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貼り紙もない MENUもない音もない 話し声も 小さい影がない 影 貼り紙もない MENUもない音もない 話し声も 小さい影がない 影がーあの時計 時間 合ってるの -合ってなかったら なんだってンだいーところで あの 青い小鳥は 何処へ行った縛り続けていた 引力 ー死んだハンドバッグから手鏡を取り出すハンドバッグから手鏡を取り出す ―殺した? ―殺した?・・・ニコチンーあんた いつか 言ったよねつま先立ちで立っている ー何をサ ただ欲しい・・ 何かが欲しい・・欲望に狂わされたワ―― -心に深い井戸があンだ、音楽が入ってンだ・・・覚ェはないネちくたく ちくたく 振り子のように ぺろりと 舌を出すイラスト詩:塚元寛一さん イラスト:イラストAC 【ダウンロード禁止】
2012年04月28日
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台所には、ひみつの戸棚みっつ。 水車小屋のこびとに出会える戸棚は ど・・れ? 水笛を吹く戸棚 野菜ハウスのちゅうびとに出会える戸棚は ど・・れ? お日さまの挨拶する戸棚 牧場丘のきょじんに出会える戸棚は ど・・れ? 角の生えた戸棚 ひみつの戸棚をあけて 極上キッシュをつくりましょう。 「詩のある食卓 5 パンケーキミックス&お手軽材料で簡単極上キッシュ」 by シェリーいすちゃんパンケーキミックス&お手軽材料で簡単極上キッシュ♪料理名:キッシュ作者:楽天出店店舗:ウルトラミックス■材料(2~4人分)【タルト台用】 / ウルトラミックス・パンケーキミックス / 100g卵黄 / 1個バター / 50g【キッシュ液】 / 卵 / 2個生クリーム / 約50cc程度※卵と生クリ合せて150ccになるように / 粉チーズ / 大さじ2塩コショウ / 少々【具材】 / ほうれん草 / 1株ベーコン / 3枚玉ねぎ / 1/6個マッシュルーム / 2個プチトマト / 2個■レシピを考えた人のコメントお洒落なキッシュがお家でも作れたら素敵ですよね♪手作りで焼きたてのキッシュは本当に極上ですよ♪詳細を楽天レシピで見る
2012年04月27日
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咽喉が痛い。泣く時の癖だ。それをこらえるために、いつも―― いつも――咽喉を締めるような仕草(を、)する。「なあ、おい・・」「何よ・・」「黄昏、きれいだな――」「うん、まあ・・」キラリと 射しこむ 陽の中に「ねぇ・・これからどうするの・・・?」どうしよっかなあ・・ホント・・「働く。」「声・・小さいね・・・」自分たち以外いない街燈・・「しょうがないだろ、・・こわいんだから」「あたしも・・こわい・・・よ――」 「でも子供のころさ、」「・・・うん」これからどうなるかわからなかった これから・・・ 「自由だったよな、」14歳のガキに何ができんのか―― わかんないけど、生きてみるよイラスト詩:塚元寛一さん イラスト:イラストAC 【ダウンロード禁止】
2012年04月25日
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パー子!さんが、izchanの英語詩「FOREST COLORS」に意訳詩を寄せてくれました♪ * * *瞳に映る 森の“産声”Green tears愛しき人に濃く深く響け 君に出会う前、僕を育んだ Blue,海で揺らめき空を夢みてた White,ソレイユの放った光に、純白の花爪草が煌めく 森を溢れんばかり覆い尽くしたなら 時間と空間を繋ぐだろう。 Red,駆け巡る躍動感、体内を循環する血は 古びた命と土壌を洗練するだろう。 未知に焦がれ、目の前にある森に奥深く足を踏み入れたなら君の色、Colorsを知れるのだろうか? 'Forest Colors' Our glasses have got forest colors Green, the heartfelt color for forest lovers Blue, the essential color for waters and sky White, the shiny color for sunlight Fill them up with Red, the blood color for life and soil Our glasses have got forest colors
2012年04月22日
