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Q 旭日旗を掲げるのは日本の古くからの伝統文化でしょうか?
A 日露戦争から終戦までの間の半世紀足らずにおいて、日章旗との組合わせで公共の場に掲げられることもありました。絵葉書には 満州軍凱旋歓迎
の花電車があります。
ただし、文化や伝統ではなく、国家主義的な流行と評価できます。

Q 明治時代の錦絵で路面電車に飾っている光景がありますが、古き佳き伝統ではないですか?
A 日露戦争に辛勝したことは余程嬉しかったに違いありません。隅田川両国の花火の光景には二種類の旗を飾った路面電車も描かれていますが、帝國陸軍の 遼陽一部占領 を祝する東鉄の花電車が第一号です。もちろん古来の慣習とはいえません。

(平民新聞は既に日本人の間に嫌韓論や差別意識が蔓延していることを指摘していますから、それも日本の古くからの伝統文化だというのか、何をかいわんや、です。)
Q 大漁旗は旭日の意匠の一部が使われています。古くからの民間の風俗ではないでしょうか?
A 漁船にも使える化学染料が必要で、江戸時代にはありませんでした。
(民俗学者・野口武徳「一般漁民の小型船では 近代に至るまで
、櫓漕(ろこ)ぎや莚製の帆が大勢を占め、航行も沿岸に限られたため 船印の伝統はなかった
。」日本大百科全書 船印の項)
Q 昔から祝い事のための旗すなわち祝い旗があったそうですが?
A 漁船は無線機を積むようになり、冷蔵技術も普及したので、大漁旗は儀礼的な装飾品になりました。加えて、漁業の衰退が重なり、製造元が生き残るために漁業以外のための新商品を開発、販売しています。「祝い旗」は辞典にも無い業界内の新語です。元来は「船祝い」または「船魂節句」という古来の新年行事に新たに使われるようになった大漁旗でしょう。

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