トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

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2016.01.11
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9日朝から毎年恒例の地元の脇浜戎(えべっさん)に行き、夕方からグランキューブ大阪(大阪国際会議場)で始まるシカゴのライブにチョッと早いですが、昼過ぎからイソイソと地元ローカル水間電車に乗って大阪市内へ・・・(笑)。

待ちきれないのは、まるで子供と一緒です・・・(笑)。

時間がありますので、難波駅から心斎橋筋を通って本町まで歩いていきました。

もちろん中国人だらけで、まるで正月のミナミのように混んでいました。

もっと他に行く国がないのですかねェ・・・?

日本とすればインバウンド需要が増えるのは嬉しいのですが、他の北米や南米、ヨーロッパ、オセアニア、東南アジア、アフリカといったイロンナ国からバランスよく増えて欲しいのです。

こうして繁華街を自分の足で歩いて「今を感じる」のです・・・

歩くと、イロンナ小さな発見があるものです。

それが自分の感性にビビッときて、何かが生まれることを期待します・・・



中国人がここまで北進していましたから、納得ですが・・・

御堂筋線の本町駅から淀屋橋駅まで地下鉄に乗り、そこから歩いて2008年開業のまだ新しい京阪電車中之島線の大江橋駅まで歩いて行き、そこから終点の中之島駅で降りればグランキューブ大阪まで直ぐです。

しかし、京阪電車中之島線の地下道はガラガラでした。

土曜日にしても、私ともう1人しか歩いていませんでした・・大都会のど真ん中のキタなのに・・・

木を中心にしたトテモ綺麗な地下道と駅なのに、採算的にどうなんでしょうか・・・?

しかし、グランキューブも不便なところにありますねェ・・・

ビルボードライブ大阪のように、周辺に洒落たレストランやバーが全くありません。

もっとミナミやキタからアクセスが良ければ、言う事ないのですが・・・

グランキューブには開場の1時間前についてしまい、2階のカフェではビールが置いていませんでしたので、仕方なく川を渡って周辺をウロウロする事10分。

グーグルでは見つけられず、歩いている途中で、ついに見つけました・・・古いビルだけど、レトロっぽくてしゃれたカフェを。

イーグルスといった70年代ウエストコーストミュージックが流行った時代に、アメ村の四ツ橋にあったパームスのような粋な雰囲気のカフェバーでした。



そして、開場時間ジャストにグランキューブへ。

いるいる・・私みたいな単独で来ている5,60代のオッサンがウヨウヨ・・・

メインホールは収容人数が2700人程らしく、満席なので1500人くらいは、そんなオッサンで占められていました。

70年代前半にロック好きの中高生や大学生だったんでしょう・・・(涙)。

私と同じように、「未だにシカゴ大好き!」だなんて嫁さんや子供にも恥ずかしくて言えず、黙って来ているんでしょうか・・・(笑)。



じゃ、何が何でも独りでイクで・・・というストーリーが多いでしょう。

ウインドサーフィンや空手と全く同じで、もう廃れていそうですが、まだまだ同じ「志」を持ったオッサンが沢山いるなんて、何とも心強い話です・・・(涙)。

シカゴは1969年デビューで、世界中でヒットした曲が数知れず、結成当初のオリジナルメンバーがまだ4人いて、47年間ずっと途切れず未だにバンド活動を続けているというのはローリングストーンズとシカゴくらいかというくらい非常に珍しい存在で、私もデビュー当初の中1から大ファンで、シカゴの影響で鳳高校のオーケストラ部でトランペットを始めたくらいです・・・

