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早朝に目が覚めたので、今日の記事をアップしたところ、時間帯が早すぎたのか、昨日の日付でアップされてしまった。いまさら今日の日付に変更するのも面倒くさいので、今日はおまけでもう一つアップだ。 写真は1ヶ月くらい前に撮った、近所を流れる川の土手の写真。現在は枯れているようだが、その時は菜の花とポピーがたくさん咲いていた。昨年は確か生えていなかったはずなので、いつの間にか、誰かが種を播いたのだろうか。来年はあたり一面のお花畑になるかもしれない。楽しみである。○「広島異界探検5ー愛友市場(広島市を歩く51)」の記事はこちら ○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 31, 2009
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金曜日の夜は、いつものようにテレビ朝日系の「必殺仕事人2009」だが、旅の疲れのため、少し記事をアップするのが遅くなり、気の抜けたサイダー(最近でもこんな表現使うのかな?時々自販機でサイダーを見るけど、コーラなんかに比べるとマイナーな気が・・・)のようになったかもしれない。○DVD「必殺仕事人2007」(前回作) 今回、冒頭でいきなり、新婿殿を標的とした仕事の依頼が入る。「まさか、今回の的は、新婿殿か?大人の都合かなんかで、からくり屋のときのように仕事人が交代するのか?」なんて一瞬思ったりもしたが、さすがに主役の交代はないようだ。 依頼は、7年前に小五郎が仕事で通っていた村の茶店で働いていた娘・お志津の妹・お春からであった。お志津は、小五郎に心を寄せていたようだが、そのお志津を小五郎が弄んで殺したというのだ。しかし、そこには、出世のためには手段を選ばないワル達によって起こされた、とんでもない事件の真相が潜んでいたのである。 小五郎がワル達に襲われた時のこと、小五郎はワルの一人から家紋の入った袖を切り落としている。時代劇にはよくある?パターンだと思うが、普通は、人を襲う時に、自分の正体を示すようなものを身につけているかと、思わず突っ込んでしまった。(出演)・藤田まこと(中村主水) ・東山紀之(渡辺小五郎)・松岡昌宏(経師屋の涼次) ほか○「必殺仕事人2009(第17回) ゴミ屋敷」の記事はこちら○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 30, 2009
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マイケル・ムアコックのエターナル・チャンピオンシリーズのうち、「エルリックサーガ」の文庫新版の3巻目が「暁の女王マイシェラ」である。収められているのは、強大な魔術師セレブ・カーナとの戦いを描いた表題作「暁の女王マイシェラ」と、不死の「呪われし者」ゲイナーとの戦いを描いた「薔薇の復讐」の2作。前2巻も面白かったが、これも負けず面白い。600ページもある文庫本だが、あっという間に読んでしまった。○「暁の女王マイシェラ」(マイクル・ムアコック/井辻朱美:早川書房) 面白いことにこの二つの作品は対照的な部分が多いのに気がついた。いくつかあげてみよう。○暁の女王マイシェラ・一緒に戦うのは他次元世界のエルリックの分身であるコルムとエレコーゼ。男だけのチームだ。・敵は不死の存在ではないが、逃げ足は速く、逃げられてしまう。・エルリックの愛する者が敵の手により命を奪われてしまう。○薔薇の復讐・一緒に戦うのは、同族の3姉妹、「薔薇」という名の女戦士、千里眼の一族の少女チャリオン・ファットと美女軍団である。・敵は不死だが、きっちりとその所業に相応しい落とし前をつけている。・エルリックばかりでなく相棒の詩人・ウェルドレイクにまで彼女ができた。 「暁の女王マイシェラ」でのエルリックたちの戦い方が面白い。コルムを中心に男3人が腕を組み、両脇でエルリックとエレコーゼが剣を持って戦うのだ。ちょうどラインダンスを踊っている感じか。映像を想像してちょっと吹いた。戦いにくいと思うし、ビジュアル的にも勘弁してほしいものである(笑)。やはり「薔薇の復讐」のように、美女軍団といっしょに戦うという方が絵になる。もし自分が戦うんだったら、絶対こっちがいい。 このエルリックサーガが他のエターナル・チャンピオンシリーズと比べて特徴的なのは、彼の手にする「黒の剣」ストームブリンガーの存在感である。他のエターナル・チャンピオンシリーズでも、別な形での「黒の剣」は出てくるが、武器としての次元を超えてはいないように感じる。しかし、このストームブリンガーは、敵の魂を喰らい、剣なくしてはひ弱な存在であるエルリックに活力を与え、時には主の意思に反してまで魂を求める。ストームブリンガーなしでは、この物語は成立しない。この剣は、エルリックと一心同体で、同格の主人公なのである。 ところで、「薔薇の復讐」では、ストームブリンガーの姉妹ともいえる3つの剣が登場する。3姉妹の使う、象牙の剣、黄金の剣、みかげ石の剣である。、「混沌」と戦う最終兵器らしいが、名前だけ聞くと余り切れそうにない。○面白かったらポチっと1票! [追伸] 本日の「本の宇宙」には、社会保険や税金などで損をしないための、「トクする非正規社員マニュアル」の記事を掲載しています。併せてお読みください。風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 30, 2009
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夜の宇部新川駅。JR宇部線の途中にある駅である。距離的には、新山口駅より、宇部駅の方に近い。この宇部新川駅の近くが宇部市の中心である。○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 29, 2009
