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美人女子大生会計士の藤原萌美(萌ちゃん)とその忠実な下僕キャラの会計士補柿本一麻[カッキ―)の活躍で、会計上の様々な事件を解決していくという「女子大生会計士の事件簿」シリーズの第3巻。このシリーズには、最初に出版された英治出版版と、後から出版された角川書店版(Dx版)の2種類があり、通常は、掲載されている話が多い角川版を読んでいるのだが、この巻だけは、諸般の事情により、英治出版版を読んだ。○「女子大生会計士の事件簿3」(山田真哉:英治出版) 収録されているのは以下の5話。1.<映画の中の会計士たち・・・・・・あはは>事件2.<鏡を割ったのは誰だ!>事件・前編3.<鏡を割ったのは誰だ!>事件・後編4.<未来の財務諸表の作り方>事件5.<天使のウィルス> 萌ちゃんとカッキ―の夫婦漫才のような掛け合いの中で、会計上の基礎知識を楽しみながら身につけることができるという優れもの。最初の<映画の中の会計士たち・・・・・・あはは>事件は、映画会社の株式公開に関する監査。描かれているのは、内部統制ということの重要性についてであろう。<鏡を割ったのは誰だ!>事件・前編以下の3つの事件は、連続した事件で、通信機器メーカーの経営しているホテルの監査の話。知ることのできるのは、部門別会計や減損会計、直接原価計算についてである。最後の<天使のウィルス>は、システム監査に関することで、萌ちゃんたちの仲間のプリンス君が活躍するちょっといい話。でも良い子は真似しないように。実際にやったら、きっと逮捕されるだろうからね。○面白かったらポチっと1票! ○「女子大生会計士の事件簿 DX.2」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 31, 2009
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写真は、成羽川の風景。昨日に続いて川シリーズだ。成羽川は下流で高梁川と合流する。こちらも、なかなか風情のある川だ。○他の人の読書ブログがたくさんあります。 ○「高梁川(高梁市の風景3)」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 30, 2009
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写真は、泊まったホテルの窓から撮った高梁川の風景。岡山県の西部を流れる大きな川だ。○押してね! ○「伯備線を走る列車(高梁市の風景2)」の記事はこちら 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 29, 2009
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写真は、JR伯備線を走る普通列車。備中高梁駅で撮影。○押してね! ○「夜のJR備中高梁駅(高梁市の風景1)」の記事はこちら 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 28, 2009
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写真はJR伯備線の備中高梁駅。伯備線をどんどん北進すれば、鳥取県米子市。○押してね! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 27, 2009
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当ブログと互いにお気に入り登録で相互リンクさせていただいている片山誠さんの「プリティ In モバイル」。近所の書店で平積みになっていたので買ってきた。○「プリティ In モバイル」(片山誠:Bbmfマガジン ) 内容は、一言で言えば「入れ替わりもの」である。「入れ替わりもの」と言えば、大林宣彦監督の尾道三部作のひとつ「転校生」など割とよくあるテーマである。しかし、大抵は、男の子と女の子の心と体が入れ替わるというものだが、この作品が面白いのは、主人公(女性教師)と人工知能を備えたケータイが入れ替わるというところだ。 主人公は、升水フミカという阿南高校の美術教師。なかなかの美人だが、性格が極端に堅く「鉄の女」と呼ばれている。フミカの父は、ケータイの会社で、人工知能を掲載したケータイの研究を行っていたが、事故で、フミカとケータイの心が入れ替わってしまう。つまりは、フミカの体にはケータイの人工知能が入ってしまうのだが、元々4歳児程度の人工知能なのに、エロスパムメールでいけないお勉強をしていたものだからさあ大変。どたばた騒動を繰り広げるという、大人のお色気コメディ漫画。少々きわどいながら、ケータイのおバカぶりが、なかなかに笑える。○面白かったらポチっと1票! ○関連ブログ・Let's Fly~立石保奈美のフライト日記・漫画家かたやままことのHP風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 26, 2009
