたプリークネスステークスだったのですが、そのスタート直後で右後肢に重篤な故障を発生。その事故から8ヶ月の闘病生活を送ってきたわけですが、懸命の治療と馬の頑張りの甲斐なく、昨日安楽死の措置がとられたそうです。 昨年秋から年末あたりには、回復具合に関して明るい見通しも伝わっていただけに、訃報に接して驚きを禁じ得ません。 ブラッドホースの記事によれば、左後肢に発症していた蹄葉炎が悪化し、回復しかかっていた右後肢に負担がかかって状況が厳しくなったとのこと。どうやら年が明けてから、状況は深刻の度合いを増していたようで、競馬関係者だけではなく、アメリカの多くの人々の願いは叶うことなく、とうとう残念な結果を迎えることになったわけです。 遠く日本にいて、バーバロに対するアメリカの人たちの気持ちを共有することは、なかなか難しいものがありますが、日本でも同様の残念な出来事は、競馬の歴史に涙とともに綴られております。 テンポイントの事故のことは、学生時代に予備校の先生から大量に頂いた「週刊競馬ブック」を読みあさっている中で知りました。競馬ファンだけではなく、日本中がアイドルホースが怪我と闘う姿に一喜一憂したと聞いていますし、彼が亡くなったことを知らせるその記事からは、当時の人々の悲しみが、時を越えて私の心にも飛びこんで来たのを憶えています。 サクラスターオーのことは、私が競馬を本格的に始めたまさにその年に起きました。「菊の季節に桜が満開」となったあの奇跡を目の当たりにした後だけにショックでしたし、「これも競馬だ」ということを悲しいぐらいハッキリと知らしめてくれた馬であり、事件でした。 G1馬ではありませんが、マティリアルは私の好きだった馬。久々の歓喜の1着ゴールを飾ったその直後に襲った悲劇。中山でそれを見ていた私は、あのシーンと、やはり怪我との戦いの末亡くなったあのときの気持ちを、忘れることはないでしょう。 そう言えば、サクラスターオーにマティリアルは互いにしのぎを削った、同期の2頭でしたね…。 今回のような「安楽死処分」の報が伝わると、「故障が起きたときに、もう死なせてやるべきだったのではないか」という話が、必ず出ます。闘病生活で苦しませるのは、可哀想ではなかったかと。 その場で死なすことが「可哀想」なのか、それとも生かそうとすることが「可哀想」なのか。なんだか人間について結論が出ぬまま延々と論じられている答えのない課題と、通じるところがあります。他の動物なら、恐らくこんな話は出ないでしょう。 決して人間ではない競走馬なのに、何故か、ある時には対人間以上に、喜びや悲しみや、時によっては怒りや恨みや、そして敬愛や尊敬までも感じてしまう。これがまさに競馬の本質なのかもしれません。 ましてや、競走馬と、その馬と苦楽をともにしてきた周囲の関係者、そして馬主との関係は、一競馬ファンである私などが慮るには余りあるものがあるんでしょう。伝説の馬・ソーニャドールのような奇跡が起きてくれないだろうかと信じる気持ちも、残念だがそのような奇跡を信じる傍らで悲劇が着々と進行するのを見るに堪えないという気持ちも、またそうした奇跡と周囲の経済的事情とを敢えて秤にかける決断が必要だとすれば、そんな決断も、競走馬というものが何か私たちにとって特別な存在だからこそ生まれるものなんだと思ってます。 今は、治療に携わった方々の多大なる尽力と、そしてこの間何度となくあったと思われる勇気ある決断の数々に、敬意を表するばかりです。 最後に改めて、バーバロの冥福を心から祈りたいと思います。
2007年01月30日
