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宅急便生みの親、ヤマト運輸元会長の小倉昌男氏が死去 家庭向けの宅配サービスの草分けである「宅急便」を生み出した、元ヤマト運輸会長の小倉昌男(おぐら・まさお)氏が30日午前6時7分(日本時間)、米ロサンゼルス市の長女宅で、腎不全のため死去した。80歳だった。 告別式は親族のみで行う。喪主はヤマト運輸取締役の長男、康嗣(こうじ)氏。ヤマト運輸などによるお別れの会の日程は未定。 小倉氏は創業者、小倉康臣(やすおみ)氏の長男で、東大経済学部卒業後、1948年9月に大和運輸(現ヤマト運輸)に入社。71年3月に2代目の社長に就任し、76年に周囲の反対を押し切って宅配便事業を始めた。 「クロネコヤマトの宅急便」の愛称で知名度を上げて事業を拡大した。「ゴルフ宅急便」や「クール宅急便」など、消費者ニーズに合ったアイデアを繰り出して業界首位に育てた。 郵便小包で競争する旧郵政省(現総務省)と対決姿勢を鮮明にしたほか、配送網の路線免許を出さない監督官庁の旧運輸省(現国土交通省)を相手に訴訟を起こすなど、官の規制に決然と立ち向かうリーダーシップを発揮した。 93年に私財を投じて、障害者の自立を支援するヤマト福祉財団を設立した。2度にわたって会長を務めた後、95年6月に経営から完全に身を引き、福祉の仕事に専念していた。(読売新聞) - 6月30日20時29分更新
Jun 30, 2005
■道路公団、天下りを組織的あっせん…担当部長を聴取 日本道路公団発注の鋼鉄製橋梁(きょうりょう)工事を巡る談合事件で、発注者側の公団が受注者側の橋梁メーカーに対し、技術系職員の天下りをあっせんしていたことが、30日わかった。 あっせんは公団本社の企画部が担当しており、組織的に行われた疑いが強い。公団職員には、国家公務員のような再就職の制限はないが、今回の事件では公団OBが発注情報や予定価格を公団側から入手していたことが判明している。 検察当局は、談合の背景にある天下りシステムなどの解明のため、現職企画部長の東京都内の自宅を捜索し、同部長らから事情聴取した。 関係者によると、公団の技術系職員がメーカーに再就職する際、本社企画部の調査役らが窓口となり、公団本社でメーカーの担当者と雇用条件などについて交渉していた。天下り後のポスト、年収、任期などがあらかじめ決められたほか、専用車や個室、専属秘書の有無なども話し合われた。 トップクラスの退職者の場合には、公団の企画部長や首脳が直接交渉に乗り出すこともあった。天下り先での任期が満了になると、調査役がメーカーに「後任はどうしますか」などと連絡していた。ある公団OBは読売新聞の取材に対しても「退職間近になると、公団から再就職先の打診があった」と証言している。(読売新聞) - 7月1日3時5分更新--------------------------------■橋梁談合 4人前後、来週立件 税金無駄5年で1000億 道路公団強制捜査 日本道路公団発注の鋼鉄製橋梁(きょうりょう)工事をめぐる談合事件で、東京高検は来週にも、独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で、横河ブリッジ元顧問の公団元理事(70)ら四人前後を立件する方針を固めたもようだ。高検は二十九日、公正取引委員会の告発を受け、関連先として同容疑で「官製談合」の疑いもある東京・霞が関の道路公団本社などを家宅捜索した。国土交通省と道路公団発注分の談合で無駄に使われた税金や通行料は、過去五年間で一千億円を超えるとみられる。 また、談合組織の加盟社(四十七社)に国交省や公団のOB計二百四十人が天下っており、高検と公取委は、談合による税金の無駄遣いとOBの天下りの関係について調べを進めている。 関係者によると、公団が平成十二-十六年度に発注した工事は計五百六十四件、総額四千八百四十九億円。このうち、談合組織「K会」「A会」加盟の四十七社が受注したのは計四百三十八件、約四千四百三十七億円。金額で全体の約九割を占める。 受注高は三菱重工業▽宮地鉄工所▽JFEエンジニアリング▽横河ブリッジ-の順に多かった。 また国交省の資料によると、関東・東北・北陸各地方整備局が十二-十六年度に発注した工事総額は計五百二十九件、約千六百六十六億円。うち四十七社の受注分は計三百九十六件、約千四百九十八億円だった。 談合に詳しい桐蔭横浜大法科大学院の鈴木満教授は「談合がなく、公正な競争入札が行われていれば落札率は80%を割り込むはず」と指摘する。 四十七社の十五年度の落札率(予定価格に対する落札価格の割合)の平均は、公団分で97%、国交省分で95%。 この数字から談合によって得た不当な利益を公団で17%分、国交省で15%分と仮定すると、単純計算で五年間で無駄に使われた税金・通行料の総額は千十五億円に上る。 鈴木教授は「談合がなくならないのは、官庁など発注者が本気で談合をなくそうとしないから」と、発注者側の姿勢を批判する。 国会に提出された資料によると、四十七社のうち四十二社に国交省(旧建設省を含む)の退職者が計百九十七人、公団OBは三十六社に計四十三人が就職していた。 東京高検や公取委の調べによると、公団OBは橋梁メーカーに再就職した親睦(しんぼく)団体「かずら会」を通じ、自らの会社の受注希望を伝えており、同会が談合に関与していた疑いが強いという。また落札予定会社のOBは、落札額を入札予定価格に近づけるため、現職職員に接触していたという。 業界関係者は「OBの再就職を受け入れる代わりに工事を受注できると期待している」と話しており、いわゆる『お土産』の存在が無駄な税金を支出させているといえそうだ。(産経新聞) - 6月30日3時20分更新____☆この事件で、閣下は感心した。 リクルート事件をはじめ、ほとんどの公金汚職には政治家がからんでいた。 それが今回は一つもない。 新聞も雑誌もこの意味に気がついていないな。 中央政界からもう腐敗政治家は絶滅されたな。 あとは地方政治だ。
Jun 29, 2005
シティグループに罰金 英当局、債券取引で27億円 【ロンドン28日共同】英国の金融監督当局である金融サービス機構(FSA)は28日、米金融大手シティグループが昨年8月、欧州債取引で価格操作を行い、不当に多額の利益を得たとして、罰金1390万ポンド(約27億8000万円)の支払いを命じた。 FSAによると、シティの欧州債取引担当者は昨年8月2日、電子取引システムで18秒間に総額113億ユーロ(約1兆5000億円)の欧州債を売り、相場を急落させた。担当者はその後、安くなった欧州債を買い戻し、996万ポンドの利益を上げた。 FSAは取引が不適切だったと指摘。シティ側は、取引に違法性はなかったとしながらも「取引の結果、自社の名誉が損なわれたことは遺憾」との声明を発表した。(共同通信) - 6月28日21時37分更新_____☆おおっ。やったな。さすが大英帝国。 ゴッド・セーブ・ザ・クィーンだ。
Jun 28, 2005
トラファルガー海戦200年=観艦式に35カ国参加、自衛艦も-英 【ロンドン28日時事】英海軍の名将ネルソン提督率いる英艦隊が仏・スペイン連合艦隊を破った1805年10月のトラファルガー海戦から今年で200年となるのを記念し、英南部ポーツマス沖で28日、国際観艦式が行われた。日本を含む世界35カ国から約160隻の船が参加し、エリザベス英女王が観閲した。 観艦式では、参加した各国の艦艇が洋上に整然と並ぶ中、女王を乗せた観閲艦が航行。日本からは海上自衛隊の護衛艦「むらさめ」など3隻が加わった。(時事通信) - 6月28日23時1分更新______☆この話、少し誇らしく思うのだ。 それは三つのことである。 第一に曹操閣下のご先祖は、第一次世界大戦のときに駆逐艦長として、地中海のマルタ島のイギリス海軍に参加したこと。 ここでドイツ艦隊が北アフリカに進出したり、スエズ運河に攻撃をかける危険を阻止したわけだ。 今日で言うシーレーン防衛だな。 その結果、もあるが、わが先祖はマルタ騎士団の騎士爵になった。 人命救助ということだった。 その騎士爵は、閣下が世襲しているわけだ。 第二に、第一次世界大戦がおわり、日本も国際連盟に加入して、今の常任理事国の地位にあったので、当時の皇太子殿下(昭和天皇)が巡洋艦でヨーロッパに訪問された。 そのときの副官が、やはり閣下の先祖だった。 第三に、閣下もイギリスと関係が深いということだ。 末永く仲良くしたい国なのである。
Jun 27, 2005
中国水害、今年の死者567人…大半が5月以降 【北京=末続哲也】中国各地で5月以降、豪雨による洪水や土石流などの災害が相次いでいる。中国民政省などがまとめている今年の水害死者数は24日までに567人に達し、行方不明者数は165人になった。大半が5月末以降の犠牲者だ。 被災者総数は23日までに約4437万人に達し、経済的損失は約229億9000万元(1元は約13円)に上ると見られている。 南部の広西チワン族自治区や福建、広東、浙江など5省では、今月中旬から豪雨が続き、24日夕現在、124人が死亡、69人が行方不明となり、約151万5000人が緊急避難した。 報道によると、福建省建甌(けんおう)市では23日、国道を通行中のバスと乗用車の計2台が土石流にのみ込まれ、7人が死亡、16人が行方不明になった。同自治区梧州市では、市中心部を流れる河川のはんらんで建物多数が床上浸水し、約10万人が避難。鉄道などの交通機関も各地で寸断されている。 また、5月末から6月初めにかけては、内陸部の湖南、四川、貴州の各省が豪雨に見舞われ、洪水などで88人が死亡、73人が行方不明になった。6月10日には黒竜江省で小学校が土石流に直撃され、児童ら117人が犠牲になった。 被害拡大に中国当局は危機感を強めており、胡錦濤国家主席、温家宝首相らが、被災地救済や防災対策の徹底を指示している。(読売新聞) - 6月25日23時35分更新___________☆いくらなんでも中国政府も意地を張りすぎだよ。 自国の水害も調節できないのに、世界の頂点だの、超大国がどうの、もっと足元を固めなくちゃ。 日本もオリンピックを境界にして、台風の風水害で大量の死者をだすことはなくなった。 これはね、決して中国を批判しているのではない。 中国人民のために、中国政府は何をなすべきかという原則論を忘れちゃいけないよということなんだ。 人民あっての人民共和国なのだ。 プチブル官僚の政治ゲームで社会主義基本原則を塗り替えてはいけない。
