うそ 0
ものがたり 0
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ポインセチアカレンダーに赤丸が付いていて祝日になっているが何の祝日なのか分からなかったが、近づいて読んでみて初めて勤労感謝の日と分かった。近年勤労といえば働かせすぎが問題になり、働き方改革などで時間短縮や休憩時間の延長など、勤労を悪者にみる風潮が強く、勤労は大切だ、勤労に感謝しようという掛け声は小さくなっている。しかし勤労は人類にとって極めて重要なことなので当祝日の意義について解説させて頂く。元はと言えば収穫祭である宮廷行事、新嘗祭が11月23日に行われていたのを引き継いで1948年に働くことやその成果を尊重して個々の労働が社会全体を支えていることに感謝の気持ちを共有しようということで勤労感謝の日が制定されたとのことである。勤労には様々な形がある。生活のために給料をもらうための労働、主婦の炊事選択等の家事労働、米や野菜、果物、水産、畜産物などの生産のための作業、給料とは関係ない自治会活動やボランテア活動、など様々である。何のために働くかは個々人の考えで違っている。金を稼ぐために働くという人もいれば、人様に喜んでもらうために美味しい果物や野菜を作っているという人もいる。金を稼ぐための労働でもそこで造りだす製品によって人々を喜ばせたり、満たさせたりしている。自覚している、いないに関わらず、働くことは全て社会に何らかの影響を及ぼしている。殆どの労働は社会に貢献しているが、中には小林製薬の紅麹のように、腎臓病を引き起こすというマイナス結果を引き起こすこともある。製品を作る場合は常に、使用者を念頭において、その人達に害を及ぼさず健康で幸せになって頂きたいを念頭に仕事をしていく必要があると思う。仕事には大勢で力を合わせてする仕事と、自分一人でしなければならない仕事があるが、共同作業の一員である場合でも終局的には自分の責任で仕事をすることになる。個人の仕事への取り組みの姿勢で製品が良くも悪くもなる。勤労感謝の日を契機に、各人それぞれの仕事に対する気持ちを点検し、ミスを起こさないで利用者に喜んでもらえるようにとの新たな決意の日としてもらいたいと思う。
2024.11.23
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チェリーセージ今日も1日が始まった。病棟回診の為に廊下に出るとあちこちで看護師や看護助手、理学療法士、ケースワーカー、薬剤師、病棟クラークなどが忙しげに歩き回っていた。入浴の為に車椅子に乗せられた患者さんや見守られながら歩行訓練をしている患者さんもいた。夜は夜で夜勤者が静かに管理してくれていたのだと思うが朝になると一斉に動き出し、さながら戦場のようだった。私も彼らにつられてそのリズムに合わせようとしたが、リズムに少し乗っていないように思えた。それでも病室の受け持ち患者さんの回診が始まったら、私のリズムが出てくる。認知症の患者さんが多いが、「今日もリハビリ頑張りましょうね」と言うと皆さん笑顔で応答してくれる。これが楽しい。中には寝ている人もいるが、足の指に触って声をかければ大概は起きてくれる。急に起こされて寝覚めが悪いかなと思い「寝ている所を起こしてごめんなさいね」というと殆どの人が「いいえそんなことはありません。回って来てくださってありがとうございます」と笑顔で答えてくれる。脳梗塞後で意識が全くなく、何の反応もない患者さんにも同じように声をかけて歩く。2階、3階、4階を回るが、4階には感情の起伏が大きく、失禁などで看護師を煩わせている75歳の認知症の女性患者さんがいる。音大を出てその後は歌手として場末の酒場を回っていたことがあるとのことだった。一曲歌ってくれますかとお願いしたら、越路吹雪の「ろくでなし」を歌ってくれた。ろくでなし ろくでなし なんて酷い 言い方ー^^♪ 声もいいしリズムも抑揚も素晴らしく回診の度にその一節を歌ってもらっている。他にも歌える歌は沢山あり、楽譜をみればどんな歌でも歌えるとのことだった。回診では軽症もいるし意識のない重症もおり、感染症で熱が下がらなくて気をもんでいる患者さんもいるが、患者さんと触れ合えることでこちらも元気をもらっている。自分は前夜とか朝調子の悪いこともあるがひとたび病院に来ると元気になる。この仕事を続けさせて頂ける福運に感謝している。
2024.11.19
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炎天下でも咲いていたヒメビジョザクラ(姫美女桜)リハビリ病院に勤めていると様々な方が入院してくる。骨折したり、脳卒中になったり、がんに罹ったり、心臓病になったり様々である。病気になる前は皆さま様々な経歴をお持ちだが、入院すると病院の規律で一緒くたにされ、経歴など無視されることが多い。脳梗塞後ということで入院してきたある女性は実際は認知症で、あちこちの部屋にふらふら入ってしまったり外に飛び出すかも知れず、扱いに困って足枷を付けられたり、厳しく指導されたりしていたが、回診の時お話を伺ったら音大を卒業しており、ピアノ演奏は勿論、シャンソンもよく歌っていたとのことである。半信半疑だったが家族面談の時それを確認したらその通りだとのことだった。高校の英語教師も経歴は関係なく、一律に厳しい規制やリハビリ訓練を受けていた。金持ちだとか教育があるとかで区別することなく皆一律に同じプログラムで同じ訓練や同じ扱いをうけることは当然だが、各患者さんの経歴を尊重した扱いも大切だと思う。経歴を無視され、退院時期も自分の思う時にきめられずストレスを抱えている人もいる。平等が大原則だが個々の患者さんの経歴や願い(退院等の)を尊重してやることも重要なことだと思った。
2024.08.20
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庭のアジサイの花瓶挿し今日掘りたてのジャガイモ体調が良くなったので本日夕方ジャガイモ掘りをした。本年5月1日に酸素吸入している呼吸困難症の義兄がコーチにきてくれた植えたジャガイモ、スコップで掘り出してみたら大きなジャガイモがコロコロ出てきた。聞くところによると今年はジャガイモは不作とのことだが我が家は義兄のコーチのおかげで今までで最高の出来だった。一つ一つが大きくて妻と二人で歓声をあげながら掘り上げた。隣のアパートの少年が見学していたとのことで妻が分けてやろうと思って入れ物を持ちに行っている間にいなくなっていた。「待っていてね、入れ物を持ってくるから」と言っておけばよかったと悔しがっていた。出来が良かったので誰でもいいから分けてやりたかったのだと思う。夜食にすりつぶしてハムを混ぜたポテトサラダを作ってくれた。バネ指で右手が不自由なので手の込んだ料理は作らないでくれと言ってあるがこのサラダ以外にとんかつも作ってくれたが両方とも食べきれないので余らせた。その夕食の時に私の同級生の奥さんで寝たきりだった時私の病院でお世話した方に逢ってきた話をした。リハビリでなんとか車いすに乗れるくらいになって退院したが今は歩行器を使って歩く練習をしているとのことで、水曜日と日曜日を除く週5日デーサービスに通っているとのことだった。そのデーサービスが楽しくて楽しくて仕方ないとのことだった。この方だけでなくデーサービスが楽しくてたまらないという人は多いという話をしたら、妻は自分の知人のご主人、二人について話してくれた。一人は85歳位でパーキンソン病である。デーサービスに行き始めたが最初は自分が好きなスキーをやる人がいたので話し相手がいたので楽しんでいたようだが、その人がいなくなったらデーサービスに行きたくなくなったとのことである。もう一人の人も83~4の人で脳梗塞後遺症の方である。私の近くにある大学の教授をした人でデーサービスを好ましく思っていなかったとのことである。一方で楽しくてしょうがないという人もいれば、少しも楽しくないという人もいるのだなと思った。最初のパーキンソンの方は社長経験者で後者は教授経験者、どうやらプライドの高い人にはデーサービスはそれほど喜ばれていないのだなと思われた。私の同級生の奥さんの職業は野菜つくりなどの農業で、デーサービスを最高に楽しんでいたが、一律に全ての人にとって楽しい所と思わない方がよいと思った。
2024.06.26
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庭のカシワバアジサイ受け持ち患者さんの顔をみて状態を聞いて歩く仕事は医師の最も重要な仕事である。当院のようなリハビリ病院の場合は朝9時になったら入浴に行ったり、リハビリに行ったりするのでそれ以前に患者さんが病室にいる間に回診しなけれないけないので午前9時までの間は忙しい。回診途中である患者さんが訴えを長々としゃべったり、携帯ラジオが聞こえない、髭剃りが壊れてしまったので修理してもらいたい等を言い出す患者さんがいると、時間が足りなくなって全部の患者さんを回れないこともある。患者さんはそれぞれの苦痛や悩みを抱えているので、回診ではそれを取り除く処置の指示や激励が中心になるが、そのためには医師自身が壮健でなければならない。しかし実際には医師も一人の人間として体調の変化がある。昨日は腹痛の残存症状があり、体調は良くなかった。それでも長年培ってきた職業意識は健在であった。これは医師に限らずすべての職業人が心得ていることだと思うが、体調に関係なく仕事に臨んだら最高の奉仕を心がける事。これは守れたような気がする。でも自分の体は不快な状態だったのでぎりぎり耐えていた。今日は体調がほぼ正常にもどり、回診も順調であった。これが理想だが、いつも体調がいいとは限らない。いつも体調を良くしておこうと思ってもそれは無理である。やはり体調にかかわらず、長年かけて職業意識を積み上げていくことが大切なのだなと思った。
2024.06.25
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キンシバイ(金糸梅):似た花にビョウヤナギがあるがそれは葉のつきかたが立体的で上から見ると十文字のように葉がついている。テレビ体操は毎朝6時25分から6時35分までの10分間だがそれが終わった6時35分からはウイークデーは「みんなのうた」で、土曜日は「基礎英語を学んでみたら世界とつながった」で日曜日は「NHK俳句」でその両者とも楽しみに観ている。俳句は週によって選者が異なり、9日の第2週の日曜日の選者は西山睦先生であった。テーマは「優しい手」で、ゲストは新潟の南青沼産のこしひかりを作っておられる若井新一さんだった。若井さんは八海山からの豊かな水を背景に実に多くの俳句を詠んでいたが、水、土、稲に関する俳句を一句ずつ紹介してくれた。しろがねの水落とし込む植田かな(水)泥舐めるばかりに這って田草取り(土)黄金の波へ乗り出す稲刈り機(稲)その道一筋に生きてきた人の俳句はテクニックでなく、人の心を打つものだと思った。
