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浜松らんちう飼育日記(2010.2.28-2)ブラインシュリンプの生かし方今日はブラインシュリンプのことについて、一寸書いてみます。我が家では、通常、朝と昼の2回に分けて、ブラインシュリンプを与えています。当日分を汲みだした後、翌日分を準備します。30℃で24時間で、ほぼ湧きます。もう少し時間を掛ければ孵化率はもっと上がりますが、24時間サイクルで使用したいのでこのようにしています。通常は、朝昼の2回、与えますが、第1回目の選別を行う頃までは、何分、1池あたりの匹数が多いので、餌を切らさず与えるようにしています。したがって、この期間は日に3回~4回に分けて与えています。朝と昼の2回しか湧かしませんので、中間で与えるブラインシュリンプは屋外でバケツにいれて生かしておきます。この気温の低いときでも元気に生き延びてくれます。むしろ、孵化箱(30℃)に長く置いておくと死んで使えなくなってしまいます。先日、餌が余りましたので、屋外にバケツのまま、蓋もせず一晩置いておきましたが、翌日まで元気に生き延びていました。ただ単に、バケツにいれ、エアーを強く入れておくだけで生き延びるようです。湧かすには28~30℃あたりが必要ですが、孵化後に生かすだけなら、10℃を下回っても大丈夫なようです。
2010.02.28
浜松らんちう飼育日記(2010.2.28)大雨通過 今日で2月も最終日となり、明日から3月入りとなります。3月に入ると、例年一気に暖かくなり、春らしい日々が続きます。今年は既にそのような状態に入っています。ところが、例年であれば、暖かくなる前に、春一番が吹くはずなのに今年はまだありません。今朝は産卵は無いと予測していましたが、いつもどおり、4時に池に出ました。夜半には小雨程度でしたが、この時間帯は、丁度厚い雨雲が通っているときで、どしゃぶり状態となっており、作業が大変でした。作業が終わった現在は小雨程度に治まっています。昨日、磐南桜2号(更紗系)NO.212の水換えを行いました。この腹の仔は孵化後餌付けしてから、昨日で9日間が経過しています。9日目になると、体が1cmを裕に越え、体形や尾開きの状態がよく分かるようになります。みたところ、体形や尾開きが良いので、ある程度期待が持てそうな気がしています。まだ、尾芯の状態がはっきりとは分かりませんが、四つ尾が多いのが確認できました。次回の水換え時には、尾芯の状態が分かるようになります。そうなると、選別が可能な時期に入ってきますが、第1回目の選別は餌付け後15日が経過する頃に行おうと思っています。今の時期に2池、3池に分けてやれば、もっと速く成長し、選別時期は早まりますが、この時期には池数にそれだけの余裕がありません。第1回目の選別で、思い切って数を減らせば、その後順調に成長していきますので、焦らずゆっくりとやろうと思っています。
2010.02.27
浜松らんちう飼育日記(2010.2.27-2)孵化水温について今日の天気予報は曇りとなっていますが、先ほどから青空が出て、気温がぐんぐん上昇しています。稚魚への餌やりを済ませた後、ヒーターの設定温度を変え、日除けをしてきました。特に、孵化が進行中の池の水温は大きく変化させたくないので、日除けをしっかりとしておきました。ところで、この孵化池の設定温度ですが、今年は常時23℃をキープしています。数年前までは産卵時の水温に合わせて、20℃でした。長い間、20℃辺りが一番良いように思っていましたが、ここ数年の実績では、23℃あたりが良いのではないかと考えています。20℃と23℃では孵化が完了し、立ち上がるまでの日数は1日違ってきます。23℃では、孵化が全て終わるのが丸3~4日目で、5日目には泳ぎだし(立ち上がり)が完了するのに比べ、20度では全てが丸1日遅れ、立ち上がりが完了する6日目になります。尚、孵化は18℃当たりでも行われますが、さらに日数が長くなります。昔は、20℃が良く、23℃あたりまで高くすると、奇形が多くなるなどと云っていた人がいましたが、我が家のケースではそのような経験はしていません。むしろ、20℃に比べて、23℃の方が孵化するタイミングや泳ぎだすタイミングが短時間に揃って良いと思っています。とは云うものの、23℃以上の水温にしても大丈夫なのかどうかは、我が家では、そのような経験はしていないので分かりません。いずれにしても、孵化水温は20~23℃あたりが良いのではないかと自分なりに結論付けています。
2010.02.27
浜松らんちう飼育日記(2010.2.27)大雨 昨日の夜は久しぶりに大雨が降りました。これだけの大雨だと、池によっては蓋がしてあっても雨が入ってしまいます。池の蓋に勾配がついておれば、入りにくいのですが、我が家のタタキには勾配がついていません。昨日の夕方に、タタキの蓋の上に波トタンで簡易の屋根をつけておきました。今朝、4時に池に出たときは小雨になっており、池には雨が入っていませんでした。暖かくなり魚が大きくなってからなら、多少の雨が入っても気にすることはありませんが、この産卵や孵化の時期には、水温を急激に下げないよう注意しています。その孵化ですが、現在あちらこちらの池で進行中です。23日の卵は丸4日経過した今朝孵化が終わり、池の淵などに張り付いており、早いものは既に泳ぎだしています。24日の卵は丸3日が経過した今朝、孵化が進んでおり、明朝には終わると思います。25日の卵の孵化は午後もしくは今夜あたりから始まる状態です。今回、採卵した卵はどれも気に入った種魚のものですので、明日以降になる立ち上がりが順調に進んでくれることを期待しています。産卵は一休みの状況です。あと数日間は休ませたいので、産卵池(21℃)から種魚池(18℃)に戻してあります。今週から来週に掛けては、産卵にとって好条件が揃っていますが、我が家の場合は産卵サイクルの狭間期に入っています。
2010.02.27

浜松らんちう飼育日記(2010.2.26-2)河津桜知らないというか、無知というか、これは真に恐ろしいことです。私はらんちうがそうですが、一旦のめり込むと、とことん色んなことを知ろうとしますが、そうでないことには至って無頓着です。この冬から、ワンコとの散歩とは別に、健康管理の一環として、カメラを片手に近所を散歩しています。散歩だけでは退屈しますので、散歩途中に見つけた草花や樹木を気の向くまま写し撮っています。ところが、写した草花の名前をほとんど知りません。今まで、あまり関心が無かったからです。昨夜、近所で咲いている梅の話を、写した画像を見ながら、妻と話をしていたとき、その無知さが露骨に出ました。梅とばかり思って写していた花が実は河津桜だったのです。23日に紅梅と思ってこのブログにもUPした花は本当は河津桜だったのです。この時期に咲くのは、頭から梅と思い込み、何の疑問も持たなかったのです。今朝、公園に行き、良く樹を見てみると、明らかに桜でした。自分の無知というか、思い込みというか、真に呆れ果てた一幕でした。画像1: 散歩で見つけた河津桜
2010.02.26
浜松らんちう飼育日記(2010.2.26)間昨日は薄曇でしたが暖かな1日でした。今日は1日雨になりそうですが、早朝から暖かです。予報では、雨は午後ということでしたが、こちらは既に降りだしています。今朝も気温が高く、雨降りなので、産卵には好条件が整っています。我が家のこれまでの産卵は12日~18日と23日~26日にありました。初期のものは既に餌付けをしてから数日が経過しています。23日以降に産まれたものは、現在孵化過程に入っています。このように、ある期間に集中し、少し間が開いていると、後々の選別作業、特に手の掛かる初期の選別作業が行いやすくなると思っています。パラパラと毎日のように続いた場合は、日程のやりくりが難しくタイミングよく選別できないこともあります。間が開いた場合には、その日程のやりくりが出来ますので、全体として作業が上手く進むからです。幸い、我が家の産卵サイクルからすると、これから数日間は産卵が休みの期間に入りますので、次の「間」が出来そうです。来週の後半には、いよいよ今年初めての選別作業が始まりますので、その後の作業日程などを考える時期になってきました。
2010.02.25

