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先日、文化庁から「国語に関する世論調査」の結果が発表になった。気になっていたので、先ほどネットでじっくり読んでいたら、やはり言葉はどんどん変化していることに気づく。昨今のいわゆる「日本語ブーム」で、言葉の乱れを気にする人が増えているとのことだったが、漢字の読み方など、自分が早くも少数派となっているものが結構あって意外に思う。「重複(ちょうふく)」、「早急(さっきゅう)」、「あり得る(ありうる)」って読むのは、もう三割程度という状態であるらしい。アナウンサーのくせに間違ってるよ、なんてテレビにツッコミを入れていたのに…。しかし、もっと驚いたのは、「姑息」とか「憮然」という言葉の意味を私も取り違えていたこと…。曖昧に意味を感覚で掴んで安易に使っていたものも多いような気がしてきた。もっともっと言葉に敏感にならなくては…。
2004年07月31日
大変だった7月がようやく終わる。何とかノルマをこなして、イベントで賑わう日比谷公園を駆け抜けて、それでも7時にずらした待ち合わせに10分近く遅れて、女3人で食事会。就職時以来という、もう20年来のつきあいの職場仲間などで、今仕事内容はバラバラだが、最近皆東京勤務に戻ったので、年に2,3度会って、食事をしながらいろんなことをしゃべる。女性にとってしゃべることは大きな気分転換になる。他人の話は案外聴いていなかったりして、ちょっと話が噛み合ってなかったりするのだが、そんなことはどうでもよろしいのであって、あまり気を遣わずにその場で言いたいことを言う、それが一番の楽しみなのかも知れない。
2004年07月30日
若い人たちが昇任のための研修所へ入る試験で、今日明日はほとんどいない。人手不足は極限状態である。他の係の人の応援まで得て最低限のノルマを終えたのが、九時半…。帰宅は十一時になってしまった。夕食も摂らずにこの状況だと、さすがにフラフラである。帰路の電車で強い冷房に当たったら肩こりが急激に悪化し、首がまっすぐに上げられないような状態で固まってしまった。持っていた傘の柄で、無理矢理のマッサージで何とか立ち直る。そして、一息ついて、この日記は、また日付が変わってからのアップになる。明日一日乗り切れば、試験も、研修も終わるので、一息つけそうだが、交代で夏期休暇も取るべき時期なので、フルメンバー態勢はまだまだかな。
2004年07月29日
最寄り駅に着いたら雨が降り出した。降り出したのに、まだらな雲の向こうに半月よりもう少し丸みを帯びた月が見え隠れし、雨も風で加速度をつけて斜めに落ちて来て、台風の影響を感じさせる。仕事が早めに終わったので、書店に寄らなければ傘は要らなかったかも知れないが、活字中毒の身には、新聞やメールの新刊情報ばかり見ているのはあまりに辛い。結局文庫を中心にまた買い込んでしまった。書店と言えば、ネット大手の書店から早くも来年のカレンダーショップのオープンが伝えられて来た。しかし、この暑さと台風接近という中、全く実感が湧かない。
2004年07月28日
八時半を過ぎてようやく積み残しの仕事を終えて、外へ出てもまだ空気が太陽の熱を孕んでいた。帰宅してみると真っ赤なカードが一枚届いていた。表面を赤いシールが覆っているのだった。これをはがすと、そこには大きな花束と HAPPY BIRTHDAY の文字が現れた。この時期になると、早くもバースデーカードが届くようになる。いや、皆どこかのショップやかつて泊まったことのあるホテルとか、要するにダイレクトメールの類である。別に誕生日がうれしい歳でもないけれど、華やかなカードが届けば、やはり気持ちは明るくなる。以前は商品の特別割引や、宿泊優待などの特典がついたものが多く、それはそれでまたうれしかったのだけど、今年はまだそういう恩恵には浴していない。そういえば、Eメールで来るものも多いけど、こちらは今年はまだまだこれからというところだろう。そうだ、気の利いたカードでも見つけて、友達に暑中見舞いなど書いてみようかな。喜んでくれるかしら。