2024.06.11
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千鳥草ドクターズマガジン6月号の主役は札幌医大形成外科教授の四ツ柳 高敏先生だった。函館出身で弘前大学を卒業なさっておられる。大学5年生の時色々な外科の仕事ぶりを見て歩いた。その時何やら白いものを削っている部署があり、何をしているのか?と聞いたら人の耳を作っているのだと教えられて大きな衝撃を受けた。それが形成外科に進んだ動機だという。耳介は誰にでもついていることになっているが、頻度は少ないが小耳症という病気があり、耳が人並みより極端に小さかったりついていなかったりする人がいる。子供時代や思春期の頃そのことでずいぶん悩まれたことと思う。そういう人たちの耳介再建の形成外科手術の大半を担当してきたのが四ツ柳先生なのである。術後の包帯を取った時立派な耳がついているのを見て泣き崩れたお母さんは数知れない。今まで髪の毛で隠さなければならなかったのにその必要がなくなった少年少女達の心を開放してやれる喜びを感じながら今なお完全な耳つくりのために研究を続けているとのことである。元々ミニチュアつくりとか手作業が好きで、自分が好きな道に進めて多くの人に感謝されて四ツ柳先生も幸せだと思う。人にはそれぞれ得意不得意がある。その得意が生かせる職業に就ける人は幸せだと思うが、多くの人は就職して不得手の分野を受け持つことが多いのではないかと思う。四ツ柳先生は好きなことだったので水を得た魚のように寝食を忘れてそれに没頭することができたが、不得手のことをしなければならなくなった時人はどうしたらよいのかと思った。使命感だと思う。使命感さえあれば不得手のことも徐々に身についてくることもある。四ツ柳先生も後輩の指導に当たってはいつもそのことを考えながら指導しているとのことである。皆さんも使命感で頑張りましょう。
2024.06.03
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カルミア今日の新聞の人生案内は20歳代女性で入社4年目で会社の同僚についての相談だった。仕事が雑でメール文章がおかしかったり、やらねばならない雑用をしないで人任せにしたり、何度も同じミスを繰り返したりするいい加減な人たちがいてそのしりぬぐいにうんざりしている。給料にみあった仕事をしていない人たちが余りに多いという質問であった。これはその質問者さんの会社だけでなく、多くの会社でもいえることだと思う。これに対して回答者は「もし給料に見合った仕事をしている人だけ残して見合った仕事をしていない人を全部やめさせてしまったらどうなるか考えてみたらどうでしょうか?」と回答していた。一部の完璧に仕事できる人達ばかりでは仕事が追い付かず過労で早く死んでしまうかもしれない。給料に見合う仕事をしていない人たちでも社内にいてくれるおかげで給料にみあう仕事をしている人たちも長生きさせてもらっていると考えたらいかがでしょうか?」と述べていた。相談者さんのように几帳面できちんと仕事をする人は得難い人材ですが完璧でなくても仲間として仕事をしてくれる人がいるおかげで真面目な人が過労死しないで済んでいるのだと考えることも出来るのだとのことだった。人それぞれで真面目できちんとした仕事ができる人がいるかと思えばルーズで給料に見合わない仕事しかできない人もいる。そういう人を軽蔑し、頭にきたと怒る気持ちもわかるが、もう少し大らかな気持ちで同僚達を眺めたらどうかという回答に私も同感である。自分は完璧と思っても至らないところもあるだろうし、ミスばかりしてだめな人と思っていた人でも自分が及びもしないような才能を持っていることもあり、仕事にミスが多いという一面だけで人を見ないようにした方がよいと思った。
2024.05.23
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土寄せしたジャガイモネギの花と春菊の花本日土曜日で朝から以前義兄にコーチしてもらって植えたジャガイモの土寄せをした。今週の日曜日ほんの軽い作業しただけなのに脱力で歩くのも大変になってしまったので今日は事前にリポビタンゴールドを飲んでから作業したら日曜日の時のようにはならなかったので少しは効果があったのかなと思った。雨の翌日なら地面が柔らかかったかもしれないが本日はコチコチに硬かったが休み休みしたら何とかやり終えることが出来た。義兄からジャガイモの芽が出てしばらくしたら土寄せしなさいと妻は言われていたので、今までは妻がしていたのではないかと思うが今回は私が初めてした。今まではそんなことより大切なことがあると軽視していたが、自分で身に染みてやってみたらたしかにこうして土を寄せておけば根が張りやすいと思った。畑の周りにネギの花と春菊の花が咲いていたので作業終了を記念して写真を撮った。大げさかもしれないが体力のなくなった老人にしてみれば花々に賞賛して貰いたいと思ったのかもしれない。
2024.04.20
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クリスマスローズが咲きました私は朝6時25分から10分間テレビで行うラジオ体操をしている。テレビ画像に合わせて手足を動かしていると何とか体操が出来ていると思っていたが、今朝ふっと横の方を見たら隣の部屋にかかっている鏡にわが身が映っているのが見えた。額が随分頭のてっ辺の方まで禿げ上がっているのだなと見えた。腕を上げたり下げたりしている時肘は真っすぐのつもりなのに、随分曲がっていた。怪獣がやっとのことで手足を動かしているように見えた。もっと若い時には腕も伸びていたのだろうにこのざまはみじめで気持ち悪いと思ったが、どうすることも出来ない。この思いを片隅に残して出勤した。出勤後最初の業務は回診である。「具合悪い所はありませんか?」「リハビリ頑張っていますね」などといって様子を聞いたり激励して歩くのである。ある88歳の女性患者さんから「先生が廻ってきてくれると温かい気持ちになる。先生も頑張って下さいね」と言われた。入院している皆さんは家族と離れ、骨折などの痛みも抱えて「辛い思いをしているだろうな。良くなるのだろうか?等の不安も抱えているだろうな」と思いながら出来るだけ希望が持てるように激励することを心がけているが、相手がどう感ずるかは分からない。今日のように口に出してもらうと少しは役立っているのかなと思えた。たとえ体はゴジラが壊れたような様子かも知れないが、心を温かく持っていれば温かい笑顔となって帰ってくると思った。鏡はガラスの鏡だけではない。相手の表情の中にもわが身は映っているものだなと思った。そしてまた自分の顔の表情も相手にとっては鏡になっているのだなと思った。患者によって好き嫌いしたり、損得で考えたりして曇っていては相手に失礼である。体はどんなにヘンテコでも心の鏡は明鏡でなくてはと思った。
2024.02.14
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山梨の自宅からみた富士山いよいよ今日から仕事始めの方が多いと思う。私の職場も今日から仕事始めで出勤した。皆さん元気に「明けましておめでとうございます」と言い合った。31日から3日までの4日間休みだったので患者さんのことが気になっていたが、それを抑えて当直の先生にお願いすることにした。以前勤めていた病院では当直の先生がいても、急変時などは全て主治医連絡なのでゆっくり休むことはできなかった。当院に来てからは休日中は休ませてもらっているが、患者さんを案じていることには変わりない。病院に来てみたら他の先生の受け持ちの患者さんだが、休み中二人の方がお亡くなりになっておられた。私の受け持ち患者さんでは暮れに39度の発熱があり、かなり体が衰弱しておられる方なので、すごく心配していたが、抗生物質で無事熱も下がり、食事も食べられており、患者さんおよびスタッフの皆様に心から感謝した。明日また一人入院の予定があり、通常業務がスタートした。年が変わったから何か変わるわけでなく、同じ仕事の継続だが、気分が違う。新しい年になり、より一層良い仕事をしようと思う。皆さま頑張りましょう。
2024.01.04
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カランコエ88歳の女性入院患者さん、広範囲の左脳梗塞で右完全麻痺、呼びかけても反応なし。胃に鼻管を入れた状態の患者さんがリハビリをお願いしますと依頼されて1か月前位に入院してきた。常に寝たような状態だが鼻管から栄養を入れて延命処置を行ってきた。経過中肩をたたきながら呼びかけると眼を開けるようになり、喜んでいた症例である。本日午後いつもは寝たような状態なのに手足を動かし首を振ったりして何か声を出したりする状態になった。病状が改善したのかとも思ったが何か苦痛様でもあり心電図やレントゲン写真などを撮ってその原因を調べた。レントゲン上膀胱留置カテーテルの膀胱内位置異常が考えられたのでカテーテルの入れ替えをしてもらったり、鎮静剤の注射をしたりして様子を見ていた。鎮静剤が効いたのか少し落ち着いてきたのを見届けて帰路についたがかなり遅い時間になっていた。家に着いたら妻が車の気配で気が付いたのか駐車場に車を止めた時ガラス戸を開けて「大丈夫!!」と声をかけてきた。大丈夫に決まっているが、妻にしてみれば帰りが遅くなると「事故でも起こしたのではないか」と心配するらしい。なるべくいつもの大体の時間範囲に帰宅しようと思うが、少し遅れると心配される。高齢のためだと思うが齢はとりたくないものだと思った。
2023.12.20