浜松らんちう飼育日記(2010.2.25-2)2回目の水換え19日から餌付けを始めた磐南桜2号(更紗系)NO.212の2回目の水換えを中2日で行いました。この時期の稚魚は成長するのが早く1回目の水換え時には45cmの洗面器1面で入りましたが、今回は2面使用しました。今日で餌付け開始後7日目になりますが、尾開きがはっきりとわかるようになります。泳ぎが良いかどうかも大体判断が出来ます。水深の中ほどより下の層を真っ直ぐに泳いでいる稚魚が多ければ泳ぎの上手い仔が多いと予測できます。上層近くにいたり、底を這うように泳いでいる仔が多い場合には、良い泳ぎはあまり期待できません。幸い、この腹の仔は尾開き、泳ぎともに良さそうです。あと4~5日もすれば、尾の状態(尾芯)の状態が分かるようになってきます。その段階で、四つ尾で尾芯の綺麗な仔が多くおれば、今後に期待が持てる腹(仔)になる可能性が大きいと判断できます。この最初の仔の第1回目の選別はあと1週間ほどに迫っています。現在の大きさは1cm一寸だと思いますが、その頃には2cm前後になっていると思います。兎に角、この時期の仔は日々大きくなっていくのが分かります。画像1: 磐南桜2号(更紗系)NO.212の2回目の水換え 2010.2.25写 写真では分かりませんが、1尾のサイズは1cm前後です。 3日前の水換え時に、洗面器1枚で入ったものが、今日は 2枚でやっと収まると云った状態になっています。3日後の 水換え時には、3枚必要になるかも知れません。
2010.02.25
浜松らんちう飼育日記(2010.2.25)遅い1番仔今朝は雅に春の暖かさです。風も無く穏やかな夜明けを向かえそうです。今年、種魚を冬起こしし餌付けを開始してから、今日で47日目が経過します。今年の1番仔は34日目に始まり、40日目あたりまでに集中し、その後はパタッと止まってしまいました。1昨日、昨日と2番仔が産まれ始めましたので、1番仔のことはあまり頭に無かったのですが、今朝は不思議と、まだ1度も産卵していなかった種魚が集中して産卵しました。冬起こし後、47日目の1番仔です。産まれた卵は透明で、赤みががっていません。これだけの日数が経過してからの卵は通常過熟卵が多く、赤くなり、水中に舞って採卵藻に引っ付かないことが多いのですが、今日の卵は、見たところ良さそうですので、今後の孵化に大きな関心があります。仮に、うまく孵化するようであれば、冬起こし後の日数が伸びても、卵の状態さえ良ければ、あまり気にしなくてもよいのかも知れません、それにしても、同じ環境・条件で飼育しても、個体差がこれだけ大きく出ることには、いまさらながら驚きます。
2010.02.25
浜松らんちう飼育日記(2010.2.24-2)食欲旺盛今日は早朝から忙しかったので、稚魚への餌やリが8時頃になりました。どの池の稚魚も餌に慣れよく食べます。中でも、磐南桜2号(更紗系)NO.212は今日で餌付け6日目となりますが食欲旺盛です。朝昼の餌やり時には、前回の食べ残しが全くありません。まだ体のサイズは小さいですが、既にはっきりと尾が開いていることが分かります。これから、水換えごとに、稚魚の成長ぶりを見るのが楽しみです。この腹の仔は、後10日も経つと1回目の選別を行うことになります。
2010.02.24
浜松らんちう飼育日記(2010.2.24)前半線、後半戦 今朝も暖かです。それでも朝の外気温はまだ低く、池の蓋を開けると、湯気が立ち上がります。昨日寝る前に、産卵池を覗いたときに、産卵藻の周りに魚がいましたので、今朝も産卵するであろうとは予測していましたが、予想以上に活発でした。今朝4時に池に出たときには、蓋を上げる前から、パシャパシャと言う音が聞こえるほどでした。今朝の卵は全て2番仔でした。丁度、1番仔を産んでから、10日前後になりますので、産卵が重なったのだと思います。10日前後で産まれる卵の状態は通常大変良く、未熟卵や過熟卵がほとんど無いのが特徴です。今年の我が家の産卵は12日からボツボツ始まり、今日で約2週間が経ちます。今朝の産卵で、やっと前半戦が終了したといった感じです。明日からいよいよ後半戦が始まり、3月のお彼岸頃まで採卵が続きます。自分が気に入った種魚の組み合わせで、採卵できた卵の数が多く、それが上手く孵化し、孵化後の立ち上がりが良いケースに何回巡り合えるかが大きなポイントとなります。そのチャンスを逃さないためにも、まだまだ早起きの日々が続きます。
2010.02.24

浜松らんちう飼育日記(2010.2.23-2)芽吹き 1昨日の暖かな午後、近くを散歩した折、ネコヤナギが芽吹いているのを見つけました。又、近くの公園では紅梅が5分咲きになり、華やかさをましています。これらの草木を見ると、春の到来を実感します。画像1: 散歩で見つけた草花画像2: 散歩で見つけた草花
2010.02.23
浜松らんちう飼育日記(2010.2.23)長潮今日の朝は気温が高めで、風が無く、寒さは感じません。昨日から、既に春に入ったような暖かさが続いています。昨夜のコメント欄にご意見が出ていたように、これだけ暖かくなると、池の換気や水温管理に充分な注意を払わなければなりません。我が家では日中、蓋に石を咬ませたり、日除けをして、対処しています。昨日の水換え時に、産卵が近いと思われる種雌と相方の種雄を産卵池に移しておいたところ、今朝早くに産卵がありました。2番仔が産まれだしましたし、遅めの1番仔も産まれました。今日の一番仔は冬起こし後、45日が経過しています。少々遅めですが、卵の状態は良いようです。個体差により、産卵までの日数は相当異なります。今後、50日台で産卵する雌が出てくるように思います。ところで、今日の潮は長潮で干満の差が一番緩やかな時ですが、やはり産むときには産むものです。中潮や大潮で、雨が降る日などは好条件で、確率が高いということのようです。
2010.02.23

浜松らんちう飼育日記(2010.2.22-2)1回目の水換え今日の日中は雅に春の暖かさになりました。風が全くと言ってよいほど無かったので、餌付け4日目の12日が産卵日の仔の第1回目の水換えを行いました。この腹の仔は卵の数が多く、孵化後の立ち上がりが非常に良かったので、ある程度は良いとは思っていましたが、水換えをしてみて、予想以上に良い状態の針子がたくさんいたので安心しました。この仔たちの親は最も期待していた雌の1尾に思い通りの雄を交配できたので、将来を期待はしていましたが、この状態であれば、今後の成長に大いに期待が持てそうです。この先、第1回目の選別をして、その歩留まりをみてみないと、先々のことはまだ予断を許しませんが、今までの経験から言って、よほどのことが無い限り、この先もある程度、期待が持てるのではないかと思います。したがって、この腹の仔を「磐南桜2号(更紗系)2.12」と名付け、このブログで今後も成長過程を追跡してみたいと思います。画像1: 磐南桜2号(更紗系)2.12 1回目の水換え(餌付け4日目) 2010.2.22 写 この画像は、水換え時に洗面器に掬い上げた直後の画像です。 画像では、なかなか分からないと思いますが、ほとんどが良く泳い でおり、底に沈んでいるようなものはいません。又、数が多く、体に 曲がりなどが無いのも良いところです。掬い上げる際は、傷つけない よう細心の注意を払いました。画像2: 磐南桜2号(更紗系)2.12 1回目の水換え(餌付け4日目) 2010.2.22 写 この画像は、水換え後の池で泳ぐ仔たちの画像です。我が家の 池の真ん中には皿が埋め込んでありますので、このように魚の状態 をはっきりと確認できます。この後直ぐに、ブラインシュリンプを 与えました。
2010.02.22
浜松らんちう飼育日記(2010.2.22)針子池の水換え今日の早朝はまだ寒さを感じましたが、日中から暖かくなるようです。これから1週間ほど、春らしい天候に恵まれるとの予報が出ています。さて、最初に産まれた仔(針子)が今日で餌付け4日目になります。餌を良く食べるようになり、与える量が少しづつ増えています。池の底はまだそれほど汚れていませんが、少しぬめりが出てきた様子です。産卵日の12日に孵化池に移してから、1度も水換えをしていませんので、水も古くなっているはずです。針子の体がしっかりとしてきましたので、まもなく水換えを行う予定です。まだ針の先ほどの小さですから、傷つけないように留意しなければなりませんし、屋外の作業となりますので、暖かい時間帯を選ばなければなりません。
2010.02.22