2004年07月27日
月曜の朝から電車のダイヤが大きく乱れて大混雑、遅刻せずに出勤したものの、職場に着いたころには既にぐったり。人手不足は緊急事態で、その対策として今週から職務分担がまた変わった。前任者の残した仕事が予想外に多くがっかり。結局九時近くまで残業しても、先週金曜日までの仕事しか終えられなかった。あと二,三日は残業確実だな。しかし、早くも疲れが腰に来ている。ここのところ、すっかり運動不足になっている。通勤時以外には歩くことさえほとんどない。これではいけないぞ。
2004年07月26日
八月に入れば弟達が帰省するので、少しは部屋を片づけて置きたいが、洗濯をし、掃除機をかければ、暑~いと既にギブアップ気味。今大好きなアイスクリームを食べて小休止。夕方は少し読書かな…と思っている。昨日のパーティーでは小さなことをいろいろと学んだ。基本的なことだけれど、全く知らないということがやはりたくさんある。いや、子供のころに聞いたかも知れないけれど、そのときは興味が持てず、記憶に残らなかったものもあるだろう。三味線のしくみなどの話は、妙に納得できた。「さわり」という、残響というかノイズに近い音まで味として楽しんでしまうところが、本来の日本人の懐の深さだろうと思った。そして、何と言っても面白かったのは、鴨下信一の語った朗読の極意は、「句読点」であり、「作家の書いたとおりには読まないこと」だという話。しかも、読点については、単に息を止めるだけのもの、息を止めるとすぐ入って来る息を使うもの、息をついて読むものという三種類があるという。間の問題だそうだ。これに対して、高橋睦郎は、詩は、書くときにすでに朗読していると言った。それを誰に聞かせるかを考えて書くことが大事で、恋人に聞かせるつもりで書くのが一番よいだろうと語った。そして、最後に「距離に比例して思いは深くなる」というリルケの言葉を引いた。リルケの名前を聞いただけで、気持ちは中・高校生くらいのころに飛んでいってしまっていて、隣の実家から背表紙のやけた詩集たちを実は引っ張り出して来ている。
2004年07月25日
午後2時までは、決まった業務をこなす。その後、神宮前に出て気になっていた千夜千冊の千冊達成記念パーティーをちょっと覗いた。会費1万円を払えば、誰でも当日参加も可ということだったので、原宿の人波をちょっとそれて開場時刻の3時を少し過ぎて出向くと、座席もすでにないほどの盛況だった。それから第1部だけで3時間あまり、次々と登場する作家らの話を聞き、本條秀太郎の三味線(新内など)、真行寺君枝や松岡正剛自身の朗読にも立ち会った。赤い提灯の下にテニスの審判の乗るような台に座った高山宏を間近に見たのもちょっと得した気分だったが、鴨下信一と高橋睦郎の朗読や文章を書くときの極意などの話が私としては面白かった。しかし、ここのところの疲労が激しく3時間余りの立ちっぱなしは、腰にも膝にも限界が来た。日中に上がった体温もなかなか下がらない感じで第2部は諦めた。う~ん残念。本だの書架だの、商魂逞しさも少々見えたのは仕方がないかな。
2004年07月24日
忙しい一週間がようやく終わった。仕事は山積しているが、人間である以上こちらにも物理的な限界がある。あと一週間はこの地獄のような日々が続く。乗り切るしかないのだけど、ふう、大変だ。暑い日が続き、通勤に荷物が増えている。日傘と上着だ。たまに昼休みにも使うが、ほとんど朝、最寄り駅までの間しか使わないが、ここのところ日傘は欠かせない。それでも、アスファルトの道の照り返しは避けがたい。一方、一旦電車に乗ってしまうと冷房が効きすぎているので上着がなければ特に地下鉄は耐えられない。職場に入れば半袖のブラウスで十分なのだが…。帰宅時、東海道線も座席に座るとまもなく身体が冷え切ってしまう。かくして、日傘と上着を毎日持ち歩くことになる。そして、ショルダーバッグの他に手提げ袋という通勤スタイルが定着している。