引き続き、先週オーストラリアに行ったときの話。 カンタベリー競馬場の2レースが終わり、馬券がはずれた私はガックリとうなだれつつ次のレースの検討をしておりました。すると、突然場内にけたたましいサイレンの音が鳴り響き、映像画面には「PROTEST」の文字が。どうやら、2着馬の直線での進路の取り方について、3着馬のジョッキーが異議申し立てをしたみたい。 次に画面に映ったのは、こんな映像でした。 これ、裁決委員がテレビ映像に生出演してるんです。手元では、我々の言うところのパトロールVTRを操作しつつ、どこでどんなことが起こったと、説明している様が我々ファンにダイレクトに届く。これには驚きました。 もちろん、委員の説明に合わせて、そのパトロールVTRがリアルタイムで放映されます。委員の操作に併せて、肝心なところがスローになったり、逆回しで少し戻って、問題のシーンを繰り返し映し出したり。 画面下には、「カンタベリー2レース 異議申し立て」の表示が。こんなVTRと委員の説明している姿を行ったり来たり。 この後の展開も驚きの連続でした。こともあろうに、画面内で説明していた委員は、そのまま立ち上がって画面の外へ。どこに行ったのかなと思ったら… 何と!今度は被害馬・加害馬双方のジョッキーの事情聴取の生中継が始まりました。関係者が集まった部屋の模様を、このようにライブ中継。画面中央、黄色い服を着ているのが、加害馬のジョッキー。神妙な面持ちで、状況を説明しておりました。 このようなプロセスを経て、結局異議申し立ては…何と!受け入れられて着順はあっさりと変更。 着順変更のお知らせ自体も、映像で生中継 日本では、審議内容の透明性を高めて欲しいというファンの要望は常々あるところだと思われますが、カンタベリーパーク競馬場では、審議のプロセスそのものがこのように完全公開。正直驚きましたし、レースを見物する以上に興味深い体験でした。
2007年01月23日
オーストラリア ゴールドコーストに来ております。さすが、世界有数のリゾート地。しかも夏のハイシーズン真っ盛りということで、世界中から多くの人たちが、休暇を楽しみに来ております。ホテルから見たゴールドコーストの海 たいていの人がカップルか家族連れ、あるいはグループ旅行でやって来ている中、私は果敢にも単身で来訪。明らかに場の雰囲気から浮いております。おまけに、ゴールドコーストまでやって来て、見に行くのは自分で買うわけでもない馬のセリ。旅行会社JT○のツアーガイドからも怪訝そうな顔をされてしまいましたよ…。 そのマジックミリオンズのセリの模様は、後ほど私の個人欄に掲載するとして、ここでは馬券の話。 実はマジックミリオンズのセリ場のすぐ横に、場外馬券売り場を発見。今日は馬券を買う予定はなかったのですが、渡りに船とばかりに、すぐさまオーストラリアでの最初の勝負を開始しました。小さな建屋に3窓 モニター多数 セリの合間に馬券に興じる人たち。 入れ替わり立ち替わり、人影が途絶えることはありませんでした。 この発売場はTABという会社(会社名はUNiTABというらしい)が運営している窓口。もとは競馬などのレース競技の券の発売を手がける州ごとの公社として発足したものらしいですが、現在は民間会社。サッカーやクリケットなどのスポーツベットも含めて幅広く取り扱っています。 UNiTAB社のHPを見ると、全豪73カ所をつないで中継をしつつ券を売っているということで、この小さな発売所でも 平地競馬3場 トロッター(馬に人が乗る小さな馬車のようなものを引かせて走るレース)3場 グレイハウンド(ドッグレース)4場 計10場の券を自由自在に買えるようになっておりました。 各場の出走表。大井ふるさとコーナーさながらズラリと掲示されています。全場分閲覧可能。 この1画面だけでも3場分の情報。 レース映像と左上のオッズはSTAWELLのトロッター。映像の下はGEELONGのグレイハウンドの結果。さらにその下はWELLINGTONの平地競馬のオッズが1頭ずつスクロールされて表示されます。 とにかく次々と場を変えてオッズとレース映像が絶え間なく流され続けております。 TABのマークシート。左から単勝複勝、馬連馬単、3連単。簡単に買えます。 試しに買った単勝馬券がいきなり的中! 一つ的中したのに気をよくして、セリの見学に疲れてはこの発売所を訪れて、馬券犬券を勝負した私。ところがそんなに甘いもんじゃありません。買ったはしから次々はずれ券の山を築いて、気がつけば大負け。 とにかくレースはそれこそ3分おきとかにどこかのものが始まりますし、発売所にスッとやってくれば、締め切り間近のレースが必ずありますから、待ち時間なしにギャンブルを楽しめる。この「いつでも、すぐ楽しめる」ってのが、いいところです。 勿論その分、負けるのも速いですけど…グスン。 「今日はこのぐらいで勘弁したるわ!」(池乃めだか風) …と心の中で叫んで、シドニーでのリベンジを誓った私でした。