浜松らんちう飼育日記(2010.2.21-2)まもなく2番仔いよいよ、2月の下旬に入り、一般的には、これから産卵期に向けての準備等を行っていかれる方々が多いと思います。我が家では、既に産卵が始まっており、まもなく、早いものは2番仔を産卵する段階に入っています。今日は、この2番仔に関する話を少し書いてみたいと思います。我が家では、主に1番仔、2番仔、3番仔あたりまで採卵をしております。このうち、どれが良いのかは年によって、全く異なる結果となっています。個体の差により、どれが良いかは大きく異なります。一般的には、早い時期の仔が良いように云われますが、我が家では比較的2番仔が良い年が多かったように思います。3番仔は、1番仔、2番仔が良かった種魚の場合にのみ追加で採卵しますが、比較的良い結果が出ています。1番仔があまり良くなかった雌種の卵をどうしても採卵したい場合には、雄種との組み合わせを変えて、2番仔を採ってみます。結果は、良否まちまちですが、一変して良いこともありますので、試みてみる価値は有りそうです。以上のようなことで、1番仔、2番仔、場合によっては3番仔のどれが良いかは、なかなか分かりませんので、これから3月のお彼岸の頃まで、できるだけ数多く採ってみて、その中から、自分の気に入った腹の仔を残すようにしたいと考えています。
2010.02.21
浜松らんちう飼育日記(2010.2.21)狭間今朝は昨日の朝よりも気温が高めで、風も無いので少し暖かく感じます。今回の寒さは今日あたりまでで、来週は暖かくなるとの予報が出ています。来週は朝の気温が7~8℃ぐらいになるそうですから、例年で云えば、3月の上旬頃の気候にあたるように思います。来週からは孵化した仔の水換えが始まりますので、暖かい日が続くと好都合です。12日産卵の仔は今日で餌付け3日目になります。この仔らは餌の食いがよく、昨日は2回与えました。今日からは毎日朝と昼の2回与えるようになります。こうなりますと、水の汚れが早くなりますから、水換えが必要になります。まもなく最初の水換えを行い、その後は3日に1度のペースで行って行くことになります。15日、16日が産卵日の仔達も、今朝確認したところ、順調に泳ぎだしており、立ち上がりはよさそうです。その後の17日、18日の卵は現在孵化中です。これまでに産まれたこの孵化が順調に進んでいますので、来週あたりからは餌を与える池が増えてきます。産卵は今日も無く、これで3日連続でありません。丁度、狭間期に入ったようです。1番仔を産んでもよさそうな種魚がまだ何匹かいますが産みません。ただ、明日あたりから、今まで1番仔を産んだ種魚が10日を経て、2番仔を産むサイクルに入ってきますので、その内、また産卵が続くようになると思います。潮目から云うと、25日の中潮あたりからが次の好機になりますが、それまでに何腹か産まれるように思います。採卵作業は、これからも当分の間、少しでも質の良い卵を求めて行っていくことになります。兎に角、この産卵期には良い状態の卵が数多く採卵できて、孵化がうまく進んでくれないと何事も始まりません。産卵しても、卵の数が少ないとか、孵化後の立ち上がりが良くない場合には、ほとんど使い物になりません。その上、気に入った種魚の組み合わせの仔を優先して残したいと思うと、なかなか簡単ではありません。
2010.02.21
浜松らんちう飼育日記(2010.2.20)小潮~若潮 今朝も冷えていますが、氷点下にはなっていないようです。この冬は昨年よりも寒い日が多いように思いますが、氷点下になる日は少ないようです。今日から小潮に入り24日の若潮が終わるまで潮の干満の差が少ない日が続きます。どちらかというと、この期間は産卵は少なくなるように思います。次は25日から10日間ほどが、産卵には好機になると予想しています。しかし、まだ産卵していない種魚や1番仔を産卵してから10日間が経過する種魚は、潮の動きの少ないこの期間であっても、産むときには産むと思いますので、油断は出来ません。
2010.02.19
浜松らんちう飼育日記(2010.2.19)孵化が続く今朝は気温が下がり寒い朝となりました。産卵は今日は一休みです。一通りの作業を5時前に終えたのは久し振りです。12日が産卵日の仔たちの餌付けは今日から開始します。15日の卵は今朝孵化が終わり池の淵などに張り付いています。明日には16日の卵が孵化するでしょうし、その後に産まれた卵も良さそうなので順次孵化していくと思います。
2010.02.18
浜松らんちう飼育日記(2010.2.18-2)孵化後の日光取り入れ現在、我が家では孵化作業が順調に進んでいます。12日採卵分はは既に泳ぎだしていますし、15日採卵分は今朝から孵化が始まりました。先日、当ブログで、孵化中の日光取り入れに関して、ご質問がありました。今日は、孵化中と孵化後の日光の取り入れ方について書いてみます。1.孵化中(1) 採卵当日から孵化が終わるまで、直射日光は全く当てません。 一般的には、半日陰の状態が良いと云われています。自然では、 藻や岩陰などに産卵しますので、そんな状態を思い浮かべています。 我が家では、乳白色の波トタンを用いて半日陰の状態にしています。(2) 孵化の進み具合を毎日見ていますが、日中の強い日差しの時は 避け、朝夕の日差しの弱いときを選んでいます。2.孵化後(1) 孵化が終わり、泳ぎ出した後、1~2日間は半日陰のままです。(2) 餌を与え始める頃から、少しづつ日光を取り入れていきます。 最初の日は10%ぐらい、2日目は20%ぐらいと増やし、5日目~ 10日目あたりまで50%ぐらいにします。(3) 10日目頃には、波トタンを外し、直射日光を取り入れます。 これ以降は、原則遮光はしません。但し、日差しが強すぎると 思われる日には、日中波トタンを用いて50%ほど遮光します。
2010.02.18
浜松らんちう飼育日記(2010.2.18)産卵期の起床時間今朝は雨で、さほど寒くは無かった。雨の日は産卵することが多い。今朝も4時前に池に出た。この時間はまだ真っ暗なのだが、産卵池のらんちう達は既に追尾したり、産卵藻に潜ったりしている。一方、種魚池などにいる産卵タイミングがまだ来ていない池の魚達は暗闇の中では静かにしている。以前は5時頃に池に出ていたが、この時間では既に産卵が行われており、充分な量の卵が採卵出来なかった。4時に早めてから、良いタイミングで採卵できるようになった。稀であるが、4時でも産卵が始まってケースがある。しかし、この寒い時期もっと早い時間帯に起きるのは少し辛い。話は変わるが、今年の場合、夜の9時頃に産卵池を覗くようにしている。これを行うことにより、翌朝産卵するかどうか、ほとんど予測できるからである。翌朝、産卵する場合には、前日のこの時間帯に、既に産卵藻の近くに集まったり、中には既に潜っている魚達ががいる。産卵しない場合には、産卵藻の近くに集まらず、池中に散らばってゆっくりと泳いでいる。今年の観察では、産卵の前夜には必ずこの現象が見られるで、もう少しこの観察を続けてみようと思っている。上手く行けば、翌日の起床時間はこれで持って決めることが出来るかもしれない。
2010.02.18

浜松らんちう飼育日記(2010.2.17-2)ブラインシュリンプ今日は稚魚(針子)に与えるブラインシュリンプを湧かす準備が出来ました。今のところ、昨年買った缶詰が残っていますので、それを使いましたが、昨年湧きが非常に良かったので、今年もまだ使えると思います。我が家では、屋外の軒先で発泡スチロールの箱に梅酒用のビンを入れて湧かしています。この条件で、30℃を保つと、丁度24時間で孵化します。画像1: 散歩で見つけた草花に蕾画像2: 散歩で見つけた垣根に咲く椿
2010.02.17
浜松らんちう飼育日記(2010.2.17)餌付けの準備今朝は寒さが戻り手が悴むようでした。あと2週間もすれば、3月になり一気に暖かくなっていくと思いますが、それまでは寒さが何回かぶり返してきそうです。産卵は順調に続いています。12日に採卵した卵は、昨日孵化が完了し、今朝早くには水中に泳ぎだしており、立ち上がりは上々です。産卵日から丸5日で泳ぎだしたことになります。水温22℃で孵化させましたが結果は良かったようです。さて、孵化した針子(稚魚)は体内に親からもらった栄養分を2~3日分は持っているといわれていますので、餌付けを急ぐことはありません。餌を求めて泳ぎ回るタイミングで、餌付けを開始します。予定では、明後日の朝に与えるつもりで準備を進めようと思っています。いよいよ、毎日ブラインシュリンプを湧かす作業が始まります。
2010.02.17