2004年07月23日
正確には日付が変わってしまってからこれを書いている。職場の暑気払いに参加した。インドネシア料理という、自分ではちょっと行きそうもない店だった。あまり辛いものは苦手なので心配だったが、思いのほか食べやすいものが多かった。しかし、鶏だのマトンだのと肉料理が延々と続いたのには若干食傷気味であった。香草や香辛料も結構利いていたようで、かなり汗をかいたが、却って爽快な感じである。ただ、口の中も汗も、どこかしらカレーのような香りが染み付いているようで…、ううっ…。二次会めいて気の合う者ばかりで仕事のことなど語り合って気分的にも発散。混雑を避けてグリーン車で帰途についたが、午前様である。そして夕刊など読んでいて、中野孝次の訃報を目にする。彼の生き方に少しく憧れるところがあったので、いささかショックである。
2004年07月22日
酷暑が続く。昼休みに外へ昼食に出ようとした同僚が、玄関に立った瞬間熱気に押し戻されたと、地下の売店でカップ麺など買って戻って来た。定時で仕事を切り上げてクリニックへ。体調を崩す人が多いのかクリニックも薬局も遅い時間にもかかわらず混雑していた。ようやく帰途についた今は、都心へ向かう地下鉄の中にいる。クリニックの最寄駅のバスロータリーの一隅で、アングロサクソンかどうかちょっと迷うようなブロンドの若い男性がバイオリンを演奏していた。その先では、終戦直後の闇市の香りの残る焼き鳥屋でビールなど飲んでいる。かつて九年余りを暮らしたこの街の猥雑さを何となく愛している。そのころに出会った修行僧のような風情のドクターとの相性がまた好ましく、アフターファイブに通えることもあって、未だにこのクリニックに通っている。
2004年07月21日
猛暑というか、今日などは激暑という感じだ。都心でも気温が40度に迫った。外気に当たると息苦しい圧迫感を感じるほどの暑さだった。明日が丑の日というが、もう鰻を食べる気力もなくなるようで、思考力まで奪われる。連休明けなのに仕事が捗らない…ああ…。昨日の朝のヘリコプター騒ぎは、なんと弾丸を落としたということだった。8時前にゴミを出しに行って、やけに低いところを飛ぶものだと思っていたが…。落ちた場所は以外に近い所だったのだが、夜10時のテレビニュースの最後の方に報じられて始めて事実を知った。地元にも何も説明はなかったようだ。公害訴訟になるほど厚木基地に近い訳ではないが、横須賀に空母が入港しているときなど、案外に迷惑を蒙ることが多い。今回のようなことが起こり、その対応も悪いとなれば、沖縄に次いで米軍施設の多い神奈川県民としては、もっと強く抗議しなければならない。
2004年07月20日
楽しみにしていた三連休も終わりに近い。厚木基地で何か行事があったのか、朝から米軍のヘリコプターの騒音と振動で7時過ぎには起こされる。家の中は大分片付けた。といっても、きちんと分類できた…という程度かもしれない。畳に直に横積みにした本が増えただけのような気もする。結構ゴミも出したのだけれど、どうしてこんなに物が増えるのだろう。ダイレクトメールや広告も最近また結構多くなっている。本はあまり読まなかった。目の調子が悪いようで、すぐに疲れてしまう。コンタクトにせよ、眼鏡にせよ、また調整しなければ…。昨夜出版社から連絡があり、正式に出版に向けて編集者などが決まった。まず、原稿読みの期間が一か月ほどあり、具体的に私が作業するのは、九月くらいになるらしい。しかし、その前に、もう少し原稿を書かなければならなくなるかも知れない。ページ数を増やすことも検討されているからだ。今日もこれから少し書いてみるつもり。発表の場はともかくとして、少し書き溜めておきたいと思う。夏休みも今年はいっぱい書きたいな。
