PR
Freepage List
Keyword Search
Comments
ただ、生憎の雨。
娘をシーカヤックにでも載せようかと予定していたのだが・・。
計画変更である。水族館とドライブにしよう。バイキング形式の朝食を済ませる。
荷物をまとめてコンドミニアムのドアーを開ける。山側は、一面がサトウキビ畑。
方角を変えて、よく見ると所々にあのコンクリートの建物が見える。お墓である。
沖縄のお墓は半端じゃなくでかいのだ。
沖縄では、お寺や神社がほとんどない。
仏教や神道などの宗教が広まっていないのだ。
その代わり、うたき(御獄)と呼ばれる神聖な場所がある。
建物などはなく鬱そうと樹が生い茂っている。
だから、沖縄では正月に初詣に行く場所がないのだという。
その代わりご先祖さまを大事にする。
なにかにつけご先祖さまと一緒に暮らすのだ。
至る所にお墓がある。しかも馬鹿でかく立派なのだ。
宴会ができるほど広いのだ。
実際、春先の清明祭には、親戚など一門が集まってお墓で野外大宴会となる。
幟を立て、餅や豚肉料理、果物を供える。
儀式が終ると一門の盛大な飲めや歌えの親睦会が一日中繰り広げられるという。
一族は死ぬとこの門中墓にみな入るので、ある程度の広さが必要なのだ。
門中墓には、上から見ると亀の甲羅状の亀甲墓と屋根が付いた家のような破風墓がある。
亀甲墓は寝そべった女性の股を模しているらしい。
「沖縄では人は産道を通って生まれてくるが、死ぬとその産道を通って、再び胎内に
帰ると信じられているのである」(篠原 章、下川裕治編著「沖縄ナンクル読本」講談社 文庫)
なお、「琉球の風」も書いている歴史小説家、陳舜臣氏によると、亀甲墓は台湾にもあり
中国南部から伝来したらしい。
なるほど想像力をたくましくしてじっくり眺めると「美女の股」に見えなくもない?
沖縄は奥深いのだ・・・・・
どうです。 みなさん、レッツ ゴー 沖縄!
野宿のススメ 女人禁制貴方も肉食派へ・… 2009.04.22 コメント(2)
春爛漫 豪徳寺の牡丹~ 2009.04.20 コメント(4)
春爛漫 日本全国お花日日和~ 2009.04.10 コメント(6)