hongming漫筆

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2001.09.13
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 書名から、民間の暦の研究かと思ったが、そうではなく、年中行事の研究だった。
 どの地方にどのような行事があるか、その行事の由来は何か、そういうことを述べているのだが、羅列になってしまっているところが多い。
 また、柳田国男や折口信夫の説が頻繁に出てきて、ただそれを受け継いでいるだけに見えるところもある。
 たとえば、
 この行事について考えて見ねばならぬのは、これに携わるものが多く青少年であったことである。「訪れる神」の項においても述べたごとく、単なる物乞いではなかった。すなわち神の零落(れいらく)した姿であった。(247ページ)
など、柳田説の受け売りのように見える。
 そう思いながら読んだのだが、「あとがき」に、
 この書物の論旨のほとんどは柳田先生のお説を復誦(ふくしょう)しているようなものである。(287ページ)
とあった。道理で受け売りに見えるわけである。

 しかし、文庫本で1000円というのは大きな出費に思える。





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Last updated  2005.04.01 21:41:23
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