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意訳詩、初登場です。(翻訳詩ではありませんので、あしからず。)いま現在、塚元さんは様々な国の詩人の詩を意訳していて、近々AVENUEにも登場する予定ですよ♪今回はその第1弾として、「森は燃ゆ」をお届けします。オリジナルはizchanの英語短詩「Forest Colors」です。この英語詩は、森人が胸たたき足踏み鳴らしてうたう森の賛歌をイメージして書いたのですが、和訳をしたことはありませんでした。塚元さんの意訳によって、そのスピリットが抽出され深みのある芸術作品に生まれ変わり、とても喜んでいます。「意訳詩はコラボ詩です。」という塚元さんの言葉、納得です^^ * * *「森は燃ゆ」私たちのまなじりには、森の色、 最初の色――Green,森を愛する人達のため の心の色 ・・・森の昏れ。Blue, 海と空に不可欠のCOLOR ・・・自分たちの体内で、編まれてゆく・・・White, 日光の直射を受けながら、 とぐろを巻くように、涎れるとも知らず。 つや まだ光沢のある色・・その接吻によって初めて目覚むる。 それらがぎっしりと詰まって膨らんでいれば。 ひとみ 眸には・・赤いろ、深紅、眠る森の近くRed,生活と土壌のため・・ (・・・まだ 遠く――)私たちの広い弓形の窓には、森の色・・森が魅せる目覚ましい勢おい・・・ 広々と海が横たわるように、目に見えぬ藍色の風にふるえ、 ・・まだ映らない、はちきれんばかりの過去の垣根に 熾烈な光の微生物の慄え? 眩しくて眼のさめるような・・ (・・まだ遠くある、“わたし”――) 'Forest Colors' Our glasses have got forest colors Green, the heartfelt color for forest lovers Blue, the essential color for waters and sky White, the shiny color for sunlight Fill them up with Red, the blood color for life and soil Our glasses have got forest colors
2012年04月19日
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なぐさめ「You made me glad When I was blue.」2012・2・20「なぐさめ」but there were tears in the man's eyes,しゃんしゃんしゃん らんらんらんうつくしい樹が ブルーサファイアいろに染まったらしゃんしゃんしゃん さららんらん錆びた自転車で ゆるやかな坂をゆっくりゆくり降りましょうしゃんしゃんしゃん らんらんらんなつかしむ昔にパッと卵の溜息こもれたらしゃんしゃんしゃん さららんらんさみしい絵本のあの人浮き出るのゆっくりゆくり降りましょうしゃんしゃんしゃん らんらんらんあの道この道どんな道おとさんおかさんぽっぽっぽっしゃんしゃんしゃん さららんらんまるいあたま まるいからだちいさないのちのすべりだいゆっくりゆくり降りましょうイラスト詩:塚元寛一さん イラスト:イラストAC 【ダウンロード禁止】
2012年04月19日
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安田さんの前駆詩「ネリネ」は、嬰児遺棄という難しい題材を取り上げていて、izchanはストーリー作りが精一杯で、社会問題への切り込みにも詩的表現の練りにも到りませんでした。この未熟な状態から、塚元さんは内容だけでなく新しい手法を導入して表現力を高めています。結果、詩表現では‘音韻’と‘自動筆記’が注目される詩に仕上がりました。 安田 勁さん「病める花々」 塚元寛一さん「灯台」 izchan「不思議の泉」 * * * 『ネリネ』 安田 勁、塚元寛一、izchan * ああ、売れのこったケーキの話をしてもいいかい? ほらあの、クリスマスの・・そうそう、クリスマスケエキ。あれ、捨てちゃうんだ。でも、何も出来ないんだよ。次の日になったら、大特価とかいう感じにするかも知れないけど、捨てちゃうんだ。こう、なんか身につまされる感じで切ないよね。煙草をすいたくなるよね。ベートベンとか聴けない感じだよね、ほら、泣いちゃいそうだから。下らないことだけど、僕にとってはすごく重要なんだ。ケーキっていう顔が固有名詞みたいになっててさ、うん、ごめん。こういうのってセクシアルハラスメントとか言うんだよね。さみしいよね。なんだかノイローゼになって機関銃を味方の兵士にドンパチやってしまう可哀想な感じだよね。うまく言えないけど、ガッツ!だよね・・ケーキって好きかと言われたから、「いや、嫌いです」と言っちゃう人の感じだよね。空気読めてないの。でも、正直なことって、外から見たら何もわかってないことで説明できるヨネ。ああ、売れ残ったケーキはゴミ箱にすてられて、ゴミ収集車が持って行くんだ。