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お客さんからベンジャミンに実のようなものが付いているけれど、実なのでしょうか?と聞かれました。現物を持ってきてくれたので、確かめましたが実でした。(写真の左側の真ん中あたりに2個、右上の角にも2個。ほかにもたくさん)ベンジャミンの実とは、めずらしい。花は咲いていない(見ていない)はずなのに、実なのでしょうか?と不思議がられましたが、ベンジャミンはこの実の内部に花が付いているのだそうです。花と実がいっしょ。この実を割ってみると、花が無数についているようです。ちょうどイチジクの果実の内部と同じようになっていて、あれが花なのだそうです。(イチジクは無花果と書きます)ふつうは花や実がつかない植物にめずらしく花や実がついた時には、それは枯れる前の現象という考え方もあります。根が回りすぎて、根詰まりして弱った時に花が咲くのです。竹のように数十年に1度の花が咲くと枯れると言われています。花や実が付くのも喜んでもいられないのです。このベンジャミンはまだ若木で、7号の懸崖鉢(縦長の深鉢)ですので、老化現象で花が咲いたのでもないらしい。実が付いた理由がわかりませんでしたが、めずらしいものを見せてもらいました。ちょうど暖かくなって植え替えの時期でもあったので、一回り大きい8号鉢に植え替えました。
2008.04.23
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バラの花後の剪定では「5枚葉を1つ以上つけて切る」という言いかたが昔から言われています。これはどういう意味なのでしょうか。答えを先に書いてしまいますと、「(しっかりした新芽が出るように)太い茎のところで切る」を、別のわかりやすい言いかたで言っているのです。バラの葉の枚数は、しっかり育った茎の太いところではちゃんと5枚葉が出てきています。細くなった枝先あたりでは3枚葉しか出てきません。枝の先端は1枚葉です。茎の太い部分で剪定すればしっかりした新芽が伸びてきます。茎の貧弱なところで剪定しちゃうと弱弱しい新芽しか伸びてこないのですね。それでは太い茎で剪定しなければいけないのですが、どのように切る場所を見わければいいのでしょうか?5枚葉の出ているところまでが太い茎なのです。それよりも元のほうで剪定すれば(つまり5枚葉を1つつけていれば)、太い茎で剪定していることになります。5枚葉より先は細い茎になっていますから(3枚葉しか葉が出ないのですから)、そこで切ってはいけないということですね。5枚葉より下でしたらどこで剪定しても太い茎なのですから、思い切ってもっと下で剪定してもいいのですから(5枚葉を2つ付けてとか3つ付けてとかですね)、そういう意味も含めて、結論として、「5枚葉を一つ以上付けて剪定する」という言いかたが採用されたのだと思います。5枚葉を1つ以上つけたところで剪定すれば、それは自動的に茎の太い部分で剪定したというわけですから、そこから伸びてくる新芽もしっかりした強健な新芽になるということです。
2008.01.01
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ポット植えのアマリリスを来年も咲かせたいときには・・・・1、花が咲き終わったら、花がらを摘み取ります。茎ごと切ってもいいのですが、茎一本でも緑が多いほうが栄養分がよけいに残るので、茎も残して花がらだけを摘みとったほうがいいようです。2、鉢に植え替えましょう。冬の間はポットのままでいいのですが、春になったら植木鉢に植え替えましょう。ポットを外して、ピートモスの用土を崩さないようにして(くずれちゃっても根をいためないようにして)一回り大きい鉢に植え替えます。園芸用土(培養土)であればなんでもいいのですが、ピートモスもいずれなじむようですから、ピートモスごと植えましょう。3、アマリリスは球根の肩が出るように植えます。これがアマリリス特有のポイントです。ポット植えも球根の肩が出ていますが、鉢植えもおなじように球根の肩が土の上に出るように植えつけます。4、春から秋に肥料を与えて、葉をどんどん育てましょう。植え替えてから2週間後くらいから適度に肥料を与えます。肥料を吸収して、太陽の光を浴びて、葉がどんどん育つほど、栄養分が貯蓄されて来年の球根が土の中で大きく育っています。