2004年07月19日
青山ブックセンターが一昨日突然休業したと話題になっている。新聞等報道以外の情報を確認していないので、真実はわからないが、書籍の取次店が自己破産を申し立てたのだが、その取次店が、青山ブックセンターの債権者であったという。債権者の倒産を受けて、青山ブックセンターは慌てて撤退をしたということらしい。青山、六本木などのおしゃれな街に、芸術書などに重点をおいた個性的な書店で、遅くまで営業している(最近でこそ午後10時や11時まで営業している店は増えたが…)のも魅力だった。昨今の書店は、漫画、雑誌、ゲーム攻略本などに多くのスペースを割き、文芸書も流行り廃りの激しい話題のベストセラーや芸能人やスポーツ選手のゴシップ本のようなものばかりが幅を利かせている。そんなものしか売れないというのだろうか。広告などを見て大きな書店に行っても、店頭ですぐには買うことができない本が非常に多くなっている。一つの出版社と関係ができて、そこから聞かされた話によると、毎日二百冊もの新刊が出るという。限られたスペースしか持たない書店が店頭に置く本は厳選されなければならない。商売である以上、売れるかどうかわからないような本は置けないのである。そして、売れるかどうかは、本の質ではなく、著者の話題性で決まってしまうような現状がある。昨今書籍の入れ替わりは激しく、取次店から書店に送られた段ボール箱が、全く開封されないまま返本されるケースすらあるという。そして、そういう本は一度も日の目を見ることがないまま、葬られてしまうのだ。また、大手の出版社は書店の書棚のスペースを買い、ジャンルを問わずに自社の本を並べる、というスタイルもあるらしい。ああ、あの書店のあのコーナーはそういうことであったかと思い至る。明治の文豪達の名作が教科書から消えたと話題になったが、教科書だけでなく、書店からも消えつつあるのではないだろうか。一部の文庫や全集以外に明治の文豪達の名作をみることはまずないであろう。全集を常時店頭に置いている書店は一体どれほどあるだろう。かの岩波文庫もその配本方法の特殊性から置いていない書店も多いはずである。漱石などを除けば、案外名作を手にするのは難しくなっている。ましてそれ以前の作品となっては…。個性的な品揃えの店の多くが経営に苦しんでいるという。学生街からも専門書ばかりを扱っていた書店が姿を消している。神保町でも得意分野がはっきりしていた古書店が絶滅の危機に瀕している。専門書自体も、私の専門である法律書の場合、何だか教則本みたいになっている印象で、答えを導き出すのは簡単だが、一方で体系的な物の考え方といったものが見えなくなっているように思う。若い男性読者を狙った無料の情報誌は一つのコラムの文章を八百字に抑えたという。長い物は読まれない傾向にあるからだそうだ。この国の出版事情はやはり大きく歪みを見せ始めているようだ。
2004年07月18日
午後3時10分ころ、久しぶりに大きな地震があった。横浜で震度4というのはしばらくなかったように思う。そのとき、私は遅い昼食を食べていた。例のイタリアンの店の窓側の席である。ブラインドが大きく揺れて、ちょっとだけドキドキしたが、あの程度だと案外危険は感じないものだ。竜巻、大雨、雷、地震…、なんとなく自然災害が目に付く。そして、この異常な暑さ…。やっぱり地球が怒っているのかも知れない。
2004年07月17日
新潟の状況を見ると、とても文句など言ってはいられないが、熱帯夜と真夏日が続き、さすがにバテて来ている。職場でも体調を崩す人が多く、今日は本当に人手が不足してしまい、窓口当番も重なって、クラクラするくらいに疲れ切った感じである。どうしてもしなければならない仕事だけを済ませたのが、もう8時だった。それでも、明日からは三連休。のんびりするぞ~とも思うし、梅雨も明けたことだからここらで大掃除!とも思うし…、やりたいことはいっぱいだ。