いや・・まさか、人の顔に不法投棄なんていうパイ投げ的様相はできないだろう。ああ!でも、そんな日にケーキを作るケーキ職人の気持ちって知れないよね。プロじゃないよね。プロだったら予約しか承らないとかいうべきだよね。うん、ただそれ言いたくてこんなに長話してしまった。ごめんね、つまらない話だったろ?・・でも、ぼくはアメリカンフットボール嫌いなんだ。 『売れ残ったケーキ』より * ――――――ネリネ、若草の少女。 ......ネリネ 首の付け根が吊り輪でさ 大きなまっすぐたった回転車で吊り下がっている座席水平に両腕を伸ばして自分自身を支えている『ネリネ』 ......ネリネ 動揺してる赤信号を無視したみたいに 塗り絵で誤魔化そうとしてるでも本当の所・・気持ちいいだけで、情報が伝わってない『ネリネ』 ...ネリネ 花の風を見つけよう、――毒舌にカタルシスを覚える、 隣に座った私服警官みたいに、中吊り広告が、時計をなくして・・る・・・ 4歳のやんちゃな瞳をかがやかせ。 4歳の ほんのぺえじをかぞえて るようさ『ネリネ』 ......ネリネ 蚊取り線香が バブルと円高好景気を忘れてる 野のやさしい歌にスキップする、 “体温計が揺れて た” ――――――ネリネ、陽なたの小説。 (体温計の水銀を振り下げながら、) 春に生まれた子。 いま黄金の光につつまれ、 愛の花をちっちゃな手にかざす。 “確かに三十九度を示している。体温計 ――たとえばすぐに寒暖計は忘れ去られた”いつも、魔法の小箱にはどれか1篇の詩。 ネリネはきっとスプーンですくいとられた アイスクリームみたいだ―― * nerine nerine nerine nerine5年前の、映像。 「日はめまぐるしく変化した。日曜日の商店街のホースが夏の昼下がりの虹になる」 「トンネルに入ったような気持ちになるアーケードは、飛行機になる」 nerine nerine nerine nerineおお! 翳りの呪文は、私の氷砂糖・・。 「電気で犯されたように見えるだろう、スパゲッティーに見えただろう。」 「小綺麗な箱へ入って・・古い細胞が鱗のように落ちて行った。」 ............ネリネ が 浮遊 する 「とけない恋のクリスタルはそれでも甘くて。(あなたがくれるケーキの味は何か?)」春ジョオンの藤いろがやけに切なくて。(・・てのひらの皮が柑橘系の馥りを隠している。)」・・・nerine・・・・・・ネリネ・・・・・・・・・ ――――――ネリネ、若草の少女。幼いシークレットLOVEのさいころ。幼いシークレットLOVEのさいころ。 幼いシークレットLOVEのさいころ。幼いシークレットLOVEのさいころ。振ったのは私だったはずなのに、振ったのは私だったはずなのに、振ったのが彼だったなんて、、、皮肉。 ( 痛まないわけ 粗い石で造られた塀、塀にぶつけた膝が透けてゆく ( 傷まないわけな 「な・・」と言ったのは――何の為だったんだろう。・・ nerine nerine nerine nerine ( 悼まないわけない nerine nerine nerine nerine 「一生、悼むよ・・・」幼いシークレットLOVEのさいころ。(でもほんとうに転がしたのはほんとうに転がしたのは・・・、ネリネだった。 靴下をはいたnerine、まばたきをするnerine、頭の中に各駅停車するnerine、 頭と全体とのバランスがおかしい『ネリネ』 ――「こんな名前をつけようってぼくが言ったんだったっけ?」 * 「名前なんだけどね、ネリ ネ、あ、いや、智花《ともか》 っていうのはどうかな?ん、なんの?って…子どもの名前、お んなのこなら。…いや、気が変わったってことじゃないんだ。た だ仕事で想定外のことが相次いで対処に追われていて余裕がなかっ たというか、取引先に謝って回ってる最中だったしとにかく話をす る時間がなかったんだ。そのうえ、持ち山売却の話で親戚からひっ きりなしでね、うん、それでケイタイ切ってて。ゴメン。君の気 持ちも考えなくて。それがね、今日、仕事中にフシギなことがあ ってね。突然、パソコン画面に『ネリネ』っていう詩が、うん、そ うなんだ、詩が現われてね。はじめはネットの混線かと思ったんだ けど、どの画面にしても現われるんだ。それで仕方なくぼんやりそ の詩を読んでいたら、君のことが想われて胸が熱くなったよ。そ のとたん、『ネリネ』は消えていったんだ。」 「それとさあ・・・」 “体温計が揺れて た” 今日 ネリネを/駅のホームに捨てました/もう二度と 会う事の出来ないあなたに 過ちを犯し/それを許せないまま/言葉は落ちて あらぬ方向に跳ねてゆき 風に散りゆく花弁を/そっと数えながら コンドームに/穴をあけたのは私だった/さよならネリネ もう二度と 会う事の出来ないあなたに * 人生に疲れると、よく公園へ行くんだ。遊具があって、たとえば滑り台とか、ブランコとか、・・まあ、砂場がある公園ね。木々もある。