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2021.10.03
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テーマ: 書評(54)
今日は昼からジムでの筋トレで、3/7ダンベル・デッドリフト、3/7スキャプラプレーン・サイドレイズ、3/7トライセップス・エクステンション、ショルダープレスなどをこなした後、干渉効果はさておき有酸素のBody Conbatに参加。

カタボリックを避けるために朝からしっかり※食べたため、ややもたれ気味での参加となった。
※朝食は 焼き塩サケ、サラダ、フルーツヨーグルト、ポトフ、野菜の煮物等 730kcal タンパク質40gをトレーニングの1時間前に完食。もう少し早い時間に食べればよかった。

さて、今回の書評は、教科書や様々な自己啓発書でも紹介、引用される『夜と霧』。

最近読んだ複数の本でも紹介されていたので、BOOKOFFのオンラインショップで取り寄せて読んでみることにしたのだが、人生の中で『めぐり合えてよかった』と思える本の一冊となった。



著者のヴィクトール・E・フランクル氏はフロイト、アドラーに師事して精神医学を学び、心理学者として名声を得ていた。しかしユダヤ人であった彼はナチスドイツにより家族と引き離され強制収容所に収監される。

本書は彼自身が捕縛されて強制収容所送りとなり、被収容者として凄惨な日々を過ごしそして解放されるまでの間の人間としてのありようを、心理学者として自分自身の内面を観察と分析をしながら綴っている。

真実の体験記であるがゆえに、信じられないほど残酷で非人間的なことも事実であったと受け入れることができる。そして、その先に語られる人間としての『生き方』についてもまた、真理として心に突き刺さってくる。

彼の発見した数々の人間の本質は、本書の文脈の中において圧倒的な説得力を持つ。その思いに至る状況があってこそ浮き彫りになるものであって、たとえばその真理の部分の記述をここで引用しても、筆者がそれらの境地に至る道筋が見えないので、そらぞらしく聞こえるかも知れない。



『もはや何も残されていなくても』より
人は、この世にもはやなにも残されていなくても、心の奥底で愛する人の面影に思いをこらせば、ほんのいっときにせよ至福の境地になれるということを、わたしは理解したのだ。

『収容所のユーモア』より
ユーモアとは、知られているように、ほんの数秒間でも、周囲から距離をとり、状況に打ちひしがれないために、人間という存在にそなわっているなにかなのだ。

『精神の自由』より
感情の消滅を克服し、あるいは感情の暴走を抑えていた人や、最後に残された精神の自由、つまり周囲はどうあれ「わたし」を見失わなかった英雄的な人の例はぽつぽつと見受けられた。~中略~
人は強制収容所に人間をぶちこんですべてを奪うことができるが、たったひとつ、あたえられた環境でいかにふるまかという、人間としての最後の自由だけは奪えない、~中略~
収容所に入れられた自分がどのような精神的存在になるかについて、何らかの決断を下せるのだ。~中略~
(収容所を)抜け出せるかどうかに意味がある生など、その意味は偶然の僥倖(おもいがけない幸せ)に左右されるわで、そんな生はもともと生きるに値しないのだから。

次に読む作品は少し軽めの読み物にしよう。





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Last updated  2021.10.03 18:01:01
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