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『マカロフ PM』 2012年にGUNくつ王より発売された、HWモデルガンになります。GUNくつ王?と思われる方もおられると思いますが・・・。モデルガンメーカーではなく個人製作で、よくぞここまでやってくれました。もともとはイベント限定販売でしたが、あまりの高人気で、少数ですが一般販売されました。 GUNくつ王さんに感謝です。個人メーカー製作でありながら、安価感は一切無く、大手メーカーと遜色ありません。金型製作から製品化迄、大変なご苦労と熱意、そして拘りが有ったからこそ成せた業だと思います。「マカロフ」初のモデルガン化。HWモデルならではの重厚感。握った感じのウエイトバランスも非常に良いと思います(バレルは完全閉鎖されています)。刻印もキッチリ入っていて、シリアルナンバーは、月刊GUN誌に掲載された、実銃のナンバーを再現しているとの事です。作動については、ダミーカートモデルということもあってか、ハンマースプリングが非常に弱いテンションになっています。ちょっと拍子抜けしますが、モデル本体への配慮の為だと理解しておきます。ダミーカートもリアルに再現されています。もちろん9mmマカロフ弾。カートリムにもきちんと刻印が入っており、製作者のこだわりが感じられます。グリップは実銃からの型どりなので、実銃グリップを取り付ける事ができます(まだ、交換してませんけど)。化粧箱は非常にシンプルです。この手作り感がまた、何ともいい感じです。実物もこんな感じ何ですかね? 取扱説明書もキッチリ入っています。個人製作とは思えない程ちゃんとしています。パーツ購入ももちろん出来ますが、ちょっとお高いので取り扱いには注意した方が良いようです。 GUNくつ王さんでは、今後も新たなモデルを製作して行くとの事です。マイナーでも、マニア心を刺激してくれるモデルを期待したいですね。
2015.02.01
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『スティール チャレンジ スペシャル スピード コンプ』 コクサイより発売された金属モデルガンになります。先にABSモデルのガスガンとしてモデルアップされており、ブラックモデルとシルバーメッキモデルの2機種が有りました。HW化では無く、金属モデルで世に送り出すとは、かなり力が入っていたんでしょうネ。Gun誌やコンバットマガジン誌でお馴染みのイチロー・ナガタ氏の所有するマッチガンを再現した様ですが、詳細は分かりません。ケースのネーミングにありますが、「スティール チャレンジ」公認モデルだったのでしょうか? このモデルの特徴といえば、バレルに刻まれた冷却用のバレルフィンとマズルに開口されたポートでしょうか。実際の効果は分かりませんが、これだけあると充分に冷えそうです。ハンマーはデホーンドハンマーでダブルアクションのみとなります。マッチガンでダブルアクションオンリーってどうなんでしょうか?シングルアクションも使えた方が良いと思うんですけど。 シリンダーのロックはシュラウドがありませんので、ディテントボールでのクレーンロックになっています。金属モデルならではの再現でしょう(MGC パイソンのロック機構はこんな感じでしたが・・・)。グリップは、HOGUE-MONOGRIPメダリオン付の樹脂製で、握り心地は結構イイ感じです。ホーグの木製グリが標準装備されていればベストなんですけど、コスト的に難しかったんでしょうネ。 このモデルの人気の程は分かりませんが、ガスガンからのモデルガン化。人気あったのかナ~。
2014.06.15
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『ワルサー GSP .22LR』 1979年に発売された、東京CMCの至極の逸品。実銃を忠実に再現し、設計は六人部登氏。まさに、マニアによるマニアの為の作品。とはいえ、競技用の銃をモデルアップさせるなんて、勝算有と判断出来たのでしょうか?それとも、利益度外視でも「こだわり」を貫いたのでしょうか?相当リスキーな冒険だった事に、違いなかったと思います。 さてこのモデルですが、最初に驚かされたのは化粧箱の大きさです。通常化粧箱の倍以上の大きさ(高さ)があります。同じ22口径でも、MGCのウッズマンとは全く違っています。そういえば、ウッズマンも競技用モデルでした。ウッズマンの場合は、漫画『ワイルド7』の人気で、勝算有だったんでしょうけど。広告も『ワイルド7』の飛葉ちゃんを大々的に使っていました。モデル本体も勿論、非常に大きく感じられます。特にドデカイ木製グリップ。握りづらそうで不格好な印象でしたが、握ってみるとこれがビックリ、ベストフィティング。バランスのとれた重量感と絶妙な握り心地に、ホンット感動です。これが実銃なら、正確な的撃ちが「バン・バン」出来そうです。このモデル最大の特徴と言っても良いと思いますが、通常のモデルと違い、トリガーが上から下に伸ているのでは無く、基部が下から上に向かって伸びています。通常とは、真逆構造となっています。どんな構造になっているのか、非常に興味が湧くところですが、恐ろしくて分解する気になれません。トリガー・ユニット部は破損し易かったらしく、カスタムショップ・エジプトさんから、交換用のパーツが販売されてい様です。トリガーを引いた感じは何の違和感も無く、通常モデルと何ら変わりありません(カラ撃ちは殆どしてませんので、トリガーを引いただけですけど)。東京CMCには、同口径の『ルガーMK1』が有りますが、此方も実銃を忠実に再現しています。生きた教科書を世に送り出してきた東京CMCさんは、本当に素晴らしいメーカーですネ。いつの日か又、本物志向の金属モデルガンに出会う事を願って・・・・。