わりと何処にでもあるけど、都会なんかへ行くと木がないマンションの公園なんかを見たりしてさ、恵まれてるっていう気もする。恵まれてる公園とかいう、こうして考えてるとうさんくさいベンチで、僕は道行く車を眺めてる。人を眺めてる。――遠い記憶の切れはしに、在りし日の僕がいて、小さかった僕は何を考えてたんだろうかと思う。いつか考えるのにも飽きて、ぼんやりと空を見てる。仕事で疲れたなあ、と思う。ああまたこれから夢を追いかけるのか、と思う。そしてその挙げ句、人のことを嫌いになってゆくのかと思う。僕はまだ僕を知らない・・多分、人生が長引けば長引くほど、人は思いこみの中で生きるんだろう。でもこの公園は知っている。何一つ変わらず、君は無知だと。何故なら、人の心は眠らない・・五官がたとえ閉ざされても、不安と孤独や、ある単純なイメージのようなものは生涯ずっと消えることがない。そして・・ゆるやかに――そう、ゆるやかに・・力尽きたように蒼ざめて太陽が沈んでゆく。耳を澄ませば消えてゆく鳥の声・・ひた狂うように鳴く蝉の声。逃げ惑わずにはいられない!・・強すぎる風も、同じように目を瞑らせる。永遠に安らかな墓地に埋葬されても魂が昇る!・・そんな、月の光と、僕との間に空がある。小さな浮雲がある。匂う花がある。いつまでもびろうどのようにやわらかい感触がある。ああ、あてどもなく泣きたい人の住む町で――いまは春、蒼い震えが森の奥のようにある、――永遠のアドレッセンス期を追憶させるこの孤独な町で、心は影のように埋もれていた。僕はただ、色褪せた景色に・・蝋燭をまた一本――と・・灯す。 『声』より * “確かに三十九度を示している。体温計 ――たとえばすぐに寒暖計は忘れ去られた”月波よせる草辺、ネリネのぶらんこ。 幼いシークレットLOVEのさいころ。幼いシークレットLOVEのさいころ。ゆめのなか。 振ったのは私だったはずなのに、振ったのは私だったはずなのに、絵本の馬は、虹色のつばさ。 nerine nerine nerine nerine ほしのおはなし。 ストーブの傍で、体温計が走ってる・・・ 「ねえ、シャンプーの最後って安物の電球みたいに淋しいのよ」 nerine nerine nerine nerine ――いつも、魔法の小箱にはどれか1篇の詩。・・
2012年04月16日
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僕は家が好きだ 引っ越す前の 家も好きだが 誰も住んでいない 家がたくさんの人が この家を目指して こっちを見てほしくて 向かってくる 大事なのは 高く高くあがっている凧の糸じゃない 生活だ 空の陽がやわらぐ その家に鯉のぼりが泳ぎ 七夕には ちいさな子供の願い事が 乱れて飛び立とうとする 泳ぐ 日々が ここから 飾られているもちろん酔いは短い 星のように ゆっくりと 時間をかけて 爆発するでも若い頃の僕は 曲がりくねっていきついた 家 ときには 真っ直ぐにあかるい心を うしなわぬため 何かを信じるため 喧騒とほど遠い 静かなその家 誰かが暮らす 家のことを 僕は 夕陽が落ちて 柿の実が落ちるように逃げられずにいる 生活に 考えていた 僕の歌 僕の歌は 死なないかげろうは 雲になったから 雲から 雨が 僕の頬にこぼれたから太陽ばかりは続かない 日々よ 君が暮らしている 小さな悩み事の 家よイラスト詩:塚元寛一さん イラスト:イラストAC 【ダウンロード禁止】
2012年04月14日
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アイルランドの固着性色素教育はドミノ耳慣れぬ命令服従する オレの良識寝てな、おぼろげな記憶 あいつらの瞳は黒いんだ あいつらの瞳は白い あいつらの瞳は碧いろ あいつらの瞳は赤オレだって欲しいもんくらいあるさ 「・・・オレの瞳は圧縮された青」 「・・・反射望遠鏡、螺旋、コルク」何不自由なく育ったろう ・・・あいつらはけだるいって言う ・・・ミネラル・ウォーターのプール 泳いだこともないくせに 動的な気質が解放される瞳孔が開く 「・・・ペンナイフくれ」 「・・・もの足りない幸福」「a hydric habitat」イラスト詩:塚元寛一さん イラスト:イラストAC 【ダウンロード禁止】
2012年04月12日
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「は は」「ソウヨ・・」「は は」「ソウヨ・・」flexibility and expandabilitya canvas shoe with a pliable rubber solerestやわらかいミルク缶があった。僕はそれを彼等のように思った。固く肥った、自分。打撃、衝撃の中で、その黄色いブラシはやわらかく見え、ぬくったそうに思えた。やわらかい草 やわらかい毛新鮮なそよ風で目が覚める深くて緑やわらかいシダの根がてのひらに深く迫る僕は民族衣裳に身をつつみ、彼等に近づく――イラスト詩:塚元寛一さん イラスト:イラストAC 【ダウンロード禁止】