Jun 26, 2005
「勝利への戦略」追求 イラク情勢で米大統領 【ワシントン25日共同】ブッシュ米大統領は25日、週末恒例のラジオ演説で、テロ攻撃が続くイラクについて「テロとの戦い」における「主戦場」になっていると指摘。イラク軍整備による治安回復と民主化プロセス推進の2つを軸とした「勝利への戦略」を追求する考えを示した。 大統領はイラクへの主権移譲から1年となる28日、テレビのゴールデンタイムに、米国民に向けてイラク問題をめぐり演説する予定。この日のラジオ演説はその“予告編”といえ、軍事と政治の両面で政策を進めることで、イラクの復興と民主化を実現する方向性を示している。 大統領はまた、テロの背後には旧フセイン体制の残存勢力や犯罪集団、外国人テロリストがいると指摘した。(共同通信) - 6月25日23時22分更新_____☆ミスター・プレジデント。 ユー・シュッド・メイク・ユア・スピーチ・アズ・サッチ・ビフォア・ザット・ウオー・サー。(大統領閣下、そういった演説はイラク戦争の前になさるべきでしたね。)
Jun 25, 2005
「仁義なきキンタマ」が原発情報流出 三菱電機子会社のPCから原子力発電所の情報がWinnyに流出した問題で、三菱電機は6月23日、PCが感染したウイルスはWinny用トロイの木馬「仁義なきキンタマ」だったことを明らかにした。同社は同日会見を開いて謝罪した。データには、原発の安全性に関わる機密情報は含まれていないという。 流出は6月22日午後4時ごろ、報道機関からの通報で判明した。三菱電機社内ではWinnyが使用できないため、セキュリティ担当社員が自宅PCにWinnyをダウンロードしてファイルを検索。午後11時過ぎにファイルを見つけ、44Mバイト分(20Mバイト分のzipファイル)のデータを確認した。 データには、敦賀(福井県)や美浜(同)、泊(北海道)など7カ所の原発をはじめ、火力発電所、水力発電所の点検結果報告書や、作業員名簿など13人分の個人情報、出張報告書の下書きなどが含まれていた。データは2002年から今年2月にかけて作成されたもので、施設の安全に関わる機密情報などは含まれていなかったとしている。 ファイルの流出元は、三菱電機プラントエンジニアリング(MPE)の神戸回転機事業所(神戸市)の技術者(30)が業務で使用していた40Gバイト外付けHDD。同HDDを自宅PCに接続して作業の続きを行っていた際に流出した可能性が高いという。●「Winnyでファイルが流出するとは知らなかった」 技術者のPCが感染したのは、今年3月に確認された「仁義なきキンタマ」と呼ばれるトロイの木馬型ウイルスで、トレンドマイクロの呼称は「TROJ_UPBIT.A」。感染すると、デスクトップのスクリーンショットや、デスクトップ上のWord、Excel、PDF、テキストファイル、Outlook Expressの送受信ファイルなどをzip形式で圧縮してWinnyネットワーク上に公開する。 技術者は、映画をダウンロードするためにWinnyを利用していたが、感染には気付いていなかった。ウイルス対策ソフトも導入済みで、Winny経由でファイルが流出する可能性があるとは認識していなかったという。 同社は調査を続けて流出の全容を把握した上で、技術者の処分を決める方針。流出データに含まれていた電力各社には、直接出向いて説明、謝罪している。●社内総点検、管理強化へ 三菱グループでは、業務データを自宅に持ち帰ることも原則禁止しており、持ち帰る必要がある場合は上長への報告を義務づけているが、今回は報告が行われていなかったという。再発防止に向け、グループの情報セキュリティ対策を早急に強化する。 グループ全社のデータ管理体制を総点検し、機密情報管理に関する社員教育を行うほか、三菱電機が開発しているHDDデータ暗号化ソフトを全PCに適用する。外付けドライブの持ち出し禁止も徹底するなど、セキュリティポリシーの運用を厳しく監視する方針だ。http://www.itmedia.co.jp/news/ (ITmediaニュース) - 6月23日20時33分更新
Jun 24, 2005
決して皮肉じゃないんだ。だから、ゴスロリしてる女の子は、きっと輝いているんだと思う。心の中まで明るくなっているのがわかるよ。_____☆女の子の元気は表面だけ? 自己評価低く不安で孤独 見た目は元気でも、本当は不安で孤独-。小中学生の女子は学級委員などに意欲的で一見元気だが、実は、男子より強い孤独感を内面に抱え、自己評価も低いことが東京成徳大の深谷和子教授(児童臨床心理学)らの調査で分かった。 25日から大阪市で開かれる日本子ども社会学会で発表する。 調査は昨年6月-今年2月、首都圏の小学5年生から中学3年生までの男女約1800人を対象に、日ごろ抱いている感情などをアンケートした。 学級委員や運動会の応援団などの仕事別に「とても好き」「わりと好き」と答えた割合を男女で比べると、小学生は10項目中、給食係を除く9つで女子が男子を上回った。中学生も7つで女子が上回り、社会的場面での積極性が目立った。(共同通信) - 6月24日17時23分更新
Jun 23, 2005
昨日はいやなことと、横浜のように、飛び切り素晴しいこと二つがあったけれど、もっとショックだったことがある。それは帝国ホテルの展望カフェAQUAのことだ。ここでランチ・バイキングをやっているとは知らなかった。ホテルの料理で、一番安心できるのは食材の品質だ。特に野菜類は新鮮でいい。肉類も安心だ。プリンスホテルは契約栽培方式をとっていて、各地のホテルの地元農家とうまく付き合っている。特別な食材はきちんと商社を入れて確保している場合が多い。帝国ホテルは、料理部門がこの「商社」のようにうまく機能していると思う。この食材調達部門が、横浜のクィーンズ・コートに本拠をもって、通販事業もやっている。閣下がホテルで食事するのは、プリンスホテルか、帝国ホテルしかない。後悔したくないからね。第一ホテルやウェスティンはお茶ぐらいは飲むが、食べ物は信用しない。さて、AQUAのブッフェ料理だが。高輪プリンスのマルモラーダと比較しても、決して引けをとらないレベルだと思う。料理そのものはシンプルだが、鴨ロースのスモークはいいねえ。閣下の好物なのだ。バンバンジーでなくてよかった。海老のマヨサラダもいい。素材のカットも入念にやっているのがわかる。こういうところに、次世代の料理見習いの真剣さが伝わってくるのが喜ばしい。白身魚のポアレもよくできている。ますます学士会館のヌーベル・キュイジーヌがつくづく嫌になった。あんなに量の少ないフランス料理はもう行かない。行く気もしない。どんなにまあ「おいしいだろう」と料理人が威張っていても、「あれは損したなあ」という気持ちにさせる料理店は、他のいい料理に出会うたびに後悔に後悔を重ねてしまうものだ。こうおいしいものが並んでいるとね、「これまで私は何を食っていたんだああ」と後悔の念がふくらんでくるなあ。このAQUAにはアフタヌーン・ティーは何度も来ているんだ。インペリアル・クラブから会員プレゼントの申込書がきた時にも、「アフタヌーン・ティー・セットのペア招待チケット」を2枚も申し込んだんだ。それなのに。不覚だ。それに反対側のブッフェ・レストラン☆サールもよく利用している。この前もプールで出会ったフランス娘といい仲になったところ。でも、ここは料理数が多すぎるし、デザートも多すぎる。毎日いつも食べ比べているわけではないが、オードブルやパン類など、メインからはずれたところに意外に味が落ちている品目もある。これだけの規模でバイキングを運営するということは、なみなみならぬ経営の苦労はあると思う。AQUAのブッフェは、品数が限定されているし、料理人が客の反応を観察するのにもちょうどいい。出ている量も、バイキングの常識(大皿・大盛)というわけではなく、数人が料理をとりわけしたら、すぐなくなってしまうぐらい。なくなると、一分ほどで新しい皿が出てくる。つまり、出来立ての料理がいつも食べられるということだ。魚のポアレの温度もちゃんと熱いまま食べられる。これは物量主義のサールよりも料理人たちの大きな負担になると思うが、中堅の料理人の育成にはなると思う。これは経営者・総料理長の「読み」に敬意を表したい。客の顔を見ながら料理ができるようになればすばらしいことだ。ただし、ひとつ注文がある。客が席に着いたら、すぐに「おしぼりと水」を持ってくることだ。少なくとも「お持ちしますか」と聞かねばならない。これはレストランの原則だ。それなのにAQUAでは、最初にメニューを出す。注文する。まあブッフェだから、水もあるし、おしぼりはどこかに積んであるのかなと思いきや、そうではない。お茶は、頼んで新しいのをついでもらうわけだ。少し料理を味見した後で、パンを食べようとしたとき、「おしぼり」がないことに気がついた。「持ってきてくれませんか」そこで初めて聞いてみた。しばらくしたら持ってきた。ますます原則からはずれているぞ。重ねて聞いた。「お水は出してくれないんですか」これも、しばらくしてから持ってきた。地球の裏側に置いてあったのかな。おい、相手はインペリアル・クラブ会員だぞ。そこいらのグルメおばさんと一緒にしないでくれ。料理はいい。しかし、ここのサービスは街中の中華料理店よりも手順・手際・配慮に欠けているのではないか。手順というのは、「客が席に着いたら、どうするか」というセット・プレイだ。手際というのは、「そろそろ客は紅茶を飲み終わるころだな」と考えて、先に新しい紅茶を出しておくことだ。そうしたら、すぐに紅茶のおかわりができる。ところがAQUAは水一杯を出すのにもモタモタしている。名前が「水(AQUA)」なのにねえ。配慮というのは、「客が何かを頼もうとしている」という気配を察して先に行動することだ。インペリアル・クラブは、この手順・手際・配慮が非常によくできているのでうれしい。しかし、手順もなく、配慮にも欠けるAQUAのサービスは二流以下といわねばならない。
