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バリ島情報【バリコラ】は引越しをいたしました 新しいサイトはhttp://balicol.blog65.fc2.com/ です お手数ですが、これからはこちらのURLでお願いいたします。
2010.03.19
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バリに居ると、時として値段の感覚が麻痺してしまう。日本の常識から外れた、非常識な価格が、バリの常識であることが結構あるからだ。 女性が大好きなスパも、非常識価格の最たるもので、日本で頻繁にスパに通われている方は、その料金の差に驚かされることだろう。トラベルエージェントが掲げるスパのパッケージや、空港に山ほど並んでいるスパのインフォメーションをご覧になると、初めてバリにいらした方は、あまりの安さに腰を抜かすかもしれない。 町外れの幹線道路脇に、こんな町スパがありました。プロモーションの看板には、『マッサージ、ルルール、ミルクバス、スチームボディ、クリームバス、フェイシャルをパッケージして10万ルピア(1000円)、アイスクリーム付』ですって。これだけ受けて全部で1000円ですよ。品質はどんなだか外部からは分かりませんが、信じられないお値段ですよね。 常識はずれが普通に通用しているバリ島。せっかく旅行にいらっしゃるんだったら、常識はずれを満喫してください。少ないお小遣いでも、たっぷりと遊べるバリ島。こんな安くてお店はやっていけるの?そんなご心配は無用です。激安のお店でも充分に儲かっていますから。
2010.03.17
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カランガッセムの山奥、これでもかって登り続けて息抜き2回。到着しました、結婚式。 バリ人の男性と日本人の女性が挙げる良くあるパターンの結婚式。夫の家で、バリのしきたりに則って執り行われます。お料理が用意してあって、新郎新婦と歓談しながら結婚を祝う。 こんな時の一番の楽しみは、何と言ってもお料理ですね。バビグリンを中心に、好きなものを取って、ナンだろうと思いつつ、おそろおそろお皿にとって観るもの。薄暗闇なので闇鍋の雰囲気を残しつつ、お料理を物色します。 テーブルに戻るとお酒が待ち構えています。ビールは勿論の事、カランガッセムといえば、やっぱりアラックでしょう。ちょっとストレートでいただいてみます。消毒用のアルコールをそのまま口に含んだような、口の中で揮発してゆくような、ものすごい度数です。ライターを口の前において霧状にアラックを噴出せば、火炎放射間違いありません。 とてもじゃないんでお茶で割って、それでも胃に落ちた瞬間、雑菌が苦しそうに壊滅して行くのがわかります。しかし美味。こんなに爽やかな味のアラックは、滅多にお目にかかれません。 ほろ酔い気分の中、サンヒャンが始まりました。ケチャの原型だそうです。同じ旋律の繰り返しに同調しながら、バリの中に溶け込みます。ローカル100%の結婚式。チャンスがあったら是非参加してみてください。
2010.03.15
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これだけ毎月バリに来ているのに、初めてこのお店に入ったなんて、『あんた、バリもぐりぢゃない?』なんて、バッシングを受けそうな程の有名店が、ここ『バリ・ベーカリー』です。 なんせ、パーキングからそんじょそこいらのレストランと違いますよ!ガードマンがあなた、二人も付きっ切りで車の下をミラーで見て、不審なものを入れない努力をしているんだから。最近はたまに居ないこともあるけど。更に店内入り口で、ガードマンの手荷物チェックや空港と同じセキュリティゲートをくぐる念の入れよう。 セキュリティに3人も予算をとれるほど、店内は各国人種で溢れかえっています。それも過し方はみんなまちまち。ふたりでお茶しているカップルから、仕事途中で立ち寄った、ベジタリアン・ブッフェをいっているサラリーマン。しっかりパスタで腹ごしらえの家族連れや、ぺちゃくちゃ煩いチャイニーズのグループまで。 バリ中の人種の区分地図が垣間見えるほど、肌の色、髪の色、目の色が違う人たちが、ひとつのお店の空間にひしめき合っています。店内は写真禁止なんて厳しいお達しがあるので、隠し撮りみたいな画像になりましたが、ここはもともと、パンやさんなんですよね~。 どうです、カレーパンを食べに行かれては?(笑)
2010.03.12
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辛いのはお好きですか?全く受け付けない方は、今日のブログは無かったことにしてください。初めてバリに行く方で、辛いのはOKよ、という方だったら、お勧めのお土産があります。 バリ料理を頼むと、ほとんどといっていいほど、サンバルという唐辛子色をしたペースト状の味噌みたいなのが小皿でついてきます。このサンバルにお料理や野菜をお好みで付けて頂くんですが、これの辛さが病みつきになるんです。 ほとんどのお店が、お料理の注文が入ると、手のひらサイズの石臼でにんにくや唐辛子、トマトやバワンメラという香り付けの小さなたまねぎなどを潰して生サンバルを作ってくれるんです。これはとっても美味しいんです、が、日持ちがしないのが難点で、だからオーダーが入るたびに新しいのを作っているようです。 日本でこんな味を楽しめたらなあ、というあなた。スーパーにサンバルのボトルが沢山並んでいるんですよ。メーカーもさまざま。味も普通に辛いのからスーパーとかエクストラが頭につくほど、辛さを更に強調している商品まで。これが一本100円もしないんですから、お手ごろでハマルお土産になること間違いナシです。 日本に帰ってきたらこのサンバルを食卓において、ハンバーグや焼き魚、ステーキに目玉焼きと、ありとあらゆるものにかけて試してみましょう。新しい味の発見が必ずありますし、癖になること請け合いです。 場所もとらずにお値段もお手ごろで、どこのスーパーでも手に入りますから、お土産としてはぴったりの商品です。バリ島にいったらサンバルを買う。メモして置いてくださいね。
2010.03.10
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この季節、村は慌しくなってくる。バリ暦のニュピという新年が近づいてくるからだ。それの準備に村人は忙しい。どんな準備?それはニュピの前日に行われるオゴオゴパレードを盛り上げるためだ。オゴオゴとは、簡単にいうと、新年を迎えるにあたり大晦日に鬼退治をする行事。去年は選挙に影響が出るということで、このオゴオゴが中止だった。なので今年は去年の分まで頑張っているのか、また奇抜なオゴオゴが出現するに違いない。今年は政府から各バンジャールへオゴオゴ製作用にと3百万ルピア【3万円】が提供され、村人からの寄付を含めた予算で、どんなオゴオゴが製作されるか決定する。貧しい村は、昔ながらの竹に紙を貼り付けたボディー。お金がたっぷりある村は、発泡スチロールを材料に、製作される。スタッフのコマン君曰く、『バリは竹と紙のオゴオゴだけど、日本だとロボットですものね』『バリもそのうちロボットのオゴオゴが出来るかもよ』『僕もそう思ってました』何年か先、いや何十年か先に、電機で動くアシモ君みたいなオゴオゴが町を闊歩するだろう。エルニーニョの影響なのか、とにかく暑いバリは今、新年を迎えようとしています。
2010.03.08
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朝靄がかかっている。昇り始めた朝日がもやに反射して、レースのカーテンをかけたような早朝の景色が、徐々にくっきりし始める。バリの濃い緑が戻ってくる。宇宙からのエネルギーが活動し始めた。 ライステラスに目をやると、何かが動いている。すでに働く人影が・・・・薄暗闇から明るくなるにつれて、農民のシルエットが浮かび上がる。広い大地に米粒のように小さな男が、土と一体化している。 こんな明け始めた時間から作業を始める農民。生まれた太陽と共に働き、夕日と共に仕事を終える。幾星霜も同じ生活パターンを繰り返し、自然に逆らわない生活。 この生活時間の使い方が、体内のリズムを正規に保つのに必要であるばかりか、自然と一体になって、生かされている実感があるのだろう。このスタイルが彼らの元気の秘訣。天からの恵みを享受して、黙々と働く彼らの生き様。 ライステラスの遥か彼方に動く農民の姿。切り取ったら間違いなく絵になる光景だ。
2010.03.05
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初めてバリに行かれると、出されたコーヒーにビックリしますよね。 これはブブック(bubuk)という独特の飲み方なんです。微粉末に挽いたコーヒー豆にお湯を注ぎ、スプーンでよくかき混ぜ、しばらく置いた後、その上澄みを飲む、トラディッショナルな飲み方です。以前はコーヒーに米の粉を、現在ではトウモロコシの粉が混ぜられていることもあります。これを出されると『ああ、バリに来た~』って、感慨無量になることもありました。 最近ではレストランやカフェが増えてきた影響で、ブブックから欧米スタイルでコーヒーを提供する店が増えてきています。ジャカルタやスラバヤの大都会では、カフェのチェーン店が急速に増えて、Starbucks, Exceiso, Illy, SegaFredo, CoffeeBean&TeaLeaf, HardRockCafé, Lavazza, Black Canyonなど。バリでもこの名前を見かけるようになりましたね。 バリの一般家庭では相変わらずブブックを飲んでいらっしゃるところが多く、中にはNestle や Indocafe が売り出している3in1(コーヒー、砂糖、ミルクが混合されたインスタントコーヒー)もTVコマーシャルの影響などもあり普及し始めています。 こんな状況を鑑みて、バリコーヒーがどんどん隅っこに追いやられてきている感がある。日本の専門店でも、バリコーヒーというと、他の2倍ほどの高価で取引されている位貴重なのに、バリ島でもバリコーヒーは肩身の狭い思いを、これから益々してゆくのだろうか。