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写真は新山口駅に停車している宇部新川行きの宇部線の列車。宇部線は、山陽本線の新山口駅と宇部駅を繋ぐローカル線である。○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 28, 2009
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JR新山口駅の新幹線口に建っている山頭火の像。○「種田山頭火 ~漂泊の俳人」の過去記事はこちら○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 27, 2009
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JR新山口駅の新幹線口。帰省する際の最寄駅だが、こちら側に出ることはあまりない。○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 26, 2009
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片目は恨めしげに見開かれ、片目は醜く損なわれて、すさまじいばかりの形相、そして骨と皮ばかりに痩せこけた体。何とも不気味な幽霊画が表紙に描かれている。京極夏彦の「覘き小平次」(角川書店)だ。○「覘き小平次」(京極夏彦:角川書店) 小平次は役者である。それも下手な役者だ。いや下手というようなものではない、まるで使えぬ大根役者なのだ。余りに使えぬゆえ一座のものからうとまれ、師匠から破門された。しかし幽霊の役だけは右に出る者はない。 小平次は、空っぽの存在だ。貧窮の中で前の女房を死なせてしまった。養子にやった一人息子も辻斬りに殺されてしまった。ひょんなことで今の女房のお塚といっしょになったが、彼の常の位置は納戸の中である。そこから一寸五分程開いた戸の隙間から、世間を覗いているのだ。お塚が話しかけてもろくに返事もしない。生きているか死んでいるか分からないような状態で、ただ覗いている。これは、相当に不気味だ。 お塚の名前も実は名前を明かそうとしない彼女に小平次が付けたものである。塚とは墓のことであろう。墓に幽霊、何ともお似合いの取り合わせだ。住んでいる家は、お塚が自分で買った家である。そこに小平次は亭主というよりは、まるで幽霊がとりついているような感じで居ついているのだ。お塚は小平次を毛嫌いしているものの、なぜか彼を追い出そうとはしない。そして、お塚も色々訳ありの過去を背負っていた。 ある時、小平次に幽霊役で旅巡業の声がかかったことから、運命の歯車が大きく動き出した。小平次には何もない。からっぽである。その真空さがブックホールのように、どろどろとした訳ありの過去を持つものを次々に引き寄せて、哀しくもあさましい因縁の物語が繰り広げられていく。○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 25, 2009
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浜田駅周辺をぶらぶら散歩していると、小さな公園があった。万灯山公園という名称らしい。訪れたときは、愛犬家達が何人も、大きな犬をつれて談笑していたが、別に何かのイベントというわけではないようだった。○万灯山公園 何の変哲もない本当に小さな公園だが、なぜかこの公園には、ジェンナーの銅像が建っている。種痘の発見者として有名な人だ。鏡山というところに1900年(明治33)にジェンナーの顕彰碑が設立されており、その100年後の2000年(平成12)に、鏡山を臨むこの公園に銅像が建立されたらしい。しかし、なぜ浜田にジェンナーかは、調べてみてもよく分からなかった。○ジェンナー像 (続く)○「神楽の国の神楽時計 浜田駅周辺をぶらぶら4 」の記事はこちら○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 24, 2009
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昨日の夜もいつものように「仕事人」である。サブタイトルは「ゴミ屋敷」。無人の旗本屋敷にすみついた老女が、その屋敷を悪臭漂うゴミ屋敷に変えてしまい、近所から苦情が出ていた。町民の苦情を受けて、ゴミ屋敷を訪れた主水は、昔馴染みの始末人・あやめと再開する。始末人とは、いわくつきの死体を人知れず始末するという稼業である。 実はゴミ屋敷は、江戸の姥捨て山よろしく、捨てられた老人たちが共に暮らすコミュニティだった。しかし、そのための資金は盗賊・土蜘蛛の十兵衛の隠し金だったのだ。あやめは、主水に、自分たちに何かあったら頼むと仕事料を預ける。○DVD「必殺仕事人2007」(前回作) 姥捨て山の哀しい老人たちをモチーフにしたのは、先の分からぬこの国の年金問題への批判だと考えるのは考えすぎか?しかし、この国の現状では本当に老後が不安である。 ところで、今回の仕事の相手の数だが、新婿殿大活躍だ。一番の大物と雑魚役も数人を相手にしている。その他の仕事人は一人ずつだが、仕立て屋以外は一応大物である。仕立て屋だけ雑魚一人というのは、みんな同じ仕事料なので後でもめないか?(出演)・藤田まこと(中村主水) ・東山紀之(渡辺小五郎)・松岡昌宏(経師屋の涼次) ほか○「必殺仕事人2009(第16回) 」の記事はこちら○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 23, 2009
