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Aurora (Northern Lights) http://www.youtube.com/watch?v=qIXs6Sh0DKs The Bark River Knife Collectors Association http://www.barkriverknives.com/ Bark River Aurora Antique stag bone handles Bark River Aurora Black canvas micarta handles Bark River Aurora Green canvas micarta handles Bark River Aurora Amboynia burl wood handles Bark River Aurora Antique ivory micarta handles
2009年07月31日

MOONLIGHT SONATA (Beethoven) http://www.youtube.com/watch?v=w2cFEHM9yMw “ 他人から学んだだけにすぎない真理は、 我々に付着しているだけで、義手義足、入歯や蝋の鼻か、 あるいはせいぜい他の肉を利用してつくった鼻のようなものにすぎないが、 自分で考えた結果獲得した真理は生きた手足のようなもので、 それだけが真に我々のものなのである。 思想家と単なる学者との相違もこのような事情による。 したがって自ら思索する者の精神的作品は 一枚の美しい生き生きとした絵画, 光と影の配合も正しく、色調もおだやかで、 色彩のハーモニーもみごとな生き生きとした出色(しゅっしょく)の 絵画のおもむきを呈する。 これに反して単なる学者の著作は、 色彩もとりどりに豊かでくまなくととのってはいるが、 ハーモニーを欠いた無意味な一枚の絵画板に近い。 (ショウペンハウエル著 斉藤忍随訳『読書について』所収「思索」より) Boker Pocketknife Boker Fellow Boker Beauty Damascus Boker Canoe Appaloosa Bone Handles Boker Damascus Hunter Knife Boker Solingen http://www.boker.de/index.php
2009年07月30日

Rogue Wave - "Lake Michigan" http://www.youtube.com/watch?v=4beMTEa88-Q Corwin Knives Inc. http://www.corwinknives.com/ Corwin Knives Rifle Stock Hunting Knife
2009年07月29日

Stanley Myers "Cavatina" http://www.youtube.com/watch?v=mwvDon1_iKs " 仕事と家事を含めた、あらゆる目的をもつ行為から解放されて 居間に坐る時、ぼくたちはおのずから遊戯的時間の中にいる。 しかし、そこで展開される遊戯がその場限りのものであったなら、 それは無為をせいぜい一時的に麻痺させるだけに終わるだろう。 無為を持続的に充実に変えていくためには、 遊戯は時間の中で積分され蓄積されていかなければならない。 そして、このように相関(あいかかわ)る遊戯は、 言葉の最も広い意味で知的な要素を含んでいる。 知的、という表現はいくら “言葉の最も広い意味で” という 修飾語をつけても、反感を招くおそれがあるので急いで付け加えると、 ぼくがここで知的というのは、 社会的に公認された文化のランキングとは全く関りがなく、 また知的な虚栄心やスノビズム(※)と反対にあるものだ。 (中略) つまり、僕が言いたいのは、文化のランキングに関わりなく、 その人の魂に本当に関り、時と共に深まっていく感受性の対象が、 なんらかの形で居間にあることが望ましい、ということだ。 その時々の流行歌やベストセラーやテレビ番組を追っていても 時間は潰れるし、そのようにして居間にいることもできる。 しかし、ぼくたちが迎えようとしている無為の時間の長さは、 決して暇つぶしではもたないのだ。 居間には昼間、人が集まって過ごすことがある。 しかしぼくが居間というものを無為に対抗する空間として 思い浮かべる時、そこはいつも比喩としての長い長い夜だ。 この長い夜を横切っていくキャビンとしての居間は、 知的な要素の存在なくしては空洞化するだろう。 神なき時代の夜に居間に坐りつづけるぼくたちにとって、 自分の好きなものたちに時と共に深く関っていき、 それを通じて自分に出会う他に、どんな救いがあると言うのか?” (渡辺武信著『住まい方の思想』中公新書 P.33、34 ) ※ Snobbism 社会的地位や財産などのステータスを崇拝し、 教養があるように上品ぶって振る舞おうとする態度。 Buck Limited Edition 532 Custom Bucklock Guitar Series http://www.buckknives.com/detail&productID=3139 Buck Limited Edition 005 Gen 5? Skinner Guitar Series http://www.buckknives.com/detail&productID=3135 BUCK KNIVES http://www.buckknives.com/
2009年07月28日

The Michelle Gun Elephant ミッドナイト・クラクション・ベイビー http://www.youtube.com/watch?v=__drTe6mh6E 某六本木TV局の音楽番組でt.A.T.u.が出てこなかった時の映像です。アベフトシさんのご冥福をお祈り申し上げます。 Buck Limited Edition 402 Akonua Fixed Blade Guitar Series BUCK KNIVES http://www.buckknives.com/
2009年07月27日

Billy Joel - Honesty http://www.youtube.com/watch?v=tCVZXlvDcrk “…英語には「知的正直(インテレクチュアル・オネスティ)」という 言葉がある。 知的正直というのは簡単に言えば、わからないのにわかったふりをしない、 ということにつきるのである。 ほんとうにわかったつもりでいたのに、 それがまちがいだった、ということはある。 それは当てずっぽうのまちがいとは違うから、 そういうまちがいなら、まちがうたびに確実に進歩する。 しかし傍(はた)から見ていたのでは、あてずっぽうでまちがえたのか、 ほんとうにそうだと確信しながらまちがえたのか、 その区別はつなかいのである。 その区別がつくのは、自分だけということになる。 そこで、「己れに対して忠実なれ」という、 シェイクスピアの忠告が生きてくるのである。 (渡部昇一 上智大学名誉教授著『知的生活の方法』P.13 より) 「己れに対して忠実なれ」日本国内でのナイフ選びで大変なのは、コレクター向けの商品情報が蔓延しているため、一般ユーザーは各自手探りで好きなナイフを見つけるしかないことです。 よくよく考えれば、これはごく当たり前であって、販売業者の大げさであてずっぽうの説明を真に受けた多数派コレクターたちがお気楽すぎだったのではないかと思います。 Case Canoe Peachseed Jigged Brown Bone Handle & Pinched Bolsters W.R. Case & Sons Cutlery Co. http://www.wrcase.com/
2009年07月27日

Nice Turkish Folk Song With Fretless Guitar http://www.youtube.com/watch?v=TbPVG6FRTGY BORA BICAKLARI - BORA KNIVES http://www.boraknives.com.tr/ M-201 4GEB Orta Caki Duz Sarili Boynuz Sap Ince Gravurlu Tam Guard M-201 4GEW Orta Caki Duz Sarili Boynuz Sap Ince Gravurlu Tam Guard M-201 B Orta Caki Duz Sarili Boynuz Sap M-201 W Orta Caki Duz Sarili Wange Sap M-202 4GEB Orta Caki Sivri Sarili Boynuz Sap Ince Gravurlu Tam Guard M-202 4GEW Orta Caki Sivri Sarili Wange Sap Ince Gravurlu Tam Guard M-202 B Orta Caki Sivri Sarili Boynuz Sap M-202 W Orta Caki Sivri Sarili Wange Sap
2009年07月26日