Jun 22, 2005
横浜市のゴミ問題は昨日予告したように意外な展開になった。こっちは「陰謀じゃないか」と心配したが、当事者も問題を認識していたので、悪意はないことがわかった。よくあることだ。確かに問題があるから、古い考えでいくと役所は思わず隠そうとしてしまうんだ。わざと知らないふりをしたりする。そうすると、「どうして知らないのか、把握していないのか」と突っ込まざるをえないじゃないか。まあ味方の失策だから、もう詳しくは責めないし、いわないが、窓口の対応がいかにもまずかった。あとで私が担当課長に直接電話をいれると、課長はかなり具体的に説明してくれた。課長は「市長のマニュフェストを指針にしてやっているが、確かに問題は起きているし、対策の必要性も認識している」ということだった。それならいいんだ。敵じゃない、味方なんだから。それで私は横浜市が抱えるゴミ問題の悩みをだいたい理解できた。1.横浜市の不燃ごみ引きうけはもともと一社だけが独占する不公正市場だった。これはまったく利権の巣窟。 今回の問題の発端も、われわれがこの独占企業の「亡霊」にふりまわされたことにある。2.中田市長になって、資源循環局は「不燃ごみリサイクル処理施設」を各企業が建設するように誘導し、競争入札ができるような体制をつくった。 リサイクル回収運搬で、交通渋滞が発生しないように、横浜市全域を六区に分割して、それぞれの地域に施設を持つ企業に応札するシステムにした。 これで高秀・前市長時代の一社独占という不公正な「タイセイ」は崩したわけだ。これはこれでいい。3.そこで逆の問題も発生した。ある特定地域の入札データを見ると、トン当たりのリサイクル引きうけ価格が異常に高額になっている。 しかも、そこは工業・商業地帯が集中しているから、引きうけ量も最も多くなっている。 なぜ、こんなことが起きたのか。 それは某製鉄会社が設立したリサイクル事業の子会社なのだが、入札に応札したのが、たった2社しかなかったのだ。 つまり、寡占状態だ。相手は大企業の子会社だ。そこで疑惑が生まれた。4.これは横浜市がつくった入札ルールなんだから、まあやむをえないんだよ。区域の線引きも市役所でやったという。しかし、それは独占体制の是正という目的だったのだから、否定はできない。 私から提案すると、地域の境界をもっと柔軟に考えて、隣接地域の施設企業からの入札も認めることだ。 幹線道路の距離で、「何キロ圏」という地域円を描いて、それを重ねて、隣接の企業にも応札を緩和するわけだ。5.この「寡占状態」を、われわれは誤解して、「陰謀があるのではないか、不正が存在するのではないか」と疑ったわけだ。 そりゃもう、立派な大企業の子会社がだよ、中小企業の数倍のゴミを引き受けて、そのトン当たり単価を中小企業の2倍もとっているという事実を客観的にながめたらさ、「ナンじゃこれ」と思わない人間がおかしい。どうかしている。 「これは税金のムダがあるじゃないか」と思うよ。誰だって。 しかもだよ、入札がたった2社なんじゃ、談合しなくても相談だけで話が決まってしまうじゃないか。 しかし、循環資源局はこれについてはノー・タッチだった。 純粋に企業側の企業倫理の問題なのだ。この会社の社長もバカなヤツだ。公共事業で「儲け過ぎ」の批判を喰ったら、親会社の信用を損傷するじゃないか。 それは閣下が徹底的にやってやるつもりだ。わかっているな。覚えておけ。 JFEよ。本当に恥知らずなヤツらだ。 市役所の責任の範囲ではない。しかし、改善は必要というわけだ。そこで曹操閣下としては、今回の疑惑の発端と全容がわかったので、次の結論を考えた。1.資源リサイクル事業は、その全過程を通じて、情報公開が必要であり、技術的に追跡可能(トレーサビリティ)な情報システムが確立されなければならない。2.この「リサイクル・トレーサビリティ」を実現するためには、資源回収引きうけ業者に情報公開を要請、あるいは条例・指導で義務付けすることになるが、それでは企業側の経費もかかってしまう。3.したがって、「リサイクル・トレーサビリティ」を実現するには、主なリサイクル回収商品について、デポジット制度の大枠をつくり、箱根から利根川までの首都圏で実施すればいい。4.デポジット制度のフィージビリティ(採算性)については横浜市にも政策研究がおこなわれており、その研究者は元市役所幹部で、某大学助教授になったT氏が書いたものだ。彼は中田市長のブレーンとしても知られている。 だから、中田市長が「首都圏連合でデポジット制度をやろう。率先して横浜市と神奈川県でプロジェクト・チームをつくって推進しよう」と決断すれば、話が早いわけだ。5.もう一つの問題点は、政府にある。環境省所管の資源リサイクル法ができて特定の資源ゴミについては、すでに民間企業の「奉加帳方式」の日本リサイクル協会というのができた。しかし、ここは情報公開に不熱心な団体であり、ようやくリサイクル引きうけ業者の入札結果などをホームページで公開するようになったばかりだ。 「われわれは税金を使っていない。100%民間資金の事業なのだ」という言い分だが、財団法人なんだから民間の中小事業とは違うんだよ。 国家が認可して事業を展開する特殊法人が、町工場のオヤジみたいな感覚でやられたら困るじゃないか。 しかし、環境大臣は小池ユリ子ちゃんだ。彼女は元日本新党副代表で、参議院議員初当選の時に第一秘書に政経塾を出たばかりの中田宏を選んだ。二人の関係が完全ならば、首都圏連合の「リサイクル・トレーサビリティ構想」のプロジェクトに政府も初期段階から関与するということだ。ううん。何という偶然だ。これは必勝の「タイセイ」だ。勝算は200%は打てるだろう。国家の命運は決まった。中田宏が日本を変える。これは運命であり、天命である。
Jun 21, 2005
ゴミの廃棄・焼却・リサイクル事業のプロセスに総合的なトレーサビリティ(追跡可能な情報公開)政策を立案することになった。おもしろい。舞台は横浜市。市長の中田宏は松下政経塾で研究員をしていたころから仲間(彼は塾生・私は職員)としてがんばってきた。松下政経塾の古山和宏塾頭もみんな仲間だった。日本新党が結成されて、細川護煕代表、小池百合子副代表が参議院議員に当選した時に、中田宏は小池ユリちゃんの第一秘書をしていた。遊びにいったねえ。この「遊び」が大切なんだ。仕事のつきあいじゃなくて、若い頃から本音で天下国家を語り合った関係だから。今、中田は横浜市長、ユリちゃんは環境大臣。横浜市の新政策大綱は、二人の同盟関係で日本を動かす。
Jun 20, 2005
英国に大規模ハッカー攻撃 発信元は極東、当局が警告 【ロンドン17日共同】英国の300近くに上る政府系機関や企業などのコンピューターが過去数カ月間にわたり、電子メールなどによる大掛かりなハッカー攻撃を受けていたことが分かり、英政府は16日、官民各機関に対策を強化するよう警告を出した。英PA通信などが報じた。 発信元は「極東アジア」に集中しているとされ、当局は犯人特定を目指し、アジア諸国の関係当局と連絡を取っているという。日本が含まれているかどうかは不明。 警告によると、ハッカー攻撃は、電子メールに「トロイの木馬」型と呼ばれるウイルスを含んだファイルを添付したり、ウイルスに感染するよう特定のウェブサイトに誘導したりする手口。感染するとコンピューターに不正にアクセスされる恐れがある。 今回のハッカー攻撃の目的は重要な商業、経済情報を盗み出すこととみられ、これまでに政府や金融、通信、エネルギーなどの関連機関が狙われた。(共同通信) - 6月17日12時45分更新
Jun 19, 2005
宮城県の不作為厳しく指弾 竹の内産廃検証委報告書 【解説】竹の内産廃問題について弁護士らで構成する第三者機関「対応検証委」は16日、「認識の甘さや指導監督の不十分さが問題を深刻化させた」と結論付け、長年に及んだ行政の「不作為」に猛省を促した。 61ページに及ぶ報告書には「真摯(しんし)」という言葉がいくつも登場する。具体的な事例を挙げ、住民の訴えに耳を傾けなかった宮城県の対応を批判している。それは産廃行政に限らず、行政の「存在意義」を、県職員がどうとらえていたか―という厳しい問いだ。 重大な転機を指摘している。業者が埋め立ての許可容量の軽微変更(約10%増)を県に届け出た2000年6月だ。住民から悪臭の苦情が頻発し、すでに許可容量を超える産廃が埋められたと推定していたにもかかわらず、県は「届け出制であり、受理を拒否できる理由がない」と認めた。 判断内容に違法性はない。ただ「廃棄物処理法の権限を積極行使し、業者に埋め立て量を調査させるべきだった」「受理すべきでなかった」という報告書の指摘は重い。 浅野史郎知事は16日、「廃棄物処理の問題だけではなく、行政が『教科書』に載っていない問題に対応できずに県民に迷惑をかけることは、なくさなくてはいけない」と厳しい口調で語った。 「できない理由をすぐに10、20と挙げるのが役人の能力」。浅野知事は12年前の就任直後、先例にとらわれ、法や条例を常に消極的に解釈しようとする役所体質を批判。「一つでもできる理由があれば、住民の要望に応えよう」と、県民本位の県政を掲げた。しかし知事が否定した「役所体質」は温存されており、竹の内産廃問題という凝縮された形で現れたともいえる。 教訓を今後の県行政にどう生かすのか。不法埋め立てされた産廃はまだ存在している。