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おなじみ金田一耕助の活躍する横溝正史による金田一シリーズの一つである「悪魔の百唇譜」(横溝正史:角川書店)。 今回金田一は、折角旅行に出ようとしていたのに、警視庁の等々力警部に挨拶に行ったのが運のつき。無理やり旅行鞄を預かられ、殺人事件の捜査に力を貸す羽目になってしまう。一見ひどい話だが、実は、金田一は、一つの事件を解決すると、非常にメランコリーな気分になってしまうらしく、これも常に金田一に事件を与えて力づけるという等々力警部ならではの友情の現れのようである。 こんな羽目で、金田一が関わるようになったのは、奇妙な殺人事件。高級住宅街に乗り捨てられていた自動車のトランクから胸をえぐられた女の死体が見つかったのだ。その血だまりには、中央を刃物で貫いたような刺し傷のあるハートのクイーンが残されていた。そして、これはまだ事件の発端にすぎなかったのだ。 この作品では、金田一顔負けの名探偵がたくさん登場する。事件に関わることになった登場人物が、それぞれ推理を披露するのだが、結構当たっているのだ。しかし、それらは、当たってはいても部分的な推理であり、すべてを総合的にコーディネートするのは、やはり金田一の役目である。普通の人が虫の目で見るところを、一段高い鳥の目で見る。金田一のすごさは案外そんなところにあるのかもしれない。 どこか牧歌的に進行していく話の中で、じわじわと広がる退廃と耽美の世界。そんな横溝ワールドが十分に堪能できる作品である。○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 22, 2009
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JR浜田駅前には、ちょっと変わった時計が置いてある。4面に神楽に関する絵が書いてあり「どんちっち神楽時計」と呼ばれている。これだけでも十分旅情を感じさせてくれるが、この時計、実はからくり時計になっている。毎正時(夜間や早朝は除く)になると、仕掛けが動き出して、人形たちが、囃子に合わせて神楽を演じるのを見ることができる。「どんちっち」とは、お囃子のリズムを表し、子供たちがこのリズムから石見神楽を「どんちっち」と呼んだことに由来しているようだ。人形たちが演じているのは「大蛇(おろち)」という題目。楳図かずおの漫画ではない。須佐之男命が、八岐大蛇を退治する物語である。○神楽時計 浜田で泊ったのはここ、「グリーンリッチホテル」だ。なかなかしゃれたホテルである。普通のビジネスホテルでは、部屋に緑茶のティーパックが置いてあることが多いが、ここは、フロントで、2種のハーブティ、紅茶、緑茶、コーヒーの中から好みのものを選ぶことができるのがうれしい。部屋もベッドがセミダブルだったので、ゆったりとくつろげた。○グリーンリッチホテル ○「どんちっちタウンのアイドルたち 浜田駅周辺をぶらぶら3 」の記事はこちら○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 21, 2009
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かわいらしい少女のイラストが表紙に描かれているのは、おなじみの「灼眼のシャナ」(高橋弥七郎:メディアワークス/角川書店)の15巻目である。もちろん描かれているのは、シャナだと思うが、今回は、恋心に揺れるはかなげな少女と言った感じで描かれていてなかなか良い。 しかし、今回はシャナが出てくるのはエピローグの部分にほんの少し。舞台は、時代も国も違う、まだ準州扱いだったハワイだ。以前「本の宇宙」の方で紹介した「珊瑚の涙」の舞台設定とほぼ同じころである。まさか、「珊瑚の涙」の主人公のジャニス&リリーも、こんな大事件が同じハワイで起こっていたとは思っていなかっただろう(笑)。 1901年、ハワイにあるフレイムヘイズたちの拠点である外界宿(アウトロー)が何者かに破壊された。調査に訪れたのは、二人のフレイムヘイズ。「鬼功の繰り手」ハーレ・ハビヒツブルグと「極光の射手」キアラ・トスカナである。ハーレはひょろんとしたガンマンスタイルの男だが、キアラは美しい少女という設定だ。 対する敵は、サラカエルという紅世の王が率いる「革正団(レボルシオン)」。人間のいる世界の隣には捕食者たる紅世の伴の世界があるという「この世の本当のこと」を全世界に知らせようと、宗教にも似た情熱を注いでいる一味である。紅世の伴に存在の力を喰われてしまった人間は、初めから居なかったことになり、この世に存在していたという痕跡もすべて消え失せてしまう。そのことに深く傷つき悲しみを持った人間やフレイムヘイズもサラカエルの思想に同調して仲間に加わっている。 そこに「約束の二人(エンゲージリンク)」と呼ばれる「彩飄」フィレスと「永遠の恋人」ヨーハンも絡んでくる。見どころは、サラカエルたちの企みを阻止しようとするフレイムヘイズと「約束の二人(エンゲージリンク)」連合対革正団(レボルシオン)との攻防。テーマは自らの信念に殉教する者のすさまじさと美しさ、そしてフレイムヘイズとなった時の経験で心に屈託を持ち、真の力を発揮できなかったキアラの成長物語といったところか。それにしても、フィレスとヨーハンのいちゃいちゃぶりがなんとも面白い。ヨーハンが零時迷子に封印されて坂井悠二の中に転移してしまうまでの二人の幸せぶりがうかがえ、現在のフィレスの心がなんとも痛ましく感じられる。○応援クリックお願いします。 ○「灼眼のシャナ14」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 20, 2009
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猿猴橋を過ぎて、いよいよ最後の目的地である「国前寺」に向かうが、ちょっと距離があるので、その前に途中で見かけたものを紹介しておこう。まずは「愛友市場」。色々な食品類が売られている、昔は「荒神市場」と呼ばれていた広島の台所である。東京でいえばアメ横、京都でい言えば錦市場といったところか。ちなみに、今回の異界探検とは、まったく関係ない。ただ近くを通っただけである。○愛友市場入口 また途中には、ビルの建設現場があって、巨大なクレーンが立ち並んでいた。世の中には、重機ラブの人も結構いるようなので、これも掲載しておこう。 (続く)○建設現場のクレーン○「広島異界探検4ー猿猴橋(広島市を歩く50)」の記事はこちら○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 19, 2009
