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2012.01.12
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おくりびと 」の次がこの映画で、忙しかったろう。
 須賀健太が人気なので、彼で一本、というところから始まった企画なのではないだろうか。
 短期間で低予算で作った昔のアイドル映画のような雰囲気があるのだが、風景の美しさは本物。これは素晴らしい。
 配役は無理がある。
 須賀健太はうまいし、マンガそっくりのポーズを決めたりするのだが、どうしても垢抜けてしまっている。その点、ユリっぺの土屋太鳳という子は、田舎にいそうな雰囲気が出ていた。
 じっちゃんが渡瀬恒彦というのにはびっくり仰天。
 白髪交じりの頭にしても若く見える。まだ魚紳さんができるのではないか。
 米倉斉加年ぐらい枯れた人にして欲しかった。



 見ていてどうしても気になるのは言葉だ。東北弁などというものはないので、秋田方言を基礎にしているのだろうが、東北出身のわたしとしてはどうしても引っかかる。
 たとえば、「でかけてくる」を「でかけでくる」と言っていたが、これは「でがげでくる」になるはずだ。
 どうせなら共通語でもよかったのではないかと思ったのだが、それだと、最後に香椎由宇が方言を使う場面が作れなくなってしまうわけだ。

 不満はあるのだが、制作者が原作をよく読んでいることはわかる。
 設定は現代に変えてあり、原作にはいない姉を登場させてはいるが、幻のイワナ・北海道のイトウ・素手で鯉をとる話の三つがうまく組み合わせられている。

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Last updated  2012.01.12 08:54:50コメント(0) | コメントを書く


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