2007年01月16日
こんにちは。坂田博昭です。名古屋のLJS当てて稼いだ資金(通称『茜資金』)は、この3連休ですっかり溶かしてしまいました。束の間の幸せでございました…。 年始の後の3連休まで終わって、世の中はすっかりいつもの平日に戻った今日。私自身は明日から仕事も一段落。川崎開催はサボってしまいましたので、船橋には顔を出そうかと思っている今日この頃です。 さて、最近とみに充実している楽天競馬自慢?の豪華予想陣によるレース展望。私も参考にしながら馬券勝負に精を出しています。 小山内さんによる『朝展』 は、そのお忙しさゆえの生々しさに溢れる、当日朝にご開帳の展望ということで、注目の的。古谷さんのレース展望も今日は朝…っつーか、昼アップでしたね。パソコンで馬券を買っている方は、買い目を入力する前に少し手を止めて、「そう言えば、二人はどういう馬を薦めているかな?」と参考にされるといいでしょう。 …などと、持ち上げるのはこの位にして。いや、私は参考にしてますってば。 小山内さんも大晦日のエントリで述べておられたとおり、朝の展望の元祖はやはり、高知競馬場で1Rの前に放映されている展望番組でしょうか。実況の橋口アナウンサーが解説者の方とともに展開するレース展望。探してみたところ、その実態を示す重要な資料が発見されました。 こんな感じです。モニター映像をカメラで撮影したものなので、鮮明さに欠ける点はお許しを。こんな感じでレース毎に見解を解説者の方が披露し、朝一番から競馬場にいらしたファンの方々はモニターを見上げるようにして熱心に聞き入っておりました。 これは昨年3月に高知に行ったときに撮ったものです。今もこんな風に行われているでしょうか? 年末・大井ふるさとコーナーの『ばんえい競馬相談室』の時も感じたのですが、ちょっと馬券を買うためのヒントを教えてもらえれば、馬券も買いやすいし、何よりレース見るとき、全く知らない状態で見るのとは比べものにならないぐらい楽しい。他の競馬場でも、(単にパドック解説だけじゃなくて)こういう映像の形でちょっとしたヒントを出してもらえると、もっと競馬を楽しめると思うんです。 写真にある高知の展望番組も、映像的には画面右側、レース番号の表示あたりに手作り感が溢れてますけど(失礼!)、レース教えてもらうにはこれで十分。こういう取り組みが、少しずつでも広がっていくと、ファンとしては嬉しい限りです。 ところで、この写真を引っ張り出して、改めて見て、重大な事実に気がつきました。それは… 高知の『モーニング展望』にはちゃんと 『。』 がついている! これって、「何へぇ」ぐらいもらえますかねぇ…。えっ?その番組、もう終わってる? 失礼しました…。 来週は、オーストラリアに取材に出かける予定です。ネット環境が少々心配なのですが、無事ネットに繋がれば、現地の話題をお届けするつもりでおります。繋がらなかったら…更新は帰国後と言うことで、ご勘弁下さい。
2007年01月09日
明けましておめでとうございます。坂田博昭です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、正月休みのひととき、皆さんはどちらの競馬場のレースでお楽しみですか?帰省して、地元の競馬場に久しぶりに出かけるという方もいらっしゃるでしょうし、私のように寝正月の傍ら、リビングギャンブラーになり切ってレースを楽しんでいるという方もおられるでしょう。 そんな中、我らが(?)ばんえい帯広競馬は、大晦日の中休みを挟んで年末年始の連続開催中。今日2日には帯広記念、明日3日には銀河賞と重賞が組まれて、年の初めの大一番を迎えております。 その2つの重賞は、全国の競馬場・場外でも発売されますので、是非とも馬券にも挑戦してください。映像画面に向かって「それっ!上がれっ!」