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豊作をよぶ春雷。G古来より、農業にとって大変めでたい雷とされる春雷。その春雷が鳴る年は、農作物がよくできるといわれています。 雷がなる ↓ 雨がふる ↓ 水が大地を潤す ↓ その水によって作物がよくできるまず連想するのは、こういった図式でしょうか。たしかに、そう。水は植物の生育にとって大事ですものね。でも、それだけではないんです。雷が鳴ると、ほんとに土地が肥える・・・なぜに雷が鳴ると土地が肥えるのか。それは 雷の正体に原因があります。そう、ご存知のように 雷 は、 放電量は 数万~数十万アンペア 電圧は 1~10億ボルト 電力量換算 平均約90万メガワット超というものすごい 電気 。どれくらいすごいかというと、石ができちゃうくらいすごい。一定条件を満たした砂漠に雷が落ちると、ほんとうに石ができます。そんな雷由来の石を『Sand Fulgurites/ サンド・フルグライト』といいます。和名は、雷管石。 堆積物にある程度の空間が存在する大地/砂漠などに雷が落ちる ↓ 砂地に撃ち込まれた電流は地中に流れ込む ↓ 電流はいろいろな方向にまがる ↓ 結果、電流の通路にあった石英の砂粒は完全に溶融 ↓ 溶解したガラス状の石英が固まり、石状になると、これが 雷管石誕生のシステム。雷管石は 雷の電流の足跡なのですね。話がズレ気味ですが/笑、それほどの雷が空中で鳴ると、 空気中のチッソがチッソ化合物となって地上に落ちてくるそれが 『春雷がなる年は、農作物がよくできる』といわれる由縁です〔降ってきた窒素化合物は植物に利用されます〕。昔の方って、じつに科学的ですよね。そして人工物だと誤解されている向きも多い 化成肥料のチッソも、雷と同じ原理で、空気中のチッソから取り出されます。『鉄を主体とした触媒上で水素と窒素を400 - 600°C、200 - 1000atmの 超臨界流体状態で直接反応させる』ことで、空気中からアンモニアの形で取り出します。 N2 + 3H2 → 2NH3 という化学式ですね。簡単に言えば、人工的に雷状態をつくることによって、空気中からアンモニアを生産する。これは ハーバー・ボッシュ法(Haber?Bosch process)といわれていて、名前のとうりにハーバーさんとボッシュさんによって1913年に開発された方法なんですよ。つづく。 そういえば 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のデロリアン号も 雷を 動力源にしたことがありましたよね♪ 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2014.03.30

忙しい時期のうっかりミスには気をつけよう。Kイネの早期栽培に向けての集落総出の用水路・排水路の清掃・整備やの畔焼きの水田の代つくりからはじまり、水田のアゼ直しに・畔草を切ったりしたのちの水田の代あけ。その田に植える苗の準備。水田の貸し借りや、農作業の委託や受託に関する交渉ごとも、この時期になると本格化します。果樹や野菜のハウス栽培をしていれば、暑くなったり寒くなったりする春先の急激な春先の気候変化に対応したハウスや各種トンネル栽培のビニールの開け閉め、そして水やりの量や回数の管理。春先にありがちな強風・突風への対策。乾燥や加湿によっておこりやすい肥料分の多少や微量要素欠乏に対する適正な肥培管理。などが要求されます。経営面からいえば、なんといっても大切な税金の申告があります。そして年度末といえば役員改選。年度末の集落内の生産部会や農協の総代関係。また自治公民館組織の婦人部・青年部・老人部・体育部・消防団、さらには学校のPTA関係の役員交代に関する根回しをやって集会に臨まねばならないのもこの時期です。・・・などなど、とくに40代から50代の働き盛りの専業農家であれば 2月から3月にかけては目が回るほどの忙しさ なのです。そんな忙しい農家の日常にあって、なにより忘れてはならないのが、 うっかりミスそう具体的な例でいえば、たとえばハウス施設農家の ビニールを開けて換気をすること忘れてしまったとなとという、温度関連のうっかりミスです。このようにハウスの開閉をうっかり忘れて施設内の作物を高温障害にあわせてしまったとすれば 作物の先端部が枯れてしまい数回分の収穫がフイになってしまうこともありますし、悪条件が重なれは下手すると施設内の作物が枯死してしまうことにもなりかねません。ということで何かと忙しい3月ではありますが、農業者のみなさま、とくに 農業関連のうっかりミスには注意してまいりましょう。そしてそういったうっかりミスに対する対策ですが・・・[ハウスの開け閉めなどに代表されるような]必ずやらなければならないことは、たとえば張り紙に列記しておくなどして、家庭内の各人がそれぞれに指先確認するみたいな、そんなかんじのルールを作るとよいかもしれませんね。そうそう、そして4月といえば 子供さんの進級・入学・卒業・就職 に関することの諸手続きや準備だって、けっこうあなどれない。 経験からいえば、たとえば子供さんが希望の学校に合格したと喜んで いたのに、忙しさにかまけて期限内の入学手続をとるのをうっかり忘 れてしまったなんて実例まで、いくつか見聞きした経験も あります。 とにもかくにも ご用心を。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2014.03.27