2010.03.03
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ウブドの夜景?昔じゃ考えられなかった。踊りが終わる9時頃には、どこのお店も閉まっていて、ウブドは眠りについた町だった。月明かりや星を頼りホテルまでの夜道を歩いたものだ。 最近、どうした訳かここはウブド?クタ?っていうほど、人で溢れかえっていることがある。ジャラン・モンキーフォレストやパサール周辺が特にひどい。駐車も出来ないほど車が乗り入れられ、昔と趣がずいぶんと変わった。 それに伴って、夜でも営業している店が多くなった。以前は『飲みに行こう』といっても、行く店が限られてしまったけど、最近はそんな心配もしなくて良くなった。 ネオンや看板の明かりが遅くまで点いているので、月明かりがなくても、安心して歩けるようになった。 こんなウブドがいいという人、ウブドじゃなくなったという人、昔のウブドに慣れ親しんだ人にとって、今のウブドはウブドじゃない、こんな言葉が発せられてしまう。 大型観光バスが沢山やってきて、大勢の団体客を放出して、ウブドが人いきれに飲み込まれる頃、ウブド好きの人たちは、第二のウブドを探しに行かなければなりませんね。
2010.03.01
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バリ島は世界中から、リゾートや癒しを求める観光客を絶えず集客しているけど、実際のところ、それに対応できるインフラ整備がとても遅れている。電力不足、水、下水、道路、そしてインターネット。インターネットに関しては、テレコムという電話会社が『テレコムスピーディー』というADSLを普及させて何とか接続できる環境にはなってきたんだけど、それでも日本のネットスピードに比べると、遅い、高い、そして時々接続不良が捲き起こる。テレコムで使い放題契約すると、月額1万円は覚悟しなくてはならないことから、まだまだ使いやすいネット環境とは程遠い。日本のように全世帯が使い放題で契約を結べるようになるまでには、バリではもっと時間が必要かもしれません。テレコム以外にもインターネット接続はいろいろな会社が構築している。写真はそのひとつ、ブルーラインという会社が設営しているパラボラアンテナで、デンパサールの基地局へ向けてこのパラボラアンテナを向けると、無線ラインで高速インターネットが接続できるという仕組だ。日本と同じくらいの高速で接続できるというのも魅力的だ。テレコムに比べて基礎料金が高いのはネックだけど、安定して高速でネット接続ができるのは評価が高い。ダイヤル接続からADSLサービスが始まったら瞬く間に普及してきたバリ島のインターネット事情。それに伴って、フリーでネットを接続できるレストランやホテルも増えてきて、日本に似た環境になるまで、もうちょっとの辛抱かもしれません。バリに来て、日本と連絡をとるひとつの方法がメールです。それがどこでも出来易くなった事は、バリ島がもっと身近なリゾートアイランドになりうる条件だと思います。
2010.02.26
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粉もんって大阪だけの専売特許ではなく、世界中に粉もんはありますよね。バリ島でも粉もんは皆さんに愛されています。 ピザ、スパゲティー、ベーカリー、粉を大量に使いますよね。 地元料理の代表粉もんは、マルタバではないでしょうか? 油を混ぜた小麦粉を良くこねて、薄く大きく広げて、ねぎやチーズなどの具材を入れ、大目の油の中に浮かせるようにして焼いて、四角く折りたたんで出来上がり。 ちっと脂っこいんだけど、田舎チックなお好み焼きのようで、ビールのおつまみなんかに最高の代物です。 なんだかとても日本的な味がします。ルーツは日本にあるんじゃないのかな?って考えてしまうほど、我々の舌に良く合う粉もんです。 このマルタバ、座って食べられるようになっているのは、見たことがありません。大体が屋台やスタンドで売られています。マルタバは家で食べるものとバリでは決まっているに違いありません。
2010.02.24
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バリではセメントを良く使う。工事現場でも、セメントの袋と砂がうず高く積んである。ブロックやレンガを鉄筋で補強して躯体や壁を作り、その上に屋根を乗せる工法なので、一般の家を建てるのでも、セメントを使う量は半端ではない。 セメントは他にも使われている。庭に敷くような踏み石も、セメントで作られている。型枠にセメントを流し込んで、表面に小石をちりばめる。すべて手作業で作られるこのプレートは、一枚一枚のデザインが微妙に異なって、誰が見ても機械で作って物じゃないと理解ができる。それがまた、味わいがある。規格品ではないので、厚さが微妙に異なるのはご愛嬌。 既製品の値段を聞いてビックリ。40センチ角で200円ほど。オーダーメイドも受け付けてくれるという。しかもお値段は変わらない。日本じゃ考えられないくらい、贅沢な話でしょ! 何でもかんでも手作りで作られている島、バリ。それが自然と調和して、ナチュラルな雰囲気を出している。 JISマークが付いた規格品が当たり前の日本に生きていると、素朴な味わいのある手作り製品が、心の安らぎを与えてくれる。確かに無骨だったり、雑だったり、カタカタしたり、隙間があったり、製品としては未熟なんだけど、ナンだろう、この癒されかたは。やはりバリは自然との調和が取れている、異空間なんだろうな。
2010.02.22
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バリ島は鶏料理の種類が豊富だ。いろいろな鶏料理を毎日日替わりで食べても飽きないほど。鶏は鶏でもブロイラーじゃなく地鶏だったら最高。どうせ食べるんだったら地鶏を探したいですね。 クロボカンからムングイの国道一号線に抜ける道沿いに、『AYAM BETUTU』 の看板。ワルンかな?って覗くと、なんと立派なお店だった。 バリの昔ながらの米の倉庫を模したガゼボが数棟建っていて、ガゼボの床で食事が摂れる様になっている。トラディッショナルでとてもおしゃれ。 看板にあった『アヤム・ブトゥト』をオーダーする。鶏肉を各種香辛料で煮込んだ料理だ。お店によって味や辛さはさまざまで、ちょっと辛いかな~から汗だらだらの激辛まで、お店によって特徴がある。アヤムブトゥトで有名な地域は、バリ島からジャワ島に渡るフェリー乗り場周辺、ギルマヌクに専門店がたくさんあり、それぞれ味の特徴を出している。 さてさてオーダーした17000ルピア(170円)のアヤムブトゥトがでてきた。床に胡坐をかき、お供えをあげる一段高くなった台に乗せられた。この食べ方がバリでも農家のトラディッショナルスタイルなのかもしれない。 観光地ではなく、街道の脇にこんなに素敵なお店があると、なんだか大発見をしたような気になってしまう。地元の人たちだけでなく、もっともっと外国人に紹介したい、そんなお店です。料金はローカル価格。でもたたずまいはインターナショナルですよ。
2010.02.19
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バリでマッサージを受けられた後に、オイルがいやにべとついたり、洗ってもなかなか落ちなかったりしたことはありませんか? バリニーズマッサージに欠かせないのはエッセンシャルオイルとベースオイル。このオイルの良し悪しで、使用後のべたつき感が全く異なります。町スパの激安のお店ではとてもコストの高い高級オイルは使えません。どうしても低価格の化学成分のたっぷりと詰まったオイルを使うようになります。 オイルはお肌からも吸収されてしまいます。なので悪いオイルを使われた場合、体が拒否反応を起こし、敏感な人はカイカイになることもあるようです。 高級な天然のオイルを使ったスパで施術を終わらせた後、拭いたりシャワーをして洗い流さなくても、オイルがしっとりとお肌に馴染んで全部吸収され、一時間もするとしっとりお肌が生まれてきます。人口の安いオイルだとこうはいかないので、どんなオイルを使っているスパなのかどうかで、そのスパの品質を判断することが出来ます。 ちゃんとしたオイルを仕入れているスパは、この品質にとても敏感です。偽者が公然とはびこるバリだけに、信頼できるお店でスパプロダクトを用意しなければ、信用にも係わり、お客様にすぐに見抜かれてしまうからです。 天然素材でできたお肌に優しいオイルは、何百ドルもする高級スパが使っているのは勿論のこと、$50程度のスパでも、同じプロダクトを使っているケースもあります。お肌に神経を集中して、どんなグレードのオイルを使っているか、観察するのも面白いかもしれませんね。
2010.02.17