"Silent Wings" Moonlight & Sunsets - Piano Music/Pictures http://www.youtube.com/watch?v=E377EvTuA0g “ 例えば、今、誰かが、こんな質問をするとする。 君は、ずい分いろんな焼き物を見て来たようだが、 どんな焼き物が一番好きか、と。 成る程質問はひどく曖昧だが、そんな事は気にかけず、 私は、殆ど本能的に、自分が毎日晩酌で使っている徳利とか 盃とかのうちから選ぼうとするだろう。 これでは、焼き物が好きなのだか、 酒が好きなのだか解らぬという事にもなりそうだが、 本音を言えば、そんなものかもしれないので、 私は、そんな気持ちで、この徳利が一番好きだと言っているらしい。 一番好きな焼き物は、私が一番見てはいないものだ。 焼き物は、見るものではない、使うものだ。 これは解り切った話だが、私の経験では、 解り切った話を合点するのには、手間がかかった。 いい盃だと思って買って来る。呑んでいるうちに、いやになる。 今度は、大丈夫だろうと思って買って来る。 成る程、呑んでいても欠点は現れて来ない。 だが、何となく親しめない。そのうちに、誰かにやって了(しま)う。 そんな事を、長い間、くり返してきた。 これは単に個人の趣味の問題には止まるまい。 酒好きや焼き物好きが、みんなやっている事である。 実に沢山の人々が、実に長い間、 呑んでいるのだか見ているのだが判然としない、 そういう経験を重ねてきた。 焼き物の美しさは、基本的には、この種の経験の上に立っている、 と私は考えている。” (小林秀雄「信楽大壺」より) ご破算に願いましては…日本国内価格数十万円~クラスのカスタムナイフや商用雑誌のカラーページで大きく取り上げられている流行品は、ナイフ・コレクターに買ってもらうことにして、普通のユーザーは時間をかけてゆっくり好きなものを選びましょう。有名ファクトリー・メーカー製 数量限定品を探しているなら、海外ナイフショップで探した方が凄いモデルを見つけられます(ただし、よい品はあっという間に完売してしまいますが…)。ちなみに、現在自分が使っているナイフは、どれも $100 以下の大量生産品ばかりです。2003年以前の出費はどう考えても理解不能です。
2009年07月25日

Classy Cape Town http://www.youtube.com/watch?v=DVGbf3yIsI0 Knifemakers' Guild of Southern Africa http://www.kgsa.co.za/ Arno Bernard Custom Raven Arno Bernard Custom Raven Arno Bernard Custom Jackal Arno Bernard Custom Jackal Arno Bernard Custom Vulture Arno Bernard Custom Vulture Arno Bernard Custom Wild Dog Arno Bernard Custom Wild Dog Arno Bernard Custom Dassie Arno Bernard Custom Dassie Arno Bernard Custom Meerkat Arno Bernard Custom Meerkat Arno Bernard Custom Gecko Arno Bernard Custom Gecko Arno Bernard Custom Porcupine Arno Bernard Custom Porcupine
2009年07月24日

FEELS LIKE HEAVEN - H II H (映画『リング』主題歌) http://www.youtube.com/watch?v=Al--tAUBMkI 2000年頃から、一連の対人用ナイフを宣伝販売したメンバーが今度は “KUNAI” という商品名の対人用ボールペンを売り出すのだそうです。ここまで護身風味にこだわる理由は一体何なのでしょうか? Web魚拓 http://s03.megalodon.jp/2009-0723-1950/ http://s03.megalodon.jp/2009-0609-0011-12/ “ ただし、これは不意打ちでないと効果がない。 酔っぱらいになら通用しても相手がいっぱしの暴力男だと ブロックされるだろう。なので、ブロックに備えての さらなる技などを研究する必要がある。いきなりペン先で 顔面アタックすると傷が深くなるので、できたらペンを逆に握って 頭の部分で叩くということも考える必要がある。それだけでも 素手とは比較にならない打撃力を発揮するものだ。 なるべくなら大きな外傷を残さずに痛い思いをさせるのが 護身の基本だろう。ヒット&ラン、つまりバンと攻撃して 相手がひるんだところでサッと逃げることも大切。” こういう使い方を公表しておいて、「筆記用具」と言い張る理由は、法的な規制を免れるための言い逃れとしか考えられません。 ダガー規制前にこの人間たちは、安全圏に避難していたのですが、懲りもしないでよくやります。これでさらに都内繁華街の不審尋問による所持品検査が厳しくなるでしょう。はた迷惑な話ですが…。きっと来る、きっと来る… 以下は、アメリカのタクティカル・ペン専門店、Tuff Writer Inc. のHPです。ご参考までに。 Tuff-Writer Inc. http://www.tuffwriter.com
2009年07月23日

Emmylou Harris "Hickory Wind" http://www.youtube.com/watch?v=WCCAZgI_hrE Old Hickory Kitchen Knives http://www.ontarioknife.com/oldhickory.html Old Hickory Linoleum Knife Old Hickory Grape Hook Old Hickory Grape Hook Old Hickory Sticker Old Hickory Skinner Old Hickory Butcher Knife Old Hickory 2436 Cabbage Knife Old Hickory Lettuce Trimmer Old Hickory Grape Hook Old Hickory Watermelon Knife
2009年07月23日

Tori Amos - Silent All These Years http://www.youtube.com/watch?v=ohiRxoakhog “美しいものは、諸君を黙らせます。 美には、人を黙らせる力があるのです。 これが美の持つ根本の力であり、根本の性質です。 絵や音楽が本当に解るという事は、 こういう沈黙の力に耐える経験を味(あじわ)う事に他なりません。 ですから、美や音楽について沢山の知識を持ち、 様々な意見を吐ける人が、必ずしも絵や音楽が解った人とは限りません。 解るという言葉にも、いろいろな意味がある。 人間は、いろいろな解り方をするものだからです。 絵や音楽が解ると言うのは、絵や音楽を感ずる事です。” (小林秀雄「美を求める心」より) うるさい日本のナイフ業者先週16日の午前中に、中島義道 元電気通信大学教授著「うるさい日本の私」(新潮文庫)を買ってきて読んでいました。カバーの紹介文にはこう書いてあります。 「バス、電車、デパートから駅の構内、物干し竿の宣伝まで、 けたたましくスピーカーががなり立てるこの日本___。 いたるところ騒音だらけ。 我慢できない著者は.その “製造元” に抗議に出かけ徹底的に議論する。 が、空しい戦いから浮かび上がったのは、 他人への押しつけがましい〈優しさ〉を期待する日本人の姿だった。」 中島教授が考察した、押しつけがましい軽薄な〈優しさ〉は、押しつけがましい〈正義〉や〈善意〉と根本的に同じではないか、と考えていたのですが、同日、マスコミにでしゃばってダガーナイフの大げさな説明をした…〈善意〉を押しつけた丹羽容疑者が拳銃不法所持で現行犯逮捕された、との報道を聞き、呆(あき)れてしまいました。 “画龍点睛” という名の、足が生えた蛇基本的に、日本語によるナイフ情報はうるさいのです。やれ、“正義のナイフ” だの、“最強” だの、“3インチセミスキナーが基本” だのと、商売人や伝道者が熱心過ぎて、押しつけがましい。けれど実際はちっとも正義でもなく、基本でもない。しかし、ナイフ・コレクターは能書きやスペックに異常にこだわるため、売り込む側の表現はますます大げさになって、過激化して止まらない。言葉がなくなれば、知っている限りの単語や、でっち上げた仰々しい造語を駆使して喋り続ける。ある業者は、たかがナイフを「闘剣」と呼んでいたそうですが、これは「足が生えた蛇」の絵に「画龍点睛」と題名をつけるようなもので、悪ふざけのハッタリとしか言いようがありません。 一部のナイフ業者たちがおかしな売り方をした「ナイフ」と、ユーザーがアウトドアなどで使っていた「ナイフ」は、言葉こそ同じですが、実質的に別方向を向いているわけですから、本音を言えば、警察の取り締まりを別扱いにして欲しいところです。 (本稿続く)
2009年07月22日