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土曜日の夜は、フジテレビ系の「土曜プレミアム」で「ダ・ヴィンチ・コード」をやっていた。2006年のアメリカ映画だ。今回が地上波初登場である。 原作の方のレビューもずっと前に掲載しているので、そちらの方も読んでみてほしいが、要は、 キリストの聖遺物の一つである「聖杯」のありかを求めて、ラングドン教授とフランス警察の暗号解読官であるソフィーが活躍するという話だ。○DVD「ダ・ヴィンチ・コード」&原作(ダン・ブラウン/越前敏弥:角川書店) 実は、この手の話は大好きである。聖遺物には、「聖十字架」、「聖釘」、「聖槍」、「聖骸布 」、「聖杯 」があるようだが、最後の3つは、小説や漫画などのモチーフになりやすいのか、扱った作品を目にすることが多い。この映画(現作も)は、聖遺物の一つ「聖杯 」の秘密について、大胆な解釈を示している。 この作品からは、宗教の持つ欺瞞というものに対する批判を感じる。私たちの感覚では、別にイエスがマグダラのマリアと結婚していていようが、子供がいようがそれはそれでいいと思うのだが。現代の日本人の多くにとっては、神話は神話であり、宗教は信仰というよりは習慣の一つだから、いまひとつ理解できない感覚である。しかし、アメリカなどでは、いまだに、進化論問題のように宗教的な見地から学校教育に関するプレッシャーがあるようであるし、西欧社会でも宗教が現実の社会に対して大きな影響力を持ちすぎているのではないか。宗教はあくまで心の支えであればよい。あまり現実社会に干渉してくるのは危険なことである。 我が国において、宗教の現実社会への干渉が少ないのは、井沢元彦氏の「逆説の日本史」シリーズを読むと織田信長のおかげだということが分かる。織田信長がもし西洋社会に生まれていればどうなったか。かなり面白い作品が書けるのではないだろうか。(原作)・ダン・ブラウン:ダ・ヴィンチ・コード(監督)・ロン・ハワード(出演)・トム・ハンクス(ロバート・ラングドン教授)・オドレイ・トトゥ(ソフィー・ヌヴー )・ジャン・レノ (ベズ・ファーシュ警部 ) ほか ○関連過去記事・「ダ・ヴィンチ・コード」(原作)○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 18, 2009
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稲生神社を観た後は、武太夫が魔王からもらったという槌が残っているという「国前寺」に向かうが、その途中に通ったのがこの「猿猴橋」である。1926年(昭和元)に鉄筋コンクリート橋として架け替えられ、原爆にも耐えて落橋せずに残った、広島市内でも古い雰囲気を残す橋である。時間がなかったので、ただ渡っただけだが、原爆の痕跡は、今でも残っているらしい。○猿猴橋 ところで、「猿猴」とは河童のことだ。猿猴橋の架かる川は「猿猴川」といい、太田川の広島市内を流れる分流の一つである。この川には河童伝説があり、川沿いの段原地区というところでは、毎年九月に河童まつりが開催されているという。橋はこの世界と異界とを繋ぐもので、川はその境界線であるため、妖怪伝説が生じやすいのだろうということであった。 (続く)○「広島異界探検3ー稲生神社(広島市を歩く49)」の記事はこちら○他の人の読書ブログがたくさんあります。 (追伸)・「本の宇宙」の最新記事として、フィリップ・リーヴによる異色のアーサー王物語、「アーサー王ここに眠る」を掲載しています。併せてお読みください。風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 17, 2009
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大阪の米加工会社が、事故米を食料用にしていた事件が話題になったのはつい昨年のことだが、忘れやすい我が国の国民のこと、おそらくかなりの方々が、「そんなことがあったなあ」くらいの思いではないかと思う。昨日の「必殺仕事人2009」は、たぶんこれをヒントにしているんじゃないかと思われる、汚染米ならぬ汚染小豆をモチーフにしていた。ドラマの冒頭に汚染小豆によって、被害者が出るシーンがあったのだが、この時点では、原因らしきものはさっぱりわからないので、汚染米よりは、今問題になっているインフルエンザの方を連想してしまい、さすがに、汚染小豆までは連想できなかったのだが。○DVD「必殺仕事人2007」(前回作) でも、小豆屋の親父が登場した瞬間、何となく分かってしまった。 「悪いのは絶対こいつや!」 佐藤二朗という俳優が演じている小豆屋の主。いかにもワルだというオーラが体中から漂い、怪しすぎる。名演技だ。 今回お菊が胆嚢結石になったら、主水さんいやに優しい。そういえば、最近主水さんの家庭が全然出てこない。いつも自身番で目刺焼いてばかりいるが、もしかして、家を追い出されたとか・・・ ところで、仕立て屋、仕事の前に糸を水で濡らしていたが何のため? 却って扱いにくくならないか?(出演)・藤田まこと(中村主水) ・東山紀之(渡辺小五郎)・松岡昌宏(経師屋の涼次) ほか○「必殺仕事人2009(第15回) 昔の女」の記事はこちら○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 16, 2009
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広島市にもいわゆるご当地検定が存在する。以前このブログの姉妹ブログである「文理両道」の方でも紹介した「ひろしま通 認定試験」である。詳細は、「文理両道」の記事を参照してほしいが、この試験のテキストが「ひろしま通になろう」(上田宗冏/頼祺一:中国新聞社 )だ。○「ひろしま通になろう」(上田宗冏/頼祺一:中国新聞社 ) 先般紹介した「広島県の歴史散歩」との大きな違いであるが、この本は、ご当地検定のテキストという性格上、県内全域ではなく広島市が中心であるということと、歴史だけではなく、自然、芸術、文化や観光など幅広く記述されているということだ。また、広島という地域の特質として原爆被災関連の記述もある。 検定試験のテキストだけに使うのはもったいない。実は、このブログのシリーズ「広島市を歩く」もこの本を読んだことをきっかけに始めたものである。観光ガイドブックとして、この本を片手に広島市内を歩くと、普通のガイドブックとは一味違った体験ができるだろう。○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 15, 2009
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どんちっちタウンを歩いていると、ユーモラスな石像が歩道わきのところどころに置かれているのに気がつく。鬼太郎ロードから、妖怪たちが出張して来たかとおもったが、どうも石見神楽に出てくるキャラクターのようだ。写真はスサノオ。○他の人の読書ブログがたくさんあります。 ○「どんちっちタウン 浜田駅周辺をぶらぶら2」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 14, 2009
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写真は浜田駅前から続く銀天街、またの名をどんちっちタウンのシンボル。石見神楽のヒーローたちがユーモラスに表現されている。○他の人の読書ブログがたくさんあります。 ○「JR浜田駅 浜田駅周辺をぶらぶら1」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 13, 2009
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JR浜田駅。浜田市は、広島から高速バスで2時間弱で行ける。山陽と山陰を結ぶ拠点だ。現在改装工事中。○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 12, 2009
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広島市現代美術館を出て、まず最初に訪れたのが、「稲生神社」である。祭神は豊受大神、大国主大神、稲生武太夫公零人。ここは、以前にもこのブログで一度紹介しているが、「稲生」と書いて「いなり」と読む。「いなり」は普通は「稲荷」と書くが、広島には「稲生」と書く神社も多いようだ。この神社には稲生武太夫が祀られているので、武太夫が祀られた際に「稲生」となったという説もあるが、古い地図を見ると大正のころまでは「稲荷社」と記載されており、結局のところ「稲生」と書く理由はよく分からないようだ。○稲生神社 この神社には、以前紹介したように、水木しげる、京極夏彦、荒俣宏の3名が共同で奉納した幟がはためいている。宮司さんによれば、その時水木しげるさんは、三次の方で何か発見があったらしくとても機嫌がよかったそうだ。その時に色紙に書いてくれた鬼太郎を見せてもらった。 おいなりさんのお使いは狐であるが、ここの狐には、向って右側のものには、大きな傷が見える。これは、原子爆弾にやられたものということだ。向って左側の狐は幸い無傷だったらしい。 (続く)○被爆狐象○「広島異界探検2ー比治山多聞院(広島市を歩く48)」の記事はこちら○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 11, 2009
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かって経営資源としてあげられてものは、「人」、「モノ」、「金」であった。最近はこれに「情報」や「知識資本」を加えた5つが経営資源としてあげられることも多いようである。 今日紹介する「あたたかい組織感情」(野田稔/ジェイフィール: ソフトバンククリエイティブ)は、さらに第6の経営資源として「組織感情」をあげ、その重要さを説いたものである。○「あたたかい組織感情」(野田稔/ジェイフィール: ソフトバンククリエイティブ) この本では2つの興味深い手法が紹介されている。「組織感情マップ」を使った「自分感情と組織感情の分析」と「リフレクション・ラウンドテーブル:RRT」による「内省と相互コーチング」だ。 「組織感情マップ」というのは、組織の感情状態を把握・分析するためのツールである。これを作成することにより、自分感情や組織感情の現状が把握でき、目指すべき方向とのギャップが把握できるという優れものだ。しかし、残念なことに、本書の説明を読みながら実際にマップを作ろうとするといろいろと立ち止まらざるを得ない。例えば、質問の答をどのように数値化してレーダーチャートに乗せるのか、どこが感情崩壊ラインとの境界線となるのかといったようなことだ。また、組織感情マップのイメージ図をみるとおそらくミスプリだと思うのだが、本来4つの別々の感情が記載されるべきところ、右側の2つの感情と左側の2つの感情に同じものが記載されており、本文の説明や図中のレーダーチャートの項目と合致していないところがあるので、読者に戸惑いを与えるかもしれない。 「リフレクション・ラウンドテーブル:RRT」については、更に興味深い。色々な企業から参加者が集まるようなセミナーに参加するとグループ討議なるものをやらされる場合が多いが、どうも時間の無駄といったような思いをすることも多い。色々な企業から集まってきた者が、それぞれ業種も立場も問題意識も違うのに、仮想のケースをわいわいがやがや話しあってどれほどの教育効果があるのだろう。講師の時間稼ぎのようなもので、これだったらまだ講義を聴いているほうがずっといいというような思いをしたことはないだろうか。