2004年07月16日
学生たちは事実上夏休みに入って来たのだろう。朝の通勤ラッシュ時に見かける姿が大幅に減った。この時期には学生が特にうらやましく思える。大学も通信教育だった私の場合、一般の学生が夏休みの期間にスクーリングを受けるためにキャンパスに通っていた。長期休暇は高校までしか経験がない。就職してからは、夏期休暇は三日しかない生活が続いている。現在は年次休暇も使って連続で一週間の休暇を取るように言われるものの…。休んだ分仕事が残ってしまうのでは意味がない。それでも、そろそろ夏休みの計画が具体化して来る。人込みを避けて,二、三日山篭りをして本を読んで来るのが最近の過ごし方となっている。今年も一泊二日で、ちょっと郊外へ出かけるつもりだ。ああやっぱり待ち遠しいな。
2004年07月15日
巴里祭だ…と、この時期はふと思い出す。フランス語は大学の第二外国語として齧った程度だが、若いころは何だかフランス文化に憧れた。パリの流行のファッションなどということではなく、詩を中心としたものだったが…。法学部であればボアソナードなどという名前も出て来て英米法との対比などを学んだ記憶もある。中学高校の時代には、いわゆるシャンソンのイメージとは異なるが、ミシェル・ポルナレフの大ファンという友人もいたっけ。早くからドイツ語を身につけた弟に対抗してフランス語を選択したものの、発音には散々苦労した。未だに「R」の発音はできない。そのような音は美しくないと言い訳したものだが、最近になって、その「R」の美しくない発音を強調した、芳香剤か何かのテレビCMが登場して、我が意を得たりという感じだ。結局メニューが若干読める程度にしかフランス語は身についていない。今フランス的で好きなものは…、えーっと、食べるものしか思い浮かばない。
2004年07月14日
日本橋のデパートでの催しである。来年の大河ドラマの原作となる『宮尾本 平家物語』完結記念というので、『平家物語』と聞くと放って置けない私としては、出向くしかない。『平家物語』に関するもの…ということよりも、作家宮尾登美子のプロの仕事がよくわかる展示だった。今どき原稿用紙に肉筆(しかも丁寧に書かれていると思う)原稿の束束束…。綺麗に箱に収められた3400枚にまず圧倒されてしまう。そしてその何倍もの取材記録、資料…。執筆に没頭するために移った北海道には資料だけで段ボール47箱が持ち込まれたという。プロはこれだけの準備をして書くのだなと、もう感心するしかない。そして、ふと目に止まったのは彼女が作家として世に出るきっかけとなった『櫂』が、最初は自装500部でスタートしたこと。今回の私のエッセイ集と同じだ…、と勝手に盛り上がってしまった。
2004年07月13日
風邪気味でくしゃみをしていたら、腰を傷めてしまった。学生時代にバレーボールで傷めて以来持病になっていて、同じ姿勢を続けていると結構危ないのだが…。疲れが出るとどうしても腰に響くようだ。ちょっと今日は歩くのがきついし(足が前に出ない…)、明後日以降の仕事の大変さも予想されるので、思い切って休暇をとってしまった。昨日も一日休んだのに、疲れを感じてゴロリと横になるとすぐに眠くなってしまい、まあよく眠ること眠ること…。何にもせずにひたすら眠ってしまった。我ながら呆れてしまう。先ほど起き出して、ネットで坂本龍馬の手紙が1633万円で落札されたニュースを見て、先週末の神田の七夕古書大入札会を覗きに行くのをすっかり忘れてしまっていたのを思い出す。日曜日の入札に参加できるのは業者だけだが、その前に一般の人間も実物を見ることができる(もちろん本来は購入目的の下見なのだが…)。目録で姉に宛てた龍馬の手紙が出ていることを知り、実物を見てみたいと思っていたのに…ああ残念。
2004年07月12日
