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2021.10.14
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カテゴリ: TOXIC
先日、綾辻行人氏の『十角館の殺人』を読んでいて感じたのだが、登場人物の喫煙率が非常に高い。綾辻氏自身が当時愛煙家であったためかと思う一方、この小説の背景となる1985年当時の日本人の喫煙率は成人男性で65%と三人に二人は喫煙家であった。

日本で紙巻きたばこが一般的になったのは明治時代で、当時はハイカラの象徴として嗜まれていたようだ。
1875年(明治8年)に初めて『煙草税則』なるものが導入され、1900年には未成年者の喫煙を禁止する『未成年者喫煙禁止法』が制定されている。

以降、20世紀は紙巻きたばこ全盛期となり、日常のあらゆるシーンに煙草やマッチが登場する。

TVCMは印象的なものが多く、ジェームズ・コバーンの『Speak Lark』のフレーズやら、『Marbolo MAN(2014年に肺がんで他界)』のかっこいい乗馬のシーンやら、『さわやかな~ 二人だけの 世界へ~』の映像やらがいまだに鮮明に印象に残っている。煙草のCMではないが、人気女優の多岐川裕美が紫煙を燻らせながら登場する100円ライター『Vesta』のCMも今思えばシュールな設定であった。

そんなTVCMも紫煙の世紀の末期である1998年4月には放送禁止となった。

CMのみならず、社会のあらゆる場面で煙草やマッチ、灰皿等は風景の一部となっていた。
オフィスでは『チェーンスモーカー』が一体どこで火を消すのかと首をかしげたくなるほど、 『アーティスティックに吸い殻を盛り付けた灰皿』 や、『 列車のひじ掛け 巨大なマッチ箱 』があり、喫茶店にはオリジナルの『 名入りマッチ 』の存在が当たり前であった。

映画でも、1990年公開の映画『ダイハード2』ではブルース・ウィルスが人込みのあるロサンゼルス空港(ロケ地)で煙草を吸っているシーンがあるが、今見ると違和感を覚える。

20世紀は『紫煙の世紀』であったが、日本でも2002年に成人男性の喫煙率が50%を切り、喫煙者がマイノリティ化している。
出典:JT全国喫煙者率調査

21世紀になって、『ポイ捨て禁止条例』『健康増進法』『受動喫煙対策』等国内外からの圧力で愛煙家は居場所を追われている。同時に、たばこ税も増税となり経済的な負担も大きくなっている。(現在日本のたばこ税は1本当たり15.2円、因みに世界で一番タバコの高い国オーストラリアは150円/本)





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Last updated  2021.10.14 22:23:09
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