右肩下がりの人生
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13日は体育の日でした。先週末から各地で運動会・体育祭が行われています。言うまでもなく、私は運動が苦手でしたので運動会は好きではありませんでした(笑)運動会という行事そのものは、大勢の父兄の前で最後方を追走し最下位である4着の旗の前に座り、一時の恥ずかしさに耐えていれば5、6時間で済むのですが、運動会を開催するまでの練習が嫌でした。夏休みが終わり9月に入ると、運動会のプログラムも決まり体育の時間や放課後に運動会の練習が始まります。『運動会をする為の練習』です。各クラスでの体育の時間から始まり、各学年で合同練習になり最後には全校生徒で予行演習まで行います。入場行進に始まり、観覧する席順に応援の仕方も練習します。「右!左!右!」「もっと足上げろ!」「揃ってない!」手足が揃っていないと、容赦ない体罰が下されます・・・。「全体~止まれ!」「1、2、3、ヤー!」「もっと大きな声で!」「よそ見するな!」「やり直し!!」「そんな事してたら、いつまでも帰れんぞ!!」学校は軍隊ではありません。放課後にも延々と運動会の練習が続きます。日も沈みだし気温も下がる中、何度も何度も繰り返されます。いったい誰の為の、何の為の運動会をするのでしょうか・・・?教師たちが「これだけ生徒を思うがままに動かせるんだ」という権力を誇示し、ストレスを晴らしているようにしか見えませんでした(笑)健康な体で元気に子供らしくをモットーにしているようですが、そもそも『子供らしく』というものは、どのようなものでしょう?この国の義務教育で行っている子供らしさというものは、偏った思想を持つ教育者が勝手に作った理想の子供像だと思います。同じ体操着に紅白の帽子、全員で一糸乱れない行進を強いられ楽しくもないのに、笑顔を作らされています。怒られるので、元気で溌剌とした子供を演じなければなりません。競技するのも応援するのにも、生徒個々の気持ちも無視されます。競いたくも無いのに順位を決められ、決められた席順で決められた声援をさせられます。これが本当に溌剌とした子供でしょうか・・・?私には思えません。ニュースでよく目にする危ない隣国の子供たちが将軍様に歌や踊りを披露している状況と重なってしまいます。あの作られた笑みや歌声は、いつ見ても違和感を感じます。日本の義務教育も少なからず似ているところがあると思います。私が子供の時代には、丸坊主・制服・制帽・名札、爪は切っているか、ハンカチとティシュは持っているか、廊下の歩き方に礼をする時の頭の下げ方に持ち物検査・・・。何もかも校則で決められていました。体罰も当たり前の事でした。生徒を暴力による恐怖で抑圧して従わせ、教育するというのは我が国の悪しき軍国主義の名残りでしょうか・・・。学校は軍隊でも刑務所でもありません。現在は少し緩和されてきているみたいですが、この『軍国主義の名残り』は、まだまだ根付いています。先日も近所の中学校で体育祭の練習をさせられていました。スピーカーで生徒たちを怒鳴り、威圧する言葉で命令していました。まるで夜の街でケンカをしている暴力系の人みたいでした(笑)いくら子供や未成年であろうと、常識を超えた行いや人を傷つけてしまう言動など許されませんが「子供はこうあるべきだ!」と理想像を押し付けひとつの型に嵌めてしまう教育は、間違っていると思います。子供の夢や個性に答えなど無いのではないでしょうか・・・?
2008/10/14
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