朝のうちは雲もなく、気温がグングンあがって、天気予報が外れたかと思っていたが、昼前から急速に雨雲が広がって来た。テレビがちらつくので、雷雲が近づいているのを察知して警戒していたら、まさに激しい雷雨に襲われた。雷も雹も激しく、一時は強い風も伴って、横殴りで前方が見えないほどの豪雨。神奈川県には大雨洪水警報が出たが、我が家の当りの雨のピークは、それよりも早かったようだ。先ほどからようやく雨は上がったようだが、まだときおり雷鳴が聞こえる。関東もこれで梅雨が明けるかも知れない。ちょっと出鼻をくじかれたような気分ではあるが、お茶を飲んだら、参議院選の投票に行って来よう。積極的に支持するものがなく、いわゆる「究極の選択」という感じになるが、ここらで何とかしないと、この国は思わぬ方へ転がり始めている。
2004年07月11日
朝から強い陽が射したかと思うと、急に黒い雨雲が立ち込めてざあっと強い雨が降る。しかし、まもなくまた陽が射して…と、とてもめまぐるしく天気が変わった。少々バテ気味だったが、恒例の用事を済ませて、二週間ぶりにイタリアンの店でピザとサラダを食べる。サラダはトマトとフレッシュモッツァレラ、バルサミコ風味。トマトとモッツァレラとバジルの組み合わせは本当に好きだし、いつの間にかアンチョビやバルサミコ酢の風味を愛するようになっていた。バルサミコの味をいつ覚えたのだろうと振り返るが、記憶が定かでない。しかし、どこかのレストランで覚えたとおり、オリーブオイルとほんの少しの岩塩とバルサミコをバター代わりにパンに付けると、これはこれで、パンがつい進んでしまう。また、バルサミコを半分くらいの量になるまで弱火でじっくり煮詰めて、バニラアイスにかけるのはチョコレートソースよりも好ましいと私は思う。そして、気になる新書など2,3冊買って帰宅。最寄り駅に出たのは午後6時過ぎ。そこにはくっきりと大きな虹が架かっていた。下の方まではっきりと太く色鮮やかな虹だったが、こんな日に限ってデジカメを持っていない。急いで家に帰って、カメラを持って飛び出すが、日没が近づいているので虹はさあっと薄くなる。空き地へ出ようとしたら、バイクと自転車を連ねた若者達のグループが延々と列をなしていて、渡ることができない。ようやく、やり過ごしてファインダーを覗くが、すでに虹は消えかけていてとても写らない。ああ、やはりこれは私のために現れたものだったのだ、とひとり悦に入っている。
2004年07月10日
暑さのせいか、肩凝りのせいか、目の疲れのせいか、風邪なのか、一日中頭痛に悩まされてしまった。順調にノルマをこなしたので、残業せずに6時前に職場を出る。ふと11日までの抽選券を持っている思い出して、東京駅八重洲地下街へ。週休二日族としては、「本日最終日」であるので、やはり同じ思いの人々が列をなしていた。しかし、回転が早く、さほど待つまでもなく、三角形に折られたスピードくじに挑戦。いつも引くのは貧乏くじと思っていたのに、今回は8本中6本が当たり!しかも2等が4本も!!勢い込んで2等の賞品は何かと見ると、地下街で使える500円分の金券であった。う~んなるほど。他の二本はスポンサー賞でサイダー二本。やっぱり私らしいかな。それでも抽選券の元となった古本辞書が約13パーセントキャッシュバックになった勘定だから、やっぱりお得♪と素直に喜ぶことにする。
2004年07月09日
暑い…、言っても仕方がないけど暑い…。梅雨も明けないというのに、朝から陽射しが強くて体温並みの空気がもあっと立ち込めている。日中は外へ出ないぞと固く決めて、昼食のパンまで確保して、決して好きではないエアコンに守られて過ごす。そういえば、今年も大江戸打ち水大作戦が行われるらしい。雨水や風呂の残り湯などを使ってみんなで一斉に打ち水をして、気温を下げようという試みだ。実は昨年既に実績があって、一斉打ち水を行った八月二十五日正午には、気温が一度下がったことが観測された地点があるという。何の害もないし、誰にでも簡単にできることだから、この際もっと大規模に呼びかけて、日本中で「打ち水」したいという気がしている。