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TBS系列で10月21日から始まった「浅見光彦 ~最終章~」の第1話 「恐山・十和田・弘前編」。原作は、「恐山殺人事件」(内田康夫)だが、原作が、関係者が芸能関係だったのが、料理界の話になっており、イタコのサキさんが登場していないなど、設定はかなり変えられており、ほとんどオリジナルストーリーといっても良いくらいだった。○原作「恐山殺人事件」 オープニングは、50年前の青森でのシーン。ねぶた祭りの夜に起こったショッキングな殺人シーンが不気味なものを暗示する。 光彦の母雪江が、審査員を頼まれていた料理コンクールで、美しい女性料理人藤波紹子が優勝する。このコンクールで優勝すれば、十和田湖に開店する店舗のオーナーになれるのだ。しかし、なぜか、コンクールの主催者「龍山亭」の社長宮坂は、紹子を妨害しようとし、紹子の伯父憲夫も十和田湖に店を出すことを反対する。そして、「龍山亭」の総料理長杉田が死体で発見される。本来加害者側の人間の筈なのに、逆恨みの被害者意識で、被害者側の人間に過酷な仕打ちをする。50年前の因縁は、なんとも、おぞましくも悲しい事件となって再び幕を開けたのだ。 東北地方には、残念ながらその入り口とも言える仙台までしか行ったことがないが、十和田湖の美しい風景と恐山の荒涼たる風景の対比が、なんとも旅情を誘う。時折挿入される津軽三味線の音色もなかなか良い演出である。青森県の魅力を遺憾なく伝える旅情サスペンスと言えるだろう。しかし、恐山を出しておきながら、ストーリーの中でイタコが直接登場しなかったのは残念であった。 ただ、浅見家の人々がほんわかムードなのは少し気になる。光彦の兄・陽一郎は、最年少で刑事局長になった切れ者だし、母・雪江はもっとぴしっとした性格のはずだ。しかし、浅見家のやり取りはまるでホームドラマを見ているようだった。また、「後鳥羽伝説殺人事件」の中で亡くなっている光彦の妹・祐子 の写真がやけにクローズアップされているが、今後の展開に何か関係してくるのだろうか。(原作)・内田康夫:「恐山殺人事件」(出演)・沢村一樹(浅見光彦)・片瀬那奈(藤波紹子)・中山仁(「龍山亭」社長・宮坂)・山本學(井出啓介)・前田吟(紹子の伯父・憲夫) ほか○面白かったらポチっと1票! ○関連過去記事・恐山殺人事件風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら○関連ブログ記事・神○後記(○は機種依存文字のため表示できず)・浅見光彦の家 Staff Room・レベル999のマニアな講義
October 25, 2009
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ダーウィンと言えば、ほとんどの人が「進化論」を唱えた人と言うくらいの認識は持っているだろうが、彼の思想の本質については案外知られていないのではないだろうか。「ダーウィンの思想」(内井惣七:岩波書店)は、どのように彼の思想が発展していったのかについて、その変遷をたどり、ダーウィンの思想の偉大さとその真価を再認識させてくれる書である。 「ダーウィンの思想」(内井惣七:岩波書店) ダーウィンが、イギリス海軍の測量船ビーグル号で航海に出たのは、1831年のことであった。この航海中に読んだチャールズ・ライエルの「地質学原理」と航海での体験が、ダーウィンの思想形成に大きな影響を与えることになる。ライエルは「理性」や「道徳的能力」で人間と動物は不連続な存在であると見なしていた。当時の人々は、ライエルのような学者でさえ、人間が動物と連続しているなんてことは、受け入れることができなかったのだ。しかし、ダーウィンは未開の人々を見て、文明の幅を取り除いてみれば、人間と動物との差は縮まるのではないかと考えるようになる。人間の進化を考えるとき、どうしても動物との連続性ということは避けて通れない。この航海で、ダーウィンはあっさりとライエルを超えてしまったのである。 ダーウィンの進化論のキモは「自然淘汰」と「分岐の原理」であるという。「自然淘汰」の方はよく知られているように、「生存に有利な形質を備えた個体の方が生き残りやすく、長い年月の間にはこの形質を備えたものが種の大多数を占めるようになる。」というものだ。「分岐の原理」の方はそれほど知られていない思うが、「多様に分岐しているほど、自然界において、色々と異なった場所で生存することができ、個体数を増やすことができる」というものである。 当時多くの人々を悩ませていた問題に「道徳性の起源」があった。ダーウィンに大きな影響を与えてライエルにしても、「道徳性の起源が説明できない限り、自然淘汰説では人間の起源を説明できないという」との考えを持っていたのだ。しかしダーウィンは、「ミツバチが本能によって彼らの社会を維持しているのと同様に、人間は道徳によって人間の社会を維持している」として、ミツバチの本能と人間の道徳をその「機能」に着目してあっさりとつないでしまう。彼は、社会生活を快適と考える個体が自然淘汰によって生き残っていったと考えたのである。この辺りが、ダーウィンの思想家としてのすごさを表していると言えよう。 そして、もうひとつダーウィンのすごさは、彼の思想において「神」を持ち出さなかったことである。「神によるデザイン」といった当時としてはまったく当たり前といってもよいような道に迷い込まず、科学的な理性で進化論を語ったのである。「神は死んだ」というニーチェの言葉は有名であるが、ダーウィンも「神殺し」の系譜に名を連ねる一人なのである。この本は、そんなダーウィンの思想の偉大さについての認識を新たにさせてくれた一冊である。 ○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら*本記事は「本の宇宙」と同時掲載です。
October 24, 2009
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写真は、長府駅から下関駅間を乗った列車。このタイプの列車には初めて乗った。普通列車だが、見た感じはなかなかスマート。○他の人の読書ブログがたくさんあります。 ○「JR長府駅(下関の風景2)」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 23, 2009
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写真はJR山陽本線の長府駅。長府は、長州藩の支藩長府藩の城下町である。○他の人の読書ブログがたくさんあります。 ○「夜の下関駅(下関の風景1)」の記事は、こちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 22, 2009
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写真は、夜のJR下関駅。山口県一の都市、下関市の表玄関だ。関門トンネルを潜ると、そこは九州。○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 21, 2009
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下の写真は、建設中のスーパー「YOU ME タウン」。11月6日にオープンするようだ。すぐ近くに「フレスタ」というスーパーがあるので、競争が激しくなるだろう。○YOU ME タウン ここから少し歩くと、広島の海の玄関口である「広島港」がある。ここからは、目の前に「安芸の小富士」と呼ばれる「似島」が見える。ここは、以前にも書いたが、日本のバームクーヘン発祥の地だ。○秋の小富士○「神田神社の秋祭り (広島市を歩く54)」の記事はこちら○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 20, 2009
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昨日は、宇品にある神田神社の秋祭りだった。「氏神祭」という名前の祭らしい。宇品地区には、そこかしこに幟が立ち並び、しめ縄が張り巡らされていた。祭と言えば縁日がつきものだが、神社自体がそう大きくはないこともあり、隣接する公園にも店が並んでいた。 屋台をみると、大したものでなくても食べたくなってくるのはどういう訳だろう。つい、「鯛焼き」と「いが餅」を買ってしまった。「いが餅」はあんを餅でくるんだものを着色した米で飾って蒸したものだ。呉の方では、祭の定番らしい。○神田神社の氏神祭 隣の公園では、小さなステージが作られており、色々なパフォーマンスが繰り広げられていた。私が行った時は、女性2人のダンスパフォーマンスが行われていた。ところで、このパフォーマンス、町内の至る所に張ってあった、祭を知らせるビラには「余興」と書かれてあった。確かに「余興」には違いないが、「余興」と書かれると、宴会芸のようなものを連想してしまう。○氏神祭のパフォーマンス○「MATUDA Zoom-Zoom スタジアム 広島 (広島市を歩く53)」の記事はこちら○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 19, 2009
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姉と弟の禁断の愛を描いた糸杉柾宏による問題作「あきそら」(秋田書店)の第2巻。「チャンピオンRED いちご」という隔月刊で発行される雑誌に連載されている漫画である。○「あきそら 2」(糸杉柾宏:秋田書店) 1巻に比べこの2巻では、ますますすごい展開になっている。内容は18禁といったところで、とてもこのブログには書けない(笑)。少年チャンピオンなどを出している秋田書店からの出版なのだが、あそこでも一番きわどい内容なのではないだろうか。もっとも別のきわどさをもっている「シグルイ」と言う作品もあるので、おそらくこの二つが、秋田書店から出版されているきわどい作品の東西両横綱ではないかと思っている。 内容と比べて、絵柄があまりにもかわいらしく、そのアンバランスがなんともいえない。でも絵柄のかわりらしさに惹かれて、うっかり小中学生あたりが買わないように。高校生でもちょっと早いかもしれないといったところだ。 ところで、この第3巻がオリジナルアニメDVD付きの限定版を予約受付中のようである。でも3,900円はちょっと高いか。 ○面白かったらポチっと1票! ○「あきそら 1」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 18, 2009
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時は昭和58年、雛見沢村で繰り広げられた惨劇を描く、「ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編3」(桃山ひなせ/竜騎士07:スクウェア・エニックス)。○「ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編1~3」(桃山ひなせ/竜騎士07:スクウェア・エニックス) 雛見沢村で祀られる神・オヤシロさまの生まれ変わりとも言われる少女・古手梨花は、惨劇が起こるたびに、彼女だけに見える守り神・羽入(オヤシロさま?)の力で、時を巻き戻し、少しずつ位相のずれた惨劇と絶望の世界を繰り返し体験してきた。 世界を支配している因果律の膨大な連立方程式。少しずつパラメータが変わり、新たな解となる世界が現れるが、どれもUnstableな解だったようだ。ほんの少しの擾乱が、ポジティブフィードバックのかかった世界で発散し、最後は惨劇に行きついてしまう。 だが、今度の世界は違っているようだ。今回の世界に現れた擾乱は、凶暴な沙都子の叔父が突然舞い戻って来たということ。いつもの世界なら、このまま擾乱は拡大し、絶望の世界へ一直線に進んでしまうのだが。 本当に、今回は、擾乱が発生しても、それを押し戻す力の働くStableな世界が出現したのだろうか。叔父に虐待されている沙都子を救おうと、大人たちを相手に、決してあきらめない圭一たち。 「この世界でもだめだったら私はもう二度と世界を繰り返さない」 「この世界に私の命をかけるわ!!!!」 悲壮な梨花の決意は報われるのか?「皆殺し編」というサブタイトルの意味は?続きが気になってしょうがない。○面白かったらポチっと1票! ○「ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編2」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 17, 2009
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写真は、JRお茶の水駅。今回のぶらり歩きの出発点はこの駅である。駅の向こうには、「東京医科歯科大学」の建物が聳えている。ちなみに「お茶の水大学」はここには無いらしい。もちろん、「お茶の水博士」も住んでいない。○JRお茶の水駅 「東京医科歯科大学」は、その昔受験生時代に、どこにあるのかも知らずに、願書だけ出していた。国立大学が1期、2期と分かれていたころだが、ここは2期では最難関のところだった。元々第一志望のところしか行く気がなかったので、そこに合格したらもうこれ以上受験する気も起らず、受験は幻になってしまったのだが。○東京医科歯科大学○買ったガイドブック:「東京都市図 文庫版」 ○他の人の読書ブログがたくさんあります。 ○「JR神田駅 東京ラプソディ1」の記事はこちら 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 16, 2009
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「イン・ザ・プール」や「空中ブランコ」などの伊良部先生シリーズで有名な奥田英朗の短編集「マドンナ」(講談社)。先般、公害防止管理者試験を受験した際に、半分あきらめ気分で、試験の間の待ち時間の暇つぶしとして買った1冊。○「マドンナ」(奥田英朗:講談社) 表紙に描かれているイラストと表題から、若い美女が主人公の小説だと思ってしまうかもしれない。しかし、そこは奥田英朗の作品である。収録されているのは、「マドンナ」、「ダンス」、「総務は女房」、「ボス」、「パティオ」の5編だが、いずれも主人公は課長職の40代中年男性サラリーマンなのだ。 課長と言えば中間管理職である。一般には、上からも下からも責められるなかなか辛い立場だ。ノルマに追われ、厳しいビジネス環境の中、部下を指揮して業績を上げる。課長さんの仕事はなかなか大変なのだ。しかし、そんな課長さんたちにも様々な日常がある。ある課長は、部下に、好みのタイプの女性が来れば、密かに恋をし、またある課長は、上司となった有能な女性部長のこれまでとはがらりと変わる仕事のやり方に反発する。大人げない部長からパワハラまがいのことを押しつけられ、最後は大げんかをしてしまう課長もいる。この本は、そんなしみじみとしたペーソスを感じさせる課長たちの日常を、ユーモラスな文体で描いた短編集である。 伊良部先生シリーズのような戦艦級の破壊力はないが、駆逐艦級の面白さはあるなかなか笑える一冊である。○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 15, 2009
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だいぶ前に行った東京でのぶらり歩きの記事の連載を始めよう。題して「東京ラプソディ」。東京近郊に住んでいる人は珍しくもないと思われるものが出てくるだろうが、私のような地方在住者には結構興味深いものである。 まずは、JR「神田駅」。中央本線(山手線、京浜東北線)の駅である。実は、散歩のためのガイドブックを持っていなかったので、神田で買おうと思って降りてみたのだが、古書街の神田は神保町駅が最寄り駅だったらしい。それでも駅前に書店があったので、ここでガイドブックを買い、いよいよ東京のぶらり散歩へ出発である。○JR神田駅○買ったガイドブック:「東京都市図 文庫版」 ○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 14, 2009
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うちの子の部屋から拾ってきた「ワシズ-閻魔の闘牌(1) 」(原恵一郎: 竹書房)。変わった漫画だと思い調べてみると、福本伸行による麻雀漫画「アカギ」という作品に出てくる鷲巣巌(わしずいわお) という敵役を主人公にしたスピンオフ作品のようである。○「 ワシズ-閻魔の闘牌(1) 」(原恵一郎: 竹書房) 舞台は終戦後の日本。元特高警察の官僚で、経営コンサルタント会社「共生」を経営するワシズが裏社会でのし上がっていく過程を描いたもののようだ。ワシズはIQ200以上という頭脳にとてつもない豪運をもちおまけにかなりのマッチョでもある。「閻魔の闘牌」という副題から想像できるように、とにかく何でも麻雀で片をつけようといった内容の漫画だ。 とにかくものすごい迫力だ。特に主人公のワシズの顔が! これはもう危険物と言っていいほどで、半径10メートル以内は立ち入り禁止にするべきだと思う(笑)。 ところが、どうも世の中は分からないもので、このワシズ、余りにも言動が突飛なため、「アカギ」の中では敵役ながら、萌えキャラ扱いされ、あのCLAMPも彼を主人公にした特別漫画を描いているという。 私たちが大学生の頃は、余り娯楽もなく、麻雀は大学生の必修科目と言っても過言では無かったと思うが、最近の若い人たちは余り麻雀をやらないようだ。うちの子も、麻雀のルールなど知らないと思うのだが、なぜこの漫画を買ったのだろう。もしかすると、ワシズに萌えたのか?○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 13, 2009
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南蛮樋の設置されている川を熊川という。そう大きな川ではないが、なかなか風情のある眺めで、見ていると心がいやされる気がする。熊川の周辺をうろうろ歩いていると、一部が親水公園のように整備されているところがあった。流れがないためか、水面は、びっしりとヒシで覆われていて、カエルがたくさん住みついていた。最近は、カエルの数も少なくなったと言われるが、ここはカエルの天国のようだ。 ○熊川 (完)○押してね ○「土手町南蛮樋(南蛮樋のある町平尾1)」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 12, 2009
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10月5日にTBS系列の月曜ゴールデンで放映していた「高千穂伝説殺人事件~歌わない笛~ 浅見光彦シリーズ28」。当日は飲み会があったので、録画しておいたものをやっと観ることができた。○原作:「高千穂伝説殺人事件」、「歌わない笛」 今回、光彦は、冒頭でバイオリニストの本沢千恵子とお見合いをする。どうも千恵子の父親の誠一には、何か心に引っかかることがあるようであり、光彦に、自分が万が一の場合には千恵子の相談相手になってくれるように頼むのであった。そして、誠一は行方をくらまし、残されていた彼の携帯には次のようなメッセージが残されていた。 「ブツはニュータバルから高千穂へ運びました。受け取ったのは市川で、詳細は帆村に聞いて下さい」。 「ブツ」とは一体何なのか?なぜ誠一は失踪したのか?一体高千穂にどんな秘密が隠されているのか? 光彦は知恵子と共に、誠一の行方を尋ねて、天孫降臨の地であり神々の故郷とも言える高千穂に向かう。 今回は、「高千穂伝説殺人事件」と「歌わない笛」の2つの小説を原作としたということなので、どのような内容になるのかと期待していたのだが、ドラマの方は、「高千穂伝説殺人事件」の後ろに「歌わない笛」が連続してくっついていつというつくりになっていた。誠一の事件が解決したと思ったら、千恵子を心配して鹿児島から高千穂にやってきた千恵子の後輩が、死体で見つかったのだ。そして、事件は「歌わない笛」の方に入り、舞台は鹿児島に移る。 二つの作品を繋いだということは、バイオリニストの本沢千恵子が共通のヒロインであるからだろうか。このシリーズで同じヒロインが出てくるのは、「赤い雲伝説殺人事件」と「隅田川殺人事件」に登場した小松美保子の例もあるが、珍しいといっていいだろう。しかし、2つの話は、基本的には独立しているので、別に1本に纏めなくて、別々の話として作っても良かったと思う。無理やり繋げたためか、「歌わない笛」の舞台が本来の倉敷、岡山から鹿児島に設定を変えられていたのは、真意を元倉敷市民としては小一時間問い詰めたい位残念なことであった。 この作品で描かれていたのは、戦争終了時の因縁とそれに群がる人間の欲望。過去に囚われた人間の妄想。そして、生き別れになった兄妹の数奇な運命とそれぞれの育ての親に対する愛情といったところか。倉敷が出てこなかったのは少し許し難いが、ドラマの仕上がりとしては良くできていたのではないかと思う。 今度も、光彦はすがすがしいくらい見事に千恵子に振られていたが、彼は永遠の33歳と言う設定である。沢村一樹では、そろそろ年齢的に苦しいかな。(原作)・内田康夫:「高千穂伝説殺人事件」:「歌わない笛」(出演)・沢村一樹(浅見光彦)・戸田菜穂(本沢千恵子)・竜雷太(本沢誠一)・鈴木一真(長田幹夫)・藤田朋子 ほか○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 11, 2009
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柳井市に接した、室津半島の西側にあるのが熊毛郡平生町である。人口約13,600人ののどかな町である。所用でここに泊まったが、日暮れまで少しの時間があったので、少し宿の周りを歩いてみることにした。 歩いてみて初めて知ったが、ここは、江戸時代毛利氏の家老である大野毛利氏が支配してたそうだ。大野毛利氏はこの辺りの干拓を行った。この干拓地の雨水を排除するため、当時のオランダの最新技術である「南蛮樋」が建設され、そのうちの一つが、「土手町南蛮樋」として今も残っている。この南蛮樋は、山口県有形民俗文化財に指定されている。○土手町南蛮樋 よく見ると、道にあるマンホールの蓋にも、この南蛮樋が描かれていた。○平生町のマンホールの蓋 (続く)○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 10, 2009
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人間の存在の力を喰らい、世界のバランスを乱す「紅世の徒」(ぐぜのともがら)と、それを阻止しようとするシャナ達フレイムヘイズとの戦いを描いた壮大なサーガ「灼眼のシャナ」( 高橋弥七郎:アスキー・メディアワークス)の第17巻。○「灼眼のシャナ17 」(高橋弥七郎:アスキー・メディアワークス) まず目を引くのはいとうのいぢさんによる華麗なドレス姿のシャナを描いたイラストである。いつもの凛々しいイメージから、一転どこかのお姫様のような姿である。しかし、その瞳には戸惑いの影が映っている。愛する人は、敵の頭目「祭礼の蛇」のこの世での代行体となってしまい、自分は、フレイムヘイズとしての力を封じられて敵の本拠の中で囚われている。そう、表紙に描かれているシャナは、囚われの姫君なのだ。シャナの育ての親の一人であるフレイムヘイズ・ヴィルヘルミナたちは、十分な助力を得られないまま、シャナの救出へ向かう。物語がこれから大きく展開していくような予感を感じさせる、事変の前のエピソードを描いたような巻である。 ところで、シャナなどのイラストを収録したいとうのいぢさんの画集「蒼炎」が発売されていた。欲しいけど、買うのがちょっと恥ずかしい。そういえば先般見た「探偵ナイトスクープ」に新垣結衣の写真集が恥ずかしくて買えないという少年が小枝探偵のおかげでみごとゲットしていた。いっそ「ナイトスクープ」にでも頼んでみるか(笑)。 ○面白かったらポチっと1票! ○「灼眼のシャナ16」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 9, 2009
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レトロな萩駅から少し歩くと、東光寺とならぶ毛利氏の菩提寺である「大照院」が見える。正式名称は霊椿山大照院といい、臨済宗南禅寺派の寺院である。ここには、初代秀就以降偶数代の藩所の墓所があり、この墓所は国の史跡にも指定されている。○大照院 大照院を目指す途中に、たまたま萩観光のループバスが通りかかった。このバスは「萩循環まぁーるバス 」という名前で、西回りコースと東回りコースがあり、それぞれ「晋作くん」、「松陰先生」と愛称がつけられている。1時間に1本の割合で運航しており、主な観光地を巡るようだ。今度機会があれば乗ってみたいものである。○萩循環まぁーるバス○萩ロイヤルインテリジェントホテル○「JR萩駅 レトロな駅舎 維新の故郷萩9」の記事はこちら (完)○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 8, 2009
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NHKの大河ドラマ「天地人」で直江兼続を演じている妻夫木聡が主演を務めた「憑神」がTBS系列で秋の映画スペシャルとして放映されていた。浅田次郎の同名小説を原作とする、2007年公開の東映映画だ。○「憑神」DVD&原作 舞台は幕末の江戸。才覚に富みながらツキのない若侍の別所彦四郎は、婿養子先から離縁され、実家で居候生活。向島の「三囲(みめぐり)稲荷」に御参りすればツキが回ってくるという話をなじみの蕎麦屋の親父から聞いた彦四郎は、酔っ払って土手から転げ落ちたところで見つけた「三巡(みめぐり)稲荷」の祠に間違って願をかけてしまう。ところが、そこは、名前は似ていても、災厄をもたらすお稲荷さまだった。「触らぬ神にたたりなし」という言葉があるが、うっかりこの神様にお参りしてしまうと、「貧乏神」、「疫病神」、「死神」と災厄が3度も巡ってくるのだからさあ大変。果たして彦四郎の運命は? なぜ、お稲荷様が「貧乏神」や「疫病神」なんかになってしまうのかはよく分からないが、災厄をもたらす神様とはいいながら、演じている人たちから想像できるように、なかなかユーモラスな役どころである。貧乏神は貧乏神らしくなくお金を持っていそうな商人の風貌で現れるのだが、情けないことに、「臨兵闘者・・・」と悪霊退散の呪文を唱えられると、へなへなとなってしまうのである。疫病神は、上方の相撲取り姿で病気一つしそうにない感じだし、死神も小さな少女の姿をしていて、そのイメージとは全く反対の姿をしているのがなんとも面白い。 ところで、この彦四郎、先祖が家康の影武者を務めたという影武者の家系だという設定だが、いくらその時の先祖が家康に似ていたからと言って、それから300年も経って、彦四郎が慶喜に瓜二つだなんて、「そんなわけないやろ!」と思わず突っ込んでしまった。それでも最後は、ちょっぴり悲しい終わり方だったかな。(原作)・浅田次郎:「憑神」(出演)・妻夫木聡(別所彦四郎)・西田敏行(伊勢屋[貧乏神])・赤井英和(九頭龍[疫病神])・森迫永依(おつや[死神]) ほか ○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 7, 2009