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日本の宝飾店で貴金属を買うときに、商品に値札が付いているのでお値段がすぐにわかるけど、バリではそうはいかない。 いや、これはバリだけの習慣ではなく、東南アジア一帯の金製品の販売店で殆どが同じシステムをとっている。一番大切なのは、その製品の重さが何グラムあるか?ということなんだ。 これは華僑が、財産を金に変えて、万が一国に異変が起きて通貨が紙くず同然になったとしても、国際相場がある金なら、何処の国に言っても財産価値が守られるという発想から来たものなのだろう。不況の今、通貨不安から金相場がうなぎ上りなのも、これが原因なんでしょうね。 製品には小さな札が付いていて、そこには何グラムかが記載されている。その日の金の相場を考慮したベース価格に重さを掛けると、商品の値段がわかるという寸法。デザインの複雑さで多少の値段のアップはあるものの、重さがベースだから自分にあった予算で選ぶことが出来る。 金の販売店は、デンパサールに集中しているけど、軒並み並んだ金屋さんに、そこそこお客が入っている所を見ると、バリは景気が悪くないようだ。 奥さんは金のネックレスを探しに行ったんだけど、日本で買うよりも、割安感がありましたよ。
2010.02.16
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デンパサールのレノン地区はビジネス街、高級住宅街としても知られている。リゾート地域とは無縁な整った地域で、各国の大使館や領事館、病院、役所、企業がひしめき合う、デンパサールの中心街でもある。 道路も幅広く整備され、側道や中央分離帯に樹木も植えられて、バリにあっては理路整然としてとてもきれいなたたずまいだ。 最近黄緑色をした葉っぱが目立つようになってきた。街路樹の根元にこの黄緑色がぐるりと取り巻き、樹をいっそう際立たせている。 この緑色の葉っぱの正体は、『芋』だそうです。それもめちゃめちゃ成長が早く、茎をズンズン伸ばす芋なんですって。葉っぱの付いた茎をカットして、地面に刺せば、そのまま根っこが張って、あたらしい芋の出来上がり。考え方によってはねずみ算式に増えてゆく植物です。 バリって恐ろしく植物の成長が早いところにきて、更にこの急成長の芋でしょ。一株1500ルピアの芋を園芸屋さんで100株買って空き地に植えて、2ヶ月たったらこんなになりました。 そろそろ先っぽを切って他の空き地に植え替えないと。またワサワサと増えそうで楽しみです。 バリは園芸が好きな人にとって天国かもしれません。エネルギーが豊富なせいか、植物の成長が早く、丹精込めて作った植物が、長く待たずに結果が見えるほど大きくなります。パパイヤなんかも種を撒くと、半年もすれば食べられる実がたわわに生るんですよ。まるで早送りで成長を見ているようです。
2010.02.12
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日本でも一時ブームになったテンペ。大豆の発酵食品なので健康志向の方にはピッタリの食材ですね。ブームも廃れ、あのテンペはどこに行ってしまったのでしょう。ブームが去った原因は、たぶん食べ方があまり受け入れられなかった結果じゃないかと思います。本家インドネシアのバリ島では、テンペはいろいろな料理に生かされています。その中でもボクが一番気に入っているのが、薄っぺらでカリカリに揚げてあるテンペゴレンです。5000ルピア(50円)も出したら10枚くらい袋に入れてくれるんじゃないかな。安いし、食感はいいし、おつまみには最高ですね。(ちょっと油がきついけどね)バリのスーパーで売られているテンペってご存知ですか?ちょうどお豆腐を少し細長くした形をしています。これを中華包丁のような大きな包丁で薄く、何枚にも切り分けてゆきます。油揚げサイズになったテンペに粉をつけて、大きな中華なべのたっぷり油にくぐらせ、表面がきつね色に変わったら出来上がり。熱々出来立てを頬張ったらあなた、パリッ、うまっ、パリッ、うまっ、の繰り返しです。油がきつく感じたら、一緒に入れてくれる小さな唐辛子をかじって、またテンペに戻りましょう。日本でこの食べ方が流行していたら、テンペ文化がしっかり根付いたかもしれませんね。そう、ハイボールに合いそうです♪
2010.02.10
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『バリって、治安が悪いんでしょ?』ここのところ、こんな質問を多く受ける。『治安はとってもいいですよ。』こう自信を持って答えている。こんな質問や不安が起こるのも、あのふたつの事件からだと思う。邦人女性が殺害された事件。ちょうどあの時ボクはバリ滞在中だったので、日本でどの様な報道がされたのか、人づてでしか知らない。でも、『道を歩いていた観光客が知らない男から殺害された』的な、バリがあたかも無法地帯で、危険な観光地との認識をさせるには、充分な報道だったと聞いています。勿論、立ち入ってはいけない場所、立ち入れない場所は、世界中にどこにでもあります。日本にも怪しい地域は沢山ありますし、バリも例外ではありません。ボクみたいなバリをよく知っている人間でも立ち入らない地域、今回の事件は、そんな舞台設定があったように見受けられます。そんな限定された地域で起こった事件が、バリのどこにでも起こる危険があるような報道は、バリで働く人の生活まで脅かす結果になってしまいます。画像はもうほとんど忘れ去られようとしているテロ後に開催された鎮魂のお祭りです。あれを期に、どこでもセキュリティを強化して、安全な島になるように人々は立ち上がりました。その結果、治安は問題ないですよ、って言えるだけの島になりました。しかしちょっとした気の緩みや不注意から、今回の事件のような自らの命を失うばかりでなく、観光業に携わっている方たちの生活まで失わせてしまっては、いくら最近の報道は問題があるとはいえ、泣くに泣けませんよね。普通に観光客をしている人に起こりうる事件ではないので、安心安全なバリ島に、どうぞいらしてくださいね。
2010.02.08
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バリの観光地でも有名な『キンタマーニ』。ほとんどの観光客の皆さんは、バトゥ-ル山の目の前、バトゥール湖を眼下に見下ろす崖に建ちあがったレストランで休憩を取りながら、火山で生まれた雄大なカルデラ湖眺めつつ、ビールやソフトドリンクを飲んだり、食事をしたり、しばしの目の保養をした後に、下界に戻ってゆく、そんな観光の流れが一般的じゃないでしょうか? そこで帰らないで、ヴューを売り物にしたレストラン地域から更に奥に進むと、地元のパサールの前に、広大な寺院、『ウルンダヌ・バトゥール寺院』が出現する。ここまでくると観光客の姿はあまりなく、ヒンドゥー寺院の歴史深い建物を目の当りに見ることができる。 小さなお祭りを行っていた。祭壇でマンクーが神事の準備をしている。バンタンというお供えセットを神様にお供えし、一番後ろ側に座らせていただいた。ボクたちの気配を察するように、前を向いたまま、マンクーが話しかけてくる。『ひとり5万ルピアのお布施をしなさい』 日本でもそうであるように、お布施はお参りする人の意思によるもの。しかもバリで5万ルピアというと、お布施にしては異例とも言えるほど高額だ。 このような立派な寺院を守るマンクーから発せられる言葉とは思えない。バリ人は何か勘違いしている民族に思える。日本人に比べても、ものすごくお金に執着がある。ここもそのひとつなのか、神聖な寺院に来て、お布施の額をマンクーから要求され、なんだかとても俗な感じがして、バトゥール寺院がかわいそうに見えてきました。
2010.02.05
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君は何を買いに、このスーパーにやってきたの? ウブドのスーパーマーケット、デルタ・デワタの店内に、控えめにうろうろしているバリ犬が一頭。どこから紛れ込んだのか、首輪もなく、レジ付近を行ったり来たりして、外へ出たいんだけど、どうしたらいいのか分からない様子。 どこから出たら良いのか誰かに聞こうと、通りすがりの人を見上げるけど、犬語が分かる人がいないらしく、みんな何事もないように、犬の横をすり抜けて行く。店員がやってきた。追い払おうとするけれど、店員もそれほど真剣ではなく、一回アクションをおこして、どこかへ消えてしまった。 客も何事もなかったようにお買い物に専念している。犬の訪問者が居ても、別に~・・・、そんな態度だ。 野良犬がお客さんの沢山居るスーパーにまぎれてきたら、日本だったら大変なことでしょうね。キャーキャー子供は騒ぐ、パトカーは来る、犬は興奮して暴れる。一大捕り物に発展するのは間違いないでしょう。 自然と人が調和して生活しているバリ島。殺生をしないバリ人。自然体でストレスなく生きていけるバリ島。野良犬が紛れ込んだスーパーで、そのことを実感しました。
2010.02.03
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コーヒーはお好きですか?ボクは中毒なくらい大好きで、毎朝2杯は飲まないと一日が始まらない。最近はしっかりと焙煎された、苦味が強く濃いめ、がお気に入りです。 インドネシアは世界に名だたるコーヒーの産地で、諸外国に輸出する場合に、出荷量や品質が政府によってしっかりと管理されているほど、国にとっても貴重な収入源なんです。コーヒーといえば中南米やアフリカというイメージが強いんだけど、インドネシアは世界で第四位のコーヒー生産国で、ジャワ島、スマトラ島、スラウェシ島などで主に生産されています。 インドネシアに初めてコーヒーが持ち込まれたのは16世紀末にオランダからで、植民地化を果したオランダは、1830年から『強制栽培制度』を実施し、ジャワ島をはじめスマトラの西海岸でも強制的にコーヒー栽培が実施されました。 ジャワ島産のロブスタ種が大半を占め、スマトラ島のマンデリン、スラウェシ島のカロシ、トラジャは世界的にも有名ですよね。日本企業も現地法人としてコーヒーを生産し、日本に輸出しています。日本のコーヒーはインドネシアからの輸入量は世界第三位なんですよ。ふと口にされたアロマの芳醇なコーヒーが、インドネシアから来たのがあるかもしれませんね。 ボクが最近はまっているのは、スマトラ産のマンデリンです。バリに行くたびにスーパーでしっかりと買わせていただいています。これを飲んじゃうと、他のがとてもチープに思えてしまいます。