アメリカ - 浜田省吾 (Route 66.version) http://www.youtube.com/watch?v=dATsM_U3yIE 先日、岸田秀 和光大学名誉教授著「流行について」(『続 ものぐさ精神分析』所収)を読み、参考になる記述がありましたので、一部抜粋したいと思います。 “流行をつくり出す原理はきわめて単純であって、 あるものを変なものと感じる感覚をマヒさせ、 価値あるもの、もっていないと恥ずかしいものと感じさせればいい。 何が普通のものであるかの絶対的基準は存在しないのだから、 理論的にはどのようなものでも流行させることが可能である。 (中略) しかし、人々がこちらの吹いた笛で踊るとは限らないし、 だれが意図したわけでもないのに、ある規範が突然伝染病のように 一般化することもある。 そして、あるものは遅かれ早かれ流行遅れとなり、 あるものは固定化した伝統となって落ち着く。 それがなぜだかはわからない。 それがわかるなら、人類がなぜこのような歴史を経てきたかも 簡単に説明がつくはずである。 われわれの常識や伝統はすべて、そうなる以前は変な、 とんでもないことだったのだから。” (中公文庫『続 ものぐさ精神分析』 P.87~89 ) 以下は、アメリカの BUCK 社 と、Boone and Crockett Club のコラボレーション・モデル3種です。これらのBUCK #110 シリーズは、エンドボルスター(ハンドル後ろ側のの口金)が省略されていますので、アウトドア・ナイフの定番品とされる通常モデルより軽量だと予想されます。 Buck Boone & Crockett Series 110 Folding Hunter - Conservation Success Buck Boone & Crockett Series 110 Folding Hunter - National Parks Buck Boone & Crockett Series 110 Folding Hunter - Fair Chase BUCK KNIVES http://www.buckknives.com/
2009年07月21日

Find the Fish - Monty Python's The Meaning of Life http://www.youtube.com/watch?v=uWlUu54muOs A Perfect Day for Daggerfish先週15日、経済産業省製造産業局の方に2008年9月10日に発表された「ダガーナイフをはじめとして凶器として使用されるおそれのある 刃物の製造、販売及び輸入に関する実態調査について」結果概要における、量及び金額のデータ集計方法を訊ねてみました。このデータの数値は、製造・販売業者による自己申告で、金額は出荷時、もしくは輸入時の金額とのことでした。 ※ダガーナイフの量及び金額(平成19年実績ベース) ・製造は14,284本/2,636万円(輸出を含む) 輸出を除いた国内向に限ると376本/61万円 ・販売は17,529本/3,660万円(輸出を含む) 輸出を除いた国内向に限ると3,487本/1,015万円 ・輸入は5,044本/1,533万円。 上記の金額÷本数で、各1本あたりのおよその平均単価が算出できます。(ただし、現状ではミリタリーショップなどで販売されている 原価数百円以下の中国製ダガーの輸入、販売量が圧倒的に多いと思われますので、 あくまでも参考程度にしかならないでしょうが)出荷、輸入時の平均単価と、店頭価格を比較してみると、メーカー及び販売店がダガーを有償回収しなかったのも理解できます。もっとも、ダガーナイフの輸出入、製造及び新規販売の自主規制のみとして、購入者所有の私財は規制の対象外とする要望を出すべきだったと思いますが。 対人ナイフを積極的に宣伝してきたナイフ関係者たちは、彼ら自身の発言や商業活動、そして怠慢が、ナイフによる殺傷事件やダガー規制を引き起こした可能性に触れようともしていません。拳銃所持で逮捕された丹羽容疑者も、容疑者自身のマスメディアでの発言がダガーナイフ規制や売り上げ不振のきっかけのひとつになったとは夢想だにしていないのでしょう。 日本国内のナイフ趣味はもう修復不可能な状態であり、商用雑誌の記事や販売店の宣伝活動は信用するに値せず、ユーザー個人がそれぞれの趣向を手探りで確立していくしか方法はないだろう、と自分は考えています。
2009年07月20日