2014.03.23
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『スミス&ウエッソン M459 コンバット オート』 MGC後期に発売されたモデルですが、こちらはタイトーから再販された、HWモデルになります。M59の現代版といったところですが、私としてはエキストラクターをライブにし、ショートリコイル機能を搭載した、M59を出して欲しかったナ~。このモデルには、シルバーメッキを施したM659がバリエーションとしてありますが、HW素材へのメッキの為、メッキ強度が弱く、すぐにメッキが剥がれる事から不評だったようです(HW素材へのメッキは当時、画期的な技術だったと記憶しています)。M39はHWモデルで再販されましたが(HW素材になっただけですけど)、私としては、M59の再販を熱望しています。前述しましたが、エキストラクターをライブにして、ショートリコイル機能を搭載した、M59の勇姿を今一度・・・。MGCなき今、完全復活は無理なのかもしれませんが、CAWからMGCリバイバルシリーズとして、32オートやウッズマンがハイクオリティーで復活しています。期待に胸が膨らんでしまいますネ。CAWさん、M59も是非ともシリーズに加えて下さ~い。
2013.12.22
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『コルト ポケット.25 オート』 スモール・オート好きの私にとっては、至珠の一品です。コクサイのメッキモデルは本当に綺麗で、購入から数十年経った今でもブルーメッキの退色は殆どありません。このブルーメッキモデルの他に、シルバーメッキを纏ったステンレスモデルがあり、綺麗なヘアライン処理が施されています。又、別売りアクセサリーになりますが、サイレンサーや木製グリップ、高級感溢れるパールグリップが発売されていて、ドレスアップも思いのままでした。当時、木グリにしようか?パールグリップにしようか?と随分悩みましたが、結局は買わずじまいで、今では入手困難な一品になってしまいました。あれこれ悩まずに買っておけば良かったと今更ながら後悔しています。 このモデルがメッキモデルという事もあり、一度も発火させた事はありませんが、調子の程はどうだったんでしょうか?小気味良く快調にブローバックしたんでしょうか?今更自分のモデルでチャレンジする勇気がありません。どなたか試された方、いらっしゃいませんか?1982年にコクサイから『コルト ポケット.25 オート』が発売され、まもなくマルシンから『コルト.25 オート』が登場、ハドソンからは『ブローニング・ベビー』と、続々と、各メーカーからスモール・オートがラインアップされました。残念ながら『ブローニング・ベビー』は所持していませんが、是非とも手に入れたい一品です。オクでたまに見かけますが、ジャンク品でも高値で取引されていて、とても手が出せる様な代物ではありません・・・・ウ~ン残念。実銃同様、『ベスト・ポケット・モデル1908(コルト ポケット.25 オート)』が発売された後、『コルト・オートマチック・キャリバー.25(コルト.25 オート)』を登場させるとは、各メーカーの粋な拘りを感じます。MGCやハドソンといった老舗メーカーが業界から撤退する中、既存メーカーから新製品のアナウンスがある度に思ってしまいます。スモール・オートはまだかと! メーカーは問いません、何卒『エスコート』のモデルガン化をお願い致しま~ス!
2013.09.07
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『 モーゼルM1916 』我が家に現存する、数少ない金属モデル。その昔、金属モデルしかなかった時代を過ごした私にとって、金属モデルこそが、モデルガンの原点と言っても過言ではありません。外観こそ、その当時とは違うものの、重量感、作動感は、現在主流であるヘビーウエイトとは、全くの別物です。冷たく、ひんやりとしたその手触りは、金属モデルならではの触感です。まさに、これぞ「ザ・鉄の塊」って感じです(実際は鉄では無く、亜鉛合金ですけど)。MGCのモーゼルは、1960年代頃に発売され、5.5インチモデルの他、3.9インチのショート・バレルモデル、12インチのロングバレルである、カービンモデルなどのバリエーションがあり、モデル本体を収納できるホルスター・ストックも発売されていました。いずれのモデルもブローバック・モデルではなく、スタンダード・モデルだけだったと記憶しています。銃刀法の改正で銃口は閉鎖され、表面には金メッキが施されましたが、現在のような綺麗で滑らかな仕上げではなく、仕上げは荒く、磨けばシルバー色になるようなものでした(後期モデルは、なかなか綺麗だったようです)。 このモデルの特徴は、脱着式のマガジンでは無く、弾丸はクリップを使って上から装填するタイプで、同モデルを発売していた、マルシンやハドソンとは大きく違っています。又、MGCモーゼルの初期モデルに付けられていたグリップに「9」(レッドナイン)と刻まれていたことと、付属カートリッジの箱に9mmとの記載から、ベースとなった実銃は9mmパラベラム仕様のM1916だと思いますが、MGCでは、このモデルをM96としており、本当はどっちがモデルアップされたのか、定かではありません(本当は、一緒なのかな?)。 数年ぶりの更新です! お時間のある方は、また遊びにきてくださ~い。