咲くのかなと心配していたマンサクの花は。GB庭のサツキの植え込みの端に、10年ほど前にアクセントとして植え込んでみたマンサク。 マンサクは剪定するような樹でもないので、大きくなるにまかせていたのだが、最近では植え込みの前を通るのに邪魔になるほどに〔通路側に〕枝が張り出してきた。そこで昨年の年の瀬に、張り出していたマンサクの枝をサツキの植え込みにあわせて刈り込み、ついでに陰になっても困るからと樹の高さも切り揃えた。マンサクにとってはかなりな強剪定となったので、ひょっとすると樹勢が落ちるかもしれないなと、心配しながらの作業となったことを、いまでもはっきりと憶えている。そして・・・迎えた今年の春。 こちらの心配をよそに、フーファィターズの ワン・バイ・ワンのジャケットにあるような ちょっとラフなハート ふうに咲いてくれた満開のマンサクが こちら。 よかった。元気に咲いてくれて♪ 正直な気持ちを吐露すれば、マンサクは黄花が好きなのです。 けれど このマンサクの樹が身をもって知らせてくれたよう に・・・ハート形なら赤い色 のほうが似合いましたね。 「夢で終らせない農業起業」 「里地里山複合大汚染」
2014.03.26

花も ダンゴも。GBすみ 散歩中に見つけた、看板が素敵な雑貨やさん。 お店の中で、素敵なガラス瓶を発見っっっっ。 おやつのチーズ入りのパンといっしょに、飲み干して・・・ アップルジュース瓶が、デンタータラベンダーの花瓶に早がわりです♪ さっそく、パソコンの前に飾りました。 良い香りです。 春 ですね。 田の畔のカラスノエンドウには、いまだ孵化したキリギリスは みえませんけれど、昼間はすっかり春。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2014.03.26

こんな花入れもいいな。GBピナータラベンダーの花器につかっているのは、米国のリンゴ農家の作ったりんごジュースの空き瓶なのですが、そんなお花入れに関する話です。よろしかったら。 ↓鹿児島の、農具などを展示してある小さな資料館で 焼き物をみました。白もんの薩摩も もちろんいい。しかしお花を一輪挿しにしたら きっと匂いたつように映えるにちがいないこんな作者不詳の黒もんの花器を。 ののの いかがですか。おもわず この器に 野あざみなど投げ込んで鑑賞する自分を 想像しましたよ。こんなイメージですね。↓ ののののののののののののののののののの 解説を見ると、苗代川焼き。このような一輪挿しに最適な形に向いた作品をつくった、名も知れぬ作者に対して 共感とそして深い感銘をうけずにはおられませんでした。と、そのような感慨にひたっているとき、この花器が収納されていた透明なガラスケースの反対側に解説が書いてあるのに気がついたのです。・・・解説を一読した私は、まずは驚き・そして納得してしまいました。そこにはこの花器だと思ってしまった焼き物の由来が、書いてあったのです。この器は 昔の尿瓶です、と。。 うーむ。・・・そうだったのかと唸って、ガラスなどがない時代というか、あっても高価すぎる時代に、生活感にあふれた焼き物を使ってそのフォルムを作るに至った作者の合理性というか、そんなふうな研究心・探求心に感心せずにはおられなかったです。ということで、今回は かびんというよりは がびーん。名品というよりは珍品だった という焼き物のおはなしでした。 あとづけで気がついたのですが、焼き物で作った尿瓶を花器に勘違い する話は、落語などでもあるようですね。そんな落語はなしの中の、 花器と勘違いする登場人物には、 激しく共感してしまいました/笑。 会うことができたら、肩たたいて握手しますよ、ぜったい。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2014.03.25