球根栽培でたいせつなことはこの時期に葉を育てることなのです。花が終わって葉ばかり繁るのでじゃまだからと、日陰や庭のすみにほおっておいたままですと、来年のための球根が育たなくて花が咲かなくなるのですね。5、初冬に葉を切り取ります。霜が降りる前に、葉が黄色くなってきたら、株元から葉を切り取ります。ちょうど玉ねぎのような形になります。花屋さんで売り出されているのがちょうど、この状態で売り出されていることになります。順調に育っていれば(大きな球根になっていれば)、それだけ花数の多い鉢になるというわけです。自然な育てかたでは、花の咲く時期は春4月ごろになるでしょう。ポット植えのアマリリスは球根が大きいのですから、大きなミスをしなければ翌年も咲きますから、育てやすい球根植物といえるでしょう。
2007.12.29
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園芸好きの人と話していて、薔薇や菊の切花を「人からもらって飾っていたのが咲き終わったので、きれいなので挿し木をしたい」と言われると、つい、うわー、無鉄砲なことをするなーと思ってしまいます。花が咲いた枝は栄養分を使ってしまっているので、弱っていますから、挿し穂には適さないのです。挿し木は花芽が付いていない枝から挿し穂を取ること、これが挿し木の基本です。でも、そういう原則を振り回すことがはたして家庭園芸としては、いいかどうかと問われると、問題がありそうです。まちがいのない正しい栽培法かもしれないが、最良の条件でなければ花は育てられないのかというと、そういうわけではありません。園芸書には各種の栽培方法が紹介されています。園芸店には多種類の資材用品が並んでいます。最良の用品でなければ花は育てられないのか。というとそうでもなさそうです。大雑把でもアバウトでもなんとかなるものなのです。もらった花がきれいだった。切花として咲き終わるまで楽しませてもらった。その後も挿し木をして鉢花で育てたい。挿し木は付くかどうか解かりませんが、挿し木がうまくいって、鉢花として順調に育てられた時に、それは出来上がった既成の花を購入するよりも、愛着のある花になるにちがいありません。園芸はそういう家庭園芸でもよさそうなのです。
2008.04.26
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枝を剪定する時にどこで切ればいいのかと考えた時に正しい剪定というのはあるのでしょうか?いちばん解かりやすい剪定の秘訣をひとつだけ書いておきます。ここで剪定すると後々に困ることになる、いけない位置とはどこなのか?枝から新しく伸びてくる新芽には「内芽」と「外芽」があります。読んで字のごとくに内芽は内側の方向に伸びる新芽です。外芽は外側の方向に伸びる新芽です。図のように内芽の上で剪定すると困ることになるのです。新芽は内側に伸びてきますから、2年もすると太い枝になったときに幹にぶつかってしまうのです。からまってしまうのですね。盆栽の形作りでは、この内側に伸びる枝のことを「ふところ枝」と呼んで、すすめられない剪定が多数あるなかで、代表的なひとつです。正しい剪定はと言いますと、外芽の上で切ると新芽は外側に伸びていきますから、樹形も扇状になって、形よくひろがるのですね。そういうわけで剪定するときは外側の芽の上で切るというのが、基本的には正しい剪定法と考えられているのです。たしかに、剪定に正しいもまちがいもありません。樹形もあまり作りすぎるのはイヤだ、という考えもあります。植物は自然に育つのがのぞましいのです。そして盆栽のように形を作りすぎることも敬遠されることもあります。西洋の庭園のようなあまりに工芸デザインのような樹形も敬遠されることもあります。ただふところ枝のばあいは幹や枝が太くなった時にからまりあって樹木の成長を阻害することになるのですから、避けることができるならば、ふところ枝にならないような剪定をしたほうがいいのだろうと思うのです。というわけで剪定する時は、外側の新芽の上で切るようにしましょう。
2008.01.09