2012年04月11日
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〈百八つの石ころ〉 さてさて、その妙泉寺での冬休み最大のイベントは、皆で鐘突き堂に登って行う除夜の鐘突きだった。お寺にとっても、除夜の鐘突きは特別な行事であった。その大切な行事の中で、僕は重要な役をいつも任されていた。百八つの鐘を突く時に数を間違えない様にと、昼間に百八つの石ころを拾い集めて箱の中に入れておくのが僕の役目だった。 でも、そこはそれ、子供のやる事だ。きっと、かなりテキトーだったんじゃないかなと思う。僕が拾い集めた石を入れた箱を、鐘突き堂の入り口に置いておいたんだけど、誰か大人がチェックしたのかな?そんな事は、記憶に無いんだけど。 “紅白歌合戦”も終わる頃には妙泉寺の檀家の男衆も集まって来て、土間の横にある広間の大きな火鉢に手をかざしながら暖をとって、湯飲みに日本酒を注いでグイグイと美味しいそうに飲んだ。 そして、“いこい”や“しんせい”、ハイカラな人は紺色の缶に入った両切りの“ピース”を持っていた。火鉢の炭を火箸で鋏んで、くわえた煙草の先を炭に押し付けて火をつけて吸った。その姿がとても格好良くて、子供なりに憧れた。その煙草の香りは、野良仕事をする大人の逞しい男の匂いがした。 皆、優しい人達ばかりだったので、彼等の側に寄って行って話もした。膝に載せて貰った事もあっただろう。お百姓さん達の顔は酒焼けして赤く、喋ると息が酒臭かった。こんな臭い物を飲んで、何が美味しいのだろうと思ったけど、酔う程に陽気になって口数が増えて行くのが面白かったのか、側に座り込んで話をした事は良く覚えている。 僕の母親やおばあちゃん、おばちゃん達が慌ただしく檀家の人達に、野菜の煮物や海が無い山梨ではお酒のつまみに重宝された真っ赤な色をしたすだこ酢蛸を運んで行き、「あれあれ、皆さん寒い中をご苦労様なこってすね~」なんて言いながら愛想を振りまいた。 檀家の人達の中には、僕の事を取り分け可愛がってくれた前述の笠屋のおじさんもいた。彼はお百姓をやるかたわら夫婦二人三脚、竹で編んだ笠 なりわいを売って生業にしていた人だ。 広間で一杯ひっかけて身体も少し温まった頃、皆は鐘突き堂に向かった。一升瓶と酢蛸や煮物を持って。鐘突き堂に入ると、十段位の梯子っぽい階段があって、その梯子階段をよじ登る様に上がって鐘を吊るしてある所へ。 その当時の田富町には、殆ど二階建ての家は無かった。田富町(中央市)も、今ではコンビニやファーストフードのお店が町中に溢れて便利になったな。だけどあの頃は不便な事で、物の有り難みを知る事が出来たし、何ともスローペースな、ゆっくりゆったりとした暮しぶりだった。 お百姓さんの家は、どれも大きな平屋だった。二階建ての家はとっても少なかった…無かったかも。昼間だったら鐘突き堂に登れば、釜無川の土手も、その先の南アルプスの山並も、それこそ甲府盆地全域を見渡せる感じだった。 鐘突き堂の上から見た夜景はどんなものだったのかな、、。今となっては、おぼろげにしか思い出せない。民家の窓明かりや、県道を行く車のライトが見えるくらいで、後は漆黒の闇。光と影がはっきりとしていた。 鐘を突く時の灯りは、土間や広間の電気の灯りが頼りだった。土間や広間の電気を全部つけて、硝子戸を全部開け放った。それだけで、充分に明るかった。 時計の針が十二時になると、除夜の鐘突きが始った。昼間に僕が拾い集めておいた石を、鐘を突く度に鐘突き堂の下の地面に捨てていった。そうして、途中位になると僕も笠屋のおじさんに抱き上げて貰って鐘を突いた。大きなお寺だったからかな、鐘も大きくて、鐘を突く木の棒もかなり大きかったので威圧感もあった。鐘の真下は梯子で上がる為の穴が開いていて、何だか落ちそうで恐かった。度胸試しみたいな感じで、胸がドキドキした。 それにしても、僕が拾った石の数も当てにならなかったかも。回数を間違うなんて事もあったのではないだろうか。一度位はあったかも知れないな。拾った百八つの石を鐘を一つ突く度に、鐘突き堂の上から地面に落していった。 その内に、テキトーに拾った石の数が心配になって来る。「あれ?数あってたっけ?でも、まあいいか、、黙っていよう」と心の中でちょっと不安になった事を、今でも良く覚えているのだから。でも、必ず誰かがチェックしていたかも?もう、今では闇の中。 檀家の人達の中には“紅白歌合戦”を見終わって、“行く年来る年”を見ながら風呂にでも入りながら「一つ、二つ」って勘定をしていた人達も居たかも知れない。「あれ、百八つじゃないぞ、一つ多いぞ!」なんて事もあったかも。でも、苦情が来た話しを聞いた事もなかったな。 