今が生死

今が生死

2022.10.15
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テーマ: プロ野球(234)
カテゴリ: スポーツ

今シーズン限りで阪神監督を辞めるとシーズン当初に宣言して退路を断ってスタートしたペナントレース、その思いとは裏腹に開幕9連敗で泥沼のスタートになったが交流戦などで挽回して奇跡の3位でクライマックスシリーズに出場し、第一ステージで強敵2位の横浜ベイスターズを打ち破って第二ステージに進んできた。ヤクルトを破れば日本シリーズに出場できるところまでこぎつけた。
昨日の試合はエース青柳がヤクルト打線を3安打に抑え3対ゼロで勝っており、圧倒的に阪神有利でこの試合は阪神が勝って翌日以後の決戦で日本シリーズ出場権を争うことになるであろうと思われていた。
しかし7回裏、2アウトから四死球で満塁になり、次打者の一塁ゴロを一塁手マルテが悪送球して2人が生還してしまい3対2と追い上げられてしまった。ここで矢野監督は青柳投手を浜地投手に変えた。この段階でまだ3対2で阪神は1点リードしており、1点あれば青柳なら守り切れる状況にあったが浜地も素晴らしい投手でピンチの時に登板して何度も窮地を救ってきた投手なので替えたのだと思われるが青柳が打たれて点が入ってしまった分けではないのでこの交代は青柳にとっては不本意の交代だったと思う。あと一死とればチェンジの状態でヤクルト側打者として登場してきたのはいつも控えだが昨日のみ不調の山田に代わって先発で3番に入っていた宮本である。その宮本がファールで粘ったあげく、フォアボールを取ったのである。2アウト満塁になった。そこに登場したのは4番の村上である。シーズン中満塁ホームランを4本も打っており、大いに期待されたが、打った打球はぼてぼての当たり損ねの一塁線のゴロ、誰もがこれで万事休すと思った。ところがこれを捕球した浜地投手が一塁手にグラブのままトスした球がそれてランナー3人が還ってしまい合計5点、5対3と逆転されてしまった。
無念である。完全に勝っていた試合で7回を青柳に投げさせて8回、9回を抑える投手もそろっており完全な勝試合を落としてしまい泣くに泣けない試合だったと思う。ゲームでは負けていたのに結局勝ってしまったヤクルトも後味の悪い試合だったと思う。エラーしたマルテの後ろ姿や表情が映っていたがその気持ちを思うと胸が張り裂けそうになった。自分のおかげで勝っていた試合を負けにしてしまった。本当に辛いと思う。一晩寝て気持ちを切り替えてもらいたいと思う。矢野監督も無念だが仕方なかった。これで阪神を離れるが、今後も阪神のため、野球界のために、有形、無形の貢献をしてもらいたいと思う。





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Last updated  2022.10.15 11:47:52 コメント(8) | コメントを書く


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