浜松らんちう飼育日記(2010.2.16)立ち上がり今朝は、昨日から降り続いた雨が止んだものの、湿度が90%と非常に高かったです。いつものように4時に池を覗いたときには、産卵藻の下は種魚で満席でした。いよいよ、1番仔の産卵が集中し、ますます忙しくなる時が到来したようです。潮は、昨日の大潮から中潮に変わりましたが、これから数日は好機が続きます。因果関係は分かりませんが、今年の我が家の産卵は大潮もしくは中潮で、雨もしくは雨っぽい日に集中しています。今月12日に産まれた卵の孵化は昨日に始まり今朝で終わりました。先に孵化した稚魚は既に泳ぎだしていますが、大半はまだ池の淵や洗面器などに張り付いて休んでいます。まだ、針先ほどの小さなものですが、体が真っ直ぐとしていて、海老のような形をしたものがいません。明日、大半が元気に池中を泳ぎまわっておれば、この腹の仔の孵化は成功です。この孵化後の泳ぎ出しを立ち上がりと呼んでいますが、この立ち上がりが順調に行くまでは安心できません。孵化後、稚魚がいつまでも池底に張り付いていたり、泳ぎだしても泳ぎに元気がなければ、良い立ち上がりとはいえません。健康な種魚から産まれた良い状態の卵は、通常良い立ち上がりを見せてくれます。
2010.02.16

浜松らんちう飼育日記(2010.2.15-2)孵化池の様子先日12日に採卵した卵が、今朝(丸々3日経過)孵化を開始しました。池の淵に相当数が張り付き始めています。明日の朝には孵化がほとんど終了すると思います。孵化が始まった後、稚魚がエアーに巻き込まれないように、エアーを少し弱めてあります。画像1: 孵化池の様子(その1) 今朝、採卵した卵の様子です。朝の4時に採卵してから約2時間 洗面器のまま池に浮かしておいた後、写真のように、洗面器に 採卵網を掛けて沈めてあります。エアーは1箇所が写っていますが、 もう1箇所反対方向にもセットしてあります。画像2: 孵化池の様子(その2) 今日は朝から雨が降っており、孵化池に雨が入り、水温が下がらない ように、波トタンで臨時の屋根を作ってあります。
2010.02.15
浜松らんちう飼育日記(2010.2.15)恵みの雨今朝は雨、気温はこの時期としては暖かめ。昨日からある程度予測していましたが今朝産卵しました。潮は中潮です。それと、12日に産まれた卵は、今日で3日目となり孵化が始まりそうです。水温は、種魚池が18℃、産卵池と孵化池が21℃です。種魚池、産卵池の水換えは2日に1度(中1日)です。餌は少なめ。
2010.02.14

浜松らんちう飼育日記(2010.2.13)一休み昨日の雨から気温が低くなってきました。今朝は雨は止んでいますが、気温が低めです。産卵は一休みです。昨日、産まれた卵は順調に孵化が進んでいるようです。季節は一歩々々春に向かっており、近所の梅が5分から7分咲きの状態になっています。画像1: 近所に咲く野梅画像2: 近所に咲く八重紅梅
2010.02.13
浜松らんちう飼育日記(2010.2.12-2)採卵網について我が家ではここ数年、採卵網として、グラスファイバー製の網戸の張り替え網を使用しています。10年以上前は棕櫚の皮を使い、その後はポリプロピレン製の網を使っていました。このグラスファイバー製のものは、伸ばせば、丸まらず平らなままでいますし、水に沈みますので、採卵や孵化には最適で重宝しています。ポリプロピレン製の網が一般的ですが、これは伸ばしても、直ぐに丸まりますし、水に浮いてしまいますので使い辛いものです。金属製のものもありますが、これは水に沈むものの、扱いが大変ですし、金属を何日も飼育水に浸けておくのは良くないと思っています。ここで商品名は書けませんが、ホームセンターなどで売っていますので、1度使ってみられると良いと思います。本当に使い安いものです。先ほど、孵化池で、卵の受精状況をチェックしているときに気がつきましたので、標題の件につき書いてみました。
2010.02.12
浜松らんちう飼育日記(2010.2.12)好条件昨日の朝の気温に比べ、4~5℃低いものの、今朝の気温は6℃あり、小雨が降っていました。潮は大潮で、4時が満ち潮、その後、引きに向けての下げです。これだけの好条件が揃った今朝に今年初めての産卵がありました。産卵したのは2尾の雌でいずれも期待の魚なので嬉しいことです。今年最初の産卵は餌付け後34日目となりました。昨年よりも少し遅めですが、今冬の寒さを考えると、こんなところだと思います。採卵できた卵の量は多く、状態も良いようです。早速、孵化池に移しました。4時前に、産卵池を蓋越しに覗いたところ、4~5尾が産卵藻の下に入っているのが分かりました。採卵用の洗面器、採卵用の網などを用意した後、直ちに、採卵に取り掛かりました。別々の洗面器に分けて入れた種雌と種雄を交互に取り、産卵藻へ卵を産ませながら、雄の液を掛ける人工交配の方法を取りました。種雄の状態は非常に良かったので、1尾掛けでも良かったのですが、今回は念のため、いずれも2尾掛けとしました。採卵した卵は、洗面器のまま、孵化池に浮かしてあります。明るくなったら、産卵藻のみを孵化池の中に浸けるつもりです。さて、今年もいよいよ忙しい日々に移っていきます。忙しくなるにつれ、毎日の飼育日記の書き込みが手抜き状態になっていくと思いますが、当面の間、ご勘弁願います。ただ、初心者の方がお読みのことと思いますので、要所々々で、その時々の飼育状況や作業内容について、極力書きたいとは思っています。
2010.02.11
浜松らんちう飼育日記(2010.2.11)種雄のみ今朝は4時に池に出ましたが空振りです。産卵池では、産卵藻の影に2~3尾魚が集まっていましたので、いよいよと期待しましたが、いたのは興奮気味の雄種ばかりでした。雄種の状態をみていると、既に揃って発情期に入っています。ただ、雌種がもう一歩といったところです。雌種の腹の状態を調べた後、池に戻すと種雄がまだかまだかと一生懸命追尾していました。兎に角、この時期に入ったら、2日に1回の水換えで種魚達を刺激するのが、有効と思われるので、今日も水換えです。
2010.02.11
浜松らんちう飼育日記(2010.2.10)のんびり今朝はいつもより早めに池に出ましたが、産卵はありませんでした。昨日、産卵が近そうだと思われる雌を産卵池に移しておきました。今日から潮時がよいので期待しましたが、魚はのんびりしたものでした。毎年そうですが、最初の1腹が産まれるまでは、落ち着かない日が続きそうです。
2010.02.10

浜松らんちう飼育日記(2010.2.9)トライ冬起こし後、1ヶ月が経過しましたので、今朝、腹の柔らかい雌種を雄種が待つ産卵池に移してみました。雌の状態や雄の動きを見ているとまだ少し早いと思われますが、ダメもとでやって見ることにしました。写真は産卵池の一角にセットした産卵藻(ダミー)です。産卵池の水温は種魚池よりも3℃高めにしてあります。
2010.02.09
浜松らんちう飼育日記(2010.2.8)寒さ緩むやっと寒波が去った様子です。朝のうちは、薄曇ですが風は全くありません。今日で、冬起こし後丁度30日が経過します。今週は潮時もよいので、最初の産卵を見たいものです。種魚たちの状態がよくなってきたので、近いうちに、何匹か産卵池に移そうと思っています。ただ、今日明日は潮の干満の差がほとんどない日に当たります。
2010.02.08
浜松らんちう飼育日記(2010.2.7-3)数日間の遠出 まだ、我が家の産卵は始まっていませんが、一旦始まると、産卵期が終わるまで、数日間に亘る遠出は出来ません。毎日、朝の産卵時間帯に産卵の有無を確認しなければなりません。私の場合は、既に会社勤めは終えましたので、産卵期間中、遠出はしません。しかし、世の中には、そのような状態に遭遇される方々がおられると思います。そこで、今日はこの話に関して、少し書いてみます。1.一旦、産卵が始まると、同じタイミングで冬起こしした 他の雌魚も、あまり日を置かず次から次へと産卵する ケースが多いと思います。そう言う状況で、産卵している のに、数日間放置しておくと、水質が悪化したり、卵を 食べたりで、種魚が病気に罹る可能性が大きいと思います。2.そこで、家を空ける間の対策を少し考えて見ます。(1) 産卵を先送りさせる手段 1) 遠出する2~3日前から、餌を与えるのを止め、水換え を行わないようにします。それと水温も16℃ぐらいまで 下げておきます。日中も水温が上がらないよう日除けを しておきます。水温が高く新鮮な水の中では、余分な 刺激を与えるからです。 2) 種魚を雄と雌のグループに分け、別の池で飼います。 これは刺激を与えないという観点と、産卵したとき、一緒 にいると、長時間追尾し、雌魚が傷んでしまうからです。(2) 可能であれば、下記がベスト 1) 上記に記した先送りさせる方法を講じても、産卵する 可能性が想定されます。万が一、そのような事態になる と先々の産卵にも差し支えかねません。 2) そこで、一番安全な方法を書いてみます。但し、これを 行うには、家族や親族の協力が必要となります。 イ.家を空けるのが3日であれば、3日分の池を前もって、 準備しておきます。これらの池は、新水で、種魚池と同じ 水温にしておきます。 ロ.家族の人などに、朝の内に、種魚池の魚を1池単位で、 準備して置いた池に全て移してもらいます。産卵をして いるかどうかなど、わかりませんので、無条件に移して もらうだけで結構です。雌の産卵は、9時以降にはほとんど 終わっていますので、その頃移すのが良いと思います。 卵は食べますが、餌さえやらなければ、大事に至らないと 思います。これを、3日間繰り返し、新しい水を張った池に 次々へと移していくのです。但し、餌だけはくれぐれも 与えないのが肝心です。この方法をとれば、新水で刺激 しますが、種魚は痛まないと思います。 以上、産卵期に於ける1つの緊急事態に対する対処方法 について思いつくままを書いてみました。 但し、これは 飽くまでも、私の独りよがりな思い付きで書いたものであり、 内容に関しては何ら責任をお持ちできるものではありません。 この文章をお読みの方で、もっと良い方法をご存知の方が おられれば、当ブログのコメント欄にご意見を寄せて いただきたいと思います。
