楽しく ひまつぶし Labo

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2024.05.14
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テーマ: THE BEATLES(16)
カテゴリ: 映画
せっかく「Disney +」に加入したので、ここでしか見られない映画を観まくっています。

先日「ザ・ビートルズ LET IT BE」を観たので、2021年11月に観てからご無沙汰していた「GET BACK」に再会してみることにしました。



2021年11月には25・26・27日の3日間に分けて公開開始された3部作で、2時間37分・2時間54分・2時間19分という全部で約8時間の大作です。覚悟を決めて視聴開始です。

実はこの作品は、映画「レット・イット・ビー」公開50周年に向けてのプロジェクトの一環として検討していた規格に、ピーター・ジャクソン監督が名乗りを上げて実現したもののようですね。当初は「レット・イット・ビー」の修復版の公開も同時に企画されていたようですが、それがやっと2024年5月に実現したことになりますね。

映画「GET BACK」はコロナ禍の影響を受けて、公開時期の延期や公開方法をネット配信に変更したりでファンをやきもきさせましたが、最終的に約8時間という膨大な映像資料をファンに提供することになって嬉しい結果になりました。



映画の内容は基本的には「LET IT BE」と同じなのですが、あまりに説明不足で意味の良くわからなかった「LET IT BE」とは異なり、それ以前の映像や写真・新聞雑誌の記事などを使って丁寧に状況やシチュエーションを教えてくれます。又字幕もしっかりと入っていて登場する人物や演奏している曲もわかるようにしてくれています。その時のスタジオの雰囲気やメンバーの感情がよく見えます。

「LET IT BE」ではメンバーの関係性やチームワークに不安を感じるような映像になっていましたが、「GET BACK」は全くその逆の印象を感じます。なんて仲良しのグループなんだろうと素直に感じます。場面によっては、ジョージとポールの言い争いやジョージの脱退騒動などもありますが、これくらいのことはこの天才集団に無い方がおかしいとも思ってしまいます。

1969年1月2日から31までの1か月間、毎日顔を突き合わせてひたすらみんなで曲作りをしていく彼らの姿は信頼する仲間同士の姿にほかなりません。
彼らにとって辛い状況もたくさんあるのですが、笑顔があふれています。心から音楽を愛する人達の姿を観てうれしくなります。


観ているだけで幸せになります。

「LET IT BE」では最後の「ルーフトップ・コンサート」が一番の目玉だったのですが、「GET BACK」では、私にとっては、曲の製作過程が一番楽しめた場面でした、特に「Part2」のアップル・スタジオに移ってからの和やかに進むリハーサルや、第5のビートルズ「ビリー・プレストン」が参加してからのスタジオの雰囲気など最高に感動しました。

今回2年半ぶりに観返したことで、何回も繰り返し観たい映画になりました。

そんなこんなで、色々とネットで資料を検索していたところ、雑誌「MUSIC LIFE」の「ゲット・バック・プロジェクトの全貌」というムックが目に留まりました。



さっそく購入してみると、このプロジェクトについての資料が満載で読み応え充分、さすが老舗の「MUSIC LIFE」です。ビートルズ・ファンなら持っていたい一冊という感じです。まだ全部は読んでいないので、今からじっくり読んでみたいと思います。


MUSIC LIFE ザ・ビートルズ ゲット・バック・プロジェクトの全貌 (SHINKO MUSIC MOOK)





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最終更新日  2024.05.14 11:55:02
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