もし、間違っていた事を気づいた人がいたとしても、誰も気にしなかったのかも。都会も田舎も、まだ日本中の時間がゆっくりと流れていて、大らかな時代だったんだろうな。それに、鐘を突く人は何人もいたから、その中にはしっかり最初から勘定している人も居ただろうな、、、。うん?でも、大人の男達は全員、酔っ払っていた事も確かだ。のんびりした時代だった。 大人になってしまった最近では、除夜の鐘を聞いても何の感慨も無い。あんなに楽しかった年越しは、もう二度とやって来ないのかな。もしそうだとしたら、寂しい限りだな。ゴ~ン、ゴ~ン、Long gone.... 笠屋のおじさん達が酒のつまみに食べていた真っ赤な酢蛸を、母親が何処かで見つけると必ず買い込んで来る。僕はその真っ赤な酢蛸を食べる時、いつも妙泉寺での鐘突きの事を思い出す。 PS この音楽少年成長日記《幸せは鐘の音とともに》を書いたのは、 Always三丁目の夕日が放映される数年前ですよ。 北條宏泰
2012年04月10日
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さあ今日のAVENUEは、H・ひろやすさんの音楽少年成長日記を紹介するよ。《幸せは鐘の音とともに》とかいうのがタイトルだ(^◇^) (・・・はと、除夜の鐘って知ってるの、とマメニュー編集長が聞いた。) ・・・あたりきしゃりき!はとのまめでっぽう! ――じんぐるべえ、じんぐるべえ、つつがはるう♪ はと、それ根本的になにかまちがえてるよ(p_-) 今日のはとの一言「すだこは、はともうまいかとおもう」 (^◇^) 「みんな、今年もまんとひひになれるといいな」 ・・・何が言いたいの、はと(p_-) ――さあ、みんなも、ひろやすさんの所へ行こう・・ところで・・・ はと、すだこたべないなあ(^◇^) ・・・はと、宣伝よりも食い気なのかい、おお(p_-) ・・・みんなも懐かしい子供時代にかえりましょう・・・北條宏泰の音楽レビュー大興奮!!<妙泉寺の年越し> 子供の頃、学校が休みに入ると母親の故郷の山梨で過ごした。母の実家は、甲府駅から車で20分ほどの田富町にある妙泉寺という大きなお寺。冬休みも妙泉寺に行って年を越した。 田富町は甲府盆地の真ん中辺りにある町で、今は隣接する村や町と対等合併になって中央市と呼ばれるようになった。夏は蒸し暑く、冬はとっても寒い所だ。盆地特有の寒暖の激しい気候の中で、甲府盆地の人達は暮らしていた。 お寺は天井が高くて夏はお寺の中に入ると涼しくて良かったんだけど、逆にその天井が高いというのが冬になると凄く寒かったりした。アルミサッシなんて物は無かった。木の枠にガラスを埋め込んだ硝子戸だったから、ぴっしり閉め切っても何処からともなくすきま風がピュ~ピュ~と吹き込んで来た。北風大王様のお通りだ。 ふすま その上に石油ストーブさえ少ししか無かったのだから、障子や襖をどんなに締め切っても余り温かくならなかった。天井は高いし、一つ一つの部屋は広いし。かなり寒かったと思う。でも、子供は風の子だったのか知れない。そんな事、僕には大して気にならなかった。 こたつ 暖房機具は、火鉢と炬燵だけ。火鉢も炬燵も炭を使って温めた。大きな火鉢三つ、炬燵が三つ。炬燵は掘り炬燵が二つに、普通の炬燵が一つ。それ等は居間や広間や離れに置いてあった。それから、手焙り(てあぶり)と呼ばれていた小さな火鉢が十個位あって、土間や台所などの人がよく集まる場所に点在して置かれてあった。 背中を丸めて両手をこすりながら、拭き掃除を終えた後のかじかんだ手を廊下に置いてあった手焙りにかざして温めていたおばあちゃんの姿。「おお~さむさむ~!」って声を出しながら、炬燵に滑り込んで炭火の熱が全身に回って温まるまで、しばらく目を瞑っていた若かりし頃の叔父や叔母の姿が昨日の事の様に思い出される。 鐘突きの話以外にも、冬休みの妙泉寺での楽しみを思い出した。お寺には母親の八人兄弟の末娘のおばちゃんが、特に可愛がっていた真っ白な飼い猫がいた。真っ白でフワフワな“ルル”と言う名の大きな雄猫だった。 でも、僕がお寺に居た冬休みの一週間位は、彼にとっては最悪な時間だったと思う。余りに僕がルルを追いかけ回して抱き上げて頬にすりすりするものだから、嫌がって終いには僕がお寺に居る時期には餌を食べる時以外はお寺に寄り付かない始末だった。 それでも諦め切れずに「ルルゥ~!ルルゥ~!!」って大きな声を出しながら、家の中や境内や裏の竹やぶをルルの姿を追い求め探し回った。 その内に、僕が冬休みに妙泉寺に来る頃には、暫く姿を消す様になってしまったみたいだ。猫の体内には、何か気配を察知するような仕組みがあるのかな。「宏やっちゃんが来る頃になると、不思議に家に寄り付かなくなっちゃうんだよね~。そんな事、何で分るのだろうかね~?」と、まだ中学生か高校生くらいだった叔母もしきりに不思議がった。 妙泉寺には、書生さんやお弟子さんが常時数人住み込みで暮らしていた。