2010.02.07

浜松らんちう飼育日記(2010.2.7-2)梅の開花先ほど、散歩から帰ってきました。散歩の途中で、農家の畑で咲き始めた梅を見つけました。まだ、咲き始めたばかりで、花を見つけるのは大変ですが、蕾がふんわりと膨らんでいます。来週は、見ごろになると思われます。画像1: 散歩で見つけた梅の蕾画像2: 散歩で見つけた一輪の梅
2010.02.07
浜松らんちう飼育日記(2010.2.7)静かな朝 今朝は非常に静かな朝です。我が家は田舎にあるので、休日で通勤車が通らない日は、小鳥の囀りのみが聞こえるだけです。今日も早朝、池に出てみましたが何事も起こりませんでした。今日で、冬起こし後29日目になります。
2010.02.07
浜松らんちう飼育日記(2010.2.6-2)産卵期入り前の受け入れ体制作り 今朝、餌を与える前に、雌魚の産卵に向かっての準備状況をチェックしてみました。昨日は外出で午後に餌を与えなかったので、今朝のチェックでは、ただ単に餌を食べて腹が柔らかいのか、卵が大きくなって柔らかくなっているのか、よく分かりました。餌を丸一日食べていなくても、産卵日が近づいてくれば、腹は大きく柔らかくなるものです。そういった魚が何匹かいますので、来週のどこかで、今年初めての産卵に立ち会うことが出来るのではないかと期待しています。さて、今年の冬起こしは今日で28日目となり、まもなく、1ヶ月目が到来します。潮時の面から見ると、2月10日の中潮から大潮、それに続く大潮から中潮の約10日間が良いタイミングのように思います。この2月10日は、冬起こし後の32日目に当たります。したがって、産卵期入りのタイミングとしては良いと思います。今年は昨年より寒さが厳しいので、産卵開始時期が少し遅れるような予感もしますが、これからはいつ産卵があっても対処できるよう準備を始めています。その準備とは下記のような内容です。1.種雄の産卵池への移動(1) 産卵池は池を綺麗に洗い、新水のみとします。水温は21℃に 上げておきます。この水温は種魚池に比べて3℃高めです。(2) 池の一角には、産卵網を水面近くに浮かしておきます。この藻 は鯉の産卵用に使うもので、らんちうが何匹も潜ることが出来る だけのサイズがあります。(3) この状態に準備した産卵池に、まず種雄のみを6~7尾移動 させます。いつ種雌が来ても綺麗な水質を保てるよう、水換えの タイミング以外には餌は与えません。種雄には、3日に1度も 与えれば充分過ぎるくらいです。水温を上げ、餌を少なめにすれば、 種雄は元気に働いてくれます。種魚を常に満腹状態にしておく のは考えものです。(4) 産卵池では、餌は与えないものの、日数が経てば、水が少しづつ 汚れますので、2~3日に1度は全換えし、新鮮な状態を常に 保つようにします。(5) 以上の準備が出来れば、種雌をいつでも種魚池に受け入れる ことが出来ます。2.種雌の状態チェック(1) 現在、種魚池の水温は、17~18℃にしてありますが、 産卵(採卵)期が終了する3月のお彼岸ごろまで、この水温を キープしていきます。(2) 種魚池には、主に雌魚が入っていますが、産卵が近い魚と そうでない魚のグループに分けておきます。こうしておけば、毎朝 のチェックを速やかに行えます。(3) 種雌には、通常通り、餌を与えていきます。したがって、水換え は2~3日に1度は行います。産卵が始まるまでは、2日に1度に 早め魚に刺激を与えます。(4) 産卵日が近いかどうかのチェックは、毎朝餌を与える前に、 種雌に触れてみて行います。産卵が近いと思われる種雌を 見つけたら、種雄が待つ産卵池に移します。(5) 産卵池に移した種雌は、翌朝もしくは翌々朝のうちに産卵します。 3日も置いて産卵しなければ、再び種魚池に戻します。産卵池に いる間は、雌魚にも餌は与えません。3.孵化池の準備(1) 綺麗に清掃した池に新水を約20cm程度張り、水温を産卵池と 同じ21℃に上げておきます。水中に酸素が行き渡るようエアーを 常に掛けておきます。(2) 孵化池は孵化する卵がなくても、日が当たるだけで、少しづつ 汚れていきますので、日中は日除けをしておきます。孵化に使わない 間でも3日に1度は新水に全換えしておきます。(3) 採卵時に使用する洗面器と採卵網等を直ぐ使えるよう準備して おきます。
2010.02.06
浜松らんちう飼育日記(2010.2.6)訪問今日明日とまだ寒波は続きそうです。今朝も昨日と同様寒さが厳しいです。昨日は久し振りに神奈川県に出かけてきました。親しくしている愛好家のお宅を訪問し、愛魚を拝見さてもらいました。冬起こしの時期が我が家とほぼ同じ時期で、産卵のタイミングもほぼ同じになるように思われます。種魚、及び二歳魚、親魚の出品魚候補が数多くおり、質が高いのには驚きました。今年も良い仔引きをされ、優秀な出品魚を作出されると確信いたしました。我が家の産卵が始まるとなかなか遠出は出来ませんので、良い時に訪問できたと思います。我が家では、今日で、冬起こし後28日目になります。
2010.02.06
浜松らんちう飼育日記(2010.2.5)産卵藻(ダミー)今朝もすごく冷えました。この寒波はもう少し居座り、来週前半には去るらしいです。丁度、その頃からが我が家では、産卵期に入っていきますので良いタイミングです。昨日の水換え時に雌魚の卵の出来具合をチェックしてみたところ、大半が順調に進んでおり、約半数がいい感じになってきました。既に、数匹がまもなくといった状態にもなっています。したがって、今朝には万が一のことがありえると思い早起きしましたが、まだ少し早かったようです。来週には種魚池に比べて水温を3℃上げ、産卵藻(ダミー)を入れた産卵池に移すことになると思います。今日で冬起こし後27日目になります。
2010.02.05
浜松らんちう飼育日記(2010.2.4-3)初期の選別方法について今日までの3日間で、我が家の産卵(採卵)、孵化、餌付けの方法について、その概要を書いてきました。餌付けから2週間も経つと、初期の選別が始まります。例年、3月は1回目、2回目の選別が集中し、非常に忙しい月となります。したがって、その時期に、このブログ上で、選別について纏まった話を書く余裕は無いと思います。したがって、時期的に少し早いですが、今日は、我が家の初期の選別等について書いてみたいと思います。1.1回目の選別(1) 1回目の選別は、餌付け開始後12日目~17日目あたりに、 産卵日から数えると、17日目~22日目あたりに行います。 (2) この頃の稚魚(青子)のサイズは概ね1.5cm~2.5cm程度に 育っています。このサイズになると、体の形状、尾開きの状態、 泳ぎなどをはっきりと見て取ることができるようになります。 餌付け開始後12日目以前では、尾芯などの細かいところが 分かりにくいことがあります。17日目あたりを越えると、数が 多すぎて、稚魚が大きくなれません。したがって、理想を言うと 15日目あたりが一番良いように思いますが、上記の期間で あれば、問題は無いと思います。(2) 選別は暖かい風の無い日を選び、屋外で行います。3月とは 言え、屋外ですので、水温が直ぐに下がってしまいます。又、 風が吹く日は洗面器の中の青仔の姿が揺れてよく見えません ので、風の弱い日を選びます。この時期だけは温室があれば 良いなあと思います。(3) 選別の手順及び要点は次の通りです。 1) 青仔を洗面器に掬い取ります。