扇愛奈 ( Aina Ougi ) 輪廻 http://www.youtube.com/watch?v=vYQdBKyd_z0 ( ~自称“正義の味方”について・2 の続きです) ナイフに夢を託すコレクターたち実際にナイフをアウトドアなどで使うユーザーは、木を削ったり食材を切ったりすることで、「ああ、雑誌やショップの説明とは違うな」「深く削られたホロー・グラインドよりフラット・グラインドの方が 私的には使いやすいな」という具合に各個人で道具の好みがわかって来るのですが、店で買った状態のままナイフを保管するコレクターは、使い心地などの現実に直面する機会はほとんどありません。ですから、ブランド名、店頭価格や希少性などの外的な価値基準やナイフが作られたいきさつなどの知識を重視するようになります。 2009年01月24日掲載分 にて引用した、『ナイフの愉しみ』冒頭部に記述された描写は、ナイフに夢をたくすコレクター心理を見事に表現しているのではないか、と自分は推察しているので、以下に再度引用してみます。 “ボウイナイフのごついスタッグのハンドルを握りしめれば、 誰だって研ぎ澄まされたブレードの底から、 フロンティアに生きる男たちのドラマが見えてくる。 真鍮板を折り曲げただけのチープなハンドルの肥後守ですら、 ノスタルジックな響きをもつ一編の抒情詩たり得るのである。 握りしめたナイフの底から、さまざまな物語が見えてくるだけではない。 男たちは、一本のナイフによって、白昼夢ともいうべきイメージの森へ、 自らを解き放つことができるのである。 ポケットの中をまさぐりつつ、路地裏の暗がりで、 小娘を脅しあげるケチなジゴロになることもできれば、 ブッシュ・ナイフを研ぎつつ、今まさに筏でアマゾンを下りつつある 植村直己に生まれかわることもできる。 フィレ・ナイフのブレードに親指の腹を当て、切れ味を確認している瞬間、 自らが、巨大なマリーンを釣り上げた不屈の老サンチャゴに他ならぬことに気づく。 ファイティング・ナイフをためつがめつコップ酒の三杯も呷(あお)れば、 アルコールの朦朧の霧の中から、宿敵ドン・ペドロを決闘で斃し、 ついに聖者とあがめられながら修道院で死んだ背徳漢、 ドン・ジュアンが、わが身に乗り移る。 同じようにして、焦げた原野の清流で、 鱒釣りに熱中するニック・アダムスに変容することもできようし、 三十六フィートのスループを操って、初の単独世界周航に成功した キャプテン・スローカムにわが現身(うつしみ)を 重ね合わせることもできるのである。 (中略) 繰り返すが、よほど鈍感でない限り、 男たちは、じっとナイフを見つめているだけで 原始穴居人から始まって、あらゆる国の時代と兵士、殺し屋、 ハンター、漁師、テロリスト、無頼漢、登山家、追いはぎ、革命家、 ギャンブラー、牧童、放浪者、宇宙飛行士、航海者、極地探検家、 好みによっては、脱獄囚、切り裂きジャック、 怨敵(おんてき)をゾンビに変えるヴードゥー教の呪術師……と、 ありとあらゆる男たちの歴史と物語、その幻想に漂うという、 不思議ないっとき(原文ママ)を過ごすことができるのである。 申すまでもなく、ナイフの機能は、切る、削る、突く、裂く……と、 きわめて単純なものである、 しかし、以上に見てきたように、一本のナイフを選び、所持し、 使うということは、必然的に鬱蒼たるイメージの森に踏み込んで、 際限もなく想念をふくらませる内的な営みであることが判るであろう。 男にとってナイフは、鋼でできた童話であり、劇場であり、 隠された願望やコンプレックスを照らし出す鏡でもあるのである。 (後略)” (前掲書 P15~20 より引用) 上記の文章を読んだ時、自分はショックを受けて思わず「うわあ…」とため息をついてしまいました。なぜなら、こういう発想そのものが自分の中にはなかったですし、ナイフを握って身悶えしているような文体に嫌悪感を持ったからです。 ナイフ・コレクター心理を理解できない人間が、コレクターたちと話が合うはずがありません。そして、冒頭部において、“男にとってナイフは、鋼でできた童話であり、劇場であり、 隠された願望やコンプレックスを照らし出す鏡でもあるのである”と執筆者が掲げた前提条件を読んだ時点で、ナイフに対して、非現実的な夢や希望を託さない人間=自分がその本の想定読者ではなく、さらに、日本のナイフ業界の想定顧客ではないことに気づくべきでした。 (本稿続く)
2009年07月19日

OPTICAL ILLUSIONS PART 1 (錯視画) http://www.youtube.com/watch?v=p26nNgWAleI ニセモノは騒々しい昨日、古書店で月刊アームズマガジン No,254 2009年8月号を見つけたので買ってきました。同誌 P.244、245 に丹羽義典容疑者の書いた『改正銃刀法施行」の記事がありますので冒頭部を引用します。 “ 「月刊アームズマガジン」読者の皆さん、お久しぶりです。 私は、慣れたブロードウエイセンターの3階から2階への 引っ越し準備に重なり、 テレビ局の取材や公安の捜査協力の依頼がたてこんでしまい、 さらには「株式会社EARS」とう(原文ママ)危機管理会社を立ち上げ、 セミナー主催など騒々しい日々が続いています。 今回は、昨年の6月8日に起き7人の尊い命が奪われた 「秋葉原の無差別殺傷事件」を受けて、 今年1月5日に改正された「銃刀法」について 私達ユーザーが受ける影響、また、 このために新しく発生した規制の内容について詳細を お知らせしたいと思います。(後略)” アームズマガジン読者の人はこの文体に慣れているのかもしれませんが、最初の挨拶はさておき、引っ越し準備、テレビの取材、公安の捜査協力、「株式会社EARS」の立ち上げ…などの記述は改正銃刀法施行とまったく関係のないよけいな文章であり、「今回は…」からはじめればよい記事なのです。さらに、肝心な改正銃刀法の詳細はごく簡単な解説だけで、「ご不明な点は最寄りの警察署にご相談ください」と警察庁、警視庁のHPアドレスが書いてあるという素っ気なさ。 前掲記事を自分がはじめて読んだのは先月半ば頃で、その時は、“「株式会社EARS」” という記述に対して、2006年5月の会社法改正により、資本金1円の株式会社を設立できるのだから、わざわざ「株式会社」と書く必要はないだろう、…と思ったのですが、丹羽容疑者逮捕後のFNNの報道を見て、やっぱりハッタリだったんだ、と納得しました。もっとも、こういったハッタリ、から威張りの文章は“正義のナイフ” ストライダー・マントラックなどを筆頭に、ナイフ雑誌や単行本ではよく見られる表現技法なのです。 では、一体どうしてナイフ宣伝記事はハッタリや から威張りだらけなのかというと、ショップ店員やコレクターのほとんどが部外者なので、権威や過剰な規格、大げさな言葉を使って、商品やコレクションの価値を裏打ちするしかないからです。普通のユーザーにとってナイフは手段、道具ですから、使いやすい物は使いやすい、使いにくい物は使いにくい、とナイフの良し悪しを各個人の判断で評価したり、他のモデルを買ったときに実用性の違いを比較できるのですが、高価なナイフを買い集めるだけのコレクターにはそれができません。そのため、ブランドの権威にこだわったり、希少性、鏡のような表面仕上げ、鋼材やハンドル材のスペックや逸話、同じモデルをどこの誰がどんな目的に使っているか、など、外観や言葉による情報に比重を置かざるをえないのです。 (本稿続く)
2009年07月18日

