hongming漫筆

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2010.06.14
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 奥多摩シリーズはちょっと休んで、常用漢字問題へ。
 産経新聞の13日の「 産経抄 」は、例によってへんてこりんなものだった。
 少し長いが冒頭はこうなっている。

▼戦後教育で育った者は専門家以外、漢和辞典や古語辞典を傍らに置かないと、まず読み通せない。実は後の文庫版では現代仮名、新字体に改め、ルビもふんだんに振ってある。それなら最初からそうすればいいではないか。大評論家への誹(そし)りの声も聞こえてきそうだ。

 古語辞典など無くても歴史的仮名遣いは読める。
 わたしはなにで覚えたかというと、おそらく小学生の時だったと思うのだが、「のらくろ」の復刻版が出たことがあった。母が懐かしがって最初の二冊ぐらいを買ってくれて、それを読んで歴史的仮名遣いが読めるようになった。漢字も正字体だったが慣れれば簡単に読めた。
 小学生でも読めるものだ。この「産経抄」の筆者が、
戦後教育で育った者は専門家以外、漢和辞典や古語辞典を傍らに置かないと、まず読み通せない。

と書いているのが理解できない。
 これでは、筆者が自分の頭の悪いのを宣伝しているようなものだ。

 ▼そもそもなぜ国が漢字を規制する必要があるのかよく分からない。だがそれ以上に選定基準が「パソコンで変換が容易」「使われる頻度が少ない」と相変わらず実用本位なのが気になる。文化の将来を考えると、「憂鬱」さは消えそうにもない。

という文章。
 国は「規制」などしていない。公文書には制限が及ぶが、私的なものはとらわれる必要がない。
 現に毎日新聞は独自の規範を決めて常用漢字表にない字も、漢字表記に用いている。
 何を言っているのか全くわからない。

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Last updated  2010.06.15 09:46:35
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