しかし、このRRTは違う。同じ組織の中で、同じような目的を持った者同士が内省と相互コーチングを繰り返して、自分たちで成長していく手法だからだ。本書には、そのためのノウハウも詳しく説明されている。 最近は、米国のサブプライム問題に端を発する経済の停滞により、職場の雰囲気もギスギスしがちになることも多いことだろう。しかしこんなときだからこそ、「組織感情」ということについて改めて考え、企業としての活力を盛り上げていくべき時期ではないかと思う。そのために、本書は有益な指針となり得るのではないだろうか。 なお、この本は、ソフトバンククリエイティブ社さまより献本いただいたものです。ありがとうございました。 ○面白かったらポチっと1票! *** この記事は姉妹ブログ3館共通掲載です。 ***風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 10, 2009
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先週は、「木枯し紋次郎」に浮気していたが、今週はまたまた「必殺仕事人」だ。今回は第15回、サブタイトルは「昔の女」。いきなり経師屋の濡れ場シーンで始まったのにはびっくりした。これにはきっと、女性ファンがだいぶやきもきしたに違いない。○DVD「必殺仕事人2007」(前回作) 実は、相手の女「おゆき」は、涼次の昔の命の恩人であり、恋人であった。しかし歳月と共に人は変わるものだ。良いほうに変わるのならよいのだが、悪いほうに変わってしまうこともある。それが人間だろう。昔の女が、鬼女になってしまったことを知った涼次。これは辛い。 それにしても、仕立て屋の坊主。今回は裁縫ばさみを出していたので、さすがに針と糸では道具として不足だと考えたのかと思ったらやっぱり使ったのはいつものお裁縫の糸。大の大人を床下に引きずりこめるほどの強度とは、いったい材料はなんでできているんだ。(出演)・藤田まこと(中村主水) ・東山紀之(渡辺小五郎)・松岡昌宏(経師屋の涼次) ほか○「必殺仕事人2009(第13回) 給付金VS新仕事人」の記事はこちら○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 9, 2009
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いよいよ、「石見地区砂と水の旅」も最終回だ。アクアスは、海に近いところにあり、陸橋を渡っていくとすぐ海に出られる。これに気がつかなかったので、海に出る道を探して、大回りして、やっとここにたどり着いた。海への出口はトンネルになっており、このトンネルをくぐると、美しい日本海の眺めが広がる。○海に続くトンネル 瀬戸内海の魅力は多島美だが、ここから見る日本海はただ海が広がるだけ。海の向こうには広大な大陸があるが、さすがにここからは見えない。水質も内海である瀬戸内海よりはずっと良い。集合時間まで、のんびりと海岸を散策する。後は、再びバスに乗って帰るだけだ。○浜田の海 完○他の人の読書ブログがたくさんあります。 ○「アクアスランド(石見地区砂と水の旅8)」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 8, 2009
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学生時代や仕事のために、これまで、1府4県で暮らしたことがある。初めての県で暮らすようになったときにまず買うのが、その県の歴史などをまとめた本である。初めて広島に来た時にも、「広島県の歴史散歩」という本を買った。このシリーズは、山川出版からシリーズものとして出版されているので、たぶんどの都道府県にもあると思う。 長らく重宝していたが、何度も引っ越しをしている間にどこかに行ってしまった。この間本屋で新版が出ているのを見つけたの買ってきた。この本は、その名の通り、広島県に存在する、歴史的な遺跡や建造物について紹介したものである。○「広島県の歴史散歩」(広島県の歴史散歩編集委員会編:山川出版社) 歴史も教科書に載っていることがすべてではない。地方のちょっとした建造物などにも、それなりの歴史が刻まれているのだ。私たちは、案外自分たちの住んでいる県について知らない。旅行と言えば、海外やネズミの国を思い浮かべる人が多いだろうが、この本を片手に、休日に身近な歴史を訪ねてあるくのも面白いのではないか。○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 7, 2009
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現代美術館を出発して、比治山を下っていくと、電車通りから比治山へ登っていく入口の所に、「多聞院」というお寺がある。この寺は、稲生物怪禄との関係はないので、前を通っただけだが、なかなか歴史のある寺なので紹介しておこう。 多聞とは多聞天、すなわち毘沙門天のことである。仏教を守護する四天王の一尊で、北方を守る神様だ。片手に宝塔を持つ姿で表される場合が多い。多聞院はこの多聞天を本尊とする、真言宗御室派の寺である。 この寺は、第二次大戦での原子爆弾の被災時に、大破しながらも焼け残ったため、臨時県庁や臨時救護所として使用され、多くの被災者がここで治療を受けたという。写真に写っている鐘楼は、鐘自体は被爆後に鋳造されたようだが、建物は、被爆時の者が現存している。 また、この寺には、頼家一族の墓地があり、寺に隣接して頼山陽を顕彰する「山陽文徳殿」が建立されている。○比治山多聞院 比治山を降りると、目の前には、太田川の分流の一つである京橋川の美しい眺めが広がっている。これから異界めぐりをするとは思えない良い天気だ。 (続く)○「広島異界探検1ー広島市現代美術館(広島市を歩く47)」の記事はこちら○関連過去記事・「広島市を歩く(その10)(頼山陽史跡資料館)○他の人の読書ブログがたくさんあります。 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 6, 2009
