楽しく ひまつぶし Labo

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2024.08.17
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カテゴリ: 映画
パリオリンピック卓球メダリストの早田ひなさんの発言で話題になっている「特攻隊」ですが、その特攻隊員との恋を描いた「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」を1週間ほど前に観ました(早田さんの発言前です)。

テレビの Amazon Prime Video のCMで「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」が流れていたので、内容も知らないまま久々に映画を観てみようと思い、前提知識のない状態で観てみました。

女子高校生の百合が母親とケンカした後、家を飛び出して近くの防空壕後で一夜を過ごし、翌朝目覚めると終戦間近の過去の日本にタイムスリップしていたという話です。
軍の指定食堂で働くことになった百合は、そこに食事にくる特攻隊員たちと親しくなり、その中の彰に恋心を抱くようになり、お互いに惹かれあう仲になっていきます。
そして、いよいよ彼ら特攻隊員たちの出撃の日が迫ってきます。


よくあるタイムスリップ物ですし、よくある戦争物でもありますが、とても丁寧に描かれている人物とその感情表現が素晴らしく最後までグイグイと引き込まれて見てしまいました。
また、登場する小道具・大道具・セットの建物など、とても良く時代を表していて映画を盛り上げていました。

SFとか戦争映画とは違う良質の青春映画になっているのに好感が持てましたし、戦争中の若者はこんな暮らしをして、こんな考え方をしていたんだと考えさせられる点も多くありました。実際にはもっと厳しい生活であったろうとは思いますが、この映画を観た若い人たちにはきっと今の時代に生まれた幸せを感じるのではないでしょうか。

早田さんの発言を聞いた時「ひょっとしたら早田さん、この映画を観たんじゃないの?」と思ってしまいました。


小説の方も涙腺崩壊だそうですので、機会を見て読んでみようと思います。


あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 (スターツ出版文庫) [ 汐見夏衛 ]





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最終更新日  2024.08.17 11:05:31
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