2010.02.01
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バリのスーパーマーケットを覘くと、色とりどりのバリスウィーツが売られています。どれをとってもとても素朴で、中にはドギツク着色されたスウィーツもたくさんで、見ているだけでも楽しくなっちゃいますよね。 スウィーツにはそれぞれ発祥した産地があるらしく、これはシンガラジャが有名、これはバンリとか、地元の人が囁いてくれます。 クレポンってご存知ですか?草餅に似ていて、中に甘い蜜が入っていて、上からフレッシュなココナツの身を、おろし金でシャカシャカ削ってかけてくれる。一口で頬張ると、お餅のプリッとした感触と、中から蜜がトロリと溶け出して、ココナツのシャキシャキ感と少しの塩分が絶妙にマッチングしたスウィーツなんです。 クレポンといえばタナロット。そう、あの夕日で有名なタナロット寺院あたりが名産のようです。タナロット近くの街道を車で走ると、クレポンを売っているお店がポツポツ現れます。立派なお店ではなく、道路わきに箱ひとつ置き、クレポンにココナツを削りかけ、バナナの葉に包んで売っている小さな店なんです。ひと包みで1000ルピア。10円のスイーツです。 ボクは車を脇に止め、ほとんど5包み、5千ルピアを払って買い求めます。ヴィッレジ内のお寺にお供えする分と、自分で食べる分を買うんですよ。 普段なら見落としてしまうような道の端に、こうしたイブが自家製のスウィーツを販売している小さなお店があるなんて、注意していないと見落としてしまいますよね。バリ島内をあちこち周る際は、道に詳しい人に、道端で売ってる特産物探検をお願いしておくと、楽しい旅行になると思いますよ。
2010.01.29
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日本はとても安全で安心できる国家になったから、昔だったら、こんなの普通だったよねって言う事がたくさんあるけど、いまそれをしたら、いろいろなクレームやら法律やらが飛び出だして、法律でがんじがらめになってしまうことも多いよね。 ウブドのデルタデワタのスーパーの中、ちょっと手にしたマヨネーズの瓶詰めを棚に戻そうとした時に、あれツ、なにかちがう? と思い、陳列棚をよく見ると、ボートの縁のように、棚が見事に湾曲しているではないか! しかもこの棚、4メートル近くも支えがなく、並んでいるのは瓶詰め缶詰のたぐいばかり。相当な重量があるはずだ。 ちょっとでも上から力をかけたら、間違いなく積み木崩しの様に一気に崩壊するだろう。 人が大勢集まるスーパーマーケットで、こんな棚が大手を振って陳列されているのは、とても物騒だ。これで事故でもおきたら、アメリカだったらものすごい額の損害賠償請求になるに違いない。 スーパーの店員は誰もこれに気がつかないのか、知っていても無視しているのか、彼らの考えはわからない。昨日今日から急激にこの状況になったとはとても考えられない。あるいはバリ人だから、お祭りをしているから、お供えをしているから、神様が守ってくれているから大丈夫、と思っているのだろうか?神様は棚の支えの足ではないんだけどね。 ウブドのデルタデワタにいかれたら棚の曲がりを確認してくださいね。ぼちぼち崩壊の限界点を超えるような気がしますから。
2010.01.27
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バリ島は島全体が地球上でも有数な巨大なパワースポット。そのパワースポットの中に、より大きな力を秘めた特別なパワースポットが点在する。 その多くは寺院が建造されていたり、木だったり、水だったり、スポットにはバリヒンドゥー信者が集まっているので、誰にでも存在がわかる。 パワースポットというと、エネルギーが降り注いでくるというイメージがあるけど、エネルギーを受け止めるばかりでなく、体に蓄積したネガティブなエネルギーを浄化してくれるパワースポットもある。 ウブドの町から30分ほど北へ上ると、地元の人が利用する浄化のパワースポットがある。渓谷の長く続く階段を降りてゆくと、聖水が滝のように流れ落ちている。この滝の浄化作用が、ネガティブエネルギーを洗い流してくれる。日本でも滝に打たれる修行があるように、パワースポット内を流れる霊的な水が、クリーンな自分を取り戻す助けをしてくれる。 横たわった一人の若い女性が大勢の人に囲まれている。女性はこの世のものではないような奇声をあげ、暴れまくる。男連中が足や手を押さえ、動きを止め、マンクー(僧侶)が杖のようなもので女性の頭を抑え、マントラを唱えながらマジックを抜こうとしている。聞くと、失恋した相手からブラックマジックをかけられた女性から、マジックを抜こうと、聖なる水の力を借りて浄化しようとしている、という。 現代社会を生きていると、いつのまにか気がつかないうちにネガティブなパワーが体に溜まってしまうことがある。そのネガティブエネルギーを抜くことができないと、そのパワーが悪さをして、体調不良や不幸を招く結果になりかねない。 バリ人たちはネガティブパワーを抜く術を知っている。その方法のひとつがここの滝である。
2010.01.25
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プラザバリからのお知らせが届きました。 昨年オープンしたイタリアンレストラン【クマンギ】からの特別キャンペーンです。曜日によってはバリ舞踊を観賞しながらお食事ができます。ホテルからタクシーで向かえば、料金をプラザバリが払ってくれるのも嬉しいですね。今度のバリ旅行で、お昼か夕食を予定してはいかがですか?在住の日本人にも大人気のお店です。 * *******************************平素より大変お世話になっております。クマンギレストランの小山内です。 当店ではバリ島在住の方々に気軽に足を運んでいただけるように、「一度・来てみて・食べてみて・キャンペーン!」を開催しております。(期間:2010年1月1日~3月31日) バリ島在住の皆様には、当店メニューを全品(新メニュー・キャンペーンメニュー含む)10%割引にてご提供いたしております。(ご利用の際には、日本人会会員証・キタス・名刺等をご持参下さい) 「日本産のあさり」を使用した新メニュー5品目をいち早くご紹介♪(料金は全て税・サービス料込みの金額となっております) 1)スパゲッティー・ボンゴレ・ビアンコ・・・Rp52,000⇒Rp46,8002)あさりとブロッコリーのリゾット・・・Rp52,000⇒Rp46,8003)ミニシーフードグラタン&ガーリックブレッド・・・Rp40,000⇒Rp36,0004)あさりのチヂミイタリアン風・・・Rp52,000⇒Rp46,8005)あさりのガーリックバター炒め&ブレッド・・・Rp49,000⇒Rp44,100 ****期間中のスペシャルメニュー**** 「スパゲッティー&フレッシュサラダの食べ放題」がなんとRp50,000⇒Rp45,000!!スパゲッティー食べ放題に含まれるもの1)フレッシュサラダ2) ぺペロンチーノ・スパゲッティー3)クマンギ・スパゲッティー4)スパゲッティーミートソース新鮮なサラダと茹で立てスパゲッティーを存分にお召し上がり下さい。*ご利用は1テーブル全員にてお願いいたします。 皆様のご来店を心よりお待ちしております。クマンギレストラン 小山内 信也 0813-3813-3543http://kemangibali.com/jp/j-top.html
2010.01.22
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バリの独自のカルチャーといったら、ひとつにヒンドゥー寺院が挙げられるだろう。南の島に古から歴史に守られ、現在まで続いている寺院建築は今もなお観光客を魅了してやまない。 観光客が訪れる多くの有名な寺院のひとつに、ここタマンアユン寺院がある。ムングイというバドゥン県とタバナン県の境にある地域に忽然と姿を現す。近隣に特別な観光地が無いせいか、ウブドからの帰り道に遠回りをして立ち寄るとか、わざわざここを目指して行かないと、なかなか辿り着かない寺院だ。 でも、一度は尋ねてみる価値がある。バリで2番目に大きな寺院という理由だけでなく、他の寺院とは異なった、バリでは珍しくとても美しい寺院である。敷地も芝生や池、蓮、木々で囲われ、整った公園のような趣がある。 寺院の周りは蓮池のお堀に守られて、寺院が穢れないようにバリアが張られている。観光客は外歩道しか歩くことが許されないので、境内には立入ることができない。 しかし、周りからでも目の前にそびえ立つメグ(塔)に感動しない者は無いだろう。荘厳ななかで奇数階の屋根を擁する空に向かって伸びているメグ。大小あわせて10基のメグが空間を圧倒するように立ち上がっている姿は、幻想的で、神の力を啓示するかのようにそびえたっている。 ウブド観光の後、タマンアユンに立ち寄って、夕日の時刻にタナロットまで足を伸ばす。そんな一日観光で計画されてはいかがですか?