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これは、小豆島からの帰途、岡山駅で買った「桃太郎の祭ずし」。岡山の有名な駅弁である。この祭ずしというのは、元々江戸時代の初めの池田光政の時代の頃に由来するらしい。池田藩は財政再建のために、色々な倹約令を出していた。その中には、庶民の楽しみの一つである祭りも質素にやれといったような内容も含まれていたため、庶民はちらし寿司を作ることが唯一の楽しみとなってしまった。このちらし寿司は、次第に豪華になり、しまいには、「寿司1升、金1両」と言わるまでになったという。倹約が必要なら自分たちだけでやればよさそうなものを、庶民にまで押しつけるというのは余計なお世話というものであろう。このころは、財政政策といった概念もなかったので、こんなやりかたでは、ただ経済を停滞させただけだったろう。しかし、民衆も、行き過ぎた規制に対しては、お上の言うことをハイハイと聞くのではなく、どこかに抜け道を探す。この庶民の意地が、経済の破綻を防ぐ役割を果たしていたのではないかと思う。 さて、この「桃太郎の祭ずし」であるが、岡山と言えば「桃太郎」ということで、桃の形の容器に入っている。中は、御覧の通り豪華なちらし寿司だ。具のひとつに、岡山の名物である「ままかり」も入っているのがうれしい。値段も1000円と結構高いが、味の方は、十分に満足できる。○桃太郎の祭ずし (完)○「内海地区風景2(続オリーブの風薫る小豆島6)」の記事はこちら○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 6, 2009
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「契りきなかたみに袖をしぼりつつ末の松山浪越さじとは」 「歌枕」とは和歌に古来よりよく読み込まれた地名のことである。上の和歌では、「末の松山」が歌枕だ。この「歌枕」をモチーフとした内田康夫の同名小説を原作としたサスペンスドラマが、先日フジテレビ系の金曜プレステージで放映された「歌枕殺人事件 浅見光彦35」である。 浅見家の正月、光彦は東京地区かるたクイーンの朝倉理絵と百人一首に興じていた。しかし、理恵が「契り・・」で始まる札でお手つきをしてしまう。理絵の父・朝倉義昭が、冒頭に挙げた歌で歌われた宮城県多賀城市の「末の松山」で毒殺されており、事件は未解決のままだったのである。義昭の手帳には、「白波松山を超ゆ」と記されていた。しかし、「末の松山」は「波が越さない」からこそ歌枕になり得たのである。光彦は、事件の真相を求め、理絵と多賀城市へ向かう。そこには、更に12年前に起こった殺人事件の因縁が絡まっていたのである。 このドラマの特徴は2つあると思う。まずは、歌枕の謎を求めて、陸奥を旅する旅情ミステリーである。うやむやの関や勿来の関、みちのく公園や秋保温泉郷など、色々な観光地の美しい景色が現れ旅情を誘い実際に自分が旅をしているかのような錯覚を起こさせる。また「歌枕」についての蘊蓄も身に付き、なかなか勉強になる。 もう一つは、二つの哀しい親子愛の物語が描かれているということ。理絵の死んだ父に対する愛情と、親子であることを公にできない犯人の父親の息子に対する愛情。被害者側と加害者側の親子愛の対比により、内容に更なる奥行きが与えられている。 ところで、TBS系では沢村一樹主演の「浅見光彦シリーズ」が10月21日から連続ドラマ化されるが、フジ系列の中村俊介版の方は次はどうなるんだろう。○「歌枕殺人事件」(内田康夫) (原作)・内田康夫:「歌枕殺人事件」(出演)・中村俊介(浅見光彦)・野波麻帆(朝倉理絵)・中西良太(千田刑事)・川崎麻世(浜田弘)・津嘉山正種(窪村孝義) ほか○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 5, 2009
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内海地区で見つけたものを少し紹介しよう。まずは神社。名前はよく分からなかったが、ご存知の人があればお教え願いたい。○内海地区の神社 また、小豆島は、そうめんやオリーブだけでなく、醤油でも有名だ。あちこちで醤油屋を見かけるが、ここにも、「こだわりの醤油屋」があった。○こだわりの醤油屋 (続く)○「内海地区風景1(続オリーブの風薫る小豆島5)」の記事はこちら○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 4, 2009
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害虫はいつ我が国に誕生したのだろう。「そんなもの、ずっと昔からいるに決まってるだろう!」と思われるかもしれない。しかしよく考えてみれば、事はそう単純ではない。「害虫」とは、人間が勝手に「害」があると決めつけているだけであり、虫の方から見れば、普通に生活しているにすぎないのである。「虫」は人間が「害」があると認識することにより、初めて「害虫」となるのだ。 それでは、人々はどのように「虫」を「害虫」と認識するようになったのだろう。「害虫の誕生 虫からみた日本史」(瀬戸口明久:筑摩書房)は、そんな問いに答えて、歴史的、社会的および技術的な視点から我々の知らない意外な害虫史を教えてくれる本である。○「害虫の誕生 虫からみた日本史」(瀬戸口明久:筑摩書房) 「害虫」はまず「農業害虫」として登場してくる。しかし、この本によると、江戸時代までの日本では「害虫」という言葉はほとんど使われなかったそうだ。