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マンデビラ・ローズジャイアント受け持ち入院患者さんのご主人で毎週病院まで手紙を届けに来ているTさんが勤めているある会社ビルの守衛さんを今月一杯で辞めることになった。ある企業を60歳定年で辞めてその後数年どこかに勤めたあと今のビルの管理人になって13年勤めたとの事である。今勤めているのはD社のビルだが雇われているのはある人材派遣会社で人材派遣会社から年齢のことで肩たたきがあったとのことである。D社の社長さん以下皆さんはがっかりして社長さんは人材派遣会社に延長してくれるように言ってくると言ってくれたがTさんは年齢の事だからとそのままにして下さいとお断りしたとのことだった。守衛とはいえTさんはD社内で皆さんと顔なじみになり、多くの職員に慕われていた。早朝出勤の人とか仕事が遅くなって疲れた人には自前で買っておく美味しいコーヒーを入れてやったり女性職員の悩みを色々聞いてあげたりしていて大変な人気者だっただけに、Tさんがいなくなった後どうしたらいいか分からずうつ病になりそうだという人もいるみたいだ。Tさんは昭和19年生まれでまだ誕生日前なので77才である。年齢的には十分かも知れないがしっかりしていてまだまだ数年は働けそうである。今は辞める前に今度新しく入ってくる65歳の人に申し送り教育をしているが10才以上若い人だがもの分かりはあまりよくないみたいで新人教育も大変らしい。月曜から金曜までの勤務で給料は10万以下で生活の足しにはなるがお金のために勤めているのではないと言っていた。D社ビルに行ってそこに来るお客さんを案内したり社員の方々と触れ合うのが楽しく生き甲斐だと言っていた。昔なら77才で首は当然で本人も周囲の人も納得だしそんなに深い悲しみに襲われることもなかったが今の時代皆さん長命になり75歳過ぎてもまだまだしっかりしていて何か社会に関わっていたいと思う人も増えてきた。Tさんは今後について「入院している奥さんのリモート面会その他悠々自適に暮らしますよ」と言っているがどこか寂しそうだった。入社する新人が立派に育ってくれることを願っていたがその人の素質とか事情もあり、今後どれだけ勤めてくれるか心配もしていた。Tさんの今後に幸あれと祈っている。
2022.06.05
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先週蓄膿症の手術で休ませてもらい1週間ぶりで出勤した。ある程度忙しい事は想像していたが発熱者や状態が悪化した人が大勢おりその処置や指示にてんてこまいした。おまけに新しい入院患者さんもおりその指示を出したり家族に説明したりした。今から10分後には訪問診療にも出かけなければならず忙しさの限度を超えていると思った。医師が1週間休むということはいかに大変な事か味わった。他の医師や当直医などが臨時の指示や処置をしてくれていたが、主治医の役割はそれを包括してさらに発展させなければならないものなので病み上がりだからなどとのん気に構えていられないなと思った。
2022.05.30
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廊下でばったり以前勤めていた病院の看護師さんとすれ違った。後で病室に来てくれて1年半位前に亡くなった伯母さんの話をしてくれた。その伯母さんのお父さんが45年前国立K病院に入院していた時私が受け持ちで緊急輸血しなければならなかった時に私が自分の血液を提供してくれてずっと感謝してきたが死ぬ前に一度会ってお礼を言いたいと言っていたとのことである。そんなことをしたのかよく覚えていない。きっと無事退院した方だったのだと思う。医者という者は退院したり元気になった人のことはほとんど覚えていない。亡くなったり悪くなっていった人のことは自分の対応が悪かったからかの反省も含めてずっと覚えているものである。だから非難されることはあっても感謝されているとは思っていない。その場ではそれが必要な事で当然のことをしたまでで褒められたり感謝されたりすることではないと思っていたのだと思う。でもそんな昔のことでも感謝し続けてくれていた人がいたとは驚きであり嬉しかった。我々は感謝されるたために仕事をしている訳ではないがこんなこともあったことを肝に命じてこれからも誠実に仕事をして行こうと思った。
2022.05.26
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バラ(紅・クレナイ)今日はこどもの日でゴールデンウイークの最終日だった。朝からトマトを植え庭先のレンガが割れている所をセメダインで貼り付け、窓の明かりを緩和するすだれが古くなったので取り換え、夜間電力でお湯を沸かす給湯器を囲っている木製のフェンスのペンキ塗りをした。今日は木曜日で7時から大好きのプレバトがあるので何としてもそれに間に合うように仕事を終了しようとしたが間に合わなくて最初の色鉛筆の所は半分位しか見れなかったが俳句は全部見れたのでよかった。梅沢冨美男さんの俳句が久々にシュレッダーにかからずに採用になってよかった。ビールはめったに飲まないが今日は喉が渇いていたので久しぶりに飲んだら美味しかった。朝から仕事をやり続けたので少し疲れた。特に窓に暖簾をかけ直す作業は踏み台に乗って古い暖簾を外し新しいのれんを針金で止める作業だが、かって別の所で踏み台から落ちたことがあるだけに高い所に乘るのが怖くておっかなびっくりの作業だった。普段患者さんの回診とかパソコンに向かったり本を読んだりしていることが多いので連休に畑仕事やペンキ塗りをしたのは身体にはきつかったが精神的には開放感があり、自分でもこういうことができるのだと少し自信を持つことが出来た。明日から出勤だが連休で養った英気で仕事に取り組んで行こうと思う。
2022.05.05
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今日は日曜日で妻から「ジャガイモを植えましょう」と言われた。庭の片隅の6畳間位の小さな畑だが今までは義兄が耕運機を持ってきてくれて耕して野菜の種を撒いてくれて全てをしてくれていたが今年からはアスベスト肺で呼吸が苦しいとのことで来てくれなくなった。そこで今年からは自分達でやらなければならず数日前に畑を耕し、ジャガイモを植えるばかりにしておいて本日ジャガイモの種芋を買いに行った。最初にD2(デーツー)に行ったが売り切れたとのことだった。次にくろがねやに行ったが矢張り売り切れてないとのことで、コメリにも行ってみたが矢張り売り切れでないとのことだった。それなら自宅に芽の出たジャガイモがあるからそれを植えようということになったが妻が「今出ているジャガイモの芽は摘み取って植えた方がいいかお義兄さん(野菜作りの師匠)に聞いてみる」と電話したところ、「おれが行ってみてやる」と呼吸が苦しいのにわざわざ来てくれた。今伸びてる芽は摘み取って植えるのだと教えてくれた。「整地してあります」と言ったがスコップを土に突き刺して「こんなに硬い所があってはだめだ」と言われて最初からスコップを深く差し込んで整地し直すことになった。お義兄さんが座って見ているので手抜きは出来なかった。整地が終わったら畝切りで鍬で畝を掘ったが浅すぎると指導されて深く掘った。そこに肥料を撒いて一旦土を被せてその上に割面には灰をつけたジャガイモの種芋を植えていって、その上に土を被せて終了した。妻は買ってきた種芋ではないので「こんなので生えてくるかしら」と言った。義兄は「生えてくるさ」と言った。私も生えてくると思ったので「あなたはマイナス思考だね」と言った。妻は家にあった残ったジャガイモに芽が出始めたものなど植えても生えてこないのではないかと不安に思ったのだと思うが自然の力は偉大なのできっと芽がでてきてくれると思う。そうでなければお義兄さんの目の前で腰痛を我慢しながらスコップでエンヤコラと耕したことが報われないことになってしまう。発芽を祈るのみである。(腰痛は数日前の最初の整地の時にマンンノウを振り上げた時に痛めたものだが今日までにはかなり良くなっていた。)
2022.03.13
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庭のマンデビラ・サンデリ朝6時25分からのテレビ体操を1年位続けているが模範体操するのは全て女性だった。数年前にも数か月視聴したが全て女性で何十年と続いてきたこの番組では模範体操する人は女性と決まっていて女性の方が美しいのでそれでいいかなと思っていたが、この10月から男性が加わってきた。何十年ぶりかの大変革で大英断だと思う。女性の職場と思われていた看護婦や保健婦の部門にも男性が許可されて看護師、保健師に名前が変更された。スチュワーデス(客室乗務員、キャビンアテンダント)と言えば女性の憧れの職業で女性占有の職場かと思っていたが今では男性でもなれるのである。反対に機長と言えば男性と相場が決まっていたが試験さえ合格すれば女性でもなれるのである。男女平等の理念が浸透して今迄男の職場と思っていたところにも女性が進出し、女の職場と思っていた所にも男性が進出してきている。向き不向きはあるであろうがやる気さえあれば大抵の職場では男でも女でも応募できる時代になったのでありがたい時代になったものだと思う。
2021.10.19
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菅総理が総裁選に立候補しないことになりすでに立候補している岸田さんに決まりかと思われたが河野太郎さんが立候補の準備をしており、他にも数人立候補してくる可能性があり、岸田さんがすんなり当選するかどうか分からなくなってきた。激しい総裁選が繰り広げられることになるであろう。候補者については人々はそれぞれ好き嫌いがあり、あの人には総理になってもらいたくないと思っている候補者もいるかも知れない。外聞やパフォーマンス、テレビや新聞での発言内容などでの印象によるものだと思うが、実際のその人の人間性や実力からかけ離れた評価をされている場合もある。私の職場は雰囲気がよく仕事に行くのが楽しい。しかし最近気にかかることが出来てきた。看護師のユニフォームの事である。白いユニホームや青いユニフォームは受け入れやすく患者さんも落ち着くと思う。所が真っ赤なユニフォームを着ている人も数人いる。けばけばしくて雰囲気が落ち着かなくなり、それを着ている人たちは情操的に劣っている人達ではないかと思ってしまい、その人達との仕事を避けたい気持ちになっていて悩んでいた。今日そのことを妻に言って相談してみた。「病院で赤は着てはいけないと決められているなら兎も角、病院で禁止されていないのなら着たっていいのではない?色々な色があってお年寄りの患者さんには好かれるかも知れないよ。赤を着ている人を見たら気分が悪くなるなんて偏見じゃないの?差別につながるのじゃないの」と言われた。本当に赤いユニフォームを着ている看護師が患者さんに好感持たれるかどうか分からないが病院の上層部が許可しているのだからその色を好きで着ている人を変な目で見るのはいけない事かと思った。私の中では看護師が真っ赤なユニフォームなんてとんでもないという気持ちがあった。でもそれは私の偏見かも知れない。総裁候補に対する好き嫌いの感覚もそれぞれの偏見で判断していることもある。職場の同僚を判断したり総裁候補を判断したりするときは自分の狭い了見は捨てて広い大きな心で判断しなくてはいけないなと思った。