住民の不安や不満に今こそ、真摯に対応しなければならない。(報道部・小沢邦嘉)<竹の内産廃処分場問題の経緯>1990年12月 竹の内産廃処分場が操業開始1991年11月 周辺住民が「処分場から黒い水」と県に苦情1998年12月 県が水質検査実施、業者を指導1999年1月 周辺住民から悪臭苦情が頻発 3月 住民が「竹の内産廃からいのちと環境を守る会」結成 9月 運営業者が地中をボーリング調査。注射針や木くずなど、安定5品目以外の廃棄物が見つかる2000年6月 運営業者が埋め立て許可容量の約10%増を県に届け出(県は受理) 11月 運営業者が県担当職員を軟禁・脅迫する事件発生2001年5月 運営業者が埋め立て終了を県に届け出 6月 処分場内のガス抜き管で、県が致死量を超える高濃度の硫化水素を観測 12月 県が竹の内産廃処分場対策本部を設置2003年5月 運営業者が不在となる 12月 県が処分場内でボーリング調査。許可容量を大幅に上回る産廃埋め立てが発覚2004年1月 県が廃棄物処理法違反容疑で運営業者を告発。県警が社長ら4人を逮捕 3月 県が同処分場の「総合対策検討委員会」を設置 4月 仙台地裁が運営会社社長らに実刑判決2005年1月 県の調査で、埋め立て総量が許可容量の3倍に当たる約103万立方メートルと判明 4月 県の責任を検証する「対応検証委員会」設立 5月 総合対策委が県に報告書 6月 対応検証委が県に報告書(河北新報) - 6月17日7時6分更新
Jun 18, 2005
今日は高輪プリンスの帰り、白金台の台北代表処に行ってきた。「一等書記官が会います」ということだったが、「イーホー・ウォーツァイライ」と御遠慮申し上げた。名刺は置いてきた。対話する相手が誰なのか、よく事前に調査してくれなくちゃ。閣下が納得すれば、靖國神社の幹部と台北代表処の幹部の対話をつくろう。靖國神社大宮司と知日派の台北代表のトップ会談も実現しよう。
Jun 17, 2005
■アメリカ政府、北朝鮮高官の訪米を許可 【ワシントン=貞広貴志】米国務省のエレリ副報道官は17日の記者会見で、北朝鮮外務省の李根(リ・グン)米州局副局長に対し、ニューヨークで行われる会議に出席のための訪米を許可したことを明らかにした。 研究機関「米外交政策全米委員会」が月末から開く非公式会合に出席するものと見られる。同副報道官は「米政府からの出席は未定」とした上で、「(米朝)二国間協議の場にはならない」との見通しを示した。(読売新聞) - 6月18日11時5分更新______■北朝鮮の6カ国復帰、金総書記「来月にも可能」 韓国統一相と会談「非核化宣言は遺訓、有効」 【ソウル=久保田るり子】北朝鮮の金正日総書記は十七日、平壌で訪朝した韓国の鄭東泳統一相と会談し、「米国が北朝鮮を尊重する」との条件付きで、七月中にも六カ国協議に復帰する用意があると表明した。また、核問題の解決後には、核拡散防止条約(NPT)への復帰や査察の全面受け入れに前向きの姿勢を見せた。だが、金総書記は米朝間での協議が必要だとして、米国が北朝鮮への敵対的政策を転換するよう強く求めており、六カ国協議の再開には依然、曲折が予想される。 北朝鮮から帰国した鄭統一相が、会見して明らかにした。会談は十七日午前十一時から平壌郊外の大同江迎賓館で行われ、二時間半に及んだ。 鄭統一相によると、金総書記は条件付きでの六カ国協議への復帰の意思のほか、北朝鮮は「体制の安全が保証されれば核武器を保有する理由はない」などとも述べて、核保有はあくまで米国の敵対政策への対抗であり「相手(米国)がわれわれを軽侮したための自衛的なもの」と強調した。 また、金総書記は朝鮮半島非核化を故金日成主席の遺訓として「南北非核化宣言(一九九一年)は有効」と述べた。 鄭統一相がブッシュ米大統領の「評価」を金総書記に求めたところ、金総書記は「ブッシュ閣下と呼ぼうか」と発言。「ロシアのプーチン大統領は、話せば面白い人物だと話した」「小泉首相もそう言った」などと話したという。 南北関係について、鄭統一相と金総書記は、(1)将官級会談の再開(2)八月十五日の離散家族再会事業の再開などで合意。金大中・前韓国大統領の訪朝も招請した。 金総書記の発言が核廃棄への「戦略的決断」を意味するかどうかは疑問だ。前向きの姿勢は、米国の譲歩が前提となっているためだ。また、今月末の六カ国協議中断一年を前に国際社会の対北包囲網が強まる国際環境のなか、「南北共助」をテコにしながら対米協議を始動しようとする思惑は強いとみられる。 韓国側は、鄭統一相が会談で米韓首脳会談でブッシュ米大統領が、北朝鮮が核廃棄を決断すれば米朝関係の「より正常な関係」も究極的には可能との米国の対北政策について説明。南北関係の進展を期待するとの盧武鉉大統領のメッセージを伝えた。十四日から平壌で開かれた南北首脳会談五周年行事で韓国は、核問題で北朝鮮から前向きの姿勢を引き出したいとして金総書記との面談も事前交渉していた。十六日夜になって北朝鮮側は金正日総書記の会談実現を通告してきたという。韓国の高官が金総書記と会談したのは、二〇〇二年四月に大統領特使として訪朝した林東源氏以来。(産経新聞) - 6月18日2時40分更新_______☆この問題で、閣下はもう少しCIA諸君にこみいった戦術を伝授しよう。 とにかく、この問題は早くかたずけねばならん。 税金のムダになるからな。
Jun 16, 2005
【中国】台湾先住民の靖国抗議「日本政府に騙された」 第2次世界大戦中、旧日本軍の兵士として召集された台湾の先住民族らによる部隊「高砂義勇隊」の遺族ら60人は14日午前、戦死した親族などが日本の靖国神社に合祀されていることに抗議するため、靖国神社を訪れた。しかし右翼団体とのトラブルを避けるため、警察の要請を受けれて抗議活動を断念。一行の代表者となっている台湾・立法院議員の高金素梅氏(=写真右)はその後、記者会見を開き、強い不満をあらわにした。中国新聞社が伝えた。 高金素梅氏は「今回の抗議行動については日本の警察側と靖国神社神社と事前に打ち合わせを行っていた。しかし、日本政府と靖国神社は我々を欺いた」と強く非難。「それでも我々の決意は揺るがない」として、今後も、合祀されている台湾先住民族の戦死者の霊を台湾に持ち帰って祭るための活動を続けることを宣言した。 台湾の先住民族らがこの問題についての抗議活動を展開するのは、最近3年間で7回目となる。 高金素梅氏は台湾先住民族のひとつであるタイヤル族出身の母と、大陸側安徽(あんき)省出身で元軍人の父のもと、1965年に生まれた。民族名はチワス・アリ。女優として活躍した後、2001年に先住民族代表の立法院議員として初当選。2000年、親民党に加入。2004年からは政党・無党団結連盟のメンバーとして政治活動を展開している。(編集担当:恩田有紀)(サーチナ・中国情報局) - 6月14日17時56分更新________★これもわかっていない人々だ。 かわいそうだ。 ありもしないことを吹き込まれている。 靖國神社のまわりで、変なお祭りをしたら、数十万の御霊の怒りを受けるかもしれない。そのことをよく考えてもらわないと困るな。 それに血筋は日本人ではなくても、台湾出身の人々を「日本のカミ」として日本人が祭礼を続けていることは決して侮辱的なことではない。 現実に、台湾の先住民が地元に貢献した日本人を素朴に祀っている施設もある。これを「台湾の人々が勝手に日本人を祭って、日本を侮辱している」とどうして考えるだろうか。 靖國神社の素晴らしいところは、全て御霊を無差別に「カミ」として祭り、御霊として祭祀することなのだ。 そこに出身や血筋の差別もなく、侮蔑もない。 普通の人間と違う扱いを無償で受けているのに、どうしてそれを拒否するのか。 陰謀によって、あること、ないことを吹き込まれているだけに過ぎない。 よって、閣下は台湾文化協会を訪問し、ここを通じて靖國神社の誤解をなくすために努力をしようと思う。 この際のことだ。 アジアの団結のためである。 中華人民共和国の諸君よ、誤解しないでくれよ。
Jun 15, 2005
中国が新型SLBM実験、数千キロ先の砂漠に着弾 中国が、新型の潜水艦発射長距離弾道ミサイル(SLBM)の発射実験を16日夕に行ったことがわかった。政府筋が17日、明らかにした。 大陸間弾道ミサイル(ICBM)「東風(DF)31型」(射程=推定8000キロ・メートル)を潜水艦発射型に改良した「巨浪(JL)2型」と見られる。青島沖の原子力潜水艦から発射され、数千キロ・メートル離れた同国内陸部の砂漠地域に着弾した模様だ。 中国のSLBMの発射実験は2001年にも確認されている。 中国は現在、ICBMを約30基保有しているとされ、米国のミサイル防衛(MD)に対抗するため、多弾頭化などの研究を進めている。同時に、昨年11月に漢型の原子力潜水艦がグアムを1周して日本領海を侵犯するなど、海軍の外洋での活動を強化している。SLBMの開発が進めば、米本土全域を射程に収めることが可能になる。今回の実験には、台湾海峡有事の際の米国の介入をけん制する狙いがあるとの見方もある。 米国は、中国が東風31型を配備可能であり、米国向けの弾頭数は2015年には100発に達すると予測している。ラムズフェルド米国防長官は6月4日のシンガポールでの講演で、「中国は、アジア太平洋地域を標的に配備したミサイルの能力向上に加え、域外の世界各地を射程に収めるミサイル戦力をも拡充しているように見える」と述べ、中国のICBMの開発に強い懸念を示していた。(読売新聞) - 6月17日14時50分更新_____☆将来的には日本とのミサイル共同技術開発につなげたい。 もちろん、これはロケットの場合も共同開発計画があるべきなのだ。 両国は友好に前進しなければならない。
Jun 14, 2005