2004年07月08日
クリニックの日なので早めに日記を書いている。今夜は七夕である。東京では、多少星空が見えそうだが、天の川などというものは望むべくもない。そこで、というわけでもないが、本とのめぐり会いについて、今日は記念すべき一夜に立ち会うのを楽しみにしている。読書好きの人の間では有名なことであろうが、松岡正剛の「千夜千冊」が、四年余りのときを経て、今夜ついに千夜、千冊めを迎えるのだ。「千夜千冊」は、実力派編集者である松岡正剛による古今東西の名著を巡る壮大な旅である。取り上げられたテキストもそれに対するコメントもは多岐にわたる。連載中から次回はどのテキストを旅するのか、読者はいろいろと想像をして楽しんでいた。それが今夜ゴールを迎えるのだ。最後の一冊が何になるか、いろいろな予想が飛び交って来たが、その答えが今夜姿を現す。終わってしまうのは少々残念でもあるが、膨大なデータが残されている。読書について迷ったとき、ぜひ覗いてみるとよい。
2004年07月07日
なぜ人を殺してはいけないのか。この問いに対して、かの養老武司氏は、著書の中で、元に戻すことができないからだ、と答えている。取り返しのつかないこと、それゆえ責任のとれないことは決してしてはいけない、そういう教えの大切さを今考えている。ここのところ14歳未満の子供たちによる大きな事件が続いた。結果の重大さと、犯行に至る経緯や動機とのギャップに呆然とする思いである。14歳未満という子供たちは刑法上いくら大きな罪を犯したとしても、決して罰せられることはない。ただ保護の対象になるだけである。彼らを収容する施設は児童相談所しかない。まして、強制的措置を行うことができる場所は、全国で男女ともに一箇所ずつあるだけである。刑法も少年法も幼い子供たちが次々とこんなに重大な結果を招くような事件を起こすということは、全く予想していないのだと言っていいだろう。これまでは、それでも不都合はあまり生じて来なかったはずである。それなのに、近年なぜこのような事態になってしまったのだろうか。自己中心的な感情をコントロールすることができないのは、子供ならありがちなことである。しかし、相手を殺そうと考え、さらにそれを実行するまでには、人間としていくつものハードルを感じるはずである。昨今の子供たちが、そのハードルをあっさりと越えてしまう、あるいはそのようなハードルを全く意識していないことに、大きな危機感を感じる。
2004年07月06日
国立国語研究所が「外来語」の言い換えの提案を行っているのは先に報道されたとおりである。この提案については、広く国民の意見を求めるというので、ネットで辿ってみたらこれが何だか面白い(http://www.kokken.go.jp/)。提案されている言い換え語の一覧には、外来語とその言い換え語のほか、語の意味や用例などもある。この用例も見ているといろいろとわざわざ使っている感じがあって(実例というが、あまり自然な感じではない)おかしい。が、そのほかに、左上に星の数でその語の「理解度」が表されている。それが、「全体」と「60歳以上」に分けられているのだ。60歳という基準がまた役所的なにおいがする。ついでに20歳以下などという基準で、言い換え語の方の理解度を聞いてみたいような気もする。やたらにカタカナ書きで外国語をそのまま持ち込むのには強い抵抗を感じるが、今回の提案の中には、かなり国民に浸透している語もあり、わざわざ今更言い換え語が必要なのかどうか首をひねるものもないではない。
2004年07月05日