掬い取った青仔は洗面器の まま、近くの水温管理のしてある池にエアーを入れて浮かべて おきます。 2) 青仔のいた池の掃除、水換えを行います。水温は、この時期 であれば20℃程度なので、その水温に調整しておきます。尚、 水量は選別時に洗面器で掬って使いますので、通常よりやや 多めにしておきます。 3) 選別は1mぐらいの高さのある棚の上で行います。立ち姿勢で 行いますので腰が疲れません。選別に使う道具は洗面器45cm が2枚、40cmが2枚、20cmが2枚、選別網10cmが1本、 5cmが1本、2.5~3cmが1、2本です。後は、数を記載しておく ためのメモも用意します。 4) 作業の手順は概ね下記の通りです。 イ.池に浮かしてある青仔の入った洗面器から、青仔を適量(1000 ~2000尾程度)45cmの洗面器に移し、選別棚に運びます。この 洗面器の選別が終わったら、再び池から次の1000~2000の 青仔を掬い、選別作業を繰り返します。 ロ.5cmもしくは10cm網で、選別前の青仔を15尾程度掬い、20cm の洗面器に移し選別を行います。20cmの洗面器2面を交互に使う と水面の揺れが速く治まり作業が捗ります。 ハ.合格魚は40cm洗面器へ、不良魚は45cm洗面器へと移します。 選別ポイントは下記で、別途述べます。 二.40cmの洗面器に入れてある合格魚の数が約200~300に なったら水換えした池に運び、洗面器のままエアーを入れて、 浮かべておきます。別の40cmの洗面器に新水を汲み、次の合格魚 用に使います。尚、浮かしたままとなる合格魚の入った洗面器は、 次回の合格魚が来た際、池に放します。この間に水温が同じに なっています。 ホ.全ての選別を終えるまで、上記の作業を繰り返します。この1回目 の選別時には、7000~10000の青仔がいますので、作業時間は 3時間~4時間程度掛かります。尚、合格魚は通常は1000~2000、 質が高いときは2000~3000程度拾います。この選別では、20~ 30%の数を拾えれば合格、それ以下では不合格と考えています。 5) 選別のポイント イ.下記の欠点を持たない魚を合格魚として拾います。下記の欠点を ひとつでも持つ魚は不良魚として跳ねます。尚、我が家では、良い ものを拾い出すという方法で選別を行います、人によっては悪い ものを撥ねるという方式で行っている人もいます。同じように、 思われる方がおられると思いますが、前者のほうが厳しい選別に なります。 ・ 上から見て、体が左右に曲がっているもの ・ 尾開きが不十分なもの(どの程度が良いのか判断基準をここで 述べるのは難しい、身近なベテランに聞くのが手っ取り早い) ・ 尾芯が綺麗でないもの(つまみ、芯太)、三つ尾は撥ねます。 我が家では綺麗な4つ尾のみを合格とします。 ・ 真っ直ぐに泳げないもの、洗面器の淵ばかり泳いだり、底を這う ように泳ぐものは撥ねます。上下に頭を大きく振って泳ぐものも 不良魚です。 ・ 先天的な欠陥を持ったもの、たとえば、背びれがあるもの、鮒尾、 目が上を向いたカエル目などがこれに当たります。これらの先天的 な欠陥を持った魚が同じ腹から多量に出る場合は、その腹の仔 全てを流すのが、後々のことを考えると得策です。我が家では、 系統維持のために、先天的遺伝は必ず排除するようにしています。2.2回目の選別(1) 2回目の選別は、1回目の選別の1週間後に行います。この時期の 青仔は数を減らすと日増しに大きく成長しますので、我が家では3~4 日後に2回目の選別を行うことがあります。この時期は餌を増やす のでは無く、1池あたりの飼育数を減らすことにより、魚を成長させて いきます。青仔、黒仔を大きく育てるひとつのポイントです。(2) 選別の手順や容量は、1回目とほぼ同じです。ただ、青仔のサイズが 大きくなっていきますので、選別用の洗面器や選別網のサイズを一回り づつ大きくしていきます。(3) 2回目の選別では概ね約50%の尾数が合格魚として拾えるはずです。 質が高くてそれ以上の数が拾える場合には、池を分けてやります。(4) 選別ポイントは、1回目と基本的には同じです。1回目に見えなかった 欠点もしくは出なかった欠点が、成長に伴い新たに見えてきます。3.3回目の選別(1) この3回目の選別も、通常は、2回目の選別の1週間後に行います。 この選別を行う頃には、餌付けを開始した日から約1ヶ月が経過して います。もうこの頃には鱗が生え、黒仔と呼ぶ段階に入ってきます。(1) 選別のポイントは、基本的に、前回までと同じです。ただこの頃から 背から腰にかけてのラインが丸みを帯びて来ますので、そのラインの 流れに違和感のあるものは不良魚として撥ねます。背腰のラインに 凸凹があるもの、筒と尾の付け根の間に凹みのあるもの(止め、Rなど) 等が典型的なものです。この頃になると、体が大きくなり、尾付けの狂い なども分かりますが、真っ直ぐに泳いでおれば、急いで撥ねる必要は ありません。選別の基本は体形のバランスが良く、泳ぎが綺麗で、尾形 の良いものを優先的に残していけばよいと思います。(1) 3回目の選別で拾える(このあたりからは拾うといったほうがいいかも しれません)数は2回目の約50%です。1回目、2回目の選別が的確 に行えておれば、これ以上の数が拾えますが、良い魚を作ろうと思えば、 数を減らさなければなりません。したがって、合格ラインにいる魚で あってもより良いものに絞り込んでいくという考え方がこの回あたりから 必要となります。4.4回目の選別(1) この4回目の選別で、らんちうとしての基本形が出来上がります。 したがって、この回の選別では、数多く残った腹の仔は、全体の質が 高く、秋までに良い当歳魚が数多く出ると思います。したがって、 これ以降の選別ポイントは、前回までと少し変わってきます。質の高い 腹の仔は、厳しくみても、これからの選別ではあまり減りませんので 池数を増やして行きます。逆に、質の高くない腹の仔は、質の高い グループの仔に比べて見劣りしますので、どんどんと池数が減って 行くことになります。これも大きな意味で選別だと思います。限られた 飼育環境の中で、どの腹の仔を主体に残すかという全体の中での 選別を行うわけです。(2) 今回は初期の選別ということで、3回目までの選別について主に 書きました。順調に行けば、4月にはいると、この4回目の選別を 行っていると思いますので、その頃に改めて4回目以降の選別に ついて書く機会が来ると思います。5.留意点(1) 選別というのは、誰にでも簡単に出来ますが、人により判断の基準 が大きく異なります。欠点を素早く指摘できる人が必ずしも良い魚を 作れるとは限りません。欠点を見抜く目と同時に先々を読む眼力が無い と、誤った選別をいてしまうことになりかねません。よく、良いものを捨て、 悪いものを残すと言われますが、見方によっては実際に起こることだと 思っています。又、選別は数多く自分で実践してみて初めて、何かが 見えてくるものだと思っています。兎に角、研究と実践の繰り返しが 大切と考えています。(2) 今回は、各回の選別において残す尾数を%で標準的な値を 述べましたが、実は選別以上に大切なのが、この日齢別飼育数なの です。前にも記述しましたが、らんちうは水(換え)で育て、飼育数を 減らすことにより、立派に育つと実感しています。我が家では、過去の 経験から、日齢別の標準的な飼育数を決めてあり、概ねそれに沿った 数で飼育すると共に、池割を考えるようにしています。何でもかんでも、 数多く飼えば良いものが出来るという世界ではないと思っています。 今回をもって、3月頃までに、我が家で主に行う作業について書き 終えました。読んでいただきありがとうございました。 尚、今回は取り急ぎ、要点のみを書きましたので分かりにくことが 多かったと思います。そのような場合には、ご遠慮なくご質問なり ご意見をいただきたいと思っています。 以上
2010.02.04