<靖国参拝>遺族会見解に、小泉首相はあくまで自ら判断 小泉純一郎首相の靖国神社参拝をめぐり、日本遺族会の幹部会が「近隣諸国への配慮が必要」との見解をまとめたことについて、首相は13日夕、記者団に「私は人に言われて参拝しているのではない」と語り、あくまで自ら判断する考えを強調した。しかし、首相が01年の自民党総裁選で遺族会に参拝を確約し「公約」になった経緯があるだけに、政府・与党内には「参拝継続方針に影響が出る」(自民党幹部)などと波紋が広がった。 「あまり靖国、靖国と言わない方がいいんじゃないですか」 首相は「適切に判断する」と従来発言を繰り返した後、追加質問にいら立ちを隠さなかった。同日昼には「いつも(近隣諸国に)配慮している」とだけ答えた。細田博之官房長官は記者会見で「意見として報道で承知している」と具体的な論評を避けた。 ただ、首相周辺には「靖国あっての遺族、遺族あっての靖国だから、非常に重い見解」との指摘がある。政府関係者は「遺族会として首相に『頭を低くしろ』というメッセージだ」と語り、今後の首相の判断を左右するとの見方を示した。これまで中国などの反発や自民党内の自重を求める声に対しては「首相は誰の意見にも動かされない」との声が強かっただけに、遺族会の見解の重さが目立った形だ。 一方で、この見解について「遺族会会長である自民党の古賀誠元幹事長の意向が強く働いた」との見方も強い。武部勤幹事長は会見で「会長の古賀先生の発言だと思う。遺族会として首相に負担をかけたくないという配慮の弁だと思うが、首相は首相の考えで適切に判断されると思う」と述べた。【中田卓二】(毎日新聞) - 6月13日21時51分更新
Jun 13, 2005
「心を傷つけた」 青学高がHPでおわび ひめゆり「退屈」問題 青山学院高等部の入試試験の英語問題で元ひめゆり学徒の証言を「退屈」と記述した問題で、同高等部はホームページ上に10日付で大村修文部長名で「お詫び」を発表した。 それによると、「一般入試英語試験問題におきまして、大変不適切な表現があり、元ひめゆり学徒の方々はもとより、沖縄の方々のお気持ち、また全国の皆様のお心を傷つける部分がありましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。 さらに「青山学院高等部では、平和学習を修学旅行の中心にすえて、毎年長崎で原爆被爆者の方々にお話を伺っております。それにもかかわらず、今回のことは、自らそのことの意義を否定するかのような表現になってしまったことを深く反省し、お詫び申し上げます」と続けている。その上で、「平和教育について、なお一層真剣に取り組んでまいりたいと存じます。また、入試問題作成に関しても2度とこのようなことがないように致すとともに、高等部における教育の充実に努めてまいります」としている。(琉球新報) - 6月12日20時5分更新_______■入試問題の漏洩を防ごうとすると、結局は「出題者の独裁」ということになるんだ。青学も不運だね。責任者が大筋でチェックしないと。 でも経営問題というのは、この事件と本質は同じなんだよ。要は末端の暴走、トップは知らず。でも「知らなかった」じゃすまない。だから同情する。
Jun 12, 2005
----- Original Message ----- From : "逢沢一郎" To : "曹操閣下"Sent: Saturday, June 11, 2005 11:39 AMSubject: 無事51歳になりました――― 無事51歳になりました ――― 今日6月10日は私の誕生日。無事51歳を迎えることが出来ました。今ちょうど南アジアに出張中ですが、今朝早くスリランカの首都コロンボを出発してバンコク経由でバングラデシュに昼過ぎに到着しました。今ダッカの大使公邸でひと休みしています。(バングラデシュ時間10日午後6時30分) 去年の誕生日はリビア出張中でした。カダフィ大佐(リビアでは革命指導者)と砂漠の中のテントで会談しましたが、カダフィ大佐からお祝いの大きな花束が届いたことを思い出します。 外交関係の仕事をしていますと誕生日を家族とゆっくり過ごすということにはなりません。まあ仕方のないことですが、どこかで帳尻を合わすことが出来るように頑張ります。やっぱり家族が一番ですから。 ご承知のとおり外交安全保障の重要課題山積の状況ですが、お陰様で元気に仕事に立ち向かっています。引き続き緊張感を持って国益を直視した外交に全力を尽くします。 9日コロンボでスリランカのカディルガマール外相と会談しました。国連改革について外相より日本の安保理常任理事国入りに関しては「枠組決議案」も「常任理事国選挙」も日本を支持するという明確な表明を取り付けることが出来ました。 今後さらに協議を重ねて枠組決議案の共同提案国になってもらえるよう、国連改革について日本と同じ立場に立って行動してもらえるよう努力を続けます。 明日11日はダッカでバングラデシュのジア首相、カーン外相と会談し国連改革や二国間関係、地域情勢について意見交換します。 バングラデシュは既に日本の常任理事国入りについては支持を表明していますが、よりいっそうの協力、共闘を確認したいと思います。 外務副大臣 逢沢一郎
Jun 11, 2005
ちょっと困ったことになりつつある。緊急事態なので、単刀直入に言うよ。1.中田さんの行政構想の中心が「ゴミ問題」だが、そこに何か反乱・サボタージュの動きあり。2.具体的には、ゴミ減量化の計画を達成するために、どうやら一部の処理しきれない不燃物を、業者に丸投げして、「処理方法は問わない」と横浜市の側が念書を入れて引き取らせているらしい。3.これもまだ未確認情報の段階だが、業者はどうやら「海洋投棄」をしているらしい。港ヨコハマにはつらい話だね。4.このような行政の「ヤミ」の部分では、もちろん特定の業者たちに任意契約、随意契約が用いられる。それは引き取り額を小さな単位に分けることで一回一回の金額を低く見積もって、会計監査を逃れる方法。一つの会社が複数の企業名で領収書を発行したりする。5.少し危ないと思うのは、このように「見られたくない秘密」を共有する官民関係は、だいたい腐敗しているということ。たとえば、清掃費名目で施設予算を計上して、それを秘密のゴミ投棄処理の資金にしていないか。つまりは組織的な予算流用だ。もちろん公開入札などはない。秘密を厳守する特定業者との癒着が起きていないか。担当課長に聞く必要があるな。家庭対策課長を市長室に呼び出してくれ。以上は伝聞がほとんどなので、まったく未確認情報。課長の言い分を聴いたらいい。でも悪い予感がする。ただのヘマじゃないよ、これは。調査したのが、友人で元助役の元令嬢(笑)Kさん(45)でよかった。彼女は資源循環局家庭系対策課に出かけて、33才職員のT氏とのやりとりで、「おかしい」と感じたらしい。「業者にゴミ処理を請け負わせて、その処理方法の実態も把握していない、つまり見て見ぬふりをしている」「資料を出せ」といったら、「300枚以上ある」だってさ。中田さん、代議士時代にそんな対応する役人が多かったじゃない。今は、あなたの部下たちがこんなことをやるんだよ。「われわれ」に対して。中田行政にも風雲あり。まずは局長に事態の把握を命令してほしい。しばらく後に議会の論戦で、「ゴミ減量化に成功した」と演説すると、この問題が暴露され、「市長は知らなかったのか」と市議会で追及されるネタになるからね。つまり、完全に足元を叩くために仕組まれた陰謀だということ。東京の浜渦副知事もこの手の策略に引っかかった。内部の腐敗を衝こうとして、野党に頼ったものだから、突き上げられちゃった。局長はまあ裏切っていないと思う。問題が発覚したら、責任者は資源循環局長だから。課長レベルに自民党から注射が入っているだろう。局長が辞めれば人事が動くから、「裏切りで成り上がり」という構図ができるからな。局長が「おトボケ」みたいな顔をしたら、裏切りの根は深い。まあ、ここで陰謀の全体像を公開しちゃったから、もう陰謀ではなくなった。局長も「後輩に裏切られた」と激怒するだろう。ハッハッハッ。行政ミスで課長に責任を取らせればいいよ。で、ハイソな横浜に似つかわしくない田舎芝居は終わり。
Jun 10, 2005
「こんないい人…できない」=タクシー強盗中止-運転手に連れられ自首・沖縄 タクシー強盗をしようとした那覇市の無職の男(28)が、タクシー車内で「こんないい人から強盗できない」と犯行を思いとどまり、沖縄県警浦添署に自首していたことが8日、分かった。同署は男を強盗予備と銃刀法違反の疑いで逮捕した。 同署によると、男は7日未明、カッターナイフを持ち那覇市内からタクシーに乗り込み、犯行の機会をうかがっていた。 しかし、運転手の男性(61)と話すうちに「いい人そうだな」と思うようになり、同県浦添市内で停車を求めたという。 男は「金を持ってない」と告げたが、運転手は怒ることなく「あとで会社にでも持ってきて」。男はうそもつけなくなり、「実は強盗するつもりだった」と運転手に告白。そのままタクシーで連れられ、同署に自首したという。 同署の調べに「借金の返済に追われていた」と話し、反省している様子だという。(時事通信) - 6月8日19時2分更新☆閣下はこの話を見て、「沖縄らしいや」と少しうれしくなった。 沖縄はまだまだ健全なコミュニティがある。 少し昔の沖縄県民投票は、閣下が「産経新聞」で提案したのだ。 ラフガディオ・ハーンの手記も、近所の説教泥棒たちの奇妙なやりとりに興味を覚えていたようだ。 沖縄の人々の心は実によい。 犯罪をしようとする人を改心させるタクシー運転手はすごいや。 褒章ものだ。 でも、沖縄はこういう人は多いんだ。 閣下も「沖縄はちょっと好き」と告白しておこう。 28才の犯人クンも、もう少し努力してみなよ。 きっと沖縄の神様たちが微笑んでくださることもあろう。
Jun 9, 2005