江戸時代には、害虫の発生は「たたり」としてとらえられ、これに対処するために、「虫送り」の行事が行われたり、害虫除けの「駆虫札」が使われたりしていた。迷信と言えばそれまでだが、一般庶民におけるこの感覚は根強く、明治末期に至るまでも害虫の発生は、「天災」と考えられていたようだ。近代になってやっと、「害虫」の発生により農作物が被害を受けるという、現代においてはまったく当たり前とも思える考え方が次第に広まっていったのである。そして、大正時代になると、こんどは「衛生害虫」という概念も出てくる。こうして明治末から大正期にかけて「害虫」は排除すべき存在であるとの自然観が日本に定着していったと言う訳である。すなわち、「害虫」と言う概念は近代国家の成立に伴い発生し、それが、これまでの「人間」と「虫」との関係を大きく変えていったのである。 しかし、この流れも決して順調だったわけではない。「害虫」の歴史、特に「農業害虫」の歴史は、政府の求める自然観と、農民たちの素朴な自然観との軋轢の歴史でもあった。農民にとっては「害虫」とは天災であり、人間が制御できるものではないものであったからだ。農民たちは、政府の求める害虫駆除に対し反発したため、警官がサーベルをちらつかせて実行をせまる「サーベル農政」が行われ、ピーク時には逮捕者が全国で年間6000人以上も出たという。 この、混乱期とも言える明治、大正の害虫防除に、国ではなく民間の研究機関が大きな役割を果たしてきたというのは極めて興味深い。 この他興味深い事実も色々と紹介されている。例えばマラリアやフィラリア(象皮病)と言えば熱帯の病気だと思っていたが、かっては我が国にも存在し、マラリアはなんと北海道では昭和初期まで流行が続いていたそうだ。また、ヒトジラミの研究のため、ボランティアが餌をやっている(つまり自分の血を吸わせている)写真が載っているが、これなど、体中が痒くなってきそうである。 農業害虫を退治しようと農薬をまきすぎた結果、環境にどのような影響があったかなどは、エピローグに少し記述してあるだけというのは少し残念だったが、我が国の害虫史を「環境史」の立場から解き明かすことにより、これまでの「害虫観」に新たな光をあててくれる一冊である。○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら(本記事は「本の宇宙」と同時掲載です。)
October 3, 2009
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今回訪れたのは、小豆島町の内海地区というところ。元々小豆島町は、 小豆郡の池田町(いけだちょう)、内海町(うちのみちょう)に分かれていたが、平成の大合併により、2006年(平成18)3月に小豆島町として一つになった。そのため、町役場の本庁は、旧池田町にあるが、ここ旧内海町にあたるところにも町役場の庁舎が置かれている。写真は、その「小豆島町内海庁舎」。温暖な瀬戸内海らしく、棕櫚のある風景は、まるで南の国だ。○小豆島町内海庁舎 この内海地区の街並は、なかなかレトロな感じで、旅情を誘う。○内海地区の風景 (続く)○「草壁港到着(続オリーブの風薫る小豆島4)」の記事はこちら○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
October 2, 2009
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テレビ朝日系の「日曜洋画劇場」で放映していた「ハムナプトラ2 黄金のピラミッド」。2001年のアメリカ映画だ。○DVD ハムナプトラ2 黄金のピラミッド アナクスナムン(ミラ) たちによって蘇ったイムホテップは、伝説のスコーピオン・キングの眠る黄金のピラミッドを探していた。スコーピオン・キングは、5000年前にアヌビス神からの助力を得る代わりに自らの魂を捧げた人物である。スコーピオン・キングを倒せば、アヌビス神の軍隊を手に入れられ世界を征服することができるのだ。 一方、スコーピオン・キングを蘇らせることのできる「アヌビスの腕輪」を発掘したリックたちオコーネル一家だが、アナクスナムン一味により、腕輪をはめた息子のアレックスが連れ去られてしまう。リックたちは、息子の後を追って、黄金のピラミッドへ向かう。 キモかわいい?ミイラたちがたくさん出てきて大暴れ。全体的には、なかなか楽しめるエンターテインメント作品となっている。 しかし、息子のアレックス、8歳と言う設定なのだが、賢すぎる。古代エジプト語が読めたりして、ほんとうにこんな子供がいるのかと思ってしまうが、なかなかの活躍ぶりが面白い。 肝心のスコーピオン・キングだが、どのような人物か少し期待していたのだが、出て来たのは怪物サソリ男。もっと大物らしい品格があってもよさそうなものだが、そんなものは感じられず、単に怪奇なモンスターが蘇っただけであったとうのはちょっと残念。(監督)・スティーブン・ソマーズ(出演)・ ブレンダン・フレイザー (リック・オコーネル)・レイチェル・ワイズ(エヴリン・オコーネル )・ フレディ・ボース(アレックス・オコーネル)・ アーノルド・ヴォスルー (イムホテップ)・パトリシア・ヴェラスケス(アナクスナムン(ミラ) ) ほか風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら○面白かったらポチっと1票!
October 1, 2009
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