無加温のデンタータ・ラベンダーの蕾がつきました。G シリーズでお伝えしている ラベンダーの鉢栽培[ 前回分はこちら]の つづき。ののののののの 上の写真が 満開となったピナータ・ラベンダー、そして 下がデンタータ・ラベンダーの2月9日時点の同時期の姿 でした。そしてそれから 40日余り過ぎた3月下旬。ずっとお花が咲き続けていたピナータ・ラベンダーに遅れること2か月あまり、デンタータ・ラベンダーにも 蕾がつきはじめましたよ。 しばらくの間は、この↓ ピナータの切り花に加えて、デンタータ・ラベンダーの切り花も 楽しめそうです♪のののののちなみに下の写真は、昨年の5月に剪定したときの剪定枝を挿して育てているデンタータ・ラベンダーの苗のようす。のののののののの 同じ鉢なのですが、上の写真が昨年の7月、下の写真が現在の3月下旬の苗のようすとなります。ということで今回は、2月から3月にかけてのデンタータ・ラベンダーの生育状況についてのおはなしでした。・・・植物をそだてることを通じて、四季折々の気候の変化を実感するというのは、実に楽しいことですよね。 このようにして かれこれ20年あまり、ずっと同じ個体を育てつづ けているわけですが・・・植物の生命って永遠なものなのだろうか・・・ なんてことを思ってしまいますね。併せて「実際にはヒトは世話をさ せられているだけなのではないのか」なんてことも、たまに考えさせ られてしまいます/笑。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2014.03.23

無加温のピナータラベンダー満開です。G 次回分の資料として、2月09日分の再掲載です。 ↓植え替えることなく、同じ鉢のままで剪定しながら盆栽ふうに育てているピナータラベンダーのお話しの9回目です。7回目は こちら 。 7月・8月の暑すぎる夏を切り抜け、9月・10月の日照不足の時期をすり抜けて12月の後半から咲き始め、1月後半からの意外な高温と2月からの寒の戻りの時期に至った無加温のガレージ栽培による樹の姿が こちらです。 こちらは左側の箱 こちらが右側の箱 そしてこれからの管理ですが・・・咲くに任せて放任していた花穂を順次切り詰め、樹形を整えていく作業〔そこは盆栽ですから〕にかかっていきます。ということで今回は、剪定前の左側の箱内のラベンダー各鉢の満開の姿のお披露目となりますよ。ののガレージ内の 最低温度が零下になることもしばしばだったために、温度を確保する意味で鉢を寄せていたのです。そのために日照条件の良い部分とわるい部分が生じたために開花が揃っていくことができなかった点は残念でしたが・・・来春の開花時には なんとか各鉢の開花が継続していくように、もう一工夫して臨みたいなと考えております。〔こういった工夫を凝らす作業がまた楽しかったり♪〕ということで、次回からは “ラベンダー盆栽管理・2014年版”の はじまりとなります。 25度をこえる夏日になったかと思ったら、零下3度に冷え込んだり といったムチャな天候がづきます。 そんなときにラベンダーにやっ てきた来訪者のはなしは こちら です。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2014.03.22