浜松らんちう飼育日記(2010.2.4-2)稚魚の餌付け方法について1昨日は「産卵(採卵)の方法」、昨日は「孵化の方法」について書きました。今日は「稚魚の餌付け方法」について、書いてみます。1.餌付け1日目(1) 我が家に於ける孵化は、採卵日当日から数えて、概ね4日目 あたりに完了し、5日目に稚魚(針子)が水中を泳ぎだします。 最初の餌付けは6日目の朝に行います。したがって、産卵日 から数えて6日目が餌付け1日目にあたります。餌付け開始日を 決めるに当たって大切なことは、全ての稚魚が水中に泳ぎだした のを確認してからにすることです。孵化して間もない稚魚が池の 淵や池底に数多く残っている場合には、まだ早いと判断します。(2) 餌はブラインシュリンプです。孵化した数千匹の稚魚は池の あらゆるところに散らばって泳いでいますので、全体に行き渡る よう与えます。ブラインを汲んだひしゃくを池の淵に沿って一周 させる間に少しづつ与えていきます。(2) 初日に与える餌の量は極少量です。この日は、餌に慣れさせる ことが目的です。餌が多すぎて、食べ残しが出ると池底が汚れる と共に、水質が急激に悪化します。2.2日目(1) この日も初日と同様に、朝の内に、極少量のブラインをあたえ ます。通常はこれでよいと思いますが、午後に池を覗いてみて 朝の餌が食べつくしてあるようであれば、ここでもう一度ブラインを 同量与えます。朝の餌が午後まで残っている場合には、この 追い餌を与えません。むしろ、夕方もう一度見て、まだ食べ残しが あるようであれば取り去っておくことが必要です。(2) 与える餌の量は、魚のサイズ、飼育数、食欲などにより異なり ます。したがって、少しづつ与えてみて、無くなれば少し増やす。 逆に、前回与えた餌が残っているようであれば、次回から与える 量を減らしてみます。このように、餌の食べ具合をよく観察すれば、 自ずから、その時々の餌の量と与える回数は決まってくると 思います。3.3日目(1) この日から、ブラインは朝と昼の2回に分けて与えます。量は 餌の食べ具合(食べ残しの有無)を見ながら決めます。通常は この日あたりから与える量が増えて行くと思います。(2) 餌の与え方が上手く行っておれば、まだ水はそれほど汚れて いないと思いますが、水が白っぽくなっていたり、池底が食べ残し でぬめっている場合には、餌を与える前に水換えを行います。4.4日目(1) この日あたりから、稚魚の食欲は旺盛になります。体が一回り 大きくなり、尾が開いているのがわかるようになります。(2) 餌は朝昼の2度与えますが、与える量は初日に比べれば、 何倍も多くなっています。与える量は、食べつくす時間が分かれば、 決まります。それが分からない場合は、食べ残しの量で判断でき ます。(3) この日の朝で、餌を与え始めてから、丸3日が経過しましたので、 水換えを行います。我が家では、これ以降、3日に一度(中2日) のペースで水換えを繰り返していきます。餌を与えるだけではなく、 飼育水を常に新鮮なものに保ってやることにより、稚魚はどんどん と大きくなっていきます。5.5日目以降(1) 5日目以降は、4日目と基本的には同じです。(2) 7日目あたりになると、体が1cmを越え、食欲が旺盛となり、 いくら餌を与えても直ぐに無くなる位に食べます。したがって、池数 に余裕があれば、このあたりで稚魚を2分し池を分けてやることが 出来れば稚魚の成長は更に進みます。6.留意点(1) ブラインシュリンプは生き餌ですから、常に新鮮なものを与える ことが不可欠です。また、食べ残したブラインが死んでしまうと水質 を急激に悪化させますので、早めに取り去ることが必要です。(2) 与え方としては、餌付け開始後4~5日目あたりまでは少なめに、 その後徐々に増やしていくのが無難な方法だと考えます。(3) 餌を与え始めたら、水換えを定期的に行うことが一番大切です。 水換えにより、稚魚は健康で大きくなると思います。いくら餌を 与えても、水換えを怠れば、魚は大きくなりませんし、むしろ、 いじけてしま良い結果は得られません。同じ原理ですが、孵化や 餌付け後の飼育を小さな容器で行う人がいますが、この方法では 稚魚はなかなか大きくならないと思います。我が家では、135× 150程度の池で最初から飼育していきます。
2010.02.04
浜松らんちう飼育日記(2010.2.4)潮時表今朝は気温が下がり丁度0度でした。昨日吹き荒れた強風は今朝止んでいますので、非常に静かです。冬起こし後、今日で26日目になり、いよいよ近づいてきたなという気持ちでいます。今日は産卵と潮時の関係について、私見を書いてみます。昔から人を含めた生物とこの潮時の関係について、いろんな方面で論じられています。我が家ではここ数年間、我が家の産卵日とその日の潮時を記録しています。その記録から判断すると、少なくとも我が家の産卵においては、大きな関係があると判断しています。中潮や大潮の日に産卵する確率は年にも寄りますが、70~80%ぐらいです。明らかに長潮、若潮、小潮の日よりも、中潮、大潮の満引きの差の大きい日の方が産卵は多いです。それと産卵の時間帯も潮の満引きの時間帯を見ておれば、ほぼ合致します。満ち潮から引き潮に掛けて大きく下げていく時間帯と、産卵が始まる時間帯が不思議と合致します。むしろ、こちらの方が確率が高いかもしれません。さて今年も、2月の潮時表を見ながら、冬起こしを行いました。予定される産卵が次の中潮、大潮の日程とぶつかるようになります。はたして、この関係が今年はどうなるかという点についても大きな興味を持っています。次の中潮は10日に始まり、それからの約10日間が潮としては適しています。我が家の冬起こし後の日数から見れば概ね30日目~40日目当たります。ただ、自然のなすことですから、静かに見守る以外に手はありません。
2010.02.04
浜松らんちう飼育日記(2010.2.3-2)孵化の方法について今年の我が家に於ける産卵期が近づいてきました。産卵が始まり、忙しくなるとなかなかこのブログをUPDATEする時間がなくなりますので、それまでに、これから行う産卵(採卵)、孵化、稚魚の餌付けについて、纏めて書いておこうと思っています。昨日の産卵(採卵)の方法に引き続き、今日は我が家に於ける孵化の方法について、その概要を書いてみます。1.産卵(採卵)当日(1) 人工授精した卵が入った洗面器(ホウロウ製、45cm)を、 採卵完了後、直ちに孵化池に移します。 1) 孵化池の水は新水で古水は一切混ぜません。水温は21~23℃ にセットしてあります。 2) 人工授精で採卵した卵を、採卵時の洗面器のまま、孵化池に 浮かしておきます。浮かした洗面器のなかには、エアーを入れて おきます。卵とはいえ、酸素供給が不可欠です。(2) 受精状態をチェックし、洗面器の水を全換えします。 1) 採卵後約6時間も経過すると、卵の受精状態が分かります。 卵が透明であれば、うまく受精していますし、乳白色であれば受精 していません。受精がうまくいっていない場合には、ここで孵化作業は 中止します。 2) 受精が上手くいっている場合には、洗面器の中の卵が張り付いた 網を孵化池に移します。網は池底に沈めた洗面器の片隅に掛けて 宙に浮いた状態にします。その網に柔らかく酸素の泡が送り 込まれるようエアーをセットします。2.2日目(1) 産卵網の浮き具合、酸素の供給状態をチェックします。それらに 問題なければ、この日は他にやることはありません。(2) 酸素の供給不足など、なんらかの原因で、白くなった卵が多量に 出た場合には、その段階で孵化作業は終えます。通常なら、こんな ケースは少ないはずです。(3) 順調であれば、この2日目の午後には、卵に目が出来て、黒い玉 が見えるようになります。遅くとも3日目の朝には見えるはずです。3. 3日目(1) 2日目と同様に、産卵網の浮き具合、酸素の供給状態をチェック します。(2) 順調にいけば、この日の午後には孵化が始まります。(3) 孵化した稚魚がエアーの泡に巻き込まれないようエアーの出力を 弱めます。また、ヒーターに稚魚が張り付いて、焼け焦げることが ありますので、ヒーターを宙に浮かせるなどの対策を講じます。4. 4日目(1) 前日に孵化が始まった場合には、丸1日経過するこの日の午後には 全ての孵化が完了します。(2) 孵化したての稚魚は網や洗面器に張り付いていますので、洗面器と 網は池の中に浸けたままとします。5. 5日目(1) 前日までに孵化が完了した稚魚はこの日から水中に泳ぎだします。 孵化の遅かったものでも、翌朝(6日目)の朝には泳ぎだします。(2) 稚魚の大半が泳ぎだしたら、孵化のために浸けてあった洗面器や 網は取り出します。(3) この日は、まだ餌は与えません。孵化後、2~3日餌は与えなくても 大丈夫です。(4) この日、すなわち、孵化が完了した日に水の汚れが目立つようで あれば、水換えをします。餌を与え始めると一気に水が汚れるからです。 それと、この水換えを行うことにより、稚魚(針子)の健康状態(質)が よく分かります。(5) 稚魚が泳ぎだしたら、ヒーターは元通り池底にセットしておいても、 大丈夫です。6.6日目(1) この日から、餌(ブラインシュリンプ)を与え始めます。7.留意点(1) 孵化で大切なことは新鮮な水と酸素供給です。(2) 受精後、白くなったり、不透明の卵はいくら待っても孵化しません。(3) 全ての稚魚が水中を泳ぎ始めるまで、餌は与えません。 餌を与えるのを急ぐと、稚魚が餌に埋もれて死んでしまいます。 次回は、「稚魚の餌付け方法」について書く予定です。