北朝鮮の核巡る6カ国協議、今後数週間以内に再開=中国の王国連大使 [国連 7日 ロイター] 中国の王光亜・国連大使は、北朝鮮の核巡る6カ国協議は、今後数週間以内に再開、北京で開催される、との見通しを示した。 同大使は、同協議の再開について記者団に対して、「かなり近い時期、すなわち今後数週間以内だと思う」と述べた。(ロイター) - 6月8日9時40分更新______☆熱核戦争は避けられた。まあ、これでよかったと思うよ。 北朝鮮の体制はしばらくは継続する。 これはやむを得ない。
Jun 8, 2005
熊野古道「苔」が消えた!! 「大門坂」の石段SOS世界遺産 観光客急増で剥落、保護策もなく 和歌山、奈良、三重の三県にまたがる世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のハイライトとして多くの観光客が訪れている「熊野古道」。その中で最もよく中世以来の雰囲気を残しているとされる那智山の「大門坂」(和歌山県那智勝浦町)で、石段に自生していた苔(こけ)の剥落(はくらく)が、ほぼ全面にわたって進んでいる。登録後に急増した観光客が石段を歩いたのが原因という。来月で世界遺産登録から丸一年。和歌山県では「早急な対策が必要だが、観光振興を考えると入山制限をするわけにもいかない」と、遺産保護と観光の両立に頭を悩ませている。 大門坂は、那智山のふもとから山上付近にある那智の滝や熊野那智大社、青岸渡寺へ向かう約六百メートルの石畳の表参道。中世以来、熊野詣での上皇らが通った道として知られる。両脇に樹齢数百年のスギ、ヒノキ、クスノキの鬱蒼(うっそう)とした森が広がり、昔ながらの熊野古道の雰囲気を残している。 観光客の間では、これを登り、那智の滝などに向かうコースが人気となっている。観光ポスターには、苔むした大門坂の写真が使われることが多く、その古道らしい雰囲気を求めて全国から観光客が集まる。 ところが、世界遺産登録後に観光客が急増。登録後初の秋の観光シーズンとなった昨年十一月には、前年の約五倍の約二万人が大門坂を歩いた。また、今年のゴールデンウイークの五月三日から五日の三日間では二千二百人と前年の約三倍に増えた。平日でも大型バスで乗りつけた観光客が次々と石段を登る。 登録前は、「雨の後など苔で滑りやすいので注意してください」などと観光客に注意を促さねばならないほど苔が生えていたが、登録後、観光客の靴底で自然に削り取られてしまったという。 これについて、地元の那智勝浦町教委では、「苔自体は法律や条例などで保護の対象にはなっておらず、観光客が歩いて自然にはがれるのはやむをえない。景観的には苔があったほうが雰囲気があるのは確か」。 和歌山県教委文化遺産課世界遺産班の小田誠太郎班長は「登山用の頑丈な靴で歩く方もおり、苔だけでなく石段自体の劣化の兆しもある」とし、「なんらかの制限をしなくてはならない状況だが、入山制限など大掛かりなものは無理。例えば、現地でわらじのようなものを買ってもらって、それを履いて歩いてもらうなどの方法が可能性としては考えられる」と話している。(産経新聞) - 6月6日15時12分更新________★熊野大社はね、奈良の三輪大神神社の向こうを張って、「世界一の大鳥居」なるものを建てたんですよ。 「間違ってやしませんか」と、私も思ったけれど、熊野は遠いしね。 あれは和歌山だから、閣下の勢力範囲じゃないんだ。 三輪の大鳥居は主に大口の寄進だった。 「そうめん」は大きな産業になったから。 でも熊野はね、観光で金を集めまくった。 熊野は産業はない。 観光だけ。 主産業の林業は衰退し、個人林業家達は、「山が観光客に荒らされる。ゴミもまきちらされた」と激怒している。 結論からすると。 「大鳥居の大宮司」は歴史的な笑いものになるでしょうなあ。 せっかく建てた鳥居を売り払うわけにもいかないし。 ねえ。
Jun 7, 2005
火影三代目さん★問うはーい、まいどぉおおきに、火影でーす! むむむ。なるほどいつもながら、たいした情報・洞察ですね。中国民衆はさてどうするでしょうか。まだ何もできないかな?__________曹操閣下★曰くこれは民衆の問題ではなくて。 中国共産党という世界最大の政党組織に巣食った小さな害虫(成虫)の問題なんだ。サッカーの試合で、政府が反日運動を抑えられなかったから、その原因をしっかり見極めるだろうと、実は私も期待していたのだ。しかし、彼らは「日本が悪い」という見解で、ますます反日運動にお墨付きを与える結果になってしまった。その原因になったのが、「アメリカ帰りの非妥協的反日愛国主義者たち」なのだ。彼らはいわば、「ナチ・エリート」なんだ。あそこまで彼らが権力を引きずり回しているとは知らなかったし、思いもしなかった。まさに驚きだ。中国共産党は政治局というものがある。彼らは徒党を組んで、政治局の決定を横取りし、先取りしようとした。その先にあるのは奪権、つまり代行だ。共産党内部の徒党が、政治局を代行してしまうのだ。老幹部たちも危険な兆候に気がつくのが遅すぎたんじゃないかな。彼らエリート官僚の問題はね、巨大商社でスキャンダルを起こしたエリート社員みたいなものなんで、民衆に知らせても、民衆は問題解決はできない。別に民衆を軽視するわけじゃない。これは共産党内部の問題なので、共産党規律検査委員会がキチッと機能すればいいことなんだ。でも中央委員ならぬ「中央医院」とか奇怪なネットワークがあったもので、まさにその中央医院に世話になっている老幹部たちも動くに動けなかったと思う。一言で言えば、「握られていた」わけですよ。私は断固として「中国には社会主義が必要だ」と確信する。貧富の格差が行き着くところに何が起きるかというと、結局は麻薬と人身売買だからね。つまり、快楽ですよ。麻薬は自分を犠牲にする快楽。人身売買は幼女や少女を犠牲にする快楽でしょう。古代から同じことなんですよ。普通ならば、マルクス主義政治学の人間が、都市中産階級の成長をきちんと総括し、マルクス主義経済学者が提言して、間接税で増税をするはずなんだ。「ぜいたく税」だな。成り上がり資産階級の奔放な消費行動を「税」で抑え込む必要があったのだ。この政策は明でも、清でも実行された。だいたい成功を収めている。さかのぼれば、漢の武帝も世襲貴族たち全てに「白鹿の革」という強制戦費国債を買わせた。これは後世の歴史家に批判され、笑いものにされたが、経済科学的にはちゃんと解説できる、非常にまともな経済政策だったのだ。漢の文帝に仕えた賈誼という人物は、「貨幣の流通量を調節すれば、景気はコントロールすることができる」といって、中央銀行制度まで踏み込んだ提案を書いた。これは現在のマネタリズムの原理だ。アメリカ帰りのエリート官僚なんぞにはわからんだろう。彼らはむしろ「成り上がり資産階級のワナ」にはまった。つまり、都市プチ・ブルジョワ階級に呑み込まれ、実は「資産階級」の利益のために働いていることに気がつかなかった。だから、今の政権はやるべきことをまったくやらなかった。もっと経済政策はきちんと議論しなくちゃいかんよ。マルクス主義社会科学の通常の解釈でも現状認識はできた。でも、こうした社会科学分析をきちんとできる人間は、みな亡命してしまったのさ。これが現代中国の大きな不幸なのだ。指導者たるものは、彼らが発言権を求めて一般大衆の前で叫び声をあげる前に、「意見があれば言ってくれ」と書簡で自由な意見を書かせるべきだった。世の中が本当に見える学者こそ、自分の意見を述べる学者であり、それは真理に従う社会科学者だ。世の中の現実を見て見ぬふりをし、都合よく現実を解釈し、指導者の方針に忠実な人間は、ただの文筆家だ。調査もいらないし、研究もいらない。科学的真理を検証する手間もいらない。お気楽な話ですよ。国家の指導者が「聞く」という姿勢があれば、何も政治学者も経済学者も決死の覚悟で政府批判なんかやらないよ。だから、共産党政権がもっと「密かに、反対論も、異論も、十分に聞く」という唐太宗の策を用いればいいわけだ。中国は四千年の国家だ。政治技術の大要はすべて古典にある。そのいい例が私の『孫子の兵法』というわけ。(笑
Jun 6, 2005
中国共産党中央で、やはりクーデター未遂の規律検査が行われたらしい。結構なことだ。中国共産党の党員が、どうして中国革命史に無知なのか、私は本当に可笑しくて仕方なかったところだ。中央宣伝部は大胆にも、極東軍事(東京)裁判を「国際常識」と決めつけた。それはいい。しかし、よく考えてみよ。東京裁判に関わったのは南京の国民党政府であり、蒋介石政権ではないか。その時に、偉大なる毛澤東主席はどこにいたのか。その時に、光輝ある人民解放軍は何をしていたのか。中国共産党指導部は、周恩来代表から蒋介石政権に対して「戦争犯罪人引渡し名簿」を突きつけたのではないか。人民解放軍の著名な十大元帥はすべて国民党との戦いで、名声を博したのではなかったか。その後で、中華人民共和国は天安門広場で開国大典を挙行し、中国人民は「毛澤東主席万歳」と歓呼し、毛主席も「人民万歳」と応じたのではなかったか。その後に、中国人民解放軍は朝鮮半島に出征し、アメリカ軍を徹底的に撃破したのではないか。この中国革命の偉大な歴史を検証するに、どうして今日になって突然に中華人民共和国政府が、極東軍事裁判の判決内容をそのまま外交問題とするのか、実に理解に苦しむのである。満州事変の石原莞爾中将、蘆溝橋事件の牟田口廉也中将、731部隊の石井四郎軍医中将、この3人は中国人民の最悪の敵だ。しかし、彼らは極東軍事法廷で戦争犯罪人として訴追されなかった。3人とも戦後まで生きのび、病死したから、靖國神社に合祀もされていない。この3人を除外し、放置して、誰が中国大陸に悲劇と殺戮を生んだのか。いつから中国はアメリカと同盟したのか。その理由はよくわかっているよ。アメリカ帰りの留学生たちが、アメリカ華僑の「反日過激派」に洗脳されて、極東軍事裁判そのものを外交路線に乗せてしまったのだ。彼らは日本からの帰国留学生たちを蔑視して、徹底的に対立・弾圧してきたのだ。中国共産党は中央党校という統一教育機関があるにもかかわらず、こうしたアメリカ帰国組の秀才青年の横暴と独善主義を抑制できなかった。これが共産党中央の「留美学士専制」だ。