田植え後に氷!それでも耐える苗をつくる。Kに記録 3月中旬からはじまった宮崎県沿岸部でのコシヒカリの田植え。植え付けられたばかりの苗は、植えられているかどうかよく見ないとわからないくらいに小さいもの・・・そんな苗の状態が、最低気温12度以上になって 苗が順調に生育してくるまでの間は続きます。 その植え付けらればかりの田の苗を襲うのが、そう 寒さと強風です。 たとえば 数年前の寒波の例では、 3月29日 01度 ・ 30日 マイナス1度 ・ 31日 02度といったような寒さがありました。こうなるとかなりの確率で田に氷が張るのです。一昨年などの例でいけば “田植してから3回にわたって氷が張った”という農家さんもおられたほどですから、その厳しい寒さがわかります。 さすがにこのような氷が張る寒さがくるなると、果たして苗は大丈夫なのかとおもってしまうのが人情です。しかし最近では それでも寒さによる枯死 がすくないんです。 なんといってもイネはもともと熱帯産の植物なのですから、これってほんとに不思議でしょう? そのような寒害に強いイネ苗の秘密。それは前回の田植後の水管理の大切さにもありますが、それに加えて 最近の苗作りの方法にも理由があります。 その寒さに耐えるように作る苗作りの技術。これは ● よい種を使う ● 苗箱に蒔く種の量を多くしすぎない ● よい土を使う ● 適切な育苗期間を守る といった基本技術の励行によります。基本技術を徹底することで、寒さに強い苗ができる。 これを農家さんに説明する言い方でいえばですね・・・東北の普通作によって栽培されたコシヒカリの種を宮崎にもってきて、卵が飛び出すほどの塩水選をかけて種子を選抜。その種をPHとECをきちんと調整した土に薄まきして播種後30日くらいまでの老化させない期間に、田植えに最適の大きさの苗に育てて、そのうえで田植えする・・・ということになる。 といったわけで今回は、早期水稲における寒さに耐える苗を作る技術〔農家さんの栽培にかける情熱のはなしでもありますよね〕についてのおはなしでした。 気温が12度超えると会話もできないくらいの大音量で鳴く 田んぼのカエルたち。しかし10度を下回るとおもしろいくらい に一斉にシーンとなるのですから、ほんとに不思議。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2014.03.22

ゆるキャラ。危機一髪!?GB日曜の午後。原宿のロッテリア付近を車にて走行中・・・。のの 対向車線の車道内に、黄色い色をした ゆるキャラらしきもの が いるのを見た。「歩道がたくさんすぎるヒトでいっぱいなので 車道にいるのだろうけど、危なくないのかなぁ」と、おもったその瞬間っ。。。その ゆるキャラの すぐ横・脇スレスレ をスピードを落さないままの車が走りすぎていった。大丈夫だったのかと、あわてて後方を振り返ると、なにごともなかったように立っている姿が見えた。 ああよかった。 大事なくて よかったよ。・・・それにしても危機一髪。あの表情。ののの 車が横を通る瞬間の、ゆるキャラのビックリした顔が、とても強く心に残った・・・。 表情が変えられる着ぐるみというものがあったと したら、面白い使い方ができるのでしょうね♪ それはそれとして びっくり顔のキャラ設定 に は、こちらが びっくり。その正体は こちら です。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2014.03.18

イネがうまく育ってくれるために。G 南九州の早場米地帯では、いま田植え準備の真っ盛り。そこで今回はそんなイネづくりにおける肥料のやりかたについてのおはなしとなります。よろしかったらご参考に。 ↓ 田植えがおこなわれている田んぼでは、その田とその田に植えられるイネの品種にあわせて、与える肥料の量がきめられていきます。 そうなんです、無造作に肥料を与えるだけ与えたとしたら、収穫期にイネがばったりと倒れたり、イモチ病などの病害にかかりやすくなどして、イネのモミの収穫が皆無になる場合さえありますからね。 また、それはイネの健康のためだけであるだけではなく、自然の環境のためでもあります。 なんといってもイネの必要とする以上の成分が与えられると、あまった肥料分は田の排水路や地下からの地下水の流れに乗って河川や海に流れ込み、いずれは環境に悪影響 をおよぼすことになってしまいますから。 そういったわけで イネが無駄なく吸える量の肥料の量をみきわめる ことが必要になる ということなのです。 さて、そのように大事な田んぼへの肥料の設計ですが、おおまかにいえば ● 土が肥えている田 ● 土がやせている田 ● 土の深さが浅い田 ● 土の深さが深い田 ● 砂がおおい田 ● 粘土がおおい田 ● 田にはいる水が冷たい田 ● 田に入る水が温かい田 ● 日当たりの悪い田 ● 日当たりの良い田 などいった条件から、まずは田んぼの種類を分類し、そのうえでそれぞれの田にあった肥料設計の雛型〔便利なんですよ〕を あてはめていきます。 その具体的な一例として たとえばもっとも栽培管理に困難を伴う“土が肥えている”田に倒伏しやすいコシヒカリを植える場合の 10アール当りの設計としては・・・ 元肥として、チッソなしでリンサンや苦土の多い肥料 を3袋 ↓ 田植え1週間後に、チッソが6の肥料を 10キロのみ追肥 ↓ 5月中旬に生育の様子を診て、そのときに適時判断していく と、いったかたちをとることになります。 といったわけで、今回は 「イナ作がおこなわれている田んぼでは、その田の肥沃度にあわせて、与える肥料の量がきめられている」というおはなしでした。 ・・・今回ご紹介した、肥料のやり方の工夫が功を奏して、実りの秋に〔早期栽培では真夏になりますけれど/笑〕田んぼの一面全部に稲穂が実った情景をみるときっていうのは、これはじつに格別の光景となるんですよね。 足らないないのをたすというのは簡単ですが、余っているもの を抜くというのは、なかなかにむずかしいものなんです。 これはまた、ヒトの肥満にも通じる話でもありますよね~。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2014.03.17