A Hazy Shade of Winter http://www.youtube.com/watch?v=MRwURvCqSOk “正義のナイフ” だとか、“善意”だとか…ストライダー・マントラック というアメリカ製対人用ナイフが日本で “正義のナイフ” と称され、ナイフマガジン(No.85)誌上にて紹介されたのは 2000年の秋のことでした。自分はその宣伝記事を読んで莫迦(ばか)らしくなり、それ以後同誌を立ち読みさえしなくなりました。 ストライダー・ナイフを宣伝した永田市郎は、以前にも当ブログで引用したストライクアンドタクティカルマガジン誌掲載記事において、以下のような個人的政治思想を述べています。 “ 理想を言えば、良い人たちには銃でもなんでも 自由を与え、癌的人種は隔離するか監視下におく、 ということ。世の中には善人が多い。 善人による自由な社会を構築する可能性はあるはずだ。 ワシの言う善人とは羊の群ではない。 逞しくて強くて正義を守ることに命をかけられる人々のことだ。 もっとも、そうなったら政治屋たちが国民の血を吸えなくなる ので必死に実現を阻むことだろう。とにかく国民のリーダー として相応しい政治家が上に立てないという、 この、悪で硬直した政治組織をなんとかしたいものだ。” (引用元 WEB魚拓 http://s03.megalodon.jp/2009-0609-0011-12/) 2002~2003年に起きた建国義勇軍事件の首謀者「日本人の会」会長は、会誌上で個人的政治思想を公表していましたし、今月15日に拳銃不法所持で現行犯逮捕された丹羽義典容疑者もブログの中で “善意” という言葉を使っています。 ( http://s04.megalodon.jp/2009-0716-1525-20/2 ) 正義や善の定義は、プラトン著『国家』でも論じられていますが、誰もが納得できるような、永遠不変の結論は出ていません。永田市郎や丹羽容疑者の説く “正義” だとか “善” だとかにしても、彼ら自身にとっての正しいことであって、必ずしも他者の定義とは一致しないでしょう。ただし、ここで重要なのは正義や善の最大公約数的定義ではなく、彼らは彼ら自身の考える、あるいは信じる正義や善のもとに、雑誌やテレビで発言したり、行動したりしているという点です。 正義の味方は自覚なしで一線を越える永田市郎は正義の名のもとに対人格闘用ナイフを日本に広め、建国義勇軍による一連の事件は社会正義という大義名分があり、丹羽容疑者のマスコミでの発言は、(容疑者個人の)“善意でしているいろいろな行動・試み” によるものでした。しかし、対人格闘用ナイフや護身用ナイフの流行は、都内繁華街での不審尋問による所持品検査の強化につながり、中途半端なテロ活動は事件関係者から自殺者を出す結果となりました。丹羽容疑者によるダガーナイフの大げさな説明は、テレビ視聴者や官公庁、政治家たちの偏見をより強め、刃渡り5.5cm以上のダガー所持を禁じる銃刀法改正のきっかけになりました。彼ら当人たちは “よかれと思って” 、いとも簡単に合法・非合法の境界線を超え、彼らの言動によって、その他大勢の人々の誤解や偏見が増してしまうとはまったく考えていないのです。
2009年07月17日

数日前、以下のブログ記事に対する意見を求められたので、 (※Web魚拓 http://s04.megalodon.jp/2009-0716-1525-20/ )今日午前中に近くの古書店で参考書籍を購入してきたのですが、驚くような展開になってしまいました。 ブログにお越し下さっている皆さんも、今夜はTVのニュース番組をご覧になるとよいですよ。 関連記事 2008年07月17日「刃物商の往く地獄道 ~ダガー規制続報」 http://plaza.rakuten.co.jp/finlandia/diary/200807170000/ (Last updated 2008年07月18日 22時16分54秒)
2009年07月16日

Stevie Wonder - A Place In The Sun http://www.youtube.com/watch?v=gawYt1d0vEg Anza Knives Custom Hand Made Knives http://www.anzaknives.com/ Anza Skinner Knife Anza Large Hunter Anza Small Hunter Anza Hunter Utility Anza Skinner Knife Anza Hunter Anza Field Hunter Anza Field Hunter Anza Field Hunter Anza Medium Hunter Anza Clip Point Hunter Anza Drop Point Hunter Anza Grizzly Anza Small Hunter Anza Small Hunter Anza Small Hunter Anza Medium Hunter Anza Medium Hunter Anza Miniature Skinner Anza Large Hunter
2009年07月15日

Rainforest Sound http://www.youtube.com/watch?v=anwtJ9EOF-M Larry K. Martin さんの作画をブレードに食刻(エッチング)したアメリカのナイフメーカー Bear & Son 製 ワイルドライフ・コレクター・シリーズです。“Collector Series” と銘打ってあるので、えっと思いますが、欧米と日本では「コレクター」の定義がかなり違います。日本では、「サバイバル・ナイフ」や「タクティカル・ナイフ」がマスコミ報道や一部業者の情報操作で誤解されているのと同じように…。ですから、単語の意味にとらわれる必要はまったくありません。
2009年07月14日

sunset RELAX MUSIC + sound of the sea http://www.youtube.com/watch?v=9ViTXgAb-vo 自宅の犬猫に聞いちゃいな人はナイフを買おうと思い立ったとき、専門誌や単行本を読んだり、刃物店に足を運んで、陳列棚を物色したりするでしょう。でも、心底欲しいと思える商品はなかなか見つからないものです。そういう時は何も買わずに帰った方がよいです。探しているナイフは、日本では売っていない可能性が高いのですから。 以前にも書きましたが、自分が個人輸入でフィンランドのナイフを買おうと決めたのは、飼い犬の散歩の途中でした。ナイフショップで店員のアドバイスを聞くよりも、一人で浜辺や山を歩いたり、犬や猫と遊んでいる時の方がきっとよいアイデアが浮かぶでしょう。楽天ブログ内ペット・カテゴリーのチキート君( http://plaza.rakuten.co.jp/erimex/ ) や島尾さん( http://plaza.rakuten.co.jp/roseshima/ ) の姿を拝見していると、つくづくそう思います。 コレクター向け日本語情報のどこに問題があるのかでは、ナイフ雑誌、単行本のコレクター向け情報をどうして参考にしてはいけないのか、記事の内容でひときわ目立つ特徴を以下に挙げてみます。 第一に、ナイフ業界で実績のある個人メーカー、過去に特殊な経歴を持つメーカーの製品スタイルを押し付けすぎるあまり、結果的に旧日本軍の「編上靴に足をあわせろ」式の本末転倒に陥っていること。第二に、限定●本、メーカー・オーダーストップ、倉庫から出てきたデッドストック、本誌読者だけに特別に!などナイフの希少性を強調して購買欲や競争心を煽り、わざと冷静な判断を難しくさせていること。第三に、NASAの特殊焼き入れ、最新鋭の粉末鋼、新しく開発されたロック方式など、まだ評価の定まっていない技術、素材、特殊ギミックの(確定的ではない)メリットばかり強調していること。 第四に、日常生活であまり使わない単語、難しい漢字、もったいぶった言い回し、第三者の事実確認が難しい記述を多用して、内容を水増ししていること。 etc... 以上のような複数の技法(レトリック)を組み合わせた…テレビショッピングの売り文句そのものの…宣伝記事をまだ判断基準が定まっていないナイフ初心者が繰り返し読めば、当人の目的とはまったく違う商品を買ってしまう可能性もあります。ナイフ・コレクター志願者以外の人は、上記のような内容の記事を読まない方が賢明です。
2009年07月13日

