今が生死

今が生死

2023.06.16
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カテゴリ: 生き方


毎年地域医療などに貢献した人が5人ずつ赤ひげ大賞として表彰されており、今年選ばれた5人は何れも素晴らしい方々だが最高齢で選ばれた大久保直義さん(89歳)を紹介したいと思う。
大久保さんは旧満州生まれで復員後祖父が住んでいた鹿児島市に住み、鹿児島大医学部を卒業して第一内科に入った。
そこの教授から「体を診るだけでなく、精神的、社会的な面からも患者を診ないといけない」との教えを受けて地域社会に目を向けて医療と福祉を一体として取り組むその後の人生の目標を立てた。目標は誰でも立てられるがそれを実際にやり遂げたのだから凄いと思った。
大学院終了後5年目に22床の「希望が丘病院」という小さな病院を開業した。開業から7年後には 地域の要請に答えて「希望ケ丘保育園」を開設した。さらに要望に答える形で特別養護老人ホーム「横川緑風園、老健施設「ろうけん姶良(あいら)」、認知症向けのグループホーム「ぽっぽえん」、「重富の里」、住宅型有料老人ホーム「きぼうのおか」等を次々に開設した。
様々な施設を開設した理由は一つのタイプの施設では国の定めた細かな入所基準によりこぼれ落ちる人が必ず出てくるので様々なタイプの施設を用意する必要があったとのことである。
大久保さんの信念は「誰一人取り残さない」で、高齢者だけでなく小児にも手を差し伸べて発達障害外来を設けたり、保育園では病児保育も行って保護者の支えになっている。総ては地域の人のために全身全霊で生きている姿が浮かんできた。

今回の受賞について「何かのまちがいかと思った」としたうえで、ここまでこれたのは妻の協力があったからで、妻の協力がなかったら決して実現出来なかったと述べていたのが印象に残った。





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Last updated  2023.06.16 11:40:47 コメント(6) | コメントを書く


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