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2008.01.29
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カテゴリ: 時代劇(映画)
 赤報隊の一員となった男が、故郷に錦を飾り、若い連中の親分格に祭り上げられるが、周知の通り、新政府軍にだまされていただけで、結局は悲劇に終わる。
 岡本喜八監督らしい、深刻な話であっても喜劇タッチという独特の雰囲気で、娯楽作品としてもおもしろいのだが、静かな怒りを感じさせる。
 思想も何もなく革命派になってちょっといい思いもするというのは、魯迅の「阿Q正伝」のようでもあり、どんな社会でも起こることなのだろう。
 若者たちが、変革を夢見ていたり、籠城のようなことをしたりというのは、映画制作当時の学生運動などの反映なのだろうが、それを美化するわけではなく、日和見もあれば責任逃れに汲々とする理論的指導者もいる。
 一貫して悪いのは新政府軍だけである。
 幕臣の反撃などもあり、賑やかである。
 出演者では、岸田森と寺田農が目を引いた。すでに独自の世界を持っている。

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Last updated  2008.01.31 10:28:49コメント(0) | コメントを書く


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