シカゴと出会わなかったら、私の人生も大きく変わっていたかもしれません・・・

開演前のTシャツやパンフレット売り場には、オッサン達の長蛇の列です。

私も高校生に戻って、ドキドキしながら並んでTシャツを買いました。

Tシャツ1枚3500円もしましたが、嬉しかったですねェ・・・今年一番の喜びか・・・(笑)。

早々と予約席に着席し、まだかまだかと待っていました・・・

その間、両隣の見ず知らずの人と3人で、シカゴ談議に花が咲きました・・・

ひとりは滋賀県から来られた50代の男性で、もうひとりは京都からの30代の若い女性でした。

同じ趣味?を持った者同士ならではのシーンです。

ウインドサーフィンでも、ビーチでは知らない者同士でしゃべるのも普通です。

そこには、シカゴと一緒でウインドサーフィンに対する「愛」がありますから・・・

こんな事、嫁さんにも言った事ないのに・・・(笑)。

そして開演・・・

Introductionで始まり、Does Anybody Really Know What Time It Is?、Beginnings、Questions 67 and 68、I'm a Man、Someday (August 29, 1968)、Ballet for a Girl in Buchannon、Wake Up Sunshine、Dialogue 、Saturday in the park、State of the Union、Just You ‘n’ Me、Feelin’ Stronger Every Day、Aire、Mongonucleosis、(I'VE BEEN) SEARCHIN' SO LONG、SONG OF THE EVERGREENS、Anyway You Want、If You Leave Me Now 、Another Rainy Day In New York City 、Alive Again ・・・

数々のヒット曲のオンパレードです。

これだけ世界中でヒットした曲を持っているバンドは、ビートルズとシカゴくらいか・・・?

デビュー当時からシカゴは「レコードとライブが同じ音」と言われていましたが、オープニング曲のIntroductionで、正に実感。

演奏技術の高さがうかがい知れます・・・

途中20分の休憩を挟んで、約3時間の長期間ライブです。

ボビーのボーカルを聴き、パンコーさんの元気なトロンボーンを聴き、リーさんのトランペットソロを聴くと、恥ずかしながら少し涙が流れてきました・・・

3人とも70歳くらいです・・・

元気で何より・・・

ただ、テナーサックスのウオルターさんの代わりに、助っ人が演奏していたのが気がかりです・・・

まァ、オリジナルメンバーの4人とも70歳ですから、体調不調を訴えてもおかしくありませんから・・・

また、ビルチャップリンの代わりに入ったキーボードのルー・パーディニのボーカルの上手さに感動しました。

ジェイソン・シェフのベースもボーカルも相変わらず、カッコいいですねェ・・・

キース・ハウランドのギターも、故テリー・キャスの味とは違った魅力を感じます・・・

アンコールの最後の曲は、もちろん25or6to4です。

とにかく、とにかく、感動、感動、感動の3時間のライブでした・・・(涙)。

オシッコが心配ですが、ビールをもう1杯飲んでいれば、もっとノリノリだったのに・・・(笑)。

もう60にもなると、日頃感動する事も少なくなり、ウインドと同じようにマダマダ私に感動を与えてくれることに感謝、感謝です・・・(涙)。

こんな感動出来る事なんて、1億円出しても買えませんから・・・(涙)。

年取ってからウインドを始めたり、シカゴを聴き始めても、ここまでココロを動かされないでしょう・・・

人間の心理とは不思議なモノで、子供の頃や若い頃に感動した事がいつまでもココロに宿り、それが何十年後に再度体験すると、再び蘇るんですねェ・・・

ある意味、小中高の同窓会もそうかもしれません・・・(涙)。

Questions 67 and 68では、ボビーが合の手を日本語で歌ってくれて、43年前の厚生年金のライブと同じようにパンコーさんの最後の感謝の挨拶で「オッキーニ!」「好きやでェ!」の大阪を愛する言葉に感動・・・

来年はアース・ウインド&ファイヤーとのジョイント(コラボ)ライブを予定しているようで(アメリカでは以前からアースだけでなくドゥービーとかもヤッテいる)、これは絶対行かねばマダマダ死ねないと・・・(笑)。

今年は年始から音楽で感動し、2日経ってもシカゴの余韻が続いています・・・

「studio0724(ダンスも出来る22畳「大型」リハーサル音楽スタジオ)」 オープンの目途もやっとつき、この調子だと、年末には本当のミュージシャン(或いは音楽業界人)になっているかもしれません・・・(笑)。

まァしかし、音楽は人を幸せにしますねェ・・・(涙)。
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Last updated  2016.01.17 04:48:23
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