中央宣伝部の独裁奪権の暴走も、この「留美専制」に由来している。なぜ彼らはアメリカで「反日洗脳」を受けたのか。理由は簡単だ。アジア分裂謀略の尖兵として、徹底的に虚偽情報を叩き込まれたのだ。こんなことは、中国のどこの大学に行っても、みんなが知っていることだ。「アメリカに留学すれば部長になり、日本に留学すれば次長になる」みんな知っていることだよ。さて、今日の本題を書くとしよう。私は中国共産党中央宣伝部が「秘密警察の権力を握った」と書いた。なぜ、宣伝部の幹部たちが、政治局クラスの最高幹部たちを密室で非難したり、攻撃しているのか。それは彼らが秘密警察のように、最高幹部たちの私生活のプライバシーや個人情報をすべて握っているからである。その組織の実態について、私はよく知っていたが、示唆にとどめて書かなかった。中国共産党が必ず規律検査で、クーデターの陰謀を暴露すると予測していたからな。もういいだろう。中央宣伝部が「秘密警察のように最高首脳のプライバシーを完全に把握していたのはなぜか」。それは江澤民前主席が上海市の医院から抜擢した中央医院の医師団たちである。前主席はどこまで知っていたのだろうか。彼ら医師団が最高幹部たちのプライバシー情報をすべて中央宣伝部に密告し、お互いに協力関係を築いて、強大な「誣告宣伝機関」に急成長したことを。中国の医療は非常に特殊だ。大変失礼だが、北朝鮮の場合、最高幹部の愛人たちは「歌手」とか、「歌舞団」として奉仕する。中国では「看護婦」という。だから、医師は「看護婦」を最高幹部に「治療目的」で派遣する場合がある。こんなことは、北京の街角では誰もが知っていることだ。だから、このような「特別治療」を受けない政治家は非常な権威と尊敬を集める。医師は最高幹部の健康から私生活まで、あらゆることに個人情報を握っている。彼らが意図的な権力奪取の野心を持った「留美専制集団」と同盟し、自分たちも「専制組」の特別待遇を受けようとしたら。もし中央政府で「上海組」が少数派になると、中央医院の上海医師団も居心地が悪くなるだろう。10年も北京の宮殿暮らしに慣れたのだ。特権的な地位を奪われて、地方の医科大学教授に飛ばされるのは堪えられまい。こうして陰謀が発生したのだ。中央医院の医師団たちは、中国共産党を裏切り、最高幹部たちの個人情報を売り飛ばし、中央宣伝部の野心家たちの権力奪取のために奉仕したのだ。中国共産党規律委員会は、今や何が国家を裏切り、誰が人民の権力を横領しようとしたかを、すでに明確に知りえたであろう。また状況が進んだら、もっと大きな問題点を暴露し、中華人民共和国の体制建て直しに貢献しよう。それは「上海組幹部」と「留美専制」の反日主義による危険な大冒険構想である。
Jun 5, 2005
「北関大捷碑」韓国返還へ…首相、訪韓時に意向表明 靖国神社に現存する「北関大捷碑」 豊臣秀吉の朝鮮出兵に対する地元義勇軍の戦いを記念して建立され、旧日本軍が持ち帰ったとされる「北関大捷碑」について、政府は4日、今年夏までに韓国に返還する方向で検討に入った。 20日にソウルで行われる予定の日韓首脳会談で、小泉首相が返還を目指す意向を表明する見通しだ。石碑はもともと、現在の北朝鮮北部に建てられていた。韓国と北朝鮮の調整がつけば、約100年ぶりに古里に戻る可能性がある。 北関大捷碑には、朝鮮半島の義勇軍がいかに勇敢に戦ったかが書かれている。現在は、旧日本軍将校から寄贈を受けた靖国神社(東京都千代田区)の境内に置かれている。 韓国側は第2次大戦の終戦記念日である8月15日以前の返還を求めている。北朝鮮に対しては、北関大捷碑を建立地に戻すことを念頭に置いて南北協議を提案している。潘基文(パン・ギムン)外交通商相は、5月の京都での日韓外相会談で「返還が実現すれば、日韓関係のみならず、南北関係改善にも寄与する」と語った。 ◆北関大捷碑(ほっかんたいしょうひ)=16世紀の豊臣秀吉による朝鮮出兵の際、朝鮮半島の義勇軍が日本側の加藤清正軍などを撃退したことを記念し、咸鏡道北部(現在の北朝鮮)に建立された。日露戦争(1904~05年)時、旧日本軍の将校が発見し、持ち帰ったとされる。高さ210センチ、幅65センチ。(2005年6月4日14時32分 読売新聞)______☆閣下は6月1日午後に靖國神社大宮司さまと二時間以上も会談したのだ。 この返還問題についても、自民党内部や外務省から「日韓関係を複雑化する」という反対の声があった。 しかし、靖國神社はもともと返還に基本的に同意していた。 この碑文の内容は、まさに「朝鮮半島を侵略した日本軍をやっつけたぞ」という内容だ。 そのまま北朝鮮に置いていたら、確実に破壊されていただろう。 あるいは粉々に分割して、叩き売られただろう。 朝鮮戦争で、アメリカ軍の猛烈な爆撃にも耐えられただろうか。 靖國神社は、この石碑を傷つけもせず、破壊もせず、保護の屋根までかけ、囲いもつけて100年もの間、大切に保管してきた。 韓国政府の正式な返還要請があったから、直ちに返還に応じたのだ。 韓国国民も、北朝鮮公民も、靖國神社の誠意を理解してもらいたいものだ。
Jun 4, 2005
■亡命希望の元中国外交官、政府の反体制派拉致を証言 【シドニー=樋口郁子】在シドニー中国総領事館の1等書記官だった陳用林氏(37)が4日、シドニーで開かれた天安門事件16周年記念集会で「中国政府はオーストラリア国内にスパイ数千人を潜伏させ、反体制派中国人やその家族を拉致し、秘密裏に本国に強制送還している」と述べた。 陳氏は妻(38)、娘(6)とともに、先月末に総領事館から逃亡。シドニー市内に隠れながら、豪州に亡命を希望している。陳氏は、「豪州国内から中国へ拉致・強制送還された例を数人知っている。うち一人は本国で死刑判決を受けた」などと証言した。 陳氏は、4年前から、シドニー総領事館の政務担当として、中国で非合法化された気功集団「法輪功」のメンバーや、民主活動家らの豪州国内での動向などを監視してきたという。(読売新聞) - 6月4日21時19分更新____■オーストラリア中国領事が亡命申請 本国の抑圧に反発 【シドニー田中洋之】在シドニー中国総領事館の陳永林・領事(37)がオーストラリアに政治亡命を求めていたことが4日、明らかになった。陳氏はシドニー市内で同日開かれた天安門事件16周年の抗議集会に参加し中国の抑圧体制を厳しく批判、中国当局は豪州の反体制派中国人を拉致して帰国させていたと“爆弾発言”した。 陳氏は総領事館で過去4年間、中国の反体制派や気功集団「法輪功」の動向を監視する任務に付いていた。しかし、民主化を拒み反体制派への弾圧を続ける中国政府をこれ以上支持できないとして先月末、総領事館を脱出し、妻(38)と娘(6)の家族3人の亡命を豪州政府に申請。亡命は拒否されたが、中国当局の追跡を受け、身の危険を感じ、代わりに豪州政府の安全確保を求めて保護ビザを申請したという。 陳氏は集会で、中国当局が豪州に留学中だった民主活動家の息子に薬を飲ませて拉致し、貨物船で中国に送還したことがあると発言。豪州には中国の秘密情報員らが何千人もいるとも述べた。 豪州紙によると、陳氏は89年に起きた北京の天安門事件で民主化を求めるデモに参加。その後“再教育”を受けて91年に外務省に入ったが、在シドニー総領事館勤務中に反体制派を監視する任務の傍ら、ひそかに支援を続けていたという。(毎日新聞) - 6月4日21時16分更新_____★残念だ。 こういう人物こそ、中華人民共和国に必要なのだ。 このままでは善人がみんな亡命し、悪人が不当な権力をふりまわすじゃないか。 もっと我慢と忍耐が必要だ。 ヤワな人間には革命はできない。 去りたい者は去れ。 真のマルクス主義者なら、真の毛澤東思想を知る者ならば、人民のために犠牲になることを厭わないはずだ。
Jun 4, 2005
<北朝鮮>「ミスター」金総書記に好意的評価 米は反応抑制 【ワシントン笠原敏彦】ブッシュ米大統領が北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記を「ミスター」の敬称を付けて呼び、北朝鮮が異例の好意的な評価を表明したことについて、米側は反応を控えている。金総書記を「暴君」呼ばわりしてきたブッシュ大統領がここにきて敬称で呼んだことにより、独裁体制への融和とも受け止められかねないからだ。 ブッシュ大統領が先月31日の記者会見で金総書記を2回名指しし、1度だけ「ミスター」と呼んだことが計算されたものかどうかは不明だ。マクレラン大統領報道官は3日の定例会見で、北朝鮮の評価への反応を聞かれても直接的な回答は避け、「北朝鮮が可能な限り速やかに6カ国協議に戻ることを望む」と述べるにとどまった。 米議会筋によると、ブッシュ大統領は最近、北朝鮮から韓国に亡命した姜哲煥(カンチョルファン)氏(現・朝鮮日報記者)の10年間にわたる強制収容所体験記「アクエリウム・オブ・ピョンヤン(平壌の水槽)」を読み、周囲にも勧めているという。大統領の北朝鮮観にも強く影響しているとみられ、4月末の会見では金総書記を「暴君」「危険な人物」と呼ぶとともに、強制収容所にも言及した。 今回、金総書記を敬称で呼んだことは、6カ国協議参加国の中国、韓国、ロシアが米国に対し、より柔軟な姿勢を求めていることに応え、レトリックを微妙に変化させたものなのか。ブッシュ大統領が次に金総書記をどう呼ぶかは、北朝鮮の6カ国協議への姿勢にも影響を与えることになった。(毎日新聞) - 6月4日12時56分更新_______
Jun 4, 2005