2021.09.04
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本日水曜日は常勤病院の研究日で別の医療施設で胃カメラを行う日だった。他人様の胃カメラは行わせてもらってきたがこの頃自分は検査を受けていなかったので本日検査を受けることにした。ここ数年は自分で鼻からカメラを入れて自分で自分の胃検診を行ってきたが今日は同僚医師に行って貰うことにした。検査前はいくつになっても緊張するものだと思った。検査の前夜は軽い夕食と言われていたのでいつもはいっぱいおかずを出す妻も加減して少なくしてくれたがそれでもその半分位しか食べられなかった。胃カメラ前に緊張するのは検査が苦しいかもしれないという思いと、胃がんが見つかったらどうしようという不安からではないかと思う。朝も普段より早く目を覚まし、決められた時間よりかなり早く検査センターに着いて検査までの時間を緊張して待っていた。検査を沢山している自分でもこれだけ緊張するのだから一般の人はもっと緊張するだろうと思った。検査は幸い苦痛もなく小さなポリープと萎縮性胃炎があったくらいで無事終了して安堵した。しかし自分の検査終了直後からの人様の検査で以外に大変な思いをした。胃カメラ検査終了後写真を見せながら説明するのだが自分が検査を受けた時に喉や鼻の麻酔を受けたのが残っていて声がスムーズに出なくて苦労した。そして何より困ったのは検査の時胃の中に空気を入れるが終了後ゲップでその空気を外に出してしまえばよかったがゲップをしなかったので空気が腸の方に送られ、人様の検査中おならがブーブー出てしまったことだ。あまりにひどくおならが出た時は受診者に事情を説明してお許しを願ったが笑顔で許してくれて助かった。今後また同じように検査を受ける時は最初でなく、人様の検査終了後に受けるべきだとしみじみ思った。胃カメラは細いカメラで希望によって鼻からと口からとで行っているが本日は6人が口からを希望し4人が鼻からだった。一時は鼻からの希望者が圧倒的に多かったが最近は口からと鼻からの希望者はほぼ半々の割合だが、苦しがる割合は口からの方が多いと思う。
2021.08.25
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ローダンセマム・アメリカンアイズ渋沢栄一は1840年(天保11年)に埼玉県深谷市血洗島生まれて1931年(昭和6年)に91歳でなくなった経済、教育、福祉など多方面で活躍した偉大な人物である。銀行や大学、福祉施設など数えきれない位の公共事業施設を設立し大正5年には自分の考えをまとめた「論語と算盤」を出版している。渋沢は農家の長男として生まれたが江戸に出て武士になり徳川慶喜の家臣になり、フランス万博の見学とヨーロッパの資本主義経済や産業構造を学んできて明治政府発足と同時に日本の産業の基礎を築き発展させてきた人と言われている。「論語と算盤」は道徳と経済は合一すべきものだと説いており、合本主義を述べたものである。経済は国全体を豊かにするために行われ、そこから得られた富は全体で共有するもので社会に還元されなければならない。公益追及の目的達成のためにそれに相応しい人材と資本を集め事業を行っていくべきである。その考えのもとで想像もできない位の多くの事業で成功を収めてきた。彼が作った銀行や会社、教育機関、などの基本理念はそこにあった。しかし最近のテレビのコマーシャルなどを見ていると自分の会社の製品さえ売れればいい。他はどうでもよい。売れて収益が上がったらそれを公益のためにどのように使うというメッセージもない。ましてや、例えば髪の毛が生えてくると宣伝して巨万の富を得ている事業者もいる。もしそれが本当なら薄毛で悩んでいる人たちを救い人々を幸せにして公益に役立っていると言えるが実際はそうではなく、消費者をだまして暴利をむさぼっている人達もいるのである。経済活動とは人々の生活を豊かにして幸せを提供すると同時に利益は公共に役立つように使われていくべきものだと思う。経済活動を行うものは渋沢の経済活動の理念をもう一度よく考えて、公益のために事業を発展させてもらいたいと望むものである。
2021.04.12
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庭の片隅の野菜畑のネギの花今朝の地方紙の一面トップに「今年度新規採用しない会社が3割超」という見出がでていた。帝国データバンク甲府支店の調査で山梨県内企業の新規採用状況の調査内容だった。正社員採用ゼロの会社が32%あり、非正社員採用ゼロの会社が43%とのことだった。高卒、大卒等の就職率はかなり高いと思われるが一般企業の採用率の観点から見るとこのような状況とのことだった。例年もほぼこの数字に近いが今年はコロナの影響で採用率が特に低かったとのことである。数日前のブログでアルバイト先を探している70歳の男性の話を書いた。県産観光土産物会社に勤めていたが昨年3月コロナでお客さんが来なくなり勤めていた従業員は全て店が再開できたら再雇用の約束で一旦解雇になってしまった。そして再開、再雇用を待っていたが1年以上経ったが、再開できる機運が見られず新たな職探しを始めたのだという。色々アプローチしてみたが60歳台ならOKだが70歳だと駄目だと言われたケースが何件かあった。掃除でも運転でも何でも役立つことならやりますと言ってきたが、ある所で「掃除となるとトイレの掃除もお願いすることになるが女性トイレは女性の方が良いので男性となるとどうも」と言われたとの事である。私が病院に勤めているので病院の掃除係などどうかなと聞かれたので多分採用してもらえるのではないかと思い事務長に話したが看護助手の仕事なら足りないので募集しているが他は皆足りているとのことで結局ご希望に添えなかった。70歳と言えばもう隠居の身で悠々と暮らしている人が多いのになぜ今になって職探しを始めたのか詳しい話は聞かなかったが、恐らくコロナ以前は毎日職場で働いていて充実感があったが仕事のない状況が1年も続いたらやりきれなくなったのだと思う。この方は70歳だが、もっと若い方でも同じような境遇、同じような気持を味わっている人も多いのではないかと思う。働きたいと思っても職を得るのはいかに難しいかを痛感した。医師とか看護師とか弁護士とかの国家資格か左官などの技術職を持っていると年齢に関わらず雇用の機会は多いが、そうでないとその機会は極めて少ないのだなと思った。元よりアルバイトしなければ生活できないわけではないので、仕事でなく趣味を見つけてそれに打ち込むことで充実感を感ずるように気持ちをならしていくのがよいのかなと思った。
2021.04.05
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源平しだれ桃 1本の木にピンクと白の花が咲いている以前の病院では毎月当直して偶に日曜当直もしていた。救急病院なので頻繁にコールされ殆ど寝れないので翌日はかなり眠かった。昨年7月こちらの病院に移ってきてからは午後は3時半頃帰してもらうし、当直もしなくて良いとのことで楽だった。しかし少し慣れたところで本日4月からは4時過ぎまで病院にいることになり本日当直予定の人が都合悪くなり代わりに私が当直することになった。以前は洗面用具一式や着替えなど常備しておいたが今回は臨時なので準備も大変だった。当院はリハビリ病院なのでそれほどコールされないと思うが、病院なので急変する患者さんもいると思われ緊張している。家にいる時と比べてみた。家では今はめっきり酒が飲めなくなり晩酌に少量飲むだけだが食後は本を読んでいても眠くなりあまり建設的な時間を過ごしていない。当直している今は食後だが眠くならずにきちんとしており本を読んでも頭に入る。妻はおろおろして着替えや洗面具を準備しておやつを二つも入れてくれて当直はかなり大変なことをしていると思っているのではないかと思うが、これからのコールのされかたにもよるが今の所は自分的には家にいてぐでぐでしているよりはこちらの方がずっと充実した感じである。妻は「今回だけですよ、次は何があっても絶対引き受けてはだめですよ」と言っているが自分的にはこちらの生活の方が充実感がある。妻には悪いがまた引き受けてしまうかも知れない。
2021.04.01
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昨日腰椎圧迫骨折で入院していた女性が痛み無くなり普通に歩けるようになって退院した。昨年7月に当院に就職し以前からの患者さん5人を引き継ぎその後新しく入院してきた患者さん38人を受け持った。以前からの5人の患者さんは何れも重症で先日そのうちの一人が亡くなった。新しく入院してくる患者さんも骨折のリハビリといっても殆どが90才前後の高齢で様々な合併症を有しており、認知症も加わっていることが多く、皆大変な患者さんばかりで退院などとても無理と思っていた患者さんが多かった。所がである今入退院ノートを調べてみたら新入院38人中21人が退院していた。とても重症で手がかかった人ばかりである。その人達の表情や仕草が浮かんでくる。よく退院できたと思う。当リハビリセンター病院では病気によって保険診療の関係で3か月とか6か月とか入院限度期間が決まっておりその頃になるとケースワーカーが自宅退院か施設紹介等の調節をしてくれる。期限がきたからと言っても状態が悪ければ退院出来ないが丁度その頃になればあんなに状態の悪かった人が退院できそうな状態になっており不思議な気がしている。私がこの病院に就職して丁度半年たったので入院6か月限度の人達が次々と退院しており少し寂しい気がしている。退院したらその後は健康ということばかりではない。先日新聞の死亡欄を見ていたら重症だったがそれなりに元気になって退院していった人の名前が載っていた。レビー小体型認知症の方で認知症がかなり強かったが私を認識してくれて挨拶してくれたことが懐かしい。認知症の人でも白衣を着ていると医師とみなして丁寧な挨拶を返してくれることが多く、皆さん懐かしく思い出している。半年勤めてみてそれまで消化器内科医として仕事してきたが昨年7月からリハビリテーション医になったがこれはこれで意義があり有難い仕事を与えて頂いてよかったと思っている。
2021.02.02