2010.01.20
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バリ島に何回もリピーターとして通っていらっしゃる方には、日本でお使いの国際ローミングされた携帯ではなく、バリで携帯をお買いになるのをお薦めしています。 たとえば日本の携帯からバリの番号にかけると、国際電話扱いになり、通話料は高額になります。バリに居る人がこの番号に返信しようとする場合も、日本に国際電話をするのと同じように課金されるので、バリでビジネスをされていらっしゃる方にとって、頭の痛い話です。 バリで携帯を買うと・・・・・今は安いノキア製で3000円位から新品が買えるので、これにプリペイドカードを入れれば、日本にも、島内にも格安で電話を掛けることができます。 今バリでは、ブラックベリー型のキーボードが付いた携帯が流行り始めています。中国製の1万円を切るコピーのような廉価モデルも発売され始め、電話だけでなく、格安でインターネットにもアクセスできるので、これから益々需要が望めるでしょう。 そんな高級機種はさておいて、バリ島内や日本に連絡を取るのなら3000円のノキアで充分です。カメラも付いていなく、とてもシンプルなモデルですが、シムカードを取り替えれば、アセアン各国でも使えるのも魅力的。海外旅行が趣味という方には、必携かもしれませんね。
2010.01.18
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バリ島に観光に行くと、至る所でお祭りに出っくわします。車に乗って移動中でも、マックに入ってハンバーガーを食べていても、正装をしたお祭り帰りのバリ人に出会うことも普通にあります。 寺院へ観光に行かれると、日が良いと大勢のバリ人が神様の前に座って、無心にお祈りしている姿を見ることができます。彼等の聖域に無礼に入り込むことは外国人であってもタブーなので、遠くからそっと見守らなくてはなりませんが、スンバヤン(合掌)する彼らの手の位置がとても高いことに気がつくはずです。 日本で新年の神社に初詣に行って、皆さんの合唱の手の位置をみると、ほとんどが胸の前辺りではないでしょうか?胸の前で合掌して神様の前で畏まる。それが日本での一般的な合掌のあり方のようです。 バリではその手の位置が、第六のチャクラといわれる眉間から、頭上にかけてと、とても高い位置に収まっています。少しでも神に近づこう、気持ちが届けという意識の現われなのか、アンテナのように合掌を高く掲げています。 ボクもバリ衣装に正装して、何度も神様の前でお参りしたことがありますが、拝む順番、花びらを指に挟んで合掌する順番、聖水の受け方などの作法がしっかりとあります。そのときは必ず合掌を第六チャクラより上に掲げて、神様からのパワーをいただく様に努めています。 バリ人がお祈りをしている姿は厳かでとてもきれいな絵になります。心が浄化されている時なので、余計にそう思うんでしょうね。バリヒンドゥーの宗教行事を見る機会があったら、彼等の信仰の深さを目の当たりに見て、異国文化に浸れる絶好のチャンスです。
2010.01.15
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農業ほど収穫を自然に左右されるものはない。農民は作物の豊作を願って、神様にお供えをあげ祈願する。収穫が終わると、感謝の意を込めて神にお礼をする。この繰り返しが、神々の島バリ島の日常行事になっている。 タバナンでは今期のとうもろこしはとても不作だった。天候が悪かったせいではない。ねずみの発生で、とうもろこしの身をねずみに食べられたのが原因のようだ。それが証拠に、丸々と太ったメタボ野ねずみを目にすることがある。 ねずみは駆除しないの?と、バリ人に質問すると、ウパチャラ(お祭り)でねずみを鎮める、こんな答えが返ってきた。殺生をしないバリ人らしい答えである。お祭りをして神様にお願いして、次回はねずみの被害にあわないように祈願するのだ。神様も大変だ。大量発生したねずみをどう処分するのか?食物連鎖といっても、ねずみを襲う動物はバリにはいない。 反対にジャワ島では、村がねずみを捕らえてきた人に賞金を出す。村人が一致協力してねずみを駆除するわけだ。宗教の違いがこんなところにも大きく反映される。 ジャパンヴィッレジに寝泊りしてヴィラの工事をしていた職人が、ある晩にねずみを捕まえた。彼らはジャワ島からやってきている出稼ぎ組みだ。 冗談に『食べるの?』って聞くと、すかさず『2万ルピア』と笑いながら答えが返ってきた。ねずみ=お金やっぱりジャワではねずみに懸賞金がかかっているというのは本当のようだ。
2010.01.13
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暑い暑いバリの昼下がり、デンパサール最大の市場、パサール・バドゥンの正面に向かう、ジャラン・スラウェシの一方通行が、やけに混んでいる。両方が生地やさんで埋め尽くされているこの道路、日本でも良くある商店街の中の狭い道、といった街道だ。 普段でも渋滞している道路なのに、今日は何か特別なことがあるのかな?と思ったら、納品待ちのトラックが連なっていて渋滞を引き起こしていた。 どのトラックも同じ荷物を山ほど積んでいる。細く切りそろえられたココナッツの葉やバナナの葉が、ひとくくりごとに束ねられ、荷台に山盛りに積載されている。どれも採れたて、造りたての瑞々しい緑がまぶしく輝いている。 地方の、これを生業としている業者からの定期便が、まさにこの時間、到着して、荷降ろしを待っているようだ。 それにしてもトラックのおびただしい数。その一台一台に、この長細い葉が満載なのだから、毎日消費される数たるや、凄まじい量である。 毎日毎日、神様に供されるチャナン。このチャナンを作る材料がこの荷物の正体だ。 デンパサール地域に住む信心深いバリ人の毎日供えるチャナンの量が、パサール・バドゥンから発信されているとしても、この量は半端じゃない。信仰の深さとトラックに積んでいる荷物の量が比例して、バリヒンドゥーがどれほど人々の生活の中にあるのか、神々の島という所以を間近に垣間見た気がしました。
2009.12.31
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バリ島でお昼を食べるとすると、普通だったら3万ルピア(300円)くらいを覚悟しなければならない。外国人、特に観光客ならそのくらいがお昼の予算になると思う。 日本だって昨今の昼食は、290円のお弁当はあるし、牛丼もそんなものだし、物価の安いバリのお昼が300円なんて、日本から比べても、高いと思いませんか? 所得の少ないインドネシアの人々にとって、勿論3万ルピアも出して外国人のようなお昼は食べられません。もっとお手軽でお安いワルンで食事ということになります。 ここのワルンは人気があってお昼はいつも混んでいます。おかずてんこ盛りのナシチャンプルが6000ルピア(60円)なんです。少し前までは5000ルピアで営業していましたが、さすがに食材が高くなっている昨今、1000ルピア値上げしたしだいです。 それでもお客さんが絶えないのは、安くておいしいから。原価計算をすると、一人前で1000ルピアほどの儲けだと思います。 日本のようにデフレ傾向にある国と違い、国内需要がうなぎのぼりで発展しているインドネシアは、あと10年もすると、先進国の仲間入りを果たすかもしれません。 その傾向として、昨今の円高傾向からすると、1円が120ルピアでもおかしくないのに、105円ほどでとどまっているところをみると、インドネシア通貨が強くなっているのに他ならないと思います。 6000ルピアのナシチャンプルをお昼に食べて頑張っているインドネシア人が、これからの国を支えてゆくのでしょう。
2009.12.28
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バリ島でワルンなんかの簡易食堂でご飯を食べ慣れてくると、ちょっと気取ったレストランに入るのが、すこし敷居が高く感じるようになります。そんなレストランはお値段が高そうって言うのが一番の問題だけど、もっとも日本に比べたらとても安いんですけどね。 クロボカンの『スカスカ』もなかなかオシャレなレストランです。奥がホテルになっていて、ここで朝食も供されるとあって、日本人宿泊客が多いここのホテルでも、スカスカは人気のようです。 しかもお店のつくり、雰囲気に比較すると御値段はとてもリーズナブル。昼と夜ではメニューの内容が異なるので、ランチに行くのがお勧めです。 メインコースが250円から500円まで位で、300円台が中心です。こんなお値段でもお味はしっかり。見た目もきれいでしょ。 バリの良さは暮らしていても食費がとてもセーブできること。しかもこんなにオシャレなレストランでランチをいただいてこのお値段とこの雰囲気でしょ。なんだか天国に思えてきませんか?おなじリゾートのハ●イや●アムに比べても、食費は下手をすると十分の一なんてザラですね。 食が驚くほど楽しめるこの島、バリ島。美味しくて新鮮なものを沢山食べにきてくださいね。
2009.12.25
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ウブドの陶器工房にいた時、なにやら表が騒がしい。ん~~とエンジンが唸る音が響いてきた。 表に出てみると、向かいの工場でチェーンソーを使い、木と格闘している男がいた。 輪切りにされた大木が土の上にデンと置かれ、裸足の男が、小柄な体格にもかかわらず、重そうなチェーンソーを駆使して、木に刻みを入れている。 何も下書きされていない木がチェーンソーによって削り取られ、大まかな形を現してきた。頭の中に既に完成された形どおりに切り進めているのか、いい加減にやっているように見えても、計算されつくされているのだろう。 大まかな彫をチェーンソーでしつらえて、その後はノミに持ち替えて、もっと細部まで彫ってゆくのだろう。 職人が大勢住んでいるウブド地域。勘と経験にものを言わせる彼らが、世界に誇るバリのハンディクラフトを支えている。 形から入る、総てが整ってから始める現代社会の日本人と違って、何も足さない、何も引かない、無の状態からの仕事が始まっている。仕事は格好でするんじゃないよって言う彼らのメッセージが聴こえるようだ。そんな気構えを素足が物語っている。
2009.12.23
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その日は朝から結構強い雨が降っていた。朝のパサール。観光客の多い日中とは異なって、地元の人々のために早朝から市が立っている。雨が防げる通路に歩く場も無いほど一杯に並べられた神様へのお供えチャナン。しっかりとセットまでされたものや、材料の花や葉っぱ、或いはチャナンの編みこんだ入れ物だけを売っていたりと千差万別。バリ人はTPOに応じた買い方をしているのだろう。食べ物もありとあらゆるところで販売されている。イブが早朝から仕込んできたおかずを、訪れた人々が買っている。家に持ち帰り、その日の糧にするのだろう。マンゴスティン売りのおばちゃんに捕まった。おいしいから買ってゆけと大きなマンゴスティン片手に熱弁する。こうやって割るんだよ、って実演付きで、むりやり中から出てきた白い果肉を試食させられる。ジューシーでとてもおいしい。余りの熱心さに負けて、少し買うことにする。手にした大きなマンゴスティンは囮のようで、袋の中からそれなりのサイズを集めてハイヨッってよこした。恐るべし、ウブドのセールスおばちゃん。ちょっと早起きをすれば地元の生きた生活に触れ合える、パサール。ウブドに限らずどこの村でも、まだ暗いうちから市が立っているんですよ。観光客だ、外国人だからと邪魔にされないので、一度覗いてみてはいかがですか?バリをもっとメジャーな島に!ランキング参加中ココ押してくださいね♪バリがいつまでもステキな島でありますようにcopyrightアジアン家具雑貨finestage
2009.12.21
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ウブドのモンキーフォレストをジャランジャランしていると、道端にしゃがみこんだ女の子が声をかけてくる。片手に一色刷りのパンフレットをちらつかせながら、マッサージへのお誘いである。こんな店の多くは表通りに面していなく、路地を入った奥にあることが多く、積極的に営業をかけなければ、お客さんがお店に入ってこない。セット料金を見てみると、さすがにローカルスパ価格。一時間で500円から1000円くらいのお値打ちだ。ちょっと覗いてみる。小さな店で、マッサージベッドがパズルのように置いてあり、カーテンで仕切られた狭い個室になっている。すでに欧米人の客が3組、マッサージを受けていて、友達同士らしく、何かわめいている。そこそこ高級なスパとここのような町スパのどこが違うのか考えてみる。ここは、いちいちベッドのシーツを取り替えていない。前の客が使ったままのを引き継ぐことになる。オイルも余り良いのを使っていない。スパの周りのヴューは全く期待できない。エスティシャンのテクニックも当たり外れがある。町スパといえども、ものすごい数の町スパがあり、高級店に並べるだけの実力を持っているところもあるので、ひとくくりには出来ないけれど、一時間で500円、1000円だったら、一度は受けてみる価値があるんじゃないですか?それでいいお店に、いいエステシャンに出会えたら、もう高級スパに高いお金を出さなくてもいいですものね。バリをもっとメジャーな島に!ランキング参加中ココ押してくださいね♪バリがいつまでもステキな島でありますようにcopyrightアジアン家具雑貨finestage
2009.12.18
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バリの料理で何が一番好き?って質問されたら、鶏料理と答えてしまうと思います。インドネシアにあって、宗教上食しても問題の無い肉。それは鶏肉です。食に縛りのあるヒンドゥー教でもイスラム教でも、鳥を使ったお料理の種類は数多く、どこに行ってもおいしい鶏料理が提供されます。ここのお店は、バリのお隣ロンボク島のお料理専門店です。ロンボクの名物の鶏焼き、アヤムタリワンは特にお勧めです。開いた地鶏をブンブーというスパイスを塗りながら炭でじっくり焼いた熱々の地鶏を頬ばると、あまりの辛さと美味しさで体の奥がすばやく反応して、後から後から汗が噴出して来ます。新陳代謝が活発になる、健康的で体に良い健康食品のような鳥の丸焼きです。地鶏を使っているので肉質は弾力があり、水っぽくなく、とても味わい深い食感です。骨離れもよく、両手を使ってかぶりつくのに向いています。添えられているサンバルを付けながらいただくと、辛さが頂点に達し、舌よりも脳天を辛さという鉈で直撃されるようで、とても衝撃的なエクスタシーが味わえます。外国人用に辛さを調整している店が多い中、ストレートに遠慮無くロンボクの名物を食べさせてくれる、それがうれしいところです。クタの街中でこんなにおいしいロンボク料理がいただけるなんて、とても便利ですね。辛さに自信のある方は是非どうぞ!バリをもっとメジャーな島に!ランキング参加中ココ押してくださいね♪バリがいつまでもステキな島でありますようにcopyrightアジアン家具雑貨finestage
2009.12.16
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『むぎわら帽子はもう消えた。たんぼの蛙ももう消えた。それでも待ってる、夏休み』って、吉田拓郎の曲にでてくるように、子供の頃の夏休みといえば田舎、田舎といえばドロだらけで駆け回り、バタンキューと疲れ果てて眠ってしまうシーンに欠かせないのが蚊帳と、想い出は走馬灯のように駆け巡ってくる。緑色をした蚊帳への入り方も注意をされた。大きく開けて中に入ると、その瞬間を待ち構えている蚊を、中に入れてしまうからだ。蚊取線香を焚かなくても、遊び盛りでごろごろ寝返りを打つ子供を蚊の攻撃から守ってくれた。最近では滅多にお目にかかれなくなった蚊帳。それがバリでは全盛を誇っている。蚊に刺されないように機能一辺倒な蚊帳が現代では形を変えて、今では人はお姫様ベッドと呼ぶようになった。女性はこのお姫様ベッドがとても好きらしい。抱っこされてお姫様ベッドに運んでもらう、そんな夢のようなおとぎ話を、現実とダブらせているのだろう。バリのホテルやヴィラでは、このお姫様ベッドが大人気。ググッとゴージャスに演出するインテリアとしては欠かせないアイテムになっています。町でもモスキートネットとして売られているこの蚊帳、機能はまるで持ち合わせていないんだけど、天井から吊るしただけで、あっという間にお姫様ベッドに早変わり。昔の蚊帳とは似つかない存在だけど、美しく変身して、ルーツが一緒って言うところが、なんだか微笑ましい。バリをもっとメジャーな島に!ランキング参加中ココ押してくださいね♪バリがいつまでもステキな島でありますようにcopyrightアジアン家具雑貨finestage
2009.12.14
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バリ島でジャグン(とうもろこし)売りの姿をよく目にする。ある時は海岸で、ある時は有名なお寺の入り口で、そしてある時はパサールの中で。人の大勢集まるところにジャグン売り在り。神出鬼没、彼らはいたるところに出現する。人気も絶頂で、インドネシア人もジャグンが大好きらしい。時には列を作って並んでいることも。全部がそうではないかもしれないけど、焼きとうもろこしと茹でとうもろこしの2種類が用意されている。焼くのは生のジャグンをココナツでできた炭でまんべんなく焦げ目が付くまで焼いて、その後にバターとサンバルベースのピリ辛のタレを塗って提供してくれる。辛いのが好きなボクにはこのピリ辛タレの味が絶妙で、とうもろこしの甘さとタレが素敵なハーモニーをかもし出してくれる。お値段もピンきり。パサールのおばちゃんが売っているジャグンは一本が3000ルピア(30円)。外国人の観光客の多いお寺の入り口で営業しているジャグン売りのお兄ちゃんに5000ルピア出したら、10000ルピアだと言われて驚いたことがある。日本のとうもろこしに比べるとやや小粒なバリのジャグン。ピリ辛タレで、今度ぜひお召しあがりくださいね。バリをもっとメジャーな島に!ランキング参加中ココ押してくださいね♪バリがいつまでもステキな島でありますようにcopyrightアジアン家具雑貨finestage
2009.12.11
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バリのケーキはクリームが生でなくてバタークリーム。日本も昔はバタークリームのケーキが主流で、不二家のショートケーキの生クリームの美味しさに、世の中にこんなに美味しいものがあるんだという感銘を受けた記憶がある。そのバタークリーム一辺倒のバリにも、外国人オーナーのケーキ屋さんが増えるにつけ、おいしい生クリームのケーキが気楽に食べられるようになってきた。ここ数年で、バリのスイーツも大きな変貌を遂げている。バリのスイーツで、外国人や地元の人に人気なのがこの『Primas』。営業所も何箇所も出来ていて、Primas1,Primas2,Primas3と、あちこちでこのお店を見かけます。1936の看板にあるように、オランダの殖民時代から続いている由緒在るお店なんでしょうね。オランダ人がケーキ作りをインドネシアに教えた発祥なのかも知れません。ここで人気があるのがバナナケーキとブラックフォレスト。写真でも分かる様に、ブラックフォレストの24cmが1600円です。日本に比べてもお安いですよね。プチケーキのセット販売もしているので、通りすがりの観光客でも、気軽におやつを買うことが出来ます。地元の人に、外国人に愛されているケーキ&ベーカリーショップ、プリマスです。バリをもっとメジャーな島に!ランキング参加中ココ押してくださいね♪バリがいつまでもステキな島でありますようにcopyrightアジアン家具雑貨finestage
2009.12.09
