hongming漫筆

hongming漫筆

PR

×

Comments

背番号のないエース0829 @ 松谷みよ子】(04/22) 「私のアンネ = フランク」に、上記の内…
hongming @ Re:ブルーレイが再生できない(11/30) 随分遅くなりましたが、やっと試しました…

Archives

2026.06

Keyword Search

▼キーワード検索

2008.09.29
XML
カテゴリ: 気になるニュース
 あまり政治的な話は好まないので、ふだんは書かないのだが、今回はあまりにも目に余るので取り上げる。
 あっという間に国土交通相を辞めることになった中山氏の発言についてである。
 どのメディアも「失言」ととらえているが、「失言」は、「言ってはならないことをうっかり言ってしまった」ということであって、その発言の内容の真否は問題にならない。むしろ、それが真実であるからこそ言ってはならないことを口にした場合に「失言」になるのだと思うのだが、そうではないらしい。
 とりあえず「失言」ということにしておいて、その中身を検討してみる。

 「日本は内向きな単一民族」
 これは単なる事実誤認。今年に入って、「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」が採択されたばかりなのだから、国会議員なら、当然、「日本は単一民族国家」ではないことは知っているはず。
 政治家としては、ものを知らないでは済まされない。
 「日本は単一民族国家」という幻想を捨てることができないらしい。

 「ゴネ得」
毎日新聞の報道 では、
 中山成彬国土交通相は25日午後、国交省内で行った報道各社のインタビューの中で、成田空港の拡張が進まなかった原因について「(地元住民の)ごね得」「戦後教育が悪かった」と述べるなど、突出発言を繰り返した。

 ということらしい。
 「ごね得」というのは、ごねることで得をする場合にしか使えない。
 すでに国際空港として機能している成田空港の拡張に反対してどんな利益があるのかそれを明示しなくては説得力はない。
 成田闘争が始まった時は、わたしは、小学校の低学年だった。
 テレビでニュースを見て、何が何だかよくわからなかった。
 ただのおじさんやおばさんが、重機をあやつる人たちに抵抗していることだけはわかった。
 子供心に、おじさんやおばさんを応援していた。
 地元に何の説明もなく、いきなり「空港を作るから出ていけ」と言われて怒っているのだということを理解するまでに時間がかかった。
 今思うと、地元の人たちと政府の関係は、黒澤明の「七人の侍」と同じだ。
 武力を持たない人々に襲いかかる野党の群れが政府だ。

 しかし、そもそも出発点は、政府の「ごね得」だったのに、それを無視して、いや、無視しているのではなく、「単一民族国家」発言と同じように、ただ単に知識がなくて知らないだけなのかもしれないが(でも、国会議員がそんなにものを知らなくては困るんだけどね。どんな人がこの人に投票したんだろう)、地元の人の苦しみを「ごね得」と切り捨ててしまえる神経には驚くしかない。

 もう一つ、「日教組」の問題があるのだが、それは後で書こう。
 これこそ「万犬虚に吠ゆる」の見本なのだ。

 念のために言っておくが、「一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝う」がもとの形だからね。
 「一犬」だけでなく「万犬」が虚に吠えている現状の象徴が、この中山氏の発言なのだ。


 タイトルの「吠ゆる」は正しくなかった。 「吠ゆる」は誤り をご覧下さい。

楽天ブログランキング ←クリックしてください

輾転反側掲示板 」へ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.10.06 10:32:45
コメント(0) | コメントを書く
[気になるニュース] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: