勤めから帰宅して駐車場から東の空を見たら月が煌々と輝いていた。月に詳しい妻に聞いたら今日は満月で1年中で一番月が大きく見える日とのことだった。
今衆議院選挙の真っただ中である。私は生まれた時名前を付けるに際し、父は郷土の実業家であり政治家でもあった小林一三さんと画数が同じようにして将来は総理大臣になるように願ってつけたと聞いていた。諸般の事情で総理大臣にはなれなかったが政治にはずっと関心を持ってきた。
今度の衆議院選の各党の政策を読ませて頂いたがいずれも目標が小さくコップの中で論戦しているように感じられた。物の感じ方は各自の感性と経験、倫理観などによって様々に異なるが、私が心苦しく感じているのはウクライナ・ロシア間、ハマス・イスラエル間、その他の地域での無残な戦争で民間人が多数殺害されていることである。そして国内を見ると闇バイトで若者たちが金欲しさに集団で民間人を襲い金品を奪ったり殺害したりしていることである。また拉致された日本人を返還しない北朝鮮、核使用をちらつかせる核保有国、などでいずれも人間の心の闇の問題であある。この闇を切り開くのが政治の役割だと思う。世界視野に立って世界に号令をかけられる政治家の養成が急務だと考える。国会議員の数が多すぎる。国会は世界的な俊秀のみが集まる場所にするべきである。従って政策の第一は国会議員の削減と優秀な議員の育成である。吉田松陰が開いた松下村塾にちなんで松下幸之助さんが松下政経塾を開いて優秀な政治家を育成しようとして一定の効果をあげてきたが、その後あまり社会に大きなインパクトを与えているとは思えない。国立ではなく私学だがこのような国際的な政治家を養成する私立大学の設立に助成金を出し、政治を志す若者を育てることが大切だと考える。世界的視野を持ち、愛と真心をもった政治家の養成を第一の政策に掲げたい。核廃絶や外交、経済、健康問題については優秀な人たちで徹底的に討論してもらいたいと思う。
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