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バリヒンドゥー教では海の向こうに他界があり、その常世の国から神が寄り付く場所としての岬は、たいがい何らかの神が祀られている。タナロット寺院もそのひとつ。海岸から離れた島に寺院が建立されている。満潮では離れ小島になり、干潮時のみ徒歩で渡れる類まれな珍しい寺院である。明日が満月という善き日のタナロットは、お寺のお祭り【オダラン】に詣でるバリ人と観光客で、ものすごい賑わいでした。駐車場も満杯。帰りの道中も大渋滞が予想されます。タナロット寺院を望む海岸に祭壇が設けられ、お坊さんがマントラを唱え、目の前に座っている信者に聖水をかける。心身を清められた信者は、寺院へのお供え物を携えて海の向こうのお寺へと足を運ぶ。この祭事が何回も繰り返される。祭事が行われている周りを、世界中からバリを訪れた観光客が取り囲み、なんとも珍しいカルチャーに感動し、カメラに収めている。祭事が執り行われている同じ空気の中、同じ目線で同調するので、異宗教の外国人でありながらも、オダランに参加しているような気になってくる。タナロット寺院が見渡せる丘の上のスポットに移動すると、夕日がだいぶ傾いてきた。タナロットの最良である劇的な時間の幕開けである。【夕日のタナロット】と呼称されるほどの至極な時の瞬間だ。夕日はタナロット寺院にオレンジ色のスポットライトを当てるかのように、輝きだした。バリをもっとメジャーな島に!ランキング参加中ココ押してくださいね♪バリがいつまでもステキな島でありますようにcopyrightアジアン家具雑貨finestage
2009.12.07
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バリって、とても田舎だと思います。場合によっては戦後の経済成長真っ只中の昭和期に戻ったような、それでいて、とても近代的な一面も持ち合わせている、何ともアンバランスなリゾートアイランドだと思います。地域、文化、人、生活。ここに住んでいる人たちや、外国人観光客は、時としてこのギャップを微笑ましく感じたり、嫌なものをみたと認識したり、見てみないふりをしたりと様々です。どちらが良いとか悪いとか、好きとか嫌いとか、人それぞれの感性で受け取られ方は全く異なりますが、自分好みの理想に合わせるのはとても難しいものです。そんな中での朝マック、田舎のバリの中にポツンと一軒マックがあるという感覚です。24時間営業のマックで、日本と同じ朝マックを頂いていると、このアンバランスな島のどこが好きなのか、自問自答をしたくなってきます。バリに深く係わってきて初めて解ること。本には書いてあっても、ああこれがそのことなんだと再認識すること。バリ人の文化に外国人が入り込むということ。その文化と共存すること。総てを足して2で割って、出た答えが好きなのか嫌いなのか、さて、あなたはどちらに属しますか?バリをもっとメジャーな島に!ランキング参加中ココ押してくださいね♪バリがいつまでもステキな島でありますようにcopyrightアジアン家具雑貨finestage
2009.12.04
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バリは中華料理がいけてる。中国本土をはじめ、香港やアジア圏に居た華僑がバリに移り住み、沢山の商売を立ち上げている。そのひとつが中華料理。味の濃さ、食材の生かし方など、とても日本人の舌に良く合う。なのでバリでは、おいしい中華料理に巡り会うことが出来る。しかも格安で・・・・・サヌールバイパスのマックの隣に、今ではすっかりとお馴染みになったワルン、『デポット・サリ・ラトゥ』がある。最近では行く度にとても日本人の姿を拝見する。安くて新鮮な海鮮を、強火で瞬く間に調理してくれて、美味しくて、しかも安い。この条件が完備されているので、人気のお店なのだ。 しかも日本語の看板まで新設され、日本人客を大分意識しているのだろう。ボクはここへ行くと必ず『カニ』のソース炒めを注文する。生きた渡り蟹を選んで調理してもらうんだけど、このソースが特徴的。日本人の舌に合う、まったりとした濃厚なソースがとても美味しいんだけど、レシピは企業秘密ということで門外不出だそうです。棚に並べられた調味料用の食材の数々を拝見すると、似たようなのが出来てしまいそうなんだけどね。熱々のカニが出てきました。プラスティックのお皿にぶつ切りにされた渡り蟹が、ソースをたっぷりと絡められておいしそうです。一パイのカニとご飯で、一人前としては充分な量があります。カニを食べるのは、実は面倒くさくて、滅多に注文はしないんですが、ここのお店のカニ料理だけは別格です。カニとソースとご飯とが絶妙にマッチングして、無意識のうちにカニに入り込んでゆきます。語ることを忘れるほど真剣に、隈なく、カニの実と格闘します。至福の瞬間。美味しいものは、人を幸せにしてくれますね。デザートはお隣のマックで、ソフトクリームとコーヒーをいただきました。バリをもっとメジャーな島に!ランキング参加中ココ押してくださいね♪バリがいつまでもステキな島でありますようにcopyrightアジアン家具雑貨finestage
2009.12.02
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家族でウブドに泊まる予定になった木曜日、デワ君が王宮でクビャールトロンポンを踊るという。デワ君の踊りを最後に観たのはもう数年も前に遡る。るるぶにも紹介されているほど、デワ君の踊りは定評がある。学生の頃、輝かしい踊りのタイトルを総なめにし、天才と呼ばれるのにふさわしい彼は、若さにもかかわらず、不動の地位を築き上げている。お願いして王宮の真正面の席を予約していただき、デワ君と久しぶりの再会である。以前より更に、踊りにキレが増したような気がする。踊りと音楽は三位一体だが、ガムランのリズミカルなテンポと彼を表舞台に押し上げている控えめな演奏が、ぴったりと波長の合っている、見事なまでに調和された舞台だった。ゆとりの中に、細かな所作にも見事なほど完璧さが追求されていて、隙間の無いほど完成された踊りを、久しぶりに堪能した。天才は一日にして成らず、という教え通り、踊りを日々探求して、生活が踊りとなり、踊りのためには妥協を許さないという姿勢こそが、今の彼がある証であると思う。デワ君目的と見られる日本人の観客が、踊り終了と同時に席を立つ姿をあちこちに目撃して、デワ人気の奥の深さを改めて感じました。踊りの後食事に誘うと、気軽に来てくれました。もう26歳になるという彼、二十歳だった彼が6年間で、ものすごく成長していました。デワ君のホームページがあるのでご紹介しておきますね。http://www.dewa-nyoman-irawan.com/JPN/jepangmenu.htmバリをもっとメジャーな島に!ランキング参加中ココ押してくださいね♪バリがいつまでもステキな島でありますようにcopyrightアジアン家具雑貨finestage
2009.11.30
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最近脚光を集めているのが、ギャニァールに出来たサファリパーク。前から行ってみたかったんだけど、動物大好きの奥さんを差し置いて独りで先に行ってきたとなると、間違いなく家庭騒動が起こるので、ずっと我慢をしていました。やっと忙しい奥さんがバリに来ることができ、一緒に念願のサファリパークツアーが実現しました。どれほど動物が好きかって、バリに滞在中はずっとサファリパークで好い、なんていう始末。なんとか説得してサファリパーク一泊のスケジュールです。オフシーズンなのでロッジ宿泊代が2名で9千円位なので、パーク入場料やトラム乗車などの代金を考えると、宿泊代がただに近くなっちゃいます。(宿泊に入場料やトラム、朝食がパッケージされています。)ですからサファリパークにいらっしゃる時は日帰りより宿泊がお勧め。主要地域から無料シャトルバスも用意されているので、往復の足も心配ありません。そして話題のライオンレストラン。観られることに疲れたライオン君が間近に居るんだけど、一日に20時間も寝ているネコ科の猛獣たちも、大迫力というには程遠い存在です。ガラス越しのライオン君たちは、たまに物珍しい人間を覗きに来るパフォーマンスをしてくれますが、ほとんどは活性がなく夜であっても寝てばかりいます。レストランのお食事も、もっと考えなければならない時期がきっと来ると思われます。美味しくないナシチャンプルが1500円もするんですから・・・・サファリパークへお泊りの際は、お弁当を持参されるのがベターだと思います。ライオンレストランはお茶だけに留めておいた方が良いかもしれませんね。目の前にサファリが広がるアフリカ風に作られたロッジに泊まり、朝からシマウマの土を蹴る音を聞きながら目覚める。バリ島=サファリ、マッチングはどうかな?って思っていたけど、たのしめる選択肢が増えました。どうですか?一泊でサファリ探検をしてみたら。バリをもっとメジャーな島に!ランキング参加中ココ押してくださいね♪バリがいつまでもステキな島でありますようにcopyrightアジアン家具雑貨finestage
2009.11.27
