Dr. Pは、別の大学へ移ろうかとも思っていると言っていた。「春花、私のポジションが欲しかったらあげるわよ。」と冗談を言っていたけど、私はリサーチ中心の大学で就職しようと思っていないから、「No thank you.」って言っておいた。家族を持とうと思っている女性にはリサーチ大学での就職がどれだけ大変か想像できるし、Dr. Pもそれを認めていた。実際、彼女は子どもがいない。さらに、Dr. Pは、この大学で教授になってから6年間、旦那さんと遠距離結婚を続けている。彼女は、「パートナーが普通の仕事をしていると、Academiaの仕事を理解してもらいにくい。」とも言っていた。今度のThanksgivingは、旦那さんと過ごさずに仕事をするそうなのだけど、「仕事があるからThanksgivingは一緒に過ごせない。」と言うのは理解してもらえないので、「航空券が高いから、Thanksgivingは帰らない。」と説明したんだそう。で、彼女の誕生日がThanksgivingの次の週末で、旦那さんが一生懸命安い航空券を探してくれて、「仕事があるからその週末も無理。」とは言えず、帰ることにしたそう。
Dr. Pの友人でリサーチ大学に就職した教授で、今2歳になる子どもがいる人がいるそうで、毎日平日は大学での仕事の後、家で子どもの世話をして論文を書く時間がないので、週末に、子どもの世話を旦那さんに頼んで大学のオフィスで論文を書くという生活をしているんだそう。旦那さんは、普通の仕事をしている人で、なぜ週末は家族と過ごさず仕事をしなくてはいけないのかなかなか理解してもらえないんだそう。ダーリンはリサーチ大学で就職するつもりでいると言うと、「じゃあ、彼も仕事ばっかりになるんじゃないかしら。」と言っていた。私は子どもができたら、ダーリンに交代で面倒をみてもらうつもりなんだけど、大丈夫かな。