今が生死

今が生死

2021.01.16
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カテゴリ: スポーツ


昨夜ソフトバンクの甲斐拓也捕手についてのテレビ番組を観た家人が教えてくれた。
彼が2歳の時離婚して母親が4歳位の兄と弟の拓也赤ちゃんを女手一人で育てたという。タクシーの運転手として生計を立てていたが貧しかった。その中で拓也少年がどういう形で野球を好きになりソフトバンクの育成選手に選ばれるようになったかのいきさつの所は聞き漏らしたが、2軍以下の3軍選手としてプロ野球選手のスタートを切った。持って生まれた才能もあったことと思うがこつこつ努力を重ね、やがて2軍選手になり、そして遂に一軍選手として常勝ソフトバンクの要選手になったのである。
ソフトバンクは強い。工藤監督の采配や千賀などの強力投手陣、そつない打撃や守備陣など文句のつけようがないが、もし甲斐拓也捕手がいなかったなら4年連続日本一にはなれなかったと思う。ソフトバンクは強いがそれ以外のチームだって負けていない。凄いピッチャーやすごいバッターがいる。でも勝てなったのは相手チームに甲斐拓也捕手がいたからである。相手打者と味方投手の得意と弱点を考えての絶妙な配球、盗塁阻止率抜群のタイミングと強肩、このキャッチャーがいなかったら大事な試合は勝てなったと思う。4連勝出来たのはこの男がいたからだ。その生い立ちを妻から聴いて、「掛け替えのない母親への恩に報いるのだ」の強い気持ちが生活や練習、試合での根幹になっていて決して手抜きしないプレイがチームの勝利に結びついているのだと思う。報恩感謝の気持ちがこんなにも大きな力を生み出すものかと思った。





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Last updated  2021.01.16 15:45:10 コメント(4) | コメントを書く


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