1月に戻ったかと思えば、こんどは5月になったかのような気候。H11日の朝には氷が張ったほどの寒さであった宮崎県の沿岸部なのですが、13日には低気圧が西日本から東日本を急速に発達しながら横断した影響から気温がいっきに上昇、宮崎県内では23度近くまで気温があがった地域が続出しました。ののののののの そんなときに露地に植えられているオリーブの樹に現れたのが この方。ののののののの オリーブの樹の枝の 幹の色や質感そっくりに化けたアマガエル です。田植えを控える農業関係者としては、ほんとうは アマガエルのあまりに早いお出ましに驚かなければならないところのですが、むしろその見事な変身ぶりのほうが気になって[木になって/笑]しまいましたよ。ということで今回は、1月かと思えば一転してこんどは5月になったかのような、そんな無茶すぎる気候のもたらした事例のご紹介でした。・・・露地で育てられている農作物 が、このアマガエルとおなじように春がやってきたのだと勘違いして動きはじめたとき。 農作物の凍霜害はそんなときに多発します。 カエルだけではありません。13日の夕方には ツバメや冬眠している はずのコウモリが飛び始めていたのにも気づかされました。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2014.03.13

南九州の巨神、弥五郎ど~ん!GB 前回分の資料として再掲載です。 ↓宮崎県山之口町、鹿児島県大隅町、そして宮崎県日南市の八幡神社のお祭に登場するのが、 巨人・弥五郎どん です。 ちなみに 鹿児島県大隅町の弥五郎どん のお姿が こちら。。 肩に乗せているのが成人男子であり、また鳥居との比較や足元にいるまわりの人々の大きさからみても・・・そのとてつもなくでかい様子がわかりますよね。 そしてこれらの3つの町の弥五郎どんの、めったにない集合写真が、こちら 。 右奥から 宮崎県山之口町の弥五郎どん、 まん中が 鹿児島県大隅町の弥五郎どん、 左はしが 宮崎県日南市の弥五郎どん となります。 ちなみに、このお三方は 通説によれば ご兄弟。 長男が山之口町の弥五郎どん、次男が大隅町の弥五郎どん、そして三男が日南市の弥五郎どんになると、いわれております。 さてそこで問題となるのは、南九州を闊歩する この人気の巨人・弥五郎どんの正体なのですが・・・ ● 大隅隼人の酋長 ● 日本武尊に反抗した熊襲タケル ● 武内宿弥という説 ● 鎮西八郎為朝に討たれた熊襲の末裔 ● 隼人反乱〔720年の〕の首領 などと諸説あるのですが、じつのところはっきりとはわかりません〔このアバウトさが南国らしい/笑〕。 しかし、それぞれの地区の八幡神社の祭礼行列にはぜったいに欠かせないという、絶大な人気を誇っておられるのですから、たいしたものですよね。 現在、宮崎県山之口町と鹿児島県大隅町には、「弥五郎どんの館」が完成しており、八幡さまのお祭り時だけではなく、いつでもその雄雄しいお姿を拝見することができますので、南九州にお越しのせつは、ぜひごらんになられてくださいね。 このような形で展示されておられますよ。 というわけで、熊本県八代市の妙見祭の亀蛇だけではなく、宮崎にも鹿児島にも、お祭りには欠かせない人気者がいるというおはなしでした。 関西圏では大阪の国立民族学博物館に、宮崎県山之口町の 弥五郎どん関係の展示がある・・と記憶しております。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2014.03.10