2013.03.20
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『 ヘッケラー&コッホ VP-70』発売当時、モデルガンに興ざめしていた事もありスルーしたモデルでしたが、数年前、行きつけのセカンドショップで発見。「おっ!掘り出し物」とばかりに商品を確認し、安価なうえに懐かしさも相まって思わず購入。箱は少々くたびれていますが、モデル自体の状態は非常に良く、しかも未発火品。取説、備品類も全て付いた完全フルセットで3,000円とは、ホンット!安い買い物でした。この当時、オークションではビックリする様なプレミヤ価格で取引されていて、とても手を出せるような代物ではありませんでした。MGCのVP-70は、1982年に発売され、初期モデルのスライドには金属粉を混入した、SRHWを先取りするHW材を使用していましたが、赤みがかった色合いは不評だった様です。暫くするとHW材からABS材に変更され、後期モデルへと移行されますが、人気はあまり出ず、生産期間は短かった様です。VP-70最大のセールスポイントは実銃同様にストックを取り付けることにより、3点バースト・ショットが楽しめると言う事でしたが、銃本体より高い価格設定であったにも関らず、作動不良等からたびたび発売は延期され、ついには未調整のまま安値で販売されました。1983年1月号の月刊Gunによると、MGC主催のモデルガン・フェスティバルにおいて、『VP-70B バースト・ショット・フル・モデル』としてリニューアル・デビューの告知が有った様で、従来のオープンデトネーター方式から新考案のCP方式に変更され、それに伴いカートリッジも新型になるとの事でした。実際にこのモデルが発売されたかどうかは記憶の彼方です。又、同誌において、当時MGCの副社長だった小林太三氏による『従来のVP-70をバースト・モデルにするには?』と題しVP-70モデルを単体で購入した方へ、茶色のヘビーウェイト・スライド・カバーを装着した初期モデルと、パーカー・グレー色のスライド・カバーを装着した後期モデルと区別した上で、バースト・ショットへの変更方法が掲載されています。発売より十数年後、同一設計者の手により「完全版」として復活を果たしますが、ガスガンではなくモデルガンで復活して欲しかったと思われた方も多かったと思います。3点バーストで小気味良くカートが飛ぶ様を体感してみたいものです。タニコバさん、そこんとこお願いできませんか~!
2010.11.27
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『オートマグ .44AMP モデル 180 』MGCのオートマグは、当時大人気だった大口径ハンドガン44マグナムに次いで、「マグナムブームがついにオートマチックを変えた!!」のキャッチコピーで、1976年に発売されました。ABSモデルながらボルトとチャンバーが金属製だったことから、重量感は充分に有りました。発火性能も良く、快調にブローバックしてくれました。『ガツン』とくる手応えと、金属ボルトの作動に伴い大型カートリッジが排莢する様は圧巻でした。ただし、紙火薬詰め(当時はCAP火薬など無く、ほんッと大変でした)と発火後のメンテナンスはめちゃくちゃ大変でしたけど・・・。ブローバックモデル登場後、スタンダードモデルが発売されました。基本的にはブローバックモデルと同じで、外観からの判別は難しかったと思います。デトネーターとカートリッジだけが違っていたように記憶しています(記憶違いだったらゴメンナサイ)。その後、諸般の事情により金属製のボルトからプラスチック製のボルトに変更されました。MGCのオートマグは前述したタイプの他に、ABSシルバーモデル、キットモデル(ブラックモデル、シルバーモデル)、スケルトンモデル、HWシルバーモデル(HWメッキモデル第1号だったような・・・当時は画期的でしたが、メッキが剥がれやすいのが最大の弱点で、販売期間も短かった様です)、ナチュラルHWモデルと数種類のバリエーションを展開し、タイトーに継続されてからは、HWブラックモデルが追加されました。画像のモデルはタイトーからの再販版で、ブラックHWモデルになります。正直なところ、ボルトの金属化やリブの形状変更をしてからの再販を期待していましたが、叶わぬ夢でした。企業的にリスクを背負ってまでの販売はなかなか出来ないようですね。タイトーのオートマグはHWモデルとゆうこともあり、金属製ボルトの初期型モデルより更に重量があります。発火機構はMGC時代にCP化されていますので、充分楽しめそうですが、未だに未発火。30年前の感動をもう一度の思いで購入しましたが、未だに踏ん切りがついていません。故障でもしようものなら、パーツの供給も有りませんし・・・。このブログを書きながら、オートマグが大活躍する『ダーティーハリー4』が久しぶりに観たくなりました。今夜あたりオートマグを握りしめながら観てみようと思います。
2010.06.20