----- Original Message ----- From : "逢沢一郎" To : "曹操閣下"Sent: Friday, June 03, 2005 10:26 AMSubject: 日韓関係改善が重要課題です。――― 日韓関係改善が重要課題です ――― 6月1日、ソウルで潘基文(パン・ギムン)韓国外交通商部長と会談しました。ご存知の韓国の外務大臣です。 6月下旬に小泉総理が訪韓して盧武鉉大統領と会談する予定ですが、総理訪韓の準備的な会談となりました。 日韓関係はあの竹島の問題以来厳しい状況になっていることはご承知のとおりです。何とか関係を正常化していかなくてはなりません。日韓間がスムーズでなければ対北朝鮮外交も東アジアコミュニティ形式もうまくいきません。お互いが冷静にアジアの中の大切な二国間関係を認識し共通の利益を拡大させていかなくてはなりません。 しかし韓国側の空気にはたいへん厳しいものがあります。潘基文部長との会話の詳細をここでお伝えするわけにはいきませんが、小泉訪韓を成功させるためには双方の相当な努力と準備が必要です。 韓国の立場からすると、竹島、教科書、靖国と続き、何らかの政治家の発言にも大いに傷ついた、ということです。 私たちは日本の政治や国民世論の現実を正しく韓国の皆様に理解してもらう、受け止めてもらう努力をしなくてはなりません。韓国の皆様には1945年以降の日本、平和国家に生まれ変わって60年間こつこつ努力を重ねてきた日本の姿を素直に理解していただきたいと思います。 盧武鉉大統領や政治家、マスコミ関係者が日本に対して厳しい目を向けているのに対し、韓国の国民の方々は非常に冷静のような気がします。日韓関係の大切さをよく知っているのだと思います。 竹島騒動以降も両国の訪問者数は増加傾向にありますが、素晴らしいことです。国民レベルで関係が成熟、発展していくのが理想の姿だと思います。 日韓国会議員サッカー大会はもう6戦を経験してきました。今度は我々が韓国を訪問する順番です。首脳会談に合わせて第7戦目を開催して小泉総理と盧武鉉大統領にピッチにたってもらえば素晴らしいことだと思います。 外務副大臣 逢沢一郎_________☆テレビにも出ていましたね。 対馬沖の問題が起きたので、ガツンとやってもらえたのはよかった。 解決が早いねえ。
Jun 3, 2005
曹操閣下はこのたび、中国と日本の相互理解の促進のため、みずから靖国神社の思想的な背景と創建の理念を検討すべく、【曹操閣下の食卓】で新連載を開始されます。題して、【私の考える靖国神社】。閣下のお考えでは、靖国神社を擁護する側も、靖国神社について本当のことは何もわかっていない、批判する側も靖国神社に行ったこともない、靖国神社の側もきちんとした説明が不足していたと努力しつつある現状から、自分自身がすべての誤解や疑問に答えるという選択になったということでした。これは靖国神社大宮司、靖国神社崇敬奉賛会理事長と直接に2時間以上も相談し、閣下がみずから決断されたとのことです。お楽しみに。
Jun 2, 2005
駐日本 中華人民共和国全権大使 王毅閣下 ならびに 中華人民共和国の皆さんに告げる書◇靖国神社は広報の効果がなかったことを理解している。◇中国・韓国より、日本国民に理解されない「靖国神社」のジレンマがある。◇私も靖国神社に積極的に協力し、靖国創建の理念の基礎を固めることにした。私は、一日本人の中国友好人士として、以下のことを申し上げます。日本はアジアの一国であり、近代アジアの歴史は戦争と対立の不幸な歴史を経てきました。したがって、孫文先生は「東アジアの団結」を死の直前まで訴えられ、毛澤東主席は「アジアが団結すれば、必ず欧米を超越できる」と考えられたと聞いています。これがアジア団結の大理想であり、大戦略であります。一つの家族でも、対立すれば弱く、他家の利害に翻弄されるものです。一つの家族でも強く団結すれば、「愚公、山を動かす」という故事もあり、大きな事業が実現します。中国と日本が和解しないと、国交成立から三十有余年、毛澤東主席と周恩来総理の遺志と偉業を断絶してしまうことになり、私は大いに嘆き悲しむものであります。私の考えでは、靖国神社の原型は古代アジア文明に由来します。そこでは悪い人も、善い人も同じように祭祀を受けたのです。善政をした君主も、暴虐な君主も、祭器や礼物は慣例によって規定され、ほぼ平等に祭祀されていました。古代中国の春秋時代にも、同じような考え方がありました。安徽省にあった「宋」は、殷(商)王朝の王家の子孫でした。それで建国に際して祖廟を建て、毎日のように君主が先祖の殷王・帝乙を祭祀しました。しかし、帝乙は『易経』で示唆されているように、淫乱・暴虐で、楽しみで異民族を征伐した暴君でした。甲骨文にも銘記されていました。捕虜の首斬りの数を占いで決め、数百人の首をいっぺんに斬りおとして、犠牲の首を山のように積み上げたと。それでも、「宋」を建国した宋公・微子啓は賢人であり、異腹弟の帝辛と対立し、殷の滅亡後、周公旦に抜擢されて、父の帝乙の祭祀をしたのです。古代戦国時代、河南省にあった「韓」は、王家の先祖が西周の萬王であり、これは暴虐であるために大臣たちに首都を追放された暴君でした。しかし、韓王家では国家の独立に際して、立派な祖廟を建設し、萬王を首座にすえた。当時の君子の評価は 「これが礼なのだ」というものでした。日本の歴史の話をしましょう。日本で天皇家が自分の先祖の神々ではなく、国民の死霊を祭祀する習慣は、「御霊信仰」といわれます。「御霊」は、主に生前に皇室に反逆したり、冤罪を受けて死んだ人々です。この「御霊信仰」を最初に創始したのは、八世紀の桓武天皇です。桓武天皇の母親は朝鮮民族であり、東アジア文明の一端を日本の皇室に持ち込みました。桓武天皇には、最初は子供がなく、弟の早良親王を後継者としていました。しかし、その後、桓武天皇には子供ができたので、弟の早良親王が邪魔になりました。早良親王は冤罪を受けて自殺し、京都には激しい天変地異がありました。そこで桓武天皇は弟の死霊を「御霊神社」に祭祀して、京都の周辺各地に同じ神社を創建しました。九世紀の菅原道真は京都から九州に左遷され、客死しました。その後に京都で激しい天変地異があったので、菅原道真は「天神」として祭祀されたのです。東京の神田明神は、十世紀に関東で反逆事件を起こした平将門を祭っています。平将門は「新しい天皇」を自称して蜂起しましたが、政府軍に鎮圧されました。その将門の首は京都から火の玉になって飛行し、現在の東京に落ちたという遺跡があります。日本で「神」とされた死霊は、ほとんど体制反逆者や冤罪者だったのです。このように死後も怨霊となり、反逆するかもしれない死霊たちを等しく祭祀することで、天皇家は霊界の権威を維持したのです。京都の東に「霊山」という小さな山があります。ここは明治天皇の命令で、明治維新にかかわりがあった全ての人々のお墓を集めた場所です。つまり、明治天皇のために死んだ人も、明治天皇の敵として死んだ人も、全ての人々を同じ場所に集めて、同じところに集合墓地を築いたのです。私の恩師・松下幸之助老先生は、台風の被害で、この京都・霊山の墓地が荒廃したことを嘆き、私財を投じて墓所を再整備し明治維新の記念資料を蒐集・展示する「霊山歴史館」を創立しました。そして、敵も味方も、明治維新に関わった同じ日本人として同じ集合墓地に集めた明治天皇の大きな心に、松下老は深く感動したのです。靖国神社の創建も、この明治天皇の同じ大きな心によるものでした。そこには伝統的な「御霊」の信仰が、靖国神社の招魂儀式の中にも受け継がれています。決して、明治時代に軍国主義や天皇制の維持のために都合よく創設した施設ではないのです。いい霊も、罪のある霊も、差別せずに一緒に祭り、できるかぎりの記録をのこし、後世に伝えるという、単純な機能施設が、現在の靖国神社です。靖国神社は歴史裁判所ではなく、慰霊の儀式場にすぎません。その意味では、罪のあるものは永遠に汚名をさらし、恥辱を受け、裁きを受け、批判されるという意味でもあります。靖国神社に合祀されている大多数の戦死者たちは若く、妻子もなく、独身青年のまま戦陣に散りました。父母がいる間は、もちろん肉親として慰霊されたわけですが、その父母も亡くなってしまうと名前も存在も忘れられてしまうでしょう。靖国神社は、国家の起こした戦争ために殉難・戦死した人々を永代供養し、慰霊する施設として建設されたのです。靖国神社が永遠であれば、そこに祭られる人々も永遠に命日の慰霊を受け続けるのです。現在の靖国神社では戦争に関係した軍属や、沖縄の「ひめゆり部隊」のような少女義勇兵までも合祀され、慰霊行事がおこなわれています。私が靖国神社で実際に見たものを語りましょう。「輸送船団」の戦死者・殉難者たちも合祀された記念に特別展が開催しましたが、その展示内容は、なまなましく悲惨な被害の実態を解説し、護衛の不備を嘆き、無謀な給油作戦の欠陥を暴露し、戦争の悲劇を簡潔に表現していました。もし、それが靖国神社で展示されていなかったら、内容は戦争そのものを批判し、軍部の戦争指導あるいは、その船団壊滅の現場にいるはずもなかった輸送作戦の立案責任者の過誤をも糾弾するものでした。日本人は決して死霊を欺くことはしないのです。今回の中国と日本の大きな亀裂と不和の原因は靖国神社でした。私は靖国神社を訪問し、大宮司・権宮司とも深く話し合いました。靖国神社側も問題の所在はよくわかっていることを理解しました。しかし、いかんせん靖国神社を擁護する立場の人々の理屈がまとまっていない。「靖国のジレンマ」ともいうべきか。これについては、結果的に私自身が無償で一肌脱ぐことになりました。王毅大使閣下にも、中華人民共和国の皆様にも、きちんと靖国神社を理解してもらえるように、私自身が粉骨砕身の努力をしようと思います。それが日本と同じように中国を愛している日本人としての私の務めだと思うからです。日本と中国がこのまま靖国問題で対立を続けると、秋以降のエネルギー問題や沿海地域の不動産価格の大暴落は避けられないでしょう。われわれはバブル崩壊を経験しています。バブル崩壊のショックを克服する方法もわかってきました。しかし、中国は大きな国です。このままでいいのかどうかは、中国政府が判断される問題です。アジアの二国が対立して、お互いの利益になることは決してありえないのです。
Jun 1, 2005
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