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一昨日の新聞で伊藤忠商事の小林拓矢さん(37歳)を紹介していた。小林さんは海洋ゴミで埋め尽くされている沿岸を見て「海のごみを無くしたい。そのために何が出来るか」を考えて海岸に漂着したプラスチックごみの再資源化に成功して、文房具、カバン、買い物かご、ポリ袋など実用品をいくつも生産して環境ビジネス部門で大きな成功を収めつつある人である。長崎県対馬市で莫大なゴミを集めてそれを日用品に作り直して会社や役所などに販売して大きな利益を得ているのである。「対馬でビジネスモデルを確立して世界に広げたい」と言っており海の掃除屋として大いに頑張って貰いたいと思う。アメリカでは自由研究が盛んだ。アメリカのアイダホ州ボイジに住む日系の小学5年生K君が海洋ゴミ処理についての自由研究でボイジ市で2位になり、次はアイダホ州大会に提出して審査を受けることになったとのことである。研究のテーマは自由でK君は海洋ゴミを減らすにはどうしたらよいかとの研究を行った。上記の小林さんは、長崎などゴミが集まりそうなところ行ってゴミを集めてそれをリサイクルして一石二鳥の実績を上げているが、K君の研究はそれよりさらに進んでいてゴミ収集船を模型で作り海の底に網を張りプラスチックゴミを集めて船内で破砕、洗浄、溶解、加工の工程全てを行い製品を陸に持って行って売るという構想である。プラスチックゴミが増えて海洋汚染が進んでいるというニュースはよく聞くがその対策に取り組んでいる人は少ない。小林さんやK君はそれを何とかしようと取り組んだり構想を練ったりしているが、一般の人は問題点が持ち上がったら「それは困ったことだな」と内向きにくよくよしているだけのことが多い。それの解決のために考えを巡らせ実際に取り組んで行くことが大切だと思った。小林さんやK君の構想が大きく発展することを祈っている。
2021.02.01
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新しく就職した病院に次第に少しずつ慣れてきた。所定のリハビリを終了して既に13人の方が退院(施設に移った人も含む)した。暮れから年末にかけては毎日のように入院があった。滑って転んで背骨の圧迫骨折の人。転んで大腿骨頸部骨折して人工骨頭置換術などの手術を受けた後のリハビリ、小脳梗塞後のリハビリ、誤嚥性肺炎等多彩で7人が入院した。入職当初は朝9時頃は各病棟でカンファレンスを行っているのでそれが終わってから病棟に行っていたがその時間帯だと殆どの患者さんがリハビリのためベッドに不在のことが多かった。そこで昨年暮れから朝8時半から各病棟を回診して患者さんの顔を拝見してから病棟の詰め所に行って報告を受けるようにしたら、朝の内リハビリ行く前に全員とお会いできるので調子が良い。入職当初看護師から「皆さん(医師)カンファレンスが終わった頃この詰め所に来て報告を受けたあと必要な患者さんを診察します」と言われたのでそうなのかなと思ってそのようにしてきたがその時間帯だと回診時不在のことが多く、その後何度も病棟に行かなければならず、行っても不在で会えないことが多かったのでこの方法は我ながら大変いい方法だと思っている。新入社員などは最初にその会社での仕事の流れを先輩が教えてくれると思う。基本的にはその流れに沿って仕事を開始するが、その中でこうした方がスムーズで顧客にも満足を与えられると思ったらそれを上司に言って変えてもらうのが良いと思う。もっと良い方法があると思いながらしきたりだからと渋々従っていたらよい仕事が出来ないと思う。私の場合は私が決めたら誰に気兼ねもいらないが多くの場合は上司が許してくれなかったリ今迄の方式でやってきた同僚に反対されたりすることもあると思う。でも新しい方法での利点をキチンと説明すれば理解してもらえると思うので誠意をもって説明して新しい方法でやらしてもらうのがよいと思う。
2021.01.08
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病棟窓際に置いてあるシクラメン今年は今日を入れて後4日になった。コロナに明け暮れた1年だった。来年はワクチンなどによって沈静化することを願っている。イギリスなどで感染力の強い新型が増えているとの報告があるが、感染力は強くても重症化率が問題で長崎大学の山本先生は収束には国民の一定割合が免疫をもつことが必要と言っており、感染力は強くても弱毒化されたものなら収束への道を示すものかもしれず重症化率の検討が待たれる。病院も勤務は今日明日だけで30日からは年末年始の休みに入る。毎年この時期には予期せぬ症状の悪化が多い。先ほど嘔吐して腹満のある患者の報告があった。腹部レントゲンを指示したがご高齢で背骨の骨折を何度も繰り返していて腰が90度以上曲がっているので上向きに寝かせてお腹のレントゲンを撮ることは殆ど不可能で横向きで撮影してもらうことにした。入院時撮影したCT写真と合わせて診断していこうと思う。先週2人入院があり、今日もこれから一人入院の予定である。年の暮れには病院だけでなく他の業種も思わぬ追加仕事があるかも知れぬ。お互い慌てず冷静に対処していこうではありませんか。
2020.12.28
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アレクトティス・ストエ・カデフォリア 庭に咲いていましたが名前が分からないので図鑑で調べましたが合致しているか心配です。毎年暮れになるとカーテンを外して窓ガラスを拭くように言われる。朝たまたま今まで習っていたアベマリアが楽譜を全然見ないで最後まで弾けたので気分をよくしてそれらの仕事をした。以前拭いてもらった所もよく見たら汚れていたのでそこもお願いしますと言われた。そこをよく見たら水滴後のような模様が残っていた。それは障子一枚のような大きなガラス窓なので、最初水拭きしてその後乾いた布で拭くのだが一枚のガラスを最後まで水拭きすると最初拭いた所は乾いてしまい跡がついてしまうことが分かったので、半分ずつ水拭きしてその後すぐ乾いた布で拭く方法をとったら完全にピカピカに綺麗に拭くことが出来た。通常より大きなガラス板が使ってあるところは3回に分けて拭いたら綺麗に拭けた。当たり前の事なのかもしれないが我ながら綺麗に拭けてこれなら窓ふき職人になれるなと思った。しかし動作がよたよたしているし仕事はおそいし、実際に窓ふき職人として採用してくれる所はないかもしれないが職人にもなれそうだと思うだけで自信がついた。午後からはピアノのレッスンがあり、楽譜を見ないで「アベマリア」を弾いたら難しいところもあるのによく覚えて弾けましたねと褒めてくれた。「次からは新しい曲をやりましょう」と言われてシューマンの「楽しい農夫」の楽譜をくれた。月に一回のレッスンなので次は1月31日(日)までに弾けるようになろうと思う。
2020.12.27
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7月から私はリハビリ病院で働くことになったことはこのブログでも何回か書いてきたが、本日は近況報告をさせて頂こうと思う。入院患者さんは骨折後とか脳出血、脳梗塞後の方々や、パーキンソン病や進行性核上麻痺、アルツハイマー病(認知症)などの慢性疾患の方々である。殆どが90才以上の高齢者である。病棟担当医師は7人いるが殆どが高齢で私より高齢医師が二人いる。この病院に勤める前までは色々な病院に勤務してきたがかなりきついものだった。若い頃勤めていた病院では夜は遅く日曜もないような状況で毎日重症患者さんのことで頭が一杯で心身ともに極限状態で生活してきた。今も重症者はいる。みなさんリハビリ目的で紹介入院してきてもなにせ高齢者なので発熱や食欲不振、全身浮腫など様々な合併症の症状悪化がある。しかし今までの病院に比べてかなり楽で高齢医師でも十分務まる職場である。なぜか考えてみた。それは患者さんの受け持ちが医師、看護師、PT(理学療法士)、OT(作業療法士)、ST(言語聴覚士)の5人に分割されていて責任が5分の1になっているからではないかと思った。勿論発熱や心不全症状などは医師の仕事だがそれ以外のことはむしろPT以下の人達に医師よりも比重がかかっていると思われた。医師は高齢と書いたがPT,OT,STの皆さんは若い。肩を抱えたり手をひいたりして歩行訓練などをしている。脳出血で入院してきて右手、右足の麻痺があったがリハビリで改善し、普通に歩けるようになって退院し、運転免許所にいって車の運転可能かどうかの審査を受けるまでに回復した人の話を聴くと嬉しいものである。毎月一人の患者さんについて医師、看護師、PT, OT, ST, ソーシャルワーカーの6人でカンファレンスを行い、現状のリハビリの進行状況や退院後の受け入れ先などについて話し合い、その結果をこれも毎月1回行っている家族との面談で伝えている。このシステムなら高齢の私でも務まるので良いところに就職できたと感謝しており、ご高齢の患者さん方の機能回復に少しでもお役に立てるように頑張っていきたいと思う。
2020.11.20
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久しぶりに晴れたので二階の窓から撮影した富士山新しく再就職した病院に行ってきた。すれ違う皆さんが礼儀正しく挨拶してくれるし周りの人が親切に細かいことを教えてくれたりして感じの良い病院だと思った。当院の主な機能は障害者とか手術後の患者さんのリハビリと慢性機能障害患者さんの管理でリハビリは主として整形外科が担当し、後者の慢性疾患は内科が担当するような流れになっているようだった。本日5人の患者さんを受け持ち明日以後段々増えていくが、本日の5人の内訳は3人は脳外傷や脳神経障害で、殆ど意思疎通ができない方で残りの二人は意思疎通ができる慢性心疾患でリハビリを行っている方だった。意思疎通が出来る人はいいが意思疎通ができない方は大変だと思った。こちらで言うことは理解できているのかもしれないがその反応はない。3人とも長期に入院している方々で本日から私が受け持ちになったので、じっくり声掛けなどしながら心の交流を図っていこうと思う。
2020.07.02