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『コルト ウッズマン マッチ・ターゲット』アメリカのコルト社が開発した中型オート。1947年、それまでのモデルに改良が加えられ、装いを新たにニュウー・モデル・ウッズマン(ターゲット・モデル&スポーツ・モデル)として再登場した。スライド・ストップが新たに設けられ、マニュアル・セフティの改良、マガジン・キャッチ・ボタンはグリップ・ボトムからトリガー・ガード付け根に移行された。1948年、ターゲット・モデルのデラックス版として、マッチ・ターゲット・モデルが発売された。日本国内に於いては、漫画「ワイルド7」の主人公、飛葉大陸が使用(スポーツ・モデル)したことでも有名で、人気も高く、過去に様々なトイガンメーカーから発売されています。その古くは金属モデルで、あの六研からも真鍮製モデルが発売されていました。 このモデルはコクサイのABSでスタンダードモデルです。「スタンダードモデルってなに?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、この当時のモデルガンにはごくごく当たり前の事でした。スタンダードモデルとは、発火させても排莢しないモデルガンのことで、それに対して、発火させれば排莢する現在主流のブローバックモデルの2種類が有りました。スタンダードモデルは割と安価でブローバックモデルは高級品と言った所でしょうか。コクサイのウッズマンも2タイプ有り、ブローバックモデル発売後にスタンダードモデルが発売されました(キット・モデルもあった様な無かった様な?)。外観上の違いは殆ど有りませんが、フレームにある金属のサイドプレートの色の違い(スタンダードはシルバー、ブローバックはクロ)が見られます。コクサイのウッズマンはマッチ・ターゲットのみで、バリエーションも6インチモデルと4.5インチモデルの2タイプしか有りません。スポーツ・モデルを待ちわびましたが、叶わぬ夢でした。 コクサイのウッズマンは残念なことに、持病を抱えています。ABS材の粘度が問題なのか?はたまた発火による衝撃が原因なのか?。このモデルは発火はしていませんが、フレームに薄っすらとクラックが・・・。そうならない様丁寧に保管していたのに・・・。ある程度の覚悟は決めていましたが、わが身に降りかかると、ものすご~くショックです。皆さんもお手持ちの愛銃をチェックされてみては?黒い影が忍び寄っているかもしれませんよ~。
2009.07.05
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『コルトガバメント マークIV シリーズ 80 M1991A1』コルトマークIVシリーズ80は、1983年から製造された民間向けのコルト・ガバメントで、ファイアリング・ピン・ロック・メカニズムが搭載され、より安全性を重視した改良が加えられた。M1991A1は、シリーズ80のバリエーションの一つであり、その名の通りコルト社が1991年に発売したモデルで、フロントサイト、リアサイト、トリガーが変更され、ハンマーがスパーハンマーとなり、黒いプラグリップが標準装備されている。皆さ~ん、大変お待たせしました~!まったりし過ぎて、久しぶりの更新となってしまいました。遅ればせながら、今年もよろしくお願いしま~す。さて、新春第一弾はMGCのガバメントをお送りいたします。旧MGC時代に発売された最後のガバメントモデルで、材質はもちろんHW。バリエーションとしては、このモデルと同時期に発売されたコマンダー・モデルがあり、後にコンパクトモデルが発売されています。シリーズ80モデルは、このM1991A1が先にモデルアップされ、90年代の後半になってタイトーからスタンダード・モデルが発売されました。何故、M1991A1を先に発売したのかは未だに不思議なところです(目新しさが欲しかったのかナ~)。私的に、このモデルに対して特筆すべきとこは見つけられませんでしたが、昔からMGCのガバメントには、妙な安心感があります。撃ってよし、飾ってよし、カスタムしてよし、バリエーションの多さもピカイチですしネ。最近、タニオ・コバGM-7が発売されましたが、ノーマルガバも発売してくれないかな~と思う今日この頃です(と言いつつ、未だに買ってなかったりしています)。
2009.04.12
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『コルト オートマティック キャリバー.25』スペインのアストラ社で開発された、小型オート。アメリカのコルト社向けに製造されたモデルで、US製ではない。先に製造されていた『ジュニア コルト』が1968年、小型ピストルの輸入規制にかかり、輸入禁止となった。1970年、再び『コルト .25オート』として輸入されたが、1974年に終止符が打たれた。 このモデルはマルシンのHWキットモデルです。80年代前半にABSモデルで発売され、90年代に入り、ようやくHWモデルとしてリニューアルされました。ABSモデルにもキットは存在しており、その当時数セット購入し、作っては壊しの連続で(表面をブルーイングしたくて、悪戦苦闘の繰り返しでした)、パーツが山になった記憶があります(今は全て処分しちゃいました・・・悲)。ABSモデルはブラックタイプの他にニッケル・フィニッシュ(シルバーメッキ)、メタル・フィニッシュ(メタリックメッキ)と3タイプのバリエーションが存在していました。このHWモデルは発火用にと、あえてキットモデルを購入したものですが、未だに発火していません(正直なところ、あまり期待してませんので)。発火性能はともかく、外観には惚れ込んでいます。ガバメントをそのまま小さくしたようなスタイルが私にはたまりません。マルシンの.25オートは、絶版、再販を何度か繰り返しており、ここ最近になりダミーカート仕様で再び復活しました。しばらくは製造すると思いますが、これもまた絶版になるの・・・かナ?