2010.02.03
浜松らんちう飼育日記(2010.2.3)北風真冬の寒さが戻ってきました。今朝の気温は3℃と高めですが、この時期独特の北西からの強風が吹き荒れています。この寒風が吹き荒れる時、体感温度はより寒く感じます。今日は水換えを予定していますが、風の様子を見て行おうと思っています。我が家の西隣には家屋が建っていませんので、この時期の風はまともに打つかって来る感じです。そんなときの屋外での水換作業は大変なものです。さて、冬起こし後の日数は今日で25日目になります。後1週間もすると、最初の産卵が見られるのではないかと期待しています。今朝の種魚池の水温は18℃です。種魚の産卵に向けての準備状況は、個体差はあるものの、ほぼ例年通りのペースで進んでいると思います。餌は日に2回で量はいつもどおりです。本来であれば、このあたりから水換えを2日に1度と早め、魚に刺激を与えていくのですが、今週は寒波と重なりましたので、3日に1度のままで行こうと思っています。
2010.02.03
浜松らんちう飼育日記(2010.2.2-2)産卵(採卵)について 我が家の今年の産卵時期は、順調に行けば、今月の10日頃から始まり、3月の中旬頃まで続く見込みです。この期間は、採卵、孵化、餌付け、初期の選別などで、非常に忙しくなります。したがって、産卵が始まりますと、冬場のように、このブログとゆっくりと向かい合う余裕がなくなると思います。このブログをお読みの方々のなかには、これから繁殖を試みてみようと考えておられる愛好家もおられるものと思います。そういった方々の参考になるかどうか分かりませんが、これから我が家で行おうとしている産卵(採卵)、孵化、餌付けの3点に関わる作業について、概要を纏めてみたいと思います。1.産卵(採卵)(1) 産卵時期 1) 我が家の場合は、例年、冬起こし後(餌付け開始後)約30日目~ 40日目あたりで、1番仔を産卵するケースが多いです。 2) 1番仔を産んだ雌の大半は、約10日後に2番仔を産卵します。 3) 3番仔は概ね2番仔の10日~14日後に産卵します。 4) 3番仔以降は採卵しませんので、我が家の産卵期(採卵期)は そこで終了です。終了の時期は、例年、3月の中旬から下旬に なります。(2) 採卵方法 1) 産卵直前 イ.雌魚の腹が柔らかくなり始めますと、毎朝全ての雌の産卵準備 状況をチェックします。今年は冬起こし後23日目から始めています。 チェックの方法は、下記の通りです。 ・ 腹の柔らかさ 腹の両脇と中央の筋が共に柔らかなっているかどうかでみます。 腹が柔らかくても中央の筋が硬いと産まないケースがほとんどです。 ・ 卵管の状態 肛門と隣りあわせの箇所から飛び出している卵管の先が目立って 飛びし、且つ、その飛び出した部分の色が黒味を帯びてくると、 1両日のうちに産卵するケースが大半です。 ・ その他 上記のほかに、雄魚が雌魚を追尾する仕草を見せるときや雌魚が 池の淵を突付く仕草をするときは、産卵日(時間)が近づいて います。産卵当日の朝にも、魚たちはこれらの仕草をよくします。 ロ.上記の方法で、産卵日が近づいている雌を発見した場合には、 交配相手の雄と共に産卵池に移します。 ・ 産卵池 準備する産卵池は、全くの新水を使い、古水は一切混ぜません。 水温は種魚池(17~18℃)より3℃高めです。尚、産卵があった 当日は水が綺麗に見えても汚れますので、翌朝以降の産卵に備え 水換えします。 ・ 雄魚の数 交配相手の雄は、本命のみでなく、2番手、3番手ぐらいまでを 移しておきます。2匹掛けを行う時や液が充分に出ない時のため です。雌魚の数の少ないときは、可能性のある他の雌魚もお供で 一緒に移すことがあります。雄魚の数が多すぎると、雌魚が 集中的に追われて痛みやすいからです。 ・ 産卵藻(ダミー) 産卵藻を入れておくと、産卵を促しますし、産卵行為も発見し易い ので使っています。但し、これは飽くまでもダミーです。 2) 産卵当日 イ.産卵時間は通常、早朝、特に夜明け前後が一番多いと思います。 我が家の場合は、夜明け前に採卵を行います。 ・ 過去に、明るくなってから産卵現場を見つけた多くの場合、既に 産卵は始まっていました。このようなケースでは、充分な量の卵が 採卵できませんし、種魚が卵を食べてしまいます。 ・ 昨年は、夜明け1時間前には、産卵池を覗くようにしましたので、 採卵は好結果でした。屋外なので、ヘッドライトが必須です。 ロ.採卵方法は人工授精です。雌の腹を押さえて卵を出し、その卵に 雄の液を掛ける方法です。 ・ 人工授精は洗面器(ホウロウ製、45cm)を用いて行います。 採卵中は雄種と雌種を別々の洗面器にいれておきます。一緒に しておくと、産卵をしてしまいます。 ・ 採卵は洗面器の中に敷いた網(網戸用を洗面器に合わせて切った もの)に行います。洗面器の水は孵化池から汲みとったものです。 ・ 雌のお腹を押して、卵を出すのは3回くらいに分けて行います。 1回ごとに雄の液を出して、全ての卵にいきわたるよう水中を よく掻き混ぜます。 ・ 雄の液は、少量で充分です。乳液のような線状の塊が1cmぐらい あればよいと思います。ただ、液が霧のように水中に広がるときは、 他の雄の液も出しておいたほうが良いようです。霧状の場合は、 受精しない場合があるからです。 ハ.採卵後の処置として、採卵した卵を孵化池に移します。それと、 産卵の終わった雌を他の魚と隔離し休養させます。(3) 留意点 1) 我が家では、人工授精以外の方法では採卵した経験がありません ので自然受精を試みられる人は、上記の方法を参考にしないで ください。 2) 産卵開始のタイミングは、想像する以上に早いものです。「早起きは 三文の徳」で望みたいものです。特に、1番仔、2番仔は大切にしたい ものです。 3) 良い状態の卵を採卵できれば、孵化率は良くなります。未熟卵や 過熟卵は孵化率が低下します。魚をよく観察し、産卵のタイミングを 見逃さないようにすることが大切と思っています。 4) 上記に書いたことは、要点のみで、分かりにくい点が多いと思います。 分からない点があれば、ご質問ください。産卵が始まる前であれば、 できるだけ詳しくお答え致します。 次回は「孵化の方法」について書きます。
2010.02.02
浜松らんちう飼育日記(2010.2.2)準備今朝は風が無いので暖かく感じますが、早朝の気温は庭で1℃でした。昨夜の雨で濡れた洗面器が凍り張り付いていました。明日あたりから、寒さが戻ってきそうです。例年、この時期は一番冷えますので、明日からの天候も自然なものだと思います。さて、昨日から、早朝餌を与える前に雌の腹を触り、腹の膨らみや柔らかさの状態をチェックしています。まだ全体に腹は膨らみつつありますが、柔らかさが足りません。3尾ほどの腹が柔らかくなり、卵管の先が飛び出してきました。しかし、まだ少し日数が掛かりそうです。出来れば、今回の寒波が去ったと産卵が始まると丁度良いのですが、どうなるでしょうか。昨日は雨で、産卵池や孵化池の準備が出来ませんでしたので、今日あたりから行うつもりです。
2010.02.02
浜松らんちう飼育日記(2010.2.1)寒波再来か 今朝は風が無く、気温も高めで5℃であった。朝のうちは晴れるが、後雲ってきて、午後の遅くから、雨に変わるらしい。今週の予報をみると、この暖かさは明日までで、火曜日からは寒波が再来し、厳しい寒さになる様子である。その寒波の期間は、この地方でも、朝の気温が氷点下になるらしい。順調に行けば、来週あたりに、産卵が始まると思われるので、この寒波が今週中に終わってくれればよいと思っている。産卵期に入ると、早いときは朝の3時半頃に起きるので、ただでさえ寒さが厳しい。その上、寒波が居座れば、採卵時に手が凍ってしまいそうである。種魚たちを冬起こしし、餌を与え始めてから、今日で23日目になる。まだ早いが、今朝から少し早い時間帯に、池の様子を細かく観察するようにした。普段行っている観察に加えて、全ての雌の腹の状態、すなはち、卵の出来具合をチェックするようにした。この作業は当面、産卵期が終わるまで毎日続けることになる。
2010.02.01
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