ふさの国から 晴走雨読パパの日記帳

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KAZUSANOSUKE42195

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2025.11.29
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テーマ: 読書(10110)
カテゴリ: 読活(読書)
いやはやすごい人もいたもんだ、と感心していたが、
よくよく調べてみるとどうも架空の人物らしい。
それでも、リアルに感じてしまうのは、
歴史上の人物(安藤信正など)や出来事(安政の大獄や坂下門外の変)とリンクしているからだろう。
それに、「パーソナル イズ ポリティカル」を体現し、こんな町奉行所同心がいてくれたら、と待望しているからだろう。
万兵衛が町中で安藤信正とばったり出会った時の言葉が忘れられない。
「どうやら、私はあそこにおわするあの家族のために働いておりますようで」
「つまりあの家の者どもが不幸せになるような世の中であってはならぬーそれは、ほかの誰であろうと同じこと。ご奉公の大根の考えがそこから発しているようでございます」

そんな万兵衛が仕事の犠牲で愛する家族を失い、悲劇的な最後を迎えることになる。

時代の急激な変化に合わせて、尊王攘夷に変節しても、「パーソナル イズ ポリティカル」の精神を持ち続けていたことがせめてのもの救いであろうか。

先日、映画で見た「室町無頼」を彷彿させる。本作も映画化されないだろうか。






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Last updated  2025.11.29 05:50:03
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