2008.10.19
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『スプリングフィールド・アーモリー コンペティションピストル.38 スーパー』スプリングフィールド・アーモリーは1777年から1968年まで運営されたアメリカの国営造兵廠を前身とした銃火器メーカー。民間企業となった現在のスプリングフィールド社がガバメントM1911-A1をベースに競技用モデルにカスタマイズしたものである。 このモデルはMGCのHW(フレームはABS)モデルです。MGCが38スーパーを世に送り出した最初のモデルだったと記憶しています。後にシリーズ化され、ハイキャパシティ、ロングコンプとラインアップされました。ブラック仕上げのスライドとシルバーフレームのカラーバランスが良く、アンビ・セイフティー、ビーバー・テール、3ホール・トリガー、リング・ハンマー等のカスタムパーツも多彩に使用されています。又、グリップを握った感じも良く、手にしっくり馴染みます。発火はしていませんが、そこはMGC、期待どうりの活躍をしてくれると確信しています。現在は絶版モデルとなっていますが、タイトーから若干の変更を加え『エキスパート・カスタム リミテッド・クラス』(ABSフレームがHW化)として再販されました。又、再販版ではハーフシルバーモデルの他にフルブラックモデルとフルシルバーモデル(販売期間は短く数ヶ月で製造中止になったようです)が有りました。旧MGCの最終期モデルであり、貴重な逸品と言えるのではないでしょうか。
2008.09.07
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『コルト ゴールドカップ ナショナルマッチ コンバットカスタム』1957年、アメリカのコルト社が開発した45オート。先に製造中止となっていたナショナル マッチ 45(1933~1941)の戦後版モデルである。射撃競技仕様のナショナルマッチモデルがシリーズ 70以降、ゴールドカップモデルとなった。1960年、コルト ゴールド カップ ナショナル マッチ・38がラインアップされたが、人気が出ず、1971年に製造が中止された。 このモデルはMGC(タイトー)のABSメッキモデルです。発売当初は、無垢の木製グリップ(シューティング・スター木製グリップ)が取り付けられていましたが、数年後の再販時には黒色の木製グリップに変更されました。パーティングラインやヒケは無く、まさに高級カスタムガンといった感じです。カスタムの内容は、ボーマー・リア・サイト(刻印無し)、リング・ハンマー、アンビ・セーフティー(刻印無し)、チェッカー・メイン・スプリング・ハウジング、ビーバー・テイル・セーフティ等です。このカスタム仕様を聞いて、ピンときた方も多いと思いますが、テレビドラマ『ベイシティ刑事』で、世良公則氏が演じる星野刑事が使用した『マギー』と瓜二つです。「やっと、発売するのかョ~」と思われた方も多かったと思います。 放送されていた当時『マギー』が欲しくて、カスタムパーツを揃えるのに難儀したのを今でも覚えています。以前にプロップガン『マギー』を取り上げた時にも書いたと思いますが、出演者のシューティングやカスタムガンが話題になる様な、70~80年代バリの刑事ドラマがまた見てみたいものです。
2008.06.15
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『スミス&ウェッソンM28 .357 マグナム ハイウェイパトロールマン』アメリカの銃器メーカーであるスミス&ウェッソン社が開発したリボルバー。「ハイウェイパトロールマン」の愛称で呼ばれ、白バイ警官用のイメージがあるが、大型のNフレームを採用していることから携帯性が悪く、警察関係に制式採用されたことはあまりなかったとされている。日本国内においては、プラスチックモデルガン第一号となったモデルである。「黒く、そして重い」と言うキャッチフレーズが思い出される。今でも根強い人気があり、往年のガンフリークにとっては、拘りの一品と言えよう。 このモデルは、コクサイのニューハイウェイパトロールマンABSモデル。コクサイのハイパトは、初期型(銃身内発火タイプ)、後期型(シリンダー内発火タイプ)、ニューハイパトと進化を遂げてきた。それまで、MGCのコピーを販売していたコクサイが、「リボルバーのコクサイ」と言わしめた記念すべき最初のモデルと言えるであろう。多少のディテールの違いはあるものの、実銃の4インチバレルをモデルアップしていたのは、このモデルが最初で、最後であろう(違ってたらゴメンナサイ)。最近、コクサイさんからHWモデルでM29が再販された。勢い付いたところで、M28も再販してみませんか~コクサイさ~ん!!!