「歩け歩け!あとちょっと!」「止まるな~(爆)」などと皆で声援を飛ばせば、寒さも吹っ飛ぶこと請け合いです。 正月ですので、私も2つの重賞の予想など少々。[帯広記念 1月2日帯広11R] 発売場はこちら◎ シンエイキンカイ○ サダエリコ▲ トモエパワー△ ミサキスーパー△ アンローズ△ ミサイルテンリュウ 年末からどんどん馬場が乾いて、昨日あたりはかなり重くて時計がかかる馬場状態。一連の戦い、切れ味勝負で今一つ遅れを取っていたシンエイキンカイが、2年半ぶりの重賞制覇のチャンスかも。重賞の高重量戦でも堅実に来る実力は、馬券の狙いとしても魅力でしょう。 復調具合が注目されるサダエリコ。丁度1年前の帯広記念大敗で調子を崩した後、夏場に復活してまた重賞制覇。秋口に入ってまた不調モードに入って近況はピリッとしないレースが続きますが、「『まだ』は『もう』なり」の格言通り狙うならここではないかと。重い馬場でリズムに乗れれば頭まで。 トモエパワーは3走前北見記念で2着。比較的前に行く馬で、うまく力をタメながらレースを運べれば。 春から夏にかけて破竹の快進撃を続けたアンローズは、帯広コースが空っ下手。前走見ても帯広はやはり苦しそうな上に870キロの重量も厳しそうですが…力が力だし人気はなさそうなので、押さえておきます。 注目は、近況好調の昨年覇者・ミサイルテンリュウに集まっているようですが、もともと軽い馬場を得意とする馬。帯広記念自体波乱の歴史を刻むレースで、ここは嫌って妙味ありかなと。ミサキスーパーは3年前の勝ち馬。なかなか調子が戻りませんが、一応気にはなる存在ですね。 [銀河賞 1月3日 帯広11R] 発売場はこちら◎ カネタマル○ スーパーロイヤル▲ カネサブラック△ コブライチ△ ナリタボブサップ△ スーパークリントン 5歳馬限定戦で重量が賞金別定。重量差が上下50キロあり、これが勝負の明暗を分けるかも知れません。 多分人気のないカネタマル。3歳時の活躍馬が長い不振に喘いでいますが、前走平場2着は松田騎手とのコンビで新境地を開いたものと勝手に期待します。2年前のイレネー記念はこの辺のメンバーを一蹴の実力。 斤量に恵まれたスーパーロイヤル。ここに向かって調子が上がり、斤量も軽くて初の重賞制覇のチャンス。条件的には有利に見えますが、やはり重賞勝ってないというのはそれなりの理由があるのではないかと。人気になるようなら私は嫌います。 カネサブラックは最重量の780キロで出走。目の前で見た北見最後のレース、ナリタボブサップを差し切ったあの感動のゴールは忘れられません。重量は楽ではありませんが、他の条件を全て捨象して比較すればボブサップよりは上? あとは、格下とは言え勢いあり、しかも馬場的に有利な外枠を引いたコブライチ。ナリタボブサップやスーパークリントンは、堅実に来続けるのでここも人気になるでしょうけど、馬場が重いだけに、最後の直線踏ん張りきれるかどうかがポイントになるでしょう。 いずれの予想も、穴狙いですので、ご参考まで。全国の場外発売場では、予想紙のコピーも配布されるでしょうから、新聞にらみつけて検討して、是非とも馬券をゲットしてくださいね。
2007年01月02日
東京大賞典こそ、競馬界の年末の総決算だ!と、頑なに言い張る人がいます。 私の心の中でも、イメージはそんな感じ。だって毎年、有馬記念のあとも必ず大井には競馬見に行きますもの。日程が今のような形で整理されたのはごく最近と記憶していますが、それを置いても、ライブで見たかどうか、という意味では、会社員時代も含めて有馬記念よりも東京大賞典の方が外した回数少ないと思います。 現在の「29日」に固定されてからは、丁度会社も年末で休みに入ってるケースも多いですしね。盛り上がるのも当然。東京大賞典見ると、あとはもう「気持ちは紅白」というのが、正しい日本人のあり方だ!…って、紅白なんて見ないか。 その東京大賞典、歴代の勝ち馬並べてみても、錚々たる面々が揃います。 競馬をちゃんと見始めたのはロジータの年からですから、カウンテスアップとかテツノカチドキの東京大賞典は見ていないはずなのですが…名前はしっかり心に刻み込まれている。イナリワンのイメージ、私の中ではJRAに移籍してからの活躍のものしかありませんが、2年連続で砂→芝と年末の大一番を制するあたり、やっぱ凄い馬だったんだよね。 ロジータの東京大賞典、絶対に見に行っているハズなのですが、どうもレース振りは記憶に残っておりません。この時も滅茶苦茶混んでたからなのかな?むしろ翌年、スイフトセイダイとの死闘を制したダイコウガルダンは、印象に残っている一頭です。 当時は距離が2800mだった東京大賞典、98年に2000mになってからはJRA・地方とも出走メンバーが更にレベルアップ。双方のファンがともに楽しめる、大事な機会にもなっているような気がします。現に8回やって地方が4勝、JRAが4勝。数えてみると、入着頭数も殆ど互角で、イメージ以上に地方馬がしっかり戦っているレースでもあります。 今年はとりわけ、アジュディミツオーの3連覇がなるのかどうか、一層の注目が集まりますよね。かよこさんのリポートによるとなかなか順調に調整が進んでいるようなので、レースが楽しみです。 私は行きがかり上、ハードクリスタルから買います。2回続けて負けたので人気もソコソコだろうし。 当日は、大井競馬場のふるさとコーナーで、ばんえい帯広の馬券も売っています。大井のレースの合間に、是非ふるさとコーナーにもお立ち寄り下さい。
2006年12月26日
グリーンチャンネルキャスターの坂田博昭です。 これから年末に向かって、有馬記念に東京大賞典と、ファンとしても大事なレースが続くというのに、まだ香港が終わって燃え尽き症候群から脱出できておりません。そうこうしているうちに、忘年会シーズンで体は休まることなく…。 もう火曜日ですから、そろそろ体制を作っていかないといけません。(1)初めて強いと思った馬 JRAでは、少しヒネってダイナアクトレスを掲げておきます。私が競馬場に毎週(プラス、平日学校サボって地方競馬も)通うようになった年、京王杯AHを伝説のレコードで勝った彼女の馬体のプリプリ感、そして圧倒的なレース振りと、まだ初心者だっただけにインパクトとしては大きいものがありました。 それ以来、牝馬は「プリプリ・グラマー系」が好みだったのですが…昨年ウィジャボードに出会ってから、牝馬の好みがスレンダー系に変わりました。 地方では、ロジータですな。(2)忘れられないレース JRAでは、オグリキャップが勝ったマイルCS。個人的にはこれがオグリのベストレースと思ってます。さらに馬券に関するエピソードもあるけど、年齢の辻褄が合わないのでどこにも書けませんし、言えないんです…。 地方ではロジータの引退レースとなった川崎記念。文字通り立錐の余地のない状況の中、人波をかき分け彼女の最後のレースに立ち会いました。最後まで強かった。…っつーか、あんまりレース自体は憶えてません。見えたのは人の頭だけで、ロジータの姿はその日殆ど見えなかったんじゃないでしょうか。(3)今気になる馬 アルマダ(好利威・香港マイル2着)(4)自分の勝負服を作るとしたら もちろん、シャア専用(意味不明)。(5)見てみたい対戦 う~ん、競馬は時間軸の中での巡り合わせ自体が勝負の一部なので…。仮想対決みたいなのはあまりイメージできないですね。 小野寺さんが最近よく解説にも出ているので、また選手復帰という話にいずれなるのなら、「もう一つのチーム青森」作って育てて、世界で活躍する現チーム青森と対戦して欲しい。カーリングの話です、はい。(6)競馬場グルメ 船橋のすいとん。これ以外の食べ物をシャットアウトすると、とてもストイックな気持ちで勝負できます。(7)弱点 脂肪肝。先日人間ドックで指摘されてから、意識しすぎて逆に具合悪くなってます。(8)好きなもの シンプルに、ギャンブル全般。これ以上でもこれ以下でもありません。 このリレーコラム、この後どうなっていくのかわかりませんが、頑張ってついて行きますよ!大川さん!(違うか?)
2006年12月19日
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