きよの世界(アメリカ大学院留学編)

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2005年02月02日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
不満です。というかピンチです。
Biological Psychologyという一見面白可笑しそうなクラスが実はものすごい難しいクラスだということが判明しました。
心理学を生物の観点から見るクラスだからなかなかいけてるんだろうと思ってとってみたはいいけど、
今やってることはひたすら生物・生物・生物・・・。
神経細胞の構造やらNa+ ionとK+ ionがどうのこうのMembraneがどうのこうの。
Action potentialとはなんぞや?
構造がわかったからと何の役に立つのだろうか?と疑問に思っていたらクラスが終わってしまった。
基本的に単語が難しすぎ。そりゃまあ日本語でも理解不能な話ですからね。
高校の頃、生物は本当にFailぎりぎりのところで生き残っていたことを思い出し、また同じことになりそうな予感。

高校の生物の授業、一度も授業中に寝なかったことはない。
そのくらい生物は好きじゃないのだ~~~。
んで今とってるクラスは生物のクラスの中でもかなりレベルが高い様子。
神経細胞やらなんやらかんやらという話が簡単なわけがない。
まじで単語が意味不明よ。これ。
だってある単語を説明している文にまた謎の単語があり、その単語を説明するための文にまたまた意味不明な単語があり・・・と永遠に続くのだ。
まあ実際には永遠ではないのだけれど。
でもここを我慢すればあとで必ず心理学が絡んできて楽しくなるはずなのだ。
それまで辛抱するしかないのだろうが、う~ん吹っ飛びそうな気分。
先生まじで早口だしね。基礎知識のない私のような存在には先生はただただおまじないを唱えてるだけのように見える。
Biological psychology恐るべし。


今日はかの有名な哲学者?John Lockeのエッセーを読んでいた。
さすがに300年以上前に書かれただけあって、おかしな文体だ。
英語に翻訳した人もすげぇと思った。
なんか文法がおかしいようなきがする。だから理解できん。
読んでいたら最初の15分くらいで睡魔に襲われてしまった。

後半はかなりいけたから楽しかった。
それよりも面白いと思ったのはあの有名な物理学者(数学者?)Russellのエッセーだ。
哲学の価値とはなんぞや?という問いに答えるためのものなのだが
まだ途中までしか読んでないけど、実に読みやす~い。
ああ科学者万歳。なんてわかりやすい文体なの。
物理屋や数学屋が書く文章はとにかく論理的で流れ・構成もしっかりしていて、実に読みやすい。
なんか変にかっこつけた表現なぞ一切使わずストレートに書いてある。
物理の本を読むのと同じ感覚で読めてナイスだ。
そう、俺の文章と基本は同じ。だから読みやすい。
今のところわかっていることは、哲学の価値は、それを勉強する人の生き方に関わることらしい。
例えば生物を勉強したら、その知識は基本的にそっくりそのまま役に立つだろう。例えば医者になるとか生物学者になるとか。
でも哲学は抽象的のものの集まりだから他の科学のように具体的な便利さは存在しないのだ。
それから、哲学とは内容がまだまだ理解されていなくはっきりしていない学問の集まりであり、
もしその学問の内容が理解され始め明快になってきたら、
その学問は哲学とは切り離され、科学の仲間入りをするとRussellは言っている。
例えば天文学・物理学・心理学は昔はみんな哲学の一部であった。
ソクラテスといえば有名な哲学者であるが、彼は星にも詳しかったのだ。
しかし星や太陽の動きが学者達によって理解され始めたら、その部分は天文学と呼ばれた。
よく哲学を文系と思う人たちがいるけれど、大間違いである。
哲学は基本的に科学のご先祖様だと思われる。
抽象的な科学のあつまりが哲学なのだ。
ちなみに物理学が昔は哲学の一部であった証拠に、
かの有名な哲学者、アリストテレスは何故物体は自然に地面に向かって落ちるのかを考えていたし、
また、ニュートンが出した本のタイトルは自然哲学の数学的原理(The mathematical principles of natural philosophy)であったのだ。
要するに自然の法則、つまり物理学、は自然に関する哲学と思われていたのじゃ。
具体的な事柄は科学で、抽象的なことは哲学だ、などと思っている方はお気をつけ下さい。
ということは倫理は今現在は哲学の一部だけど、もっと心理学あたりの基盤がしっかりし始めたら、科学の仲間入りをするのだろうか?
人を殺すことは悪いことである、
なぜならそれは脳の$#@を刺激し、なんとか神経を通して電気信号が送られ、
ああなりこうなりそうなりどうなり、
人の感情をこうするからだ~とか言われるようになるのだろうか?
そういうことを考え出すと、世界は新しい発見の可能性に満ちていて、すごく面白いものだ、と思わされる。





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最終更新日  2005年02月02日 14時32分32秒
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