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アクアスでの滞在時間は4時間もあったが、さすがに2時間も中にいれば飽きてくる。そこで、集合時間まで、周辺の探索を行うことにした。まず行ったのが、すぐ隣にある「アクアスランド」。10,500平方メートルもの広さを誇る、日本最大級の木製大型遊具施設を持つ公園だ。子供たちの喜びそうなアスレチック遊具がたくさん設置してあり、家族で楽しめる。おまけに、無料で家計にやさしいというのがうれしい。○アクアスランド ところが、一つだけ困ったことがある。下の写真だ。鴉ではない。トビである。いわゆる猛禽類だ。この公園あたりは結構トビが多いようで、注意の看板も出ていた。食べ物を狙ってくるらしい。これだけたくさんいると、さすがにちょっと怖い。もし襲ってきたら、リュックを振り回して撃退しようと、構えながらおそるおそる下を通り過ぎたが、幸い襲撃はされなかった。たぶん、こいつを襲っても一文の得にもならないと見抜いたんだろう。○トビの群れ○他の人の読書ブログがたくさんあります。 ○「しまね海洋館アクアス2(石見地区砂と水の旅7)」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 5, 2009
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最近よく雇用の流動化ということを耳にする。要は、解雇規制を緩和すれば、労働需給は市場がうまく調整してくれて、社会的な効用が増大するというのだ。いわゆる経済の専門家と言われる人たちが声高に叫んでいるのだが、常識的にみてもそんなにうまくいくとは思えない。雇用の流動化の前提には、労働というものの質の差というものが考慮されていないことを指摘しておきたい。たとえば、昨日まではバターを作っていた人が、今日からは車を作るというようなことが、ほとんどコストも時間もかけずに可能だということだ。そのような非現実な仮定にも関わらずこれだけ世間を賑わせているのはどういうわけだろう。唱えている学者先生や評論家たちも、あなたたちはもう需要がないけど、明日から半導体組立の方に職があるので行きなさいと言われてできる自信があるのだろうか。 この間から、「経済学の考え方」(宇沢弘文:岩波書店)という本を読んでいる。宇沢氏は、経済学の大御所で、現在日本人でノーベル経済学賞に最も近い人だとも言われているようだ。この本は、そのタイトルの通り、アダムスミス以来の経済学に流れる思想の変遷を解説したものである。○「経済学の考え方」(宇沢弘文:岩波書店) 実は、「市場がなんとかしてくれる」というのは「新古典派」という考え方で、その前提条件として色々なことが仮定されている。しかし、スティグリッツらが指摘したように、情報が非対称な場合などには、市場が必ずしも効率的に働くとは限らないし、市場が成立しない可能性もある。 この本で紹介されている、「ソースティン・ヴェブレン」という経済学者の考えは特に興味深い。彼は、1904年に発表した「営利企業の理論」とという書物の中で、産業革命以来生産の大部分が機械を用いて行われるようになったことを重要視している。この機械を用いるために、生産は固定化して、市場の条件に合わせて自由に調整することができないというのだ。固定性が見られるのは、機械だけでなく熟練労働などの生産要素についても当てはまる。だから実質賃金と労働の限界雇用で労働市場が均衡するとうのは空想の世界に過ぎない。100年以上前の思想にもかかわらず、今でも立派に通用すると思うのであるが。 また、1970年代に反ケインズ経済学として流行した「合理主義の経済学」、「マネタリズム」、「合理的期待形成仮説」、「サプライサイドの経済学」などは、「市場機構の果たす役割に対する宗教的帰依感をもつものである」とバッサリと切り捨てているのも面白い。それほどたくさん経済学関係の本を読んでいる訳ではないが、ここまで言いきっている本は少ないのでは思う。 あまり、経済学になじみがない者にとっては、それほどすらすらと読めるという訳にはいかないが、経済学思想の流れを見渡すことができ、新書としては、かなり中身が濃いのではないかと思う。経済学が専門ではなくても興味がある人は一読しておいて損はないだろう。○面白かったらポチっと1票! *** 本記事は、姉妹ブログ3館 同時掲載です。***○関連過去記事・スティグリッツ早稲田大学講義録・経済学を学ぶ・ケインズ風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 4, 2009
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「あっしには、かかわりあいのないことでござんす」 金曜日の夜、フジテレビ系の金曜プレステージに「木枯し紋次郎」が15年ぶりに帰って来た。これは懐かしいということで、またまた、「必殺仕事人」から浮気をしてしまった。実は、その昔「木枯し紋次郎」と「必殺仕掛人」が同じ時間帯に放映されていた。最初は「紋次郎」の方を見ていたのだが、途中から「仕掛人」の方に鞍替えしてしまった。今回はその逆パターンとは少し皮肉なことだ。○DVD 中村敦夫版「木枯し紋次郎」 今回は、とんでもない女狐の悪だくみに巻き込まれた紋次郎、切石の仙造という親分を殺したという濡れ衣を着せられ、代貸の源之助たちにつけ狙われる。紋次郎の魅力は、「あっしには、かかわりあいのないことでござんす」と、ニヒルを気取りながら、心の底はとてもやさしいことだ。そのため、いつも騒動に巻き込まれてしまうのである。そんな紋次郎の魅力に久しぶりに触れてただただうれしい限りだ。 今回、旧紋次郎の中村敦夫が、ワンシーンだけ義作という老ヤクザ役で出ていた。酔拳ならぬ酔剣?を披露してどこかへ去って行ったが、いったい何者だったんだろう?藤田まことも「必殺」を続けていることだし、もう一度中村敦夫で、「紋次郎」を見てみたいものである。(原作)・ 笹沢左保:「木枯し紋次郎」(出演)・江口洋介(木枯し紋次郎)・小澤征悦(小判鮫の金蔵)・渡辺いっけい(源之助)・ともさかりえ(おまん)・若村麻由美(お市) ・中村敦夫(義作) ほか ○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 3, 2009
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昨日は映画「GOEMON」の封切りの日だったので、さっそく観にいってきた。何しろ毎月1日は映画の日ということで、1000円で入れるのだ。「GOEMON」とは天下の大泥棒石川五右衛門のこと。織田信長亡き後の豊臣秀吉の時代を駆け抜けた一人の男の物語だ。○茶々のフィギア 監督は「CASSHERN」の紀里谷和明。宇多田ヒカルの元ダンナである。とにかく映像がすごい。息をつく暇もないほど特殊効果シーンの連続である。これだけでも観にいった甲斐があるというものだ。ただ単純に楽しむのなら最高の作品である。 ストーリィの方は、史実に囚われずというより、完全に史実を無視して、独自の世界観を作り出している。そうそう、世界感と言えば、これ、絶対15世紀後半あたりの日本の風景じゃないね。「CASSHERN」のワンシーンと言われても信じてしまいそうだし、スターウォーズを連想してしまうころもあるし。それにしても、あれだけ人間離れした活躍をしていた、五右衛門なのに、あのラストは、竜頭蛇尾という感じを否めない。 ところで、ゴリが「サスケ」という役で出ていた。どこの「サスケ」さんかと思ったら、なんと「猿飛佐助」だった。猿飛佐助と言えば真田十勇士の筆頭である。それにしてはかなりしょぼいイメージは否めない。まさか、ゴリ→ゴリラ→猿→猿飛といった連想だけで、「お前は猿飛佐助だ!」というように役を決めたのではないと思うが?大沢たかおの霧隠才蔵はなかなか良かったが、どちらにしても、真田十勇士は関係なかったし、猿飛びの術も霧隠れの術も披露がなかったのは、ちょっと残念。 猿飛、霧隠ときたので、チェ・ホンマンは三好清海入道あたりかと思っていたら、こちらは「我王」さんだそうだ。「ガオウ」って、探偵ナイトスクープに出てくるあれか?(監督)・紀里谷和明(出演)・江口洋介(石川五右衛門)・大沢たかお(霧隠才蔵)・ゴリ(猿飛佐助)・要潤(石田三成)・奥田瑛二(豊臣秀吉)・チェ・ホンマン(我王) ほか○面白かったらポチっと1票! 風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 2, 2009
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まだ、「石見地区砂と水の旅」の連載も続いているが、時期を逃すといけないので、「広島市を歩く」のサブシリーズとして、「広島異界探検」の連載も始めることにしよう。 現在、広島市内の比治山公園内にある「広島市現代美術館」というところで、「特別展 どろどろ、どろん 異界をめぐるアジアの現代美術」(3/14~5/10)という催しをやっている。この特別展は、現代美術館のホームページによれば、<「異界」という世界観を通じて、現代美術を歴史・民俗の世界と繋げ紹介>するというものである。 先般、これに関連したイベントとして、「広島の異界めぐりツアー」が行われたので参加してきた。この催しは、安田女子大学 杉本教授といっしょに、三次市に伝わる妖怪物語である「稲生物怪禄」に関連した場所を中心に、広島市内の異界スポットを歩いて回ろうというものである。 稲生物怪禄とは、江戸時代の三次を舞台とした物語である。三次藩に仕える少年藩士稲生武太夫(当時はまだ幼名の平太郎)に7月1日から1ヶ月間の間、次々に怪異が起こった。平太郎はこれを次々に退けたため、その勇気に感服した魔王の山本五郎左衛門から、魔王を呼び出せる小槌を与えられたという。興味深いのは、この稲生武太夫という人は、実在の人物であり、現在も子孫の方がおられるということ。この日も、先代の奥様という方がツアーに参加されておられた。なお、この稲生物怪禄をモチーフにし、実際の三次市の町並みが作品中に出てくるということで、一時かなりの話題になった漫画・アニメ作品が「朝霧の巫女」である。 ところで、なぜ三次藩士の物語が、広島市に関係するのかということだが、三次藩はもともと広島浅野藩の支藩であり、跡継ぎが絶えたので、広島本藩に合併吸収され、平太郎も広島に移ってきたためということである。○広島市現代美術館○現代美術館の庭 ツアーの始まりは、現代美術館の特別展。異界にふさわしい作品がたくさんあり、ちょっと異様な雰囲気である。なかでも面白いと思ったのは、矢谷和彦という人の「人魚の窓」という作品。船の窓らしきものがあるが、覗いても特に何も見えない。ところが反対側にある鏡に映してみると、女性の顔が窓から覗いているのが見える。これはちょっと怖いかも。 西尾康之という人の幽霊画も面白かった。和室と洋室でそれぞれ少女の幽霊が描かれている。和室は着物、洋室はミニスカート姿である。いずれも顔の部分が黒く描かれており幽霊の雰囲気を表している。着物の方はかなり不気味だが、ミニスカート姿は、怖さより色っぽさの方が勝っていたような・・・。やはり幽霊には着物の方が似合う。 他にも色々興味深いものがあるが、今回のツアーの目的は、「稲生物怪禄絵巻」である。展示してあるのは、堀田家本版とよばれるもので、3巻に渡り、平太郎が遭遇した怪異が鮮やかに描かれている。 館内の展示物をざっと観た後は、いよいよ市内の異界スポットへ向けて出発だ。(続く)○他の人の読書ブログがたくさんあります。 ○「広島県民文化センター・鯉城会館(広島市を歩く46)」の記事はこちら風と雲の郷 別館「文理両道」はこちら風と雲の郷 貴賓館「本の宇宙(そら)」はこちら
May 1, 2009
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