Banana Boat Song - Harry Belafonte with Muppets. http://www.youtube.com/watch?v=Jpg-KIKD5gU 独立への苦悶個人輸入、海外通販の第一の壁となるのはおそらく言語の問題でしょう。欧米諸国で通用する英語が中心になると思います。学生時代に英語が得意だった、という人はよいのですが、英語が苦手だった人もいるでしょう。…かくいう自分も高校時代は発音の下手な英語担当の教員と折り合いが大変悪く、定期テストは回答欄の7割を無記入で出していたほどですから、その実力は言わずもがな(学生の方は絶対マネしないように!)。そんな自分も今では個人輸入でしかナイフを買いませんから、殆どの人は抵抗なく海外店のスタッフとやり取りできると思います。英語は絶対ダメだ、という人の周りにも、英文法を得意とする人や現役学生さんが必ずいるでしょう。食事をおごるとか、海外通販で買った商品をプレゼントするとかすれば、注文メールなどの翻訳を快諾してくれるのではないでしょうか。インターネットの無料翻訳サイトはなかなか便利ですが、日本語を英訳すると命令調で変換される場合も多々ありますので、ジェトロHPなどの個人輸入用定型文を利用する方が無難です。 独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ) 英文サンプルガイド http://www.jetro.go.jp/theme/trade/private/english/最近は、名前、配達先住所、連絡先などをオーダーフォームに入力し、クレジットカード決済すれば、店から注文確認メールが来て即発送、という店も増えているようです。 個人輸入する予定がなく、ナイフを買う気がまったくなくても、海外ナイフ店のHPで珍しい商品を眺めるのはなかなか楽しいものです。
2009年07月12日

Miley Cyrus - Breakout http://www.youtube.com/watch?v=KV7CULwcWlA あふれるナイフ・コレクター向け(?)情報これまで対人用ナイフを宣伝してきたライターたちは、ストライクアンドタクティカルマガジン2009年7月号掲載記事で対象読者である“ナイフコレクター”を熱心に弁護しています。読者がナイフコレクターであるという前提条件が果たして事実なのか、単に後知恵なのかはっきりしませんが、今にして思えば、ラブレスにしろ、ストライダーにしろ、多少なりともナイフを使った経験のあるユーザーなら決して買おうとは思わないだろう、という点は納得できます。そういうことなら、1980年代から、「この商品はコレクター用です」と初心者にもよくわかるよう、太字ではっきり書いてくれていれば、自分も無駄金を使わずにすんだでしょうし、世の中を騒がせているナイフ事件は起きなかったかもしれません。さらに、東京都心部市街地でツールナイフを持ち歩く人たちが銃刀法違反で拘束されることはなかったかもしれません。実際、1997年頃はビクトリノックス・スタンダードを携帯していても、特に注意されることはありませんでしたから。 ところで、前掲誌のライターが書いた気になる文章がありましたので、一部引用してみます。 “ 刺殺用としてディザインされた両刃ナイフは禁止された。 あんなモノを持って喜ぶような人間は悪人に決まっている。 だいたいそんな危険なナイフを持ちたがるなんて気がしれない。 ナイフコレクターなんて社会の敵だ! と、考える人は多いだろう。 それは、浅ハカというものだ。 思考力と判断力に欠けた無知人間だ。” (すべて原文ママ) (Web魚拓 http://s03.megalodon.jp/2009-0609-0011-12/ ) ナイフコレクターに対する世間の誤解が生じたとすれば、2000年前後からナイフマガジン、コンバットマガジンで対人用ナイフを宣伝したライターや販売店の責任も大きいでしょう。それに、「ナイフコレクターなんて社会の敵だ、と考える人」が実際に多いかどうかはわからないですし、その実際に多いかどうかもわからない人たちに対して「それは、浅ハカというものだ。思考力と判断力に欠けた無知人間だ。」と決めつけるに至っては、全体主義者のスローガンそのものです。上記URLには、さらにこんな文章もあるわけですが… “ 理想を言えば、良い人たちには銃でもなんでも 自由を与え、癌的人種は隔離するか監視下におく、 ということ。世の中には善人が多い。 善人による自由な社会を構築する可能性はあるはずだ” “自由” の定義については、J. S. ミルの名著『自由論』(岩波文庫・白116 - 6 、他)http://item.rakuten.co.jp/book/135930/がありますので、興味のある方は参考にしていただければ幸いです。 一度あることは二度ある、二度あることは三度ある自分がダガーナイフ規制の顛末を平然と見ていられたのは、6年前に国内ナイフ業界に不信を抱く個人的な出来事があったからです。ある事件をきっかけにして、国内業者が政府に規制強化を要請し、所持しているナイフがいきなり違法品になってしまったら、何がなんだかわからなくなっても無理はありません。 今後、同じような事態が再々起きる可能性も十分考えられます。その時に、流れに巻き込まれず、慌てず対処したいのなら、日本語で書かれたナイフコレクター向けの情報に惑わされず、国内以外からの入手先 …すなわち複数の海外店との交流を今からはじめておくとよいでしょう。
2009年07月11日

Scorpions "Wind of Change" music video http://www.youtube.com/watch?v=taVW8Kv2HcQ 「これ、欠陥商品じゃないスか?」故・山本七平さんの著書にはとても参考になる面白いことが書いてあるので抜粋します。“「兵器は神聖だ」と、まるで天皇の分身のごとくに扱われたあの軍隊、 銃を倒したら重営倉、一類兵器を損傷したら重営倉、 銃剣の小さな傷痕まで細かく記録され、もし新しい傷痕を作ったら、 表沙汰にならなくても恐るべき私的制裁という場所だ。 もし一兵士が菊の御紋章のついた小銃を指さし、 「これ、欠陥兵器じゃないスか」と言ったら一体どうなるか__ ところが私は星一つの分際で、つい、それを言ってしまったのである。” (『ある異常体験者の偏見』文春文庫 P.45、46) …では、ラブレスは神様だ、ラブレス・コピーのナイフを作らなければギルド追放、という状況下で、販売店やナイフ・ショーのブースで、仮に「ラブレスのホロー・グラインドって欠陥構造じゃないスか」と言えば一体どうなるか。また、ストライダー・マントラック・ナイフが“悪用防止”の小売り価格20万円で販売されていた頃に、「パラコード巻きのハンドルって、手抜き構造じゃないスか?」と言ったら一体どうなったか。自分の知り合いが1992年夏に、岡山市の職業安定所付近にあった「バックパッカー」という店である意味ラブレス批判にあたる発言をしたところ、当人曰く「ピキーン!と空気が凍ったよ」。もし、ナイフをさも実用品のごとく宣伝しているのであれば、自動車や電化製品と同じように、欠陥を指摘しても問題はない筈です。しかし、ナイフに関してはそれができません。ナイフメーカーや店員に主力商品の欠陥を指摘すれば.適当にいなされて、追い出されてしまうでしょう。 能楽、アミューズメントパークの場合『善知鳥(うとう』という能楽があります。殺生を重ねた猟師が地獄に落ちてキジとなり、猟師に殺され地獄の鷹となった善知鳥に襲われる凄惨な内容です。この演目は生きている能楽師の方が演じ(憑依され)ているから観客は安心して鑑賞できるわけですが、山で本物の血まみれハンターの亡霊と遭遇したらかなり怖いでしょう。ディズニーランドやユニバーサル・スタジオに行って海賊やジョーズに遭遇しても安心していられるのは、それが娯楽、楽しむためのものであるとわかっているからです。演劇鑑賞や娯楽施設は「安全な仮想現実」という前提条件があって、客側は行く行かないを自分自身の判断で選択できるので、能楽や歌舞伎を見に行って、「あれは人間だ!」「男だ!男だ!」などと叫んだり、アミューズメントパークで舞台裏の仕掛けをばらすのは無粋というものです。 全体主義の娯楽趣味では、全体主義的雰囲気が支配するナイフ趣味の世界はどうかというと、前提条件、…虚構と現実の境界線が明らかにされておらず、販売者やメーカーが差し出した情報を全面的に信用し、ただ言われるがまま商品を購入する人が上客とされています。だからこそ、…インターネットが普及する以前の、販売者側の「うちの商品に文句があるなら買うな! 店に来るな!」といった横柄な言動や態度を客側は我慢せざるを得ませんでしたし、店頭にある商品、カタログ注文できるもの、日本の雑誌で紹介されたものを買うしかありませんでした。そういった背景、趣味の雰囲気が出来上がっていたので、ダガーナイフ規制の成立前にナイフメーカーや関市刃物産業連合会は一般客やユーザーを切り捨てることにまったく躊躇しなかったのです。「なんだかんだ言ったって、上客は文句も言わず、 結局ウチで買うしかないんだから…」と。 しかし、ナイフマガジンなどの情報媒体で対人用ナイフを宣伝していたライターたちは少し事情が違います。これまでの販売方針をなんとか言い繕わなければなりません。そこで、ナイフ業界が暗黙の了解で隠していた、客はナイフコレクターだ、という事実をストライクアンドタクティカルマガジン2009年7月号にて公表してしまいました。 どうやら、ナイフ・ユーザーの皆さんは全体主義の柵から追い出されてしまったようです。本当によかったですね。
2009年07月10日