行き着いたのは・・・弥五郎どんの舘[やかた]。GB先日、宮崎県山之口の山之口古墳[ちょっとした見晴らしのよいた丘のうえにある古墳なんです]を見学にいったときのこと。 そこから見える春の田園風景を愛でつつ、なんとなく心に引っかかっていたのは、そう弥五郎さまのことでした。 予定ではこのまま帰路につかねばならないのだが、同じ町内に来たのに 挨拶もなしに通り過ぎてよいのか。と、ふと思ったのです。まあしかし、予定は予定。今回の目的は古墳めぐり。次の古墳にもいかねばならぬ・また次回にお目にかかるということにしようと自分にいいきかせハンドルを握り、車をスタートさせました。・・・しかし。曲がらねばならない交差点をひとつ先までいってしまい、あわてて引き返そうとしたところに対向車がつきつぎとやってきてUターンができない。それほど詳しい土地勘もない身で、そんなこんなでうろうろしているうちに目にはいったのは・・・ よりによって 弥五郎さま、モニュメント/苦笑。さすがに こうなったら、挨拶なしではすまされません。おひさしぶりでございますなどと、こころの中で言い訳しながら 弥五郎さまにご挨拶です。そんな 弥五郎さま。この ❝浜下り❞という神事で、有名なのです。 その舘の、こちらがとてつもなく広い駐車場となり そのお館の入口をはいってすぐ の ホールにおわしますのが・・・・のののののののの弥五郎さまです。こちらが昨年の浜下りのポスターと、正面からみた弥五郎さま。そして・・・思いましたよ。あぁ、こられてよかったって/笑。ののののののの舘をあとにする帰り際に改めて気づいたのが、あの大きな御身体を収納するために中央がホール状になっている舘の構造。そして舘の頂上部に四方を見渡すかのように設置されている弥五郎様のお顔。でした。 この山之口の弥五郎さまにはお二人のご弟がおられまして、その おふたりもまた気持ちのよいほどに大きなお姿をされていますよ。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2014.03.09

田植えは 虫のしらせで 〔前編〕。G10日ほど前には あまりの暖かさ・雨の多さからか、代かきのすんでいない田植からでもカエルの声が聞こえ始めていた南九州でした。が。。先日からはふたたびの寒の戻り。啓蟄だというのに昨日は零度、今朝方は零下というきびしい冷え込みが続いています。そんななか はじめられているのが、例年 3月の下旬に最盛期を迎える早期水稲の田植えの準備です。そんな田植の時期を判断する話しとなりますが、まずは作型の説明から。 ↓南九州の海岸部地方では、3月中旬より4月はじめにかけて、順次 田植えがおこなわれていきます。この時期天気予報をみると、北の地方ではときおり雪のマーク も。。 日本列島は南北に長いんだなあと、実感する季節でもあります。 イネの品種は主として、コシヒカリ。収穫は、おおむね平年並みの気候であれば7月中旬からになります。 余談ですが・・南九州では日常の風景となった感のある『真夏のイネ刈り』の風景。観光客、とくにこの夏の時期に南九州を訪れられた関東以北の皆さまは、この真夏のイネ刈りにかなりの違和感をおぼえる光景らしいです。 「収穫する機械、コンバインの運転席には、真っ青な真夏の空に 映える鮮やかな日除けのビーチパラソル。。」 ・・・やっぱり 違和感でしょうかね/笑。 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ なぜ、こんなに早く稲刈りをしなければならないのか・・それにはちゃんと理由があります。 イネは、実をつけてから倒れると、実の品質が悪くなり収穫量も減少します〔茎が折れるわけですから根からの養分もうまく実のほうにあがらないし、日当たりだって悪くなるわけですから〕。 イネを倒すのは、強い風と豪雨 ・・秋に多い台風 です。この秋の台風を避けるために、 南九州では「早春にイネを田植えし、台風前にイネを収穫しようとしている」わけなのです。 「じゃあ、もっと 早くに植えるといいじゃないか、そうしたら 完全に台風の被害にあわないはず」 と、こう考える方も多いかとおもいますが、そうもいきません。 温度です。イネは 最低気温が12度以上ないと生育しない。 12度以下の気温が続き、早朝に霜の被害をうければ枯死してしまうんです。たとえば宮崎の平均気温が12度になるのが、3月の中旬から4月上旬にかけて。イネの生育適温がそのころからはじまりますので、そのぎりぎりの時期にあわせての田植えがなされるわけです。 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 田植えの時期のタイミングが収穫の状況を大きく左右します。 ■ 田植えの時期が早過ぎると・・霜の被害で、悪くすると枯死 ■ 田植えの時期が遅くなると・・収穫時の台風被害で倒伏 まさに 「前門の虎 後門の狼」 状態です/笑。だから南九州の農家さんにとって、毎年の田植えの時期の決定は、イネの収穫を左右する重要な決断になるというわけです。 そんな植え付けの春は、もうすぐ。 早期米は、フレッシュさが命。なるべくはやく出荷したほうが 価格が高い。そういった経営的な問題からも早植えは奨励 されています。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2014.03.08