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バリ島はとても交通が不便。電車も地下鉄もないし、路線バスだって日本のように発達していない。暑い中、歩いて移動するわけにも行かず、だから彼らはバイクを運転する。老若男女誰でも、バイクが日常の足になっている。田舎に行くと小学生が二人乗りのノーヘルで走ってたりすると、とても驚く。中学生がバイク通学なんて当たり前。そのくらい、彼らにとってバイクは生活必需品なのだ。バイクと言っても日本でいうスクータータイプで、排気量だけは120ccと、パワーがある。ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ、の日本メーカーがシェアを牛耳っている。日本のバイクメーカーにとってインドネシアはビッグマーケットなのだ。収入が少ない彼らにとって、バイクは高値の花である。新車は年収に匹敵するくらいだから、日本人が新車を買うのと同じ価値観でバイクを買っているに違いない。実際、100回払いの月賦で買うなんて、こっちでは常識。金利が高いので、最終的な支払い合計が倍になってしまう。日本で言う原チャリの姿をしたバイクが、車の間を縫って、ビュンビュン行くと、もうハラハラドキドキです。なんで原チャリがあんなに早く走れるんだろうって思ったことありませんか?それもそのはず、エンジンが違うんですもの。ボディーは50ccの原チャリとほぼ同じなんですが、エンジンが120ccもあるんで出るスピードも桁違い。メーターを見ると、嘘かほんとか160キロまでついているんですよ。こんなのが車の周りをチョロチョロいくんだから、危ないったらありゃしない。良くバリで運転できますね~って皆さん言われますけど、トンボのようなバイクには最善の注意を払っています。日本の車の普及率を考えたら、車の変わりに普及しているのがバイクなんです。バリをもっとメジャーな島に!ランキング参加中ココ押してくださいね♪バリがいつまでもステキな島でありますようにcopyrightアジアン家具雑貨finestage
2009.11.25
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バリと日本の大きな違い、特にコンクリートやアスファルトに囲まれて暮らしているボクたちにとっては、バリの、これでもか!っていうほどの緑が、とても癒しの栄養になる。ボクたちの視覚がその薬になるような緑色を捕らえ、同じ緑でも濃厚な、しっかりと煮詰められた奥の深い緑色が、体の隅々までも浸透して、不純な色を排除してくれる。そんなプラスに働くエネルギーがバリでは循環しているに違いない。日本人村の分譲地で、まだ家の建っていない土地は、もともとが栄養豊富な畑だったために、ちょっと気を許すとあっという間に雑草がはびこってくる。切っても抜いても焼いても、雑草はボクたちをあざ笑うがごとく、ずんずん生えてくる。この際、緑化に取り組みましょう。そんな提案が出てきて、まずは庭造りを開始しました。入り口に近いブロックはプロの庭師に依頼したので、唖然とするくらいお値段がものすごく高い。バリでもこんなにするのって言うくらい高い。それでも素敵な庭園ができれば良しとするしかない。他の空き地は花を植えるブロック。その他の空き地は、近隣の農家に手伝ってもらい、野菜などを植えるブロックに変身させます。もう間もなく空き地が緑で埋まることでしょう。これ以上新鮮な酸素を供給してどうするの?って言う声も聴こえそうですが、緑の嫌いな人はいらっしゃらないと思うので、緑化運動、どんどん進めていきますよ。バリをもっとメジャーな島に!ランキング参加中ココ押してくださいね♪バリがいつまでもステキな島でありますようにcopyrightアジアン家具雑貨finestage
2009.11.23
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バリに滞在している最中に、日本からのお客様がやってくると、どんなお料理でおもてなしをしようか考えてしまいます。何回かバリに来ている方なら問題ないのですが、初めてのバリ島というパターンが一番気を遣います。初めてなので当然現地のお料理を食べていただきたい。しかもワルンで、え~と驚かれるよりも、もう少ししっかりしたお店で。バリでも観光客用に作られたインドネシア料理のレストランは沢山あります。どこも盛り付けなどに手が込んでいて、味もローカルよりも外国人向けにアレンジしたもの。お値段もしっかりと外国人価格。雰囲気とサービスがお値段に反映されているんだから、もっともなお値段なんですけどね。では、インドネシア人がインドネシア料理を気取ったところで食べようとすると、どんなところへ行くのでしょうか?そんな疑問って、湧いてきませんか?じっくりと探すとそんなレストランがあるんですよね。ここはそんなレストランのひとつです。JL.デウィスリにあるのでクタから至近距離で便利です。ジャワのバンドゥンという地域のローカルフードが売りなので、お料理も籠に入れられて、ご飯もバナナの葉っぱに包まれて来る等、雰囲気が抜群です。竹でできたガゼボの席に着けば、バリに着いて現地のお料理にはじめて触れるというシーンが、完成するわけです。そして更にうれしいのは、お値段です。15000ルピア~35000ルピア位なので、150円から350円でセットメニューが頼めちゃいます。日本では珍しいレレゴレン(なまずのから揚げ)も9000ルピア=90円なんですよ。雰囲気があって、インドネシアのネイティブフードに触れられて、初めてのバリ島観光客も満足できるでしょう。バリをもっとメジャーな島に!ランキング参加中ココ押してくださいね♪バリがいつまでもステキな島でありますようにcopyrightアジアン家具雑貨finestage
2009.11.18
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短い旅行になればなるほど、どこを観光の中心に巡るのか、とても重要なポイントですね。ましてバリのように見所がテンコ盛りの優良観光地では、お勧めが沢山あって迷ってしまうことでしょう。そんな数ある有名スポットの中にあっても、一番のお勧めはウルワトゥです。無限に広がるインド洋に包まれた大自然の威圧感や切り立った崖の上にそびえるヒンドゥー寺院。野生のサルが至る所でウルワトゥのサポーターを務め、そして圧巻は、夕刻に開催されるケチャダンスです。ウルワトゥは贅沢すぎると思います。寺院周りだけでも観光地として充分に成り立っているのに、沈む夕日を背景に、男たちが舞うケチャダンスは、バリ島の虜になってしまう濃厚な要素を、これでもかって与えてくれる、これ程楽しめる場所は他に例をみません。円形劇場だけでは収容しきれないので、臨時の椅子まで並べられ、数えてみるとなんと観客600人。ウルワトゥの崖の上のケチャ広場が熱気で充満します。何度か足を運んでいる場所ですが、観るたびごとに観客数が増え、ケチャの内容が分かりやすくアレンジされ、主催者の努力が見え隠れしています。オレンジ色の大きな夕日が、一日の勤めを果たしてため息を付きながら沈んでゆく頃、灯りが点されケチャの始まりです。バリをもっとメジャーな島に!ランキング参加中ココ押してくださいね♪バリがいつまでもステキな島でありますようにcopyrightアジアン家具雑貨finestage
2009.11.16
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バリにいらっしゃると、日本にはない珍しい建築物にお目にかかれて楽しいですね。伝統ある建築物はそれぞれに深い意味があって、デザインだけで造られたものではありません。道路や広い敷地の入り口に建てられたワレ門もそのひとつです。真ん中からスパッと割って、左右に広げたような形が特徴的です。田舎の道を走ると、村々の境に、このワレ門(ガプラ)が必ず建っています。『結界を張る』意味で建っていると聞いたことがあります。バリでは隣村同士あまり仲が良くないのが普通です。あの笑顔が優しいバリ人なのに、同じバリ人同士、村が違っても仲良くすればいいのにって思うんだけど、両者のプライドみたいなものが火花を散らしていることが結構あります。そのために、他の村人を勝手に侵入させないようにするのも、ワレ門のひとつの役割かもしれません。日本人村にワレ門を建ててほしいという多くのお客様のリクエストにお答えして、ワレ門探しのドライブです。本来は図面を引いて、業者に製作を依頼するのですが、以前、FRPの型取り用に出来合いのワレ門を購入した経験があるので、既製品を探そうという事になりました。あっちじゃない、こっちじゃないと、うる覚えの道を行ったり来たりします。小一時間探した後にようやく探し当てました。交渉はバリ人スタッフにお任せ。店主に見られないようにボクは車に乗ったままです。外国人がこんなケースで介入すると、料金も2倍3倍と膨れ上がってしまいます。なんと前回買った半分以下で交渉が成立し、晴れてワレ門は日本人村にやってきました。入り口にグンと聳え立つワレ門。 よそ者や危険分子を寄せ付けない迫力があります。セキュリティチェックはこのすぐ後ろで行われます。バリをもっとメジャーな島に!ランキング参加中ココ押してくださいね♪バリがいつまでもステキな島でありますようにcopyrightアジアン家具雑貨finestage
2009.11.13
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インドネシアの公認五大宗教のなかに、勿論仏教は入っている。バリヒンドゥー教と仏教は宗教の発祥の地が同じなので、バリヒンドゥー教徒のバリ人にとって、仏教徒である日本人はとても身近に感じるらしい。仏教徒のチャイニーズもバリに沢山住んでいるため、宗教に欠かせない仏具を売っている店がデンパサールにある。『ムティアラ・バリ』というのがその名称。教本やお香、チベットシンバルや仏像等々、外国の仏教寺院で見かける道具を沢山見ることが出来る。今回訪ねた目的は、チベタンボウルを購入すること。瞑想に使おうではないか、との意見からだった。彫りのある物無いもの。大きさもいろいろ取り揃えている。選択でもっとも重要なのは形では無く『鳴り』。一個ずつ掌に乗せて鳴りを確認してゆく。バリのマンクーが祭事で使う鐘と同じものを持っていて、それの『鳴り』たるものやとてつもなく響くもので、それに匹敵するものをと、探している。思っていた以上に全体に鳴りが薄い。ようやく好みのものが見つかった。鳴りは薄いが、温かみのこもった柔らかい音で鳴る。このチベタンボウルの波動にチャクラが反応して、どんなパルスを引き出すのか、楽しみだ。Mutiara BaliJL.Sutomo14A.Denpasarバリをもっとメジャーな島に!ランキング参加中ココ押してくださいね♪バリがいつまでもステキな島でありますようにcopyrightアジアン家具雑貨finestage
2009.11.11
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