2007.11.25
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『ベレッタ M84』イタリアのベレッタ社が開発した小型自動拳銃。M84はもともとはM92の姉妹品であるM81の小型版で、380ACP弾が13発装填可能(アメリカでは規制のため10発)だ。小型拳銃としてはやや大きめだが、癖が少ないため初心者や公的機関の制服組等によく使用されている。現在は一部デザインを改良したM84F型が主流であり『チーター』の名称で生産が継続中である。 以前UPした、マルシン M84のバリエーション2タイプです。ABSシルバーメッキモデルはベレッタ刻印では無く、マルシン独自の刻印となっており(スライド、グリップ、マガジン)初期モデルには無かったシルバーメッキを身に纏っている。HWモデルは商標権問題後の再販モデルでベレッタ刻印となっているが、初期モデルのものと比べると、見劣りしてしまう。2タイプとも、センターファイヤー発火方式でエキストラクターがライブになったのが好ましい。発火もさぞかし快調なことだろう。 HWモデルは、もともとカスタムベース用に入手した物で、WA製のベレッタM84Fとのコラボの予定だったのだが、MG化宣言をしてから早6ヶ月が経過してしまった。(汗)一体何時になったら取り掛かれるのやら・・・。
2007.09.16
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『コルト ローマン MKIII クラシック モデル 』アメリカのコルト社が開発した「コルトMkIIIシリーズ」のリボルバー。357マグナム弾対応で、警察向けの拳銃として設計されており、特に2インチモデルは小型軽量でありながらマグナム弾の使用が可能なため、開発当時は主にアメリカの警察に使用された。1980年代には「ローマンMkIII」に更に改良を加えた「ローマンMkV」が発売されている。日本国内においては、TV、映画のプロップとして使用されていることからメジャーなガンであるが、アメリカにおいては非常にマイナーな機種となっている。 このモデルは、MGCのHWモデルです。ABSの初期モデルが発売された当時、それまでTV、映画で使用されていたプロップガンがこのモデルに一新されました。その影響もあり、当時は人気爆発で、当然のごとく即買い。ガン、ガン発火を楽しんだものでした。MGCローマンは、クラシック・モデル(シュラウド無し)とニュー・ローマン(シュラウド有り)があり、共にABS、HWモデルが存在する。又、短期間で生産が終了したSRHWがあり、その重量感は金属モデルを彷彿させてくれました。取り付けてあるグリップは、MGC純正かどうかは不明ですが、使い古された感じの、味のあるグリップです。メダリオンはゴールドではなく、あえてシルバーにしてあります。クラシックタイプのガンには、ラバーよりも木製のほうが似合うと思いませんか?
2007.04.08
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『ブローニング・ハイパワー M1935 ミリタリー』ベルギーのFN社で開発された自動拳銃。ブローニング・ハイパワーは、世界初のダブル・カラム・マガジン(複列弾倉)を採用し、その装弾数の多さから「ハイパワー」と名づけられた。ハイパワーの開発は第一次世界大戦後の1921年で、その後、1935年にフランス軍に採用されたことから「M1935」と呼ばれるようになった。シングルアクションでありながらそのメカニズムは信頼性が高く、現代軍用オートマチックの基礎を築き上げた。 このモデルは、マルシンのHWモデル。マルシンのハイパワーはバリエーションが非常に豊富で、数えきれない位有る。さすがに全種類コレクションするわけにもいかず(本当はコレクションしたいとこなのだが)他に、コマーシャルモデルを所有しているくらいだ。旧タイプ(ABS)のサイド発火方式からセンター・ファイアーに変更され、発火はすこぶる快調だ。又、M92シリーズと同じニュー・プラグ・ファイアー・カートリッジを使用し、他のモデルとの互換性があることは大変好ましい。このままでも充分イケルのだが「ブルーイングしてみようかな?」などとついつい思ってしまう(今は、他にカスタム予定があるので、ガマン、ガマン)。いつものワルいクセが出ないうちに今日はこの辺で・・・。
2007.02.25
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『ベレッタ M92F US M9』イタリアのピエトロ・ベレッタ社が開発した自動拳銃。コルト・ガバメントに代わり米軍制式拳銃となっており、米軍では「M9」のモデル名で呼ばれている。米軍のM9は当初はM92SB-Fであったが、現在はM92FSに切り替わっている。M92のバリエーション(M92S・M92SB・M92SB-F・M92F・M92FS 等)は豊富で、ステンレスモデルのInox(アイノックス)も存在する。日本国内でもさまざまなトイガンメーカーから、モデルガン、ガスガンを問わずモデルアップされており、その人気の高さが伺える。 このモデルは、MGC製(ABSモデル)で最初期のものです。後に、SRHW、HW、メッキモデルがモデルアップされデザートストームなどの記念モデルもリリースされています。SRHWは、他のモデル(ガバメント、ローマン、パイソン等)同様、メーカーの自主規制により短期で販売が終了してしまいました。HW、メッキモデルについては、「タイトー」や「新日本模型」から販売されていました。現在も再販されており、イタリア刻印のM92F(HW)も存在しています。発火性能は優れており、MGCの最高峰といっても過言ではありません。昔は、ずいぶんと楽しませて頂きました。2マガジン位の連射は、ジャムも無く楽勝でした。発火後のカートリッジ回収は大変でしたけど・・・。欧州製のオシャレな外観のこのモデルは、今後も手放せそうにありません。
2007.01.27
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『ブラウン マキシコンプ』ガンスミス『エド・ブラウン』氏が製作したカスタムガン。コンペンセイターを取り付け各外装パーツをカスタマイズした『ブラウン・マキシコンプ』は、氏の代表的なモデルとなり、アメリカのガバメント・ファンはもとより実銃のハンドガンを手にする事が出来ない日本のファンにも知られる事となった。カスタム・ガバメントの代表的存在と言えよう。 明けましておめでとう御座います。今年も宜しくお願いいたします。さて、新春第1弾はMGCの『ブラウン マキシコンプ』を取り上げてみました。発売当時はすでにHW素材のガバメントが製作されていましたが、あえてABS樹脂で作り続けられ、旧MGCにとって、最後のABS製ガバメントのカスタム・モデルとなったものです。カスタム・モデルの証としてMCWの刻印が刻まれています。MCWとは、旧MGCの創立20周年記念に立ち上げられたカスタム部門で、MGCカスタムガンワークスの略称です。高度な技術で、さまざまなカスタムガンを製作しておりました。 メッキフレームやカスタム・パーツ(アンビ・セイフティー、ビーバー・テール、マグ・ウェル、3ホール・トリガー等)が実に美しいモデルで、スライドにはシリーズ70の刻印が刻まれている。又、コンプの左側とフィンガー・カバーに Ed Brown(エド・ブラウン)の名前が誇らしげに入れられている。2~3年位前に、HWモデル(スライドとコンプのみ)として再販されましたが、HWモデルにはない、ABS樹脂楢ではのこの艶やかさが、このモデルには合っているようですネ。