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ペンタスこの3月で12年8か月勤めたF病院を辞めて自宅で静養していた所に自宅に近いY病院からお誘いがり、F病院ほど仕事が厳しくないとのことで来月7月からY病院に勤めることになった。一般的には定年後は自宅で農業などをしていればそれを継続して年齢に関わりなく終身仕事が出来るがそうでない場合はいくら体力、気力があっても再雇用の機会は少なく、ボランティア活動とか臨時雇いの仕事などを余儀なくされることが多い。娘の住むアメリカでは定年がない代わりに50歳を過ぎると退職勧告される所が多いとのことだ。そのような状況の中でかなり前に定年を過ぎた私のような者に再度仕事を与えて頂くのは私より若くて働きたいのに仕事が得られない人達のことを考えると申し訳ない気持ちがする。現在社会は高齢化の真っただ中で高齢患者さんが多く医師不足が続いている。医学部が沢山できたので医者余りの時代が必ず来ると言われてきたがまだそのような状態になっていない。そのような社会情勢の中で私のような高齢医師もまだ必要とされたのだと思う。年齢と共に体力の衰えなども自覚するが就職するからには年齢のこと等は一切考えないで目の前の患者さん一人一人にベストを尽くしていきたいと思う。それでも少し早く帰れるような契約にしてもらって、自分の体力維持と健康のことも考えながら仕事に打ち込もうと思っている。
2020.06.28
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新型コロナ疑いの患者さんは病院で診てもらいたいが伝染の心配があり、電話問診などが行われており、電話なしで来院した場合は臨時の自家用救急車の中で診察したりしている。ある地域の内科医院の入口に「コロナの関係で再来患者さんは診察するが初めての方は診察しません」と掲示が出て、しばらくしたら新患だけでなく再来も含めて「コロナの関係で休診します」と看板がでた。それを見た近所の医師が「医者なのに真っ先に逃げるとはとんでもない。腰を抜かしてしまった」とつぶやいた。その方は正義感の強い方で「医者とはこうあるべきだ」という強い信念を持っておられる方だと思う。しかし実際に発熱していてコロナ疑いの患者さんがその先生の所を受診したらどうであろうか?医師である自分が感染したら別の患者さんに移すかもしれず、家族にも移すかもしれない。半分逃げ腰にならないだろうか? 確かに医者のくせに真っ先に逃げてしまう医師は情けないと思うが、それを批判する医師だって、固い信念を持っていてもいざとなったら感染したくないと思う。「いらっしゃい、いらっしゃい」と大手を広げていても怖いコロナ感染疑いの患者さんが来たら平常心ではいられないと思う。どんな人間でもやはり心は弱いものだと思う。どんなに誇り高き医師でも現実にその場面に自分が遭遇したら敵前逃亡した医師を責められないのではないか。
2020.04.14
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非常勤ではしばらく残るが、12年間務めた職場の常勤を辞める最後の一か月も1日、2日、3日、4日と過ぎていき残りの日がどんどん少なくなっていく。1週間に1回という非常勤としてのつながりが残るので全くここでお別れと言う訳ではないが、それでも最後の1か月になってみると仕事していてもそれまでの心境と全く違う。私の目に映る環境がかなり違ったように映る。新任の時はこれからああしていこう、こうしていこうと色々考え、苦労は多かったが楽しかった。退任の時はそれはない。もう終わりなのだというむなしさがある。もう残された日々はうるう年といえども25日しかない。何をしたってもう終わりだと言う気持ちになりがちだが、残りあと25日はある。その日々を輝かしくするも真っ暗にするも全て私の一念にかかっている。1日1日を黄金の日々にするべく心して勤めを果たそうと思う。
2020.02.04
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平成27年から労働者50人以上の職場では事業主に定期的に職員のストレスチェックを行うことが義務付けられている。以下に社会保険出版社が出している「メンタルヘルス マネジメント」内のストレスチェック関係の記事を抜粋して紹介する。ストレスチェックテストの結果を参考にして会社側では職員がなるべく大きなストレスを受けないように配慮し、ストレスを受けてピンチの職員がいたら救いの手を差し伸べたり、医療機関受診の手伝いなどをすることになっている。パワハラ、セクハラがないかも常にチェックしなければならない。個人としては日常生活でストレスを溜めないように工夫していく必要がある。健康的な生活習慣の確立が必要でその要点を以下に列挙する。1.脳に栄養を与えるバランスよい食事 2.朝食をしっかりとる。3.運動で心のもやもやを吐き出す。4.通勤や散歩で3分速歩、3分普通歩行を行うリズムで歩行する。5.睡眠6-7時間を目安にしっかりとる。朝から使われ続けてヒートアップした脳は眠ることで冷まされ、修復される。6.ゆっくりと深い腹式呼吸を1日数回行う。7.スマホやPCをみるうつむき姿勢はストレートネックになりやすい。姿勢を正しくする心掛けを常に持つ。8.うつ病に対して正しい理解を持つ従来うつ病は真面目で責任感が強く几帳面なタイプがなりやすいとされてきたが最近では現在型うつが登場している。青年層が多く、責任感が希薄で、自分勝手で他者への配慮が乏しい。職場では抑うつ状態になっているが家に帰ってからの余暇は楽しく過ごせる。従来型うつと現在型うつは治療法が違うので上司や産業医などはしっかり見分けることが肝要。人は職場と家庭生活のバランスの中で健康を保っている。会社は労働者の健康管理に今迄以上に細心の注意を払い、各個人は自分なりに会社でも、自宅でも運動などを取り入れて健康の維持向上に努力していく必要がある。
2020.01.20
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山梨県厚生連健康管理センター退職後の平成19年(2007年)7月から12年間お世話になっていた今の病院を来年2月で辞めることになった。病院では常勤医として外来、入院、内視鏡検査、当直、健診と殆どあらゆる部門に渡って働かせて頂いた。皆さんと仲良く楽しく働かせて頂き思い出は尽きない。上の写真は私の歌の発表会に病院で一緒に働く女性が凄く遠い所なのにわざわざ来てくれて写真を撮ってくれたので思い出として掲載させていただいた。12年も勤めると長く外来で診てきた患者さんがいる。今その方々に徐々にお別れの挨拶をしているが、その後については後を診てくれる先生にきちんと申し送りするつもりだ。辞めると決めた時真っ先に思ったのはその方々のことでどうしたらいいかすごく悩んだが、医局会でお願いしたり個々の先生にお願いしたりして患者さんや同僚の医師たちに徐々に理解してもらえて少しずつ肩の荷が下りている。一緒に働いてきた多職種の方々に心から感謝している。理学療法士の方はたまたま私が日曜日に病院に行った時私の患者さんのリハビリをしてくれていた。高齢で身寄りがなく、退院後どうしたらいいか困っていた患者さんについてメディカルソーシャルワーカーがあれこれ手を尽くして介護施設に入れてくれたこともあった。放射線技師や臨床検査技師にもずいぶん助けて頂いた。看護師は昼も夜も患者さんのために本当によく尽くしてくれている。薬剤師や栄養士は専門的な立場で我々に良くアドバイスをしてくれた。診察介助や事務仕事などを手伝ってくれたクラークさんはじめ色々な事務職の人達にも助けて頂いた。毎朝病院の玄関を掃除してくれていて朝の挨拶をしてくれる小父さんにも感謝する。いままで多くの患者さんを診てこれたのはこれらの皆さんのお陰である。今後は非常勤として何らかの形でお手伝いしていこうと思っているが、12年間皆さんには本当にお世話になったと感謝の気持ちで一杯である。患者さんのため地域住民のため益々発展してくれることを願っている。
2019.10.28
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日経メディカル8月号の特集は「患者を癒す言葉、傷つける言葉」だった。患者さんへのアンケートで「医師の言葉で不愉快な思いをしたことがありますか?」に対して「ある」が69.4%で約7割の患者さんが経験している。それに対して医師へのアンケートで「患者に言った言葉で後悔していることはありますか?」に対して「ある」が14.1%、「なし」が85.9%であった。70%もの患者さんが傷ついているのに、医師側は14%しかそれに気づいておらず、医師は気をつけなければならないと思った。科目別では産婦人科が最も多く続いて内科、整形外科、皮膚科の順だった。内容は「足を広げなさい処女じゃないんでしょ」「何をしたって治らなよ」「なぜこんなに太っているの」「せっかく処方した薬を飲まない患者は診たくない、他所に行きなさい」等々だが、医師は診る立場、患者さんは診てもらう立場なので昔は横柄な言葉や暴言をいう医師も多かったが最近ではそのような医師はかなり少なくなった。今は逆にモンスター患者に医師が苛められているケースもある。患者をいじめる医師、医師をいじめる患者いずれも心掛けが悪いと思う。相手を尊敬し大切に思っていない結果だと思う。これは医師と患者との関係だけでなく理髪士と客、あらゆる商店と客等全ての関係で同じだと思う。相手を尊敬し尊重していないと暴言となり傷つける言葉になるのだと思う。心していこうと思う。
2019.08.26
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人の評価は自分で自分を評価する場合と他人が評価する場合がある。自分で評価する場合はうぬぼれたり自己卑下することがあり、見方による偏りが大きい。他人が評価する場合は、客観性があり、偏りは少ないかも知れないが、その人の本質は外からは分からないことが多い。自己評価と他人評価では一長一短があるが、自己の成長という観点から見ると偏りはあるが自己評価しながら努力していくことになるのだと思う。今日は朝から大変だった。3階病棟で腸閉塞の人が嘔吐している。救急外来に全身に蕁麻疹の人が来ました。4階病棟で腹水が漏れています。胃カメラ検査に来てくださいなど次から次にコールがあった。一人の患者さんを診ている時にコールがあることが多く、いらいらして私をなんだと思っているのだという気持ちが湧く。電話をかけてくる方は私が今どういう状況にあるかは知らない。看護師にすれば自分の受け持ち患者が具合が悪いので医師に連絡するのは当然のことで悪いことをしているわけではない。しかし知らないとはいえ一人の医師を電話攻めにしてパニック状態に陥れているのである。もとより私はそれほどできた人間ではない。次から次に殆ど同時に別々の看護師から電話がかかってくるとまたかという気持ちで不親切に対応して適切な指示が出せないことが多い。人間はどん底に落ちた時その人間の真価が分かると言われる。金がなくて貧乏のどん底に落ちた時、時間的余裕が全くない中で仕事をしなければならない時、などもそういう時に含まれると思う。今度の時もあばちゃばして不機嫌で不親切に対応している自分を見て小さな人間だなと思った。同時に電話がかかってくると言ったって数分、数秒の間隔はあるはずだ。一流のスポーツ選手は数秒、もしくは秒以下の戦いをしている。同時と思うからイライラするのだ、数秒、数分の間隔はあるのだと思ったらかなり落ち着けた。医師というのは苦しむ人、病む人のために何らかお役に立つ役目を与えられた職業である。数秒、数分の間隔があるのに同時と思ってイライラしていた自分は自己評価するならかなりダメ人間だと思った。夕方になったら今日の忙しさはそれに気づかせてくれたことで感謝しなければいけないなと思えた。