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シャコバサボテンは少しぐらい水やりを忘れても枯れないくらいに強健ですので、花の手入れが苦手なかたの家でもよく見かけます。花後には枯れた花がらを摘み取りましょう。鉢についているラベルや、園芸の本には、「花後に茎葉も2,3節を摘み取りましょう」と書いてあるのをよく見かけますが、ちょっと待ってください。もし挿し芽をしてミニの1鉢を作りたいと思うのでしたら(かんたんです)、今、茎葉を摘み取るのではなく、暖かくなる4月か5月まで待ったほうがいいと思います。暖かい時期になれば挿し芽ができますから、その時に摘み取った茎葉を挿すことができます。★茎葉摘み(4月か5月)何年も育てた大鉢によくあるのですが、茎葉が長く伸びて垂れ下がって、鉢のふちあたりで花が咲いているのを見かけます。そういう形もおもしろいのですが、頂上面に花が咲いていないことになります。これは葉摘みをしていないのが原因です。春から初秋までの成長期にシャコバサボテンは3節くらいの新しい茎葉を伸ばします。葉摘みをしていないと先へ先へと伸びていきますから、長くなってしまって、茎葉が垂れ下がって、その先に花が咲いてしまうのです。ではどうすればいいかというと、4月か5月に(ちょうどゴールデンウィークの連休ころ)、茎葉を3節くらい摘み取って短くしてしまえばいいのです。初秋までに新しく3節くらい伸びますから、ちょうどいいのです。摘み取ったところから2本の新芽が伸びてくることもありますから、茎葉がふえて花の数もふえるというわけです。★挿し芽茎葉摘みで摘み取った茎葉を、4月5月ころの時期でしたら挿し芽ができますので、挑戦してみましょう。3節くらいの長さに摘み取った茎葉を用意します。鉢花の大きさにもよりますが、5本くらい取れるでしょうか。それを小さめの鉢に5ヶ所くらいに挿し芽をします。1鉢に1本ではなくて、1鉢にまとめて挿してしまいます。寄せ植えとおなじで、いっぺんでボリュームのある鉢ができるのですから。初秋までの成長期に3節くらいの新芽が伸びてきて、その先端に秋に花芽がついて、12月には花が咲くでしょう。★シャコバサボテンの必殺技(8月中旬)シャコバサボテンの育てかたで、いちばん重要なポイントがあります。よく言われていることですが・・・・・8月中旬から9月の中旬までの1か月のあいだは水やりを少なめにして、勢いを止めることによって、花芽がたくさんつきます。これが重要なのです。この時期が花芽を形成する時期なので、茎葉の成長が続いていると、花芽をつけようとしないのです。水やりを控えめにすることによって、強制的に成長期を終わらせて、花芽をつくる体勢にしてしまうのですね。成長期を終わらせるのですから、肥料も8月中旬で終わらせます。シャコバサボテンは以後、春まで肥料は与えなくてもいいくらいです。肥料は成長期に必要なのですから、4月から8月までの成長期にじゅうぶん与えましょう。植物はどれでもそうなのですが、成長期と休眠期がありますので、その1年間のサイクルを知って、育てることができれば、理想的だと思います。
2008.02.01
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強い寒さにあてたか、あるいは水やりを忘れたために、シクラメンの葉と花がぐったりとしおれてしまうことがあります。茎と葉がだらんとしなだれて、一晩で枯らしてしまったのではないかと焦ることがあります。でもだいじょうぶ。そういうときのシクラメンの再生方法は・・・1、少し暖かいぬるま湯を鉢土にたっぷりと与えます。2、新聞紙を大きく広げて鉢を一回りくるみます。3、新聞紙の上部を絞ります。(茶巾寿司のように)。つまり新聞紙のテントをつくるわけです。4、暖房のある暖かい部屋に24時間置きます。5、24時間以上たってから、新聞紙を開けば、あらふしぎ、元どおりに回復しているはずです。しおれたのと枯れたのはちがうのですから、しおれただけでしたら、以上の方法で必ず回復するはずです。はやまって枯れたのだとおもって捨ててしまわないようにしましょう。しおれた時に絶対にしてはいけないことは、日の当たる暖かいところがいいだろうと考えて、屋外の日なたに出して日光浴させることは、よくありません。冬の季節はいくら日なたでも温度はかなり低温でシクラメンには低すぎます。弱ったからといって肥料をたくさん与えるのも、むしろ病気の人にビフテキを食べさせるようなもので、かえって弱ってしまうのではないでしょうか。上記の方法のように、ぬるま湯だけで一日で回復しますから、試みてください。
2009.01.20
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