こんなに雨が多い年になるなんて。G平年であれば、春先になると毎年水不足やヘタすると旱魃が心配されるほどの南九州であるはずなのですが・・・本年は様子がちがいます。 2日か3日のあいだ晴れたと思ったら、また雨といったぐあいに “異常に雨が多い気候” なのです。この平年とはちがうお天気の影響をうけているのは、施設栽培のお野菜たち。お日さまのでる時間が少なくなるので、必然的に生育に不可欠な日照量が不足がちになっているのです。そしてそういった日照不足の影響は、たとえば ● 樹の生育が軟弱となる ● 午前中の温度が上がらない ● 良いお花が咲かない ● 昆虫の動きが鈍くなる ● 受粉したとしても結実しない ● 湿気が高くなるためにカビ病が多発する ● 収穫量が少なくなる ● 収穫物の品質がわるくなりがちといった、生育の不良状態をひきおこす[いわゆる負の連鎖ですね]ことにもなるのです。1月下旬から3月中旬にかけてのお野菜の出荷が少なくなる時期に照準をあわせた施設栽培経営にとって、この日照不足の状態はほんとに痛い状態です。またこの作では、暖房に使う重油代も円高の影響でずいぶんかさんでいますから[とくに収穫の山が安値と重なった場合には] 悪天候と重油高のダブルパンチをくらってグロッキーといった状況にある農家さんも多いことだろうと、心配せずにはおられません。そこでそんな日射量が極端に少ないという、ある意味異常な天候下にあっての対策ですが・・・ ● 内カーテンの管理を適正におこなうことで日射量を確保する ● 日中の換気を徹底する ● 時間にそった適温管理に努める ● 湿度が高い場合は日中でも加温機で送風する ● 循環扇を活用するといった管理を実行することで、施設内の温度と湿度の管理を徹底していくことがいちばんのお薬になることと思います。ということで今回は、平年とはちがう異常な気象の年にあっては毎日のちょっとした努力の積み重ねこそが[ふた月からみ月というスパンでみれば]作物にりっぱな実をつけさせられる方法だというおはなしでした。 → 例年の乾燥した気候下の管理のはなしは こちら。 雨で大わらわといえば、平年であれば12月から2月にかけての 乾燥する気候豊富な日照量を活かすはずの千切り大根 の管理も じつに大変なものでした。なんといっても雨が降れば大根が干せ ませんし、雨間をみて干したとしても乾くのに時間がかかりすぎ るといったかんじです。・・・お日さまってありがたいなぁってつくづく。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2014.03.05

仏さまにお供えするお花をつくる。後編。G2月14日分の山上のシキミ園 のつづきです。シキミ園で育てられたシキミの枝は、樹の懐枝[ふところえだ]の部分から採取され、長さを調整されたあとに新聞紙でくるまれ、水に浸された恰好で出荷されていきます。のの 冬場の問題点としては、これ。のののの 防霜ファンを設置しているにもかかわらず、晴れた日の早朝の放射冷却現象に伴って部分的にでてしまう凍害だということです。・・・シキミを育てることを考えた場合、夏場には栽培に適した涼しい場所であるのですから、これまあしようがないことかもしれませんね。それにしても、このみごとなシキミ園です。獣害問題が深刻になる前から、獣害被害が少ないシキミに注目し、そして園の面積とシキミの販路を拡大されていった この経営者さんの先見の明は、じつにたいしたものだと思いました。 ちなみに冬場のシキミの寒さ対策には ライムショットの葉面散布、 そして夏場の濃い緑色を出すための対策としては マグショットの 葉面散布を おすすめしています。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2014.03.02
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