2019.07.29
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コンビニにいってもスーパーに行っても、工事現場にいっても外国人が多く働いている。回転ずし大手のスシローでも外国人を使っていたが、今度どの席でいくらの寿司を何個たべたかカメラで撮影して会計時に店員が一枚一枚食べた皿の数を数えないで済むようにして人手不足に対応しようとしている。IT関係の企業も人手不足で外国人労働者を検討しているとのことだった。今日建物などを解体する会社の職員の検診があった。その中に81歳の労働者がいたがトラクターを駆使したりして他の若い労働者と全く同じように働いているとのことだった。病気をしたことがないとのことで健康上は問題なかったが年齢的にこれだけ高齢の方に危険な仕事なのに若い人と同じように働かせていいものなのかなと思った。家庭事情を知らないので家族に何と言われているのかは知らない。もう隠居の年頃なので仕事辞めて家で盆栽でも作っているように言われているのかもしれないが本人が盆栽より仕事の方がいいと本人の希望で仕事を続けているのかもしれない。少子高齢化の時代になり若い人が減って高齢者が増えて人手不足をきたしている。今は大体65才定年になっているが、其の後は年金暮らしで農村地域などを除いては働いていない人が多い。結果として人手不足をきたして外国人労働者などに頼ることになっているが、65才以上の人を活用する道もあると思う。コンビニやスーパー等のレジだって出来ると思う。定年になったら隠居暮らしで楽をするというのが社会通念になっていたがこれほど急激な少子高齢化がきた現状では考え方を変えていく必要があると思う。私は外国人労働者を否定するものではないが、人手不足の要員として外国人に加えて高齢者も考慮していくべきだと考える。
2019.06.27
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タレントで映画監督のビートたけしさん(72歳)が40年間連れ添ってきた奥さん(68歳)と離婚した。一般人に比べて芸能人の離婚は多いので格別驚かなかったが財産100億円は全て奥さんに渡すことには驚いた。たけしさんには一緒に住んでいる女性がいて、前の奥さんと離婚してその人と正式に暮らすために全財産を支払ったと言われている。日ごろのふざけた芸風からはちょっと考えられなかったが純情、ひた向きな人なのかなと思った。芸能人は売れっ子になれば想像を絶するほど超多忙で家庭を顧みる余裕がなくなってしまい、夫婦の会話やふれあいが少なくなってしまって次第に心が離れてしまうことがあるようだ。視聴者、フアンのために家庭生活を犠牲にしている芸能人は多い。この人達こそ働き方改革で、もっと休養できるような体制にしてあげるべきだと切に思う。
2019.06.12
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車のエアコンの調子が悪かったので何度電話しても出てもらえず通話記録から返信ももらえない。やっと通話できても自分達の業界の研修があって直ぐには対応できないという。同じ頃自分達の地域の公民館建設を依頼している業者に市に提出する予算書を依頼したが何度催促しても今別の仕事で忙しいからとずっと待っているが中々提出してもらえない。誰も彼もいい加減な人ばかりで人生嫌になった。こちらは顧客なので「何やってんだ!!」と怒鳴り散らせば少しは効果があるかもしれないが性格上それは出来なくてじっと鬱々とした気持ちで待っている。そのような時97歳の嘔吐を繰り返している女性患者さんを受け持っていた。胃の出口に癌ができたために胃から十二指腸に食べ物が送れず吐いてしまうのでそれを直すには手術しかない。しかしリュウマチや脊椎管狭窄症などの合併症があり、何よりも超高齢である。治療を引き受けてくれるところはなさそうだった。それでもと思って山梨大学の第一外科に電話してみた。そしたら1週間の内に何とか部屋を確保しましょうとの返事でなんと翌日には受け入れて下さったのである。上記車屋さんや建築屋さんにさんざん精神的に痛めつけられていたのでありがたくて天にも昇る気持ちであった。人が困っている時迅速に対応してもらえた時には本当にうれしい。それは身に染みるので自分もそれを心掛けてきた。そうしていれば自分もそうしてもらえるものだと信じてきたが上記のような目にあって苦しんでいる。お人好しでは問題は解決しない。気が弱い人間はなるべく波風を立たせたくないと思う。そのうちにに送られてくるだろうとじっと待っている。しかしそれでは市役所の決済が滞ってしまう。もう数日しても送られてこなかったら自分は気が弱いからなどと言ってはいられない。厳しい声できちんと催促しようと思う。
2019.05.23
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今日の外来で二人から3時間も待たされたと苦情を言われた。2例とも90歳以上の患者さんの付き添いさんからで、実際の予約時間からは1-2時間程度遅くなったかもしれないがご高齢者は予約時間よりかなり早く来ているのでその時間を含めて3時間と言われたのだと思う。我々は予約患者さんだけを診ている訳ではないので、その日新患で重症の患者さんがいっぱい来ると、「苦しがっていますから」と言われるとそちらを優先しなければならず、割り込みで診察して予約患者さんの診察時間が遅れてしまう。だからと言って何時間も待たせたことは申し訳ないことで明日からはもっと配慮していかなければと思った。しかしその二人以外は皆さんそれほど怒っていなくて「待たせて申し訳ないですね」と言うと「そんなことはないですよ」と笑顔で応対してくれて救われた。一生懸命診察していると待っている人たちの時間や気持ちを考えている余裕がなかったがこれからはよく考えて何らかの手を打つようにしていこうと思う。
2018.09.13
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毎年この時期に山梨大学医学部の1年生が看護師や看護助手業務の実習をメインに病院内の各職種の連携などを学ぶために研修にやってくる。私はその研修担当を10年以上以上やらせて頂き、研修の最後には指導した看護師と一緒に学生との反省会に出させて頂いている。先週の反省会で看護部長が学生さんに「いい医者とはどういう医者のことを言うと思いますか」と質問した。それに対して一人の学生から「よく話を聴く医者」との答えが返ってきて適切な答えだと思った。彼らが学生6年プラス研修医5年の合計11年後に医者となった時に患者さんの話をよく聞く医師になってくれればこの研修は大変有意義なものだったことになると思った。患者さんの話を聴くということは患者さんのために尽くすということだと思う。患者さんの訴えを良く聴いてあれこれ手を尽くしてやれる人がよい医者だと思う。看護師も同じで病棟内には沢山の看護師がいるが、単に仕事をこなせばいいと思ってる人と患者さんのために尽くそうと思っている人がいる。勿論良い看護師は後者である。医師も看護師もその他の職種も常に患者さんのために尽くすをモットーにチームを組んで仕事をしていきたいと思っている。
2018.09.10
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昨日の夜当直で本日は日中勤務して夜の会議を終えて今帰ってきたところである。その会議で事務長が働き方改革で昨年から医師当直の翌日は午後から休んでもよいように配慮しているとの話があった。私の場合は月1回で土曜日が多く翌日は日曜日なので午後は休んでもよいという権利は使ったことがなかった。たまに日曜日に当直することもあるが翌日の月曜日は夕方会議があるので午後帰ることをしなかった。今回も翌日も普通に勤めて帰ってきたが事務長の言葉を聞いて午後帰っていいと言っているのに全日勤めるのは働き方改革に背くことだと思った。次からは半日で帰らせてもらおうと思う。Last night I was on the duty and today I worked all daytime and just finished the night meeting and I came home now. At the meeting, the secretary general said that our hospital permits to rest from the afternoon of the next day of the doctor's watching duty from last year for the reform of workers. In my case, I have not used the right to get a rest in the afternoon because it is once a month and the next day of Saturday is Sunday. I worked sometimes on the duty of Sunday, but at the Monday, the next day of Sunday, I had a meeting in the evening, so I did not come home in the afternoon. In this time, I worked also normally all day, but I thought that it is OK to go home for worker 's reform after listening the secretary' s speech. I think that I will return home in half a day from next time.