Donovan - Dona, dona http://www.youtube.com/watch?v=W213DOg-klE ナイフ業界の全体主義的体質ダガーナイフ規制の成立前後に明らかになった上層部の意向に下層の者が無言で従うナイフ業界の土壌は、つい最近出来上がったものではなく、1980年代からすでに作り出されていたのだろう、と自分は推察しています。そうした雰囲気を実際に見聞きしたのは1990年代のことで、当時のナイフマガジン、フィールド&ストリームなどの情報媒介はR.W.ラブレス礼賛(らいさん)記事で埋め尽くされ、1996~98年頃には、ラブレスを師、神様と仰ぐ弟子らが実権を握るナイフ組合内でラブレス・モデルのコピーを作らずオリジナリティのあるナイフを作っていた個人メーカーたちが自主退会したり、除名処分になったりしました。 上記のようなラブレス信奉者らの独占市場を蹴散らすように2000年頃から台頭して来たのが、コンバットマガジンで記事を執筆していた永田市郎らが提唱する対人格闘用ナイフでした。特にコンバットマガジンでは対人用ナイフの使い方を写真入りで掲載し、記事の文末には取り扱い店の連絡先が記されるという念の入りよう、ナイフを武器として積極的に宣伝する動きに異論を唱える人たちも少なからずいたとは思いますが、対人用ナイフ・ブームに関市の大手ナイフメーカーも便乗してしまい、反対意見はただ封殺されるのみとなりました。ちなみに、コンバットマガジン2005年2月号で“対人格闘用に特化させる”(原文ママ)、ダブルエッジの「ウォーレン・トーマス作鎧通し」の記事が掲載されています(ナイフマガジンでは2004年12月号)。2008年6月の秋葉原連続無差別殺傷事件が起きた時、書店に並んでいたナイフマガジンの表紙が、対人用ナイフとして一世風靡したストライダーだったのは何かの因縁でしょう。 「業者が逃げた! 業者が逃げた!」秋葉原での事件後の6月11日、ラブレスの弟子である相田義人がブログで「巷に殺人や暴行をテーマにしたゲームが氾濫し、 一部に人を傷つける行為に対する罪悪感が希薄な人々が増え、 一方では無責任にナイフを販売する人や非合法な販売の場があり、 誰でもがナイフを容易に入手できるのが現状です。」と法改正、罰則の強化を望む意見を発表し、翌12日には岐阜県関刃物産業連合会会長が政府に銃刀法の改正や輸入禁止の措置を要請すると発表しました。そして、対人格闘用ナイフを流行させた永田市郎らライターとスポンサーたちも示し合わせたかのように沈黙してしまいました。職人組合代表者と戦闘思想煽動者、“左右”共にダガー所持者たちの思想、主義の選択権、私有財産権を無視していちばん最初に安全圏へと逃げてしまったのです。 なぜ最悪なものが最高の地位を占めるのか故・F.A.ハイエク博士は著書『隷属への道』で「われわれが危険を回避できるためには、 まだ間に合ううちにその危険に気づく以外手立てはない」と指摘しています。しかし、衝動的な物欲や権威欲のため、本来は崇(あが)めてはならない対象を時として神や指導者に選んでしまうことも少なくありません。今回、ナイフ購入者たちはダガー規制を回避できませんでした。しかし、これまで情報操作していた業者たちの本音が知れた、この点において、危険に気づくひとつの手立てが見つかったと言えます。
2009年07月09日

Xinjiang/East Turkestan/KUCHA http://www.youtube.com/watch?v=WM_oM9BiXGM Xinjiang manual labor knife culture は新疆ウイグル自治区のナイフメーカーです。多くの日本人は、北朝鮮を当面の仮想敵国だと思っているようです。しかし、小さな独裁国家の軍備は武器を供給する後ろ盾がないと成り立ちません。かつて北ベトナムがアメリカに勝利したのも、背後から援助する“国々”があってのことでした。ロシアの新興成金に高額商品を売ったとか、中国の下請け工場で製品作って大儲けしたとか、目先の利益ばかり追求していると、近い将来必ず足をすくわれます。 Xinjiang manual labor knife culture http://www.yengisar.com/
2009年07月08日

A Canada Day Tribute http://www.youtube.com/watch?v=jTqi7r4nzBs BESH KNIVES 社は、カナダ・オンタリオ州のナイフメーカーです。同社のダブルエッジ・ナイフは一見普通のダガーに見えますが、実は先端が“点”ではなく“線”になっている斬新なデザインです。ただし、先端は線でもダブルエッジに違いはなく、改正銃刀法に抵触するので輸入、所持は厳禁です。Buck 社 Bravo Folder は、シングルエッジの Besh Wedge を採用しています。 …案外、このようなデザインに合法品のヒントがありそうです。 BESH Wedge - BESH Knives http://www.beshknives.com/ Boker Applegate Besh Wedge Combat Knife 6" Double Edge Blade Buck Knives Bravo Folder 3.5" Plain Edge Blade G10 Handle
2009年07月07日

Ирина Билык - Катюша http://www.youtube.com/watch?v=BrUjAz4Kh5A Melita-K はロシアのナイフメーカーです。さすが軍事大国だけあって、短剣型、もしくはダブルエッジのデザインが多く、ごく一部の製品を除いて、日本国内での輸入、所持はできません。自分はいらないですけど…、ロシアについて研究する材料にはなるでしょう。 ЗАО "Мелита-К" / "Melita-K", Ltd http://melitak.ru/ Смерш - Smersh
2009年07月06日