午前中は疲れを感じていたので、新聞を整理するくらいしかせずに休養。午後、5年間を共に過ごしたメール専用機の後継機を昨日購入したので、今日は午後からその設定などをしていた。モバイル環境も、ブロードバンド環境も無事に設定完了。今新しい連れ合いとなるノートPCでこの日記を書いている。ブロードバンド環境でも、1年半前のPCよりも快調に動く。しかもこのPCは、持ち歩くにもB5サイズと小さく、マルチドライブ内蔵でも非常に軽いのでうれしい。ただ無線LANについては今は利用しないつもり。何だかセキュリティーの面で心配なのだ。CDを聴いたり、文章入力ができたりすれば、それで十分だし、いざというときはケーブル1本で愛用のPHSで接続すれば…ってちょっと遅れすぎだろうか。
2004年07月04日
いつもとは少し違う土曜日を過ごした。用事を済ませた後、知人と昼食を共にする。そのため、今週はパスタを食べる機会がなかったのはちょっと残念。出版が決まったものの後に書いたエッセイを読んでもらったのだ。長年のつきあいで、率直な意見を聞かせてくれるので、すっかり便りにしている。勢いに乗っていて筆が踊っている感じだと言われて、ちょっと安心した。その後、東京駅へ出たのは、気になっていた古本があったから…。閉店後の店のショーウインドーで見つけた全20巻の国語辞典である。うち1巻の函にシミ、とあったが、20巻で15,000円は絶対にお買い得だと考えて、その状態を見に行ったのだ。見つけたのが一昨日だったので、もし、売れずに店にあったなら、私のために現れたものだと信じて、状態さえ問題がなければ買おうと決めていた。果たして辞典はウインドーに鎮座していた。店員に頼むと女性店員がひとりで大変な苦労をして運んでくれた。函には1巻にシミがあるほか、日焼けも見られたが傷はない。本体に至っては月報の類まできちんと残っており、極めて状態がよい。迷う余地などない。さすがに持ち帰れないので発送を依頼した。そして有楽町へ戻り、モバイル機としてB5のノートパソコンを購入した。メール専用機がダウンして以来、何かと不便であるし、現在使用中のこの機械もときどき原因不明の「深刻なエラー」に再三陥るのに業を煮やしたからだ。ボーナスもほぼ出そろったためか、家電量販店は大変な混雑だった。メモリー増設をうっかり頼んだら40分も待つことになった。これなら自分でやればよかったなあ。
2004年07月03日
久しぶりにワインなど飲んでしまった。家族が誰も飲まないので、職場のつきあいでもなければアルコールは飲まない。今日は、職場の仲間で読書についていろいろと意気投合した人の集まりで、20歳代から50歳代までの立場もバラバラの何とも妙な関係である。しかし、かつての上司と現在の残留組という組み合わせで、職場の現状をかつての部下が愚痴る会になってしまった。皆いろいろと考えていて、緊急に改善が必要だと思い、そのために自分にできる限りの努力はしているのだけど組織が動かない…、そんな愚痴を言い合い、かつての上司に聞いてもらうそんな会になってしまった。そういうガス抜きも必要なのかな、とは思う。女性中心なので料理はフレンチ、前菜に大きな岩牡蛎を生で味わったがなかなか美味しかった。金曜の夜らしく若い女性で店内は満員だった。帰りの地下鉄では浴衣の女性を発見。やはり7月なのだな~と実感?
2004年07月02日
台風がずいぶん逸れて、夜には涼しく、久しぶりに爽やかである。月も丸く美しい。半夏生、夏祭り、7月の始まりである。帰宅は遅かったが、スタートしたばかりの先ほど「新書マップ」というサイトに接続してみた。おもしろい新書検索サイトである。キーワードを入れると星座表のような「マップ」が現れる、沢山のキーワードでさらに標的を絞って行く感じで目指す一冊に辿り着く仕組みである。著者名や書名が全くわからなくても、具体的なイメージがなくても、興味のある分野についてどういう新書があるのか検索できるのが最大の魅力である。使い勝手もなかなか良い。これから大いに使ってみたいサイトである。
2004年07月01日
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