2018.04.16
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今日は朝から当直だったが夜の11時過ぎになって患者さんが少なくなったのでこれからカップラーメンを食べようと思う。一昨日伊藤千明さんのドキュメンタリーを観た後なので結構楽しく仕事ができたと思う。夜中から明け方にかけてあまり患者さんが来ないでくれと願う。Today I am working from the morning and the patient became rare after 11 PM , I want to eat cup noodle from now. Since I saw documentary of Miss Ito Chiaki the day before yesterday, I think I was able to do a fairly enjoyable job. I hope that patients will not come so much from midnight to dawn.
2018.03.18
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本日YBSテレビ夕方放送の「僻地で働く若き女性医師」のビデオを撮っておいてくれたので夜観た。山梨県の南端、飯富病院という僻地病院に勤務する伊藤千明医師(33歳)が病院に勤務しながら週に何日か僻地の診療所に往診にいく姿をドキュメントしたものだった。僻地の医師は大変だという先入観があるが彼女はそれを全く感じさせないで笑顔で楽しそうに受診者と向き合っていた。こんなところまで来て大変だという感じは微塵も感じられなかった。医師に限らず皆さんそれぞれ仕事を持っているが、仕事をする時には彼女のように楽しそうに仕事すると疲れないし周りの人も楽しいだろうなと思った。Today I watched a video of YBS TV evening broadcast 'Young female doctor working in remote areas' at night.Miss Itoh Chiaki, 33, who works at a remote hospital called Iitomi Hospital, at the southern end of Yamanashi Prefecture, was featured on TV for her appearance of going to a remote clinic several times in a week while working at a hospital.There is a prejudice that remote doctors are hard, but she did not make it feel at all, she smiled face-to-face with the patients happily. The feeling that it was hard to come to such a place was not felt any slightness. I thought that not only doctors, but everyone who had their own jobs, might be not felt tired when they worked as like her happily, and the people around them would be enjoyable as well.
2018.03.16
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今日は外来診察の後東京での病院関係の集まりに出席して天野 篤先生の講演を聞いてきた。人工心肺を使わないで心臓を動かしたままで冠動脈のバイパス手術をする達人で天皇陛下の手術をしたことでも有名な先生である。今は順天堂大学付属医院の院長になっているのでバイパス手術の話もあったがその会は病院関係の集まりということもあって病院運営の話を中心にしてくれた。きめ細かに病院運営をしており、順天堂医院が着実に発展している様子が伺えた。一緒に聴いていた医師が「一般に外科医は手術はするが病院経営などは苦手であれほど熱心にやらないものだけれどね」と言ったら別の医師は「一つに打ち込んで成果を上げた人は別のことでも一生懸命やるものですよ」と言った。何事にも全力で取り組んでいる天野先生は素晴らしいと思い、天野先生みたいに打ち込めば何事も結果が出せるのではないかと思った。その後山梨県に帰り外来最後の時に入院させた患者さんを診に病院に行き帰ってきたのは11時過ぎだった。
2018.01.27
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昨日または今日から仕事始めしたところがおおいと思う。経済界は今日から仕事始めで株価が上がり、今年は好景気が予想されると多くの経済界の代表が述べていた。私たちの職場は昨日から仕事始めで今日が2日目だがインフルエンザの患者さんが大勢きてすごく混んで昼食は2時近くになってしまった。私の仕事は外来、病棟、胃カメラ、検診と多岐にわたっており、休む間もない。しかし今日思ったがそれでも楽しい。なぜならどこの部署に人たちも皆真剣だからである。病棟に行けば看護師、理学療法士、薬剤師さんたちが一生懸命患者さんを診てくれている。外来に行けば事務の人やクラーク、看護師さん、検査や放射線技師さん達がきちっと対応してくれている。健診室でも受信者の案内その他受信者のための業務をきちんとやってくれている。誰一人いい加減な仕事をしている人はいない。このような環境で仕事できるのはありがたいことだと思った。明日土曜は昼間外来で夜当直だが肉体的には厳しいがやる気のある人たちと一緒にする仕事なので楽しい面もある。 I think that it is a lot of companies that started working from yesterday or today. The business world is starting work from today and the stock price has risen, and this year is expected as bright economy, representatives of many business circles mentioned. Our workplace started the work from yesterday and today is the second day but a lot of patients with influenza crowded so lunch was near 2 o'clock. My work is diverse, outpatient, ward, gastroscope, screening, and I have no time to rest. But I thought today it is still fun. Because everybody in every department is very serious.If you go to the ward, nurses, physiotherapists and pharmacists are looking hard for the patient. Clerk, nurse, inspector and radiation technician are dealing with them properly if I go to the outpatient. In the health examination room, they also keep the recipient's guide and other work for the recipient properly. No one is doing a random job. I thought it would be appreciated to be able to work in such an environment. Tomorrow, Saturday is the duty of my hospital, physically it is tough, but to work with people who are motivated, there are also fun aspects.
2018.01.05
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庭のさざんか今日は日曜日だが病院から電話が掛かってきた。明日病院に行くと一人の患者さんを診察していても別の患者さんのことで次から次に直接報告や電話が掛かって来る。今11人受け持っているがいずれも極めて重症な患者さんで下血が止まらなかったり、39度の発熱が続いていたり、嘔吐していたり、震えだしがきている人もいる。看護師さんは自分の受け持ち患者さんのことを医師に報告して即座に指示をもらいたいのだと思う。しかし医師は一人である、次から次に報告されても混乱して直ぐには指示は出せなくてパニックになってしまう。重症な方々ばかりなのでこの1週間で2人お亡くなりになられた。治療法に問題がなかっただろうかと悩み苦しむ。医者とは因果な職業だと思う。受け持ち患者を持つ医師の宿命である。若い医師でも高齢でも全く変わらない。次々に看護師から報告されると「待ってくれ、一人で同時に対応できるわけがないではないか!!」と怒鳴る医師もいる。一人の人間の限界を超えているが私は試練だと思っている。同時にやらなければならないことでも微妙に順番をつければ、対応できるはずだ。人生には試練はつきものである。患者さんのためと思えば試練にも耐えられる。今受けている試練を笑顔で乗り切ろうと思う。Today is Sunday, but a phone call came from the hospital. If I go to ahospital tomorrow, even if I am examining some patient, I may be reporteddirectly about the other patients or will have a call from next and next. Iam now in charge 11 patients who are very severe, continuing colon bleedingor are heat of 39 degrees, or vomiting, or trembling.I think that the nurse would like to report to the doctor instantly to askorders about the patients whom they are responsible for. But the doctor is alone, even if it is reported one after another I amconfused and instantly cannot give instructions and become panic. Becausethey are basically severe people, two patients died in this week. I sufferfrom worrying whether there was no problem with the treatment.I think doctor is a harsh occupation. It is the fate of a doctor who haspatients in charge. Even young doctors or older doctors do not change atall.When reported by the nurses one after another, some doctors shout that"Waite! There is no way that one person can respond at the same time!"It is beyond the limits of one person but I think it is a trial. Even if youhave to do something at the same time, you should be able to deal with it ifyou judge it delicately.Tribulation is inherent in life. If you think for a patient, you can endurethe challenge. I will try to overcome the tribulation I am now receivingwith a smile.
2017.11.12
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昨夜の当直を終えて昼前に帰って来た。午前2~4時などに急患がきて昨夜は全く寝られなかったので夕方からの自治会館建設委員会に備えて少し仮眠を取ろうと思ったが中々眠れなくて諦めてこのブログを書き始めた。看護師や消防士、製造業勤務等夜間働いている人は多い。彼らは帰ってから昼間寝ているのだろうか。自分の体験では仮眠ではなく夜早く寝るようにするのが一番いいように思う。I came home late morning after the duty on last night. Many sudden illnesspatients came from 2 am to 4 am and so I could not sleep at all last nightso I decided to take a nap to prepare for the self-governing hall buildingmeeting from the evening but I gave up to sleep as I couldn’t, so startedwriting this blog. Many people work at night, such as nurses, firefighters,manufacturing labor and others. I wonder if they have a nap during the dayafter they return. I think that it is best for me to sleep early at nightrather than a nap in my experience.
2017.11.05
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土曜日の外来は重症の患者さんが多く、入院させなければならない患者さんも来る。そのような状況なのに病棟から入院している患者さんの容態が変わったとの報告がくる。その対応をしていると今度は別の患者さんの報告がくる。同時に2例、3例の急変の対応をしなければならないこともある。全力で対応してもどうすることもできない。能力の限界を超えており責任を果たすことが出来ない。こんな時パニックになって自殺する人が出るのだろうなと思った。しかし死では解決できない。症例ごとに少しずつ時間をずらせて対応する知恵が重要だと思う。Saturday outpatients often come with severe conditions, and some patientsmay have to be hospitalized. However, there is a report that the conditionof the patient who is hospitalized in the ward has changed. When doing thatcorrespondence, another patient's report comes next time. Sometimes it isnecessary to respond to sudden change in 2 cases, 3 cases at the same time.We cannot do anything even if we do our best with it. It exceeds thecapacity limit and cannot fulfill its responsibility. I thought that therewould be someone who commits suicide when panicked. But by death it cannotbe solved. I think that it is important that the corresponding time shouldbe shifted wisely little by little for each case.
2017.10.29
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