今が生死

今が生死

2021.05.26
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カテゴリ: 読書
9時6分頃

今日は皆既月食ということで夕方から外を眺めていたが曇り空で中々見えなかったが8時半頃から見えだした。月食が徐々に戻って9時50分頃には満月になるとの事だったがまた曇り出して満月になった時は見えなかった。途中をスマホで写真撮影して拡大してブログに載せようとしたが中々思ったようにいかなくて随分時間を浪費してしまった。
「随分時間を使ってしまったな」とイラつきながらうつむいて今日の新聞の下の方を見たら「あきらめなければ失敗ではない」という山下和之さんが書いた本の広告が載っていた。
私はブログに月食の写真を載せようと思ったが曇り空で中々見えない。見えた時に写真撮ったがどうしたわけかスマホからパソコンに写真が移せない。時間ばかり経って焦ってしまう。失敗したなと思ったが色々からかってなんとか上記のように小さい写真ながら載せることができた。山下和之さんは著書の中でこのようなことを言いたかったのかな?と思ったが、本の紹介を読んだら会社に就職した時仕事がうまく行かなくて失敗ばかりして上司には虐められるし散々な思いをしたが失敗を繰り返しているうちにだんだん物事が分かるようになり出世もしてついには社長になったという内容だった。「失敗こそが財産」という副題もついていた。
私達はともすると成功を求め失敗すると落ち込み自信を失う。1度や2度の失敗ならいいがそれが何度も重なると上司からも周りの人達からもダメなやつと思われる。そして自分は周りから思われる以上に自分自身を恥ずかしい存在だと思う。そして益々ダメ人間になっていくというのが一般的流れかもしれない。
しかし山下和之さんは失敗しても諦めず「失敗は財産だ」と努力して社長にまで昇りつめた。
上司のタイプや性格にもよるが一般的には部下の指導では「同じ過ちは繰り返すな」と指導する。何度も過ちを繰り返すと上司も呆れるし自分自身も嫌になってしまう。山下さんはこのように同じ過ち繰り返したのかも知れないし、新製品の開発で失敗しても失敗しても懲りずに挑戦してついには良い製品を作り上げたのかもしれない。
二度以上同じ過ちを繰り返すのは余程のぐずだと他人も自分も思うが人間は神ではない。3回目4回目の失敗を繰り返すかもしれない。しかしその失敗の内容は最初の時とは条件が違う。全ての失敗は財産と捉えるのがいいのだと思う。皆既日食の写真がブログに中々載せられなかった失敗は小さい、小さいことだと思った。失敗には大失敗と取るに足らない小さな失敗がある。山下さんはどの失敗も財産だと言っている。失敗にはもう生きてはいけないと思うような大失敗もある。でもそれだって財産だ。死なないでそれを償い修復していくのが人生なのだと山下さんは言いたいのだと思う。





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Last updated  2021.05.26 23:14:48 コメント(6) | コメントを書く


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