2007.01.07
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『ベレッタ M84』イタリアのベレッタ社が開発した小型自動拳銃。M84はもともとはM92の姉妹品であるM81の小型版で、380ACP弾が13発装填可能(アメリカでは規制のため10発)だ。小型拳銃としてはやや大きめだが、癖が少ないため初心者や公的機関の制服組等によく使用されている。現在は一部デザインを改良したM84F型が主流であり『チーター』の名称で生産が継続中である。 マルシンのM84には、ABS、メッキ(ニッケル、メタル)、HWモデルのバリエーションがあり、このモデルはメッキ(メタルフィニッシュ)モデルです。刻印等はABSの初期モデルよりも簡略化されています(う~ん残念)。メッキ表面のカラーは健在で、茶色ブルー(?)がとても綺麗です。この当時のメッキは、なぜかこの仕上げが一般的だった様に記憶しています。今では手放してしまいましたが、コクサイのブルーメッキは本当に綺麗でした。実銃のブルーを思わせる様な素晴らしい仕上げでした(もしかしたら個人メッキだったかもしれませんが)。MGCのブルーメッキもありましたが、退色率が高く実用的ではなかったようです。オリジナルのままで保管されている方がいたら、すごいことです。是非とも拝見したいものです。メッキモデルの保管は結構厄介な物です(特に、昔の物は)、あなたのモデルは大丈夫ですか?今日あたり確認されてみてはいかがですか・・・?。
2006.12.03
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『FN ブローニング M1910』ベルギーのFN社で開発された小型オート。M1910には、32ACPと380ACPモデルがあり、小型で携帯に優れていることから護身用としても多く使用されていました。又、日本警察で使用されていたことでも有名です。このモデルは、コクサイのABS メッキモデルです。一見、金属製モデルの様に見えますが、表面のブルーが退色してしまい、こんな姿になってしまいました。私としては、金属感タップリのこの姿は、けっこう気に入っています。以前にマルシンのHWモデルをアップしましたが、どちらも『甲乙つけがたし』って感じです。 最近、TVドラマ等でまったく使用されなくなりましたが、かつては『西部警察』で、峰竜太氏演じる平尾一兵刑事が使用していたり(発砲シーンは電着だったようです)、アニメ『ルパン三世』では、峰不二子ちゃんの愛銃としても使用されていました。今後又、刑事ドラマ等で快調ににブローバックする勇姿が観て見たいものですネ。
2006.11.23
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『スミス&ウェッソン モデル 39』アメリカのスミス&ウェッソン社が開発したオートマティック(自動拳銃)。1954年に開発され、スミス&ウェッソン社初となる、ダブルアクションオートである。その後のオートマティック(自動拳銃)の基本となったモデル。日本国内では、MGCとマルシンからモデルアップされていたが(現在共に絶版品)、プロップガンとして使用されていた、M59の人気が高く、一般的には影の薄い存在となってしまったようである。私としては、スリムでクラシカルなこのモデルはお気に入りの一つでもある。 このモデルはMGCのHWモデルで、今では閉店してしまったMGC上野店で購入した、思い出深いモデルガンである。先に発売された、ABSモデルと比べると『さらにあっさりしてしまった』といった感じがする。スライド、フレームに刻まれていたアドレス刻印が無くなったのにはもうガックリ。エキストラクターもダミーのままで、HWになったのだから、せめてここだけはリアルにして欲しかった(こうなったら『作ってしまえ』ってことで、エキストラクター、別パーツ化進行中)。独自の機構を構築する、MGCならではなのですが・・・・。今後、再販することでも有れば、ここら辺をグレードアップして欲しいところですネ。
2006.10.22
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『コルト ゴールド カップ ナショナル マッチ マークIV シリーズ70』前に取り上げた『コルト ゴールド カップ ナショナル マッチ 』のブラック仕様モデルです。何故か好きなモデルで、バリエーション違いが自宅にはゴロゴロしてます。これはやはり『マギー』の影響にちがいない。 このモデルは、MGCのHWモデルで、リアルサイズカート仕様。重量感たっぷりで、やっぱりHWモデルはイイ。初期の物と比べると、リアサトが若干変更されただけで大きな違いは見られない。しいてあげれば、MGCのロゴが無くなったくらいだ。ノーマルのままでも充分いけるのだが、やはりブルーイングがしたいところ。キラキラ、スベスベしたロイヤルブルーの肌を手に入れるべく作業開始?。
2006.10.15
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『スミス&ウェッソン モデル 29 』アメリカのスミス&ウェッソン社が開発したリボルバー(回転式拳銃)。44マグナム弾を使用し、フレームには大型のNフレームを仕用している。バリエーションとして、ステンレスモデルのM629が存在する。映画『ダーティハリー』で、クリント・イーストウッド演じるハリー・キャラハン刑事の愛銃として、一躍有名となった。その影響も有り、日本国内でもさまざまな映画やドラマにプロップとして使用されていた。最近では、ぜんぜん見かけなくなりましたが...。 このモデルは、コクサイの44マグナムで後期タイプです。前期タイプと比べると、『よりリアルになった』って感じです。バリエーションは、4インチ、6.5インチ、8 3/8インチがあり、後期タイプで実銃同様に6.5インチから、6インチに変更されました。又、カスタムシリーズとして、『デビル』、『サターン』があり、ABSモデルながら、その重量感にはもうビックリです。発売もビックリで、カスタムシリーズの方が先だったような記憶があります(違ってたらゴメンナサイ)。後期タイプでは、ステンレス(メッキモデル)モデルのM629もニューバージョンとして、加わりました。44マグナムと聞くとやはり、『ダーティハリー』のイメージが強いのですが、ドラマ『西部警察』で、寺尾聰氏演ずる松田 猛(愛称 リキ)刑事の愛銃としても印象深いものがあります。プロップのベースは、コクサイではなく、MGCベースで、8 3/8インチの長銃身がとても似合っており、『和製キャラハン』といった感じでした。発砲シーンは、電着を使用していたようですが、毎回、楽しませてくれました。いつか又、こんな大型銃を使った刑事ドラマを見てみたいものですネ!
2006.10.08
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『コルト ゴールド カップ ナショナル マッチ』1957年、アメリカのコルト社が開発した45オート。先に製造中止となっていたナショナル マッチ 45(1933~1941)の戦後版モデルである。1960年、コルト ゴールド カップ ナショナル マッチ・38がラインアップされたが、人気が出ず、1971年に製造が中止された(製造数約7,000挺)。 このモデルは、MGCのHW(ヘビーウエイト)モデルで初期頃のもの。現行品のようにブラック仕上げではなく、何もされていない『ナチュラルHW』と呼ばれていたモデルです。素材色のグレーのままですが、表面はツルンッとした感じで、そのままでもブルーイングが出来そうな気さえしてきます(もちろんそのままではブルーイングは出来ませんので、あしからず・・・)。又、リアサイトもイライアソンではなくボーマーサイトが取り付けられており、マガジンバンパーも大型で、前回紹介した『マギー』を彷彿させてくれます。このモデルをベースに、HW『マギー』の製作を考えている今日この頃です....。
2006.09.17
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『コルト マークIV シリーズ70 』コルト・ガバメントはアメリカの銃器メーカーであるコルト社によって開発された軍用のオートマチックである。コルトマークIVシリーズ70は1970年から1983年の間に製造された民間向けのコルト・ガバメントで、軍用に設置されていたランヤードリングが廃止されセーフティも大型化された。又、バリエーションも豊富でステンレスモデルやシューティングマッチモデルなども多数製造されている。ガンファンならずともそのスタイルを一度くらいは、目にし、耳にしている最も有名な銃器といえるであろう。 このモデルはMGC製のHWで、HWモデルのパイオニアである。現行品とは違い、フロント、リアサイトは別パーツで構成されておらずスライドと一体成型。又、カートリッジもリアルサイズでは無くスモールサイズ(当時はあたり前の事でした)である。私個人としては、このスモールカートはお気に入りで、メッキの感じなんかもう最高!です。このカートを使用して『バン・バン』発火を楽しんだものでした。ブローバックも調子よく、発火不良や俳莢不良といったトラブルは殆どありませんでした。まさに発火させる為だけに生まれてきたモデルガンといった感じです。今日あたり、久しぶりに楽しんじゃおうかな~。
2006.08.27
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『FN ブローニング M1910』ベルギーのFN社で開発された小型オート。M1910には、32ACPと380ACPモデルがあり、小型で携帯に優れていることから護身用としても多く使用されていました。又、日本警察で使用されていたことでも有名です。このモデルは、マルシン製の高比重樹脂モデルで、いわゆるHW(ヘビーウエイト)と呼ばれているモデルです。通常のABS(強化プラスチック)モデルとは違い、原料に金属粉を混ぜ合わせた画期的なモデルガンといえます。金属粉については、各メーカーによってさまざまで、亜鉛粉やアルミ粉等があり、鉄粉を混合したSRHW(スーパーリアルヘビーウエイト)と呼ばれる物もありました。残念ながら、SRHWについては、メーカー側の自主規制により現在では絶版モデルとなっております。HWモデルの特徴といったらその重量感で、手に取った時の『ズシッ』と来る感じは、金属モデルを手にしているようです。 HWには、ブラック、ナチュラル、エクセレントと呼ばれているものが存在していますが、このモデルは、エクセレントHWです。ブラック仕様とは違い、素材のままのグレー色ですが、若干磨かれたその外観には、量産品とは思えないくらいの仕上がりの良さを感じます。又,HWは実銃同様にブルーイングすることができ、その美しい仕上がりは実銃を彷彿させてくれます。今後又、どこかのメーカーから再販されることを期待する今日この頃です。
2006.08.19
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