大晦日になるとお弟子さんの中の一人が、自転車に乗って甲府まで年越し蕎麦を買いに行った。 今の人達なら、ちょっと考えられない事だった。当時の自転車は、大きくて車体も相当に重かった。そんな自転車で、甲府まで往復したなんて信じられない。特に帰り道は、切り溜(長方形の木の箱)に蕎麦二十人前を入れて、それを荷台にロープでくくり付けて運んで帰って来た。 一升瓶に蕎麦汁を入れて、それも一緒に運んで来た。蕎麦はお店に着いてから「何人前を下さい!」と言うと、その場で茹でてくれたそうだ。妙泉寺に戻って来る頃には、切り溜に入った蕎麦は全部凍っていたそうだ。昔の山梨の冬が、どれほどに寒かった分るエピソードだ。 僕の母親には、姉妹が三人いる。その中で母の直ぐ下の次女である叔母ちゃんは、無類の蕎麦好き。彼女は運んで来たばかりの凍った蕎麦を夜まで待切れず、皆に隠れて先に食べたそうだ。凍った蕎麦もお汁につけると溶けて、それを皆に見つからない内に大急ぎで食べたそうだ。きっと、ばれて兄弟喧嘩も起きただろう。食い物の恨みは恐ろしいのだ。 年越し蕎麦の具は、茹でこぼしたほうれん草に食べやすく小さく切って甘辛く煮付けた鶏肉。そこに、ねぎを入れて食べた。僕のおぼろげな記憶の中で、その鶏肉や野菜の美味しかった事。味覚、、味の記憶。妙泉寺の境内の端っこに作られた畑から野菜は取って来て、鶏肉は裏庭の鳥小屋から一羽出して来て檀家の笠屋のおじさんが絞めてさばいてくれたりした時代。流石に真冬だから、ほうれん草は何処かから買ってきた物だったんだろう。 今だったら有機栽培だ地鶏だなんて言われて、結構なお値段になりそうだな。でも、一番の御馳走は、皆の笑い声喋り声だった。大勢で食べる年越し蕎麦は、どんな物にも代え難い特別な味がした。
2012年04月10日
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ゆるやかな歩調で歩く時刻はいつでも午後の2時switch on the light自分は、いま何ができるんだろうと考えていた。進行性憂鬱症。Switch on the light. I can't see anything.自慢話や昔取った杵柄。コンプレックスや嫉妬、妬みや見栄・・まるで病弱な犬。パリ近郊に住んでます・・いちおう、絵描きです。The town is brightly lit up.たまに変な相談を持ちかけられて、亭主や子供の様子をさぐってます。・・縞模様のマットレス。カーキー色の毛布。紅茶専門店でテーブルの無感覚な木材にふれながら、読書をしている喫茶スペース。観光にやってきている友達に、パリじゃないの、ブルゴーニュなんて聞かれながら、愛と嫉妬。憧れと幻想。友情と裏切り――コントラスト わたしは古い玄関の前に三角座りして、汽笛を鳴らしているこの町が好きです。おとなしくしていると、switch on the light髪がほどけてきてしまうくらい、無数の偶然や眠気にみちみちて、世界の中のわたしがいなくなるまで、この旅は続きます。ええ――イラスト詩:塚元寛一さん イラスト:イラストAC 【ダウンロード禁止】
2012年04月09日
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恋の甘さとハチミツとろ~り混ぜこんで、 ちょっぴり涙味の恥じらいを隠しこんで、 いくつもの熱い告白を焼きこんで、 桜の頬いろとシュガーな純情を塗りこんで、 ‘あの人’を、こんで、これで、虜にしなくっちゃ。 「詩のある食卓 2 春色♪桜のクグロフケーキ♪簡単でお花見にも♪」 by シェリーいすちゃん春色♪桜のクグロフケーキ♪簡単でお花見にも♪料理名:バターケーキ作者:山本リコピン■材料(7~8人分)小麦粉 / 200g砂糖 / 100gバター / 200g卵 / 3個アーモンドプードル / 30gハチミツ / 60gベーキングパウダー / 5g粉糖 / 20g水 / 小さじ1桜の塩漬け / 適量ピスタチオ / 適量お好みでラムやブランデーなどの洋酒 / 15cc■レシピを考えた人のコメント混ぜるだけの簡単ケーキです!とっても春らしいのでお花見や手土産にも最適です♪アイシングでよりかわいくオシャレに♪詳細を楽天レシピで見る
2012年04月06日
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AVE写真詩W635 http://photozou.jp/photo/show/1514123/116514429 (原画像サイズはこちら )写真素材: wa!ひろさん 写真詩: 塚元寛一さんAV写真詩H611 http://photozou.jp/photo/show/1514123/114871491 (原画像サイズはこちら )写真素材: H・ひろやすさん 写真詩: 塚元寛一さん
