8 月4日(火)
昭和萬葉集(巻十四)(441)和三十五年~三十八年の作品)
講談社発行(昭和 55 年)
Ⅵ(12)
くさぐさの歌(12)
女心(3)
森重香代子
吾の身はしだいに蒼く痩せ細り雪降る山の 山姥 となれ
伊藤貞子
人が皆ただに耐へよと我に言ふ耐ふるとふ言葉の意味知りますや
石野すゑ子
ひたむきに子を守る猿の厳しき目人間吾も持つ獣の眼
河村崎陽子
神に 倚 りて心明るしといふ便り この人もまた吾より去らむ
(つづく)
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