RISING SUN~"風の勲章" http://www.youtube.com/watch?v=pdktsFRmrQE W.R.Case & Sons 社の新作ラインナップを眺めていると「やっぱりアメリカ的だなあ」と思います。親米家の人やアメリカでのよい思い出がある方は、Case 社製ナイフを好きになるかもしれません。 Case Image XX U.S. Wonders Series Folding Hunter - Empire State Building Case Image XX U.S. Wonders Series Canoe - Gateway Arch Case Image XX U.S. Wonders Series Trapper - Golden Gate Bridge Case Image XX U.S. Wonders Series Mini Trapper - Hoover Dam Case Image XX U.S. Wonders Series Medium Stockman - Mount Rushmore Case Image XX U.S. Wonders Series Large Stockman - Statue of Liberty W.R. Case & Sons Cutlery Company http://www.wrcase.com/
2009年07月05日

Rammstein & Tatu - Moskau http://www.youtube.com/watch?v=hHkhzNLHC4g “You there, Ephialtes. May you live forever.” 「おい、エフィアルテスよ、お前は永遠に生きよ」 ~映画『300 [ スリーハンドレッド]』より 銃刀法改正によるダガー処分の猶予期間がとうとう終わりました。2009年07月02日掲載分 の記事にて、対人用ナイフはナイフ業者自らが流行させたものであり、商品を売って利益を得ていた業者がダガー規制を政府に要望したことや、対人用ナイフの宣伝、販売に関わった当事者たちが、規制がおおむね決まってから発言し始めたことを指摘しました。 先日、『300 スリーハンドレッド』のDVDを観ていた時、兵士になる資格はないが、武器を持つことに固執し権威に跪(ひざまず)く裏切り者エフィアルテスという登場人物の言動が、これまでの雑誌ライターやナイフ業者たちの動向と重なりました。こういう裏切り者のやることは普遍的で己の利益や保身を最優先して、平気で同国民や仲間を売り飛ばすのです。 『虜人日記』の中で小松真一さんはこのように書いています。 「部下の傷病兵に自決を強いて、自分達だけ逃げ廻るような部隊の兵は、 命令に従って負傷でもしたら大変と、 敵が来れば一発も撃たずに逃げてしまう。 ところが、傷病兵をよくいたわり、最後まで世話を見るような部隊は、 敵とよく戦い、強い部隊と称賛された。」(ちくま学芸文庫版 P.177)自分は今後も決して日本語で書かれたナイフ書籍を初心者の方に読むよう薦めたりしませんし、国内ナイフ店で商品を買えとは絶対に言いません。
2009年07月04日

映画『真夏のオリオン』が現在劇場公開されています。“あの”『ミッドナイトイーグル』もそうでしたが、テレビ朝日製作による遠回しな日本ほめ殺し映画としか思えません。 反戦映画を作りたいのなら、故・小松真一さん著『虜人日記』、大内健二さん著『悲劇の輸送船』を完全映画化してもらいたいものです。 悲劇の輸送船 言語道断の戦時輸送の実態 大内建二著 光人社NF文庫発行 http://item.rakuten.co.jp/book/4473021/
2009年07月03日

Dschinghis Khan - Moskau http://www.youtube.com/watch?v=BQAKRw6mToA 「夢見るマトリョーシカ人形」今月4日に改正銃刀法の猶予期間がついに終わり、ダガー、短剣型ナイフの所持は完全違法となってしまいます。“対人用ナイフ”!秋葉原無差別連続殺傷事件の直後から、テレビなどで連呼された単語は、2000年頃からナイフマガジン、コンバットマガジンにおいて、護身という名目(…こじつけ)のもとに、永田市郎、長谷川朋之、そしてスポンサーである複数の国内刃物店によって、肯定的な意味で使われていたものでした。『格闘ナイフ』『戦闘ナイフ』といった単行本などが発売され、流行に乗り遅れまいと国内メーカーも対人用ナイフを売り出す始末…。 そして秋葉原での事件直後、東京中野の刃物店経営者丹羽義典、元グリーンベレー(?)柘植久慶、関市刃物産業組合連合会会長北村正敏らナイフの “専門家” が「ダガーナイフ」の危険性をマスコミで公表するに至り、対人用ナイフを宣伝・販売していた雑誌ライターやスポンサー各店は一斉に口をつぐんでしまいました。スポンサーの1社は、規制がほぼ決まった後にブログを再開し、まるで被害者のようなコメントをしています。 (Web魚拓 http://s01.megalodon.jp/ 時間帯によって繋がらないこともあります。 情報を下さった方、ありがとうございます) さすが、ナイフ護身術を世に流布するだけあって、生き残る方法には長けている、…などという冗談は別にしても、対人用ナイフを流行させた張本人たちが日本人的“転進”をはじめたのはストライクアンドタクティカルマガジン2009年7月号の記事を見れば明らかです。 ※Web魚拓 http://s03.megalodon.jp/2009-0609-0011-12 ストライダーなどの大振りな対人用ナイフを護身用にと宣伝していた永田市郎がタクティカルペンを握って暴漢を乱打せよ、と言い始める。(Web上に記事はありませんが)同じく宣伝活動に加わっていた長谷川朋之は警察にダガーを持参して「さよならダガー」。アメリカ軍関係者の権威を利用して大言壮語していたライターや店員が、マニア、コレクターという普通人の立場でしか発言できなくなった。それはまるで、中を開けるほど、どんどん小さくなるマトリョーシカ人形のように。 不文律「売り手は大いに語れ、買い手は何も語るな」元々、ナイフ趣味ではメーカーや販売店の発言が重視され、購入者の意見は封じ込められる土壌がありました。対人用ナイフにしても、商品と情報を先に提示したのは販売者側でした。しかし、買い手側が「日本でそんなもの売っていいのか」と難色を示しても「文句があるなら買うな」「シットマンの遠吠え!」という扱いをされてまったく聞き入れられない。しかし、ブームの最中には「実はこれ、コレクターズ・アイテムでして…」とは一切説明していない。そんな説明をすれば、のぼせ上がった客が酔いから醒めてしまうのは間違いないから。 今回の銃刀法改正に至った顛末は、一方的な発言権を持つナイフ業者たちがその場しのぎの商売をし続け、肝心なときに馬脚を顕してしまった結果だと自分は考えています。秋葉原での無差別殺傷事件及びその犯人の言動と、事件に対しナイフ関係者たちがどう対応するかは個別の問題なのですから。
2009年07月02日

Soggy Bottom Boys- I Am A Man Of Constant Sorrow http://www.youtube.com/watch?v=08e9k-c91E8 Case Holstein Cow Laser Engraved Smooth Natural Bone RussLock Case Holstein Cow Laser Engraved Smooth Natural Bone Trapper Case Holstein Cow Laser Engraved Smooth Natural Bone Medium Stockman Case Holstein Cow Laser Engraved Smooth Natural Bone Large Stockman W.R. Case & Sons Cutlery Company http://www.wrcase.com/
2009年07月01日
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