2012年04月05日
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AVE写真詩W634 http://photozou.jp/photo/show/1514123/116514426 (原画像サイズはこちら )写真素材: wa!ひろさん 写真詩: 塚元寛一さんAV写真詩H610 http://photozou.jp/photo/show/1514123/114871457 (原画像サイズはこちら )写真素材: H・ひろやすさん 写真詩: 塚元寛一さん
2012年04月04日
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春のうさぎの耳よ、つぶらなる苺。 あゝ、恋うる紅きしらべ。 ゆめの包みにまだ恥らひゐて、 真綿なる、やはらかき乙女心。 くちびる甘き憧れを懐けど、 ただ若草の野に座りて花の香をきく。 食《は》めや、食め。 果汁《かろ》やかなる季のうた。 〈 ひとゝきの噤《つぐ》み。 春のうさぎの耳よ、つぶらなる苺。 午睡の小波にもうつくしきゆめ。 清らなる、しろき花。愛らしき、苺の花。 野道の端《はた》に咲きこぼれて。 ひとゝきの噤み…。 「詩のある食卓 2 レンジでおいしい☆いちご大福」 by シェリーいすちゃんレンジでおいしい☆いちご大福料理名:いちご大福作者:kumiko_style■材料(2コ×3人分)白玉粉 / 80g上白糖 / 30g水 / 100mlいちご(小~中粒のもの)紅ほっぺなど / 6コ好みの餡子(25g×6コ分) / 150g片栗粉またはコーンスターチ / 適宜■レシピを考えた人のコメント餡子好きな方は餡を30gに増やし、白玉粉100g、水125mlで最初の加熱時間を2分に増やし作ってみてください。詳細を楽天レシピで見る
2012年04月02日
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The Great Mirrora convex mirrora concave mirrora broken mirrora mirror image「彼は、滴る蛇口」「蛇は人になる、ダンテの神曲と同じ場面を再生する」「時に、わたしは蛇を傷つける。それは、わたしが蛇であるからだ」 自然が拮抗する、烈風、舌、動物の本能が鼻のいわれに奥深く没したとき・・・アポロにゆかしき聖地のここまで、追い、追い、ここまでわたしの林檎搾り器は押し寄せてきた。罌粟の花ひらく、この惡寒、不死の神秘か・・・しかしそこは変わりはて、いたるところ砂浜、僅かに、数千年の鉄の棘とばかりに断崖あるのみ。何と愛情の失せし昏倒。わたしは蠍の這う黒つぐみの鳴き声。百万の大気を内部に育て、熾烈な思念を讃美歌のごとくあしらった。「――旅の者、光の中の孤独よ」と耳はやがて城壁の柱に刻まれた、ある礼節にうちふるえた。霊の好意。熟れた種。しかと感じる。熱度のない、冷たい光線。・・・魂に流し込む。(たびに、)わたしは噴出の悲しみの涙の痕をよそに、望み薄に対話について考えた。・・しかし進化の底に鍵をかけ、祈りは矢のように折れた今、わたしはみだりに落ち込むのみ。その時、無用の蛇の言葉。お前は呼んだ。だが、お前は誰にも似ていない。またわたしではない。・・ファウストよ、わたしも判ろうとしない。わだかまりを分割払い。非常な苦悩の残虐な仕打ちに遭う、渇き。涙は凍結し、眼光は哄笑に似た。心は漏水の慟哭に醇化された灰色の重圧。時は逃げてゆく、触れえぬ悔いのように憂鬱にまさる、誘いに、たかぶりに、犯せし罪の放蕩の大海。廃墟の如き軽蔑。動揺おおき侮蔑。肉体のない喜びのごとく、天にあふれた癇高い霹靂のうちに、自我を失った。わたしは谷あいの高楼のごとく、沈む陽を、銅鏡に移している。西空の回転する天使は、鴉か・・かおりのよい蕾の如く、うまれえぬものにおいて冷え冷えとしていた夕方、肉体はよそよそしく、情念と官能にちらと寥しい考えをよぎらせた。・・・やはり沈んでいた・・・、皮に食い込む拍車・・・悪魔は醜悪な聖所冒涜。・・・静かな世界の夕べ、すばらしく狂おしい宝は、さめてもねむっても、死について、死について、荊棘に胸を締め付けられる。雨雲は濡らす、挽歌も妙に、薔薇も病む、湖ぎわの鋭く妖しい蛇の終わりの姿。とげだらけの姿。遠いわたしのヒボクリーニはいづこに・・沈黙は乳に・・おお!欺瞞の解けえぬうちに・・・・AVE写真詩H220 http://photozou.jp/photo/show/1514123/128613184 (原画像サイズはこちら )写真素材: H・ひろやすさん 写真詩: 塚元寛一さんイラスト: イラストAC 【ダウンロード禁止】
2012年04月01日
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